2011年10月31日
カテゴリ： 夜の部
ことしで2回目のくじら祭りが先週の木～土曜にかけて開催された。
全市的な祭りではなく、今年は22軒の居酒屋が協賛して行われた小規模なイベントだ。 それでも去年の倍ほどの店が参加している。
現在釧路では調査捕鯨が実施されている。
昔から釧路で食べられていたクジラ料理を通しての町おこしの意味も込めての開催らしい。
いつもの「気っ風」で例の徘徊オッサンと待ち合わせ、とりあえずビールを飲みながら、どこへ繰り出そうか悩む。
料理は各店が工夫した創作クジラ料理で、一律500円となっている。 クジラ肉はくじら協議会の用意したものを使用する。
どこへ行ってみようか。 最低5軒は廻りたいかな。
席とっておいてよと頼み、いざ出陣！
まずはクジラ汁は外せないので、焼鳥居酒屋「串炉家」へ行ってみる。
くじら祭りの一品だけ食べに来たんだけど、良いですか？と聞いてみる。
ここはお通し自体が祭り協賛のクジラ料理になっているとのこと。
何も飲まないわけにいかないので、日本酒の1合瓶をたのむ
クジラ汁といっても、肉ではなく、黒い皮の付いた塩クジラの脂身（本皮）を使った汁のことだ。
いやぁ～これ、ウマイです！ けっこうタップリ脂身が入っている！ かなり懐かしい感じの味かな。
奥に見える冷蔵庫に良い感じの日本酒が置いてあるが、基本は焼鳥の店だけあって、本格焼酎も充実しているようだ。
さっきハツやレーバーを焼いていたが、とても新鮮そうなモツで美味そうだった！
最近はどこの店も自粛しているようだが、なんとレバ刺しをやっていた！
よほどモツの仕入れに自信があるのだろう。 レバー好きのオッサンすかさずたのむ
ショウガ醤油とごま油に塩の2種類で食べる。 いやぁ～久々にうまいレバーを食べました！
常連らしいお客さんが数人楽しそうに焼鳥を食べながら焼酎を飲んでいた。 羨ましいけど、次の店へ行かなければ・・
2軒目。 ここも始めての「のら」へ行ってみる
協賛店には「鯨 くしろ」のノボリが立ててある
お通しはサンマのシソ巻き。 これ、ウマイです！
高知県の酒、司牡丹の「船中八策」があったのでたのむ。
品の良い女将さんと、若いお姉さんで切り盛りしている。 居心地も良さそうだ。
ここは、くじらのタタキ。 マグロのズケみたいに味がしみ込んでいるので、そのまま食べる。
これもいい感じです！ 野菜がたくさん付いているのもうれしい。
ちょっとワインに合わせてみたい感じがするかな。
ちょっと気持ちがグラっときてしまいそうな、晩酌セット2000円。
それにしても1日、2名様限定とは！？・・
3軒目。 有名な「しらかば」へ行ってみる。 しばらくここに来てないなぁ～・・
ここは、けっこうテレビや雑誌に出ている有名店。 皇室の方も来たことがある店だ！（写真が飾ってあった）
お通し。 いやぁ～、お通しが絶品だ！ 鮭の氷頭なます（ひず）と牡蠣豆腐。
氷頭なますは鮭の頭の部分の軟骨。
氷頭はしっとりとしながらも、コリっとした食感でとてもウマイ。（よく彩りにイクラを乗せるがここは乗っていない）ほんとうは日本酒に合わせたいかな。
そしてこの牡蠣豆腐。 これは美味かったです！ プリプリの牡蠣に、この出汁が何ともいえなく深くていい感じだ。もちろん豆腐も豆の風味がある本物だ！
ここは、ハイカラ生姜焼き
くじら料理の定番は刺身、竜田揚げ、そして生姜焼きだが、ここのは洋風っぽく？野菜が乗っているところがハイカラだ。
これもほんとウマイです！
一品だけでコメンネってお勘定したら、なんもだよって、サービスのミニトマトが出てきた。 これがまたいいんです。
ここは年配のお母さんが3人で切り盛りしている。
料理も美味いし、アットホームな感じだし、ほんとうにいい店だと思います。
4軒目。 先日クジラの尾の身を食べた「鴨とり権兵衛」
きょうは宴会が入っていてかなり込んでいた！
ここは串カツレツ
一品しか食べないのに、つい燗酒の大（2合）をたのんでしまう・・
日本酒よりビールに合わせたい感じだ。 もちろんこれもウマイです。
お腹いっぱいになってしまったので、出発点の「気っ風」に戻る。
そういえばきょうは、片割れのオッサンがまた標津町川北の「山本商店」から白ワインを買って持ち込んでいた。
ほんとうはこの店はクジラのカルパッチョなのだが、なんとなくノーマルの刺身にしてもらう。
ドイツの2000円ちょとのワインだがけっこういける！
しかしクジラも色々な食べ方があるものだ！ ほんとうは２回くらいに分けて１０軒ほど廻ってみたかったかな。
これ全市的なイベントにするのは大変だろうけど、もう少し協賛店を増やして、もうちょっとメジャーなお祭りにしたら面白いかも。
ちなみに去年おじさんは１等賞のクジラ肉が当りました。 今年はベーコンあたらないかなぁ
８時半頃、知らないスナックのママさんがビカビカに活きの良いイカを持ってきた！
イカの漁師さんがイカを持ってきたのでおすそ分けとのことだ。後で本人がご飯を食べに来るらしい。
さっきまで生きていたようで、耳のあたりを突っつくと、まだ色が変わるほど活きが良い！
これはスルメイカだ。 内地の高級すし店ではまず出ないと思うが、こちらではイカといえばスルメイカのことだ（こちらではマイカと呼ぶ）
スルメイカはよく塩辛にするが、ワタの量がかなり多い！
外したワタ。 薄い膜が怪しく光る
新鮮なワタは驚くほどしっかりしていて、輪切りにしても溶けてくずれないんです！
さっそく刺身に切ってもらう。 胴に対して並行に切るか直角（輪切り方向）に切るかで固さや味が全然変わります。 直角のほうが固い。
身が透き通っているのが分るだろうか！
新鮮なコリコリしたのが好きだという人と、一日たってネットリと甘みが出たほうが好きな人がいる。 まぁ、好みの問題ですね。
さすがにこの時期のイカはちょっと固いが、コリコリと良い感じだ。ワインにもグッド
奥は普通の生姜醤油、手前がさっきのワタ。 イカゴロだ
せっかく新鮮なイカなのでイカゴロと合えて食べると、グッとコクが出てウマイ！
漁師さんがスナックの彼女と同伴でやってきたので、ご馳走様とお礼をいう。
いやぁ～、きょうはクジラとイカで大満足です！
ママのお友達が女子会をやっていた。 かなり元気の良い人たちだ！
一応載せておきますネ。
これは去年のもの。 旗と気っ風の看板以外はさっぱりだ・・
まぁ、この後は例によって２軒ほどスナックのハシゴで帰りました。
全市的な祭りではなく、今年は22軒の居酒屋が協賛して行われた小規模なイベントだ。 それでも去年の倍ほどの店が参加している。
現在釧路では調査捕鯨が実施されている。
昔から釧路で食べられていたクジラ料理を通しての町おこしの意味も込めての開催らしい。
いつもの「気っ風」で例の徘徊オッサンと待ち合わせ、とりあえずビールを飲みながら、どこへ繰り出そうか悩む。
料理は各店が工夫した創作クジラ料理で、一律500円となっている。 クジラ肉はくじら協議会の用意したものを使用する。
どこへ行ってみようか。 最低5軒は廻りたいかな。
席とっておいてよと頼み、いざ出陣！
まずはクジラ汁は外せないので、焼鳥居酒屋「串炉家」へ行ってみる。
くじら祭りの一品だけ食べに来たんだけど、良いですか？と聞いてみる。
ここはお通し自体が祭り協賛のクジラ料理になっているとのこと。
何も飲まないわけにいかないので、日本酒の1合瓶をたのむ
クジラ汁といっても、肉ではなく、黒い皮の付いた塩クジラの脂身（本皮）を使った汁のことだ。
いやぁ～これ、ウマイです！ けっこうタップリ脂身が入っている！ かなり懐かしい感じの味かな。
奥に見える冷蔵庫に良い感じの日本酒が置いてあるが、基本は焼鳥の店だけあって、本格焼酎も充実しているようだ。
さっきハツやレーバーを焼いていたが、とても新鮮そうなモツで美味そうだった！
最近はどこの店も自粛しているようだが、なんとレバ刺しをやっていた！
よほどモツの仕入れに自信があるのだろう。 レバー好きのオッサンすかさずたのむ
ショウガ醤油とごま油に塩の2種類で食べる。 いやぁ～久々にうまいレバーを食べました！
常連らしいお客さんが数人楽しそうに焼鳥を食べながら焼酎を飲んでいた。 羨ましいけど、次の店へ行かなければ・・
2軒目。 ここも始めての「のら」へ行ってみる
協賛店には「鯨 くしろ」のノボリが立ててある
お通しはサンマのシソ巻き。 これ、ウマイです！
高知県の酒、司牡丹の「船中八策」があったのでたのむ。
品の良い女将さんと、若いお姉さんで切り盛りしている。 居心地も良さそうだ。
ここは、くじらのタタキ。 マグロのズケみたいに味がしみ込んでいるので、そのまま食べる。
これもいい感じです！ 野菜がたくさん付いているのもうれしい。
ちょっとワインに合わせてみたい感じがするかな。
ちょっと気持ちがグラっときてしまいそうな、晩酌セット2000円。
それにしても1日、2名様限定とは！？・・
3軒目。 有名な「しらかば」へ行ってみる。 しばらくここに来てないなぁ～・・
ここは、けっこうテレビや雑誌に出ている有名店。 皇室の方も来たことがある店だ！（写真が飾ってあった）
お通し。 いやぁ～、お通しが絶品だ！ 鮭の氷頭なます（ひず）と牡蠣豆腐。
氷頭なますは鮭の頭の部分の軟骨。
氷頭はしっとりとしながらも、コリっとした食感でとてもウマイ。（よく彩りにイクラを乗せるがここは乗っていない）ほんとうは日本酒に合わせたいかな。
そしてこの牡蠣豆腐。 これは美味かったです！ プリプリの牡蠣に、この出汁が何ともいえなく深くていい感じだ。もちろん豆腐も豆の風味がある本物だ！
ここは、ハイカラ生姜焼き
くじら料理の定番は刺身、竜田揚げ、そして生姜焼きだが、ここのは洋風っぽく？野菜が乗っているところがハイカラだ。
これもほんとウマイです！
一品だけでコメンネってお勘定したら、なんもだよって、サービスのミニトマトが出てきた。 これがまたいいんです。
ここは年配のお母さんが3人で切り盛りしている。
料理も美味いし、アットホームな感じだし、ほんとうにいい店だと思います。
4軒目。 先日クジラの尾の身を食べた「鴨とり権兵衛」
きょうは宴会が入っていてかなり込んでいた！
ここは串カツレツ
一品しか食べないのに、つい燗酒の大（2合）をたのんでしまう・・
日本酒よりビールに合わせたい感じだ。 もちろんこれもウマイです。
お腹いっぱいになってしまったので、出発点の「気っ風」に戻る。
そういえばきょうは、片割れのオッサンがまた標津町川北の「山本商店」から白ワインを買って持ち込んでいた。
ほんとうはこの店はクジラのカルパッチョなのだが、なんとなくノーマルの刺身にしてもらう。
ドイツの2000円ちょとのワインだがけっこういける！
しかしクジラも色々な食べ方があるものだ！ ほんとうは２回くらいに分けて１０軒ほど廻ってみたかったかな。
これ全市的なイベントにするのは大変だろうけど、もう少し協賛店を増やして、もうちょっとメジャーなお祭りにしたら面白いかも。
ちなみに去年おじさんは１等賞のクジラ肉が当りました。 今年はベーコンあたらないかなぁ
８時半頃、知らないスナックのママさんがビカビカに活きの良いイカを持ってきた！
イカの漁師さんがイカを持ってきたのでおすそ分けとのことだ。後で本人がご飯を食べに来るらしい。
さっきまで生きていたようで、耳のあたりを突っつくと、まだ色が変わるほど活きが良い！
これはスルメイカだ。 内地の高級すし店ではまず出ないと思うが、こちらではイカといえばスルメイカのことだ（こちらではマイカと呼ぶ）
スルメイカはよく塩辛にするが、ワタの量がかなり多い！
外したワタ。 薄い膜が怪しく光る
新鮮なワタは驚くほどしっかりしていて、輪切りにしても溶けてくずれないんです！
さっそく刺身に切ってもらう。 胴に対して並行に切るか直角（輪切り方向）に切るかで固さや味が全然変わります。 直角のほうが固い。
身が透き通っているのが分るだろうか！
新鮮なコリコリしたのが好きだという人と、一日たってネットリと甘みが出たほうが好きな人がいる。 まぁ、好みの問題ですね。
さすがにこの時期のイカはちょっと固いが、コリコリと良い感じだ。ワインにもグッド
奥は普通の生姜醤油、手前がさっきのワタ。 イカゴロだ
せっかく新鮮なイカなのでイカゴロと合えて食べると、グッとコクが出てウマイ！
漁師さんがスナックの彼女と同伴でやってきたので、ご馳走様とお礼をいう。
いやぁ～、きょうはクジラとイカで大満足です！
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亮おじさん
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