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頂稜に出た後は,山頂をめざします。お鉢を時計回りに回る方法とその逆がありますが,今回は近そうな反時計回りでいきます。案内板には(岩場)と書いてありました。よく見ると,普通の登山者は時計回りを選択しているようです。私も過去の記憶で,結構危ない所を歩いた覚えがありました。いざ歩いて見ると,やはり手足をフルに使って行動する場面が続出でした。最も,若いカップルともすれ違ったので,慎重に行動すれば危険というわけでもありませんが。行動しながら,徐々に山頂が近づいてきます。近づいても,手を使わないと動けませんが。そして,ようやく山頂に着きました!お鉢方面は写真のように晴れていましたが,肝心の下の景色は雲が迫っていて何も見えませんでした。ここで,行動食を摂ります。下山は,反対方向へ進みます。予想通り,手をつかうような所はありません。でも,お鉢は一周しないと登った気がしませんよ。切り立った崖が続く箇所です。左に山頂が見えます。こちら側はハイキング気分で歩けます。ここの噴火口は,父釜・母釜・小釜と3つあるんですよ。登ってみないと分からないものですね。比羅夫コースとの分岐から,旧小屋方面へ向かいます。両側に噴火口が見えるその間を歩くのです。お花畑を過ぎると旧小屋跡です。高校時代に登ったときは,今の小屋の場所に古いものが建っていたので,こちらは相当昔の小屋跡でしょう。さあ,ここから下山です。昨年来からの腹痛が再発して,下山は苦しいものになりました。早くトイレにたどり着こうとの一心でしたが,スピードを上げるわけにもいかず,できるだけ休憩を少なくしてがんばりました。こうなると,合目表示が恨めしくなります。最後の1合目を過ぎた後の急坂を降りると,あっという間に登山口になりました。その後は,真狩温泉に入り,野球中継をおかずに長距離運転で旭川に帰りました。ついたのは9時半頃でした。
2017.07.31
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この週末,お休みをもらって羅臼岳に行こうと思っていたのですが,あいにく雨の予報でした。仕方なく,天気の良さそうな後方羊蹄山に行くことにしました。この山,高2の秋に登って以来35年ぶりになります。あの時は,比羅夫から登ったのですが,今回は真狩コースで登ることにしました。前日に真狩入りしたのですが,それにしてもここのキャンプ場は高いですね。維持費とテント1張で1200円ですよ。施設はあたらしいだけど,それ以上のアドバンテージは感じられません。ただ,金曜日に泊まったので,比較的空いていたのは良かったかな。前日は,雨の中を走ってきたのですが,早朝はご覧の通りの晴天。山頂もきれいに見えています。5時過ぎに出発です。所々に,こんな標識があって一応の目安にはなるのですが,登っているとそれが待ち遠しくなってしまいます。また,道北の山と違って,登る人も多そうですね。一応,3合目ごとに休むことにします。でも,この間隔おかしいですよ。4合目がやけに遠いんです。1,2が短かっただけに,なおさら遠く感じました。おかげで,3合目まで1時間で登ったのに,次の6合目は1時間半くらいかかりましたよ。途中,木の間越しに尻別岳が見えてきました。今日は周りの景色が見えるでしょうか?6合目あたりから,景色が広がり出します。洞爺湖が見えますね。その向こうは太平洋でしょう。休みながらエネルギーの補給もしっかりしているので,脚の方も元気です。8合目を過ぎると,道はトラバースしてお花畑が現れます。イワブクロがあちこちに咲いています。9合目を過ぎると,避難小屋が見えました。コースから外れているので寄りませんでしたが,新しい小屋です。9合目のちょっと上にある見晴らしの良い尾根で休憩。ここから真狩方面を見てみると…泊まったキャンプ場がみえました。よくわかりませんが,写真には自分のテントが写っていました。ここからひと登りで,頂稜に出ました。ここから山頂が見えますが,まだまだ時間がかかります。
2017.07.30
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実は,冬頃から「おかしいな?」と感じていたのです。車の水温計があまり上がらなくなっていたのです。普通なら通勤で帰宅するときに,市内に入ったら半分くらいになっているはずの針が4分の1くらいしか上がっていないのです。特に他に不具合もないので,放っておいたのですが。先週の点検の時に思い出して見てもらいました。この時は,時間が無いということで,今日になってしまいました。朝,引き取りに来てもらって,昼に連絡が来ました。「サーモスタットの故障です。1万2千円になります。」とのこと。痛い出費ですが,故障なら仕方ありません。夕方,修理の終わった車が帰ってきました。そこで,サーモスタットについて調べてみたんですが,放っておいたらとんでもないことになっていたかもしれないことに気付きました。私の場合は,運良くサーモが開いた状態になっていたようです。エンジン始動直後の冷たい冷却水が,ラジエーターに流れていってあまり温度が上がらなかったのでしょう。オーバークールだったんですね。これが逆に閉じていたら,エンジン内で水が沸騰してオーバーヒートを起こしてしまうのです。オーバーヒートさせてしまうと,10万ほどかかるそうです。開いて壊れるか,閉じて壊れるかは,まさしく運です。普段1日60キロ以上を走るので,何かあったら一大事です。車の状態も,気を付けていないと行けませんね。夏休みも色々と計画しているので,本当に助かりました。
2017.07.23
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今回は,前任校の同僚の方々との登山。したがって,2時間ちょっとで登れる初級者向きの山を選びました。行き先は白滝村の平山。午前6時に東旭川駅に集合し,白滝村に向けて出発。2時間後に登山口を出発しました。30度を超す予報が出ていますが,山の中は木陰と川のせせらぎの音でやや涼しげです。さらにこんな滝が見られると,さらに涼しさアップです。行雲の滝。参加した先生方の体力に無理がないよう,ゆっくりゆっくり歩きます。さらに登っていくと,冷涼の滝が見えてきます。間近に見える滝の音は,なかなか迫力があります。1時間ほどの間に何度も休み,エネルギーを補給します。特に暑い日は水分の補給は欠かせません。滝の上流は,雪渓が残っています。ヤチブキとのコントラストが美しくて,みんな感動していました。山の初心者には難関の雪渓を登ると,景色が開けてきます。武利岳や武華山も見えますね。今回,私はジップロックを持参して,その中にノンアルビールとここの残雪を入れておきました。そして2時間ちょっとでようやく稜線に到着しました。稜線上は,まさかの強風でした。今まで暑くて汗をかきかき登っていたのですが,一気に汗が引っ込みます。稜線上には,駒草も咲いていましたよ。でも,高山植物は思ったより少なくて,ちょっとがっかりでした。緩やかな坂を登っていくと,やっと山頂着です。ニセイカがはっきりと見えています。迫力があってかっこいいけれど,ニセイカ本峰は中央の丸いところです。大雪山を見ながらの昼食。ノンアルビールはキンキンに冷えていました。ここで,半年前に買っていたカップラーメンをようやく食べることができました。どうも,山頂でお湯を沸かすのが面倒で,これまでは持って行っても食べないで持ち帰っていたのです。参加された先生方も,雄大な景色とおいしいお昼ごはんで元気になっていました。下山も暑かったのですが,木陰や滝の涼しい風で大分癒やされました。普段は1人で登ることが多いのですが,気の置けない人たちと登る山もよいものです。楽しい1日でした。
2017.07.09
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5月下旬から週末は天候不順が続いています。晴れて山に行けたのは,6月17,18日のみ。そして,今週も予報は雨。半分あきらめていました。ところが,昨日予報を見てみると,土曜日は晴れる可能性が出てきたのです。そこで,急遽山に行くことにしました。ところが,金曜日はお付き合いで帰りが遅くなってしまったのです。当然,出発は遅くなりました。今回の行き先は,三国山。この山頂の手前のピークに「北海道大分水点」というものがあって,それに興味を引かれたのです。日本で唯一3つの川へ流れる分水点。それがここなのです。本州では,大抵日本海と太平洋に流れますよね。しかし,この点はオホーツク海にも流れるのです。ぜひ,その地を踏んでみたいということで,出発しました。出発地点は,上川と十勝を結ぶ三国峠のトンネル。上川側の左側から入山です。大きなフキの道を進むと,こんな案内板がありました。踏み跡程度だと聞いていますが,標識があるのは心強いです。道は,沢沿いの登山道ですが,所々で沢を渡ります。靴を濡らすほどではありません。ただ,石が苔むしていて滑りやすいのが注意です。やがて,沢自体が登山道になったりしますので,周りをキョロキョロしながらルートを見失わないように歩きましょう。やがて道は二股に分かれ,右側を登っていきます。最後の雪渓を越えると沢は涸れました。夏場は,もっと水量が減るのでしょうね。この辺から急登になって,稜線が近くなったことを感じます。稜線が見えているのにトラバース気味に進むので,ちょっとイライラしますが…やっと稜線に出ました!今一つ曇っていたので,展望はないと思っていましたが,三国山は見えました。ここから笹藪がひどくなります。岩をトラバースし,ひと登りで到着です!登ってみて,なるほど三方向に分かれていることがわかります。こちらへ行ったら太平洋,こっちは日本海,そしてこっちはオホーツク海。そんなことを確かめて,お隣の三国山へ行きます。思ったよりも高度を落とすことなく,稜線を進みます。が,藪がひどいのです。「北海道の夏山ガイド」で登り2時間ほどなのに,中級者向きとなっているわけがわかりました。ひっかき傷を作りながらようやく山頂に着きました。遠くの山は曇っていて見えませんが,クマネシリ山塊や武華山,音更・石狩,ニペソツなど主要な山はかろうじて見ることができます。 ユニ石狩(手前)の後ろに音更と石狩が見えます 十勝側の樹林帯(ここに住んでいるのは,1家族のみ!)もうちょっとはっきりと見えると良いのでしょうが,贅沢は言えません。下手したら,雲しか見えないと思っていたのですから。山頂で,昨日もらったセブンイレブンのおにぎりを食べ,下山にかかりました。大分水点で,音更から来た方としばし山の話をして楽しんだ後,トンネル入口まで一気に降りました。体力的には,それほどではありませんが,ある程度山慣れした人でないと,疲れる山ですね。今度は,冬にも来てみたいな,と思いました。
2017.07.01
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