うきぽさん

夫も一緒に行ったらたぶん遠慮して飲むだろうな…。
和食って夏でも材料豊富ですよね。鱧をこんなにたっぷりいただいたのって初めてです。残りは…またupします。
この味でこの金額は安い、と思えるほどです。うきぽさんご夫妻にも味わっていただきたい。
(2008年08月14日 10時25分21秒)

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緑色大好き♪ヴェルデの雑食日記

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2008年08月12日

東京グルメの旅　小十篇

(10)

テーマ：美味しいお店を教えて！(16961)

カテゴリ：そば・うどん・寿司・和食

すみません。昨日は興奮のあまり脱線してしまいました

さて、９日に戻ります。
お風呂で汗掻いたあと、化粧を直していよいよ「小十」へ。
ミルフィーユのお蔭でお腹が持ってくれました

銀座日航ホテルの近く、ひっそりと佇む小さいけれど趣のある風情のお店。
カウンターは六席。その真中に陣取りました。

最初に奥田氏から「初めてですか？」と聞かれ「はい」と答えると
名刺を渡されました。何だかちょっと緊張。

焼き茄子と生湯葉、生雲丹の三点が綺麗に盛られたべっ甲あんかけ。
残念ながらこの時はまだ携帯を出すタイミングを考えていたので写真はなし。
どうしたらこんなに香ばしく茄子が焼けるのかと、不思議になるような一品でした。
湯葉と雲丹とのバランスも絶妙です。

ここで携帯取り出します。これも付出し？いちじく(大好き♪)とごまクリーム。

お椀。海老しんじょ。黄身が乗っているだけでこんなに美味しくなるものかと、感嘆の一皿。
じゅんさいとの相性も抜群。

ちょっと前から包丁を研いで魚を切り刻んでいた奥田氏。
しかもカウンターの客に目を配りながら。

かなりのスピードで細工をしているのにも拘わらず
目は手元でなくこちらを見ているので思わず「よく見ないで切れますね」と。
奥田氏の答「皆さんがブラインドタッチでPCに向かわれるのと同じですよ。」
そうだろうか…。

これは一人分。皿は２人分盛られているのでこの二倍。

写真ではあまりわからないのですが、右のアオリイカ、丁寧に細工が施されています。
それと関係あるのかないのか、とにかく今まで食べたアオリイカで一番美味しかった
本鮪もしっかり歯応えがあるのにとろけそうで…。

隣のカップルの女性が「地方の海のそばでも食べたりするけど、
本当に刺身が美味しいのって東京だよね～」と。
ううん、地方の港町出身のわたしとしては反論したいところですが、
これを食べてしまったら頷かざるを得ない

このお造りはともかく今まで食べた中で最高。刺身好きの夫にも食べさせたかった。

焼き物はいさきと穴子。高いコースだと鰻になるらしい。じっくり丁寧に焼かれています。
煮物は冬瓜と南瓜と蛸。夏を満喫出来る一品です。

この辺りでお腹いっぱいなんですけど、更に続きます。
鱧のご飯ですぅごぼうが良いアクセントになってます。
炊飯器では絶対に出せない味です。

「先に写真撮りますか？」と土鍋のまま奥田氏が差し出してくれました。
後で掲載の了解得ようと思っていたのですがバレバレ

ううん、くっ、苦しい
でもこんなにな美味しいもの、残すわけには行きません。
ですよね？ Belgische_Pralinesさん
ともかく一杯を完食。

最後はデザート。別腹、とは思いつつ、内心は「苦しいよ～」
が、しかし、最初に横のスイカジュースをいただくと
ほんのりした甘味、スイカの香りで一瞬にして胃腸が回復したように感じます。
そこまで計算されてる？

スイカのゼリー寄せ。カスタードとバニラビーンズで。
ちょっと甘めだったかな？既に記憶が薄れてて…。
ちゃんとしたデザートです。
いつも行く和食屋さんにありがちなソルベとかアイスじゃなくて。
パティシエさんがいるらしい

最後に鱧のごはんをおみやげにいただいて…緊張のお会計。
生ビール一杯ずつと冷酒を飲んでいます。
冷酒は大吟醸が焼津の磯自慢だったので（いつでも飲めますから）
敢えてはずして吟醸の黒竜で。

以上でふたりで33650円。えっ？そんなもの？
小十貯金、半分余りました。また行けちゃう

先日○△□に行った時は「随分師匠に近づいたな」と思ったのですが
ううん、師匠はやっぱり師匠でしたっ

ヨーロッパだと、特にイタリアンなどは地方ごとに地元の食材を利用した
有名リストランテがありますが、日本はどうも東京集中型。
やはり奥田氏も静岡にいたのでは良い素材も手に入り辛かったと思います。
静岡人としては残念ですが、銀座進出はやはり大成功でしたね。

実はわたし、このあとラストオーダーが23時の銀座三越の「ラデュレ」に
行きたかったのですが、　

最後に正体を明かしたら「どうして早く言ってくれないんですか？」と。
わたしは2、3回しか行ったことないので顔は忘れていたようですが(当時より老けてるし)
夫のことはよく覚えていてくれて「○○さんはいまどこですか？」とか
「○○さんは移られたそうですね」とか、話が弾みました。
「次はご主人と」と言われ一応「はい、是非」と。
いくら予定より安かったとは言え、呑んべえとはちょっときついかな？
夫は夫で行って欲しい

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最終更新日 2008年09月07日 10時44分06秒
コメント(10) | コメントを書く

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■コメント

お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ー、これは、これは。

Belgische_Pralines さん

やっぱりすごいですね。
焼き茄子、生湯葉、雲丹の取り合わせ絶対おいしいですよね。
いちじくって竹の子みたいな色なんですね。
コンポートしか見たことないので、竹の子かと思いましたが、いちじく好きのヴェルデ0205さんですから、よかったですね。
海老しんじょ、大好きですー。
おいしそうな画像!
アオリイカはイカの種類ですか?　見たことも聞いたこともない・・
静岡のヴェルデ0205さんがおいしいとおっしゃるなら鮪も相当おいしかったと推察されます。
私もお刺身は地方だと思います。ハイ。
あ゛ー、焼き物、すごくおいしそー。
やー、これは絶対いいですねー。
冬瓜、南瓜、蛸もきっと上品でおいしい味付けだったんだろうなー。
確かに、鱧とごぼう、合いそうですね。
スイカのジュースで胃が楽になれるんですね。
そしてパティシエがいる!すごい、すごい。
もっとすごいのは銀座の夜にお食事で一人17000円弱ですかー、それはすごいかも。
もう一回行くの楽しみですねー。
御意。主人と行くと当然倍のお金になるし、お酒のお金が高くつくので別に行って欲しいのわかりますー。

いくらなんでもこの後、ラデュレは無理でしょう。
ヴェルデ0205さんったら、本当に欲張りなんだからー。 (2008年08月13日 12時09分01秒)

返事を書く

プロですねぇ・・・

Kasumin さん

それしか言えません(~o~)
緊張感も伝わりつつ堪能した様子、素晴らしいレポ、お疲れ様です(^_^)v
やっぱり東京か～・・・そう言うものなんですね。
ご主人にもお刺身食べさせたかったっていうの素敵ですね。
やっぱり美味しいもの食べると、大事な人を思い出して食べさせたいって思いますもん(*^_^*)

(2008年08月13日 16時16分15秒)

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Re:東京グルメの旅　小十編(08/12)

家族で眼鏡さん

待ってました～。しかも写真付きですね。ありがとうございます～。やぱり美味しそうです。
なんか料理がすごく澄んでいる感じがします。

確かにお酒のみなら、どんどん進んでしまいそうですね。

奥田氏も気さくな感じで素敵ですね。
(2008年08月13日 21時25分37秒)

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丁寧に読んでいただいてありがとうございます。

ヴェルデ0205 さん

Belgische_Pralinesさん

ちょっと長くなり過ぎてしまったんですが、丁寧に読んでいただいて恐縮です。
そういえばいちじく、タケノコみたいに見えますね。
アオリイカはイカですけど、生きてる状態は見たことないので…。味は濃厚でしたね。
とにかく全てが美味しかったですぅ。これはこの金額の価値あります、というか、フレンチだったら一人分ですよね。
ラデュレ、昼間は何時間待ち、とか聞くからラストオーダー直前ならと思ったんですけどね、無理でしたね(汗)。
(2008年08月14日 00時22分13秒)

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Re:プロですねぇ・・・(08/12)

ヴェルデ0205 さん

Kasuminさん
＞それしか言えません(~o~)
＞緊張感も伝わりつつ堪能した様子、素晴らしいレポ、お疲れ様です(^_^)v

緊張しました。真中に座っちゃったし、隣のカップルは常連かつ、詳しそうだったもの。

＞やっぱり東京か～・・・そう言うものなんですね。

東京には世界中の美味しいものが集まってますね。でも地方も頑張って欲しいですよね。あ、それで思い出した！やっぱりJIBってデビットラーメンのところですよ。なくなったんです。今日、確認しました。

＞ご主人にもお刺身食べさせたかったっていうの素敵ですね。
＞やっぱり美味しいもの食べると、大事な人を思い出して食べさせたいって思いますもん(*^_^*)

ですよね～。彼、刺身があれば他に要らないって人なので。
-----
(2008年08月14日 00時24分59秒)

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Re[1]:東京グルメの旅　小十編(08/12)

ヴェルデ0205 さん

家族で眼鏡さん

そうそう、「澄んでいる」って感じ、確かにします。
奥田氏は以前と全然変わらない、というか前より愛想良くなった気がします。銀座に店を持つ、ということは大変なことなんだなと思います。 (2008年08月14日 00時27分56秒)

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Re:東京グルメの旅　小十編(08/12)

うきぽさん

ヴェルデさんの文章を読んでいると自分が食べたような錯覚に陥ります（笑）
あぁぁすばらしいわ。

湯葉とウニというゴールデンコンビから始まり、
無花果とゴマソースなんていうかなり大胆な前菜もあり、
焼き物も食指を動かされますね。

でも関西人にとってはやっぱり鱧ご飯はぜひ頂きたい所。間違いなく、美味しそう！！

＞「地方の海のそばでも食べたりするけど、
本当に刺身が美味しいのって東京だよね～」
私も港町の海鮮物で失敗経験があるのでこの意見もなんとなく分かりますが、
本当に美味しい港町のお魚と東京で手に入る上質なお魚だったら、遜色ないぐらいどちらも美味しいんだろうな。

和食で専用のパティシエとは恐れ入りました。

銀座でお店を構え、星を取るということは本当に大変な事なんでしょうね。

私も主人も呑み助ですが、こういったお店だとすっごく遠慮して飲みそう（笑）。 (2008年08月14日 09時32分02秒)

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Re[1]:東京グルメの旅　小十編(08/12)

ヴェルデ0205 さん

Re:東京グルメの旅　小十篇(08/12)

ガレット(gateau2006) さん

内容にもお値段にも満足できて、本当によかったですね☆
和のコースのイメージは「少量」かと思っていましたら、かなりのボリューム。そして、一つ一つしっかり手がかかっていて美味しそうですね～。
どんなにお腹がいっぱいになってきても“絶対に残せません”という気持ちには激しく同感です。必ず食べちゃいますよね。（あとで苦しくても…）

よくあるアイスクリームやソルベでなくデザートまでしっかりしていると、最後の満足感が格段に違いますね。いいお店、というのが伝わってきます。

この直後にラデュレというのは…やめましょう～。 (2008年08月14日 16時13分58秒)

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Re[1]:東京グルメの旅　小十篇(08/12)

ヴェルデ0205 さん

ガレット(gateau2006)さん

＞和のコースのイメージは「少量」かと思っていましたら、かなりのボリューム。そして、一つ一つしっかり手がかかっていて美味しそうですね～。

そうなんです。結構しっかりあってお腹いっぱいになっちゃいました～。

＞どんなにお腹がいっぱいになってきても“絶対に残せません”という気持ちには激しく同感です。必ず食べちゃいますよね。（あとで苦しくても…）

これはね、どうしても残せません。そう思うと船場吉兆の事件、そもそもそんなに美味しくなかったってことではないでしょうか？

＞この直後にラデュレというのは…やめましょう～。

はい、無謀でした(汗)。
(2008年08月14日 23時43分50秒)

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