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Oct 15, 2007
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カテゴリ: 思うこと






夜勤の前の貴重な睡眠時間なのだからあまり阻害sて欲しくないと露骨に不機嫌な目覚めとなってしまったわけなのだが、しかし状況はそんなに悠長なものではないということがすぐにわかった。
最初は夢でも見ていてその続きなのだと思っていたのだが、どうやら違うようだった。どう考えても実際の世界で何かと何かがぶつかる音がしたのだ。しかも誰かが大きな声で言い争いをしているところまで展開されている。これはただごとではないと瞬間的に察知した私は言い争いをしているであろう窓の外に出てみた。するとそこには今まさに白熱した戦いをしている2人の姿が見えた。片方はタクシーの運転手で、もう片方は会社員のようだった。そう、事故なのだ。まぁわからないでもない。


考えてみれば京都市内のタクシーのう念は少々粗すぎる。客を素早く目的地まで運んであげようという精神は汲み取ってあげられるのだが、しかしだからと言って危険な運転をしていい理由にはならないはずだ。車線変更は唐突だし、信号待ちからの見切り発進もかなりソリッドだ。「安心して」という観点ではかなり及第点をあげがたい雰囲気なのだが、もうそんな環境に慣れてしまうとそれが普通に思えてくるから不思議だ。まぁそれはいいとして…。


言い争いをしているもう片方の会社員らしき人物はバイクに乗っていた。金髪のロン毛でかなりたちの悪そうな(勝手なイメージなのだが)雰囲気だった。いちゃもんをつけようものなら実力行使も厭わないような見掛けだった。街で会ったら知らんふりしたいような風貌だったと言える。
しかも見るところによると、明らかにタクシーの運転手の前方不注意による接触事故のようで、幸いにして両者に怪我はないものの、それがまた事態をややこしくしているようだった。それで金髪の会社員風の人が凄い剣幕で文句を言っているというような状況だった。しかもタクシーの運転手も自分は道路でのマナーはしっかり守っていたと譲らない様相だった。はっきり言ってやったやらないの水掛け論になっている感も否めなかった。通行人もかなり訝しそうな表情で見ていたのが印象的だった。これはきっと人間だけに許された話し合いという平和的な解決は見出せないだろうなと半ば諦めかけていた頃、なんと金髪の会社員風の人の方が急におれた。きっと急ぎの用事でもあったのだろう、それとも面倒くさいと思ったのかどうかは定かではない。確かにタクシーの運転手もつ欲は出ていたものの、非があったのは自明だった。言い争いに巻き込まれた以上は折れるのも癪だということでお互いに引っ込みがつかなくなっていたところに絶対におれないと思っていた被害者の方からの平和的解決案が提示されたというわけだ。被害を受けたのは自分のはずなのに無かったことにしたい、私はこの精神に感服した。実害を考えてもかなりの痛手であろうし、そんなことはあまり自分から言い出せないものだ。

結果的にこの事故は無かったことにされ、少々の謝罪だけでタクシーの運転手は解放された。きっと心の中ではかなり安堵していたことだろう。その気持ちはちょっとだけわかる。






金髪の人が全て悪いというわけではないが、様々なところでトラブルの原因になることが多いことからたちが悪いという印象を勝手にもっていたが、その認識は改めなければならないと思ったものだった。それはもう1ケース似たような事象を目撃したことにも関係している。それはある日の仕事の休憩時間に見たものだった。

その日、いつものように休憩時間に外でまったりと休憩していた。そこに同勤の先輩もやってきて和やかに世間話をしていたのだが、その時にその事件は起こった。私達が休憩していたところからほど近い道路、その道路は国道1号線で片道3車線の比較的大きな道路だったのだが、その道路の歩道に近いところをゆっくりと自転車で走っていたおじいさんが急に転倒したのだ。昼間だというのにかなりお酒を飲んでいるようで、こけてもなかなか起き上がろうとしなかった。心配になってかけつける人も誰もいなく、都会の人情というのは薄れていく一方なのだなとその都会の人間関係の希薄さに染まりつつある自分を感じていたのだが、そこに手を差し伸べたのは金髪で自転車に二人乗りしていたカップルだった。



「おっちゃん、大丈夫なん?」


と声をかけた。それとほぼ同時に彼氏の方もそちらにかけよっていった。2人がかりで抱き起こされたおじいさんは「大丈夫や、ちょっとこけただけやし」と何度も繰り返し言いながらおぼつかない足取りでふらふらしながらそのカップルにお礼を言っていた。
この光景を見て心が和んだ。こういう人もいるのだなとちょっと嬉しくなった反面、見ていただけの自分が酷く腐った人間だということを実感したものだった。反省_| ̄|○






見た目だけで人と判断するのは早計だということはこのような些細なことからわかるものだ。ルックスなど外付けのオプションに過ぎず、見た目と本質は別の評価基準により形成されているといういい例になったというところだろう。むしろこの場合はこのカップルのような行動を私達が見習うべきなのだが。。恥ずかしい限りだ。。
私は外から見える印象としてはかなり大人しくて面白くもなんともないようなイメージを持たれているに違いない。言ってしまえば「普通」なのだ。しかし本質的な私を知っている人からすればそんな人間ではないことはわかるだろう。なのでそのことから導かれる結論は


人は見かけによらない♪(常識なのだが)


ということだろう。間違いではないはずだ。





しかし実際のところは「怖そうなお兄さんと話してみたら結構面白い人で話しやすかった」という例はあまり聞かない。わかっていることでも実際に行えるかどうかは別問題だということも…また自明なのだ(笑)













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Last updated  Oct 17, 2007 04:16:43 AM
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