仮面博物館前の道路に出る。
どこにもバス停らしい標識はない。次に来たバスは停まらなかったのでちょっとあせる。(反対方向行きだった)
やがて路線バスが来た。
安東に行きますか?
OKのようで、900ウオンで乗り込んだ。
どうやら、これがおばあちゃんの言っていたバスのようだ。
バスは安東に向かっているようだ、、、
その調子だ。と、安心する。
と、
三叉路で、思っていた方向と逆へ曲がる。
「路線バスだからな」 と一人納得。
んんん、、、
なに~!
バスは、すれ違いもできそうにない山道を登る。
路線バスだからな と
無理矢理納得しようとする。
山道経由で 安東へ行くんだよね。
すれ違いの車が来ると、たいていは相手の車がバックする。
こんな道通って、安東に行くんだ。
やがて、ちょっと広くなったところで、バスはUターン気味に変なところへバックする。
乗客は全員降りる。
残ったのは運転手と、ボクら2人。
むむ。
ひらめいた!
あの、おばあちゃんの謎の言葉、、、
「 走ったら停まる、そこで目を大きく広げてみる。」
運転手に聞きに行った。
時計を示して、何分に出発するの?
果たして、
思った通り15分くらい先の時間を示す。
ここが おばあちゃんの言っていた、
目を大きく拡げる場所なのだ。
Cは初めてのことで、目を白黒させている。
さあ、降りるぞ!
この日は 9月にもかかわらず、とても暑かった。
ボクは 観光の案内板を見て、それからなだらかな坂道を上った。
ここは、屏山書院 ビョンサンOO だった。
小さなお寺みたいな建物があった。
書院と言うからには学問所のたぐいのようだ。
建物の下をくぐって上ると、
建物の板の間の上に多くの学生たちが講話みたいなものを聞いているようだ。
ここの環境は学問にもいいのかもしれない。
隣に一軒の家があるだけで、ほかに何もなさそうだ。
山に囲まれて、なんとものんびりした場所だ。
屏風書院 は、日本統治の時代に取り壊されるはずのところを
誰かさんが意見して、この場所に移設して残したものだそうだ。
Cは?
どこ行ったんだろ?
もう少しこの場にとどまっていたかったが、
バスに戻る。
そこにCは居た。
水飲み場に運転手さんと一緒に行って、おいしい水を確保したという。
「荷物置いていっていいよ」 と言われたようだけど、ここに居た。
「まだ時間があるから、5分 見て来たら?」 と勧めた。
15分以上待って、
乗客が全部は戻ってこないことを確認して、バスは出発した。
同じ道を下って、
あの三叉路を、またも河廻村方向へ進む。
おばあちゃんの予言通りだった。
河廻村入口のインフォメーション前で、Uターンして停まる。
数人の客を追加して、バスは素早く出発した。
今度は、
あの三叉路を左に折れて、
ようやく安東へ向かった。
バスは、高速バスターミナルのすぐ近くに停まった。
おばあちゃんの言うとおりだった! 運転手さんも正しかった!
あは!
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