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群馬・八ッ場ダム建設:「再開」正式決定 政府方針、民主側が容認-見出しは毎日新聞二転三転した挙句自分達があれほど大声で叫んできたことを守れないのは八ッ場ダムに限らない民主党ですが。それにしても八ッ場ダムに関してはひどい話であった。ダムの良し悪しについてはどこでも必ず争議や対立、今だとよそから流入してきてまでも反対したい集団団体などが跋扈するのは見慣れた風景にしても、この八ッ場ダムは当該地域、下流域の自治体が必要と認め、また年月はかかったものの建設地域の住民の合意を得ていた。後数年で出来る目処が立っていてその為の移転を含む生活設計をすでに済ませていた世帯や事業者ばかりだった。一体何が目的で民主党がここをターゲットにしたのか、前回総選挙の時から考えてもさっぱり判らず私の結論は「示威行為」だった。政権を握れば残り1割か2割になった大型ダムの建設すら止められるんだぞとそれがしたいだけの子供の言い分としか思えない。基礎工事が進んでいたものはそのまんま放置できるものではない。コンクリート壁を作る前提なのだから樹木は倒しているし川も整形しているだろう。これを民主党の言っていたようにただ放置(そうじゃないと掲げていた金の問題が片付かない)すれば元々の建設目的であった治水効果どころか非常に危ない状況になってしまう。治水効果が出ると言われている下流域は日本では珍しい広域の斜度の少ない平野で、最下流域に至っては低湿地地帯もある。人口も集密しているおまけに工業地帯でもあって一旦大水が出ればその影響は非常に大きい。これくらいはダムの宗教戦争以前に地図見りゃ判り、水の恐ろしさは日本人なら身に沁みていることだ。コンクリートから人へなどというお題目に乗せられたアホの方が多かったとしか言いようがないけれど、日本の国土条件からいってもコンクリートなしでは到底これだけの人間が豊かな生活を維持できない。公共工事を悪玉に論う事によって自身の正当性を謳うという全く筋が通らない主張を一体どこのバカが容認推進したのか全く理解できない。こんな政策ともいえないような主張を目玉に上げた党が政権与党であり、またそれを政権与党に押し上げたのは他ならぬ有権者であった、この事実は覆しようがないけれどしかし私はやはり無念でならないよ。国会で論議もろくにしないまま閉会してからこのような案件を平気で決定しようとするこんな政党を選択したのは誰だこの。
2011.12.24
鳩山邦夫氏、自民に復党願 党幹部「節操ない」彼が自民党を離党した経緯もさることながら、兄の鳩山由紀夫元首相と同じような「知らなかったで済ませた」母親からの多額の贈与脱税があるのを見逃してはならない。もうひとつ言うのなら今回のこの復党届けの名目も気に入らない。「支持者の声が」って何だ。支持者の声がどうというのはそれは鳩山の個人の問題であって、党と鳩山の事情に関係ないだろ。人に推されたかのような詭弁を弄するこんな卑怯なやり方をする人間を復党させればまた金の問題やいい加減で有耶無耶な体質と批判を受けるだけだぞ。すっきりすっぱり誰にも相手されませんでした、あの節は申し訳ないことをした、許してくださいと言っても許しがたいのにこんな言い分で復党届け出すような者を戻してはならない。鳩山の復党には断固反対する。
2011.12.22
といっても札幌ではないのだが。北海道は他の都府県より広いのはご存知とは思うが、その道内を県よりやや小さい区域分けをしている。以前は「支庁」といっていた(今は振興局というがこれは14あり、開拓時代の名残を残す名称になっていて天気予報もこの区域分けと市町村の並列になっている。お題の大雪は主に石狩北部、空知、留萌、特に岩見沢周辺が酷い事になっている。岩見沢大雪、バス運休岩見沢は元から豪雪地帯の一つで、バス会社や市の名誉のために言っておくが30センチや50センチくらいの雪で運休するようなやわな街ではない。ここ1週間ほど、高速道路もJRも部分運休、部分通行止めを繰り返しながら必死で除雪をしていた。北海道の中では岩見沢は旭川と札幌を結ぶ間にあり、札幌へも通勤可能なのでそれなりの態勢も整っている。首都圏でいうなら人口のレベルは違うけれど大宮辺りを想像して戴ければ判りやすいと思う。毎日毎日岩見沢やその周辺の雪が集中的に降っている地域のローカルニュースを見てどうしたもんかと思っていたがここに来てとうとう除雪の限界を超えた。これも暖かい地方の方にはピンと来ないと思う。1週間もあれば融けて減るんじゃないのかと。しかしこちらの雪はずっしりと重くはないが融けない。降ったら降っただけ積もる。積もった下の方は凍るのでそれが土台になりやや嵩は減るがこれだけ降ると嵩が減るなぞ誤差に過ぎない。んで。ここ札幌市は隣地域にあるのだが今回の豪雪の集中から逃れている。全く降らないわけではないが除雪車が出動するほどではない。先週辺りから何故札幌市は岩見沢などに除雪車を出動させないのだと心ひそかに怒っている。札幌市は10区あり、それぞれの区が除雪機能を持っているから1区が1台だけ岩見沢(を含む空知留萌)に除雪車を貸せば10台出せる。予算や人員など難しい問題もあるだろうけれど、しかし岩見沢の人達が仕事に来、買い物に来てくれて札幌も潤っている。また物流の中間地点なのだから札幌市が助っ人に入っても自分たちの為でもある。何も400キロ離れた道東に出せというのではない。岩見沢辺りなら精々60キロ圏で、こちらに大雪が来ても取って返せる距離だ。豪雪は災害だぞ。年末控えて広域出動するのは当然だと思うのだが一体どうなっているんだろう。機械除雪であっても操作するのは人間で、こんなに降り続けば人力含めて限界だろう。助けてやってくれまいか、札幌市よ。
2011.12.19
いえね、昨日夕方の野田の記者会見ですが。お題目というか目玉は「冷温停止」だったようだが心の底から「で?」と言うしかない代物であった。官邸というか野田側としては冷温停止を自らの功績として大々的に宣伝するつもりであったろうけれど、何もしていない政府がさも自分たちが冷温停止に導いたかのように胸張っても誰も感心なぞせんわ。どう考えても保安院や東電、精々大臣クラスが言えば済むものをわざわざ総理が言うようなことではない。冷温停止は当面の、本当に当面のささやかな一里塚であり、目標といえるようなものではない上にそこまで持っていったのは東電であり現場作業員や協力した消防自衛隊その他であって一体政府が何をしたのかと。水素爆発前後に一体何があったのか時系列で公表もせず。まずいことには口を閉じ誰かのせいにし、現場の大変な努力が実ればこんどはドヤ顔で会見するとは人間のクズじゃ。鳩山の言動には呆れ、菅の言動には苛ついたが野田の言動ってのはとことん無責任だわな。流石永田メールの時に前原を煽るだけ煽った挙句ガセと判った瞬間知らんぷりこいただけのことはあるわ。
2011.12.17
21世紀になって尚、70年代の如き「過激派」の名前を聞くとは思わなんだが、彼らはそれなりに生き残る道を模索し案の定政治家と密接に繋がっていた。それも保守まがいを装う「新左翼主義」とやらに。「がんばろう、日本!」国民協議会-WikiPediaこの団体を国会で明らかにしたのが自民党西田参議で、先日12月6日の参議院予算委員会でのやり取りはH23/12/06 参院予算委・西田昌司またこの国会で冒頭「T氏」とある戸田政康氏のサイトの一部は削除される恐れがあるので魚拓を取っておいた。サンチョ・パンサの日記(魚拓)-前後の記述から2003年10月からの分と思われる現与党に限らず世間では「やや保守寄り」と見られている人間にアプローチを計っているのがよく判る。彼ら「がんばろう日本国民評議会」は政治団体もどきの言ってみれば戦前で言う院外団、羽織ゴロという代物であるのは代表の日記の一部を見ただけで如実に現れている。国会中継を見てもらえば判るけれど、では彼らの資金源は一体なんだと、これは誰しもが疑問を持つだろう。今時お車代が数十万の桁などそうそうある話ではない。私は西田参議が返り血を浴びる覚悟でこの団体を示唆したのを非常に評価している。…評価などという言い方は偉そうだがしかしできそうで中々できることではない。この国会中継はNHKで生中継されたのだが当日もその次の日もマスコミは完全に黙殺した。何を意味するのかというとそれは事実だからだろう。70年代の先祖返りなどあたしゃ見たくはないね。
2011.12.08
まず最初に断っておくが好き好んで「瓦礫」という単語を使っているわけではない。しかし被災地の方々の心情を慮って尚ここは「瓦礫」といわねば話が進まない。現在瓦礫の広域撤去は当たり前だが放射線測定を行った後の安全なものに限られている。受け入れ表明している自治体も多く、特に東京都はいち早く11月初旬に最初の受け入れをした。トン数の問題ではなくこれは面積が小さくまた人口が多い集密自治体として象徴的意味合いも込めたものであったと思う。政治的判断、政治的決断とはこういうものをいう。ただ、この時も一部のヒステリックかつアホな連中が処理職員及びマスコミがマスクをしていたことにフンダララきゃあきゃあ喚いていたが、どこの世界に瓦礫片付けるのにマスクもしない法があるかと。一般住宅でさえちょっと大掛かりな片付けするにはマスクはする。解体工事などでもそう。防塵ということすら知らずに大きくなったような常識すら知らない連中が騒ぎ立てているのだなと確信した出来事でもあった。そしてまた都の30トンの受け入れはもっと広く場所のある自治体の尻を叩くものであったと私は思っている。北海道では知事が安全確認した上での受け入れを表明している。さて。数日前一部マスコミを騒がせた話題だが。まずこの武雄市長の文章を。震災瓦礫受け入れ提案の見送りについてかなり長い文章だが読みやすいので一読していただきたい。留意してほしいのは7つ目8つ目のパラメータ。自治体首長がネットとはいえ公開した文章に「脅迫まがいをされた」という単語を使うのはただごとではない。Twitterでもこれに関しての纏めがある。佐賀県武雄市の震災瓦礫受け入れ拒否関しての意見まとめ胸が悪くなるようなはしゃぎっぷりとそして彼ら(反対抗議した側)がこの問題を「闘争」と捉えているのがよく判る。一体どこの何に対しての闘争なんだと胸ぐら掴まえて質したいくらいなもんだが「市民団体」の正体というのはこうしたもので、あえて言うなら完璧な利己主義とそれの権化の集団だ。誰も高濃度汚染した瓦礫を受け入れろ、受け入れるといっているわけではない。安全確認した上でと口をそろえて言っているのに聞きやしない。また瓦礫を片付けねば復興の前の復旧すらままならない。元々そこにあったものだろうと言うバカもいるが、では試しに家の中の本棚、または食器棚、洋服ダンスでもいいひっくり返してみ。凡そ畳一枚分くらいの表面積で奥行きがほんの30センチ弱の本棚の本をぶちまけてみると判るが畳2枚から3枚分の場所をとる。家の中の家具一つぶちまけてこれだ。瓦礫は家の中の物だけではなく家、建物もインフラを構成していた道路コンクリート全部含まれているんだぞ。きちんと整理構成された状態のものが全部根こそぎひっくり返されぶちまけられたら到底その場だけで片付けられるわけがない。確かに被災地のみで処理できればそれは経済に繋がるがそれ以前の問題だからこうなっている。復旧しなければ地元での瓦礫処理すらままならないから広域処理になっているんだ。個人的には叶うものならうちの車庫の奥、横でもいい、死ぬまでに片付けてくれるのなら僅かな量でも受け入れたいと思ってる。笑ってしまうような量(10トン未満)しか置けないが何もせずにここで座ってじりじりしているよりよっぽどマシだ。自己満足ですよええ、偽善ですわ。でもそのたった10トン足らずでもどけられればどこかの復旧が進むのだと気のせいでもいいから感じたいよ。何か方法はないのかと、そしてこんな問題を自治体に丸投げしている政府には本気で復旧する気があるのかと心から怒っている。補助金こさえて自治体にバラ撒いて頭割りで瓦礫処理を図るということができるのは国なんだけどな。
2011.12.06
昨日は大変楽しみにしていた政経セミナーに行ってきました。札幌市厚別区選出市会議員川田ただひさ氏主催のセミナーでして、ゲストが西田昌司参議。ここをお読みになっている方には説明の必要はないのですが、一般的にはまだまだ中々知られていず、ネットでは「鬼畜眼鏡」と言われている方です。参考動画として今月15日の国会予算委員会での質疑を挙げておきます。厚別区住人ではない川田市議なのですが、今2期目。何故知り合ったかというと去年の参議院選挙なんですね。JNSCの選挙に向けての活動が初めて本格化した選挙でして正直私も手探りでした。選挙の世界特有の事を全く知らずにいきなり国政選挙でしたから一体何をどうすりゃいいのか本当に判りませんでした。といって今判ったかというと更に判らなくなったことの方が多いんですが、とにかくビラの折り方ミニ国旗の巻き方、人様の顔の覚え方その他黙ってビラ折りしながら見聞きしたこと全部初めて知った事ばかりだったんですね。国政選挙ですから選挙区だけじゃなく比例区の候補者もおいでになる。三原じゅん子さんもいらした。今でも覚えているんですが暑いさなか6時間くらい歩き続けたと思います。その時に道々ずっと応援演説と言うか呼びかけをし続けていたのが川田さん。ただついて歩いているだけの私でさえ疲労困憊しましたが候補者の三原さんの根性とそして裏方である我々への気配りも凄かったけれどこの川田さんにも心底驚いていたんです。おそらく次の地方選に出るんだろうなあと朧気ながら感じてはいましたが、しかしだいたい国政選挙のしかも参院選となれば市中心部がメインになります。なので厚別区の市議補選に出られた時も驚きました。この時は参院選が終わったすぐ後。つまり補選に当選しても任期は数ヶ月ですぐ春に選挙になります。普通はここで出るかなという計算は働きますよね。ですが彼は出て当選し、次の地方選も当選して今2期目ということになってます。最初の選挙の前にJNSCの仲間と選挙事務所にお邪魔したことがありました。大体において地方議員の方々は我々が選挙区民じゃないと知ると冷淡でおざなりな扱いになることが多いのです。短期的にはそれは間違っていないとは思うものの、実は親戚や友人やその他諸々どっかこっかにひっかかりはあるものなんですけれどね。でもこの川田議員は何の関係もない私達に真摯に向き合い、時間を作ってくださいました。その後いろんな会合で見かけるとお声をかけているのですが最初の時と印象は変わらない。今回のセミナーは人が集まるのだろうかと余計な心配もしつつであったのは正直なところでした。しかしそれは嬉しい杞憂で、会場は満杯。開場前に集まった方々も義理ではなく表情がどことなく嬉しそうなんですね。こういう空気感は肌で感じるものなのです。椅子を追加しまくり立ち見も出る盛況で西田参議の話を約1時間、時間を忘れて聞き入りました。そして最後に川田議員の話。働く市会議員なんだというのがひしひしと伝わるセミナーでした。会場では顔見知りの方々と数人お会いしたのですが1年ほど前から見知った方がご家族でおいででして。ゆり根を戴きました。帰宅した時は爺婆のご飯が終わっていましたので明日じゃない今日、ありがたく頂きます。お正月用とはまた違うビリ辛風味にしてざっと炒めるとおいしいのよね。地方議員に限りませんが「こうしたらいいんじゃね」は近いうちにまた別に書きますね。
2011.11.21
米中対立場面も 東アジアサミット深夜録画で放映された総理記者会見についてもNHKでは米中対立を切り口にしていたんだが。どう考えても今のこの状況(米・中、そして欧)の米中対立なんてヤオでしょうよ。仮に相違点があったとしても元々何の不思議もない上に現状口でなんと言おうが為替含む個々の問題があろうが深刻な対立点は他の問題よりも遥かに比重が少ない。この場合他の問題ってのは欧米から始まるであろうと思われているどんがらがっしゃんの本当の下敷きになるのは支那だってことでして。いやお前それなら米中対立するべとお思いでしょうが皆まで言うなw今一番ババ引いちゃっているのは支那ですよね。はい、ついこの前マスコミが誇らしげに報じていた外貨のお話。この支那のババ(外貨)について書いた時に本当にそれが帳簿上の計算通りにあるんかいなと疑り深い私はひっそりと妄想したわけです。元々支那はアヘン戦争前後から欧米の綱引きの場所ではありました。近年欧、特に仏とは武器輸出の関係では非常に親密だった。支那がアフリカに単独で嘴突っ込むまでは。それが顕在化してからですよね、人権問題を理由に欧が武器輸出止めたのは。いつでも止められるネタ握ってから商売の邪魔されるまでは金絞るのが国家間の正しい取り引きってもんです。無論この取り引きが成立する大前提には国家安全保障、NATOのバックアップは必須です。も一つ支那は食料輸入国ですが今、億の単位の人口分の食糧をかき集められるのは南米しかありません。南ロシアも穀倉地帯ですがあそこから支那に物運ぶのは剣呑剣呑。そしてその南米にしても何事かあって自国の食糧が危ないとなれば金積まれても食糧輸出はしません。当たり前ですな、自国民飢えさせたら国家がこけます。おっと前置きが長過ぎる。さてここで米中対立しているから日本が早く参加せねばという一見尤もらしそうで実は全く関係ない論理を推し進めようとしているのが不思議。実は米も支那もこの状況を引き伸ばした方がそれぞれの延命を図れる。特に米は。支那はできれば今の日本の位置に取って代われるとアピールしたい、取って代わりたいんですがいかんせんこれまでの行いがね。いや行い悪くても数字の根拠が伴っていればまあ通用しますがそろそろ持ってます詐欺のメッキが剥がれそう。ここで欧米が開き直って金本位制にぐりっと戻すと面白…げふんげふんもとい相当興味深い事になるのでしょうが。取りとめなさ過ぎてどうしようもなくなってしまいましたがもう一つ唐突に書いておくと少し前に米財務省が「日本のヤクザの口座は許さん」的な法律発効させましたよね。あれ、日本のアンダーグラウンド社会も痛いですが周辺特亜国も痛かろうなあ。何せ世界で一番相対的に価値が出ちゃった「円」がざっぶざぶ流通し更にドルに洗濯できそうなパイプがきゅっと閉まりそうですし。ここで何回か書いたコルレス口座の概念がまた生きてきますよね。野田のあまりの土下座っぷりはここの辺りの弱み握られたんかいと疑うほどですよねえ。夜中の日記は妄想大爆発でほんとすいません。
2011.11.20
それを選んだ国民って話ですが。野田首相 「TPP、すべての物品やサービスが対象」どんだけ事前に嘘つけば気が済むんだという話でもありますな。マスコミでは農業の話に矮小化されてしまい郵政改革時の逆手を取って農業団体=既得権者であるかのような刷り込みに懸命なのだが(農業団体に問題がないわけではない)、実際は見出しにある「サービス」つまりルールが問題なわけでして。前日のエントリに書いたようにすでに参加国は決定しそれらの会議とその結果が優先されている以上今からのこのこ「協議に参加」といってもそりゃあ丸呑みしなきゃ参加はできない。だから言ったろ止めればいいじゃんと。環太平洋という話に日本を入れなければ絶対に米一人勝ちになるに決まっているTPPなんだから他の諸国が頭下げてくるまでほっときゃいいの。もう一つ。米のスタンダードがルールになるとする。その場合米の水準が圧倒的に優れているのならまだしも私の小さい頃でもあるまいに今や国民保険制度とってもインフラもそして治安も日本以上の国はない。この心地よさが仇になって「外国にはもっといい何かがあるにちまいない」ドリーマーが出るくらいにね。この水準を米国並みにするのかと。カトリーナ台風は気の毒だったが地形みりゃなんであんな治水のままほっといたんだとか、NY大停電のように依存しているインフラ整備があの程度かとか山ほどあるそのレベルに今更落ち込めますか。勿論心地よさには数字に現れない何かも含まれるけれど、しかし客観的に比較するなら数字なり事実なりを並べねば始まるまい。この状況を打開するなら道はひとつしかない。解散総選挙して民主党は下野すること。「なにせ国民の選択でしてテヘ」をやるしかない。そりゃあみっともないし国際外交での培った信用は地に落ちるけれどこの先損なう国益に比べれば大したことはない。うちんとこは1000年単位の国なんで信用はまた積み重ねればいいのじゃ。どうでもいいが事実と異なる報道はいい加減にせえよマスコミ。
2011.11.14
靴を舐めたらご褒美に頭踏んづけられたって話だわな。TPP、首相さっそく厳しい洗礼 加盟国会合招かれず【超速報】野田総理、TPP交渉の会合に参加できないことが確定。「ルール作れる!」とか言ってたよね上のリンクは朝日新聞というびっくりぶりなのだが、実は昨日のニュースでTPP関連をほぼ毎正時流していたNHKは一切この事実には触れなかった。玄葉や枝野があたかも交渉に乗り出している風の印象報道はあったものの、実はこの交渉の会合にさえ出れば大丈夫とか何とか抜かしてたのは野田始めTPP推進派だったよな。その第一歩でもある会合に招待されるかどうか確約も取らずに国会決議も経ずに協議参加表明したとは驚いた。今回のTPP交渉参加国の内訳をみると所謂経済大国はもちろん米、そこに日本が遅ればせながらでも協議に参加するという堅い意志があるのなら下交渉くらいは済んでいるもんだと誰でも思うだろ、いくら民主党でも。しかしやっぱり民主党は民主党。吠えるだけ吠えてこのザマ。ここで何度かTPPに今参加するのは反対だと書き、その纏めの理由の第一に民主党だからと挙げたのはこういう事だ。未来永劫絶対に反対だと言うほど頭は固くないつもりだが、しかしこんなもんとっくに参加国が決まっているのなら向こうから条件提示して来て下さい言うまで待てばええやんか。どうせその内円決済でもいいですから入って下さいとなるわい。そういう時になってこちらの条件を提示すりゃいいんであって、こちらから呼ばれもせんのに押しかけりゃこうなるっての。こんな屈辱的な目に遭ってまだへらへら笑っていられるその神経が判らんわ。普通は「交渉会合に入れないなら帰るわさいなら」くらいは駆け引きすっぞバカ。なんだろうな、こいつらの実務者感覚のなさは。
2011.11.13
「熟考」と言ってもらえるんだなあ。野田首相「熟考」を演出=輿石氏が振り付け?-TPP首相が予告していた記者会見が天災などの理由もなく、説明もなく「延びました」で済むわけがないんだが。それも問題(TPP交渉参加)が日程的にいよいよ差し迫り国会予算委員会が開会中にこの体たらくというのは熟考とかそういうもんじゃあなくただの先送り引き伸ばしに過ぎない。先送りした理由を述べずに延期するってのは通常やる気がないかできないのかと言われても仕方がないんだぞ。流石に昨夜の夜のニュースのキャスターも肩透かし喰らって予定原稿や番組構成狂ったせいか、せっかくの推進ムードすらけつまづいていたように見えたけれどね。今もこれを打っている横では衆院予算委員会の中継が続いているのだが、どう聞いても政府閣僚首相の説明は詭弁と矛盾に満ちている。仮にうまく言いくるめたにしても民主党政権のこれまでの逆実績を見るかぎり国際経済交渉などという極めてセンシティブかつ変更の効かない代物をこなせるとは思えない。本来であれば連絡対象国の極めて限定されている為替介入すら満足にできず、単独介入で終わりかつ未達だったがためにただ金を溝に捨てたような連中に一体何が出来るというんだ。ともかく先に中身の説明をしてからだと思うんだが、民主党というのは悪い癖があって説明という言葉の意味を理解できていない。つまり後からなかった事にできる選挙公約と同じ感覚でいるもんだから政府としての客観的な数字、予測よりも何故か党としての主張宣伝が先に立つので、本人達が説明と思い込んでいる代物にしかならない。これらのやり取りを聞いて納得できる頭が羨ましいわ。
2011.11.11
TPPに関して「反対派」という単語を使ったかマスコミよ。TPP 反対派の具体論に 説得苦しむ推進派TPPに関してだけは何故か「賛成派」と「慎重派」という書き方をしてきたんだよなあ。この見出しは東京新聞のもので、あくまでも反対派は民主党内という言い回しだが先週末に千人規模で東京中心部で反対デモがあり、その中身と参加した顔ぶれを碌に取材していないものだからNHKでも「業界団体などが」というふざけたものになってたよね。知る限り農協系などの団体動員ではなく個人参加が殆どだったのだが。しかしここまで例を挙げて具体的に反対されているのに抽象的かつ楽観的すぎる見通しで国会審議も内閣決定も経ずに国家通商の根幹を変更させるとは野田は一体何を考えているんだ。永田メールの時のように後先何も考えずGOサイン出し、うまくいかずとも自分に火の粉がかからなければよし程度に軽く考えているんじゃないだろうな。江戸時代末期に不平等条約を結んでしまい、それを解消するのに一体幾らの国金を垂れ流し、また年月をかけたと思っているのだろう。国内で引き起こした問題のようにまずかったら止めますヘラヘラって訳にはいかないんだぞ。外国人献金問題のような公民権停止になりかねない重大な犯罪を知りませんでしたで済ませているように甘くはないぞ。
2011.11.08
小金井市長が引責辞任 ごみ処理費発言めぐり周辺自治体と摩擦選挙で出来もしないことを謳い、挙句何の始末もしないままたった半年で放り投げるとはねえ。この男、どうやら「市民」なんちゃらを標榜して当選したようだが今の御時世「市民」と名のつくものほどいかがわしいイメージのものはないのに。…そういやここの膝元の菅前首相の「赤字献金ロンダリング」にも似たような名前が出てくるんだがそしてちょいと調べただけで出てくるわ出てくるわ。市長けん責を決議 小金井市議会これも議会を通さないで市長独断で高額給与を決めた辺りどっかの政権与党とそっくりだが、左巻きってのは口では民主主義を唱えながら実態は独断強行なんだよなあ。ただ、この市長が当選してしまった経緯には小金井市民があれも嫌これも嫌の挙句何も決められなくなり結果最悪を選択したということは無論ある。どうしようもない左巻き市長といえばうちの市長も同じなので人様のことばかり論っているのもなんだが、しかし民主主義のベクトルを間違えるとこのように何も決まらず先送りを繰り返し、結局口先だけの打開策とやらに乗ってしまう事になる。意見を広く聞きなるべく実現するのは悪いことではないのだが、しかし聞き過ぎると一歩も動けなくなるのが行政の難しいところだろう。今は有権者(国民)がすっかりお客さん気分なので余計にそうなる。口をあけて待っていれば行政が全部お膳立てして腹一杯になりゴミもどっかに消えるだけと思っているからこうなる。ポピュリズム以前のもたれかかり体質が招いたともいえるやね。出来もしないことを訴え少し考えりゃ判るのに目の先のうまい話に乗り投票し、実際は事態が好転するどころか悪化して放り出されてから気がつくってのは相当間抜けだよね。本来、相応の負担をし自前のごみ処理施設を作るのが当たり前なのよ。それをやりたくないのなら相応の何倍も払うのが当然。そして何倍も払うといってもこんな態度では断られて当たり前で、断る権利は相手にあるからね。根本的な解決から逃げているとこうなるといういい例ですわな。
2011.11.02
昨日はご案内を戴いた自民党関係のセミナーに出かけてきた。今年に入ってずっと*そうなのだが調整や呼びかけもあるだろうけれど地方議員の集会、国会議員の講演、そして自民党支部の会合に参加するとその人数に驚かされる。*といっても春先の統一選挙関係と今月に入って活発化した集会のみですが昨日も事前に用意した椅子が足らず、せっせとホテル関係者が椅子を出していたが結局そっと後ろを振り向くと立ち見が出る盛況ぶりであった。ちょっと早く着いたので恒例の喫煙所(入り口奥)の方に向かうと昨年・春先に知り合いになった方々ともご挨拶ができ、お話を伺いたいと思っていた方ともコンタクトの手段ができた。楽しみと言っては語弊があるがこうした大きい催しの開催前の時間というのは非常に有意義で、それまで別々バラバラに面識のあった方々といちどきにお目にかかれる機会でもある。会場は余りの盛況ぶりに事前に「行こうね」と言っていた方とは帰りになるまで会えず、その代わりといっては何だが顔を見知った方に手を引かれて前の方の席に座らせて戴けたお陰でJNSC会員の方に声をかけてもらい結局3人でお茶ができた。昨日に限らないが今年この目で見た熱気をどう効率よく会場の外に運んでゆけるか、これからの課題でもあると感じた。その為には人選が大事なのとある程度「これまで行ったことも見たこともない人達にも見聞きしてもらう催し」も必要なんじゃないかと。著名で「来てもらいたい」議員に講演をしてもらい広く参加を募るとかね。
2011.10.30
トルコといえばエルトゥールル号と1999トルコ地震、そしてイランイラク戦争における在留邦人救出と近代だけでも非常に縁が深い。上に揚げたリンクの話をネット経由で知った方も多いと思う。嫌われ誹られるよりは好かれる方が嬉しいのは人情で、遠くにあるからこその友誼とは思いながら事実としてトルコは日本人を助けてくれている。そのトルコで大地震がまた起こった。トルコ東部で地震、500~1000人死亡か他の記事にあるが震源地はトルコ最東部、イランやイラクとの国境に近い。中東の熱い地域との境目ということはつまり空路の救助も入り口が限られるということになる。大地震の時は陸路での救助は極めて困難なのは日本人なら誰でも判っているので多くは述べないが、とにかく国際救助するにも非常に条件は厳しい。更にあえて言えばこの地域はイラクと「公然とした共闘」でクルド人掃討の本拠でもあると見られてもいる。つまりそう簡単に国際救援部隊(大規模災害の際の派遣は通常各国共に軍隊)を入れるのかという懸念すらある。しかしもしトルコが受け入れるのならやはりここは日本が手を挙げねばならないと思っている。ただ、現民主党政権はタイの洪水とそして無腰で行かせるつもりの南スーダン自衛隊派遣で判ったように全く国際貢献の本質を判ってないのを心配してもいるのだが。今のEUの事情からして真っ先に駆けつけるのはNATOであろうけれど、それに関して小さな驚きもあった。それはトルコの時間が「東欧時間」になったいた。かねてからEU加盟を望んでいたのは知っているけれど国内時間まで合わせるとは。それともう一つ。ここ数年私が愛用している石鹸はトルコのものだ。混ざったアレルギーが酷くなり、藁にもすがる気持ちで使い始めた「オリプレ」というオリーブ石鹸がある。お試し用なのか携帯用なのか小さいサイズがあったのでそれでまず試してみたのだが今はこの石鹸で頭も顔も身体も洗っている。一番敏感な季節でも多少アレルギー反応を起こしていてもこれでなんともない。使うには少々コツも要るのだが慣れればなんともない。他にもオリーブ石鹸はあるのだがささやかすぎるほんのおしるし程度ながら私はオリプレを使い続けている。大都市ならLOFT、ハンズにあるし通販でも数ヶ所扱っている。もし石鹸をお探しなら使ってみてくだされ。
2011.10.24
【タイ洪水】浸水バンコク 陸軍4万人投入も対処できず 避難所に迫る水日本でも現在進行形だが今はタイも国民が自ら選択した政権の無策に直面している。事の起こりは天災だが、日本でもタイでもそれぞれこれまで一度もなかった災害ではなし予測は難しいが対処の経験も積み重ねもあるはずなのに。タイの現首相が現地を見て泣いたと伝えられているんだが、泣いてる暇があったら何ができるかできないかまずそこから切り分けて出来ない事は出来る国に委ねるのも方法の一つだ。無能というのはどうしたらいいか判らないのともう一つ、事象の切り分けができない。切り分けができないからどうしていいのか判らないともいえるがここで鶏たまごを論じてもしょうがない。現在只今水が押し寄せ溢れてしまっているのなら徹底的に避難するのが策なのだが生憎日本のように平野部から車で精々30分で小高い山に到達できるわけではない。だからとりあえずは水の来そうな場所に幅の余裕を持たせて前もって重機で土を寄せる。膨れてしまった川幅を更に広げ外側に盛ってそこを水路とするしかない。水を流さねば洪水は終わらず、洪水が終わらねば土地の所有だの権利だの言っても意味がないわけで、この部分(国土保全)に国家非常事態を適用させてばよいのだ。見ていると重機が足りないようで当然オペレータも不足してであろうからこれは国際的支援してもらう。下流域の海に近い土地は冠水していなくとも一旦舗装なり引っ剥がして掘ってしまう。つまり大きな水路を海に向かって作ってしまう他ない。日本の現政権はコンクリートから人へと言い放って政権を取ったがその大きな間違いを国民が理解するには大きすぎる犠牲を払わねばならなかった。タイも似たようなもので国民への直接給付で政権を取ったはいいが結果として国土を引っくり返さねばならないほどの災害に直面しても対処法しか取れずにいる。土のうを積んでも水は引かない上に人海戦術は効率が悪すぎる。やはりね、コンクリートは人を活かすのよ。普段は意識せず見ることもない地下の排水設備、よく考えられて万が一の時は水路となる道路計画、堤防、そして港湾の構築もね。
2011.10.23
カダフィ氏の死亡状況は情報錯綜、拘束時「何が起きている」-見出しはロイタージャパンのもの出身地域で発見されたと聞いてフセインを思い出したのは私だけではあるまい。匿ってもらえるよすががあるのか心情として人は出身地に足が向くのかその両方だと思うのだが。アフリカでは比較的裕福(といっても日本でいうと岐阜県一つくらいだそうな)なこの国に革命が起きたのは私が小学校の頃だった。確か当時も「圧政である王政からの脱却」であるかのような論調もあった。同じ論調は当時「圧政であった江戸時代」と日本史を語るのが流行しそれが主流になっていたのと重なる。但しカダフィ政権下のリビアが社会主義人民共和国の名の下に裕福な北朝鮮国家と言える体制であったのは事実で、内政の雰囲気は西側国家である日本にはよく伝わってはいないものの、実行した国家テロと北朝鮮との政治的同調を見る限り到底友好国になり得ない国家ではあった。敵の味方は敵だからね。これで欧(米)は地中海に面するアフリカ国家をもう一つ手にしたも同然だと思っているのかもしれないけれどエジプトに続いてまた一つ「実験的イスラーム民主主義」が一体どうなるのかと案じてもいる。イスラームと民主主義が相容れるのかは私にとってかなり懐疑的でもあるから。イスラームが悪いとかいいではなくその教義が精神的なもののみならず生活様式、いや政治まで包括してしまう性質によりイスラーム指導者と政治的主権のせめぎ合いやイスラーム内での宗派の違いを超えて国家政治が成立するのか、そして地理的環境から国内での主導権争いがいつまた内戦を呼び込むかと。実はフセイン後からは中東とアフリカは二次植民地戦争時代に入っているも同然で、アフリカに関してはずっと欧の縄張りであったけれどそこに支那が経済的に刺さり込んでいたのが2001年後の実態でもあた。しかし今回のリビア第二革命で欧(米)がそれらを奪還しつつあるのか、もしくはアフリカ連合を支那が後ろから支え抜くのかの瀬戸際にあると思う。エジプトとリビアと来れば次は歴史的には欧(仏)と縁の深いアルジェリアだが現在ここは実質支那の影響下にある。リビアと題しておいてアルジェリアに言及するのもなんだが私はアルジェリアを欧米がどう扱うか、それには欧米の経済危機がどう転ぶかによるのだがいずれにせよ今後数年の間目は離せない。無論日本は負ける方についてはならない。壊れるバスに乗ってはならないのよ。
2011.10.21
G20開幕、欧州債務危機中心に議論上のヘッドラインの中のロイター円高は日本経済に大きなリスク、G20で懸念表明=安住財務相そのような物言いでは到底G20というより市場を納得させられず、警告にもなりゃしないぞ安住。民主党が自分達で思っているより日本政府の動向、発言、傾向は世界で把握されている。それは別に民主党に注目というよりは日本に注目しているから。特に実績、市場で言うなら介入のタイミング、規模それに至る言動、そして介入の実行幅はすでに鼻で笑われる事が何度も続いていると思うぞ。財政出動を絶対にしない、できない政府、中央銀行なのはとっくに見透かされているのも大きい。震災直後にこれら財政担当者の発言が全くなかったのが今になって響いているともいう。大きな災害にすぐ必要なのは人手だが、しかし同時に「金は用意しておくから」という後ろ支えがあってこその話であって、震災直後に非常事態宣言も出せず国際市場への手当根回しもできずただぼけーっとしていた政府与党の人間が今また政府と与党の要職に摩り替わっているだけだからね。非常に不謹慎なので言葉は選ばねばならないが、しかしあの時日本が桁違いの札を刷り「用意」しても世界のどこもそれは当然だと捉えたと思う。実際必要なものでもあるし、それらはほぼ内需に回るわけでもあり何よりも事態がそれを必要としていた。金が単なる紙幣、紙ではなく幾許かの安心、心の支えの一助となれるという意味で。そうした心理的な要素すら考慮できず、持てるもの、行使できる最大限の事すら判らず結果無為のまま時間を過ごした連中が「自分達も困っているんですぅ」と言った所で誰も聞く耳は持たない。一生懸命やりましたと口でいくら言っても人が見るのは口ではなく一体何をしたかその為に何を準備したかということだ。要らん事言わずに黙って欧米のやり口を見ていた方が無難だぞ。これが自民党であれば日本の経験を話す事もできたんだがそうした経緯を学ばずに政権を取った上に、批判体質だけ後生大事に与党となった今もそれだけは持ち続けてしまっている民主党は一体いつになったらまともな政党になるんだろうな。
2011.10.15
3次補正審議する臨時国会20日召集で合意殆どの記事が「民主党と自民党の合意~」とあたかも自民党に国会開催の権利と義務と責任があるかのような書き方をしているけれど、国会開催は当然ながら多数党=与党、政府がその責を負い開催を決める。最近以前にも増してTVを見なくなっている*のだがどうもマスコミとそれを信じる方々は自民党に今回の国会秋休みの原因があるかのように思い込んでいるようだが中学校の公民やり直せ。*店ではTVをつけっぱなしだったので今回の臨時国会は三次補正なのだが、実は前の短い国会でも質疑の中で二次補正の執行不達が明らかにされている。あれだけ自己宣伝しておいた割には中途半端な金額の二次補正なのに執行の用意もできていないとは何事だ。民主党が野党だった頃からここに書いてきたけれど、やはり彼らは口先だけで「どう実行するか」がすっぽり抜けている。Twitterで自民党国会議員に「民主党はノウハウ(Know How)がなくノーハウ(No How)」だとしょうもないTwをしてしまったが、笑い話にしてはならないと思いながらどうしてこんなものを日本国民は選択したのか正直今でも判らない。判らないのならせめて判る人間に聞く、勝手な振る舞いはしないというのが社会人の第一歩なはずで、それは30年前も今も変わらないと思うのだが。困った事に20年以上国会議員をしていても国会の何たるか、立法府の存在意義、行政府の役割と責任について判らないのばかりが寄り集まった与党政府なわけだ。震災から7ヶ月を過ぎ、被災地にも冬が間近い。一体いつになったら「ちゃんとした日本の政治」に戻れるのかね。
2011.10.14
お題の「」の中は打ち忘れたわけではない。時代の風:「正しい独裁者」の死=東京大教授・坂村健この寄稿記事を読み返しながら「正しい」の概念やトルコという存在と中東の現状、そしてニュースを横目で見ていると米の「正しくない」国内金融財政政策と支那への「正しい」議会決議*、そして支那の包囲網に怯える焦燥感、これらがいちどきに頭にぽこぽこと芽生えてしまっている。*ニュースの伝え方順序自体に意図は感じるが国際金融為替に関しては方向性として正解を引き出せるのに何故に国内向けとなるとこんなにアホなんじゃろ-あたかも国内問題をギリシャ化させようとしているかのようだはてこれはどうしたものかとおのれの頭の中なのに湧いたぽこぽこを扱いかねている。もう一つ欧米とローカルカレンシー発行国間のきしみの表面化、先進国の緩やかな生産自国回帰によって一番割を食うのはやはり支那で間違いないのだが、いつぞや日本も食らった包囲網に支那が耐えうるか、本当の意味での歴史の評価に耐えうる対抗策を(支那が)取りうるかなどがね。ここで日本の現状は改めてくどくど書くまでもないけれど、無論現政府は「正しくない」以前の「判らない」レベルなので、却って意図を持たない市場経済的自然体に蚕食はされているが培ったものが余りにも大きく根が張っているおかげで、蚕がどんなに貪欲に葉を食べても樹の大きさの桁が違う故にさほどの自覚も持てずにいる。実は余りに規模、レベルが巨大になると目先の「正しい」はあまり意味を持たなくなる事も多いのが歴史の事実でもある。「正しい」を勝ち負けに置き換えてもいいし現場の正義としてもいいし、はたまた「良かれと思って」でもいいんだが。しかしそれでも、それを判っていて尚それぞれおのおのの「正しい」を希求していく社会はほんの僅かでも根は太らせているのだが、しかし反面その希求が自らではなく他に向けばあっという間に太った根は腐り始める。巨大な歴史の歯車がごとりと音を立てるその時に今立ち会っているのは間違いないけれど、その歯車は一体どっちを向いて転がったやら。
2011.10.12
これを打っている今現在、北海道自民党の選挙区支部長は半分しか決まっていない。前回総選挙で惨敗した北海道だけに事実上次の衆院候補になる人を選ぶのは大変なのはよく判るし公募もしているようだが。自民党北海道第一選挙区公募のお知らせ-PDFこれまで投票してきた選挙で支持政党でも首を捻りながら名前を書かざるを得なかった事のほうが多い。そして無謬は求めないが納得できる候補者が何故いないのだろうと不思議に思うのは自分の選挙区だけではないのはネットの時代になってよく判ってもきた。「忘れて」太陽光200万戸公約、知事が撤回【神奈川】 黒岩知事、「太陽光200万戸」の公約を撤回 「あのメッセージは役割を終えた。忘れてほしい」いくらTVに出ていたといっても何でこんな嘘つきを選択したんだ神奈川県民と思ったら二番目のリンク先を読めば判るんだがまさに罰ゲームのような選択の末だったと。神奈川をバカにしているわけではない。有権者に選択の余地が無い候補者しかいなかった。こういう選択を迫られるとどうしても知名度のある候補者への投票行動になるのはこれは確かにやむを得ない。この現象は国政選挙や知事選のような大型選挙だけではなく各級選挙でも見られる。もう一度言うが無謬は求めてはいない。しかし「なんだこれは、誰を選べばいいんだ」と選挙の度に色々調べまわってもつくづく嫌になる選択の余地すらないに等しい現状は打開してほしいよなあ。ここまで酷いと支持政党で選ぶしかないと腹を決めていざ投票用紙に向かっても鉛筆の芯が中々動き出さない選挙の方が多かった。全国どこも似たりよったりとは思うものの、もそっとなんとかなりませんかね。投票に向かう、投票する理由よりも忌避する理由の方が遥かに多くまた自分にとっても納得できる現状は選挙でさえ罰ゲームに思えて仕方がない。自分で言うのも何だがこれまでやむを得ない事由一回を除いて積極的棄権を一度もしたことがない私でさえそう思うんだから。ただ、これで民主党含む「出来もしないことをぶちあげてとにかく当選すりゃいい」候補者が少しでも減ってくれるきっかけになれば。余談だが広大な北海道でさえ第一条件である気象条件を除いても*太陽光で全ての電力を賄うのは事実上不可能だ。*この時点で前提も何もあったもんじゃないが無茶振りしても北海道で無理なものが他の都道府県で可能なわけがない。国家経済を家計になぞらえて論ずるバカがTVで喚きそれに頷き同調する間抜けが多いと同じく、家庭の電力しか頭にない矮小化と単純化のミックスと言っていい論理、それも真っ赤な嘘を掲げても当選してしまうってのは教育上もよろしくない。
2011.10.11
ヒグマ出没情報ここ数日、全国放送で羆出没が報道されている。勿論羆は今年になっていきなり北海道に湧いたわけではなく元からいる。札幌も例外ではない。しかしそれはあくまでもある程度山の中に入りこんだ時に注意するもので、今回のように地下鉄から5分ほどの場所、幹線道路が走っているようなところに羆がいたというのは聞いたことがない。東京で言うなら宮ヶ丘というのは松濤、南23条西15丁目は南青山の南側のような感じと思ってくだされば。こういう問題が起きると「羆のいた場所に~」という原理原則論も出てくるわけだがそうはいっても札幌は190万都市で、一度人の匂いに慣れてしまった羆はまた必ず人里に降りてくるので駆除しなければならなくなる。札幌のみならず千歳の住宅街にも羆は出没し、昨日一頭が射殺されたが胃も腸も空っぽだったと聞いて暗澹とした。よほど山に食べ物がないとみえる。羆は冬眠するから春先ならともかく山に雪が降る今頃まで空腹なのはまずありえない話で、羆にとって快適とはいえない人間や車やその他諸々の匂い、音がするところまで降りてきてしまうほど切羽詰まってもいる。お題に「考」とつけたのは羆対策を少し考えた。札幌だと市街地に面している山から2つ山奥の辺りにどんぐりやくるみやその他野生で実の成る木を植えてそこを緩衝地帯、緩衝樹林帯としてはどうかと。広葉樹なら上手に植えれば自ら広葉樹林を形成できる。その実のなる間、樹木が育つまでの間はその場所にどんぐりやくるみなどを撒きそこには餌があると教えておく。書くのは簡単だが実はご多分に漏れず森林の権利関係はかなり複雑で、北海道の場合加えて国立公園国定公園、そして札幌には天然記念物の天然林もある。これを実施するには国と道と市町村が連絡し、実を撒くについては自衛隊などの協力もいる。しかし一度やればかなりの効果が長い年月に渡って期待できる。言うは易し行うは難しな案でもあるのだが、考えてみれば一部分を開拓前の姿に戻す事でもある。羆は森に人は里にをお互い守るためにはほんの少し人間が手助けし、羆にはそこにとどまってもらう。今のままでは人里に降りた羆は射殺せねばならず、人も羆も不幸なままだ。これこそが行政一丸となって人とそして羆のためにやれることだと思うのだが。
2011.10.07
朝霞宿舎の建設凍結へ 首相が視察し最終判断断っておくが私は所謂官僚叩き、公務員叩きに加担する気はないし個々の事例は個々で処理すればいいことで何もかも全部ひっくるめて言い返さない組織を抽象的な仮想敵と見做すような幼稚で単純な考えには賛成できない。そんな事で快哉を叫び一時のすっきり爽快感を得るほど精神まで貧しくはない。こういうのは文化大革命の知識層叩き、ポル・ポトの大虐殺と根底は変わらず、結果として国家を痩せさせるだけということに気づかないただのバカだ。さてこの朝霞の最初の「仕分け」は民主党自身が遵法なのかそうでないのかすら明らかにしないまま恣意的に行ったものであって、それを凍結するというのなら明確な理由を仕分けした人間込みで公表するのが当たり前だろう。私はこの朝霞の問題に限らず仕分け→再開→(再凍結)の一連の民主党の行動の理由はそんな難しいものではなくただ単に業界への脅し、権力誇示、そして示威行為に過ぎないと思ってもいる。口先でなんと言い訳しようとも結果として止める→止めるの止めるを繰り返しているのは一つや二つじゃなく、また再開する場合は仕分けの大々的な宣伝とうって変わってひっそりこっそりやっているのがその理由だ。本来それなりの正当な理由があって止めたのであれば再開するにもそれなりの理由、それも止める時の理由を覆すだけのものを用意しなければならず、それがないままずるずるにしている自体最初の仕分けの正当性を自ら否定していることになりゃせんか。まして八ッ場ダムもそうなのだが中止にする場合の影響が大きすぎる。資材を手当てし人間も配置しそれらは請負者の一時負担になっているわけで、政治家や官庁の人が穴掘るわけじゃあないんだから民間への迷惑、そして一時的にせよ地元に落ちる経済的効果まで加味すれば納税にも当然影響するんだからそれくらい判らずにやっているとは到底思えないからこりゃわざとだと。決めたこと全部やらねばならないってことも当然ないんだが止めるには止めるなりの代替措置は必要で、じゃあどうするのがないから示威行為だよねと言われるんだよ。中身は空っぽ、威張りたいからまたは業界からの献金が欲しいから止めたりやったりを繰り返しているんだろと言われて当然だろ。この迷走の間に一体幾ら国家は損しているんだよ。それを計算して数値化できてこそ公平な決定ってもんじゃないかね。
2011.10.03
プーチン氏、露大統領選出馬へ メドベージェフ氏が発表このピンポン主権のやり方は民主主義としてはどうなのかという意見もあるし、プーチン氏の国内での政治手法への好悪、いやむしろ嫌悪感を持つ人も多い。だが私は以前プーチン大統領だった時にもここで書いたようにロシアはこれくらいじゃないと治まるまいと思ってもいる。北の暗黒国家になりかねない要素が多すぎるのと国境を接する国との経緯を持ちすぎた歴史、そしてロシア国民そのものの脆弱性を考えればまだ露にはある程度以上の権限とイメージを持つ主権者が必要だという意味でね。それは長い貴族性と農奴制、そしてその後のノーメンクラツーラとそうでない人々というように露には露の歴史に根ざす未だ拭い切れない一種の体制依存性とその中でどうにかして生き延びようとする緩すぎる遵法感覚が息づいている露の事情を考えれば本来の国家変革とそれに伴う従来の国家感覚からの脱却には必要だと。つまり帝国から共産主義国家へと見かけの体制は大きく変わったがその内実は紛れもない少数による絶対支配であったわけで、ロシア革命にしろ共産主義国家の終焉にしろその変革の多くの部分を担ったのは一般国民ではなく支配者側ではないかと。だから本来の意味での国民主権を伴う民主主義に移行するにはまだプーチンも必要だと私は思っている。国民主権たる民主主義というのは国民の意識がなくば保てるものではなく、そういう点では日本も人のことをいえた義理ではない。投票に行かず政治は誰がやっても同じ、何事かあれば全部政治のせいなどという姿勢では到底民主主義は保てない。自分にとって一番楽、緩くて楽しいものだけを選択し続けても結果がベストにならないように、ベストを求めても結果はベストどころかベターにもならなかったというのはよくある話でしてな。おっと露に戻れば。プーチンが次メドベージェフを選択しない場合もあると思うんだが、そうなった時の選択の結果のみならず経緯と移譲のやり方で露の本当の民主主義への移行の段階が判るんじゃあないかとそこには注目している。
2011.09.25
3党協議おぼつかず…3次補正遅れもまずこれが大問題でして。何が大問題かというと「国会審議が一切されていない」。国会は現在臨時国会開催中なのは間違いないが、本会議での所信表明、代表質問というのはそれぞれの党の表明に近いもので実際の案件審議は各委員会でされるわけだから、あれほど与党が口先で言った震災復旧も復興政策も経済対策も各委員会審議を経て三次補正が成立しなければならない。なんてのは中学くらいで大体判ることで、政権与党たる民主党が三次補正の財源すら具体的に示さず口先の列挙だけで凌ごうとするのは最早国政放棄だ。この記事では「自民党モー」となっているけれどいずれにせよ政権与党は本予算であろうと補正予算であろうと財源のその根拠を示す義務があるわけで、それが空っぽの状態で審議も協議もあったものじゃあない。こうした基本的な手続、仕組み、システムすら理解しようとしないままに「与野党がー」「政治がー」と単純化させようとするから記事自体の信憑性が疑われている事にマスコミもいい加減気づけや。そしてもう一つ案の定というかやっぱりというか。台風猛威 関係省庁連絡会議開かず何故連絡会議が必要かというとそれは大規模災害では各省庁が協力して事に当たる事が必要なわけで、その為には「政治主導」が必須になる。これがきちんと機能してはじめて災害対策本部が動ける。民主党が総選挙で謳った通りの能力があるのなら会議をすっ飛ばして本部を開ききっちりと各省庁の役目を熟知した上での指示があっていいのだが、そんな能力がないのは口蹄疫の時からバレている。だからこそ連絡会議で実務者からの具体的な対策を吸い上げて省庁間ですり合わせし、それに予算を臨時で当てはめて実施という流れをほぼ同時進行でやらねばならないんだが、さっきの段落で書いた通りのレベルなので望むべくもない。ないが、しかしせめて「何をどうできるのか」くらいは話し合わないといつまで経っても学習できない。できないもーんで放置したままでは絶対にできるようにはならないからだ。国家の危急時に政権与党が無能なのは本当に困った事態だが、無能なら無能で学習する意欲くらいありゃいいものを出身母体のお陰なのか一切学習せずに放置しておけば誰かが尻拭いするとでも思ったか。最早誰のせいにもできないんだぞ、判っているのか民主党。
2011.09.23
例えば2chなどで何かの情報を書き入れる時にソースURLも添付するのが必要になる場合も多い。意見表明などは別にしてね。で、その場合大体においてマスコミ、メディアのURLを貼るのが普通なのだが事件事故は概ねまともだがこと政治となると途端にマスコミは切り貼りを始める癖がある。TVもそうだし新聞もそう。政治の話に限定すると本来の一次ソースは国会中継、または地方議会中継ということになる。だが長い。私も仕事をしていた時は各委員会の録画分を全部見る事は難しかった。結局実況で話題になった委員会、または興味のある議員の質疑などに絞って視聴することになる。ネットのお陰で衆参共に数日置けば録画で見られるようになったのはありがたい限りで、そのお陰でマスコミの報じるダイジェスト版が実は好き勝手に、時には恣意的に編集されているのにはっきり気づいたといっていい。今は前より時間があるのでもっと多くの質疑を見ることが出来るようになった。こうなると当然だがマスコミの「恣意的編集ポイント」が事前に判ることすらある。質疑のポイントじゃあない末節のやり取りのみを報じたり、果ては数人いた質問者が夜のニュース番組ではたった一人であるかのように報じるそのポイントの歩調が各局ぴたりと合っていたりすると「ふうん」となる。本来はおかしいでしょう。各局記者もカメラも入っているわけだ。取材する人間が複数いる場合、感じ方、捉え方は別なはずでそれ以前に質問議員と概要は判っている筈なのでそのポイントを抑えたがために報道が似通ったならともかく筋がずれた枝葉の話を一斉に各局同じ視点で報じるのはやはりおかしい。こうなってくると国会中継の楽しみ方もどんどん段々歪んでw来て「さてこの質問者はいないことにされるかね」などと誠に不謹慎な考えすら脳裏に浮かぶ。マスコミは一次ソース足りうる資格、資質すら自ら手放そうとしているのだろうなあ。一度失った信用は取り戻せないものなのに。
2011.09.16
鳩山も菅もそして野田もレベルとしては「ああ、民主党だしね」でという点でさほどの差があるとは思えず、単なる性格の違いでしかないと私は思っているのだが。しかしそれでも前原よりはマシ、僅かに菅が前原と似たり寄ったりかなと。八ツ場ダム「建設が最も望ましい」 国交省が再検証の結論提示これは当然で、八ツ場ダムの下流域を考えれば判るのだがすでに住宅、産業の集積地ばかりでここの河川、道路、その他下水など含めた整備を今からするくらいならダムのほうが効率的でしかも整備途中での天災の影響が最も少ない。これは民主党のマニフェストが根本から間違っていた顕著な例で、地権者の了解も済んでいる正に手を付けていたこのダムを何で選択したのだろうかと私は今でも不思議に思っている。地元の了解を取り付けるのが一番大変でそれが済んでいるダムをわざわざ言挙げした自体に民主党の幼児性とそしてそれに乗ってしまう「地元以外の」有権者の思慮の足らなさテストであったのかなと思うくらいに。ここで黙っておけばいいものを前原氏、八ツ場ダム建設容認の検証結果に「不愉快」こういう反応とそして言い回しをするから前原は宰相どころか政治家として基本的な何かを足りないままキャリアを重ねたと私は断言できる。そもそも前原の国土交通大臣時代、ここでも書いていたが余りにも思慮を欠き過ぎた発言、いや放言が多すぎた。日航関連での一連の発言と経緯と決着は上場企業に対する政治家、所管大臣としての範を超え何かのロンダリングに手を貸しているんじゃあないかと疑われても仕方がない。そしてその決定の経緯も国会での直接の論戦は僅かで全部一存に等しい。所管大臣というのは全部自分の一存で決めていいというものではないしその決定の途中では自分の意見と違う、相反する意見をより聞かねばならない…というのは社会と同じ。自分に沿う意見ならばそれなりの結論に至る経緯も想像がつくのは当たり前で、本来であれば大臣ともなれば一度心中をまっさらにして双方の意見を改めて聞くのが筋というものだが、民主党議員にそれを期待しても無理なのでせめてね。私はこの前原がある意味最も民主党らしい政治家ではないかと思ってもいる。永田メール事件での事実誤認に関する情報収集の偏り、経緯における公平さを失った判断、そして結果に至る過程での不透明さとそれを無かったことに出来る自分への甘さ。これが八ツ場ダムの決定に関しては相手を責め、自分は無謬であると規定づけている今回のこの反応に如実に現れている。ダブスタとそして間違いを認めないこの幼児性は政治家どころかいい年した人間としても極めて幼稚ですわな。
2011.09.15
昨日、ようやく臨時国会が開かれた。当然ながら震災や災害対応の三次補正、そして来年度予算の審議があるので年末までの国会会期だと思い込んでいたら数日前から「国会会期は4日、実質3日」と野党議員がしきりに呟いている。まさかとは思ったが呟いているのが国対委員長だったりするので信憑性は疑わないが、しかし正直本当に昨日の本会議での多数決で押し切るとは思わなかった…いや思いたくはなかった。民主党政権はこれまで政権交代前の野党時代、そして鳩山政権、菅政権といずれも口に出した事、公約を守りきった試しがない。そういう意味では折り紙付きだが、これまでの欺瞞を一体どう回収するつもりなのだね。所信表明演説も酷いものであった。震災犠牲者や被災者を引き合いに出し、出すのはともかくそれならば三次補正の概算と大まかな内訳の数字と成立の目処くらいは出さねば震災後半年、組閣後10日以上経た総理の所信表明演説とはいえまい。ここに何兆円、こういう事に重点をおいて予算配分し、今のところの概算はおおよそこれくらいだと示してから初めて増税に触れるのがまともな施政者というものではないのかね。財務大臣だった頃から無能な奴だとは思ってきたがそんな者が総理になっても務まるまい。来年度予算には当然復旧復興費用も計上されるのだから三次補正と来年度予算の配分くらいは言えよ。1時間近い所信表明演説を怒りながら聞いていたが結局「ぼくの感想文」であったわ。心底下衆な人間だな。
2011.09.14
常日頃から「口先に騙されるな、言ったことではなくやったことを」とここで書いてきているが、今回の野田内閣と民主党のやり口には心底呆れた。臨時国会:外国人献金・防衛相失言…政府、逃げの一手 会期4日に野党反発どこの世界に口では復旧復興を言いながら組閣から10日も経って国会を開く自体おかしいのに、絶対に必要な三次補正すら成立できない4日間会期という法があるかと。加えてもう9月なので通常予算の概算や骨格が出ていなければならない。こちらも口先では「これまでと違い」などと言っているが忙しい時に事務次官全員呼びつけて予算成立の目処すら口にしない奴の言うことなんて誰が聞くかい。これまでの2年を見てきて時間を守るとかいつまでに仕事を終えるという感覚が民主党に欠けているような気がしてならない。加えて内閣を構成する以上自分達は立法側ではなく行政府の人間だという意識すらない、とんでもない無知じゃあないのかと。行政側という以上国会の決議を経て粛々と執行するのが仕事で、できもしない、法の裏付けもない思いつきを行政府の人間がてんでばらばら勝手に放言するなどという阿呆な者が複数出る自体おかしかろ。こういう基本的な切り分けすらできない、判らない、やらない人間達にできることはせめてやるべき最低限の事はやる、これは今の場合通年国会にして三次補正を今月のうちに間に合わせ、同時に来年度予算の当たりもつける、これだけだぞ。予算は行政(内閣もだ)の根幹であり、これなくばほいほい国庫の金は動かないということから理解できていないのかそれともやりたくないのかできあいのか、それくらいは明らかにしてもらわんと。被災地ではもう秋が来る。一体どうしろというのだ。
2011.09.07
野田内閣支持62% 共同通信世論調査いつから日本ではまだ何もしていない者を「支持」するようになったのかね。期待値調査ならまだ判るんだが。この状況で先に党の役員から決め、組閣に3日も4日もかかった挙句前もって判っている台風とその影響、特に大雨に対して一体何をやっているのかすら判らない。一昨日から「防災相は誰」を聞きまわりようやく該当担当は判ったがそやつが何かした、もしくは首相が何か言ったという話も聞かず、大雨であちらこちらが決壊し犠牲者も出ているというのに1000円カットの散髪だけが政治のニュースだ。百歩譲ってでは国会は明日から開催するのかと思いきや自民党国対委員長は「早く開催を」と呟いているけれど肝心の与党民主党がさっぱりなのでいつから国会を開くのかすら判らない。これだけの国家だから何事も無くとも何かしらの諸問題はあるわけで、加えて来年度予算の概算も出ているはずだから呑気坊主に構えていい状況ではない。当然それに加えて震災復旧、復興もあるわけで、現在只今は豪雨対策もある。全国で20万人規模の避難は自治体レベルだけでの対処は極めて限定的になり、西日本全体ヲイ渡しての緊急対策はやはり国家、政府が主導しなければならないんだが床屋かい。民主党の場合震災の時に判ったんだが「会議」「本部」を開けば後は誰かがやってくれるという支持団体(組合)の体質、寄生虫体質を具現化したようなものなのはとっくにバレているから「本部作りました」では誰も期待も安心もしない。一体何をするのかを具体的に表明し(ここまでは民主も口先は達者だ)、それを実行するにはどうするのか調整するのが政治なんだがね。私は災害を政争の具にするのは愚かだとは思う。思うがしかし困った事に政府、圧倒的多数を持つ与党がなにもしないできない上にそれを政治の道具に使っている現状には憤っている。なんでもいいからさっさとやれや民主党。判らないなら判っている人間に訊け。
2011.09.04
この非常時にいつまでかかるかと憤っていた野田内閣がようやく昨日発足した。顔ぶれを見たが野田自身がこれまで何の役にも立たなかったのは事実なので何の期待も持てない。口先は立派だがやらせてみたら役に立たない人間は世間にも多いものだが、今回の内閣も同じで政治家として何の実績もないどころか足引っ張ってきたのばかりだなと、感想はそれで終わった。とっとと国会を開き溜まっている懸案を通し復旧と災害対応を早くしてもらいたいし、もう9月なのだから予算の骨格を取りまとめてもらいたいのだが、政府の役目すら覚束ないのばかりで嫌になる。能書き言う前にこれまで言ってきたことやらなかったこと纏めて謝っておいた方がいいぞとは思うけれど、大体において自分の言ったことすら覚えていそうにない連中だしな。最低限これまでのような不作為による失点なしというふざけた事は止めてもらいたい。大体お前いきなり「復興」という言葉を使っているようだが復旧すら終えていないのに何をすっ飛ばしているものやら。日本語から怪しいんだから思いやられるわい。
2011.09.03
我が親含めておよそ左巻きの人間ほど卑怯な生物はいないもんだが菅も同じ種類の生き物だよなあと。先日明らかになった菅の最後の指示「朝鮮学校への無償化審査再開」ですわ。朝鮮学校無償化審査再開指示 即時撤回を要求、自民合同会議が決議朝鮮学校などというから日本の法の下での「学校」と混同されるし彼らはそれを長年狙ってきたけれど何のことはない法律上は「各種学校」でしてな。つまり自動車学校や和裁の学校と同じで「好きで通っている」。それなのに高校総体に参加させたり果ては朝鮮高校卒業でも高卒同等として入試させる赤い大学だのが着々と「実績」を作りあたかも日本の高校と同じであるかのような錯覚をさせている。よりによって自国民を拉致されている上に徹底的な反日教育を施している各種学校を存在させているだけでもありがたいと思ってもらわねばならんのに何が悲しくてこんなところに税金を投入させねばならんのじゃ。日本の高校の教育がそんなに気にくわないのなら母国へお帰りになればよろしかろうし、支那経由ならほいほい帰れるだろうに。こんな馬鹿な話を国会も経ずに辞める当日になってこそりと「指示」だけで通そうとするなどは到底容認できん。それでなくとも震災対応であたら助かった命を餓死凍死させた張本人が更に国家国民へ迷惑だけを押し付け残してのうのうとしているなどということはあってはならん。酷い話だ。
2011.09.01
民主党よ。代表選に出た中では「比較的まとも」との前評判だったが人事で早速尻尾を出した。無論党幹事長に土地関係での違法行為と脱税疑惑とそして日教組(山教組)をバックにし小沢の傀儡でもある輿石を選んだのもあるけれど、それだけじゃあない。色々順番順序があるのは判るがだからこそ震災関連担当大臣からあえて発表するなり留任させるなりを先にやらねば。ところが党人事を最優先という辺りは党内融和だか一本化を図る建前を最優先させた、つまり国内の最大の懸案よりも党を優先させたと言われても仕方がないぞ。こういう事からきちんと意識と神経を行き届かせなければ到底我が国のような大国を率いてゆくなど不可能だわ。いくらなんでも酷かろ。現在只今の最大の国内の懸案である震災対応をどうするのか、これをすっ飛ばしたってのはなあ。普通は留任ですよ、ちゃんと仕事やっているのなら。そういや麻生さんは一日で組閣したよなあ。首相になるのが目的、政権取るのが目的のこいつらとは違い目的があってこその首相就任だからこそ腹案も出来上がっていたろうしね。
2011.08.31
できる事なら触れずにいようかと思ったのだが普通なら*事実上日本の首相を決める政権与党の代表選なのでそうもゆくまいと思ってのろのろと書き始めた。*民主党が何をおっぱじめるのか判らんという意味で。代表と総理分離を平気でやりかねない連中でもあるもそもそ打っているうちに議員総会の候補者演説が始まると思うのだが、どうせ空っぽ、実行できる具体策が揃いも揃って一つもない小学校の児童会長選より質の悪いものなので聞く価値はない。折りしも昨日午後、民放で安倍、麻生両元首相出演の番組があった。民放らしいとっ散らかった司会と番組構成をかいくぐり麻生元首相が東北復興の具体策を挙げ、更に安倍元首相が国内経済策の重要なヒントを示唆した。麻生さんの具体策は仙台港の浚渫、深度を増す事でそれにより釜山並みのハブ港とすることで復旧復興資材運搬と東北の産業復旧に合わせた輸出港としての役割を増やすということで、港湾深度の数字まで具体的に挙げた素晴らしいものであった。仙台港は今でも一級港なのでほんの3mか4m浚渫するだけで済むというのは知らなかったから目からウロコだった。確かに本格復旧の為の大型資材は船舶運輸に限られるし、それらを直接仙台港に揚げられればいろんな意味での雇用にも繋がる。安倍さんも日本の立て直しに触れた際、日銀の動きの緩慢さに言及されていたのは流石で日本のような経済の成立の仕方、そしてバランス、国民性からいってここでも再三書いているように紙幣増刷へのハードルを日銀が勝手に高くしているのが最大のネックで民主党の言う政治主導とはかけ離れた実態になっている。この日銀の問題に関してはいつまで金本位制の頭でいるんだバカと言っておこう。ただ、未だに経済学者だかコンサルの中にも20世紀後半の固定相場制、国際市場が存在しない脳みそのままの連中が多いのも事実で、確かに昨今の市場経済には弊害も多いのだがそれを存在しないかのように19世紀の経済学のまま語りたがるのはやはり頭がおかしい教条主義的経済学者と言っておく。故に私はケインズだか他のなんちゃらだかとっくに死んだ人間の語った経済学に則って相手を勝手に当てはめようとする連中はゾンビでも語ってろと。日々刻々変動している現在の市場経済を黴生えた原理だか原則だか学だかの二次元経済に嵌めようとするから訳わからなくなり妙な凝り固まり方をするんであって、現在の市場経済に必要な頭はむしろ積分のような三次元が頭に浮かぶものでなければならないと私は考えている。くどいようだが別にこの現行の市場経済を優れたものだと持ち上げているわけではない。しかしこれも現実なので大まかでも大雑把でも自分の頭で理解に努めなければという意味でね。航空機やロケットの説明や具体策を語るのに馬車の頭で考えたり無理に説明しようと思うからさっきのような教条主義的だと罵られるんで、確かに馬車も稀に上に跳ねるがそれは馬車にとっては非常時だと。おっと民主の代表選のお題とはかけ離れたが、つまりはそれだけ今回の代表選などというものは茶番以前の茶坊主の展覧会だっつーこった。
2011.08.29
昨夜遅くというか今朝早くになるのか、NHKでやっていた再放送は中々時期を得てはいた。リビアといえば今の人はカダフィ大佐だが、元はどこの植民地であったかという番組でしてな。ここで何度か中東について触れる際に欧と米の微妙な空気感の違いとそしてあそこは現地の方々の思惑をすっ飛ばせば欧が縄張りだと思っている地域でもあると。同じくアフリカもね。現実は違いますよ、ぜんぜん違うとは言えませんがしかし「縄張りだと思っている」これが今の欧(ユーロ)の凋落を招いたともいえるし、欧が何故あそこまで通貨圏を広げるに至ったかを歴史含めて考えると彼らの意識の中に旧植民地込みの経済という前提条件があってこそじゃあないのかと。故に移民政策を推し進め根深い区別思想には「博愛」だかの精神だけをうっすら被せてきたわけで、それに寄与し時には利益も得てきたのがコングロマリットとそれの尻尾にぶら下がっている「世界市民」思想団体。しかし極左思想があまりに蔓延ったが為にオランダは国家の根幹が揺らぎ、なにもしない方が楽で得、おまけに最初は労働層だったものが20年も経てば負担層ではなく受益層になるわけで、一旦受益層になればそのまんまに二世代三世代ぶら下がってしまった。ここでさっきの博愛を断ちきれずにいると結果国家が細る。おっとリビアに戻れば。カダフィ大佐は独裁で悪い奴だ、だから追い出し民主主義にというのはあくまでも欧米の理屈。北朝鮮やら支那やらと密接なリビアを庇うつもりは全くないし北朝鮮や支那がアフリカへ武器供与してきたルートの一つはリビアであるのはほぼ間違いないので、そういう点では今回の政権転覆は歓迎…とまではゆかないが「敵の敵」を考えれば概ね肯定できる。しかしその上で「欧米の理屈」も頭に入れておかねばならないと。北朝鮮が慌てて露に駆け込み露が北方領土で北朝鮮の人間を働かせているのは露なりの対抗措置でもある。戦場は中東だが前線は日本の頭の上にもある事を示してもいるわけで、今の政府の感性と出自では到底これらに外交的対抗は無理なのでできれば今のまま「すいません、政府がバカなのでちょっと待ってね」を上手に欧米露に伝えるしかない。中東権益、そしてアフリカ権益に重大な遅滞を生じているのも確かだが、戦前のように泡食って要らん頭突っ込むよりはほんの僅かマシと思わねば腹が収まらん。しかしこれで円高…じゃあないドル安ユーロ安が少しは緩和される。
2011.08.25
前原氏が代表選出馬へ 野田氏は支持拡大図る確か前原が大臣を辞めた理由は外国人からの献金授受で「知らなかった」と強弁したがどこの世界に子供の頃から知っている「オバちゃん」と自分で言っておいてからにそれは通じまいというのは前にも書いた。つまりただの一見なら嵌められた可能性もなくはないが、京都という土地柄でかわいがってくれたご近所の方々の出自を全く知らないってのは信じがたい。この他にも国土交通大臣の時の八ッ場ダムの根回しも手続きもないままの唐突な中止とその後撤回の意向を示したまま放置、そして日航整理の際の非常に際どすぎる発言の数々-私はこれは官製ロンダではないかと思っている-など上げれば切りのない「後始末のできない人間」だこの後始末のできない人間は民主党に多く、では何故後始末ができないかというと構想の段階での予想範囲が狭く一方的であることによる。これは間違った悲観主義者、楽観主義者に見られがちな傾向なんだが、物事を最悪か最良しか捉えられず、そしてそれ以外の最低限の予測範囲も予測も甘いということだ。見込みが甘いというより単に無計画でもあるけれど、計画して予測して尚現実というのはおいおいにしてそれらを裏切るものなのに予測や計画自体の想定範囲が狭すぎる人間は物事を決める部署や役職に就いてはいけないのね。そしてびっくりしたのは。マスコミこぞって前原ageは予想されていたのでそれはともかく、マスコミ側は現時点での最大の案件である被災地の復旧復興には一言も触れず、また代表選に出ようかという人間全員自ら復旧への具体的な道筋すら表明しない。本来なら真っ先に聞き、または聞かれずとも真っ先に発言する問題じゃあないのかね。なんというかマスコミも民主党も流石似たもの同士だなと呆れてはいるが、しかしそこで匙を投げるわけにもいかない現実が被災地にはあるんだけどな。
2011.08.23
民主・岡田幹事長「円高対策に予備費を」そもそも民主党には党と政府の区別の概念があるかどうかすら判らんと書いたのも数年前になるが、政権与党になって尚行政府である政府ではなく党幹事長がこんな裏付けすらない事を公言する自体まともじゃない。そしてその「予備費」とやらはおそらく政権交代前盛んに喚いていた自称埋蔵金を指すと思うんだが自分達でやった(正確には政府)事業仕分けを否定するのか。つまり二重三重に自分達を否定している事になること、更にまたありもしない百歩譲って仮に予備費があって使うにしてもそれなりの法的措置が必要なものを政府の人間ではなく党の人間が公の場で発言するのがおかしい…と民主党の人間だけが気づかない。おかしい事が当たり前な党ではあるものの、しかし政権取って2年間この感覚でやってたんだろうな、つまり党の財布も政府の財布も国の財布もごっちゃにしている感覚なんだろうなと思われても仕方ない。そういう感覚は零細個人事業者でさえ今時は珍しく、店の財布も自分の財布もごちゃごちゃにしていたらあっという間に成り立たなくなる。つまり売上全部自分の使える金と勘違いし持って呑みに出てすっからかんにして仕入れどうしようってやつでして。うん、改めて政権交代前にこいつらには当時やっていたうちの店すら任せられないと感じたのはあながち間違いではなかったとつくづく思うぞ。
2011.08.21
2年前、多くの有権者が「変わればよくなる」幻想に酔った挙句餌に釣られた。嘘八百だと声を枯らして訴えても疲れきった人達は一時の夢が欲しかったのかなとは思うものの、しかしやはり私はいい大人が口先に乗り自分の頭で考えぬまま夢見る乞食に成り下がったのは容認できない。できもしない高利率に欲で釣られて大枚失うのとどう違うんだ。そして案の定いくらマスコミが隠しても隠しおおせぬ失態、失政、そして法令違反が書き切れないほど湧いている。日本という国の大きさと舵取りの難しさすら想像できなかった無能な連中にハンドルを委ねた事の責任の大きさを自覚して戴きたい。だがここに来て民主党からもそして自民党の一部からも大連立論が出てきているという。マスコミが連日その方向に打って出たのだけは間違いないのだが、こんな野合をしてもらうために自民党を支持してきたわけではない。こんな「連立すればよくなる」は「政権交代すればよくなる」とどう違うんだと。数を抑えているのは民主党なのは事実で、この圧倒的多数を以てしても議員立法一つ満足に地力でできず、また方針すら朝令暮改でころころ変わっているようなのと一緒に政権持ったが最後これまでの二年間の失政全部負わされるのは明らかで、その上数がないんだからまともな法案が通るとは思えない。ほんの少し先を見られるのならば大連立だけは避けるのがまともな判断というものだがこの辺り本当に判っているのかと不安になった。どんな綺麗事やおためごかしを言ったところで組んではいけない相手と組んではならないんだよ。加えて有権者への選択の余地を失わせ、どんな状況でも付いてきた支持者をも失うことになる。私は解散総選挙ないままのなし崩し大連立には反対する。感情論でも何でもない、数ばかりはいるが無能な連中と組んで得られるものはなにもないからだ。自分達の公約一つ実現できないどころか実現の方向に向かうにはどうすりゃいいのかすら理解できていない者共と組むのは自滅の元だぞ。
2011.08.16
「存在しないカネどこから」菅首相団体、規正法抵触か 市民の党問題 現金足りず寄付不能私の記憶では法人から寄付する場合でも赤字決算の場合は問題視されると思ったのだが。動画はこちら 参院予算委・西田昌司【白を切るなら首を洗って待ってなさい!】それにしても酷い答弁であった。菅が不規則発言で「どうして」と言ったのはリアルタイムで見ていたが、この政治資金ロンダリングそのものの悪質さと間抜けさ、そして献金ロンダの相手のいかがわしさの組み合わせはこれまでの自民党議員に対する言いがかりとは全く異質の本物の「政治の闇」といって差し支えない。菅の「どうして」がこいつのバカさとそしてこれまでのイメージ戦略が全て嘘であったことを如実に現しているのは疑いのないところだが。どこの世界に 帳簿上マイナスになった後に更に献金ができる団体があるのかと。帳簿が出鱈目かもしくは足し算引き算できないかどちらかだろう。検察庁も捜査中であると明言したが、しかしこの国会は昨日午後であったにも関わらず夜のニュースでは一切報道しなかった。大変な問題だと思うのだが現職総理の政治献金に関する真っ黒な疑惑はTV局にとってどうでもいい話なのかね。
2011.08.12
子ども手当:12年度から廃止で与野党合意ま「合意」だけじゃあ例の如くいつ与党がひっくり返すか判ったもんじゃあないんですが。私も子供手当てに強硬に反対してきたのだが、理由はすでに書いたけれどかいつまめば外国人の子供…ではなく外国人の親、それも外国居住の子供がいても支払うという理不尽さにある。民主党の子ども手当の理念は「子供は社会が育てる」であったはずなのだが、当然この社会というのは日本であり日本社会のためのものではくては税金を投入する意味がない。外国の子供が気の毒だという心情はともかくとしてまずは自国というのは誰にもどこにも批難される理由がない。もう一つは控除廃止による所謂逆転現象。つまり一生懸命働いて子供を育てている世帯と生活保護を受けている世帯の差がありすぎる。生活保護への考え方も何度書いたが、これは国庫が大変というのならそれとの整合性を鑑みれば日本国籍に限るのが当然だろう。その次に例えば20年間税を納めてきたけれど色々あってやむを得ずという場合に当人のみ給付というのなら判る。しかし現状は例えば支那人が生活のあてもないのにふらりと来ていきなり生活保護受給申請だの一旦受給が決まればどんどこどんどこ養子だか親戚がねずみ算で増えて何故か数十人に生活保護という事になってしまったりしている。社会のセーフティネットは必要だが、この最後の網は日本と日本人の為が第一でなければならず、生活保護なくば生きて行けない外国籍の人間はその国籍保有国に帰すのが当然だろう。おっと横道に逸れたが。私は「金がもらえるから」という理由のみで民主党に投票した人達を今更声高に罵る気はないのだが、しかしどこかでひどく可哀想な人達だなあという目では見てしまうだろう。というと「お金くれると言っているものをもらっちゃダメなの」という金切り声がどこかから聞こえてくるような気がするがwおよそ日本のような国民主権国で「国」が「国民に」金をくれてやる一方通行の話はありえません。当然ながら金の移動ではあるもののこれが国内だけというのならともかく子ども手当の実態(外国人給付や控除廃止)と内実をほんのちょっとでも考えりゃ損とか得とかそういう問題じゃあねえだろとこれは一言いいたいね。ただねえ。記事リンクの直下に書いたようにさあていつ民主党が合意をひっくり返すか、その時マスコミはどう伝えるかも楽しみではある。実行するまでやり遂げるまで絶対に信用出来ない連中だから。何せこれまで言ってきたことを何一つ、本当にただの一つも貫徹したことがない、そういう意味では筋金入りの詐欺党だからね。
2011.08.04
以前、ここにも東トルキスタンのバナーを貼っていた。取りやめたわけはそう単純なものでもないだが、つまりは彼らの実態があまりに掴みにくいのも多少はある。だがWW2後の支那における国民党から共産党への実権掌握の過程でどさくさ紛れというにはあまりにもスムーズに移譲されてしまったのは短く言えば当時の欧米によってさほど重要な意味合いを持たない地域とされてきたのも多少はある。国連が出来いつの間にか日本が相手していた国民党ではなく共産党がちゃっかり戦勝国として安保理理事国に居座ったというのも無関係ではない。んで、資源が発見されてから漢族が入り込みウイグル族との摩擦が激しくなり、更に耕作適地を支那が失い始めるに従ってどんどん内陸に入り込んで水源や土地、そしてウイグル族の宗教文化をどんどん同化し始めてもいる。核実験をこの地で頻繁に行って来たのは資源が発見される前の時代だが、当時(50年代~70年代)ここからの放射能は偏西風に乗り日本にもよく降っていていた。んで。地元政府 カシュガルの事件はテロ最近ようやく日本のマスコミも遠慮がちながら新疆ウイグル地区(ここが東トルキスタン)の「騒動」を報じ始めたのだが、ここで報道のいう「地元政府」は漢族の自治政府、つまり共産党中央の政府でもある。先年の大規模な暴動に人民解放軍ではなく武装警察が送り込まれてその装備、練度が人民解放軍とまるで違うのに驚いたのは当時書いたが、つまりは上海派の縄張りではなく北京派の直轄だぞというのを内外に示した。支那の国内的にもこの場所は譲らないというのを示したともいえる。だがここで考えねばならないのは支那が「テロ」と定義付け、テロの主犯としてイスラム過激派と名指ししたその事だろうね。アフガニスタンが支那の隣国であることは地図見りゃ判るんだが、アフガニスタンの北側地域の「~スタン」のつく国家群そのものをタルキスタンとも呼ぶわけで、支那がそれを知らないわけもあるまいにここで自国内の単なる暴動と片付けずに「イスラムテロの過激派」と言っちゃったその理由はなんじゃろと。これまでの支那であれば事実はさておいて公表する段階で自国内の騒動を極力矮小化し更に自国での話に収めるようにしてきたはずだ。うーん。今ここでわざわざイスラームの名前を出したその理由がね、私には引っかかるのさ。
2011.08.02
大雨災害、死者3人に=小千谷市で男性遺体発見-新潟31日未明の地震、宮城、福島、茨城でけが人一昨日から新潟、福島で降り続いている豪雨に加えて今朝未明、強い地震もあった。不思議なのは全く中身はないがあれほどパフォーマンス好きな民主党政権とちゃんとパフォーマンスだけは放送するマスコミのコンビなのに災害担当相は現地に行かず、首相も災害対策本部に防災服着て現れるという報道が一つもない。金曜夜、私は出かけていたがそういや菅は記者会見したなと思い出した。しかし首相、会見で新潟・福島豪雨について一言もなし 危機管理また後手この通り何も言及せず土曜は公邸でひっそりと過ごしていたという。首相動静(7月30日)首相動静(7月31日)見事なまでにパフォーマンスすらしないってのは一体どういうことよ。とここまで書いて国の災害対策本部はあるのか、機能しているのか不安になってきた。災害対策本部を作るのは形骸的なものではなく、これを国が立てることによって各省庁が有機的に連携できるメリットがある。例えば新潟県中越地震の時、土砂崩れで水が溜まりダムのようになってしまったところを国土交通省のお役人(県事務所ではなく)が指揮して巨大なパイプとポンプを動かしていた。県事務所単位よりも規模の大きな動きができるのはいうまでもない。だが今のところ避難されている方々への手当てが全部県単位にしかなっていない。福島県は震災被災県で勿論だが新潟県も震災避難されている方々を元から受け入れていて正直なところ県で対応できる規模人員ではない。民主党政権は一体何をやって、いややっていないんだろう。
2011.07.31
私は数年前からのマスコミと民主党による「無駄無駄詐欺」を批判してきた。日本のような国ではその「無駄」こそが雇用を生み明日の技術を支えつまりは長期計画で日本のためになっていることも多いのだと。だから今回目の前で起こっている事を繰り返し頭の中で考えてきたのだが、やはりこれは「無駄」だと思うので書いてみる。うち(自宅)は典型的な郊外住宅街にある。札幌市郊外の中では比較的古くから住宅造成され、今では隙間がないほど家が建ち並んでいる。特に自宅のあるここ一帯はアパートすら少なくまた造成の時に縦横の碁盤の目にしなかったせいか車の行き来も少ない。自宅前の道路は8m道路だがこの道路の並びにうちを入れて5軒、左右共にとっつきはT字になっているので更に人車両方通行が少ない。静かに住むには良好な状態ともいえる。さて、先日から家の前で工事が始まったと書いていたが一体何の工事やらと思ったら歩道をこさえるのだという。最初聞いたときは何かの間違いだと思った。だって先に書いた通り小道とはいえ通り抜けしやすい道ではないしまた小中共に近い(両方3分以内)が通学路にすらなっていない。*理由は無論出入口両方T字だから*T字の先のうちから見て縦になる通りはそれなりに通行量があるがこちらは歩道完備一日に一体何人何台通るんだといえば延べでせいぜい10人10台がいいところだろう。20時過ぎると車の音すらしない。そしてここに越してきて40年以上経つが一度も交通事故も起こっていない…当たり前だ事故になるほど人も車も通らない。道路の大小長短にかかわらず事故の起こりやすい場所というのはあるものだがこれにも該当しない。前に住んでいた場所*では一日一回以上聞いていた急ブレーキの音も一度も聞いていない*別の町と繋がる道道の沿線、交差点が近かったつまり何故ここに公費で歩道を作るのかが全く判らないのだ。工事に従事されている方々の雇用、仕事は勿論大事に思うのだがいくらなんでもここじゃねえべと。札幌市にはもっと歩道が必要な場所があるんじゃないか、いやむしろこの辺であれば幹線道路の舗装整備をやってくれと叫びたいくらいだ。長い年月の間にうかうかとはみ出してしまった部分の整備というのならそれは無論はみ出してしまった方が悪いのだからそれはきちんと線引きし直し引っ込めるものは引っ込めて直すのは当然で、それはちゃんとやるからさあ。もう始まってしまった工事に今になって気づいてこう書くのも垢抜けない話だが、しかしどうにもこれは無駄だよなと思ったので書いておく。
2011.07.26
昨日の参院予算委員会の自民党質疑は圧巻であった。TVでも中継されていたが、平日昼間なので勤めている方は見られない上に肝心の報道機関がその役目を果たすために数々の恩恵を国から被っているのに主権者たる国民の利益に反する行為-つまりこの質疑をなかった事にしている。全部凄かったが特に山谷えり子参議の質疑-ニコ動は52分30秒ほどあるが中途で参考人として拉致被害者家族の増元氏(18分頃)の話もあるので是非ご覧戴きたい。どこの世界に首相どころか国会議員、いやごくごく普通の国民だって拉致加害関与団体に「よく知らないままに」献金をするかっての。仮に本当に知らなかった一般国民でもおそらく公安案件になるんじゃあないかと思うぞ。それについて質問している議員に対する答弁も酷い。答弁の体を成さずぐにゃぐにゃと逃げまわり、また震災寸前に追及されていた外国人不法献金の返金をしたという領収書も出していない。外国に拠る拉致は国家的犯罪であり、反国家的行為なのは誰でも判るだろう。年端も行かない子供を拉致したと認めている国に関与している団体の周辺であたかもマネーロンダリングのように民主党関係団体ばかりがぐるぐると金を回しているその理由はなんだ。この質疑が行われた昨日の夜のニュース番組はこの質疑の本当の理由も背景も何も報じなかった。こんな大きな首相の疑獄があるのに背景も何も言わずに済ませるようなものは最早ニュースとは言わない。
2011.07.22
蓮舫議員がいきなり詐欺被害金47億の基金設立 / 被害者の声は完全スルーに国民ブチギレ!リンク先の村田蓮舫の書き込みは事実、そのアカウントはまさしく彼女のものである。犯罪に拠る収益は国庫没収となる法律はある。その金はまずできうれば被害者弁済に使う。つまりその金は一時預かりなのかそれともすでに国庫の所有になるかを問わず国の金。だからその金をたかが一議員が「いつ誰にどう使う」かを決める権限も権利もない。しかも使い道に一見美名を謳うがそんな怪しげな「団体」とやらの審査、そしてその後の責任を一体誰が負うのよ。勝手に決めた蓮舫が連帯責任をとれる連帯保証人になるのかや。その覚悟もなくさも自分に権限があるかのような言い方するんじゃない。そう、大抵の人治政治は美名の名のもとに行われ始める。普通の人にとって法に基づく決定というのは感情として冷たく感じられることもままあるから。しかしやはりその個の感情を平等に抑え、個と社会とが時には三方一両損になるのが法治国家なんじゃないかと思うのだ。ましてや今回のような犯罪被害金をたかが一議員如きが勝手に配分を決めていいはうがない。民主党政権では一体何が行われているんだろう。
2011.07.16
死者・不明者2万894人=仮設住宅、入居率6割-がれき撤去進まず・大震災4カ月見出しにはないが上の関連記事で気になったのはNHKの報道だと避難されている方々は11万1千人、日経(内閣府調べ)だと9万9千となっており、つまり1万2千人の差がある。10万のうちの2人ならなるほど数え方などの食い違いかなと思うのだが、どこぞの国と違って数が数えられるはずの我が国で1割強の差がそもそもおかしい。1万人以上の人間といったら小さな町一つ分、企業ならそこそこの規模と言われる。そもそもこういうことからして私が生まれてこの方見たことも聞いたこともないおかしい事象なのだ。あの戦争、日本が国体を失うか否か、そして負けた時は国が腰抜かした状態にまで陥っていた時でさえこれほどの数の誤差、食い違いなどはなかったはずだ。それは私が幼い頃見たことのある「米穀通帳」で判る。おっと書きたいのはこれらのことも含めてなのだが何せありえないレベルの到らなさが山ほどあるのでそもそもの数字から言わねばならない。んで。まずは避難所、及び被災地のハエ、悪臭などの問題。ハエがそんなに湧き匂いもするのなら他の虫も絶対に多いはずで、普通の状態ならいざしらず弱っていれば虫さされだってバカにできない。徹底した消毒とそして除虫メーカーなどに政府発注をかけていつもであればそろそろ生産を縮小するはずのものを2割3割増産してもらう。刺された後に必要な薬品なども薬品メーカーに発注する。そして避難所。聞く話によると扇風機すら電源が足りず設置できないという。虫が出ているし匂いもあるのならエアコンは必要で、扇風機で足りない電源がエアコンに対処できるわけもないのでこれも国が電力会社に発注しエアコンは付けねば。電力がどうのといっても今、避難所はある程度集約されているのと新しいものならさほど電力は食わないし、万が一熱中症などになった場合と比べればエアコン設置の方がトータルで安い。エアコンも避難所でなくなれば中古といえどまだ使えるのだから仮設住宅に付け直す、または半壊住宅に下げ渡すでいいじゃん。ここまできてようやく見出しのがれき撤去にいきつくわけだが。このがれき撤去が済まねば復興の前段階、復旧の第一段階が終わらない。復旧というのは最低限インフラ全部道路も橋も元に戻り、後は前以上のものを建てられる段階にまでいかねば。今回の場合、津波で根こそぎ集落、町ごとなくなってしまったので従前の復旧復興といささか定義はずれるかも知れないが、少なくともがれきが山をなしているのは復旧とはいわない。こうした地道だがしかしやらねば絶対に次に行けない問題から現政権は目を背けているけれど、本来行政、国が一番力を発揮するのはこうした広域復旧なはず。これこそ自治体では到底無理な問題で、こういうことのグランデザインを引き関係各所に手配して実行することを国政という。財務省を筆頭に国土交通相農林水産省環境省、総務省、ざっと思いつくだけで最低これらは絶対に相互協議が必要で、非常事態であるからこそ滅多にできない多省間協議ができ、場合によってはこうした省間協議で人材を見出すこともできるってもんだ。ありうべからざる不幸な事態だからこそ、せめてこの不幸の負を幾許かでも正の方向に生かせる方策も取れる可能性を探らねば亡くなられた方々に申し訳がないではないか。だが現政権は総選挙前にここに書いた通り「なにをどうやっていいか判らない」。普通は判らなければ判る人間に聞くもんだがこいつらは自分が判っていないのを理解していないというバカの中でも救いがたいレベルなんだよな。だが罵ってばかりでは約10万人の方々にそれこそ申し訳がない。だから噛んで含めるように私だけではない色んな人がサゼッションしているけれど地に足の着いた復旧作業、現実に即した避難民への具体的な手当てをやらないのが今の政府だ。今でなくてもいいような話ばかりころころと目先を変えて出しては来るが現実にはハエすら追えない。せめて復旧だけでも前に進められないものかね。
2011.07.12
を問う問題を完全に取り違えさせた政治とそれを錯誤させ続けるマスコミの方針にうまうまと乗せられる方々のコンボで今の惨状が続いている。国家の根幹、安全保障問題や社会保障、インフラの問題こそYES/NOで問う筋ではないのに、それをわざと単純化させ財源も法的根拠もなく耳障りのいい選択をさせること自体間違いなのだ。単純選択でいいのは例えば菅の外国人からの献金(公選法違反)の返金した証拠の領収証を見せる、また拉致関与団体への民主党からの各政治団体を巡る不自然な金の出入りなどを追及することなどだ。特に現状、震災の復興どころか復旧すら手を付けかねている状況で国家インフラの一つである電力の再編など本当に頭大丈夫かと怒鳴りあげたいくらいでして。今「電気は間に合う」「実際間に合っているじゃん」と思い込んでいるバカに一々説明するのもバカバカしいが現状の日本は生産もそして復興も満足じゃない、満身創痍なのに電力がぎりぎりだという現実を見ていないのかね。復旧するにもその後の復興にも資材一つ部品部材一つ作るにも電気なんだよ。脱原発への道は長くて遠いけれど、それでもその歩みは止めず何とかして次世代発電を実用化させるのは国家の金を注ぎ込むしかなく、それは何故かというと国家のインフラだからだよ。国家インフラは即ち国家安全保障であり、大げさでも何でもなく生命に直結しているんだから本業も満足じゃないような者に委ねるわけにはゆかないの。だが故意にこのような大事な問題をYES/NOで問いまたそれにまんまと引っかかるのが絶えないのが今のクズ政権を生み出したともいえるんだろうな。選挙の争点ではなく政策として打ち出す論点としては意味があるがしかし今この現状でシステムをころりと変えられる性質のものではない。まずは次世代発電システムの開発に金を出し、多少の失敗は大目に見て一つ成功すりゃいいと腹を括り、それを実用化させるのにまた金を出し、そして徐々に次世代発電に切り替えるのが国家インフラを扱う上でのまともなやり方で、どこの世界に民間企業の財産を国が勝手に分離してシステム全部ひっくり返してただでくれてやるという法があるか。これを強行するのはまともな民主主義国家じゃねえぞ。一部上場会社というのは市場にも責任をもつ存在だということだ。如何にバカ政府といえども勝手に人の財布に手を突っ込ませ、懇意の者にくれてやるなどという暴挙は許されない。日航に引き続いてまた官製インサイダーだと言われても仕方ないぞ。
2011.07.09
拉致容疑者親族団体へなぜ民主党首脳が献金するのかこの道義的にあり得ない献金問題は産経でのみ報じられていた。また。当該候補者が市議選に立候補した際、彼の出自はネットでのみ知られていた。本来であれば日本の選挙は立候補者の出自など問わない。無論私も彼の出自そのものは彼の責めではないと思ってもいる。人は親を選べないからね。しかしやはりこの場合、当該市議は「ああやっぱり」と言われる団体に属しまたこの団体も例の如く「市民」の名を被る反国行動を繰り返してもいる。つまり選挙での有権者の選択は妨げられないけれど、少なくともまともな既存公党の人間、それも政権与党が援助するような対象ではないことくらいは明らかだ。もう一つ、このBlogの図を見ると金が行ったり来たりしている。本来援助するのであれば政治団体同士なのだからストレートでいいはず。それをまずトンネリングさせ、一見多くの団体を経ているかのように装っているが結局民主党本部、菅、鳩山のおんぶ抱っこで拉致容疑者親族の資金を丸抱えしたのがよく判る。拉致は国家的犯罪であり、本来であれば充分戦争の名分になりうる。北朝鮮に拠る拉致は当時中学生をも巻き込んでいて、全く議論の余地のない重大な犯罪だ。当該拉致犯親族を支持支援する団体もこの資金還流を見る限り到底拉致を犯罪と看做しているとは思えず、出自を問わないといえどこれに資金援助するのが政権与党と首相経験者と現首相というのでは情けない通り越して「何故こんなことができるのだろう」とあきれ果ててしまう。現憲法下でも「解釈」次第で私は北朝鮮への武力行使、及び同盟国との共同作戦は取れるという立場だが、その前の段階でこんな連中が政権を担うような選択を続けていては国家としての姿勢すらおぼつかない。
2011.07.06
常日頃というか普段は「仕事できているのなら多少の言動を一々論うのはおかしい」と書いてけれど。しかし仕事もしてないバカが一人前の口を利くってのもありえない話でして。【今のは】松本復興相「書いたらその社は終わりだから」【オフレコ】こちらはニコ動、YouTubeはこちら松本復興相、岩手・宮城両知事にきわどい発言連発松本復興相が宮城県知事を叱責しマスコミには「書いたらもう、その社は終わりだから」発言まとめよくよく…考えなくてもこいつは今の復興相の前は環境相兼防災担当相だったわけで、つまりは震災当時の担当者でもあったわけだ。それでいてこの発言、態度、そして恫喝と前にやっていた焼肉屋でも昭和の頃に絶滅したヤクザとどう違う。たった1分半、90秒で見た者をこれほど不快にさせる人間も珍しいのだが、震災直後から必死で政府の落ち度を埋めてきた知事に対してもこんなに行儀の悪い者も珍しい。「やあやあ、本当にお疲れ様です」何故これが言えない。お前のように暇じゃねえんだから数分の遅れくらい飲み込めないかねこの役立たず。バカで無能なのはとっくに判っているんだからせめて口先だけでも上手に労わんかい。クズ揃いの民主党だがこいつもある意味前評判を裏切らないクズだのぉ。
2011.07.04
何の後半かといいますと今年の後半が始まったというお話ですが。引っ越して前とは違う状態で迎えた冬は雪かきが連続したり捨て場がなくなりかけたりとそれなりに過酷だったが、終わってみれば春が楽しみでもあった。だがその遅い春の始まりかけに東北で震災があり、全く被害のないこちらで一体なにが出来るのだろうと模索した日々でもあった。被災地での大変な状況は未だ続いていて、何事もなかったこの辺りの季節なりの景色が本当に美しいのさえどこか申し訳ないような気がしていたりする。今年の前半の半ばにあった震災は後半に差し掛かった今も尚仮設住宅すら満足に入居が終わらず、復興の前の復旧すら終えていない。実は昨年この家に戻ったとき、春になったら一番に塗装工事をしてもらう心づもりだったのだが、震災で職人さんも忙しかろうと躊躇っていた。それが冬場本州に行っていたという職人さんがこちらに戻ったという連絡があり、忙しいどころか仕事がないと仰る。春になってすぐ直してもらった水道業者さんも同じ事を仰っていた。いずれも腕のいい職人さんで良心的だからこの厳しい時代も生き抜いてこられた。なので先月半ばから自宅は塗装工事に入っていて、それももうすぐ全部終わる。政府もすっかり震災復興が終わったかのように目先を変え再生エネルギーとやらに血道を上げ復興以前の復旧の遅れをごまかそうとしているのだが騙されてはいけない。未だ復興ではなく復旧すらままならずにいるのだ。黙っていても梅雨も酷暑も来るのに避難所の電源が足りずエアコンどころか扇風機の設置すらままならないというのはどういうわけだ。国が本腰入れれば電源工事なぞ臨時でいくらでも引けるだろうに。エアコンだって国が号令かければ日本の電機メーカーは言うこと聞くしきちんと協力する。つまりはこういう生きてゆく上での細かな配慮、人は一体どうやって生活しているのかという想像力以前の常識が欠けている政権なのだなと改めて情けない。被災地ではハエが大量に湧きハエがそんなにいるという事は蚊も他の虫も大量にいるだろう。勿論埃も酷かろう。だからこそエアコンが必須なんだがエアコンもなく過ごしている北海道の私でさえ判る事が何故今の政府与党に判らんのだ。つくづくと「How」のない、つまりは口先ばかりで使えない人間ばかりいるもんだと日々呆れそして今この時を耐えておられる方々に申し訳ないと思ってもいる。国会すら開かず審議もせず今すぐ必要な執行もせず一体なにをやっているのだ民主党は。
2011.07.01
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