2005/04/29
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何か急に暑くなっちゃいましたね~こちらでも27℃でした。
こういうときに花見をすればいいのかな・・・でも葉桜になってしまいました。
明日から少し実家に帰ってきます。
あんまり人ごみは好きじゃないので、田舎でゆっくりしてきますね。

それでは今日は、前回に引き続き基材の問題です。

問1 次の基材としての記述のうち誤っているのはどれか?
A ハチミツには肌の炎症を抑える効果がある。
B ビーワックスは主に軟膏やクリーム剤して使用する。
C グリセリンは、ローションを作るときに利用する。


問2 次の基材としての記述のうち誤っているのはどれか?
A 無水エタノールは、アルコール濃度90%以上である。
B エタノールのかわりに、ウォッカを使っても良い。
C スイートアーモンドオイルはアーモンドから採れる。
D ミネラルウォーターでも硬水は基材に適さない。

解説
検定問題に出る基材は、前回説明したキャリアオイルの他に、
水(精製水・蒸留水・ミネラルウォーター)、
芳香蒸留水(フローラルウォーター)、
アルコール(エタノール・ウォッカ)
ミツロウ(ビーワックス・蜜蝋)

グリセリン、
塩・重曹・クエン酸、
ハチミツ です。

それぞれの特徴は、
水は、純度が高いものを使用し、炭酸が入っているものや、硬水は化粧水など基材には不向きです。

アルコールは、度数の高い無水エタノール(99%以上)やウォッカを用います。
精油は水には溶けにくく、エタノールには溶けやすい性質があります。
ミツロウは、ミツバチが巣を作るときに分泌するワックスです。軟膏やクリームを作るときに使用します。
クレイは、鉱物を主成分とする粘土です。吸収・吸着・収れん・洗浄作用があり、パック剤として用います。
グリセリンは、脂肪や油脂からとれる無色の液体です。保湿効果があり、化粧水やクリームを作るときに用います。
塩や重曹には発汗作用があり、体内の毒素を排泄する効果があります。
重曹とクエン酸を組み合わせて泡の出るバスソルトもできます。
ハチミツは肌の炎症を鎮める効果があります。入浴剤やパックの基材として用います。(入浴剤として使用するとき、ベタベタするので注意)

ということで、答えは
問1-D
問2-A





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最終更新日  2005/04/29 07:23:36 PM
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