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「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2008.09.25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日かめおかさんから




というコメントを頂きました。

演劇は最初から嘘の世界です。その嘘の中で演技によって「ほんと」を創るのが演劇の世界なのではないかと思います。でも、日常生活は最初から「ほんと」の世界です。ですから、その世界で演技をするということは「うそ」を創ることにつながるのでしょう。
つまり、「うそ」と「ほんと」の世界を変換する働きが「演技」ということなのではないかと思います。
そして、この「演技」は人間にしかできません。なぜなら、「うそ」の中に「ほんと」を見、「ほんと」の中に「うそ」を見ることができる能力がないと演技は出来ないからです。これはつまり意識の働きによって「見えないものを見る能力」です。

そして、「うそ」と「ほんと」の間の境界がまだしっかりとしていない子どもたちはこの「演技」が苦手です。子どもは世界がまだ「うそ」と「ほんと」の二つに分断される前のたった一つの世界に生きているのです。

だから、子どもたちはこの「うそ」と「ほんと」の世界を演技なしに自由に行き来しています。
大人は、そういう状態の子ども達を見ていて「子どもは嘘つきだ」と言います。そして、子どもが「うそ」の世界に入っていると「嘘をつくんじゃありません」と叱ります。でも、子どもは何を叱られているのか分かりません。子どもはいつでもありのままに生きているだけです。

「うそ」と「ほんと」だけではありません。子どもには「見えるもの」と「見えないもの」の間の境界も曖昧です。「聞こえるもの」と「聞こえないもの」に関しても同じです。「善」と「悪」、「生きているもの」と「死んでいるもの」の間も同じです。


よく子どもが虫を殺して遊んでいると「残酷なことをしてはいけません」と叱りますが、子どもにはその「残酷」という言葉の意味が分かりません。

その境界は、意識の目覚めと共に5才、7才、9才、という年齢を境にして次第にしっかりとしたものになっていきます。最終的には思春期頃にその境界はほぼ完成するのですが、その境界を形成するために必要になるのが豊富な現実体験です。
現実世界との多様な関わりが、現実と空想のちがい、そして現実と空想の関係を教えてくれるのです。そこではじめて意識して上手に「うそ」を付くことが出来るようになるわけです。演技も出来るようになります。

ただし、誰でもがその年齢になればきちんとした境界を創ることが出来るわけではありません。充分な現実体験を得られなかったり、体験が偏っていたりするとその境界も弱くなったり、ゆがんだりしてしまいます。また、アルコールや麻薬にはその境界を壊す働きがあります。恐怖や孤独やストレスや過労も同じです。

ですから、強い孤独の中で生活していると現実と空想の境目が消えていきます。すると、現実感が消えて困った事件につながってしまうこともあります。

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以下は教室の生徒の募集です。

「ネネムの森 造形教室」
幼稚園年中から小学生までの造形教室です。
一人一人自分で課題を見つけて自分のペースで作っていきます。1ヶ月以上掛けて作る子もいます。茅ヶ崎の円蔵の自宅で毎日やっています。内容は工作が中心ですが、絵画、陶芸もできます。ただし、基本的に自分がやりたいことをやる場なので、強制はしません。時々、「絵が下手なので上手にしてください」と子どもを連れてこられるお母さんがいますが、そういう要求には対応していません。
チラシはここです。

「ネネムの森 どんぐりクラス」

チラシはここです。

「土曜アトリエ」
これは第二、四土曜日のみ行っているクラスです。会場も自宅ではなく茅ヶ崎駅周辺の公共施設を使っています。
テーマを決めて色々と作っています。現在、小学生しかいないのでテーマも小学生に合わせています。それで小学生のみの募集になります。
チラシはここです。

「表現遊びクラス」
7月に体験会をやり、9月から始まったばかりのクラスです。体験会には多くの方においで頂いたのですが、東京や横浜や横須賀といった遠方の方も多く、結局は来るまでに時間がかかりすぎると辞退された方がいました。

チラシはここです。

<最後に>
 猫が来ました。
 先週の土曜日に、相模川の河原で親子遊びの会をやっていたのですが、子どもたちが“何か声がする”と探したら、生まれたばかりのような小さな小さな子猫が歩いていました。
 前日の雨で増水した相模川の川岸から2m程度のところで、周りは砂利ばかりの河原です。「え! どうしてこんな所に子猫が」と抱き上げてみんなで可愛がっていたら、一人のお母さんが目配せで何かを知らせていました。その方向を見たら、少し離れたところにこの子の兄弟達がレジ袋の中で濡れ鼠(濡れ猫?)になって死んでいました。
この子一匹だけが生き残ったようです。

その場で猫を飼える人を聞いたのですが、みんな「無理」ということで私が連れてきました。今までもうちの子どもたちがよく捨て猫を拾ってきたのですが、みんな長生きできずに死んでしまったので、この子も無理かなと思ったのですが、さすが一匹生き残ったたくましい猫だけに、その後も元気におっぱいを飲んでみゃーみゃーないて元気そのものです。
動物病院にも連れて行ってチェックをしてもらいましたが異常なしとのことでした。先生の話だと生後3週間程度だそうです。

でも、面白いことにこの子が来たら前からうちにいる猫がその部屋に入れなくなってしまったのです。警戒しているようです。4日程たって大分慣れてきましたが、まだ警戒しています。早く仲良く遊んでくれるようになることを願っているのですが猫では無理かな。
ちなみに前からいる猫は雄で新しい子猫は雌です。

ただ、二匹飼うのは色々と面倒なので可能ならどなたかにもらって頂きたいと思っています。もう少し大きくなるまで世話をして、不妊手術をしてお渡しします。
どなたかご希望の方はいらっしゃいませんか。かわいいですよ。

ねこ1

ねこ2





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Last updated  2008.09.25 09:28:53
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