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こちらに転勤して来て早8年が経ちます、越してきた時に出迎えてくれたのが家の入口にある桜でした。今朝、その桜の樹が切り倒されてしまいました。もう古木でしたが私にとっては大切な存在だった。少し緩やかな坂道の途中にあった、この桜の樹、花をつけるとカメラに収めに来る人も多かった。だから、私だけではなくて、この道を通る人には大切な桜の樹だったはず。子供会の資源回収の時、朝の井戸端会議の時、夏には日陰をくれたし、猫に爪を磨がれたり子供の成長と共に甦る思い出の数々。どうゆう理由で切り倒される事になったのか分からないけれどもうすぐ花を咲かせる準備をしていたのでしょう... 可愛そうな桜の木。* * * 講談社より画像使用許可を得ています。* * *佐野洋子 講談社 1992年初版木の絵本って以外に沢山あるんですちょっぴり木の持ち主に皮肉りたい気分なので、この絵本を紹介してみます。この主人公のおじさんの家に、大きな木がありました。小父さんがゆっくり転寝しようとすれば、小鳥が来てピーチクピーチク煩かったり洗濯物が日陰になって乾かなかったり・・。もぉその木が嫌いで憎らしくてしかたのない小父さん。「おぼえていろよ・・」と とうとうその樹を切ってしまいます。でも、その樹が自分に安らぎをくれていた事に気づき始めます。反省する小父さん・・・そしてやがて切り株から新しい命が芽生えます。小父さん良かったネ♪ラストは暖かい気持で終われる絵本。人間の汚い部分・悲しい部分・弱い部分などをスパっと描いて、見ているものを反省させる佐野洋子サンの創作絵本に、いつも脱帽してしまいます。あの、桜の木からも新しい芽が元気に出てきますように・・・佐野洋子・過去の絵本日記おれは ねこだぜ 著者紹介北京に生まれる。武蔵野美術大学デザイン科卒。196768年にかけて、ベルリン造形大学においてリトグラフを学ぶ。主な作品に、『だってだってのおばあさん』(フレーベル館)、『わたしのぼうし』(ポプラ社、第8回講談社出版文化賞絵本賞受賞)『100万回生きたねこ』『わたしクリスマスツリー』『おじさんのかさ』(以上講談社)などがある。『ふつうがえらい』(マガジンハウス)など、エッセーも多数。
2003年03月31日
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今日は遅くなってしまって。絵本ではなく、プーさんのエチケットブックを載せてみますね。たとえ、百町森のように親しみ深く、いごこちのよい場所であってもおつきあいの場面ではしてよいこととわるいことがあります。しかも、ひじょうに頭の良い人でさえ、その場にふさわしいふるまいがなかなかできない、ということがあるのです。『クマのプーさん』がおしえる、してよいこととわるいこと。物語の名場面とともにおくる気持ちのよいおつきあいのための、ちょうほうなマナーあれこれの話。(出版社紹介文・プロローグの一説より* * * POOH’S ETIQUETTE BOOK* * *(メリッサ・ドーフマン フランス (著), ジョーン パワーズ (著), Alan Alexander Milne (原著), E.H. Shepard (原著), 高橋 早苗 (翻訳), A.A. ミルン, E.H. シェパード)*テーブルマナーより「あまり、たくさんたべすぎないでください。食事がすんで帰るときに、戸口にはさまって出られなくなります。(ウサギの家に行って食べ過ぎたプーさんが玄関から出れなくなった場面を振り返って)*会話より自分にとって面白い話題だからと言って、必ずしも他人が面白がってくれるとは限りません。普段から気をつけましょう。(フクロが難しい百科辞典や植物図鑑の話をしますが、カンガルーが聞いていなかった事を振り返って)etc・・・他所の家を訪問する時や、お客様をもてなしたり、手紙を書いたりといった、それぞれの場面で百町森でなくても私達の生活をする上での、礼儀作法の良いお手本がいっぱいです。「あぁ~ そぅそぅこういう事って気をつけなくっちゃネ!」なんて具合にです♪やはり、A・Aミルンの百町森の動物達って個性的だし、ほのぼのしていて良い。童話さながらの可愛さもいっぱいです。IQは低かったらしい?けど、EQ(心の知能指数)は高くありたいなぁ~と思う私です♪今週もどうぞ!お元気に気をつけてお過ごしくださいませ。
2003年03月30日
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たんぽぽの絵本で紹介したいのは、甲斐信枝サンの『たんぽぽ』です♪見開き4ページに渡る、長~い根の描写が感動ものです!言葉も詩のような軽やかさ。* * * 表紙画像* * *(金の星社 絵本のおくりもの 甲斐信枝/作・絵 出版年 1984年2月
2003年03月29日
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サバが大好物の猫が、そのサバに追いかけられて逃げ回るお話です。お昼にサバを食べ終わって歩いていると、空からサバが、ボトボトッと雨の様に降ってきます。それから何処に逃げても、サバが追いかけてくるんです。猫はホトホト疲れきってしまう..。それでも、まだまだ・・まだまだ・・サバの大群が追いかけてくる・・・* * * 講談社より画像使用許可を頂いています。* * * (佐野洋子/作・絵)1993年(講談社) 初版は、1977年(偕成社)佐野洋子サンの創作絵本は、この作品に限らず、沢山みていただくと面白さが分かるみたいです。実は私は若い頃、佐野サンの創作絵本があまり好きではなかったんですよ。大人になってあれやこれやと見ていくうちに、この方の作風が分かるようになりました。ブラックさが売り?の佐野洋子サンの絵本には、大人には分からない不思議な世界と大人ゆえに、反省してしまう一体感があったりします。作風を知ることが、佐野洋子サンの絵本を好きになる一番の近道だったようです。あのブラックさが分かるようになって、好きな作家サンになれたのだなぁと思うのです。だから、ちょっと苦手と言う方は、沢山見て見て下さいね♪きっと、いっぱい楽しめるようになるはずです。★『おじさんのかさ』は、国語の教科書の光村図書に掲載されています。
2003年03月28日
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友達のいない『うさぎのぴょんこ』と『こぐまのくうた』それぞれが桜の木の下で出会った桜の妖精『さくらこ』は二匹がお友達になる橋渡しをして空に昇っていきます。* * * 表紙画像* * *作: あまん きみこ 絵: いもと ようこ 金の星社 1987年まだ遊びたいけど家も恋しくなる夕暮れ時に『あしたもあそぼうね』って、友達と別れる道。とても懐かしくて、暖かい挨拶の言葉だったんですね..さくらこが居なくなった後、出会い友達になった二匹『あしたもあそぼうね』って嬉しそうにします。とても素敵な場面です。でも、二匹のお友達同士になる橋渡しをした『さくらこ』とは、来年の春までお別れです。桜の葉の香りがしてくるような優しいさくらこと ぴょんことくうた の絵本です。
2003年03月27日
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ミッフィの布絵本です。トイザラスで見かけたのですが、普通の布絵本よりも少し大きめでいい感じでした♪* * * 表紙画像* * *手抜き日記でごめんなさい.. 今日もお元気で♪
2003年03月26日
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おかあさんは、日曜日に朝寝坊して朝ごはんを作ってくれない。漫画を読むなって言うのに、自分はドラマを見てる・・それにそれに、お母さんは僕と結婚できないって言う・・だから ぼく おかあさんのこと・・・ 「キライ」* * * 表紙画像* * *(酒井駒子 文渓堂 )2000年初版と、小さなうさぎの坊やの不満が爆発してしまう絵本。お母さんを嫌いな理由を並べてイライラしてみます。「キライ」って言葉に、ドキッ。家庭にありがちな出来事を風刺していて、共感してしまいます。だけど、やっぱりお母さんが好きだから、こんな風に言えるんですね。今、同じように子育て真っ最中のママにパパは、どんな風に感じる絵本でしょう?そして子育て一段落した私はこう思ったりします。お母さんが遊んであげれないのは、やらなきゃならない用事が沢山あるから。でもって、ママも一人の人間なのです。やりたい事も山ほどあるし、自由だって欲しい♪その事が分かるのは、子供が大人になり親になってからのこと。でも、この絵本を見ると、こう思うんです。家事やら雑用は、すっぽかして!もっと遊んであげれば良かったかなって。「よるくま」(酒井駒子 出版社: 偕成社 )の絵本作家サンの作品です。とっても可愛い作風でしょ。最近では雑誌などの挿絵で、お見かけするようになりましたね。★以前、絵本日記で紹介しました、「ウリスリのすず」アロワ・カリジェ(現在はアロイス・カリジェに改名)原画展が 3/19~3/31と、京都高島屋にて開催中のようです。絵本日記をリンクして頂いています、こいこい8さんが、横浜の方でご覧になられたと聞きまして検索してみましたらば、現在は、場所を変え京都にて開催中のようです。お近くの方は、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?
2003年03月25日
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『あかちゃんがやってくると くらしがちょっとかわる・・・ ザザみたいに ね』(裏表紙の作者の言葉より)ルーシーカズンズの絵は、黒色のクニュっとしてボテボテ引いた縁に原色をのせているのに、派手ではない、軽やかでキュートさがある♪むしろ、このボテボテした黒が素敵です。英語絵本「メイシーちゃん」シリーズの作家さんの絵本でもあります。* * * 偕成社より画像の掲載を許可して掲載しています。* * *(ルーシー カズンズ (著)五味 太郎 (翻 )1996年初版赤チャンがお母さんのお腹に来てから、抱っこしてもらえなくなったザザ。弟が生まれて、お父さんもお母さんも忙しくって僕の相手をしてくれないし全てが弟を中心に回ってしまう..。なんだかとても悲しくなってしまうザザです。「あなたも赤ちゃんを抱っこしてごらんなさい」とお母さんに言われ赤ちゃんを抱っこしてみるんです。それからお兄ちゃんになった事を少しずつ理解するザザ。だんだんと・・ 弟が可愛くて大切な存在に代わっていくのです。また、五味太郎さんの翻訳が軽快で心地よく、文章の書き方が手書き風で絵にぴったりだと思います。お兄ちゃんになる・お姉ちゃんになる事は、こどもにとっての一大事です。弟が寝たあとは、ママに抱っこしてもらうザザ。昼間は彼なりに我慢しているのですね、きっと。上手に子育てをしているなって感心してしまう、ザザのママとパパでもありました。
2003年03月24日
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『風が吹くとき』は『スノーマン』の作者レイモンド・ブリッグズの1982年の作品です。イギリスの片田舎に住む老夫婦の、柔らかい絵とは裏腹に、核の恐怖を描いた反核メッセージの絵本。* * * 表紙画像* * *あすなろ書房 ( レイモンド ブリッグズ (著) さくま ゆみこ(翻訳 )1998年再出版「風が吹くとき」(When the wind blows)は、マザーグース(伝承童謡・子守唄)の一節がタイトルになっています。ねんねんころりよ小枝のもとで Hush-a-bye, baby, on the tree top,風が吹いたら ゆりかご 揺れる When the wind blows the cradle will rock小枝が折れたら ゆりかご 落ちる When the bough breaks the cradle will fall,赤ちゃん ゆりかご みんなで落ちる Down will come baby, cradle, and all.(Hush-a-bye, baby, on the tree top)スノーマンと同様に、コマ割仕立て(漫画で見られるような絵を分けて表現していること)で描かれている作品です。戦争について何も知らない私。テレビや映画でしか、その世界を知らなくても修学旅行で見た広島の原爆ドーム・記念館の記憶が甦ると、人間の愚かさと、そして無力さを感じてしまうのです。戦争について語った絵本や児童書は色々あります。『戦火のなかの子どもたち(いわさきちひろ』『ひろしまのピカ(丸木俊)』や児童書では「あらしの前」「あらしのあと」 (ドラ・ド・ヨング 作 吉野 源三郎 訳 岩波書店 )などです。どれも、戦争を知らない世代に、わかりやすく語り継ぐのは難しい内容かも知れません。実際に読み聞かせをする世代も戦争を知らないからです。けれども、核爆弾の人体への被害・地球への被害を子供達に語る事は出来るのでは?この絵本では、老夫婦を通し核の恐怖を身近に感じます。核爆弾が落ちた次の日の、二人の体調が全てを物語っています。☆お休みを2日間ありがとうございました♪結局..子供の研修している側まで一晩泊まりに行って『とん ことり』のちいさな女の子みたいに、柱の影からコッソリと見てきました。遠かったけれど行ってよかった、安心しました。今週もみなさんお元気でお過ごしくださいネ♪それでは、また。
2003年03月23日
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私の大・大好きな、中谷千代子さんの動物画。その絵本♪かばくんデス。タイトルもとっても親しみやすくて良いですよね♪* * *←裏表紙 表紙画像* * *福音館書店から画像の掲載を許可して頂いています。表紙画像が上手く撮れないので福音館書店より表紙画像をお借りしています。( 福音館書店 岸田衿子/作 中谷千代子/画 )こどものとも傑作集 29 中谷千代子サンの描く動物画は、動物を愛し心をこめ描いてると、感じる事ができます。キャンバス地を生かした素敵な作風に、グレーのかばくんと小さなカメの絵が素敵過ぎます。お話は、かばくんの動物園の一日の様子を描いているもの。この表紙と裏表紙のグレーと赤のコントラストも素敵でしょう。ちなみに、超大型の「かばくん」の絵本もあります。こちらは8000円です!横60cm位かな~?*私事ですが・・・*子供が研修3泊のお泊りで出かけていていないんです。朝、バスで子供を見送り、自分の用事で急いで出かけた私ですが家に戻ると、とっても寂しい気持でいっぱいになりました。もちろん今も。いつも、一緒に居る子供がいないって、何て寂しいんでしょう.卒業式の応援練習などもあって、疲労と風邪気味だったのも気になっています。みんなもそぅなのかな~?一人っ子の母はしかたないの?昨日、仕度を手伝いながら、今日持たせてあげようと思って『お守り』を作ったんです。そのお守り写真を載せてみました。パッチワークで作ってみました♪お守り?らしからぬ、お守りです。みんなのマネっこして掲載してみたくなって(^-^)
2003年03月20日
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みんなともだち幼稚園・保育園ご卒園おめでとうございます♪♪みんなともだち ずっとずっとともだち がっこういっても ずっとともだち みんなともだち ずっとずっとともだち おとなになっても ずっとともだち♪* * * 表紙画像* * *(中川 ひろたか (著) 村上 康成 (絵 )1998年初版以前紹介した『おにはうち!』の著者の作品です。この絵本は、昔から親しまれている歌を取り入れた絵本です。絵は、自然を描いた作風が人気の『村上康成』氏です。→ピンクのいる山(村上康成 作)あゆのピンクが過ごす山の自然を描いた作品かなり有名な『あゆ』画です♪ポストカードなどで見かけたことがあるのでは?
2003年03月19日
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春は別れと出会いの季節ですね。筒井頼子・林明子の「とん ことり」は、知らない街に越してきた小さな女の子の不安と出会いを描いた絵本です。初めて見る方は「とん ことり」って、いったい何?そぅ思ってしまう不思議な題名かもしれません。 表紙画像* * *(福音館書店 筒井頼子 作 林明子 絵 )こどものとも傑作集 1986年初版一人っ子のかなえが、お父さんとお母さんと知らない街に越してきました。お父さんもお母さんも引越しの片付けに忙しそうです。すると・・『とん ことり』と言う音が、玄関から聞こえました。そこで「かなえ」が見たものは、郵便受けから投げ込まれたらしいたんぽぽの花でした。次の日も、また『とん ことり』という音がします。そこには、すみれの花がありました。そして次の日も『とん ことり』の音が。すると今日はお手紙が・・かなえは急いでドアを開けてみますが、外には誰も居ないのです・・・そぅ、『とん ことり』とは、玄関のドアに付いている郵便受けの音が「とん」で「ことり」は、花やお手紙が落ちる時の音なのです。最後の場面で、お友達が出来て、やっと笑顔をみせてくれた『かなえ』が印象的です。背景の菜の花畑も、輝いて見えてしまうから不思議です。今まで、慣れ親しんだ場所や仲良しのお友達と別れるのは辛いものですね。引越しをして、寂しくて不安な時、お友達が出来て嬉しそうな子供の笑顔が見れたらどんなにしあわせで安心するでしょぅ。また、新しく転校・転入してきたお友達にも優しい気持で接してあげられる自分にもなりたいなと思います♪お別れしていくお友達に、元気と希望をあげれる絵本。プレゼントにも最適です♪福音館書店より画像掲載の許可を頂いています。
2003年03月18日
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現在公開中の「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」(指輪物語・第2章)の原作者 J・R・Rトールキンの作品の「ホビットの冒険」です。* * * 表紙画像* * *(岩波書店少年少女文庫版・上・下 )せたていじ 翻訳「ホビットの冒険」は、ホビット族のビルボ・バギンスがガンダルフ(賢者)に誘われて竜に奪われた宝物を取り返しに出かけるお話です。トールキンが自分の子供に書いて送った物語だそうで、子供向けの分かりやすいお話です。参考までに、その途中ビルボ・バギンスが道に迷っている時、ゴクリの落とした「指輪」を拾うのです。これが、のちに出版される「指輪物語」での邪悪なパワーを持つサウロンの指輪に繋がってきます。★「指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)」の方は、大人向けの児童文学の古典であると言われています。ただ、あまりにも広い世界が舞台になっている事と用語が分かり難い為だと思うのですが昨年に公開された第一章の「旅の仲間」を映画館で見てきた友達が、映像は凄いけど、良く分からない映画だった。とボヤイテいました。それもそうかもしれません。実際に本を読んでいても、迷子にならないのがおかしいほどの、広い広い世界を移動しているし、登場人物の多さにも圧倒されてしまうからです。宣伝時に、映像美だけが語られストーリーの説明がほとんどないからでは?と思ったりもします。映画を楽しみたい方の為に、第1章~第3章(最終章)までを通しての簡単なストーリーを言うと世界を滅ぼす程の邪悪な魔力の篭った指輪を「滅びの山」の亀裂に投げ込み、消滅させる為に選ばれた、指輪保持者(フロド・バギンスと仲間)と指輪を狙う物たちとの戦いの旅。と、頭に入れて映画を楽しむと良いでしょう。もちろん、一言でストーリーを語ってはいけませんがこう説明が付くだけで、この素晴らしい長編児童文学・指輪物語が身近なものになり沢山の方が楽しめるきっかけをつかめると、私は思うのですが。ロード・オブ・ザ・リング公式サイト岩波書店より画像使用の承諾を得て掲載しています。
2003年03月17日
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ちいさな ねこが にわに おりたかあさんねこが みていないまに、ひとりで でかけて だいじょうぶかな。こねこが道路に出て あぶない場面大きな犬に 見つかって追いかけられて・・* * * 表紙画像* * *(福音館書店 石井桃子 作 横内襄(じょう)絵 )1963年初版こどものとも傑作集33より読み聞かせに向いている語り口です。子猫を通して、いろいろな事を考え・学べる絵本。福音館書店より画像使用許可を頂いています。
2003年03月16日
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ミッフィーの知育絵本です。トイザラスで見かけて、楽しく見れて覚えやすそうで開くのも楽だったので撮影してみました。* * * 表紙* * *写真左・ミッフィーのあいうえお(Dick Bruna (原著) ディック ブルーナ )講談社 1997年出版あは「あひる」のあ。いは「いちご」のい。うは「うし」のう。ミッフィーちゃんといっしょに、あいうえおの勉強。写真右・ミッフィーの1から10まで(Dick Bruna (原著) ディック ブルーナ )講談社 1997年出版ボールが1こで「1」。ぞうが2頭で「2」。ヨットが3そうで「3」。ミッフィーちゃんといっしょに、数字の勉強。絵本の開きが(右側)付箋を付けた感じ。厚紙仕立てで小さい子の指にも危なくなくて安心ですね♪赤ちゃんに文字を教える為(文字を見せてあげたいという場合など)には、少し早い絵本かもしれません。(絵と文字がファーストブックとしては、小さめ)今週も遊びに来てくれてどうもありがとう♪良い週末を過ごしてね♪
2003年03月15日
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今日、仕事の帰りに本屋さんに寄ると新しい絵本がありました。手に取ると刺繍とアップリケで作った絵本を写真に収めたものでした。あいうえお・・かきくけこ・・と、文字も全て刺繍とアップリケ。* * * 表紙画像* * *(あいうえおはよう 著者 にしまき かやこ )2003年3月出版こぐま社の「わたしのワンピース」で有名な絵本作家サンの作品です。本当の布絵本だったら良いのにな~なんて思いながら見てきました。こぐま社より画像使用の許可をいただいています。
2003年03月14日
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命と友情のお話♪シャーロットとは、表紙の女の子ではなく蜘蛛の名前なんですよ。生と死を語る児童書は少なく、貴重な作品だと思います。* * * 表紙画像* * *(E.B. ホワイト (著)さくま ゆみこ (翻訳)ガース ウイリアムズ)2001年再発刊静かな農場の納屋に住む子ブタのウィルバーとクモのシャーロット。ある日シャーロットは、ハムにされる子ブタを救うため、「奇跡」を起こします。*簡単なあらすじ*子豚のウィルバーは、生まれたとき小さすぎの出来損ないでした。お父さんは銃で処分すると言います、でもファーン(表紙の女の子)は自分が育てるから殺さないで、と子豚を貰います。そうして生きながらえたウィルバー、大切に育てられるのですが2ヵ月後には、近くの農場に売られていきます。その農場の納屋がウィルバーの新しい家です。その納屋で、寂しい時を過ごすウィルバー。でも永遠の友情を約束し、それを果たす友達が出来たのです。それが、この蜘蛛のシャーロットです。ここから先は、残念ですが内緒にいたします(^-^)この作品は、主人公がウィルバーとシャーロットの二匹。死に行く事への恐怖を子豚を通して語り、そして生まれてくる事の素晴らしさをシャーロットが身をもって語りかけてくれます。ウィルバーは、2月に生まれた子豚で、春子と言うそうです。2ヶ月がたち4月になると売られてゆきます春休みの宿題によさそう~と思っていたので、紹介してみたくなりました。小学校高学年~中学生までの、春休みの読書感想文の宿題にお勧めしたい児童文学です。もちろん児童書好きな方にも、喜んでいただける作品だと思います。挿絵もとても素敵で、特にウィルバーとシャーロットが出会う場面が一番のお気に入りです。私は英文を訳す事ができないので、翻訳したものとの読み比べが出来ないのですがさくまゆみこサンの翻訳、温かさと品の良さがウィルバーにぴったりだなって、個人的に思っています。参考までに・・この作品には、英語のペーパーバックと朗読CDなどもあるようですよ。* * * 英語の朗読CD* * *E.B. White (原著)Garth Williams (原著)アマゾンで購入出来るようですので欲しい方は検索していただければと思います。★今日の挿絵画家の過去の絵本日記ですおやすみなさいフランシス&大草原の小さな家しろいうさぎとくろいうさぎ&いっしょにすもうねはしれ!ショウガパンうさぎ
2003年03月13日
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そらまめくんに『さんじゃくまめきょうだい』という名のライバルが出現!2003年こどものとも年中向き4月号(205号)のそらまめくんの新作の『そらまめくんとながいながいまめ』です。* * * 表紙* * *(福音館書店 なかやみわ え・ぶん )2003年4月発刊(もう発刊しています)ふわふわベッドと さんじゃくまめきょうだいの運動会さながらのどっちが早いか?競争が始まります。勝敗はどちらに???シリーズ3作目のこの作品の、作者の言葉にこうありました。『そらまめくんのお話を考える時に、忘れないようにしている事があります。それは、そらまめくんを少しずつ成長させる事です。』とありました。確かに1作目より2作目、そして今回の3作目ではちょっぴり成長しているのが分かります。負けず嫌いで少しわがままな、そらまめくんだけどそこに親しみを感じてしまいます♪『そらまめくんのベッド』と『はりねずみのはりこ』のなかやみわサンの過去の絵本日記へ福音館書店から画像掲載を許可して頂いています。いつもありがとうございます。
2003年03月12日
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ピーターラビットの絵本6の『こわい わるい うさぎのおはなし』です。良いウサギがお母さんから人参を貰って、食べているとそこに悪いウサギがやってきて、良いウサギの人参を、黙って横取りしてしまいます。すると後ろの方に、何やら人影が・・。銃を持った男の人が悪いウサギを見つけ引き金を引きました。悪いウサギはどうなったのでしょぅ..?* * * 福音感書店から画像使用許可を得て掲載しています。* * *(ビアトリクス・ポター作・絵 いしいももこ 翻訳)福音館書店 1971年発刊ピーターラビットの絵本は、小さいサイズの絵本で全部で21話あります。その第2集の6話目の作品になります。ピーターラビットと同じ種類の色の、良いウサギと悪いウサギが出てきます。こねこのトムのおはなし(ピーターラビットの絵本4)過去の絵本日記
2003年03月11日
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昨日も沢山の書き込みを有難う御座いました。ティモシーは男の子・サラは女の子の双子のこねずみのお話シリーズです。ティモシーとサラが、お友達のスーザンと一緒に遊んでいるとうらにわで、不思議な形に並んでいる石を見つけます。その下から古い缶が出てきました。 その中からは地図らしきものが・・・その謎を解く三匹の冒険の始まりです。* * * ポプラ社より画像を許可して頂いて掲載しています。* * *芭蕉 みどり 著 年初版 大型絵本この絵本はポプラ社サンで発刊しているティモシーとサラシリーズの中の一冊です。これは大型本ですが、少し小さめの絵本もあります。小さめのほうは、使用している紙の色がバニラ色で凝っているんですよ♪子供向けの少女漫画の絵のようで夢がいっぱいで可愛い。子供向けの絵本です♪
2003年03月10日
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福音館書店・刊日曜日。たろうは まみちゃんの誕生日のお祝いにお母さんにの作ったアイスクリームと すみれのはなを持って出かけます。いぬのちろーも ねこのみーやも あひるのがあこも にわとりのこっこも一緒です。嬉しくてしかたない たろうは とっとこ駆け出しては、通りか掛かったおまわりさんやおーとさんりん のおじさんに「そんなに はしっちゃ だめだめだめ!」と注意されてしまうのです。* * *
2003年03月09日
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ネリノは、お父さん・お母さんと4羽の兄さん達と暮らしていました。兄さん達は、色とりどりで綺麗な鳥。なのにネリノだけが真っ黒なんです。どうして僕だけ黒いの?どうしたら兄さん達の様に綺麗な色になれるの?と悩み悲しい夜を過ごします。そんなある日、兄さん達が行方不明に・・。兄さん達は綺麗な色の為に、鳥篭に捕らえられてしまっていたのです。ネリノは夜を待って兄さん達を助けます。それからネリノは悲しみを捨て生きていきます。* * * 偕成社から画像の掲載を許可して頂いています。* * *(ヘルガ=ガルラー さく・え/やがわすみこ やく)1973年初版オーストリア児童文学賞・児童福祉審議会特別推薦 お話は、ネリノ自身の言葉で展開していきます。兄さん達を助けた事で自分自身を好きになったネリノ。その前向きさと優しさに胸を打たれてしまいます。原色を明度・彩度と変化させ、綺麗に描いている絵本です。色彩の基礎知識なくしては描けない絵で、色の魅力を存分に楽しむ事が出来る絵本。
2003年03月08日
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お爺さんの植えたカブが大きく育ち、とても一人では抜けません。そこでお婆さんにも手伝って貰いますが、やはりカブは、びくとも動きません。家畜の牛に豚までも、カブ抜きのお手伝いに加わりますが、それでもカブは抜けません。ガチョウにカナリアもお手伝いしますが..それでもやっぱりカブはぬけません。お婆さんが、台所から”はらぺこネズミ”を連れて来て手伝わせたら、やっとこさ、カブは、抜けました。その夜の献立は、カブのシチュー♪みんなで頂くんですよ・・* * * ブロンズ新社から表紙画像の掲載を許可して頂いています。* * *(ブロンズ新社 ニーアム シャーキー(作・絵) 中井 貴恵 (翻訳)1999年初版おおきなかぶは、A・トルストイのロシア民謡です。多くの出版社から絵本として発刊されていますが、中でも福音感書店のおおきなかぶが有名です。こちらは、国語の教科書にも載っていて、昔から慣れ親しんでいる絵本になります。今日の絵本日記の『ニーアム・シャーキーのおおきなかぶ』は、斬新な絵に新鮮なストーリー。本屋さんで見かけたときに「あ、良い絵で良いおおきなかぶ絵本」だなと感じた絵本です。動物達が一匹づつ(一羽づつ)増えていく所も、数あそび風で面白いなと思いました。違う出版社の『おおきなかぶ』と読み比べるという意味ではなく、新しい雰囲気の『おおきなかぶ』もお勧めしたいです。ぜひ!楽しんで頂きたいなと思います♪* * * * * * * * * * * * * * * * *今日は、日記リンクでお世話になっていますmiki@kサンの日記を紹介いたします。五味太郎氏のお話と、miki@kサンの絵本への考え方の反省が載っていて何かに気づくって良い事だな・素晴らしいなと思ったからです。12月20日「反省・・・絵本の読み聞かせ」の日記です。* * * * * * * * * * * * * * * *昨日は、絵本日記のお休みをありがとうございました。お休み中の書き込みもどうもありがとう♪年度末でバタバタと忙しい日を送っています。4月以降まで用事が落ち着かないのでのんびり更新になるかと思いますが、どうぞ宜しくお願いします♪
2003年03月07日
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このお話しの始まりは、夏の夜です。主人公の女の子ふきちゃんは、山の上に光る物を見つけ、星が落ちてきたのかと見に出かけます。でもそれは、星ではなく蕗の葉が夜露に光って見えたものでした。その晩、蕗と遊んで一緒に眠るふきちゃん。次の年の春、山に登ったふきちゃんは、そこに新しい蕗の命を見つけます。* * * 裏表紙* * *(偕成社 田島征三 え・ぶん)1973年初版ふきまんぶくとは、ふきのとうの事。作者の田島征三サンは、泥絵の具を使って、この作品を創作しています。一度見たら忘れられない、その泥絵の具での、表現・力強さがとても良く土の魂を感じてしまいます・・命の尊さ・生きる物への愛を、絵から感じる事の出来る秀作絵本だと思っています。『泥絵の具』とは?粘土などを顔料と混合した泥状の絵の具の事。色彩は不透明で濁っている。(広辞苑より)舞台の大道具の背景や張物などの絵に、使用されているそうです。絵本でも、デコボコした質感を見ることが出来ます。偕成社より画像の掲載を許可して掲載しています。
2003年03月05日
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バスが きた 絵をかきにきたひとが おりたバスが きた なにかを 売りにゆくひとが おりたバスが きた ビルを作るひとが はりきって おりたバスが きた ・・・ * * * 表紙画像* * *( 偕成社 五味太郎 作・絵) 1985年初版バスがきた は繰り返しのリズムのよい五味太郎氏ならではの作品です。一台のバスが街を、山を、海辺を・・走ります。開きごとに降りて行く人々を絵と文章で語ります。目的地まで運んでくれるバス、それぞれの物語があります。乗り物の絵本って、どれも旅をしているような、ワクワク感があります。この方の「ヘリコプター」という作品も素敵で、大好きなんです♪でも家には、この絵本が無いので、手に入って掲載許可も降りましたらば紹介してみたいと思っています。偕成社より画像の使用を許可して頂きまして掲載しています。
2003年03月04日
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3人兄弟の末っ子、ティッチの様子を描いた絵本です。ティッチは小さな男の子。大きなピート兄さんと、ティッチより少し大きなメアリ姉さんがいます。ピートもメアリも自転車を持っていたけど、ティッチは三輪車でした。ピートはラッパを持っていて、メアリはラッパを持っていました。でもティッチは、笛でした。いつもお兄さんお姉さんの持っているものに手が届かないティッチでしたがピート兄さんの持っているシャベルにも、メアリ姉さんの植木鉢に負けない素晴らしい物を持っていたティッチ。それは、小さな種でした・・・* * * 表紙写真* * *福音館書店 ( パット・ハッチンス/さく・え いしいももこ/やく)1979年初版このティッチでは、お兄さんの植木鉢に種を植えて、その木が育ってピートとメアリよりも大きく育つんですよ。お兄さんやお姉さんとは年の差があって持ち物もいつもお下がりだったり、大きさが違ったり。くやしいなぁなんて思いながらも、いつも仲良く遊んで、そうやって成長していくんですね・・私も3人兄弟の末っ子。いつもお兄さん達に負けるのがくやしかったし「いつかやっつけてやる!」なんて思っていたものです。地味めな絵ですが、お話しにぴったり、ごちゃごちゃしていないので見るほどに味わいが出てくる絵本です。イギリス生まれの絵本作家パットハッチンスは、1942年イギリスのヨークシャーに生まれました。美術学校を卒業後、広告の仕事をしていたそうです。その後、結婚し絵本を創作し始めた方です。ロージーのおさんぽもパット・ハッチンスの作品です。よろしかったらご覧下さい♪福音館書店から画像の掲載を許可して頂いています。
2003年03月03日
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赤ちゃん絵本です。といっても2歳位までOkな感じがします♪目をつむるのよぼうやのトラの坊やの絵を書いた絵本画家サンの絵です。3冊とも、親子の会話とふれあいを描いていて、言葉のリズム感が良い絵本です。* * * 講談社より画像使用の承諾を得て掲載しています。* * *(講談社 アン・グットマン/文 ゲオルク・ハレンスレーベン/絵 )2002年初版数ある赤ちゃん絵本の中でも、際立つ綺麗さがあって、その特徴のある筆使いが贅沢さを感じます。赤ちゃんの為の絵本だけど、大人の方にも喜んで貰える絵だと思います♪厚紙の絵本で艶やかな表紙。本屋さんで眺める時に、いつも温もりを感じています。
2003年03月02日
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昨日の絵本日記「ぼくを探しに」の続編です♪欠片を探してた「ぼく」の旅がまだ続いている、と思ってしまうかもしれませんがこちらの続編は、欠片が主役。尖った部分を持つ欠片が、かけた部分を持つ物の力を借りて、今いる場所から前に進もうとします。でも、なかなか上手くはいかない・・そんな時に、ビック・オーと出会い、尖がった部分があって転がれないからといって誰かに助けてもらおうとしたり、待っているだけでは駄目で自分で前に進もうとしなければ進めないんだって事を教わります。そしていつしか尖った部分が丸くなって、自ら転がり始めます。* * * 表紙画像・講談社より画像使用の承諾を得て掲載しています。* * *( シェル・シルヴァスタイン (著)/倉橋 由美子(訳)1982年初版尖がった部分が丸くなって転がれるようになる。なんとなく自分にも思い当たるところがあるような・・そんな気がします。ハードカバーで少し重めの絵本です。表紙の白がつややかで眩しいです♪今週もどうもありがとうございました♪書き込みも沢山いただいてありがとぅ♪みんなの書き込みを読むととっても励みになるんです!喜んで頂けるって嬉しい事で、それが私にパワーをくれます。明日の夜には書き込みのお返事にうかがえるかと思います。週末は暖かくなると良いね♪体調に気をつけて良いお休みをすごしてね♪それではまた・・
2003年03月01日
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