大好き！ヨーロッパひとり旅

 デフレーション！

今更言うまでもなく、デフレは悪いに決まっている。

デフレは、誰のせい？ 

このところ、民主党が認めたので、突如、デフレが悪い　という　マスコミの論調が目立つ！

誰が、デフレを引き起こしたか？

安いものしか売れない？
ジーパンでも弁当でも野菜でも　値段が下がっている。

でもいいものは、値段が高くても売れている！というニュースもちらほら出ている。

安物買いの銭失い　とはよく言われているが、
誰だって、銭失いのものが買いたかったわけではない。
何で安いものが売れるのか？

１０年少々前に　英国に行った時、
まだ英国病から抜け出せない経済だったかと思う。
ロンドンにいる友人から衝撃的なことを聞いた。
「イギリス人の多くの人の年収はいくらだと思います？」
？？
｢実は年収２００万円くらいの人がほとんどなんですよ！｣

！！

実際ロンドンの中心街　地下鉄で言えばゾーン１やゾーン２には庶民は住めないという。

現在の日本はどう？

年収が減らされている中高年も多い！

でも、ホントに困っているのは、二十代の若者ではないのか？

多分当時、日本の初任給でも２００万円を超えていたと思う。

現在はいくら？

派遣法とかが普通に正当化されて、
正社員になれずに、フリーター生活をせざるを得ない新卒者が多くなっている。年収２００万行くのもやっと？
まさか、日本が当時のイギリスと同じになるとは思いも寄らなかった。

こんなことで、自家用車なんか買えると思う？
車が売れなくなった！

有名ブランドが日本から撤退を始めている。

　　※　　※

日本が世界に勝てないのは人件費が高いからだ！
などと言って、
会社の収入だけは確保しようと
派遣法やパート、アウトソーシングと称して、
みんなの給料を減らした。

それが、
給与所得者　＝消費者　だとは気が付かなかった経営者たちだ！

介護など、これから多くの人材が必要だ。
しかし、安い給料で介護の世界で生きたいという若者たちの
生活が保障されないのでは、必要な人材も確保できない。

後期高齢者　とか　なんとか言うと
邪魔にしてるんじゃないか
とか、
年金を減らすなんて何事か！
とか、
人口が多くを占め選挙にも行く年配者主体の政策が多い。

デフレを　スタグフレーション　にさせないように、いまこそ、若者を大事にすることが必要なのではないのでしょうか！

(もう若い部類ではないおじさんとしての提言です。)