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先日、フォロアーさんからほぼ似通ったRTが一気に回ってきた。RTの文言は実に馬鹿馬鹿しいもので「ああ、また放射脳様かえ」と最初は見過ごしてきたのだが10件以上あるのはただごとではないと気がつき改めてIDを見て別な意味で「ああ」と。庭山ゆき桐生市市会議員であった。庭山ゆきのまとめこのまとめにも入っているが最初に名前を見たのは農家の皆様へのとんでもない侮蔑とそして錯誤に満ちたバカ発言集であった。桐生市会議員 庭山由紀先生が「毒物作る農家」と発言したので根拠を聞いたらブロックされちゃった件。そうだこの時だと呆れ返った記憶がまざまざと蘇り、そして何故これをここの日記に書かなかったのかまで思い出したんだった。この時もこの市会議員様は善後策を練るわけでもなく、対処を検討するでもなく専門家に聞くわけでもなくただひたすら「運動家」として喚き散らしていた。結局は他の放射脳、それも飛び切りの「恒常的に放射線というのは存在する事を知らない」バカ様であったのが知れたのと何故か金切り声で擁護するお仲間が釣れただけという何の実りもない結末だった。そして今回の献血者への愚弄もその根拠すら甚だしく欠如し、また採取血液に放射線を照射しているのすら知らずに喚き立てているのがよく判る。ここまで来ると公人としてどう以前に人としてどうしようもないバカとクズが混ざった気持ち悪さまで感じる。どこにでもこうした人間はいるもので、言われてみれば市会議員どころかうちの政令指定都市の市長の瓦礫拒否の見解とその根拠もこれと同じなんだなと改めてうなだれましたけどね。最早もう一度大人の義務教育も必要なんじゃないかと思わせるほどの放射脳様の跋扈なんですが、公人となればバカの及ぼす範囲も半端ないわけで、これは「バカだからリコール」というのもありなんじゃないかとつくづく感じるこの頃ですわ。
2012.05.27
6カ国が濃縮ウラン生産停止で新提案、イランも対案提示ー見出しはロイターそもそも何故国連安保常任理事国+独の六カ国かというお話なんですが。ここに本来日本も入るのが当然だと思うのは別に私が日本国民だからという訳ではない。英米露仏中の常任理事国はいいとして、そして独も経済的意味合いで加わるにはなんの異議もないが、ここに宗教的にも歴史的にもこれまで一切の拘りや敵対的経緯がなかった日本が入らない方が不思議だ。むしろイランに対してその宗教や国際的地位の変遷に拘わらず戦後相応の友好を保ってきた日本が入らないほうが不自然だろうに。一体外務省も政府も何をやっているのかと。火薬庫と言われて久しい中東だが、日本はその中でも原油が必要だという元々の立場もあって、異教徒国としては異例の友好を保ってきた。無論向こう(中東)も日本がただの友好を求めているとは思っていないけれど、少なくとも彼らの生活や歴史と表裏一体となっている宗教を根こそぎひっくり返そうなどという態度は取ったことがない日本はそれなりにイーブンでフェアな相手として認知されているとは思う。もう一つ不思議なのは所謂「即時反原発派」の方々がこれに一切の言及をしていないことで、電力が今年足りるかどうかは別にして現実としては原油、ガスを中東から買わねば火発で発電できないのに何故ここに言及せんのだ。原発があろうとなかろうと、いやむしろ即時撤廃しろと非現実的な事を主張するのならせめて中東情勢くらいは現実的になってくれないと困る。朝から晩までどうでもいいような事を繰り返しぎゃんぎゃん喚くTVもここに切り込んでいるのは見たことがないが、一体なんで日本が置いてけぼりになっているのよ。どうなってんだ。
2012.05.25
本日のテレビ朝日「モーニングバード」での、今夏の電力需給に関する報道内容についての当社からのお知らせ文章が短い上に今後何らかの都合で掲載分が削除されたりする可能性もあるので引用。引用↓ここから 本日(平成24年5月17日)、テレビ朝日「モーニングバード」の番組内で、大阪府市統合本部特別顧問・古賀茂明氏の「火力発電所でわざと事故を起こす、あるいは事故が起きたときにしばらく動かさないようにして、電力が大幅に足りないという状況を作り出してパニックをおこすことにより、原子力を再稼動させるしかないという、いわば停電テロという状態にもっていこうとしているとしか思えない」というインタビューが紹介されましたが、当社として、そのような事を検討している事実は一切ありません。 当社は、引き続き、追加供給力の確保に最大限努め、電力の需給安定に向けた取り組みに全力を尽くしてまいります。関西電力株式会社引用↑ここまで現在、地震があったわけでも津波があったわけでも原発事故があったわけでもない関西で、何故か原発を停止させているわけだが、地方分権を標榜主張しているはずの関西圏首長はそれを棚に上げて電力融通を前提としているらしい。これだけでも頭大丈夫かという話なんだが電力会社に何を求めるというと例えば何事かあった場合の冷却電源の多重バックアップを求めるというのならまだ判る。福島原発が事故に至ったのは冷却電源の喪失だからだ。しかし今や何様か知らんが東北を助けるどころか自分達の電力さえ賄えない事態に陥らせたくせに今度は電力供給が間に合わない責任を電力会社に押し付けようとしているというヤクザ真っ青のマッチポンプをしようとしている。加えて【節電】 照明が明るすぎるオフィスや店舗を住民が通報する制度が大阪で開始なんだこれは。大阪府市エネルギー戦略会議という大層な名前を持つ機関が決めたようだが、どこの世界に21世紀の日本でやるこっちゃねえだろ。自治体に限らないし日本政府もそうなんだが、何故腹括って「緊急時の冷却電源の確保は充分しますので今は目の先の危機を乗り越えるために原発動かす」と言えんのだ馬鹿者。こういう時に国家の行政を担う者が腹括らないでどうするよ。難しい事や手続きはちゃんと官僚がいるわけで、別に政治家が常に官僚より頭が良くなくてもいいんだ。必要なのは国家の危急時、国民の困窮時にどれだけ腹を括れるか、その覚悟だと思うぞ。そこから零れ落ちたようなのが元の職場を貶めるだけではなくまるで電力会社が諸悪の根源であるかのような発言をするとは何事だ。それでなくとも老朽火発を高い燃料を確保しつつ必死で動かし電力を確保している電力会社にどうも有難うならまだ判るがなんだこの言い草は。数字がどうとか方針がどう以前のクズだろ。こういう事を人前で言えるってえのはよほどねじ曲がってるかネジ取れちゃっているのかどちらかだろうな。ったくこんなゲスが何様のように無辜の電力会社叩いているのを見て溜飲下げてる奴がいたとしたらそいつも同類、どっかネジ抜けてるんだろ。久しぶりに本気で腹立ったな。
2012.05.18
オランド新仏大統領、独首相と経済促進策の共同提案を約束さてはて新しい仏大統領は一応これまでの主張を裏付ける声明を出せたようだが。確かにEUの枠を維持する方が総体としてのEUの市場価値を保てる…いや今は保てているとは言わないがしかしバラよりは霞がかけやすい…上に何といってもこれ以上の蚕食を防がなきゃならないという意味合いになってきていると思う。EU域内の主な重要産物は何かといえば農産物と思うかもしれないが実の所は軍事関連で、その副産物の工業が金額の多くを占める。NATOは実質的に米軍と協同にはなったけれどしかしEUには各国得意の軍事関連生産物があり、戦闘機や潜水艦という今でも喉から手が出るほど欲しい国があるものを生み続けている。それらの主な輸入国は支那で、いっとき支那の人権問題で支那への輸出は「制裁」されたが事ここまで至れば好き好みはいっていられるかどうかわからない。支那が今わざわざこちら(東側)を刺激する政策を取り、姿勢としては相変わらず強硬でそれは現日本政府の腰を見透かしたものだが、生憎(支那の)東側南側には米軍第七艦隊が鎮座しており震災の際の機動の速さ、投入した戦力を見れば日本にとっては油断はならない負担だが本気かという疑いを私は持っている。日本にとっての危機には変わりがなく海自空自を投入しなければならないのは事実だが、世界戦略としてみた場合わざわざ硬い壁のある方に本気で来るのかという意味で。むしろ経済の傾きが停滞し始め、大きな大きな車輪を回さねばならない支那にとって柔らかい腹はどちらかといえばそれは西側で、柔らかいというのは語弊はあるがイスラームとの本気の喧嘩を飛ばした政策を考えさえすれば(地続きでなくとも良い+に敵の敵という意味合いも込めて)むしろ私ならEUを懐柔する。但しここで世界の経済圏とその政権という見方からすると日米仏独なら3:1で支那と融和的な方が多い。EUの重しとして英があるのが救いのはずだが民主主義というのは厄介で、苦しくなると政治もそれを選択する方も目先の政策を打ち出しそれが支持される。本来世界のトップグループである国家とその国民は世代をまたぐ政策を実現させてゆくのが後に続くグループへの国家としてのノブレスオブリージェでもあるのではないかと私は思っているのだが、これが本当に難しい。ものすごくとっ散らかったが今願っているのは日本がこの先の国内外における大きな国家戦略を打ち出し、打ち出すだけではないそれを実行する実力を国民が与える事と、もう一つは苦しい時こそより視野の大きな国家戦略をと米、EU、英に望みたいのだ。支那は敵ではないけれど、しかしその大きな車輪を各国が支えると地球が保てないという意識は常に持っていかねばならないし何より彼らは民主主義ではない異質の国家だ。だから敵ではないけれど決して味方にはならないしその異質さを民主主義国家が受け入れてしまうとこちらが保てない。何度か書いたが実は円高もあながち不幸ばかりではないのだが、それを活かす方策は現政権には取れない。本気で腰を入れれば「たったひとつの冴えたやりかた」ではないにしろ上手に立ち回れる。それをやってみせたのが麻生政権なのだが、相手が弱っている時こそ手を差し伸べるチャンスといっては酷いけれど国家間というのはそういうものだ。やったからといって個人間のように恩に着るということはないけれど少なくとも数字には残る。また散らかしてしまいましたが言いたいことは世界各国やばいなあという時にこそ何か出来る事はあるんじゃあないかということですはい。
2012.05.16
沖縄本土復帰40年 電力需要4倍以上に ツイート-見出しは電気新聞他の見出しには「沖縄知事「基地、全国で公平に負担を」(日経) 復帰40年」「沖縄復帰40年/「祖国」による分断を超えて」(河北新報)「沖縄復帰「40周年」を前に 京都で集会」(朝日新聞)などが並んでいる中、この電気新聞の見出しは流石というか事実というか。ここで前に前に書いたように「沖縄のあの惨状を二度と繰り返さない為に現状の米軍基地がある」と私は思ってもいる。更に言うなら未だ停戦中でもある朝鮮半島を含む極東有事への最前線に米軍が居座っているのはこれも現実なのだと。無論日本だけで防衛できれば一番なのだが現状の憲法である以上、また朝鮮半島が停戦中である以上は「あったりまえだ」とは思わないながらもしかしこれが現実だとね。だから他の見出しとした日経の「公平な負担を」と沖縄県知事が言ったのが本当なら政治的ポジショントークであればともかくあんまり頭のいい発言ではない。負担の重さは誰もが判っているところであるのだが「公平」の意味を文字通りに解釈するのなら防衛費倍、いや4倍にしたいのかそれとも憲法を改正したいのかはたまた原潜や空母保持してもいいのかとマジレスしたくもなる。電気新聞の「発電量4倍」はそのまま沖縄の戦後の経済力の伸びを示してもいるわけで、情緒として沖縄の現実を理解するにせよ事実と現実がその情緒を超えることはない。仮に情緒が現実を超えてしまえばもう一度最前線になりうる大きな可能性のある場所というのもこれまた事実なわけだ。最前線という点では北海道も相変わらずで、勿論ここ札幌郊外の静かな住宅地でも定期民間航空機の音ではない爆音が上空から聞こえてくる。本州ではとても道路などの関係で運用できない大きな戦車が配備されているのもこれまた現実に即している。ロシアは旧ソ連、その前の帝政ロシアの時から変わらぬ「not友好国」だし樺太、北方領土から命からがら逃げてきた方、逃げきれなかった方の遺族がおられるしね。穏当に「not友好国」と書いてはみたものの正直な心情を言うなら未だ「敵国」で、引揚者の方々の話を直接伺った者、直接引き上げ後の生活を見た者としてはロシアは北朝鮮と大きく変わらないレベルの国でもある。だから私は同じような年代の沖縄生まれ育ちの方に伺ってみたい。「あなたの心情的な敵国とはどこですか」と。何から何を守ろうとしているのか、そして国家の最前線に生まれ育った者としての正直な言葉を是非伺いたい。
2012.05.15
誰が見ても「正しい」ということになっている正義というやつは政治に持ち込むのはともかくそれを徹底させようとするとやはりそれは正義からかけ離れるんじゃあないかというまるで厨二的先祖返りがここのところ頭の中をぐるんぐるん駆け巡っている。ここに司法を持ちだすと更に頭がこんぐらがるが但し建前上は司法は正義を貫くというよりもあくまでも法に基づいた裁判、執行だ。EUの経済を発端とする現在の混迷が一番判りやすいんだが、サルコジもメルケルもEU保持の為の事態の把握収拾そして解決への道筋は決して間違ってはいない。但しEU保持の為というのがここで数年前書いたようにそもそも無理があった。ただ、政治家としてまた国家を率いる者としては既存の仕組みを保持運用し続ける姿勢はそれが実の所破綻状態であったとしても「姿勢を見せる」のもまた政治であり、維持する姿勢を続けそれが誰の目にももう無理だとならなければ民主主義国の集合体では「もう無理なのででは次どうするか」も始まらない。ここが民主主義の厳しさと言っていい。多くの国民有権者は実感せねば本物の変革を受け入れない。但し実感してしまった時は実は遅い。WW2後の成長期国際的地理経済変革を終えた後は早い遅いは多少あるにせよこの問題にぶち当たるのは時間の問題だったのだが、それを世界は「グローバル市場」という一杯のザラメを大きな綿あめに変える事で凌いできた。この恩恵も伝播の早い遅いはあるにせよそれなりで各国受けたんだがより多くの恩恵を得ようとしたのがEUという形で結晶したわけで、日、米が単国であるのとは対照的だ。但し本来は恩恵を受け終わったらその仕組みは緩やかにならねば持たない。ややこしいのはEUはカソリックとプロテスタントのそれぞれ総本山であり、また所謂平等博愛思想の出発地でもある。私はここで高々思想だか宗教だかが拠としてあるならともかくそれを正面に押し出しちゃあ終わりだといささかきつい言い方をしてきたが、つまりは良くなっても悪くなってもそこに帰結してしまったら前にも後ろにも行けなくなるその危うさを危惧してきた。これは共産主義思想もイスラームも同じといってはえらいことになるがまあここは日本なのではっきり言うけれど、ここにお題の「正義」が関わってくる。カソリックもプロテスタントも仏教もイスラームもそして共産主義思想もザラメをザラメとして流通させてきた時代のもので、それは今の経済学とやらも変わらない。強いて言うならそのザラメはうまいよ程度のものであって、一杯のザラメが二杯にはならないしましてや人の頭より大きな綿あめに化けるような時代のものではない。とっ散らかった頭のまま書き始めてしまったのでとっ散らかったままの書き殴りなんだが、正義を求めるのは人として間違っていないけれどそれを政治に徹底させるとタリバンになりゃしないかということですわ。
2012.05.14
石原氏、「尖閣」単独購入の意向 寄付は4億7000万円にこの東京都の尖閣諸島購入について賛否両論があるのは無論理解している。日本の領土であるのは当たり前だが、現政府が当てにならない上に何より所有者が長年の国との交渉で不信感を持ってしまったものをここで無理やり「いやそれは国に渡すのが本筋だから」と筋論ばかり抜かしても話が前に進まない。中には支那が日本国内の土地を買いあさっているのを正当化してしまうのではないかという心配性の意見も見られるが、いやそれは全く違う。国内での個人から自治体への土地売買なので、地主さんが公園用地を自治体に売るようなものと思えばよく、他国籍個人企業への売渡しとは話が違う。またこれが小さな自治体であれば今度はオウムではないが自治体議会などの乗っ取りも心配されるけれど、東京都くらいになれば滅多なことはないだろう。但し都民の皆様の良識を願うのはこれからも変わらない。何より地主が東京都に売るというのだから売りたいところが買いたいところに売るのを止めるわけにもいくまい。私も筋はどうなのだろうとちと考えはしたものの、筋がどうのよりもまず一個人に国境の島の所有を委ね続けてしまった事自体をまず国民有権者として考え直さねばならず、侵略側がつつかねば気がつかなかった事も合わせて反省しなければと思い直した。折しも現行メインマシンの強化を図れる一式を譲っていただいたので中身、特に電源、光学ドライブを交換しようと思っていたお金があったので寄付した。僅かなものだが今の私にできる精一杯でもある。寄付口座は転載して間違いがあるといけないので東京のサイトにリンクします。東京都尖閣諸島寄附金についてまたこの寄付金は税法上「寄付金控除または損金算入」となり、短く言えば所得に応じて実質負担が2000円で済む寄付額の参考になるサイトもあります。参考:(PDF)鹿児島県ふるさと納税
2012.05.13
自治体、被害確認進める 自衛隊も活動開始昨日の主に茨城県つくば市での竜巻なのだが。この竜巻とみられる突風があったのは昨日午後1時前。丁度私もPC前に座った時にTwitterのTLが突然雹や突風、雷雨で埋まった。技術系の若い方もフォローしているのだがつくばの関係者も多く、その周囲の方々のTwが回ってき始めていた。その後雷雨の範囲が広がり、停電もつくばのみならず道内にも広がったのは確認しているけれど、ほぼリアルタイムで動画が上がりそれも回ってきたつくばの様子がもう本当に酷かった。夕方になってから茨城県知事が自衛隊に災害派遣を要請したと聞き、それはそうだろうが政府は一体何をやっているのかと皆で首を傾げていた。幾らなんでも目の前の天災にはなにかやっていてその報告の段取りがもたもたしていたんだろうと思ったのが甘かった。19時NHKニュースを見たがいつもならこれだけの小さい町がすっ飛んだような広範囲の災害で知事が自衛隊派遣を災害直後に要請するのなら一連の災害を報じた後に必ず「政府は~」と政府の動きを伝えるのが当然あるはず。しかし一言も触れないまま次のニュースに移り、定刻30分で次の番組になった。唖然とし、また本当に政府は何もやっていないのかとTwitterの政府の災害担当を見てみたがだんまり。まさかと思い官邸サイトを見たがこちらも更新なし。いつもは賑やかな与党議員さんも静まり返っている。民主党は議員のTwitterを自粛させたそうだが、しかしこうした災害時にほぼリアルタイムで動向その他を掴めるというのはメリットが大きい。それは昨年の震災で皆が知った。自粛させられようとも地震加藤ではないがこうした時に動かねば何のためのTwitterだか判りゃしない。つくづく判ったね。日本には現在国民と共にある政府など存在しない。普段は何やってるかさっぱり判らなくともいざという時には国民を守り保護するのが政府というものではないのか。こういう時に頼れず、また広範囲に家が壊れ飛んでいるのだから避難所はどこだ、一体どこが酷い被害なのかというのは全部Twitterで知った有様であった。一昨年は宮崎の狂牛病の被害が拡大している中、構わず外遊しキューバを訪れていた農相もいたしパーティやってた副大臣もいたんだが、今年もGWは政府もお休みだったとはな。平成18年の北海道佐呂間町での竜巻被害の時は遠隔過疎地で被害状況が掴みにくかったにも関わらず発生(1320~1330)から1時間ちょっと(1430)で政府の対策本部が立ち上がっている。参考(PDF)北海道佐呂間町における竜巻による被害状況等について(第9報) (平成18年12月15日現在)この佐呂間の若佐地区というのは住民の多くが高齢者で、今回のように現地からネットで知るということはなかった。今回はつくば市ということもあり住民がいち早く竜巻の襲来や雹などを次々とネットで公開していた。それはかなり早いスピードで、さほど広くもない私のネット閲覧の範囲でさえ1時間経たずに動画や画像で知っている。何にせよ今は国民にとって無政府状態と同じ、生きているのは手足というか実働部隊だけなのだなと改めて理解した今回の災害であった。ひどいもんだ。
2012.05.07
昨日は札幌駅前(南口)での一斉街頭を聞きに行った。PDF注意4月28日 青年部・青年局 全国一斉街頭行動若手地方議員が憲法改正などを一体どのように捉えているのか知りたかったのと、勿論主題目である前日発表された自民党憲法改正草案についてどのように触れるのか興味を持ったからでして。但し私は青年局の定義から外れる(上回る)年齢なので行ってよかったのかどうかは不明だが。谷垣禎一総裁が「憲法改正草案」を発表参考(PDF)自民党憲法改正草案前日金曜に公表されたこの草案は公開されるなり議論を呼んでいる。草案なのでこれを基に議論が起きるのは当然で、これこそがGW前に公開した狙いなのかもしれない。ただ、知る限りマスコミは黙殺という方向にいったようで、自民党が建設的な提案をしていることはとことん無視したいのは判った。自民党の党是というか結党以来の綱領にも「憲法改正」が謳われているので随分と時間はかかったがこれを打ち出せるようになったのかと改めて長年与党であった年月と戦後史、そして3年目となる野党生活を思い起こす。変える事に議論が起こるのは当たり前で、私を含めて今や日本国民の多くが憲法といえば現行憲法しか知らずにいるし、また宗教的熱狂と見紛うばかりの憲法護持論者も多くいる。国家の憲法というのは民主主義国にとっては国の根幹であり、民主主義国のみならず法治国家として大事な裁判での判断のよすがになるわけで、文言を入れ替えるだけではなくそのバックグラウンドになる「日本国としての国家の背骨」を語るものでなくてはならない。思ったより3割増しほど熱い地元市議とそして参議院議員の演説を聞きながら前日公表された草案を思い起こしていた。日陰で助かったので1時間ほど演説を聞きその後札幌駅前をしばらく歩きまわり、GWの人出を眺めているだけで充分連休気分を味わえた。小物と本を買い、これが今年のGWになるだろう。
2012.04.29
東電会長就任の下河辺氏 エネルギー政策 手腕に不安元々あたしゃ民主党の日航その他の処理に関して官製インサイダー疑っているのもあるんだが。それにしてもこの人事はあまりに矛盾を抱えている。だって民主党が下河辺氏を原子力損害賠償支援機構に任命したんだよ。私はここで何度か政府が原子力非常事態宣言出した以上、責任は一義に政府にあるという意見を変えていないんだが、それでも機構を作って現実の損害賠償に対処しようとしたところまではまだ判る。しかしその賠償機構は未だ機能せず、参院の森まさこ議員が委員会で追及したように実際は賠償が支払われていない。本来の、先にあった仕事も始めていない者に新たに(私は納得していないが)賠償側の責任者を委ねるその意味が判らない。実務は現場だからと言うつもりだろうけれどやはり責任はトップにあるわけで、ここら辺からして責任を取らない体質が透けて見えるけどな。いずれにせよ弁護士で言うなら利害関係者双方の責任者につくというあり得ない状況を委ね、またそれを受諾するという頭がおかしくなったかという現実を見ていなきゃならないってのは毎日しんどいのぉ。*お断りしておきますが私は国策で推進した原発の賠償責任は東電ではなく国家にあると思っています。世間がなんと言おうとも国策という意味は国民全部、国家の為に行ったことであってその責任は国家が取らねばならないと思いますこれを更に「ジミンガー」というバカも湧きますが国家がという意味合いを一政党にすり替えるのは民主主義国家の国民として誠に無責任という他ありません。今の碌でもない政府もこれまた国民の選択によるという苦い苦い現状を噛み締めながら。
2012.04.20
石原都知事の尖閣購入だが。快哉を叫ぶほど単純ではないけれど、しかしこれによって尖閣諸島という存在が一昨年の騒動に引き続いて一般的に認知されるようになったのは本当に喜ばしいと思っている。いずれにせよ領有は日本のもので間違いないわけで、その土地の所有権を個人から自治体に変えるということだ。この尖閣諸島に限らず竹島をも「そんな小さいところを巡って隣国と争うこともない」という誠に頭が悪いのかそれとも毒されているのか判別しかねる輩が沸くけれど、事は島自体の面積ではない。領海が大きく関わる。この領海は同時に領空も決めるわけで、今や海洋資源が注目されまたそれでなくともわぁわあきゃあきゃあうるさい支那朝鮮が何をやらかすか判らんのに何が哀しくて「譲って」やらねばらなん。古来から領土を巡っては国家の尊厳を賭けるのが国としては当たり前で「それくらい」などという茹だった頭はもう一遍歴史書読んでこい。そしてにわかに向こうが騒ぎ始めたのは1970年代の後、つまりオイルショック後だということも。こと領土に関しては「まあまあ穏便に」などという事はありえない。何のために不満足な法律のもと海保や海自が必死で最前線にいるのか少しは考えてみろ。今になって政府がごちゃごちゃ抜かしているけれど所有者が大金積まれても支那の傀儡企業には売らず、また国にも不信感を持ち結局東京都ならというその意思は尊重せんと。
2012.04.18
暫定予算が成立=12年度税制改正法も-見出しはWSJこれが自民党政権なら「予算不成立」って見出しになるよなと苦笑いしながら眺めていた。言うまでもなく内閣、政府の最大の仕事は予算編成とその成立で、それができないのは内閣総辞職するのが不文律と言って差し支えない。ところがどこもかしこも暫定予算「成立」が見出しなのは一体なんなんだと。実はこの予算の中身も酷いもので、衆参両院の予算委員会、その他各委員会の質疑をネットでラジオ代わりにここ数日聞いていたけれどどれもこれも、特にTV中継の入ってない分は本当に聞くに耐えない政府側の答弁ばかりであった。流石にこの予算を成立させると後世に残る愚行となるのは間違いない。何が酷いといって政府が何故か公約にも謳っていなかった消費税増税に関してあれほど執着していながら与党の意見集約を3月になって始め、それもたった6日間で匙投げたこと。私の記憶では菅政権下、2010年7月の参院選の時にすでにそういう話は出ていたのだからそこでとっくに与党は意見の取り纏めを終えていなきゃならない。しかし政権が変わり国会も碌に開かず一体何をやっていたのか判らんが、切羽詰まってからようやく政権与党の意見集約を始めました…じゃねえよ全く。結局纏まらないまま案の定小沢は揺さぶりにかかってはいるもののどうせポーズとアリバイ作りに精出しているだけ。どうでもいい党内役職を辞めたからといってそれがなんなのと冷笑されているのにも気づかなくなっているのかね小沢も。さてはて、この暫定予算の後に成立するであろう本予算、これ本当に政府案のまま成立させていいのだろうかと正直首は傾げている。
2012.03.31
自民が道州制法案骨子を提示私は現状の地方自治を見る限り道州制に積極的な賛成はできない。一つには自治体の役場、議会全般のレベルのばらつきが大きすぎ。もっとはっきり言えばあまりにレベルの低い職員議員、そしてそれを許している有権者ということになるが。本来であれば地元に密着しているからこそ、より客観的な立場見方が求められるのにそうでない例が多すぎる。優秀な者がいないというのではないけれどそれらが埋没し、時に脚光を浴びる稀な例があっても波及がなさすぎるのが現状だ。役場職員はともかく無論議員、首長を選ぶのは有権者・住人だからつまり「そんなもんでいい」のかもしくは「双方そんなレベル」なのだろう。これらが是正されないままより多くの権限や予算を付与されてでは本当に大改革しただけの果実は得られるのか。勿論メリットはあるとは思う。硬直化してしまった役場や職員をシャッフルすることによりこれまでになかった新たな地域の特性を活かせる目が生まれるかもしれない。しかしそれにしてもやはり求められるのは有権者も職員も首長も議員も今より一段上に上がった公的なものの見方や振る舞いであろう。実施するにしても北海道だけなら地理的に離れ島で実験的には何とかなろうとは思うけれど、しかしその場合も何らかのメリットが付随しなければ意味がない。例えば物産売買に関して国内関税(移出税)のようなものをかけられるのか。これまで国が行なっていたインフラの整備、設計、管理運用を代わって行えるだけのノウハウはあるのか、経験者資格者がいるのか。これらの大きな権限とそして義務を果たすのは先ほど書いたように地元だからこそより公正な態度を貫かなければ到底続かない。予算入ってウハウハしか見ていないとこの辺りの大きな責務に自治体どころか住民も気が付かない間抜けなことになりかねないと思うぞ。
2012.03.29
昨日、街なかに出かけた。用件は札幌市議有志の「瓦礫受け入れ推進街頭演説」を聞くためで、25日26日の両日に渡って行われた。川田市議サイトのお知らせどれくらいの時間か何人の演説か事前に分からないので思いっきり着込んでいったが、それでも震えるを通り越すほどの寒さの中、1時間に渡って数人の市議が瓦礫受け入れ推進を訴えた。ある市議は北海道の開拓には東北の方々の多くが関わっていること、そしてある人は自分の目で見た震災と瓦礫を訴え、またある人は放射能の具体的な数値に触れながら市長の独断に疑問を呈していた。私もここで何度か書いているように、北海道が受け入れるのは当然だと思っているし、その中でも群を抜いた大都市、つまり処理能力が桁違いに多い札幌市が受け入れをハナから拒否しているというのは納得がいかない。演説でも触れられていたが静岡県の島田市では実際に焼却した上での実験を行い受け入れを決めている。こうした試行も行わずにただ市長の独断で受け入れ拒否を決定されるのは民主主義としても受け入れがたい。そして聞くところによると受け入れ拒否の要請はあるそうだが推進の要請は皆無だと言う。そんな馬鹿なことがあるかと思うのだが、事実だという。では例えば私が電話したのはなかったことになっているのか。せめて焼却実験を経た上での拒否もしくは検討ならまだ判るのだが、泊原発への拒否行動で座り込みまでした経歴のある市長にはそうした考えはない。つまり確たる理由もなく「嫌なものは嫌」、放射脳というやつだ。自然界のどこにも放射線がゼロという場所はなく、人間でさえ放出しているのにね。
2012.03.27
常識として税制改正など大きな法改正を行うには議会の議決は無論だが、先に自党内の意見を取りまとめるのは当たり前。それが政権与党なら当然議会に諮る時には党としての意見が統一されていなければ到底議会出の議論に耐えられない。だがそれを平気で先に野党に持ちかけて議決だけし、後から党内を纏めようとするのが民主党。くどいが現在只今国会開会中だ。増税法案、閣議決定は27日以降 民主党の事前審査難航でおかしいでしょ。昨年野田が首相になった段階から与党は党内議論だか審査だかを始めていなければならない。具体的な数字を詰め、国会での議論に耐えられるものを最低でも党内で取りまとめておかねばただでさえ諾否が紛糾しかねない問題なんだから。しかも国会での答弁を聞いていると「今審議している予算はこれまで積み立てた年金積立金から流用している」こんな無茶な話を無理に通すための政治主導だったのかと。特会はそういう事のためにあるんじゃなく、ましてや年金積立金は政府が手を突っ込んでいい金じゃない。あれは年金を納めてきた人間のもの。増税せずともやれます出来ます配りますをスローガンにして今の政権を奪ったはいいが何もかも嘘だったわけで、そもそも昨年、震災後に何故国会を通年にせず翌年度予算の準備もしなかったのだ。唱えれば誰かが全部お膳立てしてくれてはいできましたという甘い世界に生きてきた人間が政権握るとこういうことになる。何度も成立させた震災関連補助予算の未達も一体どうするつもりだ。口先に騙されてはいけないんですよ。
2012.03.22
国交省小委員会、新幹線3区間の採算性試算を大筋で了承元々は積極的賛成ではなかった新幹線だが、ここまで来ると最早そんな事を言い募るのは頑迷になってしまうのだろう。考えようによっては飛行機のような搭乗まで時間のかかる乗り物よりはもっと気軽手軽に出かけられるようになると思うようにもなった。ただ昨年春「乗るのが目的」で延々鈍行列車に嬉々として乗った古い鉄道ファンとしてはそれらローカル線が一体どうなるのか、それに伴って鉄道があるからなんとか存続できてきた地域がこの先どうなるのかとそれは案じている。新幹線のような長距離特化した高速鉄道が出来ると潤うのは拠点都市または観光地で、日常の足としての鉄道ではなくなる。短く言えば過疎地はますます過疎になる恐れがあるからその手当てを先にしておかねばならないのだがその勘定はこの試算とやらに入っているのだろうか。在来線を分離経営にし存続させるとはいっても首都圏や関西圏のように私鉄が元々成立していた地域を除いてそれが存続し切れた例はほぼ皆無で、だとしたらせめて今後新幹線駅ができる町に病院、高校を作り周辺住民のそこへの通院、通学は格安、できればこれまでの在来線並みの料金にしてくれれば「新幹線の橋脚の敷地」にならずに済む。そしてこれは別に懐古主義だの感情だけで言っているわけではない。北海道の中での話だが札幌市一極集中というのは昨日書いた市長の暴走もさることながら、危機管理の面でもそろそろ限界ではないかと感じてもいるからだ。北海道はそれ単体で飯を食える、いわば道州制推進のたった一つの手本のような自治体だが、その人口の1/3を超える自治体(札幌)が更にボリュームアップしてしまうのが明白な政策はもうそろそろいいのではないかと。私にとっては生まれ育った街だから多少街の様相が変わってもそれは馴染みやすくまた単純に利便の恩恵は受け続けてはいるものの、それは道内市町村から吸い上げるだけ吸い上げて消費してしまった果実だけを食べ続けてはいまいかと考え始めている。バカな市長を選出したのは我々市民の咎だが、そのバカのお陰で自分達の食い扶持すら生産できていない現実や利便を享受する権利はともかくでは義務は一体どう果たすのと改めて考えましたな。
2012.03.21
これに関しては前にも書いてはいるがどうにも我慢できず、また書く。いずれも北海道新聞(上田に好意的で一切批判記事は書かない日付順、ここは記事をすぐ消すので全文引用 3月7日 札幌市の上田文雄市長は7日の定例記者会見で、東日本大震災の被災地で発生したがれきの受け入れについて「(放射性物質が)国の基準を下回っていても受け入れるつもりはない」との考えをあらためて表明した。 国の示す基準に対しては「放射性物質は微量でも有害で極めて長寿命。十分な知識を持ち、風評被害のことも考えた上で判断してほしい」との考えを示した。特に2段落目。ここをお読みになる方には言わずもがなだが、現在只今宇宙空間にも地球上にも放射性物質の含まれていない場所も物質もない。あなたも私も上田市長も、そしてどこにでもあるバナナにも放射性物質は含まれている。微量の放射性物質も許容できないのというのならこの地球にも宇宙にも居場所はなく、またおのれの身体どうするんじゃ。こうした誤った一種の宗教的ともいえる忌避、それもおよそ科学的でなく事実から目を背けた認識を保持しているというのは一体どういう人間なのかと。もう一つ許せないのはこの札幌市長の発言は市議会を経たものではなく、市長独断の決定?ということだ。そして先週16日の市議会での市長発言 http://www.city.sapporo.jp/gikai/html/kaigiroku-sokuho.html こちらには実はまだ掲載されていないが、後日予算特別委員会議事録を見て欲しい。ここで上田は驚くべき発言をしている。「道内の瓦礫受け入れ市町村との食の連携を考え直したい」と。確かに札幌市は道内の人口の1/3以上を占める都市だがそれ故に食糧自給はできない。米も野菜も果物も何もかも道内他市町村に依存している。一体何様のつもりだ上田。これまでも泊原発に関して聞かれもしないのに即時停止するべきだなどと生意気な事を抜かしていたんだが、札幌のために泊の方々に原発を置いて戴いているのはほっかむりか。札幌が道内唯一地下鉄もあり電車も走りネオンが24時間輝きおのれが自慢した地下通路だって電気なきゃ歩けないだろうが。政府が自民党谷垣総裁に党首討論でケツ叩かれてようやく動き出した広域処理の足を引っ張るだけではなく、北海道で唯一の政令指定都市ということはそれだけの処理能力を持っているということでもある。それは決して権利だけを持つものではなく何らかの義務をも果たさなきゃならないということでもあるんだ。これまで国の金一銭も使わずにここまで来たわけじゃあなく、それは北海道全域がそうなんだが特に札幌は北海道の中でも群を抜いて便利で快適な暮らしを享受している。それなのに何だこの態度とそして独断での決定は。百歩譲って議会決定したというのならそれはそれで抗議はするがある意味「札幌市民の代弁」とまだ唇を噛み締め全国の批難に耐える覚悟もできる。しかしお前一人の無根拠な放射脳の為にこんな恥を全国的にかかされるのはまっぴらだ。それともう一つ。上田お前、民主党の全面的なバックアップを得て当選したんだが今は政権が民主党だ。それでも反対するんだな。 瓦礫の話になると恥ずかしくて仕方がない。これは一体どこに言えばいいんだ。誰だこんなバカに投票したのは。
2012.03.20
不思議だ。いやね、今更ながら現与党の閣僚はじめ党幹部、それ以外の議員つまり全員についてなんですが。誰しもあると思うんだが、上や周りの理不尽さやその時々の意見の相違に抗いきれなかった時怒るだけじゃあなく「自分だったらこうしてこうする」と何がしかの建設的な意見を持とうとするはず。ましてや政党が政権交代目指して数年活動してきたのなら幹部に限らず「自分だったらこうしてこうする」を実現する為にはどうすりゃいいのか、そして「こうする」は本当に実現可能かを事前に調べておくもんだと思うんだけどね。事の大小問わずお題目スローガンはともかくとして本気で実現したいのならそれなりの道筋や順序その他考えておくよね。今になって何を言うかと思われるかもしれないけれど、あたしゃどこかでそういう意味では「奴らの本気」が幾許かの真実を含んでいた、または彼らが自己陶酔でもやれると思い込んでいた…は間違いだった。つまりハナから全くかけらもマニフェストとやらを守る気はなかった。迂闊さでできない、単にバカだからできないのではなく最初からやる気がなかった。だってそうじゃないと今民主党及び政府がやっている年金取り崩し予算なんて普通考えつかないもの。つまり横領しておいて会費増やそうとしているんだよね。年金積立金は政府のものじゃあないのです。だから特会だった。ところがそれを取り崩した予算を組もうとしているから野党は強硬に反対している。というか今回の政府案は「先に取り崩させてくれ、細かいところは検討中」というおよそ人の金に手をつける人間の態度じゃあないわけだ。予算案ってのは毎年ほぼ同じ時期に概算や決定が為されているもので、今年度ずれ込んだわけでもあるまいになんだって今に至るまで細目が出てこないのかね。野党も予算執行が遅れるのは本意ではないだろうけれど、しかしこんな自転車操業というか絵に描いたような多重債務的な予算賛成したら未来永劫言われるわ。幸い(じゃないが)執行未達が多いせいで暫定予算はさほどのことはないとはいえ、しかしどんな無茶でも何でも一応でいいから政府案上げないと話にならんだろうに。
2012.03.19
岡田氏、大連立を打診 自民幹部は断る当たり前だと今ははっきり言える。理由は明らかで、まず民主党が野党時代から党同士の協議の結果を一切守って来なかった事にある。所謂国対協議もそうで、当時与党だった自民党が通したかった法案、それも今にして思えば老朽原発に関するものだったりを一旦了承しておきながらことごとく翻してきた。今は自民党は野党なのだが、何故か「責任野党」という造語まで作られているけれど、震災対応やそれ以前の予算審議などは紳士的に「責任野党」の立場を貫いていると思う。時には与党以上に。で、上のリンク記事見出しは朝日のもの。珍しく事実だけを書いたなと。現状を考えてみれば実際は震災対応に限らず国政全般に民主党政権のツケが回ってきている。民主党政権に変わっても1年や2年は日本はなんとか持つとは思ったものの、そこに震災が起きたまでは流石に民主党のせいではないにしろ対応を危惧したまんまその通りになり、あらゆる対策対応が後手に回った。村山政権の時の震災対応を私はここで激しく批難したことがあるけれど、それでも村山は当時の自民党に丸投げし責任は持ったという意味では民主党政権、菅よりはマシではある。お題の大連立に関しては現時点で賛成できる要因は何もない。事前に協議し合意しても民主党は守らないから。これは何も憶測ではなくこれまでがよく物語っている。また大連立を持ちかけた与党側の論理、つまり予算成立や消費税増税*だが一つも筋が通っていず、これを質に大連立なんかしたら責めだけを負わされるのは明らかだ。*自民党も増税は言ってたじゃんという頭の悪いのが湧くと困るので言っておくがプロセスが違う大連立がもし成立できたとしたらそれは震災直後で、それは流石に自民は断れなかったと思う。結果ものすごいリスクだけを負うと判っていても。しかし民主党政権はそれをせず、また村山ほどの決断もできずに結果今に至るわけだ。何をやらせても仕事できない奴は駄目だなと改めて感じるこのタイミングも何もあったもんじゃない大連立の申し出だなあとつくづく思いましたな。
2012.03.17
ふと、ここで震災瓦礫の広域処理について書いたのはいつだっけかと思い立ちました。自分で自分の日記を読み返すというのはありえないほどこっ恥ずかしいものなのですが押して探してみたらありましたな。昨年7月12日の日記です。後半部分に広域処理と国の主導について書いている。そんな事は別に誇れることでも何でもなく、誰もが判りきっていることで自慢しようとここに記しているわけではない。というより目の前に被災地があるわけでもなく、行ったこともない私ですら思いつくような事を前政権現政権共に全くやっていない、やったのは「言うだけ」。昨日の国会、参院予算委員会でも各自治体が要請すれば」などという世迷言を首相がほざいていたが、それは順序が逆で国が主導して広域処理と配分を決め、実際の搬出などの現地の都合を自治体と協議すりゃいいだけのことだ。政府がこの体たらくなもんだからうち(札幌市)の市長のように調子こいて独断で瓦礫受け入れを断るなどという恥ずかしく情けない事を公言するバカが出てくるんだが、重要港湾(大型船が入れる)の傍に広大な空き地がある北海道がせめて一時留置だけでも引き受ければ随分違うのにな。北海道は560万人口がいてその内190万人が札幌市。廃棄物処理能力は人口に比例するんだからこの札幌市が拒否するということは自動的に北海道全体の処理能力は2/3以下になる。*単純人口比よりも落ちるのは当たり前で、札幌は一自治体なのに対して他の自治体が束になってかかっても精々1/10だから*北海道第二の都市は旭川市だが人口は35万人と桁が違う札幌市長は自分の言ったことの意味が本当に判っているのだろうかと首を傾げている。これは一時的な忌避感情で拒否してはいそうですか、嫌なのねで済む問題ではない。歴史に残る愚かな独断で、議会を通していないのだから責めは市長一人のものだが、未来永劫残るな。まごうことなく札幌市民が選んだことになってしまっている市長だが、しかしこんな考えなしとはね。支持層、支持団体の意向に沿ったものだとしてもこれは酷い。
2012.03.13
H24/03/09 参議院決算委員会・義家 弘介【巨額のPTA会費が教師の裏金に50分ほどありますがこれは是非ご覧戴きたい。冒頭、声を荒げて叱るシーンがあります要旨はPTA会費で教員に「手当」 沖縄の県立高校概ねこういうことなのですが、では何故記事を読めばいいものをわざわざ勧めるのか。この義家議員のやり取りと閣僚及び政府側の答弁一つ一つが民主党の支持団体との癒着を象徴し、そして野次や判っていながら見当違いの答弁を繰り返す政府を見ていただきたいからでして。都合が悪い事を取り上げられそうになると事前通告の資料の出処を探ったりなど質疑の前段階から全力で抵抗しているのがよくわかります。記事の最後にあるように日教組の組織内候補であった文科政務官の事務所が日教組本部と同じところにあるなどもね。この質疑は昨日午後行われ、有志がネットに動画を上げたのはニュース番組時間帯の前でした。民生用の資材で間に合う時間だったにもかかわらずどこかニュースでこの酷い有様を報道したでしょうか。総理が18歳からタバコ吸ってましたテヘペロなんか放送している場合じゃあないのにな。共済のシステムがしっかりしている公務員組合の剰余金に課税するくらいじゃないと止まりませんよ。
2012.03.10
昨日、JNSCオフ会が仙台で行われた。自民党宮城県連会長は小野寺五典議員なので冒頭一言挨拶をされた。その短い挨拶の中でご自分のことは何一つ言わず言及したのは直前に行われた宮城県知事と復興相の会談についてであった。JNSC仙台オフ会ニコニコ動画…ここの10分30秒前後からすでに復興庁からの被災県配分については報道されているが、それだけでも唖然とする交付割合であった。「復興庁ではなく査定庁」宮城知事、復興交付金に怒りあらわ河北新報魚拓復興相の地元岩手は満額、被災三県以外の青森も満額だが津波被害が一番人口割合でも大きかった宮城が58%と明らかに差がついている。宮城県の場合自治体首長や職員の犠牲も多く、日常業務にさえ差し障りがあると想像されるのだがその中で通常の国庫補助金申請よりも多い書類を準備しなければならないとある。これこそがお役所仕事というやつで、確かに国金を配分するには根拠は必要だがその査定見積もりを補助できる自治体の専門職員を全国から、特に被災経験のある自治体から派遣させるなどいくらでも思いつきそうなものなんだが。日本の場合直近20年の大規模でも北海道南西沖(津波)、阪神淡路(都市型直下)、中越(大規模地すべり)という嬉しくはない経験はある。海水と雨水の差はあるが水害の経験も毎年どこかで起きている。こうした被災の経験を幾ばくかでも活かすというのが天災に対するせめてもの経験値の蓄積だろうに。2012年3月2日財務金融委員会小野寺五典議員質問TVで放映されず報道も取り上げない質疑だが瓦礫撤去について。46分ほどなので是非聞いてくだされ。そして最後に。以前もここにリンクを張ったがもう一度。2010年3月11日小野寺五典議員予算委員会質問そう、震災のちょうど一年前の質疑。そしてこれを踏まえて2012年2月2日 衆院予算委小野寺五典議員質問この内容は最初のリンク、仙台オフ会動画の70分過ぎくらいから小野寺議員自ら語っている。小野寺五典議員の人相まで変わってしまったのにお気づきと思う。私も近くで拝見したのは震災前の2011年1月で、その時のお顔と人が違ったように思えるほどだ。確かに天災、それも激甚災害というのは人知の及ばぬ部分もある。でも起きる前、起きてしまった後どれだけのできるだけを発揮できるのかはやはり国が主導しなければ到底事態は進まず好転しない。震災前に指摘されていた危惧、震災後に何度も質問という形で示唆している現場に即したやり方をできないのかそれともしないのか判らないにしろ、政治は結果責任で「やってない」ということになる。せめてもの経験値すら積めないレベルの政府というのは一体何のためにあるのだろうな。
2012.03.04
昨日駆け巡った「首相と谷垣総裁の極秘会談」は双方の否定があったのだが、ネットで見る限り見出しはあくまでも極秘会談があったかのようなままだし、夕方下に行ったついでに垣間見た民放ニュースでも冒頭はセンセーショナルな「極秘会談」、そしてその後谷垣総裁の否定という作りだった。私は別に会談自体に問題があるとは思わないが、今時期政局にしたいマスコミに餌食にされるかもしくはナベツネを筆頭とするガラガラポン大政翼賛希望者に利用されるだけと思ってもいる。会談があっても不思議はないが今だと与野党共に漏らしたがるのがいるのと、そのリークを都合のいいように曲解されるのは本来の会談の目的とはかけ離れるであろうと。絶対に会うな全て拒絶しろというほど強硬な考えはないけれど、会合の中身ではなく会合そのものが政局に利用される恐れのほうが大きい。今回はいみじくも漏らしたルートを辿れそうなほど騒いでくれたのがいたのが唯一の収穫といっていいと思う。もう一つ言うなら仮に話し合い解散でいきましょうとトップ同士が合意したとしてもこれまでの民主党のやり方を見ていれば実行するかしないかといえば実行しないであろうというのは容易に想像できる。話し合い解散をという気持ちも理解できるけれど相手は名うての大嘘つきなんですよ。おまけに党内のある程度のコンセンサスすらない。こんな相手に約束したところで守るわけがない。できもしないことをしゃあしゃあと何年も言い続け、政権とったら謝罪もないまま平気でひっくり返せる連中なんだよ。
2012.03.02
今日15時からNHK中継も入り、党首討論が行われる。仕事などで見られない方もおいでとは思いますがニコニコ動画などでアーカイブが見られます。国会でのやり取りは今やほぼネット環境があれば好きな時間に見られるものになっていて、人によっては寝る時間削って見ている方もおられる。また、先日も書いたが予算委員会だとニコニコ動画で視聴数6万8万、それに公式の両院中継、ニコニコ公式が一杯の時に有志が開設するミラー(通称在庫)を入れれば10万に届くかなと思える人々がTV中継がなくとも国会を見ている。人によっては議員や委員長がTV中継のありなしで態度や言動が違うことも多いが、そういう人間はネットの時代によって淘汰されるのではないかと期待もしている。今のTVはLANケーブルを繋ぐだけで簡単にネットが見られるものも多いので最近のTVがつまんないと仰せの知り合いがおられたら是非ネット版国会中継の存在をお知らせくだされば。おっと党首討論ね。未だにマスコミは自民党がああ言えばこう言う、つまりマクロで語ればミクロを持ち出しミクロを語ればマクロで揶揄するという昔の全学連並みの屁理屈で貶める手法が通用すると思い込んでいるようだが、そんな中学生並みの反論揶揄しかできなくなったとは情けない。このやり方はコメンテータと称する電波芸者が反論の余地がなくなった時にも使う手法なので覚えておいて戴ければ。もう一つ、国家財政を語る場合に入る金が決まっているサラリーマン家計を持ち出すのは非常に頭が悪い議論なので*人前では語らないようにしなきゃならない。*強いていえば自営業ならまだ多少は判るが通貨発行権を無視した議論で国家財政を語るのはやっぱりアホ何がテーマになるか非常に楽しみな党首討論なので、これからちょっと買い物付き添いもあるのだが15時には戻りたい。間に合わなくてもアーカイブもあるのでマスコミの切り貼りではない元ソース見た上で判断したいですよね。
2012.02.29
昨年12月はじめにも似たお題で日記を書いた。が、それから事態は更に悪化し、昨日の日記のように青森から運んだ雪まで一部避難者によって忌避されるというおよそまともじゃないことになっている。これはもう当初の政府の措置、発表含め何をやらせても物事進まず他のことでも前言翻しを繰り返していれば信用できない部分があるのは少しは判る。だがその後政府がやらずとも自主的に測定、研究を始めた権威のお陰でようやく本当の実態が明らかになりつつある。いずれにせよ震災瓦礫は片付けねば復旧も復興も始まらない。んで。ようやく道(北海道)も瓦礫受け入れへの道を模索し始めた。震災がれき 3年で4万トン 道が処理可能量を試算但しこの処理可能量は道民の私が見ても極めて少ない。北海道には35市129町15村ある。その内放射線量などの条件付きで受け入れるとしているところは11(事務組合含む)。1/10もないのだ。結局先の沖縄の雪ではないが、ヒステリックな一部「住人」だかほんとにそこに住んでいるのかも怪しい連中が極端な持論を展開し何もかも邪魔している。民主党もおかしい。あれほど散々政治主導だと吠えていたんだから、こういう案件こそが政治主導、政治判断で推し進めるものなのに瓦礫処理を各自治体の問題として知らんぷりできるその神経が理解できない。瓦礫を片付けねば復興できず、復興できねば税収も上がらんだろうが。特別瓦礫措置法でも作って予算つけて面積ごとでも何でもいいから基準作って金で押し付けるか補助金餌にして無理にでもやらせるのがこういう時の国の力ってもんだ。国が本気になれば大抵のことができる。この事を自分達の為、宣伝のためにしか使う頭がないから思いつかないだけで、一時留置や分別に対して予算つけるなどの知恵使わないと。もうほんと腹が立つ。何故復興への第一歩である瓦礫片付けすら面倒がり面倒事だけは自治体に押し付けようとするんだろう。これだけの規模の瓦礫処理は最早自治体で出来る範囲を超えているのに。
2012.02.23
イランが英仏への原油輸出停止見出しだけ見たら「大変だ」なんだけど、よく読むと輸出停止したのは国対象じゃなく石油(輸出)会社なのよね。英仏会社との取引を停止した、但し該当会社の名前は公表しないということならこれはジャブと見ていいと思う。EU圏への影響は心理的影響の方が大きいんじゃあないのかと。ただ、今季確かに欧州も寒いんだけどエネルギー源は原油依存とは言いにくい状況なので観測気球なんでしょうかね。本来ならアジア向けを止めた方が影響が大きいのは間違いないけれどそこは今んとここれまでの付き合いやら現実の干渉具合で勘弁してやってるぞ状態ですか。ある意味日本も現政権が鈍いので助かっているのかそれとも全く相手にされていないのか判りませんが、脊髄反射する状況まではいってないと思っていいのかなと思っとります。だけどEUが今弱り目に祟り目だからといって必要以上に周囲が居丈高になると欧州ってのはこれまでにどういう経緯を経ていまの状況になったかをちと考え直す事をお勧めしたい。だって30年だの100年だの戦争しつつも王族全部親戚みたいにしてて更に世界征服しようって意気込みで宗教すら利用した連中の生き残りだよ。肉食人間の本家元祖みたいなところ相手にあんまり調子こくとねえ。そういう意味で昨日の安住と支那の頭の悪い合意とやらはどうにも餌にしか見えない。もう一つイランが観測気球とはいえここまで踏み切るには露がある程度の枠内でバックについたかね。
2012.02.20
一昨日、衆院予算委員会の午後の分が吹っ飛んだ。一々公費がどうのと論うのは好まないけれど、しかし速記は入る公務員はスタンバイするこのような場をすっ飛ばすには相応の理由も要る。では何があったのか。NHK中継はされていなかったが、しかし私が見ていた時点で衆院の公式ネットストリーミングは満杯状態、ニコニコの公式生中継も度々満員(視聴数6万前後)で追い出され、在庫と言われるネットミラー放送を見るはめになったところをみると少なくとも万の桁の人が視聴していたと言っていい。 衆院予算委・下村博文ニコニコ動画そして質問者ご本人である下村議員の解説-自民党Cafesta無論平日午前中からの質疑だから仕事でリアルタイムで見られず、帰って来てから視聴した方もおいでだろう。リアルタイムで見ていてモニタ殴ってやろうかと思ったほどの岡田副総理の傲慢かついい加減な答弁だったのだが、一体この事態(国会予算委員会が流れた)を各局ニュースがどのように伝えるか、そして与野党議員がどのような反応をするのかにも興味を持っていた。案の定「野党自民党が審議拒否」と頭から報じたところもあったのだが。一夜明けて昨日。まずはこのTw民主党岸本議員Tw時刻を見ると2月14日午前9時29分前日の予算委員会を見た上でのTwなのかと早速突っ込みが入ったが、一体いつまでTV中継されていなければ嘘を言っても通用すると思っているのだろう。まさかと思うがこれだけ言い切るのなら当然13日午後の予算委員会が何故行われなかったか見ているはずで、見ていてここまで言うとは頭のネジが飛んでいるとしか思えない。 岡田副総理が三党合意にシラを切る。こちらは13日14日の纏めその他だが「続きを読む」をクリックすると経緯や報道、そして議員の温度差、更に民主党議員の他人事っぷりがよく判る。何度でも言うが一体誰だこんな嘘つき共を選択したのは。
2012.02.15
警告無視の「人災津波」 救えたはずの命が…実はこれはTV中継がなくともネットで予算委員会その他の質疑を見ている人ならとっくに既知の話でして。ようやく取り上げたかと。震災後(昨年4月)の予算委員会で小野寺議員が質問した際*にもここで取り上げた気もするが少なくとも知らんぷりしている他のメディアよりはいいと思わねばならないだろうけれど、何故今取り上げたのかは別な意味で知りたいとは思う。*12分過ぎに小野寺議員が声を震わせる場面があるがこの寸前の他人事のような菅の答弁を聞けば判る願わくば小野寺議員に限らず震災前、そして後の自民党の質疑だけでも見て戴ければ「何故」現時点での質疑がこのように行われているのかは理解できる。起こってしまった天災、起こる天災に対しては日本人はある程度許容する歴史を持ってきた。なければ一番いいのだが日本という国は地震津波噴火を繰り返してきている。だからコンクリートで固め、迂回路になりうる道路を作り橋をかけ防潮堤を作り補修してきた。新しい技術、有効な技術ができれば遅々とした歩みながらもそれを取り入れ、災害そのものは防げずとも対応できるようにしてきた。ところがそれを施政者が止める、一旦政府が決めたものを政権が変わったからといって取りやめてしまう事態が起きるのは前代未聞だ。これは決して結果を見て言っているのではない。事実だ。加えて小野寺議員の質疑で判るように一旦事が起こっても政府が無能で怠け者だと何も進まないどころかせっかく助かった命を自ら絶つ例すらある。もう一つ。どんな事実でも記録しておけばこれからの糧になる。二度と起こってほしくはない災害だがしかし起こらないとは限らない。その時に事実を書きとめ、反省があれば誤った対処が一つでも減る。来月3日にJNSCの公式オフ会が仙台市で行われる。申し込みはまだ受け付けているのでおいでになって戴ければこれらの一端を小野寺議員から聞けると思う。願わくば誤った対処、対応による二次被害者が一人でも増えないようにともう一度ここに記しておきたい。
2012.02.13
昨日の国会質疑も酷いもんだったが午前中のどうしようもない与党質疑をじっと耐えて聞いていたら案の定耳を疑うマッチポンプがあった。北海道だと開発局予算と一括りにされる「除雪費用」がまずそれ。実は法的根拠が全くない仕分けとやらで大幅に削られたのだが、今冬の豪雪が大問題になっている。そこを予定調和で質問し答弁側は「除雪に全力を」とこう来る。まるで政府が一生懸命除雪予算を出しているようだが何のことはない自分で削って慌てて後出し支出する時は手柄顔というやつだ。おまけにこの後出しの予算付けは当然力関係が出てくるわけで、マッチポンプのに重利用といっていい。こればかりではない麻生政権の補正予算(当然国会通過している)の中で原発安全対策予算や津波対策予算も同じ目に遭い、結果大震災の被害を大きくした。これだけでも大変な失態だが実は今日の日記の主題はこれではない。昨日の国会質疑の中の自民党稲田議員ニコニコ、40分ほどありますが是非この中の核心部分には触れていないが一応産経は報じている。しかしTVではNHKを始め一切触れていない。鹿野農水相が不可解な人事に関与? 自民・稲田氏が追及んで更に参考噂の元農水省顧問と民主党議員に関する怪文書が回ってきたので置いときますね。鹿野大臣 筒井副大臣の中国農産物利権問題 該当部分民主党国会議員の公設秘書が農水省の顧問になり*(これだけでも大問題)、名刺バラ撒いて支那とのパイプを作り次に民間に出て「協議会」とやらを作って日本企業の会員を募り大金集めましたというお話です。*しかも稲田議員の動画を見れば判るのですがおよそ公的な意味での顧問とはいえない名刺一見民間同士の協議会のようですが何のことはない議員利権というやつですよこれこそが。稲田議員の追及に慌てふためき聞いたことには答えず聞かれていないことまで口走る鹿野農相を見ていると怒りを覚えますな。他の国会質疑も是非ご覧下さい。如何にマスコミが隠蔽しているか、TVマスコミを信じ切っていると騙されるのかよく判ります。しかし口先はともかくこの体たらくを見て尚「騙された」とばかりはいっていられない。震災から11ヶ月経ってようやく復興庁の人事が終わっただけなんですよ。何もしていないんですよ。
2012.02.10
被災4市にがれき発電施設 年20万トン燃やして処理ここは記事がすぐ消えるので全文引用引用↓ここから林野庁は7日、東日本大震災で発生したがれきを燃料に使うバイオマス発電の支援対象として、製材業者など民間事業者が岩手県宮古市と宮城県の気仙沼、石巻、多賀城の3市に建設する計4施設を決定した。計画では、4施設の合計で年間20万トンを燃やし、1万6千キロワット(一般家庭約3万戸分に相当)を発電する。 復興の妨げとなるがれきの処理の加速と再生可能エネルギーの普及が狙い。施設整備費の最大半額を補助するため、2011年度第3次補正予算に95億円を計上した。引用↑ここまで震災瓦礫の問題は放射脳も絡んで目に余る問題が次々と起こって頓挫しているだけにこの施設建設は一筋の光といっていい。瓦礫が片付かねば復旧できず、復旧できなければ復興もままならない。正直いえば半年遅いのだが、しかしここは素直に喜んでいようと思う。本当は気温の低い冬の間、せめて雪解けで土に湿り気のある間にある程度瓦礫搬出の目処をつけておけば被災地周辺の埃その他も軽減されるし経費も抑えられるのだが。当たり前といえば当たり前のこの措置がひどく喜ばしいのは民主党政権のこれまでの震災対応の酷さに慣れきってしまったせいなのかね。後はいち早く予算執行して施設を大急ぎで建て、土地を空け被災者が極寒の仮設住宅でもう一冬過ごすことのないように願っている。
2012.02.08
シリア非難決議で拒否権 露、利益圏に「介入」許さずシリア非難決議否決、国連の機能不全ぶり露呈 米欧に無力感と焦燥感「大使追放」「安保理改革を」シリア決議否決に批判相次ぐこの見出しと記事を斜め読みしちゃうとあたかも露だけが拒否権行使したようだが実は支那も例の如く何故か拒否権を行使している。昨日のNHKニュースでも支那の拒否権は冒頭の一言だけで、後に続く拒否権行使の理由は全部露のものであった。上に挙げた3つのリンクも一番最初のそれも「記事を続けて読む」を押さないと支那が拒否権行使した事実と理由らしきものが挙げられているが正直「ほんとにそんな理由だけか」と聞きたくなるような内容だ。実際はアフリカ権益とそれに連なる中東への「手」を離したくないのではないかと私は思っている。東トルキスタンを事実上「自治区」とした支那の隣国はアフガニスタンであり、先に挙げた東トルキスタンを含めイスラーム圏を内包し、チベット人との内紛激化と共にそこ(西部)がホットゾーンになりつつある支那にとっては中東は柔らかい腹のすぐ先になっている。実際は支那自身の隣接地域の混乱に乗じた無法により招いた事態なのだが、冷戦時代の国際情勢も相まってこれまで煙が立っても世界と国連は見過ごしてきた。その前に支那自体の建国と戦勝国(中華民国)すり替えもWW2後のどさくさ紛れに乗じたものだから物事の最初を見過ごすとこうなるという見本のような話でもある。これら全部国連常任理事国の責任であることは言うまでもないから今になってごちゃごちゃ抜かすだけならともかくそのケツを日本に持ち込まれるのは迷惑だとはっきり言ってもいいくらいなんだが。困ったことに現政権である民主党が野党時代に自衛隊インド洋派遣を潰した為に日本の発言権と情報入手は極めて困難になり、当然ながら権益も失いつつある。そうしたことが理解できていないのかもしくは判っててわざと日本の眼と芽を潰したのかいずれにせよ今の日本は中東に関して発言する権利は有していない。いくら円が高騰し金で原油を買い付けるといっても「金だけで物を買える」のは平時だけであり、お金があったりまえに流通通用するのは治安あってこそであり、仮に金で頬を引っ叩くにせよ日本が現在発電の多くを火発に頼っていればその買い付けはどこかに皺が寄る。このままでは何故か八つ当たりと恨みの先が近づいてくる。いやほんと何故かと言いたいくらいだが国際情勢とはそうしたもので、皮肉なことにバカ政権が復旧も復興も遅らせている故に勘弁してもらっているといってもいい。一体どうするつもりかね。
2012.02.06
「マニフェストで実現した政策は忘れられるんだ」とある民主党の衆院議員がこぼしていた。民主党議員及び支持者ってのは記憶がよほど途切れ途切れでも務まるらしい。このリンク先の2ch抽出には東北の震災当日国会委員会でやっていた学校の耐震化予算を削ったことに関しての自民党からの質問が挙げられている。これに関して今国会で野田があたかも民主党が予算をつけたかのように答弁したが何のことはないてめえで潰してまた予算を付けましたとマッチポンプ手柄にしているだけだ。更に言うなら北海道で言うなら開発局予算。民主党王国の我が北海道では民主党が政権をとって以来どんどん削られているのだが、実はこの開発局予算の多くは除雪に使われている。他の都道府県の除雪予算の多くも削られた。昨冬はこれでえらい目に遭ったのだが、今冬も更に削られた予算で結果どうにもならなくなっている。そこに先日まーたマッチポンプで「政府が除雪予算を」的なニュースが流れる。間抜けはこれに騙される。つまり後先も考えずまずは「節約しました」という宣伝材料のために仕分けする。そして目立つ瑕疵になったら「予算を付けました」と手柄顔にする。もしくは何らかの恩を売る時に予算をつける。大体において麻生内閣での景気対策や原発の安全対策予算や学校の耐震工事予算、そして毎年必ず一定量降る除雪予算まで削ってからに総選挙前は「財源はあります」と謳ったマニフェストの具体的な法案一つ出せていない。政府たるものが素案のみの国会の議論にも耐えられないようなものを出し、それで国会外の場外で協議しよう(案だけ出せ)といっても通るわけがない。できると言っていた側が国会論戦にも立法にも耐えられるものを出すのが当然だ。ここを理解できずに、いや理解しようとせずにいつまでも野党が-と抜かすバカ様がこんなだらしのないずるい嘘つきを野放しにしている。衆院任期が近づき総選挙直前になったらバラ撒く算段なのだろうが、予算つけましたといっても実行する段取りすらおぼつかないような体たらくなのは仮設住宅の不出来一つ見ても判るだろうに。やらせてくださいでやらせてみてこの有様、この現実と事実から目を背けているような連中しか残っていないのが情けない。
2012.02.05
昨日も午後買い物付き添いに出かけるまで国会中継を見ていた。出かけている間放送されたものは後からネットの動画で見られるし一回見たものでも細かいやり取りを確認するのにもう一度ネットで見ることもある。政府側の答弁に腹が立って眉間に皺を寄せながらの視聴だが、それでも中々国会を開かない政府がようやく開会した貴重な機会なので時間のある今見ておかねばとも思っている。斎藤健議員田村憲久議員小池百合子議員そして秀逸なやり取りがあったので民放「自称ニュース」番組はともかくNHKなら概略だけでも放送するかと思っていたら19時のニュース、21時のニュースでも「自民党議員の質問は一秒も放送されなかった。つまり自民党の質問自体「なかった」ことにされていたわけだ。一昨日の町村議員の質問もね。朝から午後、夕方近くまであれだけ続いた質疑を見ていて、夜になりそれがさっぱりなかったことにされているのをまさかこの日本で見ることになるとは思わなかったな。それと一昨日起きた田中防衛相の委員会開催中の行方不明事件は直後本人が弁明したのは嘘で、すたこら勝手に抜けだしてコーヒーを頼んでいたのが判明している。この田中防衛大臣、議員生活25年やってきたということだが委員会に出たことないんじゃあないのか。だって出席したことがあれば呼ばれた大臣は必ずそこにいなければならず、用足しなどで委員会室を出る場合には委員長の許可もしくは理事の事前許可がいるのは知っているはず。国会や委員会など一度も出たことがない私でさえ判るんだから25年も議員やってて知らないというのはあり得ない。随分舐めた議員生活送ってきたんだな。しかしこれらの経緯を全く報道しない筆頭にNHKが成り下がるとはなあ。
2012.02.02
年金試算、当面公表せず=野党の出方見極め―政府・民主-見出しはロイター今に始まったことではないが、それにしても自分達が2年半前にあれだけ喧伝していた公約の試算すら公表しないというのは一体どういうわけだ。こんな試算はとっくに終わっているからこそあの公約だったんじゃなかったのか。加えてこのニュースをあたかも政府与党の特権、もしくは当然の配慮であるかのように報じているバカマスコミも大概にせえと。本来であればこんな試算は政権交代直後に終わっていて、政府案なり与党案なりが固まりそれぞれを付き合わせて国会に提出し終わってもいい頃だろうに。それをなんで「野党の」出方を見極めねばならんのだ。苟もそれを掲げて総選挙に勝った以上幾許かの目算でもあるのかと思ってたら(いや思ってないけど)2年半経ってようやく出した挙句何を偉そうにもったいぶってんだ。自分達が政府・与党であるという自覚どころか大事な社会保障法案を事あれば野党を攻撃する道具にしようとしているとしか思えない。衆議院では多数持っているんだから何憚ることなく正々堂々政府案として出せばいいじゃん。試算ができました(キリッじゃねえよ全く。どんな会社でも学校でもお試しができたくらいでは胸張れないの。その試算をどう読むか、どう活かすか、進むのか止めるのかそこまで決めないとただの試算には何の意味もない。なんだろう、こいつらほんと職務とか義務とかやらねばらなないことを理解していないしやる気もないんだな。
2012.01.30
水資源保全で基本法国会提出へ 民自、外資買収へ対抗ここでもすでに触れているが、この問題が顕在化し地方議会で取り上げられたのは結構前になる。小野寺秀道議会議員「森林問題」タグ概略はこのタグ、そして道議会での質問は平成22年12月に行われた無論地方議会とはいえ質問に持ち込むまでには道議の調査、協力者の存在がその前にあり、ご縁があって小野寺道議の勉強会に数回参加したテーマの多くがこの水資源問題であった。大きい括りで「水資源」とはなっているけれど、しかしこれは安全保障問題でもある。水に困ったことがない道民はピンとこないのだが、本州では水争いといえば百年単位で解決する場合もある。ましてこの水源地やその周辺が外国に取られれば単なる「水を取られた」だけの問題では済まない。腰が重かった国会がようやく動き出したのを今は素直に評価し、更に中身が骨抜きにならないように見てゆきたい。野放図な重要地域の売買が行われている危機的状況が改善されますように。
2012.01.28
昨日は午後から代表質問があった。一応夜のニュース番組でも取り上げられてはいたが、NHKも民放もトップニュースどころか4番手5番手の扱いであった。おまけに時間制限の名目で切り貼りの上コメンテータだか解説者だかが勝手な妄想による感想をごてごてつけるので内容がさっぱり伝わらない、いや伝えなかった。自民党の代表質問は谷垣総裁と細田議員。どちらも聴き応えのある内容で、ごちゃごちゃ抜かすよりまずは全部見てもらった方が早い。各40分くらいなのと国会なのでラジオ状態(音声のみ)でも充分と思います。*生中継では質問者以外の議席や閣僚席を映していてそれはそれで面白かったがでは谷垣総裁本会議代表質問細田博之議員本会議代表質問生中継で見、その後また確認の為にそれぞれ一回ずつ見たが圧巻であった。政権奪還してすぐ国家を担える野党としての代表質問であったと思う。事実に基づく質問というのは聞いてて清々しいものだよね。
2012.01.27
震災後、早い時期から仮設住宅の話は出ていた。しかし菅政権は一度に一つも満足にできない有様で、結局仮設住宅が整備されたのは夏になってからであった。だが被災地は震災直後の雪を見ても判るように温暖な地ではなく、また夏は夏で本州の暑さが来る気候の厳しい土地でもある。【東日本大震災】 冬と闘う仮設住民「早く春が来てほしい」このリンクの関連記事を見て心底驚いたのだが、東北三県特に岩手県というのはこちら北海道の札幌並みの寒さが来る場所なのは今に始まった事ではない。札幌並みということは当然冬に水道が凍る寒さで、いくら仮設住宅といっても震災の規模からいって一冬二冬越すのはお気の毒ながら最初に考慮しておかなければならない。それなのにあれほど時間をかけておいて全く寒冷地対策もないままただぽんぽん仮設の建物を置いただけかと。防寒工事というのは建てる最初からしておくのと後付けでは効果も違う。ましてや寒くなってから慌てて工事では入居者はたまったものではない。もう一つ住めない仮設住宅―国と業者「癒着」手抜き、欠陥見ぬふりこれは昨年7月初めの記事。実は夏暑く湿度を呼び込む建物は冬も寒い。断熱断湿がされていないからだ。この7月の時点で冬どうなるかくらいは判りそうなものだ。これを放置していたが為に冬の寒さと凍結がある。口では被災者の為にというが震災の規模や瓦礫撤去の大規模さから来る困難を鑑みれば仮設とはいえ「住める」仮設でなければならないのに一体国は何をやって何を見てきたのだ。県が整備するというがしかし国の責任でもあるよこれは。今年の冬は特に寒い。といってもこれまでにない寒さではない。
2012.01.26
昨日ようやく通常国会が開会した。政治主導を謳っている民主党が何故国会を開きたがらないのか、政権取って三代碌に国会開会期間がないのは何故なのかそこから聞いてみたいもんだと思いつつあんなんでも日本の首相だからと施政方針演説を聞いた。*出かけていたので後からネット動画でだが開いた口がふさがらないというのはこの事だと思ったね。福田・麻生氏演説つまみ食い ブーメラン野田首相「こんなめちゃくちゃな演説聞いたことがない」 舛添代表が政府4演説批判「よくもぬけぬけと」 施政方針に野党一斉反発通常国会冒頭の首相の演説はお題にも書いた通り施政方針演説と言われ、一年の冒頭を飾る大事なものだ。首相就任時の演説も大事だが国会的にはこちらの方が公式の「日本の方針」を内外に指し示すものといっていいと思う。その演説が自党与党首相の踏襲(パクリ)ならいざしらず、野党首相のパクリってのは一体何のまじないかと。政権取得時とその前のあれほどの対立軸を思い起こせば自分の党の過去演説こそパクるのが筋ってもんじゃないのかね。あまりに胸糞悪いので麻生首相の施政方針演説でも聞き直してくだされ(いずれもニコニコ動画 麻生総理 施政方針演説(前半) 麻生総理 施政方針演説(後半)
2012.01.25
日本では、いや大抵の民主主義国、議会を持つ国では政府が行政、党はそれが政権与党といえども立法を担うことになっている。確かに政府与党というのは実質一体化している部分もあるのだがしかしそれでも公的な部分、発言や会議などでは行政と立法は別を貫かねば何のために三権分立があるのか判らない。政権の広告塔・岡田副総理“勇み足”発言で野党から集中砲火も現実には政府与党がまず党の見解、意向を取りまとめそれを政府側に提示という手順になるはず。しかし民主党政権はその区別すらついていない。だから政府の素案如きで野党に事前協議をという馬鹿な話になるわけで、素案というのならそれは政権与党の内部の話であり、民主党と自民党・野党との協議であるはず。政府と野党の協議というのはカウンターパートが違う。政府の相手は国会であり国会に提出する政府の案は素案などでは困る。与党がまず素案を法案の形まで持ってゆき、政府がそれを遺漏のない法案にして国会に上げ与野党の委員会での議論をし、採決を経て法になるのが手順ってもんだ。勿論立法府なのだから法案作成は与党に限らない。野党も法案作成はできる。ただ、国会に上程する法案ともなれば憲法を始めとする既存法を損なってはならないし利益不利益の想定をきちんと推し量らないと将来に禍根を残す。この利益不利益含めた想定と既存法との摺り合わせに官僚の助力が必要になる。今日午後からようやく通常国会が開会されるのだがそれでなくとも内外ともに問題が山積しているさなか、こんな基本的なことすら実行できていずすっ飛ばそうとしている民主党と民主党政権に期待するものは何もない。せめて自分達の言ったことくらいは諾否はともかく法案を出してみせなさいと。言うだけでいいなら焼き鳥屋さんの酔っぱらいで充分。
2012.01.24
してはいけないというのをネットセキュリティについて書いていた当時繰り返し記述した。何事にもインシデントは必ず起きるのだが、それをなかった事にするのが一番解決を遅らせまた時にはもっと大きなインシデントを引き起こすことになる。だから事実をまず知る、より事実に近づけるよう調べる、そして知った事実は必ずどこかに記しておく。そうしないと人というのはどうしても楽な方へ、何もせずに蓋する方へそして先送りするのだ。福島原発事故の最悪シナリオ封印 菅政権「なかったことに」こんな事だろうとは思っていたが考えようによってはこの事が明らかになったということはつまり福島原発の現状はそう悲観したものではないという事にもなる。私は何も政府の知り得た情報をノンフィルタで垂れ流せと言っているわけではない。しかしこの記事のニュアンスでいうと「可能性を潰した」「聞く耳を持たなかった」「なかったことにした」としか読めない。結果として津波犠牲者は万を数え未だ行方不明の方々が3000人以上いる今回の震災で「原発が原因で亡くなられた方はいない」。死者行方不明者の殆どが3月11日の震災と津波で失われたのだが、福島原発は電源を喪失して尚水蒸気爆発を起こしたのは3月12日になってからだった。この間政府がやっていたことは「なかったことにしていた」だけといって差し支えないだろう。はっきりしたのは「やれない」のではなく「やらない」連中が政権を取っていたということだけだわな。
2012.01.22
明治の頃の本を読んでいると「波斯国」という単語を目にすることがある。正確には「はし」国と読むが脳内で勝手に「ペルシャ」と置き換えてもいる。ペルシャというlという言葉、音には千夜一夜物語の挿絵にあるようなヴェールとドレス、そしてターバンを同時に想像させる何かがある。おとぎ話のようなイメージのあるペルシャという国名からイランになったが漢字で表されている通り日本とイランは戦前から付き合いがある。陸続きでも欧州と中東は十字軍の昔から決して融和関係を保ったとはいえず、原油があると判ってからは更に欧州のパワーゲーム、そこに米も加わって世界の「ホットスポット」になってしまってもいる。何せ宗教と地の利両方要の場所であるだけにひどく冷たい言い方をすれば原油があったばかりにこうなってしまったともいえるだろう。親日国・イラン制裁で官民異論百出、日米協議は結論持ち越しへまた日本は戦後のエネルギー政策転換後、原油を中東に依存しているのだがその取引国の一つでもある。先に書いた21世紀になって尚潜在的に存在する宗教的な対立を日本が国家として中立を守り抜けているのもあるのだが、資源がないばかりに国家を傾けた事がある国としてはこの中東との緊密な結びつきはこちらから手を離してはならない重大な問題だ。現状でも日本は昨年12月国連の安全保障理事国会議で金融面でのイラン制裁に賛成している。日本としては現状これが目一杯の欧米への顔向けではあるのだが。ソマリア沖への海自の給油さえ継続していればもう少しは発言権を得られたと思うけれど、言っても詮ない事ながらそれは今行われていず、言ってみれば鼻面引きずりまわされている。これに関していたずらに米のみ相手に憤慨するのも頭の悪い話で、米としてはそう言いたくもなる。ディエゴガルシアから空母・艦隊を中東に派遣するのだってただではない。個人的にはそりゃあ無茶言うもんだとは思うけれど、しかしそう言わせている責任の一旦は日本にもある。今のこの状況こそが米と意思疎通し、金融制裁はきっちりやっているのだという事実を繰り返し述べて理解してもらう他なく、それでもというのなら海自の給油派遣を再開させるのが次善の策だろう。発電を火発に頼っている今、原油なくば国家の存亡に関わり被災地の復興すら立ち行かなくなる。欧米経済がまずい今、日本経済の息の根止めてもいいのかとこれくらいは言ってもらわんと。
2012.01.20
田中防衛相「素人」露呈 武器使用と輸出を混同現状の国家安全保障は民主党が招いた日米安保を含め中東の危機的状況もさることながら、ある意味大きな転回点に来ているといって差し支えない。というどっかのお決まり記事の冒頭定型文みたいになっちまいましたが、こんな政権が誕生してしまうとこれまでなるべく穏当な負担で大きな実利を得ていたものまで揺らいできている。象徴的なのは現在のイランを巡る米からの要求で、確かに屈辱的ではあるもののホルムズ海峡のこちら側入り口といっていいソマリア沖での給油を取りやめたのは事実でもある。だが昨日米は横暴だと憤る母と話していて呆然としたのはマスコミはこれをただ単に米の横暴と報道しているわけだ。確かに米はジャイアンではあるがしかしその前の義務、それも日本の憲法に即した穏当な義務さえ放り投げておいて原油は欲しい安全も欲しいではどこにも通用しない。それを言ったらようやく思い出してくれたようだが、一事が万事これらが繋がっているのだという放送なら5秒で済む話を一切しないのでうっかりした視聴者はまるっと信じこんでしまう。視聴者もどうかしているのは事実だが、しかし米の横暴とは言うがそれを招いたのは日本の不誠実だ。母には「だけど二度と負ける方にはついちゃ駄目だよね」と言ったらそりゃそうだと一部分は理解してもらったが、横暴を憤る前にこちとらの義務はどうなったんだと民主主義の最低限の天秤感覚まですっ飛ばしている報道の現状も非常に嘆かわしい。んで。冒頭記事リンクだが。おそらく田中大臣は南スーダンへの自衛隊派遣の話すら脳みそになかったのだろうと思う。NHKの比較的落ち着いた番組であり、出先での聞き方も足りない立ちインタビューではなくはっきりと輸出原則と聞いていた。これを武器使用と間違えるというのはよほどの事で、最初の勘違いはまだいいが結局最後まで取り違えたままの蒟蒻問答であったことを鑑みれば人の話を聞かないバカなのは間違いない。バカならバカなりに耳だけは持っとけ。どうせ輸出原則も武器使用基準も判らないだろうしそこを精密に理解し解説しろとは言わない。安住のように迂闊なことをぺらぺら話されるくらいならお茶濁してもまだ仕方がない(本当は仕方がなくはないがしかし最初からの問いすら理解できていず、その後もちゃんと人の話を聞いていないのがはっきり判った以上人の話を聞かないバカというバカの中でも最悪水準だわ。重箱の隅どころじゃない重箱が違うのに再三問われてまだ理解出来ないレベルのね。
2012.01.16
イラン、IAEA調査団受け入れ 外務省報道官が表明突き詰めると核開発・所有の問題だと多くの識者が指摘しているが日本にとっては更にイランと北朝鮮の核連携が問題なわけで、そこにホルムズ海峡が絡まるのでもう一段階事態が複雑になっている。その前から遡ると十字軍くらいからの話になるので手に負えないが、今目に見える話だけでも要素満載。大体において国連(WW2勝利国及び核保有国メンバー)の傘下機関であるIAEAがそれほどの権威を持ち核保有拡散を阻止するという理屈が戦後ここまで保たれた方がびっくりなのだが。日本も山盛り核物質を持っているのでIAEAの監視下にあるんだがそれ自体に文句があるわけではないにしろ、最早持ってる方が持たない方に「ダメ」言えるような状況じゃあないと思うのよね。いや別に核兵器マンセーじゃあないですが、しかしよくもまあここまで長い年月抑止したきたねと。いつだったかみんなで持てば安全じゃねえかという乱暴な言い方をしたこともあるんだが。現在一番核保有への経緯が不透明であったのは支那で、そもそもお前らWW2勝利国というか国あったかとか確か東京五輪の年に国際情勢の隙ついて核実験したよなとか色々思い出す。けろっと常任理事国に摩り替わった経緯なども加えれば易姓革命によるメリットのみを都合よく生かしたわけで、それ考えりゃどこにも文句は言えないだろうに。おっとイランですが。日本にとっての当面の国益は当然原油輸送の要であるホルムズ海峡の安全なのだが、しかし現政権がホルムズ海峡の出口でもある海域(ソマリア)への海自派遣に強硬に反対し結果日本は周辺海域への発言権を完全に欧米に委ねてしまっている現状は忘れてはいかん。政権を取った今になってわぁわぁ言ってみてもマスコミや本人達が知らんぷりこいたって世界は忘れてはいない。日本のような大国の政治的発言はそれが野党であろうがなんだろうがリアルタイムで世界に発信され情報が蓄積されているのが事実だ。嫌でも何でも現実としてはそこの覇権を握っている国家に隷属しなきゃならない事態を自ら作りだしておいて独自の道ったって誰も聞かんわ。南スーダンに武器使用すらいい加減なまま派遣するのならそのリソースを海自に割いてもう一度ソマリア沖に派遣する道を探った方が早い。せっかく給油で一定の発言権を得るという神業のようなパワーゲームへの参加を果たしていたのにそれを叩き潰した政権が今になってごちゃごちゃ抜かしても無駄だ。事ここに至ればやむを得ないので「二度と負ける方にはつかない」だけを徹底させるほかはない。屈辱的だがその屈辱を有権者が自ら招いたともいえるんだから。マクロでいえばこれだけ長期間円高が続いているのに灯油価格が全く下がらず、おそらく節約の為であろう肺炎や風邪が大流行している。当然ながら原油価格が下がらないというのはあらゆるコストにのしかかっているわけで、デフレ下で疲弊しているのは企業も同じ。その元凶がイランだというのは簡単だが実際は現政権与党が野党時代無責任極まりない主張を繰り返し主権者がまんまとそれに乗っかった馬鹿さ加減にもあるんだぞ。
2012.01.15
野田改造内閣:国家公安委員長に松原仁氏内定国際的にはイラン、経済的には円高、国家安全保障としては日米安保、国内的には震災復旧景気回復そして勝手にぶちあげた消費税とTPP、大項目だけでもこんだけ問題山積なのに年明けも2週間になってから内閣改造、改造して10日費やし通常国会開会が24日までずれ込むとか何もやる気がない民主党政権だが。先日からマスコミは何も仕事していない内閣のスポークスマンとしてしきりに何も決定発表もしていない内閣改造ばかり報道しているけれど、一体それがなんだというのだ。国民にとっても国にとっても極論ではあるがメンツはほぼどうでもよく、先に挙げた大項目を一遍に全部解決しろとまでは言わないが道筋や解決への段階くらいは示すのが政府ってもんだろうが。政治に詳しい向きではしきりに解散説が囁かれているけれどあたしゃ今回の改造と同じく囁かれているくらいでは全く信じない。この連中が詐欺で掴んだものをこれまでのような常識通り手放すわけがなく、これまでの手口からみて匂わせておいて任期ぎりぎりまで引っ張ると思っていたほうがいい。消費税増税に関して自民と同じという論法を振り回すバカも多いが、プロセス、中身、理由が違うというのはすでに書いたけれど、結果として同じだからという論理が通じるのは要素が単純な場合のみ。つまり苦し紛れの「自民と同じ」が通用しそれを鵜呑みにしている連中がまんま前回総選挙で民主を選択したお間抜け様層と重なる。だって中身を見ず理由考えずにそう言われていることだけを鵜呑みにしちゃって文句のはけ口を政治に求めているという点でとてもじゃないが民主主義国の主権者とは言いがたくやってることが前回総選挙の民主と同じだもの。主権者たる権利はともかく義務は一体どこいったんだと、受益者であることのみ追求した結果がこのクズ与党選択になったのだという事実から目を背け続けているだけにすぎない。印象のみの脊髄反射=TV視聴と同じ程度の考えで選挙に臨むとこういう事になるんだよなあ。
2012.01.13
小沢氏、収支報告書「今も見ていない」 関与強く否定見出しは毎日のものだが昨日昼のNHK、産経新聞は「小沢被告」と正しい呼称を使っている。「4億円、相続などの手元の金」小沢被告、「記憶にない」連発*被裁判権は憲法にも謳われている国民の権利この呼称だけでもメディアそれぞれのスタンスが垣間見えるが。昨日は耳でさらっと聞いたがそれにしても判らないのがこの金の出所もさることながら、仮に小沢被告の言い分が正しいとするのならでは何故「自分の金で自分の名義の不動産をストレートに購入しなかったのか」だよねやっぱり。小沢被告が4億の金を持っていた事自体に文句はない。それくらいあってもいいんじゃないかと思うくらいそれに関してはなんとも思わん。しかし持っているのならどこにも文句言わせない方法、つまりその金で不動産なりなんなり買えばそれで済む話で、今になって「いやそれ俺の金」と言い立てても「じゃなんで」になるのははっきりしている。だって政治家である以上政治資金規正法にわざわざ触れかねない方法、そして秘書とはいえ第三者の手を経るという危険な方法を採るくらいなら素直に自分の金庫から金出してぽんと買った方がよかろ。小沢被告に関してはしょうもない幻想を抱く方々も多いのだが、前にも書いた通り私にはコンプレックスの塊の小心者にしか見えず、今回の言い訳めいた話以前にネットなどの記者会見のやり取りを見ているとつまらん人間だなと薄ら笑いすら浮かんでくる。お題は一応気を使って「強弁」としたがどう見てもどっかの金くすねたガキの言い訳だわな。俺の金だというのなら客観的な証拠も要るし納税も絡んでくるんだけどねえ。それに今時4億の金、本当に疚しくないのならえっちら運びませんよ。銀行行って振り込むだろ普通。百歩譲って現金としても銀行呼んで数えさせて持って行ってもらうがな。こんな言い分聞いて尚小沢被告への幻想を捨て切れない人間がいたら斜め上方向にだが尊敬するわマジで。どんだけドリーミーなんだかな。
2012.01.11
結果が同じなんだからいいべやというのが通用するのは単独完結できるものだと思うんだけどなあ。自民役員会が消費税増税で大荒れ特に政治は関わる物、者が社会=国家全体になるわけだから結果が同じなんだからいいべやはあまりに乱暴だ。ましてや野党になって尚異論が出ただけでこれだけあたかも自民も大混乱のように書かれるわけで、与党の議論が纏まらない方がよほど大問題だと思うんだがマスコミはこう書きたがり世間は「何だ与野党同じか」と断ずる。そもそも2010年参院選、いやその前の2009年衆院選の消費税上げだって自民の場合は景気浮揚策が先、景気が上向いたら税率上げといっていたけれどその順番の最初を抜かされて「自民は消費税上げるが民主は上げない」といって総選挙に臨んだのが現与党。これを同じ土壌で語られるんだからたまったもんじゃないけれど、しかし今の自民党の中に本気で消費税上げが先行する現与党の主張と同じテーブルにつかなきゃならんと思っているとしたら大馬鹿だ。ここはプロセス重視だろうよ。断っておくが私は何がなんでも現行の消費税率でいけと言っているわけではない。景気浮揚策を講じ財政出動してその元を取って経済が上向いたら必ず上げますでいいと思ってもいる。ここで何度か書いたが団塊の世代の平均寿命、つまり今後20~30年間と区切って時限税率にするのが妥当だと思っている。但し恒久税率上げなら年金は完全に全額税方式で統合する、但し日本国民に限る。当然現状の生活保護も日本国民に限る。帰化条件を厳格化し懲役以上の罪状を犯した場合は元の国に帰す。当然IDカードは必ず所持、国民番号を付与する。こうしないと計算が立たない。現状の世界経済の情勢を考えると今は日本がきっちりと国内循環を円滑にし、せめて円で世界経済を支える内実がなければならん。しかし社会保障がだだ漏れになっていては食い扶持のみの単純な循環で終わってしまい肝心の波及効果が期待できる産業の底上げによる内実を伴う経済にはならない。日本は腋を締めるがこれは世界経済のためだよと今なら言えるんだからチャンスといえばチャンスなんだけどな。みんなで稼ぎみんなで使いそれが循環する経済、そして本当に困っている日本人に手を差し伸べられる社会を作るにはそれなりの覚悟もいる。だけど若い人を消耗させ使い捨てにする今の社会よりはよほどマシだと思うんだよな。10年後はこうしようと若いカップルが語り合える社会、国をもう一度作ろうよ。その為には今回のような訳の判らん与党の消費税案なんざ潰してしまえ。
2012.01.06
三題噺じゃねえんですが。イラン、米空母めぐり警告 「制裁が効果発揮」と米国このリンクは下から見るとおおよその時系列が判りますが、日本のメディアがホルムズ海峡に言及しだしたのは年も押し迫ってから。実際はもっと前からペルシャ湾ホルムズ海峡を巡る欧米とイスラームの駆け引きは続いていたわけでして。民主党政権になってから日米安保のひび割れ*をものともせず円高は続行、しかし原油高が続いているので灯油ガソリンの実勢価格は上がった。*2chよりコピペさせてもらった鳩山が引き起こした普天間問題を時系列で抜き出すとこうなる↓2009年08月23日 移転先は最低でも県外。可能ならば国外。辺野古移設合意を踏み潰す。2009年09月14日 基本的な考え(県外・国外移設)に変更はなく、年内に決める。2009年11月13日 オバマに対し、「年内決定する。トラスト・ミー」2009年11月30日 無責任に延ばすことはできない。結論を出すまでに時間はかけるべきではない。2009年12月05日 年内決着断念を表明。2009年12月08日 「トラスト・ミー」は信じろと言っただけで移転先は言ってない。2009年12月15日 年内に移転先を決定しない事を決定した。来年5月までに決定する。2010年01月22日 昨年末決定しないで良かった。2010年01月24日 名護市の市長選、『民主党推薦』の辺野古への移設に反対する稲嶺進氏が当選。2010年03月13日 ルース駐日米大使にキャンプ・シュワブ沿岸部への現行計画を容認。2010年03月21日 米政府のキャンプ・シュワブ沿岸部案がベストとは思っていない。2010年03月24日 3月いっぱいには(移設先の)政府案をまとめる。約束する。2010年03月29日 3月中に政府案の一本化を断念。3月中に決定するとは法律で決まっていない。2010年03月30日 1日、2日、数日ぐらいズレても問題ない。2010年04月01日 普天間移設先の腹案を用意してある。2010年04月07日 政治家がばかでは国もたぬ。2010年04月10日 「アメリカの言いなりにならない」米誌インタビュー2010年04月14日 「日本の存在示せた」 核安全保障サミット2010年04月15日 オバマ「きちんと責任取れるのか」2010年04月15日 米ワシントン・ポスト紙 「哀れでますますいかれた鳩山首相」 ルーピー誕生。2010年04月15日 5月末に方向性が出る。2010年04月27日 腹案は閣僚で当然共有している。2010年05月04日 「最低でも県外」は私個人の発言。党の考えではない。2010年06月02日 鳩山退陣表明。投げっぱなしにして自分だけ逃亡。↑ここまで鳩山政権2010年12月31日 民主党政権、普天間問題を棚上げすることを公式発表。コピペここまで↑そして未だに最終決定の為の地ならし、つまり首相の沖縄訪問すら実現していないそういやガソリン値下げ隊ってのが民主党にあったと思うんだが、野党の時からやってたんだから与党になった今こそ実現できるだろうに。といっても民主党のことだから原因要因全部海外のせいにするだけで一体何をどうすりゃ現在只今はともかく近い将来に向けての国益を図ればいいのかなんてさっぱり判らないだろうけど。お題の3つの要素は単純化させて抜き出しただけだが、しかしこの3つのベクトルがそれぞれ捻れ合っている上に民主党の無策と無能が加わってしまったのでひどくややこしいことになってしまっている。皮肉になるが円高を放置(受け取り側としては容認と取られている)している馬鹿政府だからこそ世界の投機資金を一手に引き受けてしまえているわけで、その通貨のバックグラウンドである安全保障をないがしろにしているというあり得ない自己矛盾を完結してしまってもいるわけだ。本来であれば暴落するところなのに歴史のいたずらと長年培ってきた財産がモノを言ってしまっている。有り体に言えば他に買えるものがない相対としての買いに過ぎないけれど、ほんの2年前のマスコミの言い分通りであれば支那が買われて当然だろうに市場というのは極めて正直。といって総選挙で自民が政権与党に返り咲いたとしてでは一朝一夕にここまで捻れたものをきれいに出来るかといえばそれは難しい。しかし世の中にはやって当然と思うバカ様が多いのも現実で本当に頭が痛い。政治が悪いといって政権を取った現与党の支持者のみならずそうでない層もこの民主主義国家で政治におんぶ抱っこ、口開けて待ってりゃよくなって当たり前と思い込んでいるこの事こそがここまで事態を悪化させた最大の要因だろうよ。
2012.01.04
あたしゃ現実派ですんで如何に思想が合致しようとも現時点で政権担当不能(能力及び数)な党を応援する気はさらさらないので必然的に「自民党議員及び議員になろうとしている人」に求めるものになっちまうわけですが。民主党にもまともな議員がいるというご意見は「ヤクザにもいい人がおんねん」的ロジックしか感じないので。んで。世間や政局が喧しくなり、また実際政権交代してからこっちまるで担当能力がなかった政府与党を一日でも早く引きずり下ろしたいわけですがその為に必要なのは選挙でしてつまり立候補者及び現職議員に何を求めておるのかというお話です。何度かここに書きましたが国会議員たるもの国家安全保障及び国際経済、金融為替に関して新聞程度では困る。専門的な掘り下げ方ではなくとも事象の解説くらいは系統立ててできないと話にならない。加えて必要なのは「何で国会議員になりたいんだ」って事、理念及び理念を実現させる実行立法可能な具体的な政策ですわの。どっかの民主党のように足し算引き算も覚束ないまま出来ますやりますやらせて下さいでは困る。当たり前ですがこれら全部自分の意見と合致を求めているわけではないし無謬を望んでいるわけではない。何かしら実現させたい、是正したいことがあり、また欠けている部分の成長があれば構わない。だけど通り一遍の報道記事では中々そういう事も窺い知れない。これは聞く側、マスコミ側の問題も大きいけれど答える側もどうしても総花的無難になりやすい。なのでちょいと思いついたんですが機会があれば直接伺いたいものですな。小難しい事や重箱つつく気はないですけれど一体どういう意志と意図で国会議員になりたいのかそれが理解できまたお伝えできればこの先民主党政権が続くことによる政治そのものへの嫌悪感が軽減されるかなあと。実際聞きたいことは沢山ありますし確認したいこともある。勿論自分自身を納得させたいというのもあります。何せ次の総選挙は諸々かなぐり捨てて本気で民主党政権倒す気満々ですから。
2012.01.03
年が明けた。昨年は「がんばろう」であったけれど今年は「取り戻そう日本」を目標にすることにした。無論震災で破壊された国土を取り戻すのもあるのだが。これまではネットの片隅でひそひそ囁かれてきたものが少しずつ露わになり、現与党政府のような明らかな反日勢力をバックに持つ連中から日本を取り戻す。日本は第一義として日本人のもので我々日本人が国家の行く末を決める。先祖代々受け継いできた国家、国土をまた次の世代に受け渡す為に。
2012.01.01
社説:民主議員集団離党 浅ましい年の瀬の混乱浅ましいのはお前らもだマスコミ。判っている人間は2年以上前から警告していた通りになったわけだが当時何といったか忘れたのか。年末になるとかまびすしくなるのは当然政党助成金の絡みでもあるのだが、それにしても政党ロンダリングがまだ通用すると思っている自体終わったな小沢。おまけに比例選出議員が一体なにをやっておるかと。自民党比例選出の与謝野の時も書いたがこれが許され通用するのなら比例区の意味も意義もないだろ。いや、本来は選挙区選出だって有権者にしてみりゃ「こいつはちとアレだが党を信じよう」と思って投票することも多い。せめて議員辞職して再選挙してもらわねば有権者の意志は一体どこにいくのかあるのかさっぱり判らんわ。そしてこいつらは鈴木宗男の新党(宗男は公民権停止なので名目は松木謙公=小沢)に参加する予定だというのだが仮にそこに所属したとして宗男か小沢の嘴にしかならない。脳みそ要らない口だけあればというのが余りに露骨なメンツばかりで笑ってしもうたわ。どこぞで「ムショ族」と言われているらしいけれどもしこの連中が総選挙の後も更に勢力拡大するようならあんまり言いたくないが失望せざるを得ない。あまりに下品でほんと心底選挙屋なんだなと改めて感じた。選挙のために党を作り政党助成金を得てあわよくばキャスティングボードを握ろうと、それが目的、手段は選ばないんだなあこいつら。
2011.12.29
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