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日ハム観戦券販売システムでカード不正利用の疑い見出しも産経記事も日ハムだけ名前が載っていますが、該当システム会社(リンクステーション)はソフトバンクホークスのチケット販売も請け負っており、読売の記事にはシステム会社の名前は載っていないものの被害は記載されている。またこの「リンクステーション」はおよそ120社の会社団体が利用しているとのことで、クレジット会社からチケットなどを購入している方は念の為明細をよく見てくだされ。通販もそうだがネットでチケットを買えるというのは本当に便利で、試合観戦に限らず飛行機の席まで予約できるなど利便性が高い。しかし何事かあると一体どこまで気をつければいいのか、消費者の自衛としてはクレジット利用明細を注視することくらいしかできない。最近は巧妙になっていて、忘れた頃に不正利用があったりもすると聞く。使った後の明細をよく見るというのも心理的にややダメージがあるもんですが、ここは是非。
2012.05.31
ひっしこデザイン合同会社デザインといってもプリント基板のレイアウト・配線設計の会社でして。できたばかりの小さな会社ですが代表者は経験もあり、また地方での受発注をネットを使ってやっていこうという意欲が素晴らしいと思いました。今は都会でオフィスを持たず携帯で仕事を受注するノマドとやらが流行りのようですが、私はむしろこの「ひっしこ」のような形がこれからの個人起業の新しい形になってゆき定着すれば地方活性化とえらい人がどんなに叫んでも旗を振っても実態が追いつかない現状を脱却できるのではないかと思っています。原発や軍事用に使われている中国製シリコンチップにサイバー攻撃可能な未知のバックドアが発見されるこのようなニュースもありまして、今後は電子技術の設計や微細なチップなどはむしろ各国国内回帰するのではないかと私はみてもいます。世界中不自由なく情報をやり取りできるようになった今とそしてこれからこそ、国産の技術と意欲を育てまた保ってゆかねばならないのではないかとね。どうぞよろしくお願いします。
2012.05.30
総合エネ調、2030年原発比率0-25%の4選択肢で合意これは経産省の委員会で、長期的エネルギー比率をどうするかという話でしてな。2030年の電力についてその内訳比率のうち原発依存を0%から35%の5案があり、最高比率の35%を除外したというニュースです。んで。そもそも私は現実として「今原発依存を0にするのは無理だ」という主張を震災前から言っているだけでして、もし次世代発電がより効率的で海外資源に頼らずにまた安全、かつ現実的な需要を安定的に供給できるのなら原発じゃなくてもいい、誠に長いスパンでの「脱原発」兼現行「原発再稼働」派?ですわ。確か北海道の電力比率が震災前で原発分が30%前後、自然保護目的で水力をこれ以上増やせないとしたら大型港湾もある程度立地が限られる北海道では火発も立地が限られる、こうなると次世代安定発電ができるまでは現行比率が一番よろしいのではないかと思ってきた。今は老朽火発をかなり無理して稼働させているので電力供給はなんとか間に合わせているものの、本当の意味での安定供給かといえばその内幕は電力会社の赤字覚悟の燃料調達と社員の努力の上に成立しているのだから、胡座かいて安定供給と言ってはバチが当たるだろう。また、経産省委員会とやらも次世代発電が一瞬でも安定的供給を行えたのならともかく、夢の様な話を先取り決定するとはお前ら悪い薬でもやってんのかと。せめて例えば核融合発電が100万Kwを実験的にでも達成したとかそうしたトンネルの先の明かりが見えた状況で「達成目標」にするのならともかく、現状ソーラーも風車も何一つ安定供給どころか100万Kw桁の発電も覚束ない現状で何を夢見ているんだか。どこぞの詐欺会社のパンフじゃあないんだからできもしない「目標」を会議して記録に載せるなアホ。未来は現実の積み重ねでしか達成できない。線が繋がった電話があったればこそ線の見えない電話もできた。そういうことが理解できない連中がなんぼ「決定」してもなんの意味もない。せめて偉そうに決定するのなら次世代発電への予算を大幅に増やす裏付けがなくばただのプロパガンダだろうがよ。役に立たないどころかなんの意味もない作文をこんな形で世界に公表するなんぞ技術立国の恥晒しじゃ。
2012.05.29
金融政策はあくまで持続成長復帰が目的=日銀会合議事要旨各社見出しを見るとてんでバラバラに捉えているのかそれとも自社の持論を補強するために見出しをこさえているのかよく判るんだが。それはともかく日銀の現在のスタンスが「責任あるハードカレンシー発行機関」としてではないと断ぜざるをえない。たまたま今日の午前中の為替がそうなっている(ドル円80円割れの急上昇)から言うのではない。けれど結局国際為替が今や欧のケツ持ちにならざるを得ず、といって米も原資が足りず、日本のエネルギー事情安全保障事情からいって底を引きぬくわけにはゆかないのだから、ここはけれんではなく一歩前に出ないと何時まで経っても円高株安は続く。ここで政府与党が多少でも脳みそがあるのならまだこれを国際的に利用する術もなくはないが、中東にも欧にも米にも南米にも人脈のない連中が国際金融や資源外交をそれが実を結ぶ10年のスパンで考えられるわけもない。たった一つできることはせめて日銀がまともな中央銀行として機能することなんだが、会合委員の発言を拾っても消費者庁なのか経済評論家なのかさっぱり判らん体たらく。物価ってえのはお前らが心配する縄張りじゃねえ。あくまでも需要供給の結果であり、今後原発停止による電気料金の値上げがあるのなら景気動向や実態と関わりなく物価は上がるだろうがよバカ。そこじゃないんだけどなあ。円が国際為替で取引され、東証が国際為替の動向とリンクしてからもう何年になる。このリンクを断ち切れるくらいの発行額…ではなく流通がなければならないという意味をいつ理解するんだこのたわけ。見る場所も心配するポイントもそして懸念するところがずれずれで大丈夫かおい。微分積分が必要なところに足し算引き算の頭で踏ん張っている無駄しか感じないぞ。政府が無能なんだからせめてやれることをやるって頭はないのか。
2012.05.28
先日、フォロアーさんからほぼ似通ったRTが一気に回ってきた。RTの文言は実に馬鹿馬鹿しいもので「ああ、また放射脳様かえ」と最初は見過ごしてきたのだが10件以上あるのはただごとではないと気がつき改めてIDを見て別な意味で「ああ」と。庭山ゆき桐生市市会議員であった。庭山ゆきのまとめこのまとめにも入っているが最初に名前を見たのは農家の皆様へのとんでもない侮蔑とそして錯誤に満ちたバカ発言集であった。桐生市会議員 庭山由紀先生が「毒物作る農家」と発言したので根拠を聞いたらブロックされちゃった件。そうだこの時だと呆れ返った記憶がまざまざと蘇り、そして何故これをここの日記に書かなかったのかまで思い出したんだった。この時もこの市会議員様は善後策を練るわけでもなく、対処を検討するでもなく専門家に聞くわけでもなくただひたすら「運動家」として喚き散らしていた。結局は他の放射脳、それも飛び切りの「恒常的に放射線というのは存在する事を知らない」バカ様であったのが知れたのと何故か金切り声で擁護するお仲間が釣れただけという何の実りもない結末だった。そして今回の献血者への愚弄もその根拠すら甚だしく欠如し、また採取血液に放射線を照射しているのすら知らずに喚き立てているのがよく判る。ここまで来ると公人としてどう以前に人としてどうしようもないバカとクズが混ざった気持ち悪さまで感じる。どこにでもこうした人間はいるもので、言われてみれば市会議員どころかうちの政令指定都市の市長の瓦礫拒否の見解とその根拠もこれと同じなんだなと改めてうなだれましたけどね。最早もう一度大人の義務教育も必要なんじゃないかと思わせるほどの放射脳様の跋扈なんですが、公人となればバカの及ぼす範囲も半端ないわけで、これは「バカだからリコール」というのもありなんじゃないかとつくづく感じるこの頃ですわ。
2012.05.27
独居していた父が警察に保護されたのがきっかけで認知症になったのが判ったのが一昨年。その年の秋に母と相談し店を畳んで自宅に帰ってきた。正直言うと元々反りが合わない父、そして仕事で一日数時間一緒にいるのも苦痛な母と今度はずっと一緒かと思うとこれで一生は終わった覚悟でいた。それから1年半の間にもボケる前から変わらない父の暴力や母の暴言も相変わらずではあったものの、何とか折り合いをつけようとしてきたのだが。今度は母がおかしくなった。昔から父の偏屈の的を私にすることで何とかきたものが、今は別室ながら1階に2人いる。そうなるとどうしても顔を合わせる事も多くなり放り投げようにも私は主に2階にいる。ご飯支度や買い物の荷物持ち、ちょっとした家周りの力仕事など一日に数度呼ばれたりして降りはするが基本的には私は2階。トイレも小さい台所もあるので私としては満足ではないながら風呂以外はここで過ごせる。となると呼びつけるほどではない些細な父の言動などを母が受け止めるほかなくなり、今月に入り心療内科に行くと言い出した。自分で行く気になったうちに行くのは悪いことではないから勧めたが、やはり診断は軽度の鬱であったらしく薬ももらってきた。これでうちはお題に書いたように軽度とはいえ鬱の母と認知症の父がいることになった。2人とも激烈な症状ではないけれど時に両方悪い方に歯車が咬み合うとえらい事になることもある。80と86の爺婆がお互い「死ねっ」と怒鳴り合うのを宥めようとしてもこれだけは40年前と変わらず間に入れば私が一番悪いことになるのはまだいいが、最早人の言うことを聞けなくなってきているので結果として私に怒られたという記憶だけが残っている始末。私がいる時であれば右手で父、左手で母を止められるので2人だけの時に暴力沙汰だけはお互い起こすなよと、寝静まるのを待って寝る日々は続いている。
2012.05.26
6カ国が濃縮ウラン生産停止で新提案、イランも対案提示ー見出しはロイターそもそも何故国連安保常任理事国+独の六カ国かというお話なんですが。ここに本来日本も入るのが当然だと思うのは別に私が日本国民だからという訳ではない。英米露仏中の常任理事国はいいとして、そして独も経済的意味合いで加わるにはなんの異議もないが、ここに宗教的にも歴史的にもこれまで一切の拘りや敵対的経緯がなかった日本が入らない方が不思議だ。むしろイランに対してその宗教や国際的地位の変遷に拘わらず戦後相応の友好を保ってきた日本が入らないほうが不自然だろうに。一体外務省も政府も何をやっているのかと。火薬庫と言われて久しい中東だが、日本はその中でも原油が必要だという元々の立場もあって、異教徒国としては異例の友好を保ってきた。無論向こう(中東)も日本がただの友好を求めているとは思っていないけれど、少なくとも彼らの生活や歴史と表裏一体となっている宗教を根こそぎひっくり返そうなどという態度は取ったことがない日本はそれなりにイーブンでフェアな相手として認知されているとは思う。もう一つ不思議なのは所謂「即時反原発派」の方々がこれに一切の言及をしていないことで、電力が今年足りるかどうかは別にして現実としては原油、ガスを中東から買わねば火発で発電できないのに何故ここに言及せんのだ。原発があろうとなかろうと、いやむしろ即時撤廃しろと非現実的な事を主張するのならせめて中東情勢くらいは現実的になってくれないと困る。朝から晩までどうでもいいような事を繰り返しぎゃんぎゃん喚くTVもここに切り込んでいるのは見たことがないが、一体なんで日本が置いてけぼりになっているのよ。どうなってんだ。
2012.05.25
野村総合研究所 「テレビを消すことによる節電効果はエアコンの1.7倍」無論これは新しい省エネ・エコ基準の家電だろうけれど、レスにあるように確かに軒並み電力を食わないように設計し直された家電の中では液晶ということで大型化したTVが群を抜いて電力を消費する。PCは?と言われるが起動時は確かに100W超なのだがこうしてほぼ閲覧、書き込み程度で使っている分には白色灯一個分も食わない。第三世代のLGA1155が中身をハンダじゃなくグリスにしてちょっとした騒ぎになったが、私はむしろPen4時代に戻ったような消費電力の多さはちょっとなとも思った。そこそこのスペックのPCをなるべく電力を食わないようにするには起動終了を頻繁にさせず、サスペンド(休止)で運用するのが効果的だと思う。今は大容量のHDDを接続している方も多いと思うのだがそういう場合も終了させてまた一から起動させるよりは、休止を活用した方が間違いなくHDDの寿命も伸びる。なのでお年寄りが周囲や離れたところにおいでなら、エアコンは遠慮なくつけてTVを点けない方がよほど電気は食わないと伝えてくだされ。生命に関わるのはエアコンの方ですから。おっとTVですが。むしろTV局を輪番休止にした方がよほどマクロで見た場合の電力が抑えられると思うのは私だけではあるまい。民放の昼間~夕方のTVなんざ一体誰が見るんじゃこんなもん的なものしかやっていず、また電力需要のピークは一応ニュースということになっているのだがそれだって1局、NHKがありゃ緊急時だってなんとかなる。広告がというのなら積極的にネット放送でもすりゃいいことで、その方がよほどその番組の本当の価値が判る。ついでにニコ動のようにコメントありにすれば視聴者層の意見も汲み取れて一石二鳥。全体としてはパチンコ店とTV局の消費電力は群を抜いていると思うし、それらがなくとも生命の危険もない。いかがですかね。
2012.05.24
一昨日フォロアーさんが一つのリンクを提示した。A new look at prolonged radiation exposureMIT(マサチューセッツ工科大学)の論文の概要をMITが広報ニュースにしたものでして、私もよちよちながら懸命に読んでみた。で、即ここに書かなかったのは私の斜め読みで迂闊な事を書いてはいけないと思ったのと、もう一つ細かい実験内容を読み込まないとぬか喜びになっては却ってよくないと思った。更に言えば一方的ながらフォローしている多岐にわたる放射線の専門家のご意見が出てきてからでも遅くはない、別にここは速さを競うニュース纏めでもなんでもないのでね。元論文も2度3度読んでみなければと。そして昨日になりある程度のTwの纏めが出てきた。MIT から低線量被曝影響の研究論文~自然放射線の400倍でもDNAへの過剰影響なし-Togetter同時に論文概要の翻訳をして下さった方も。■長期放射線被曝の新発見―MITの研究によると、低線量、及び低線量率被曝がDNAに与えるリスクは小さい―最初のTogetterには錚々たる専門家の方々が集まり、論文について実験サンプルや方法について論じておられる。是非「続きを読む」もクリックしてご覧頂きたい。私は震災の被害がなく、また何らの影響もなかった上にバカな市長が震災瓦礫にも放射能があるかのような極めて感情的な拒否理由で瓦礫受け入れを拒否した政令指定都市の市民として迂闊に「なんともない」「大丈夫」という資格はないと思ってはきた。しかしどう考えても例えば広島市や長崎市のもっと大きい線量で被曝されて生き延びた方々のご子孫も有意な遺伝的影響があったわけではないのは事実で、平均寿命にも影響はないのも事実だ。しかしこういう側面で物言えば放射脳と同じく被曝と被爆をごっちゃにしているのではないかという躊躇いもあった。原発と原爆は違うものだからね。だが被曝放射線量という見方からいうのなら、量としてみるのであればこの見方も否定はできない。問題は水素爆発を以って原爆と混同してしまう放射脳の側にあると今ははっきり言える。当の福島県の避難地域の方々の内心内面の不安までこれですっきり払拭されると言い切るつもりはないけれど、しかし少なくともほんの僅かでも一筋でも光が見えればいいなあと、願っている。ましてや謂れのない中傷や生産物、収穫物に対してあからさまな相場での値段叩きなどは止めてもらいたい。昨年、福島の桃は特級品でも例年の1/4以下の値段であった。普段なら到底食べられないものをうちのようなところがお腹いっぱい食べられたのはそりゃあありがたかったが実は間違ってもいる。例年そこらの店では見たことがないような一級品が箱で1000円だの1500円だので晒されているのを見るのが耐えがたく買ったのだがあれは本来私らの口に入るようなものじゃあない。ご縁のあった相馬市の方から送られてきた桃も本当に甘く美味しく、添えられていた「嫌なら捨ててください」の手紙を母と2人で泣きながら読み、美味しく頂戴した。もうこんなことがあってはいけないんだよ。
2012.05.23
昨日電話があり、午後から父の従兄弟が家に来る。86の父の従兄弟だから勿論高齢なのだが、連れ合いは痴呆になったそうだけれどご本人は矍鑠としておられる。私が小さい頃ご夫婦で札幌に出てこられた頃はよく連れられて遊びに行った。古い本がずらりと並んでいたのを羨ましく思った。今は施設に入ったので好きな本もそうそう持ってはいけなかったと思うのでもしよかったら何冊か差し上げたいと思っている。指令でこれから下の掃除と片付けに降りるけれどそれより本選びなんだよなあ。
2012.05.22
北海道ディスティネーションキャンペーンおっと思ったのがこの各種特別列車のうちの「特急ヌプリ」。昔は北海道にも特急食堂車があり、それが廃止される前最後に乗ったのがこの「山経由」の特急だった。当時も今も「イベント鉄」ではないので本当の最後の特急ではないものの、函館方面に行く時は事情が許せば山越えの特急に好んで乗っていたので昨年GWに一日切符の旅をしようと思い立った時も迷わずこちらのルートを選んだ。どんな列車が復刻するかというと。「ニセコ」「狩勝」「大雪」「まりも」など懐かしの愛称が北海道DCで復活!この見出しは寝台なので「ヌプリ」がないのは残念だが、記事にはちゃんと載っている。見出しの寝台全部に乗ったことがあるのと混みあうであろうからこのキャンペーンに参加できるかどうかは判らないけれど、心躍るキャンペーンではある。DD51は普段、夕方近く手稲駅に少し停車した後札幌駅に向かい北斗星などを牽引している。わざわざ眺めに行ったこともあるくらいで、「D51」の名称を受け継ぐにふさわしい威容は近くで見ると本当にかっこいい。今年の夏は是非どうぞ。
2012.05.21
明日朝は金環日食をご覧になる方も多いと思う。うちの母でさえ何やら張り切っている。太陽を間違った方法で見るとひどいことになるもし身近な高齢者の方が楽しみにしていたら老眼鏡は外してもらうようにこれだけは留意して戴きたい。老眼鏡は程度の差はあれど原理としては虫眼鏡と同じで、置き場所と条件によっては時に火事を起こすことすらある。老眼鏡を常用している人は自分が眼鏡をかけていることすらあまり意識はしなくなる。歳を取れば尚更で、老眼鏡を取ったからといって裸眼で見ちゃいけないのは同じだが、今の高齢者社会では心底心配している。私も寝る前の読書に老眼鏡を使い、さて寝ようという時についそのまま窓辺に置きそうになるのだがこれだけは気をつけて必ずケースに入れてから寝るようにしている。故郷のご両親やお年寄りが金環日食に興味をお持ちなら是非声をかけて戴ければ。ネット中継もあるので曇りでもがっかりせずに楽しめそうですねえ。いい時代になりました。
2012.05.20
東京株265円安、今年最大の下げ幅 ギリシャ不安、円・日本国債に資金流入 さて。自民党政権時代にはまず見ることも聞くこともなかったのだが、今だとちゃんとこのように報道するようになった。あれだけ金切り声で「日本は駄目だ今にジンバブエになる」と言っていたコメンテータは一体その主張の大元である「日本の借金フンダララ」を一体何だと思っていたのだろうか。本気で国債発行高だけ見て危ないと言っているのならバカだし、自民党政権だったから煽っていたのなら嘘ついてまで貶めたいその理由は一体なんだと。外国機関や資本が超低金利の日本国債を買い漁るのは最早本来の投資投機の場であるはずの市場がその市場成立の大元であるバランスを欠いてきはじめたからで、帳簿と同じく市場も売り方買い方が等価にならないと成立しない。今回のように国家レベル、EUも入っているのでハードカレンシーレベルの均衡を取るには目先の金利どころじゃなく安定した価値を持つものにどうしても資金は流入したがるのだが、これまではそれが原油だったり金だったりしていた。だがこれも実需(生産量流通量)の壁があるものなのである一定以上の規模には成り得ない。翻って国債はどうかというと日本国債に関しては今のところ唯一資産が売買高を上回っている上に通貨がハードカレンシーの隅っこにいる条件を満たしている。つまり少々国際市場で買われても価値が暴落するほど中身が薄くない。投機としては旨みはないが必ず日本政府(日本国)は償還できる。国内にいる我々には政治の不達含めとてもじゃないが実感はないが、戦後営々と築いてきた財産は偉大で、国富という点で日本にかなう国はない。ザラメが綿あめになるような現在の国際市場経済では何かしらの困った時の逃げ場も必要なんだが、平時である限りこれを日本国債が担っている。戦時になったとしても日米同盟がそれを担保している面も当然否めない。だからバカ政府が迂闊なことをして日米同盟が揺らぎ、仮に目の先の餌に釣られて支那とうっかりした「連携」などを取れば国際市場経済の根幹が揺らぐ。ここら辺を判ってないとやれ米のポチだとか極東連携だとかいつの時代だと鼻で笑い飛ばしたくなるバカが出てくるが、数字の上でなんぼ支那がセリ出てきても事ここまで至ればEUへの資金だったもので支那の金を買うバカはおらん。但し市場全体としてみれば流動、流通しているものが長期償還な安定資産に流れこむというのは決して褒められたものではない。経済の根幹が現代においては全て流通、動くこと、そして時間も含めた「差」であることを考えあわせればどんと置いておいてしまっておけるいわばタンス預金に変わりつつあるのはいい傾向ではない。どんな形でも動いてさえいれば、流通があればそのサヤ、または移動間の手数料などの副次的なものも生まれる。だから日本国債買われているんだ、よかったよかったで話が終わるとこれまたちと残念なことになる。今の日本政府、日銀では到底この機を生かせない上に「どうしていかわからない」だろうしなあ。
2012.05.19
本日のテレビ朝日「モーニングバード」での、今夏の電力需給に関する報道内容についての当社からのお知らせ文章が短い上に今後何らかの都合で掲載分が削除されたりする可能性もあるので引用。引用↓ここから 本日(平成24年5月17日)、テレビ朝日「モーニングバード」の番組内で、大阪府市統合本部特別顧問・古賀茂明氏の「火力発電所でわざと事故を起こす、あるいは事故が起きたときにしばらく動かさないようにして、電力が大幅に足りないという状況を作り出してパニックをおこすことにより、原子力を再稼動させるしかないという、いわば停電テロという状態にもっていこうとしているとしか思えない」というインタビューが紹介されましたが、当社として、そのような事を検討している事実は一切ありません。 当社は、引き続き、追加供給力の確保に最大限努め、電力の需給安定に向けた取り組みに全力を尽くしてまいります。関西電力株式会社引用↑ここまで現在、地震があったわけでも津波があったわけでも原発事故があったわけでもない関西で、何故か原発を停止させているわけだが、地方分権を標榜主張しているはずの関西圏首長はそれを棚に上げて電力融通を前提としているらしい。これだけでも頭大丈夫かという話なんだが電力会社に何を求めるというと例えば何事かあった場合の冷却電源の多重バックアップを求めるというのならまだ判る。福島原発が事故に至ったのは冷却電源の喪失だからだ。しかし今や何様か知らんが東北を助けるどころか自分達の電力さえ賄えない事態に陥らせたくせに今度は電力供給が間に合わない責任を電力会社に押し付けようとしているというヤクザ真っ青のマッチポンプをしようとしている。加えて【節電】 照明が明るすぎるオフィスや店舗を住民が通報する制度が大阪で開始なんだこれは。大阪府市エネルギー戦略会議という大層な名前を持つ機関が決めたようだが、どこの世界に21世紀の日本でやるこっちゃねえだろ。自治体に限らないし日本政府もそうなんだが、何故腹括って「緊急時の冷却電源の確保は充分しますので今は目の先の危機を乗り越えるために原発動かす」と言えんのだ馬鹿者。こういう時に国家の行政を担う者が腹括らないでどうするよ。難しい事や手続きはちゃんと官僚がいるわけで、別に政治家が常に官僚より頭が良くなくてもいいんだ。必要なのは国家の危急時、国民の困窮時にどれだけ腹を括れるか、その覚悟だと思うぞ。そこから零れ落ちたようなのが元の職場を貶めるだけではなくまるで電力会社が諸悪の根源であるかのような発言をするとは何事だ。それでなくとも老朽火発を高い燃料を確保しつつ必死で動かし電力を確保している電力会社にどうも有難うならまだ判るがなんだこの言い草は。数字がどうとか方針がどう以前のクズだろ。こういう事を人前で言えるってえのはよほどねじ曲がってるかネジ取れちゃっているのかどちらかだろうな。ったくこんなゲスが何様のように無辜の電力会社叩いているのを見て溜飲下げてる奴がいたとしたらそいつも同類、どっかネジ抜けてるんだろ。久しぶりに本気で腹立ったな。
2012.05.18
暦(二十四節気)の上ではもう夏とはいってもこちらは北海道。5月半ばになっても朝晩ちょっとストーブ焚いたりは普通です。ここ3日ほどもそうで起きては焚き、焚けばすぐ暖かいので消し、また点けて消してと日に数回繰り返してます。なので中々暖かくなった実感は持てずにいるものの、うっかり寝そびれてこの時間まで起きていると廊下に出て驚くんですね「あら、もう明るい」って。そういや若い頃も年が明けて2月くらいになると徐々に夜明けが早くなったなとは感じつつまだ寒いので春の実感は本当の意味では湧かない。けれど流石にGWくらいになると夜明けの時間帯が違ってくる。若い時分ですから遊びまわって次の店どうすると外に出たらすっかり明るくなっててびっくりというのがこの頃。丁度気温と夜明けの実感が重なる頃合いなんですなあ。数日寒かったんですが今日あたりからまた平年並みになるそうで、これでようやくストーブは秋まで止めていられるようになるでしょう。ほんとにやれやれ、冬が終わった。
2012.05.17
オランド新仏大統領、独首相と経済促進策の共同提案を約束さてはて新しい仏大統領は一応これまでの主張を裏付ける声明を出せたようだが。確かにEUの枠を維持する方が総体としてのEUの市場価値を保てる…いや今は保てているとは言わないがしかしバラよりは霞がかけやすい…上に何といってもこれ以上の蚕食を防がなきゃならないという意味合いになってきていると思う。EU域内の主な重要産物は何かといえば農産物と思うかもしれないが実の所は軍事関連で、その副産物の工業が金額の多くを占める。NATOは実質的に米軍と協同にはなったけれどしかしEUには各国得意の軍事関連生産物があり、戦闘機や潜水艦という今でも喉から手が出るほど欲しい国があるものを生み続けている。それらの主な輸入国は支那で、いっとき支那の人権問題で支那への輸出は「制裁」されたが事ここまで至れば好き好みはいっていられるかどうかわからない。支那が今わざわざこちら(東側)を刺激する政策を取り、姿勢としては相変わらず強硬でそれは現日本政府の腰を見透かしたものだが、生憎(支那の)東側南側には米軍第七艦隊が鎮座しており震災の際の機動の速さ、投入した戦力を見れば日本にとっては油断はならない負担だが本気かという疑いを私は持っている。日本にとっての危機には変わりがなく海自空自を投入しなければならないのは事実だが、世界戦略としてみた場合わざわざ硬い壁のある方に本気で来るのかという意味で。むしろ経済の傾きが停滞し始め、大きな大きな車輪を回さねばならない支那にとって柔らかい腹はどちらかといえばそれは西側で、柔らかいというのは語弊はあるがイスラームとの本気の喧嘩を飛ばした政策を考えさえすれば(地続きでなくとも良い+に敵の敵という意味合いも込めて)むしろ私ならEUを懐柔する。但しここで世界の経済圏とその政権という見方からすると日米仏独なら3:1で支那と融和的な方が多い。EUの重しとして英があるのが救いのはずだが民主主義というのは厄介で、苦しくなると政治もそれを選択する方も目先の政策を打ち出しそれが支持される。本来世界のトップグループである国家とその国民は世代をまたぐ政策を実現させてゆくのが後に続くグループへの国家としてのノブレスオブリージェでもあるのではないかと私は思っているのだが、これが本当に難しい。ものすごくとっ散らかったが今願っているのは日本がこの先の国内外における大きな国家戦略を打ち出し、打ち出すだけではないそれを実行する実力を国民が与える事と、もう一つは苦しい時こそより視野の大きな国家戦略をと米、EU、英に望みたいのだ。支那は敵ではないけれど、しかしその大きな車輪を各国が支えると地球が保てないという意識は常に持っていかねばならないし何より彼らは民主主義ではない異質の国家だ。だから敵ではないけれど決して味方にはならないしその異質さを民主主義国家が受け入れてしまうとこちらが保てない。何度か書いたが実は円高もあながち不幸ばかりではないのだが、それを活かす方策は現政権には取れない。本気で腰を入れれば「たったひとつの冴えたやりかた」ではないにしろ上手に立ち回れる。それをやってみせたのが麻生政権なのだが、相手が弱っている時こそ手を差し伸べるチャンスといっては酷いけれど国家間というのはそういうものだ。やったからといって個人間のように恩に着るということはないけれど少なくとも数字には残る。また散らかしてしまいましたが言いたいことは世界各国やばいなあという時にこそ何か出来る事はあるんじゃあないかということですはい。
2012.05.16
沖縄本土復帰40年 電力需要4倍以上に ツイート-見出しは電気新聞他の見出しには「沖縄知事「基地、全国で公平に負担を」(日経) 復帰40年」「沖縄復帰40年/「祖国」による分断を超えて」(河北新報)「沖縄復帰「40周年」を前に 京都で集会」(朝日新聞)などが並んでいる中、この電気新聞の見出しは流石というか事実というか。ここで前に前に書いたように「沖縄のあの惨状を二度と繰り返さない為に現状の米軍基地がある」と私は思ってもいる。更に言うなら未だ停戦中でもある朝鮮半島を含む極東有事への最前線に米軍が居座っているのはこれも現実なのだと。無論日本だけで防衛できれば一番なのだが現状の憲法である以上、また朝鮮半島が停戦中である以上は「あったりまえだ」とは思わないながらもしかしこれが現実だとね。だから他の見出しとした日経の「公平な負担を」と沖縄県知事が言ったのが本当なら政治的ポジショントークであればともかくあんまり頭のいい発言ではない。負担の重さは誰もが判っているところであるのだが「公平」の意味を文字通りに解釈するのなら防衛費倍、いや4倍にしたいのかそれとも憲法を改正したいのかはたまた原潜や空母保持してもいいのかとマジレスしたくもなる。電気新聞の「発電量4倍」はそのまま沖縄の戦後の経済力の伸びを示してもいるわけで、情緒として沖縄の現実を理解するにせよ事実と現実がその情緒を超えることはない。仮に情緒が現実を超えてしまえばもう一度最前線になりうる大きな可能性のある場所というのもこれまた事実なわけだ。最前線という点では北海道も相変わらずで、勿論ここ札幌郊外の静かな住宅地でも定期民間航空機の音ではない爆音が上空から聞こえてくる。本州ではとても道路などの関係で運用できない大きな戦車が配備されているのもこれまた現実に即している。ロシアは旧ソ連、その前の帝政ロシアの時から変わらぬ「not友好国」だし樺太、北方領土から命からがら逃げてきた方、逃げきれなかった方の遺族がおられるしね。穏当に「not友好国」と書いてはみたものの正直な心情を言うなら未だ「敵国」で、引揚者の方々の話を直接伺った者、直接引き上げ後の生活を見た者としてはロシアは北朝鮮と大きく変わらないレベルの国でもある。だから私は同じような年代の沖縄生まれ育ちの方に伺ってみたい。「あなたの心情的な敵国とはどこですか」と。何から何を守ろうとしているのか、そして国家の最前線に生まれ育った者としての正直な言葉を是非伺いたい。
2012.05.15
誰が見ても「正しい」ということになっている正義というやつは政治に持ち込むのはともかくそれを徹底させようとするとやはりそれは正義からかけ離れるんじゃあないかというまるで厨二的先祖返りがここのところ頭の中をぐるんぐるん駆け巡っている。ここに司法を持ちだすと更に頭がこんぐらがるが但し建前上は司法は正義を貫くというよりもあくまでも法に基づいた裁判、執行だ。EUの経済を発端とする現在の混迷が一番判りやすいんだが、サルコジもメルケルもEU保持の為の事態の把握収拾そして解決への道筋は決して間違ってはいない。但しEU保持の為というのがここで数年前書いたようにそもそも無理があった。ただ、政治家としてまた国家を率いる者としては既存の仕組みを保持運用し続ける姿勢はそれが実の所破綻状態であったとしても「姿勢を見せる」のもまた政治であり、維持する姿勢を続けそれが誰の目にももう無理だとならなければ民主主義国の集合体では「もう無理なのででは次どうするか」も始まらない。ここが民主主義の厳しさと言っていい。多くの国民有権者は実感せねば本物の変革を受け入れない。但し実感してしまった時は実は遅い。WW2後の成長期国際的地理経済変革を終えた後は早い遅いは多少あるにせよこの問題にぶち当たるのは時間の問題だったのだが、それを世界は「グローバル市場」という一杯のザラメを大きな綿あめに変える事で凌いできた。この恩恵も伝播の早い遅いはあるにせよそれなりで各国受けたんだがより多くの恩恵を得ようとしたのがEUという形で結晶したわけで、日、米が単国であるのとは対照的だ。但し本来は恩恵を受け終わったらその仕組みは緩やかにならねば持たない。ややこしいのはEUはカソリックとプロテスタントのそれぞれ総本山であり、また所謂平等博愛思想の出発地でもある。私はここで高々思想だか宗教だかが拠としてあるならともかくそれを正面に押し出しちゃあ終わりだといささかきつい言い方をしてきたが、つまりは良くなっても悪くなってもそこに帰結してしまったら前にも後ろにも行けなくなるその危うさを危惧してきた。これは共産主義思想もイスラームも同じといってはえらいことになるがまあここは日本なのではっきり言うけれど、ここにお題の「正義」が関わってくる。カソリックもプロテスタントも仏教もイスラームもそして共産主義思想もザラメをザラメとして流通させてきた時代のもので、それは今の経済学とやらも変わらない。強いて言うならそのザラメはうまいよ程度のものであって、一杯のザラメが二杯にはならないしましてや人の頭より大きな綿あめに化けるような時代のものではない。とっ散らかった頭のまま書き始めてしまったのでとっ散らかったままの書き殴りなんだが、正義を求めるのは人として間違っていないけれどそれを政治に徹底させるとタリバンになりゃしないかということですわ。
2012.05.14
石原氏、「尖閣」単独購入の意向 寄付は4億7000万円にこの東京都の尖閣諸島購入について賛否両論があるのは無論理解している。日本の領土であるのは当たり前だが、現政府が当てにならない上に何より所有者が長年の国との交渉で不信感を持ってしまったものをここで無理やり「いやそれは国に渡すのが本筋だから」と筋論ばかり抜かしても話が前に進まない。中には支那が日本国内の土地を買いあさっているのを正当化してしまうのではないかという心配性の意見も見られるが、いやそれは全く違う。国内での個人から自治体への土地売買なので、地主さんが公園用地を自治体に売るようなものと思えばよく、他国籍個人企業への売渡しとは話が違う。またこれが小さな自治体であれば今度はオウムではないが自治体議会などの乗っ取りも心配されるけれど、東京都くらいになれば滅多なことはないだろう。但し都民の皆様の良識を願うのはこれからも変わらない。何より地主が東京都に売るというのだから売りたいところが買いたいところに売るのを止めるわけにもいくまい。私も筋はどうなのだろうとちと考えはしたものの、筋がどうのよりもまず一個人に国境の島の所有を委ね続けてしまった事自体をまず国民有権者として考え直さねばならず、侵略側がつつかねば気がつかなかった事も合わせて反省しなければと思い直した。折しも現行メインマシンの強化を図れる一式を譲っていただいたので中身、特に電源、光学ドライブを交換しようと思っていたお金があったので寄付した。僅かなものだが今の私にできる精一杯でもある。寄付口座は転載して間違いがあるといけないので東京のサイトにリンクします。東京都尖閣諸島寄附金についてまたこの寄付金は税法上「寄付金控除または損金算入」となり、短く言えば所得に応じて実質負担が2000円で済む寄付額の参考になるサイトもあります。参考:(PDF)鹿児島県ふるさと納税
2012.05.13
昨日ははよから寝て予定通り午前中に出発しました。行き先は隣市小樽。札幌から小樽までは高速もありますし下道の国道5号線も4車線です。金曜とはいえ平日午前中ですので下道にしました。小樽市内で回る予定は最大で3箇所。目当ての物は絶対に手に入れる決意ですので最後(札幌から一番遠い)の製造会社にも行く覚悟でした。順序としては新南樽市場、なければ小樽駅前三角市場、最終的には長橋という予定です。車はある程度いましたが流れはスムーズで右手に海が見えてきたらもう小樽です。札幌から距離の近い順に回るのでまずは築港駅向こうの新南樽市場から。ここは車で行っても判りやすいし駐車場も完備されていまして、もうできればここでと祈るような気持ちでした。小さな商店が寄り集まった文字通りの「市場」。カニや鮭は観光客向けの品揃えと値段ですが、他の日常のおかずになるものが安い。思わず買ったのがホヤ。こちらではお馴染みのアカボヤで大きいのが4つで300円。思わず「一個の値段ですか」と聞いて店の母さんに豪快に笑われました。4つですが包んで受け取るとずしりと来る重さ。こんな大きいのは何年ぶりだろう。すっかり嬉しくなり、ちょっと目を離したら母が長ネギ買ったりしているし。ぐるりと回って見つけたのが目当ての切り込みでした。450g入りの大きいカップを3つ買い、お店の方に事情を話しできればこれからも扱って戴けるようにお願いしてきました。気がつくとホヤは重いわネギは長いわ切り込みも3つとなれば中々重いしふと気がつくと母が今度は洋品店に刺さってる。パジャマのズボンのようなものを買ったらしく袋をひょいと私に寄越しました。一服しついでに隣の電器店まで覗いて滞在時間約1時間。すぐに戻りました。天候が怪しくなってきたので大したことはないながら山越えの雨は避けたいと。帰ってきたのが13時前ですな。戻った頃にはすっかり曇っていて早く出て帰ってきたのは正解でした。夕飯には勿論ホヤ。殻付きで生きていますので調理担当は私でございます。作ってみたら丼いっぱいありまして、久しぶりですなお腹いっぱいホヤ食べたのは。一昨日のついてなさとは対照的な日でした。
2012.05.12
昨日、うちでは定番の食品2種を買い求めに母と店をやっていた辺りまで遠征した。一つは東京拉麺のチキン味これはふと寄った店で買い求めたもので、食べてみると余計な味がしない。むしろ今時の濃厚な味に慣れた舌だとどこに味があるのかというくらいあっさりにもほどがある。しかし飽きない味で、小さい麺なので調節も効く。おまけに例の原因不明な私のアレルギーに反応せず、またふと下の爺婆の中食にどうだと勧めてみたら気に入ったらしい。だがいつもこれを買う店にはなかった。いつ入荷するか分からないという話で大層がっかりした。もう一つはにしんの切り込み。(辛口)こちらも前の店から徒歩圏の昔ながらの個人商店には必ずあるのでそこに寄ろうとしたのだが。この個人商店そのものが閉店していた。どうしようもないががっくりきつつ家に戻り、諦めきれずに切り込みを作っている会社に問い合わせた。地元小樽になら確実に置いていると聞き、これを打ったらとっとと寝て午前中から行ってくる。小売り2店舗とそこにもない時は製造会社で小売りしてくれるというので最高でも計3箇所行けば入手できるはず。やれやれ、口にあうものを調達するのも大変だ。
2012.05.11
霍乱と言ってもすでに認知症なわけで霍乱が常態にはなっているんだが。ここのところ夜中に母を叩き起こしたりすることがあったので気をつけてはいた。しかし昨夜、寝ていたんだが1時半頃にドアの外で物音がするのに気がついてはっと目を覚ました次の瞬間、部屋の照明スイッチを爺が入れていた。何を言っているのか咄嗟には判らなかったが「俺のりんごをどこにやった」と言い逃げのようにして階段を降りて行った。だがとにかく危ないので急いで服を着て追ったら振り向きざまに殴りかかられた。なんじゃこりゃとは思うものの階段なので下手によけても危ないし抑えても危ないのでちょっと距離を開けて「気をつけて」と言ったが何だか怒っている。で、部屋の椅子にどすんと座ったのでなだめながら「りんごならあるけど食べるのかい」と聞いたら大威張りで「だから言ってるだろ俺のりんごだ」と。最早埒が明かないのでとりあえず台所に行きりんごを切って出し、やれやれと戻ろうとしたらまだ「待て」と。今度はなんじゃいと振り返ったら「今何時だと思ってる」と大激怒。箸にも棒にも引っかからないとはこの事だが、元々認知症になる前から理不尽な物言いで絡む人間ではあった。だがそれで止まらず怒る怒る。大声を出すので母が起きると宥めてると更に調子に乗るのでとうとう厳しい言い方で窘めた。それが気に食わないと立ち上がるのはいいがよろけてるし危ないので手を伸ばすと今度はまた殴りかかる。綺麗に避けると危ないしといって殴られるのはいいがそれで妙なスイッチが入り、私相手じゃなく母相手に同じ事をされても今後非常に困る。で、振り上げた拳を握って下ろし、反対側の手とクロスさせて片手で抑え「いい加減にしろ」とまた恒例片手一本で抑えてようやくおとなしくなった。そこに母が起きてくると途端に出まかせ抜かすボケ爺wとにかく夜中に上に上がってくるな、危ないというのと人を起こすなだけ言って引き上げてきた。どんどん時間帯がおかしくなっているのが一番困る。夜中の騒動はここ半月の間に増えている。明日は重量のあるゴミ捨てなので早起き必須なんだが寝てもまた起こされるかと思うとねえ。やれやれ。
2012.05.10
佐賀県武雄市と聞いてああ、あそこねと気がつく方もおいでかもしれない。そこの市長が先日、図書館カードを所謂ポイントカードとすると発表した。Tカードというのはご存知の方も所持されている方も多いと思う。TUTAYAのカードと言った方が知名度が高いと思うが、TUTAYAに限らず「店舗やサービスを利用するとポイントになる」よくあるカードでもある。このTカードはCCCという会社が運営している。ここまでが前段。武雄市長、会見で怒り露に「なんでこれが個人情報なんだ!」と吐き捨て高木浩光氏の日記だが、これまでも高木氏は個人情報の範囲とその取り扱い、そして集積(ビッグデータ)について警鐘を鳴らしてきた。現行法の不備についても書かれていて、氏の考える「ビッグデータ」とその扱いの可能性(ネガティブ)について私にも判りやすく書かれてきた。その論についての諾否はともかく、少なくとも門外漢にとって判りやすくまた論点のぶれがないという点で一読するのをお勧めしたい。んで。今回のこの一連の発端ともいえる市長のこの発表だが、当該Ustを見てもまたやり取りを見ても市側とCCCが情報の集積とその扱いについて綿密な事前協議を重ねてきたとは到底思えない。そもそも図書館データを保護すべき個人情報とは思っていないようで、それは市長、CCC双方から感じられ、また新聞記者も同じ鈍感さでしかなく、これらに危惧を抱いているのは高木氏含むネット側からの質問だ。ものすごく端折って言えば情報を収集する側と収集される側の隔絶した感覚の違いと言っていい。あえて「感覚」とは書いたが実は「そんな気がする」的な感覚ではなく、指摘側はデータというものに対する認識の甘さ緩さを指摘しているのだが指摘されたほうが全く捉えるポイントがずれている。そこら辺のおばさんが「あらあ、私の買い物なんて別に大して秘密もないし、ポイント溜まるならいいんじゃなーい」と言うのはよくあるが何故かそれが収拾蓄積側の感覚という倒錯的なズレと言っていい。本来データ集積収拾側がデータ取り扱いのプロとしてあらねばならないのだが、何故か今回のこの件に限らずスマホアプリなどでもプロであるはずの側が市井の素人的感覚のままビッグデータを収拾蓄積利用し続けているからおかしいのだ。このプロであるはずの側のおかしな素人的判断が正直この業界に蔓延しているのはここ10年私もよそながら見てきている。えらい長いが実はここまでは前置きのようなものでここからがお題に沿って書きます。Twitterで議論が巻き起こった。ある日の武雄市長の言論自分用:ひろみちゅ先生×武雄市長この2つのTogetterは纏めた順番というかタイムスタンプ順。私が気がついた順だが、上は武雄市長の発言を纏め、下はその反応(纏めた方のTL)を纏めてあるのでこの順番で見ると判りやすい。私が初見した時よりも莫大な量になり、下にスクロールして「続きを読む」をクリックしないといけないのだが、是非読んで頂きたい。これを読まないと何故「市長の恫喝」なのか判りにくいと思う。つまり図書館データの収拾蓄積に関して意見を言った高木氏の所属組織、上司、また監督官庁、更に国会議員に市長は抗議するぞと言っている。現に元経産省事務次官にこの事を告げたと彼自身が明言している。高木氏が今回武雄市長に発した質問、意見の一体どこに高木氏がその所属する組織としての発言があったのか。そして市長は彼(高木氏)を公人と規定しているがそれは逆で公人なのは市長として発言している彼の方であって、市長自身の言葉を借りるのなら市長が市長の肩書き付きで発言するその全ては公人としてのものではないのかね。「個人情報」定義の弊害、とうとう地方公共団体にまでこれは昨日付けの高木氏の日記だが、末尾から読み取れるのは公人(市長)にその所属する組織の上長にまで抗議するぞと脅されて立ち行かなくなった氏の悲痛な叫びがある。何が問題といって今回含む「個人情報」というものの定義、収拾、蓄積、そして利用に関して肝心の決める側、そして利用する側が全く理解がなく、また先程書いたように素人(利用される側)の感覚でプロであるはずの蓄積側がいるということだ。参考:佐賀県武雄市の図書館とTポイントカード導入の件大きな問題が2つある。一つはビッグデータの集積収拾側の意識。もう一つは自治体首長が個人を恫喝し、具体的に所属組織に影響を及ぼすぞと公言していることだ。こうなってしまうとこの武雄市長に対して意見をいう人間は少なくとも所属組織に殴り込まれる覚悟を持たねばならず、所謂現役のプロの方々が萎縮してしまう。困ったことに具体的に指摘できるのはやはりこの道のプロなのだが、こうした恫喝が行われるようになれば私のようなどうなってもいい隠居が言わねばならないけれど、しかし私にはプロのような見識も具体的な危惧の指摘もできない。しかしたった一つできるのは高木氏への恫喝はまともじゃなく、またどんな気に食わない言論であってもそれを言う権利は守らねばならないとここにこうして書くことだ。しかし地方政治家とはいえその持つ伝手を使い反対する意見を封じ込めようとするのは一体どこの国の話なのかと改めて首をひねっている。私は今回のこの一連の話に関しては高木氏を全面的に支持し、また出来うる限りの事をしようと思っている。
2012.05.09
今年は3月4月が寒く、首を長くして春を待った。いつまでストーブ焚かなきゃならないんだろうと灯油代を眺めながらの日々だった。それが4月半ばを過ぎてようやく昼間のストーブが要らなくなりGW間近になってストーブ離れできた。のも束の間。一度暖かいのを知ったせいか今週に入ってから夜の寒さが我慢できない。風呂に入るにも一旦部屋の暖房を入れてそれから下に行って風呂じゃないとどうにもならない。そんなこんなでここ3日ほど夜、ちょっと焚くのが続いている。窓の外の山や庭はもうすっかり春で山笑う庭笑うになっているところを見れば身体がついていってないなあと思うしかないけれど。それにしてもついこの前までは鉛色の山だったものが今はすっかり緑になり、そこここに辛夷や山桜の色もついてきている。モニタからちょいと目線を外すだけで季節が目の前に見えるこの贅沢をしながら隠居生活を送れるのは幸せだな。
2012.05.08
自治体、被害確認進める 自衛隊も活動開始昨日の主に茨城県つくば市での竜巻なのだが。この竜巻とみられる突風があったのは昨日午後1時前。丁度私もPC前に座った時にTwitterのTLが突然雹や突風、雷雨で埋まった。技術系の若い方もフォローしているのだがつくばの関係者も多く、その周囲の方々のTwが回ってき始めていた。その後雷雨の範囲が広がり、停電もつくばのみならず道内にも広がったのは確認しているけれど、ほぼリアルタイムで動画が上がりそれも回ってきたつくばの様子がもう本当に酷かった。夕方になってから茨城県知事が自衛隊に災害派遣を要請したと聞き、それはそうだろうが政府は一体何をやっているのかと皆で首を傾げていた。幾らなんでも目の前の天災にはなにかやっていてその報告の段取りがもたもたしていたんだろうと思ったのが甘かった。19時NHKニュースを見たがいつもならこれだけの小さい町がすっ飛んだような広範囲の災害で知事が自衛隊派遣を災害直後に要請するのなら一連の災害を報じた後に必ず「政府は~」と政府の動きを伝えるのが当然あるはず。しかし一言も触れないまま次のニュースに移り、定刻30分で次の番組になった。唖然とし、また本当に政府は何もやっていないのかとTwitterの政府の災害担当を見てみたがだんまり。まさかと思い官邸サイトを見たがこちらも更新なし。いつもは賑やかな与党議員さんも静まり返っている。民主党は議員のTwitterを自粛させたそうだが、しかしこうした災害時にほぼリアルタイムで動向その他を掴めるというのはメリットが大きい。それは昨年の震災で皆が知った。自粛させられようとも地震加藤ではないがこうした時に動かねば何のためのTwitterだか判りゃしない。つくづく判ったね。日本には現在国民と共にある政府など存在しない。普段は何やってるかさっぱり判らなくともいざという時には国民を守り保護するのが政府というものではないのか。こういう時に頼れず、また広範囲に家が壊れ飛んでいるのだから避難所はどこだ、一体どこが酷い被害なのかというのは全部Twitterで知った有様であった。一昨年は宮崎の狂牛病の被害が拡大している中、構わず外遊しキューバを訪れていた農相もいたしパーティやってた副大臣もいたんだが、今年もGWは政府もお休みだったとはな。平成18年の北海道佐呂間町での竜巻被害の時は遠隔過疎地で被害状況が掴みにくかったにも関わらず発生(1320~1330)から1時間ちょっと(1430)で政府の対策本部が立ち上がっている。参考(PDF)北海道佐呂間町における竜巻による被害状況等について(第9報) (平成18年12月15日現在)この佐呂間の若佐地区というのは住民の多くが高齢者で、今回のように現地からネットで知るということはなかった。今回はつくば市ということもあり住民がいち早く竜巻の襲来や雹などを次々とネットで公開していた。それはかなり早いスピードで、さほど広くもない私のネット閲覧の範囲でさえ1時間経たずに動画や画像で知っている。何にせよ今は国民にとって無政府状態と同じ、生きているのは手足というか実働部隊だけなのだなと改めて理解した今回の災害であった。ひどいもんだ。
2012.05.07
北電泊3号が停止、42年ぶりに原発稼働が全国ゼロにこの事をあたかも「闘争勝利」であるかのようにはしゃぎ回る放射脳の騒ぎは見たくもないのだが、どうやらそういう方々は電気が足りないという事が一体どういうことなのか考えてみたことはないらしい。50過ぎた私でさえ昭和40年代を境に大規模災害以外長時間停電を経験したことがなく、また物心ついた時から家庭に家電は普通にあった。ミクロの範囲でさえ電気のない生活はみたこともしたこともない。そしてこのミクロの範囲だけで電気の及ぼす範囲を語るのもまた頭が悪い。現在は製鋼などの基幹産業製造業は勿論、第一次産業や部材製造も殆ど電気で制御されている。マクロを無理やりミクロで語るのは間違いの元だが例えば経理作業もそうだ。私の時代で零細企業ならぎりぎり会計伝票を手で作成しているがそれは昭和60年に入るか入らないかくらいまで。そのまま会社勤めをしていれば平成には小さな企業でもコンピュータ処理が当たり前になっていたはず。今電気が当てにならなくなったとして一体どれくらいの割合で会社経理を手作業でできるのだろう。また病院、医療は現在電力消費の塊のようなものだ。大きい病院の周辺を見たことがあればすぐ判る。何が情けないといって今回の電力危機で本当に困るのは「本物の弱者」であり、大きい声の出せる自称弱者ではないのにまるで被害者であるかのような顔をして結果ここまでの事態に至ったのに快哉を上げる連中が存在するのとそれになんとなーく同調してしまう考えなしがいることだ。何度も書いたが昨年は震災被害があり、東北の産業は壊滅的で2万人近くが亡くなり数十万人が避難生活をし、加えて原発が何基か稼働していても電力不足だったのだ。復旧復興が始まり帰れる人は帰り、また仮設住宅に入居したら昨年と同じ原発稼働でも足りないのが当然で、そこに原発が全停止して足りるわけがない。もっと大きいのは。原発が停止してもそれはストーブを止めたように安全というわけではない。福島第一は停止していたんだ。規定通り制御棒が入り停止はできていた。しかし冷却電源が足りずまた当時の政権の要らぬ横槍による時間ロスで水蒸気爆発した。この事を理解できない人間がまだいる方に私は驚くんだが、つまり停止している原発は電気を使って冷却しなきゃならない。電力危機になっているのにね。発生する熱は変わらず、それを危機に陥っている電気で冷却し続けあたら発電能力を捨てている。揚水電力はこの原発発電の余力を使っていたんだが今後はただの水発と同じになるけれど文字通り「揚水」の動力は一体何で動いていると思っているんだ。簡単にブラックアウトすりゃいいと私も言いたいくらい腹を立てているけれど、しかしそれは21世紀のこの日本ではあり得ないレベルの死を招く。窓の外の山には送電線が走り鉄塔が建っている。ここから向こうは羆の巣のような場所で、見える限り全部羆だらけ。冬も誰も入れない。山を伝えば100キロの単位で人はいないしまともな道路もない。この送電線、鉄塔を保守管理しているのも電力会社で、電力会社の人しか夏も冬も入らないし入れない。営々と電力の安定供給をし続け、何事もなくて当たり前、国策で原発となれば交渉の矢面に立ち、原発でなくとも発電所新設となれば大変な交渉をし莫大な金をかけてそれでも電気を供給するのが当たり前だと供給者利用者双方共に暗黙の了解としてインフラ企業は成立している。そしてもっと大きな問題が目の前にある。現在日本では火発が主流にならざるをえない状況で、この燃料は重油、石炭、LNGとなっている。これらいずれも国産では足りない。現状スポット買いの上に為替とは無関係ともいえる高い(低い)レートで購入し続けている。日本に金があるからまだいいが、しかし自前の原発技術のある先進国が金に物を言わせて燃料を買いあさっている事実は動かせない。当然ながら原発技術のない国の方が多く、また彼らの買えない値段まで釣り上げてしまっているのは日本だ。感情論と目の先の自己満足のためにできることもさせずに本物の弱者を金で追い払っているのが日本なのだということをせめて快哉をあげている人達に理解してもらいたい。
2012.05.06
Intelの新CPU「Ivy Bridge」が高熱になる「ダブルグリスバーガー症候群」状態Ivy Bridgeというのは所謂第三世代のLGA1155でして、先月末に発売されました。でピン数(厳密にはグラウンド)を変えずにCPUの内部構造変更で第三世代までいくのはSocket478以来じゃないかと思うんですが、これ初めて自作してみようかなという人には中々の罠になるんですね。この「罠」なんですが例えばこのIvy Bridgeの場合、第2世代用に出ていたIntel6シリーズに対応はしています。乗ることは乗る。但し第三世代対応でなければならず、またIntel6シリーズから搭載されたH/Wセキュリティ機能がうまく動かない。なのでやはり性能機能を活かすには新しいIntel7シリーズに乗せる必要がある。それもあって今週から一気にPCショップではIntel6シリーズマザーが安売りされています。今回のこのあちち騒動は構造内部そのものではなく付属する問題なのでどうしてもなら殻割りしてまともなグリス塗り直すか改善されたものを買うかということになりますわね。さほどの性能差ではないので実用として使うのであれば今はまだIntel6シリーズと第2世代でいくのが正解と言えば正解でしょうなあ。この選択自体も初めて自作する人にはかなり敷居が高いとは思います。また、メモリが安いので64bitOSを選びたくなるのですが例えばプリンタ、タブレットなどが古い場合などは64bitOS対応ドライバが出ていない事もあり得ますのでご注意を。私は先月LGA775の最終型といっていいCPUを戴いたこともあり、また組んだ当時の対応周辺機器の関係でOSを32bitにし、更に言うなら動画編集などの重い処理はしないので壊れるまではこのまま行こうと腰据えたところでした。いい出物があればマザーとCPU、メモリは中古である程度用意しておくかくらいの感じで。どちらかというと購入を急ぐのは予備電源だったりしますし。自作をなさらない方にはなんだこりゃ的ニュースですが自作する人間にとってはまだ対処のしようがあるのと原因がはっきりしているだけマシなんです。但しこの殻割り、CPUの持ち方扱い方判らない方にはお勧めできません。自分でグリス塗ったことがある方、この記事読んですぐ理解できる方だけお試しくだされ。
2012.05.05
食べる方ではなく。昨夜から降りだした雨がずっと続いている。まとまった雨が降らず、庭担当の母がやきもきしていたのでこれは恵みの雨といっていい。加えて雪が融けた後の道路清掃を札幌市が全くやらなくなったせいか、先月半ばくらいから埃が酷い。冬の間、どうしてもすべり止めに小さな礫を撒いたりするので融けてしまった後は撒いたところのみならずタイヤや靴に挟まったこの小さな礫があちこち広範囲に散らばっている。アスファルトの上で砕かれたりもするし土埃も加わって、高台のここから街の方面を眺めるとうっすら霞むほどの埃になっている。気管支など呼吸器が弱い方や喘息の方はさぞかし難儀しているんじゃないかと案じているし交差点の隅っこに溜まった礫は時に跳ねて小さい子供の顔を直撃しまいかと心配もしている。街で移動は交通機関や車、街なか歩くのは殆ど建物の中、外はほんの10分ほどの移動で顔やら髪に埃がまとわりつくのが判るほど。それがこの雨で少しは落ち着く。ただ、山の融雪期でもあるので低地などは洪水にならなきゃいいなと。特に北関東、東北の被災地は地盤が緩んだり低下したりしていて、これまでとは違う。地盤調査をやり直し、本格的なインフラ工事に入ったとは聞こえてこないので被害がないように願っている。予報より風がないので窓の向こうに咲いている借景の桜の色が鉛色の山と雲の中からぽかりと浮かぶようなそんな春の雨です。
2012.05.04
HSBC調査の中国PMIは49.3、統計局発表とのかい離続くHSBC=香港上海銀行HSBC発表数値が必ずしも正しいとは言いがたいにしろ少なくとも支那統計局よりはサンプルの取り方は偏っていないと思っていい。ただ支那の数字(数値)を見る時はそれが企業なり経営陣なりの自己申告であり、支那企業の多くは共産党幹部、地方幹部もしくは人民解放軍幹部の経営であることも忘れてはならない。つまり大きな傾向としての全体像は朧気ながら掴めるものの、それが実態かというとそうではなく、それが統計局の大きな誤差と繋がっているのかそれとも「発表したい数字」に近づけているのかすらはっきりしないということだ。化粧の重ね方が一回か二回かという意味で。だが一応発表したこの数値を大掴みの傾向として捉えるしかないのも実情で、ぎりぎりとはいえ景況感は持ち直していないのは認めざるを得なかったか。それが生産供給過剰によるものなのか、それとも人民の買い物が買える層には行き渡り、一服したのか、はたまた各地で起きている暴動の影響なのかは霧の中。こんな国と先進国ルールでまともに取り引きできるかというのは実感だが、そうはいっても向こうが買いたいなら飛びきりの物を売りつける方向にいくのが距離の一番近い先進国としての付き合い方だろう。支那の生産物に欲しい物は一つもないんだから。
2012.05.03
札幌でソメイヨシノ開花昨日開花宣言のあった桜だが、市内中心部から数キロ離れたここ郊外でも日当たりのいい場所にある桜は数日前からぽつぽつと咲き始めていた。梅も咲いていて、他の樹では連翹、辛夷、ツツジなども。花々では水仙やチューリップも咲き、また山の花は下の方ならここの窓から眺められる山桜、辛夷が咲き始めた。色とりどりの花が一気に咲くのが北海道の春で、今年は例年や予報より少し早くGWに間に合った。ただ、この開花を齎した好天は今日までらしく暦どおりの仕事の方にはちょっと気の毒だが、連休最後にはまた天候が回復するので花見はその頃がいいと思う。2つ向こうに垣間見える山にはまだ雪が残り、昨日母のコゴミ採りのお供に行った近郊の山も標高300mくらいの日陰には道路沿いでもまだ雪が残っていた。今その辺りに咲いているのはエゾエンゴサクやエンレイソウで、シダ類が枯葉をもたげて出てきたところだった。長い冬を越えてようやく春になったなと縮こまっていた身体も伸びができる。
2012.05.02
再生エネ発電 買い取り制には課題が多い-見出しは読売一時、ご家庭用太陽光発電装置の宣伝が相次いだ。ワイドショーなどでも「これをつければ余った電力は売れるので元は取れる」的な一体どこから頼まれたか知らんがさも装置を買っても損にはならないかのようなステマ的手法が見られたけれど。しかし例えばここ北海道のような土地では確かに日照には恵まれていても冬の寒さを考えればその効率はうんと下がるし、また積雪も伴う地域が多いのでさてどれだけ耐久できるのかという問題もある。現にここら辺りでは昔屋根にくっつけた家はその劣化と共にもう一度付けたかというとどこも再設置はしていない。数年前に新たに設置した家も確かにあるのだが、耐久年数がおおよそ10年から15年なのでその更新にまた百万桁のお金を払うのかどうかは判らないが。北海道ほど過酷な条件でなくともソーラー自体の発電そのものは悪いことではないが、それを発電量として当てにできるほど安定したものではなくあくまでも補助的役割にしかならない。だってお天道様頼みだもの。おまけにその買い取り価格を電力会社に強制するというのは上場会社に対する国家の強制で、これまでのように黒字ならともかく、今のように原発停止は事実上強制、高騰している発電用燃料価格は自分で払え、だが電力買い取りは高価に設定して買えでは電力会社も浮かばれん。電力会社の株主は確かに自治体なども多いのだが、しかしあくまでも上場民間会社であって、もし仮に電力買い取り価格を強制するのであればそれは最低限発電価格が黒字でない場合じゃないと強制できないはずだ。当然株主の損に直結するのだから。ましてやインフラ企業に赤字を強制するなどというのは頭のネジがどこか飛んでいるのではないか。安定供給には安定経営が必須で、例えば北電の保守は登山者も行かないような天候に冬山に行く。本州なら台風の後、潮を被った電線を直し崩れた山を越えて鉄塔を点検する。こうした事がすぐできるのは人材確保であり、今や一番高価な人的資源をいつ起こるか判らない天災に備え、また過酷な条件下でも電力供給を安定させている。ちょっと前に総括原価方式がフンダララという意見が反原発派を中心に湧き出たが、それならば現状赤字の総括原価に合わせて買い取り価格はゼロ以下になるんじゃないのか。火発の為に莫大な燃料を金に物言わせて買いあさっている事自体も今はまだ世界の理解があるかもしれないが、しかしそれが長く続くとは思えない。エネルギー問題はまさに国際紛争の火種だからだ。それも自前で原発技術がない国ならともかくというのは前にも書いたが。こんなエゴがいつまでも通用するとは思えないぞ。もう一つ、原発も立派な自然再生エネルギーだボケ。
2012.05.01
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