November 12, 2010
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士別からの出場者はS原といい、高校生の時には全国大会に出場したことはありませんでしたが、社会人になり力をつけました。

彼が力をつけた第1の要因は、士別高校2年の時に北海道ジュニア優勝、3年生の時にインターハイ全道優勝をして、中京大学に進み大学3位になったF川先輩とダブルスを組み、北海道社会人選手権で2位になった事がきっかけでした。(F川先輩は、今は埼玉在住ですが、今年のマスターズにも厳しい埼玉県を勝ち抜き出場します。)

その後シングルスでの初代表は…あの麻生呑み会の“道工OB”のYさんとの代表決定戦を制しての初代表だったと聞いており、今でもS原は一緒に呑むと…

「いやぁ~あの時はラッキーだったっす。まさかYさんに勝てるとは思ってませんでしたから。あ~はっはっはっはっ~」と、バカ笑いをしております。

一方のYさんは…
「組合せ見てS原…誰?こりゃ~ラッキー!」と、ベンチに入ったインテリアササキの“社長”と、話していたそうです。

試合が始まると…やはりYさんが1ゲームを簡単に取り、ベンチで「いやぁ~楽勝ですよ~」と、二人で話していたそうです。

ところが、なんと次のゲームから開き直ったS原がフォアハンドドライブを打ちまくり試合が終わってみると…S原が逆転勝利で見事全国代表をゲットしたそうです。

Yさんと呑むと時々その話になりますが、この二人が一緒に呑む事があれば“楽しい”呑み会になると思いますので、近いうちに何とかわたくしがその機会を作るために汗をかこうと思っております。

しばらく前からS原はマスターズのためにプレハブ練習場に数回訪れており拓蒼と練習と試合をしておりますが、一昨日は拓蒼が勝ち、昨日はS原が勝ったそうです。

S原も「拓蒼は中1なのに強いなぁ~だって“バックハンド振る”もんなぁ~」

ですって…そうですね~YさんもS原もわたくしと同年代ですが、その当時は、バックはショートだけで、オールフォアで動き回る卓球が主流でしたから、同年代は今の卓球を見ると皆さん同じような反応を致します。

また、岩見沢から出場するK藤さんは運動能力が高くスキーも指導員の上の資格を持っているくらい運動能力が高いのに、なぜか高校時代バックはアンチだったそうです。

試合では俊足を生かして高速で動き回ってフォアハンドを打っていましたが、弱点のバックを攻められた時には…

歯を食いしばって上半身をのけぞらしながら…「ポコッ」とアンチで返球してネットミスを繰り返していたそうです。

ですから、当然高校時代には多くの試合が無惨な負け試合となってしまったそうです。
(話を聞いた時には笑うしかありませんでした。)

カットマンだって苫駒の厚谷君の消費税分だって攻撃なんてしなかったですよ、先日の日本リーグ札幌大会の時に高校時代のわたくしを指導してくれ、今は恵庭在住で柏クラブを指導しているN田さんとお会いした時に…

「おい熊、昔はカットマンが守るのが仕事、打つなんて二の次だったからお前にもそう教えたよな、今じゃ考えられんな~」と、孫であるシチズンの並木選手のお子さんを連れて歩きながらしみじみおっしゃいましたので…

「ええそうですね、わたくしが試合で反撃してせっかく得点してもN先輩は“打つな~このアホー”と、ベンチに戻った時に随分怒りましたよ」と、言うと…

「まぁ…そんな時代だったのさ、許せ」と、笑っておりました。

最近は、元全国選手の方々が、試合会場でお子さんの試合を応援する姿をよく見かけるようになりました。いつもお会いするので顔見知りになり、横に座ったりしてお話しをしたりするのですが…選手としての最高成績が北海道大会3回戦のわたくしは、この方々と並ぶのは肩身が狭いと感じたりしております。
だってその中には、北海道大会で私を0点でボロボロにした方もおりますから、思い出すだけで赤面するのですが、お話しをしてみると、その名選手はまったく記憶にないと“笑いながら”おっしゃって下さいますので、肩身が狭いとか何とか言いながらも、ずうずうしく名選手の皆さんと楽しくお話しさせて頂いております。

明日からの全日本選手権マスターズの部での選手の皆さんのご健闘をお祈り致します。





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Last updated  November 12, 2010 12:58:10 PM


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