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漢字を分解していくと、本来の意味が見えてくる「漢字破字法」

漢字というのは、おもしろいもので、組み合わせによって、いくつもの意味を表すことができたり、一字で、いくつかの象徴が込められていたりします。

考えてみれば、非常に便利なものであるのですが、逆に言えば、いくつもの象徴が組み込まれている「漢字」を作り上げた集団というのは、本当にすごいな、と思います。


今回は、漢字破字法で「船」というを見ると、何が見えてくるのか、紹介してみたいと思います。


★旧約聖書に記された「ノアの大洪水」伝説★

「船」という字をみるのに、なぜ旧約聖書を持ち出すのか?

それは、漢字の起源は、「中近東」にある可能性があり、「中近東」では、「聖書」発祥の地でもあるからです。

そして、漢字を見ていくと、「聖書」との関連が見られるものがあります。

ということは、「漢字」を作った集団と「聖書」を作った集団も、同じか、同じではないにしても、同じ思想観なり、宗教観を持っていた可能性も、ある、ということになります。



聖書の神話などで、「船」をイメージするものといえば、紛れもなく、筆頭に上がってくるのが「ノアの箱舟」の伝説でしょう。

「ノアの箱舟」伝説については、聖書を知らない方でも、知っている方が多いと思いますが、今回、どういう出来事であったのかを、簡単に紹介したいと思います。


★神から唯一預言を授かった「ノア」★

禁断の実を食べたがために、エデンの園を追われたアダムとエバ。
アダムの子孫は、急激に増えていきますが、物質文明を築いて、欲望と快楽にふけったため、世の中は乱れていきます。

そんななか、ノアは神の言葉に忠実に従い、家族にも周りの人々にも、愛情を注ぎ、正しい人生を送っていました。

神は地上に人を作ったことを後悔し、心をひどく痛められます。
ある日信心深いノアに打ち明けます。
「私は洪水を起こして、人を始め、家畜、這うもの、空の鳥までも、地のおもてから滅ぼす。お前は、これから起こる洪水にも壊れない、大きな箱舟をつくりなさい。」

神は洪水に耐えられる箱舟の作り方をノアに教えます。丈夫な木材を使いタールを塗って、内側も外側も、防水を施すというものです。

さらに神は、ノアの家族とともに、すべての種類の動物のオスとメスを一うつがいずつ入れるように、また鳥は種族を保存するだけでなく、いけにえ用に七つがいをいれるように、また12か月分の食料も積むようにと命じます。


神が箱舟の蓋を閉じられると、その直後から、大雨が降り始め、止むことがありませんでした。


★40日40夜続いた世界的大雨★

川の水かさが見る見るうちに増して、堤防は壊れ、人家が押し流されました。

豪雨は40日40夜絶えることがありませんでした。
丘も山もすっかり水で覆われてしまい、人々も家畜もはうものも、空の鳥たちもすべて濁流に飲み込まれました。

この洪水で生き残ったのは、箱舟の中にいたノアの家族と動物たちだけでした。

ノアは箱舟の窓を開けて、烏や鳩を飛ばしてみたが、鳥たちは止まるところを見つけられずに戻ってきます。
1週間後に再び鳩を飛ばしてみると、鳩はオリーブの葉をくわえて戻ってきました。水が引いて新たに植物が芽吹いた証拠です。
さらに1週間後に放った鳩は、とうとう戻ってきませんでした。
鳩は地上に住む場所を見つけました。

日本では、鳩と言えば、平和の象徴とされますが、それは、この「聖書」のノアの大洪水伝説から来ていると、言えるのかもしれません。
戦後、国鉄は、平和を記念する意味も含めて、特急列車に「ハト」と名付けています。

話を戻します。

生き残った、ノアの3人の息子たちである、「セム」、「ヤペテ」、「ハム」の子孫が、全世界へ広がっていく事になります。
こうして、再び、人類の新たな歴史が、始まりました。

以上が「ノアの大洪水」の概要です。


<後編>で、「ノアの大洪水」と「船」との関わりについて、見ていきたいと思います。

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                             <後編へ続く>






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Last updated  May 6, 2005 01:15:38 AM
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