森へ行こう(心とからだと子育てと)

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すべて、お楽しみさ… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2012.01.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
毎回、きついことばかり書いて申し訳ありません。

でも、私は誰も非難はしていません。ただ、ちゃんと見ることが出来る目を持ちながら、目を閉じたまま歩き、穴に落ち、壁にぶつかり、蛇を踏み咬みつかれ、崖に向かって歩いている人に、「目を開けなさい」と言っているだけです。

確かに、目を開けたら、穴や、壁や、蛇や、崖が見えて怖いかも知れません。だから目を閉じていたいのでしょう。でも、人はそれでも前に進まなければならないのです。そのままの場所に留まっていることはできないのです。自分が動かなくても穴や、蛇や、崖は向こうからやってくるのです。

確かに、苦しみと向き合うのは苦しいかも知れません。でも、ちゃんと目を開けて苦しみを見ないことには、それを避けようがないのです。

ただその時、「いいかっこ」することを考えてはいけません。怖いよ、やだよ、苦しいよと叫んで、誰かに助けを求めてもいいのです。大切なことは「かっこつけること」ではなく、目をそむけないこと、目を閉じないことだからです。

目を閉じて怖くないふりをして、かっこつけても、目を閉じたままでは苦しみから逃れることは出来ないのです。

また、私の太極拳の先生は「相手を握るな」と言いました。人は相手の自由を奪おうと思って相手を握るのでしょうが、実は握られた相手より握った方が不自由になってしまうからです。

握ることで相手を束縛しようとするとき、からだや腕などに力を入れる必要があります。でも、そのことで逆に自分自身が不自由になってしまうのです。

相手の腕を握った時、相手も素人でこちらの力に反応してからだを固め、頑張ってくれれば力と力の勝負になり、力が強い方が勝ちます。でも、相手が力を入れなければ相手の自由を奪うことは出来ません。こちらは力を入れて不自由になっているのに、相手はこちらが握っている部分以外を自由に動かすことが出来るのです。



こんな武術の話し、自分や子育てに関係がないと思っていますか。でも、「からだの使い方」は「心の使い方」と相似形なので、実はそのまま関係しているのです。

子どもを束縛しようとしているお母さんは、子どもを束縛するためにいつも心とからだを固めています。でも、子どもは自由に行動します。束縛されるとしてもお母さんがいるときだけです。だからほとんどの場合子どもの方が勝ちます。

子どもはいつもお母さんの予想を超えた動きをするものです。そんな、自由に動く子どもと対等に関わるためには、お母さんもまた自由でなければならないのですが、目を閉じたままでは自由に動くことが出来ません。だから目を閉じたままのお母さんは子どもを束縛しようとします。

でも、自由な状態の子どもは逃げます。

それでも、お母さんの方が力が強いので、お母さんが力づくで羽交い絞めにすれば子どもの自由を奪うことは出来ます。でも、その状態ではお母さんも子どもも何にも出来ません。

その結果、お母さんは子どもを束縛することだけを考え、子どもはお母さんから逃れることばかりを考えるようになります。そして、親子ともそのまま一生を終えることになります。

でも一般的には、お母さんの方が先に人生を終えます。また、結婚などでお母さんから離れることもあります。理屈としてはそこで自由になることが出来るはずなんですが、でも、幼い時からお母さんに抱きつかれたまま、自由を体験しないで育ってしまった人は、現実を見ることを恐れ目を閉じたままです。しかも、自分が目を閉じていることすら知りません。

でも、だから自由に生きることが出来ません。自由に生きることができないということが「目を閉じていること」の証拠なのですが、でも、そんなこと誰も教えてくれません。また、知りたくもありません。

そして、自分もまた抱きつく相手を求めます。誰かに抱きついていないと不安だからです。多くの場合、身近にいる子どもに抱きつきます。子どもが逃げようとすると羽交い絞めにします。その結果、歴史が繰り返されます。

この悪循環から抜け出すためには自由になる必要があるのです。目をあけ、苦しみと向き合うのは自由になるためなのです。

また、固まってしまっている心とからだを緩める必要もあります。いくら自由になりたいと思っていても、心とからだが固まったままでは動きようがないからです。


すると首が緩みます。

部分ばかり見ている人は全体も見るようにしましょう。
すると目が緩みます。

自分のことばかり考えている人は、相手のことも考えるようにしましょう。
すると意識が緩みます。


するとからだが緩みます。

声を出さない人は声を出すようにしましょう。
すると胸が緩みます。

こういうことは全て自由になるために必要なことなのです。

自由になると、自然に束縛は消えていくのです。
実は自分を縛っているのは自分自身だからです。

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<告知です>二つあります

★3月31日(土) 10:00~11:45
 「親子で遊ぼう」 私が主催している 「ポランの広場」 という教室でやっている
          遊びなどをご紹介します。
          わらべうた、からだで遊ぶ、布やロープで遊ぶなどです。
          ポランの卒業生も参加OKです。

対 象: 3才くらいから6才くらいまでの20組の親子

参加費: 1500円(子どもの人数にかかわらず)
     (ポランの広場の卒業生は1000円です。)

備 考: 子どもは裸足でお願いします。お母さんはご随意に。
     飛んだり跳ねたりゴロゴロするかもしれませんので、
     子どももお母さんも動きやすい服装でおいで下さい。
     スカート不可です。
会 場:  茅ヶ崎市勤労市民会館5F 「A研修室」
     JR茅ケ崎駅北口から徒歩5分です。
     お申し込みいただいた方には詳しい場所をお教えします。

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「お母さんたちの自分育て教室」12回連続講座

お母さんたちの「自分育て教室」を月一回のペースで12回連続で行います。
その12回の内訳は

 気質の学び 6回 / 表現ワーク 3回 / 心と体のセルケア 3回

です。気質の時は連続して参加してほしいですが、表現ワークと、セルフケアの時は単発参加もOKです。ただし、連続して参加してくださっている方より参加費がちょっとだけ高くなります。

参加費は基本1500円で参加して下さったときにお支払いいただきます。でも、最初に6回分まとめてお支払いいただけるなら7200円(1200円/回×6回)にします。

第一回目は4月16日(月) 10:00~11:50 です。基本的に月曜日にします。
会場は上と同じ勤労市民会館ですが、部屋は3Fの「B研修室」です。

詳しことは篠までお問い合わせください。





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Last updated  2012.01.28 12:22:30
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