ウクレレを始めて弾いた夜、それはそれはとても珍しい楽器に出会いました。
まるでUFO!
見た目はスチールドラムをひっくり返したような感じとでもいうのでしょうか...
中華鍋を細工したものなのか???
とにかく、この楽器の形にちょっとビックリしました。
どこの国の楽器かと聞かれて、バリ島かな?それともセントラルアメリカ辺りかなと思ったのですが、答えを聞いて二度びっくりです。
答えは、「スイス」。
以外ですよね。音は、スチールドラムによく似ているのですが、これは手で叩く楽器です。
名前は 、 “HANG” 。
スイスのドイツ語圏ベルンの言葉で「手」という意味だそうです。
スイスの片田舎に住むカップル(夫婦なのか恋人同士なのか定かではないのですが)が作っている楽器で、世界でもあまり数がないそうです。
このハングには8音階しかないそうです。つまり、ぽつぽつと穴ぼこみたいなのが8つあるわけです。手で叩くだけだから簡単だと思ったのですが、これがなかなか難しい。指先で叩いてはじく感じですね。あくまでも軽く、かる~く。穴ぼこだけでなく、その周りも叩きます。
その音色はとても癒し系です。そしてどことなく幻想的な感じもしました。スチールドラムより、やわらかな音で、金属音独特のキーン、キーンという音はありません。
音階を気にせずとも、適当に叩くだけで素晴らしい音色がします。
このHANG奏者、時折、宮崎市の橘通り近くの商店街で、叩いているそうです。そして、時々、海辺でも。
そうそう、ウクレレの写真を一枚。
とても古いウクレレで、ハワイの家に埋もれていたのを修理したそうです。
新しいウクレレより音色が暖かく感じました。
音楽療法というのがありますが、ウクレレとハングの音色に心が和みました。
ウクレレ 2008.08.19
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