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<区切り遍路 9回目 第2日目 5月2日(水) >
夜半から雨音、やっぱり予報通りだ。
今日はゆっくり歩こうと朝飯を6時半にお願いしたが、6時の人たちはすでに雨の中を出立ちした後だった。
長珍屋さんのお嫁さんは4人のおかぁさん、最近生まれた赤ちゃんを受け付けのカウンターの下に寝かせて世話をしながら働いていた。
その周りをお兄ちゃん達が元気に駆け回る。
頼もしい行く末、お宿の繁盛をお祈りします。
♪ 番外霊場 9番 文殊院 徳盛寺 ♪
遍路の元祖と言われている右衛門三郎の菩提寺。三郎の私宅跡と言われている。
道沿いにある文殊院に寄るが、雨は絶え間なく、人気もない。
ここの鐘楼の真下にモグラ叩きみたいな穴あり。
何も書いていないけど、ここに志を入れるらしく、穴めがけてお金をほ~る。^0^ ナイス。
道からみえるお大師さんの背中に頼もしさを感じつつ先を進む。
すごい雲がどんどん流れてきて、小雨が絶え間なく降り続く。
♪ 青岸寺 札掛け大師堂 ♪
真念の「道指南」に「小村 大師堂」とあるのがこことおもわれる。
弘法大師の後を追って、遍路姿の衛門三郎は小村の堂を尋ね、大師自刻の尊像に懺悔し、帰来を待ったが大師は訪れず、三郎は紙片に国所姓名等を記して、その札を堂に貼り納めた。
それ故に当所を衛門三郎札始所という。
これが納札の始まりだとか・・・
堂内の奉納額に書いてあるそうだが、無人で施錠されていて中がよく見えない。
納経して一休みする。この雨、いつまで降るのかなぁ。
町中へ入っていくが繁華街に近づいているような感じがなくて、静かな住宅街を進む。
重信川を渡り松山自動車道をくぐり48番西林寺はもぅすぐだ。
境内の土地が低く石段を数段降りると仁王門。
88ヶ寺のうち降りると門のあるのはここだけの為、地獄に例えられる伊予の関所寺。
こじんまりした庭園は手入れが行き届き、池には錦鯉がゆう♪ゆうと泳いでいる。
真ん中の 福授地蔵は1つだけ願が叶う、 という。
自分の事、家族の事、知人の事、東北の事・・・1つが決めれなくて、ただ手を合わすことにしました。
かなり雨が降ってきた。
ここの門から同宿だった男性二人となんとなく一緒に歩きはじめる。
青年は某私鉄の車掌さん、おじ様は早期退職した尾道の方。
どちらもお遍路は初めてではないので、地図なんか見なくても ズン♪ズン 進めちゃうし、お寺も誰かみたいにテレンテレンと見てないで素早い。
浄土寺をマイペースで見ていると二人が門で待っていてくれる(想定外^^
雨足も強いことだし、アタシも先を急ぐ。
ゆるい坂を登ったところのはんた寺は、地元では「ばんた寺」と呼ばれている。
お寺の広場から松山の街並みが見下ろせるのに、この雨。
きっとこの向こうに海がみえるんだろうな。
もぅ、休み知らずの雨に閉口する。(足摺方面に雨男でもいるんだろうか?笑**)
石手寺への道は今日は寂しいほど静かです。
アーケード街から道後温泉本館に向かう道とは雰囲気が異なって、いい感じ。
なんともいえない温泉街の感じがしてアタシ好みだなぁ。
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