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「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2022.05.05
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は「こどもの日」ですね。
キャンプやハイキングなどに行かれる方も多いでしょうね。

今日は、そんな場所でも遊べる「自然の楽しみ方」です。

「観察し、調べる」

5才くらいからの遊びになりますが、散歩の途中に生えている草や木や、散歩の途中に見つけた虫たちを子どもと一緒に観察して、名前を調べてみるのも面白いと思います。

落ち葉をひっくり返してどんな虫がいるのかを探してみるのも面白いです。

スマホにも、「名前を調べるアプリ」があります。

そんなにちゃんと調べなくても、子どもと一緒に勝手に名前をつけて遊んでも楽しいですよ。自分たちで名前をつけようとするときにはよく観察するものです。

私だったらアリに「ゴマ虫」という名前をつけますね。似てませんか?

「食べてみる」

食べることが出来るかどうかを調べてからになりますが、「食べてみる」という遊び方もあります。
この時期は食べられる野草がいっぱい生えていますから、それを子どもと摘んで食べるのも楽しいですよ。うちは毎年やっていました。ヨモギはヨモギ団子にしました。




プレイリーダーをやっている娘は、今でも「お父さん、オオバコ美味しいよ」とか「セミも美味しいよ」と言ってきます。「ショウリョウバッタ」は不味いそうです。

「物語りを伝える」

時々、子育ての相談で「うちの子はアリを見つけると殺して遊ぶのですが、どうやったらそういう残酷な遊びを止めさせることが出来るでしょうか」という質問が来ます。

どうも、アリを踏んづけて遊ぶのは子どもの本能のようです。

私は中学生の頃に黒色火薬を作って、アリの行列の上にかけ、火をつけて遊んでいたことがあります。

それを残酷と言う人もいますが、子どもは殺したりイジメたりすること自体を楽しんでいるわけではないので、「残酷な大人になったらどうしよう」などという心配は思い過ごしに過ぎません。

そんな時は、「子どもにアリさんの物語りを伝えてあげて下さい」と言っています。アリがどのように生活しているのかを調べて教えたり、アリさんが主人公の絵本などを読んであげるのです。

「アリさん可哀想」と言って止めさせるのではなく、ではなく「アリ」に興味を持つようにしてあげるのです。

すると、「子どもはアリを殺して遊ぶ」のではなく、「アリを観察して遊ぶ」ようになるかも知れません。

ペットボトルに土とアリを入れて飼ってみるのも面白いと思います。

「私はアリが嫌いだからそんなこと出来ません」というお母さんもいるかも知れませんが、好奇心で殺してしまっている子どもよりも、大人の「嫌い」という感情の方が残酷です。

「嫌い」という感情が、全ての残酷な行為の動機なんですから。

我が子を残酷な大人にしたくないのなら、「嫌い」ではなく「好き」という感情をいっぱい育てて上げて下さい。行為を禁止するだけでは逆効果です。

その時、「相手のことをよく知る」という行為が「嫌い」という感情を和らげてくれるのです。


戦争も「嫌い」という感情から生まれます。


虫だけでなく、草や木や雲や川や山も「物語」を持っています。

そういう物語を扱った絵本などもいっぱいあります。

そのような物語りを伝えて上げることで、子どもは自分が生まれた来た世界や自然が好きになるのです。

そして、自分が生まれた来た世界や自然が好きな子は自分のことも好きです。

他者を肯定出来る人は、自分自身も肯定出来るのです。





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Last updated  2022.05.05 21:15:28
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