明るいうちにエールフランスに乗ったが、ヨーロッパの冬は日が沈むのも早い。
暮れかかったところで、ヴェネチア・マルコ・ポーロ空港に到着した。
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ここからベネチアへ早く着くのはバスの便だが、
ヴェネチアには船で向かいたい。
それに、今夜のお宿は、ベニスに死すのリド島なので、
バスだとローマ広場までなので、そこからバポレットに乗り換えて、
結局は、早くは着かない。
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EURO圏内の移動は、荷物を受け取って、あっけなく税関も無い。
空港の中でまずは切符売り場を探す。
船もバスも一緒の切符売り場に並んだ。
ホントは色々なセット切符があるので、
72時間切符に空港からの乗船券をつけるのとか、
別々に買うのとどっちが得か聞きたかったが、
忙しい振りして、「どっちを買いたいのか?」 聞いてくる。
やむなくバポレットでリド島までの切符を買った。
次のバポレットは 約1時間後だった。
空港もわずかだが移動したので、以前のように出たらすぐ港というわけではない。
時間が半端なのだが、空港2階で、セルフのお店でパスタを食べた。
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バポレット乗り場は、駐車場の奥のあまりよくわからない左手にあった。
(以前は、空港ビルも小さかったので、ビルを出てすぐに岸壁で判りやすかった)
高速船ではない、普通のバポレットだった。
荷物置き場にバッグを積み上げて 窓際の席に座る。
もう暗い時間なので、景色もあまり見えない。
もっとも、この辺の景色は、防波堤や、ブイ、芦の茂る風景のみだ。
時折 高速モーターボートやバポレットとすれ違うと
びっくりするくらい。
数世紀前に、ベネチアがどこにあるかわからなかったというのが、
なるほどと思わさせる。
ところどころに明かりが見えて、
3つ目の船着場が リド島だった。
※ この夜景は、リド島でなく、カナル・グランデ です。
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