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August 1, 2012
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カテゴリ: 歩き遍路88

春に戻って~愛媛を歩いた時のへんろ記もやっと最終です*^^*

゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

P1000161太陽石油.JPG ~太陽石油 菊間製作所~

ランチの後のアイス珈琲がたまらない。

深いソファーで体力復活、さぁ延命寺まであと15キロだ。

防波堤沿いを歩くと瓦の作業所があって、売れ残りか失敗作か、堤防に無造作に瓦が並んでいました。

作業所のペンキ塗りをしてるおっちゃんが

「よく来たね~。こっちの道を行く人は少ないよ。」 と声をかけてくれました。

P1000162延命寺.JPG ~山門~

向こうにコンビナートが見えてきました。

徳島から歩いてきて初めて見る沿岸工業施設・・・震災の時、闇の中で赤々と燃え続けるコンビナートを思い出しました。

太陽石油の横を抜けて静かな道を行きます。

途中に 番外霊場・青木地蔵 がありました。ここには 通夜堂 があります。

ベンチに腰かけて一休み。 静か・・・チョッと淋しげです

そのすぐ先に消防施設がありました。

かくれんぼみたいに建っていて、 そっかぁ~ 石油所が有事の時の備えですね。

P1000163本堂.JPG ~本堂~

星の海岸浜公園 に到着。15:00

バーベQの家族連れが東屋独占中。水遊びをしている子供たちも楽しそうです。

トイレ前の東屋で野宿遍路さんが、荷物を拡げて何やら作業中。

おじさんは通しの逆打ちで、この先に野宿するいい場所がないから、ここで野宿するそうだ。

道すがら集めた小枝を小刀で削り、お杖のストラップを作って歩き遍路に分けている。

野宿さんはあの日、

山に仕事に出掛けて、木の上で震災にあって命拾いしたが、自宅にいた親・妻・子供は被災した。

ひとり残った。

自分に何が出来るのかを考えて、閏年の今年に逆打ちを始めたと言う。

ただ・・・見た目には判らないけど、重い病気で四国の各県で検査をしながら、先へ進んでいる。

次の松山でも入院予約をしてあり、許可が出たら進めるだけ歩いて家族の供養をするという。

P1000164大師堂.JPG ~大師堂~

夕飯にどうぞ。

おにぎりやお菓子を差し出すと、食事制限があるので辞退される。

器用に作った杖のストラップを頂く。どうか、徳島まで歩けますように~と祈る。

結願したらどぅされるか聞くと・・・一人住まいの家が出来るころだから岩手に戻るそうだ。

P1000165鐘楼.JPG ~鐘楼~

まだまだ話したかったけれど、腰を上げる。 15:30

野宿さんはまた器用に小刀を動かし始めた。

あと5キロ。

ここからは海や線路とオサラバして、R196道をひたすら歩きますが、なんせオバハンの歩みだもん、迷っていたら間に合いません。

次回の遍路を考えたら、 ど=しても延命寺を打っておく方がお得。

ズンズン、タッタカ。 途中のおくま饅頭を楽しみにしてたのに「本日販売終了」だそうで、チェッ。

♪54番・延命寺♪

もとは円明寺(えんめい寺)と言ったが、53番・圓明寺(えんみょう寺)と同じなので明治に改称した。風情のある山門は今治城から譲受。境内の梵鐘は今治の有形文化財で1704年の銘があり当時の住職が私財を投じて建設する。

以前の梵鐘は戦乱の合図の鐘に使われ夜になると叩かないのに「いぬるいぬる」と鳴くので恐れられた。また、松山城へ持出されそうになって「イヤーン、イヤーン」と鳴くので置き去りにされたという。

P1000166.JPG ~牧歌的だ~

4寺半。なんとか・・・間に合いました。団体さんも慌てています^^;

ちゃんとお参りしてから御朱印を頂きました。納経所と売店が一緒になった庶民的なお寺です。

僧侶が 「もぅ5時だからお帰りなさい」 ともう一人の納経係りのおじいさんに声を掛けていました。

終了かな~と思ったら、僧侶はまだ残って受付を続けています。

後から息を切らしてすまなそーに来る人に、快く御朱印されてました。

あ~なんてさり気ないありがたい光景。

ここは53番から37キロ離れてるので、受け付けてもらえると否とでは、後に影響します。

5時!! はい、バタン。 と閉めるのが普通で、12時~13時は納経を受け付けないというお寺もあるとか・・・懐の広さを感じます。

P1000167.JPG ~心穏やかに~

近見二郎」とよばれ梵鐘 を一打ちして、脇の歩き道を行きます。

5時をまわったので、こちらを進む人はさすがに誰もいません。

もぅ慌てる事はない、お気楽モードで鼻歌まじり♪暗くなる前に今治駅に着けばいいんだもんね。

P1000168大谷霊園.JPG ~旅も終わり~

影が長くなっています。

暗くなる前にはお墓を抜けたい。 いったいどんな霊園だろう・・・不安。

小高い坂を登った所にある霊園は南向きで明るい雰囲気で、かなりの広さがあります。

夕方にお墓参りをする人なんていないよね~やっぱり。

アタシが入ってきたのが裏口で、正面入り口付近には戦死した軍人さん達の高い立派なお墓が並んでいます。

お墓や仏様、お地蔵さんの前を通る時は 般若心経 を唱えながら進むようにしています。

P1000170姫坂神社.JPG ~姫坂神社とお城?~

霊園の向こうに今治の街並みが見えてきました。駅の南側は静かな住宅街と学生街のようです。

下校帰りの高校生達。隣の神社に寄り道している子もいます。

神社の向こうに見えるのはお城じゃなくて、お城の帽子をかぶったマンションで、坂の上に建っているので良く目立ちます。

お邪魔するブログにもよく登場してます。

P1000171JR予讃線.JPG ~松山へ~

今治駅の北には55番・南光坊や今治城。次回はこの駅からスタートです。

構内のパン屋さんで大きなパンとアイス珈琲を頼んで、まったりします。

特急の窓から歩いてきた景色を逆戻しの様にボ~ッと見ながら松山へ戻ります。

駅前の キスケの湯 で汗を流して、3泊4日の区切り旅は上がりです。

4日目 H24年 5月4日 晴れ時々曇り  距離 25キロ






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最終更新日  August 1, 2012 04:13:28 PM
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