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Jun 23, 2007
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カテゴリ: くだらない話




できれば色々とやりたいことがあるのだが、如何せんそれにはお金が伴うことが多い。様々な面でお金が多く必要な時期だけにそれだけは避けたい。ゆったりと過ごせる生活が私に今一番必要なものなのかもしれない。仕事を覚えることで精神的にいっぱいいっぱいだからこそ余計に余計なことに心を傾けるのも避けたいところだ。
自分の為になって尚且つ有意義なことと言えば…やはり私には家事しか残っていない。掃除をしたり洗濯物を干したりワイシャツをクリーニングに出したりお風呂とトイレの掃除をしたりと…まるで主婦のような家事が待っている。家事をすること自体それほど苦ではないし、自分の居住スペースが綺麗になっていくのは気持ちのいいものだ。しばらくの間はそのようなことをして休日を過ごすことにしよう。


時系列的には少しだけずれるのだが、今日やっとインターネットが復活した。ブログ的にはだいぶたくさん更新した後にこのことを書くのもおかしなことなのかもしれないが、私的にはタイムリーなので書いておくとしよう。久しぶりにインターネットが繋がるということを短い期間に3度も経験しているので…いつもまわっているサイトに目を通すのが大変だ。しかし楽しみにしている分、それが一気に読めると思うと…それもまた良しだ。まぁたまにはで結構なことなのだが(笑)





ではタイトルテーマへ





無人島が1つあったとする。
その無人島にA君とBさんがいたとする。
無人島はその名の通りA君とBさんしかいなくて
二人が生きていく為には魚を釣ってそれを食べて生きていくしかない。


1日に16匹の魚を釣ることができる。
Bさんは魚釣りが少し苦手で
1日に8匹しか釣ることができない。

A君とBさんは無人島に着いた時にある約束をしていた。
それは釣った魚は平等に分け合って食べようというものだった。
しかしその約束が交わされた時
A君はBさんの魚釣りの腕を知らなかった。


次の日、2人は魚釣りをした。
結果は勿論
A君が16匹、Bさんが8匹、合計24匹だ。
最初の約束通り、2人はそれを平等に12匹づつ食べることにした。



最初は仲良しだったA君とBさんは不仲になってしまった。




上記の話は私が大学生の時に何度も聞いた話だった。以前に書いた「村祭りとお神酒」の話とこの話は通ずるところがある。どちらも公共経済学の分野だからだ。


ところで…どうして二人が不仲になってしまったのか。それは少し考えればわかることだ。例えば貴方がA君だとして…自分が16匹釣ったにも関わらず12匹しか食べられないと知ったらどう思うだろうか?思いやりのある方ならあまり釣れなかったBさんにあげることをよしとするかもしれないが、悲しきかな状況が状況だけにそれを容認できるはいない。釣ってもあげなくてはいけないのならば、真剣に釣ることをやめるだろう。
一方もし貴方がBさんだとして…自分が8匹しか釣れなくても結果的に12匹食べられるという状況で自分も頑張ろうとするだろうか?もしも仮に自分が釣らなくても合計は16匹なので、自分が釣っただけの魚は何もしなくても食べられる計算になる。そうなると必然的に努力することをやめるだろう。
A君にしてみたら頑張っただけ損、Bさんにしてみたら頑張るだけ無駄、そのような状況がどんどん二人の心を蝕む。やがて二人は魚釣りをやめてしまう。



このことからわかることは、最適な分配の仕方が難しいということだ。後発発展途上国にODAを送るという例でもよく見える事象である。
日本を始め、発展途上国は後発発展途上国にODAを付与している。それは支援をしてあげることでその国の発展を促すという効果があり、どの先進国も率先して行っているものだ。しかし過剰に付与しすぎると後発発展途上国の人々は、自助努力をしなくても他の国が支援してくれるので結果的に努力しなくてもいいと勘違いしてしまう。支援におんぶに抱っこになってしまう。それでは永遠に自助努力での経済発展は見込めない。自助努力を促しながらも、その手助けをできるようにODAを付与する。それが本来あるべき姿にも関わらず現実はそうはいかない。


結局のところA君とBさんが怠惰に走ることなく魚を仲良く釣れるようになるには2つの方法がある。それは公正な分配を2人が一緒に考えるか…第三者の介入があるかだ。2人が仲良く魚釣りができる日がくれば…或いはそれ以上の効果をマクロレベルで発揮できるかもしれない。それくらい簡単な例でありつつも重いテーマをもったものらしい。これが私が公共経済学を専攻しようと思ったきっかけだった(笑)













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Last updated  Jun 30, 2007 07:00:50 PM
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