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<第十四幕>「宣託」の続き。


前回は、宇佐八幡宮の「ご宣託」について、見てみました。

今度は、 「応神天皇」 と思い、みていると…。

やばい …です、これは。(言葉が悪くてごめんなさい。)

はっきり言って、「応神天皇」は、みていくといろいろとありすぎて、これは、やばい、と。(^^;
日本建国において、かなり重要な位置をしめている、とてつもない人物に見えてきました。
入り込むと、抜け出せなくなりそうです。

「宇佐八幡」「応神天皇」 「神功(じんぐう)皇后」 …。

やっぱり、 やばい …です!(^^;

うーむ…。
このあたりは、また別の機会に、改めて、見ることにしたほうがいいかもしれません。

前回、「応神天皇」と予告しましたが、その前に、その母親の軌跡に触れておいたほうが良いと思いました。

そこで、今回は「応神天皇」の母親とされる 「神功皇后」 について、概要を さらっ…と(^^; 、見ていきたいと思います。

第十五幕なので、第十五代「応神天皇」にしておいたら、ぴったりだったのにと、今、気がつき、こりゃ、しまったな、と思いましたが、後の祭りです…。

でも、なかには、第十五代「神功皇后」となって、第十六代に「応神天皇」としているのもあって、少し「シンクロ」しているかな、と思ったり。



本題へいきましょう!


★「応神天皇」の母親「神功皇后」★

後の第十五代、応神(おうじん)天皇の母となる、「神功(じんぐう)皇后」
彼女は「息長帯比売命(おきながたらしめのみこと)」といい、夫は、第十四代、仲哀(ちゅうあい)天皇です。

「宇佐八幡宮」では、第三殿で祭神として祀られています。


インターネットや『日本の神様読み解き事典』(柏書房)を参考に、紹介してみます。


★「三韓征伐」伝承★

夫の仲哀天皇が、九州南部に住む朝廷に反抗的な豪族、熊襲(くまそ)族を討とうとしたとき、神功皇后が神懸かりして占います。
すると、神は「西方に金銀財宝の豊かな国がある。その国を与えよう」と託宣しました。
ところが仲哀天皇は、託宣を信じなかったため、神の怒りに触れて、その祟りで、急死してしまいます。

天皇を葬ったあとに、神功皇后が再び神意を問うと、「この国は皇后の御腹に宿る御子が治めるべし」という託宣がありました。

さらに託宣する神の名を問うと、「神託は天照大神(あまてらすおおみかみ)の意志であり、それを伝えることを命じられた住吉(すみよし)の三前(みまえの)大神である」と告げられます。

さらに、「わが御魂(みたま)(=住吉三神)を軍船の上に勧請(かんじょう)して祀り、木の灰をひさごに入れ、箸と皿を数多く伴って、大海に散らして浮かべるが良い」との神示がありました。

こうして神意に従って、神功皇后は、住吉三神を守り神とし、軍船を整えて、新羅の国に遠征します。
新羅王は恐れて、永久に服従を誓ったので、皇后は、朝貢を命じて、御杖を新羅王の門に突き立てて凱旋された、とあります。

以上の出来事が、「三韓征伐」伝承として、「記紀」にあります。


★鎮懐石伝承★

また、神功皇后が、後の応神天皇を生む時の、「異常出産」のエピソードも有名です。
それは「鎮懐石伝承」として語られています。

伝承では、新羅遠征中に、お腹の子が産まれそうになります。
そこで、皇后は卵形の美しい石を2個、腰のところにつけて、出産を送らせることを願います。
この願いが聞き届けられたのか、筑紫国に凱旋してから、無事に、「品蛇和気命(ほむだわけのみこと)」または、「誉田別尊(ほむたのわけのみこと)」、すなわち後の「応神天皇」を、出産したとあります。


★異常出産で生まれた「神の子」★

神功皇后の出産に関しては、いわば、「呪術的方法」で出産をコントロールしたわけですが、これによって妊娠から出産まで、何と15カ月もかかっています。
普通は十月十日ですから、これは確かに異常です。
しかし、この「異常さ」こそが、逆に「神の力」を示すものである、と指摘されています。
また、この15ヶ月というのを「象徴」とみれば、かなり意味深な数理であると、思いました。

いずれにせよ、「神功皇后」と「応神天皇」の神威の大きさを示す、象徴的なエピソードです。


★玉依姫伝承★

また、神の子を産むということから、神功皇后は「玉依姫(たまよりひめ)」とも共通する性格を持っていると指摘されています。
実際に、古い記録には神功皇后を「玉依姫」と記しているものもあるそうです。

玉依姫といえば、賀茂の玉依姫の「丹塗り矢」の処女懐妊伝承もあり、「玉依姫神(たまよりひめのかみ)は、下鴨神社の御祭神として、祀られています。

玉依姫(たまよりひ)とは「玉(=霊・魂)宿る姫」といった見方もできることから、「神懸り」した「巫女(みこ)」のイメージがあります。

これは、神功皇后に比肩されますし、同時に、巫女、シャーマンと言えば、古代において、この人物を思い浮かべないわけにはいきません。

そう…

邪馬台国の女王 「卑弥呼」 その人です!

ここから、神功皇后と卑弥呼を同一視する説もあるそうです。

また、そうなってくると、邪馬台国についてもクローズアップされるわけで、神功皇后の祀られている「宇佐八幡宮」こそが、「邪馬台国」のあった地である、という説もあるそうです。
朝日6844様 、「宇佐」と「邪馬台国」のご指摘ありがとうございます。)

また、神功皇后は「聖母神的性格」も指摘されていますが、玉依姫の「処女懐妊」
なども考え合わせると、聖母マリアとイエスキリストとも、比較したくなります。

となると、「応神天皇」と「イエスキリスト」との関連も見てみたくなりますが、これは、少し飛躍しすぎで、先走りすぎたようです…。

ともかく、「神功皇后」についての伝承は、「仲哀天皇の死」「皇后の神懸り」「皇后の懐妊」「新羅遠征」などなど、「かなり作為性の濃い」ものである、と指摘されています。

「作為性が濃い」のだとしたら、これは、「記紀」の編纂者が、意図して組み込んだ、重要な象徴である、と言えるような気がします。

「記紀」はいくつもの象徴で彩られ、二重三重に象徴を組み込むのは、当たり前という感さえありますので、「神功皇后」の伝承は、見ていくと深そうです。

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何だか、最後は、神功皇后のいくつものイメージのように、まとまりがなくなってしまいましたが、次回、「異常出産」で生まれた「神の子」応神天皇について、さらっ…と(見れるかどうか…)、ともかく、見てみたいと思います。(^^;








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Last updated  May 26, 2005 02:14:26 AM
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