滝の連続なので高度を稼ぐ。
眺望は抜群である。
滝を登りながら北アルプスを眺めるなんて贅沢この上ない。
ひとりひとりが好きなスタイルで滝を歩く。
最初の沢でこの行為だけでも感動したのを覚えている。
今回で8回目の沢になる。
2回目の沢でベテランの方がスライダーをしたのを見て沢を辞めようとした事がある。
今思うと 背が小さいからとか沢に向いてないとか・・・
言い訳ばかりしていた。
あの時に辞めていたら、こんな感動には出会えなかった。
師匠が「小川山のガマスラブなんかよりも全然簡単でしょ?」
頷く私。
そうなんです。
今迄の山登りの集大成が沢登りだって。
沢登りにはまってから、あんなに好きだった小川山には
1度しか足を運んでいない。
初沢の前夜
「もし、今回しか沢に行けないとしても今回沢にかけた装備¥20,000の価値はあるからね。」
その言葉に偽りは無かった。
雪山の方がアイゼンやピッケルが利いて楽だと思った。
沢登り程危険なものは無いとも思った。
なのに何故、沢に登るのだろうか。
アルパインやフリークライミングに比べると女性で沢を登る方は少ない。
もともと、滝が好きだった。
初めての登山は横谷渓谷。
そこで見た数々の滝に感動して山にはまったのだ。
元気がなくなったり落ち込みが激しい時には 必ず乙女の滝に足を運び
滝の水しぶきを浴びてパワーを貰っていた。
もしかしたら沢を登る運命だったのかも知れない。
信州は秋の気配。
でも、出来るだけ沢に登りたいと思う。
時間が許す限り。
なんて独り言を書きながら写真を撮影した順番でUPしましたよ。
一体、いくつの滝を登ったのでしょうか?
殆ど高巻きをしないで直登出来る滝の数々。
しかし、寂しい事にこの滝が最後の滝となりました。
こんなに登ったのに・・・まだ登りたいなんて・・・
私も相当な変態になってしまったらしい。(笑)
此処は藪漕ぎも全くなくこのまま登ったら一般登山道に出るという
日帰りの沢にはもってこいだと思った。
登山道を下ると非難小屋に到着した。
↑黄色のヘルメットが私。
生まれて初めての沢、鶏冠で見た1番初めの滝。

いまでも覚えてる・・・
感動して涙が出た。
美しかった・・・
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