虹色のパレット

< 新しい記事

新着記事一覧(全2379件)

過去の記事 >

2007.12.12

593.シクラメンとお正月スピリット

(9)

カテゴリ：生活・日常

お花屋さんの店先は、色とりどりな花や、寄せ植えなどでいっぱいでした。

rni4

シクラメンも美しく咲いていました。

rni5

こちらは、小さいシクラメンでした。

こちらに来る機内では、クリスマスをテーマにした映画の特集のようだった。
そのうち二本見た。どちらもサンタはいるのか、と言う基本テーマ。

一本は途中から見たから、題は分からない。自分はサンタと名乗る白髭の老人。精神科医からあれは精神病患者だと裁判沙汰にまでなり・・・。結局、かれはサンタだと言うことに・・・。

もう一本は、エルフという映画。
最後の場面。
トナカイに引かれたサンタのそりが、NYセントラルパークに不時着。
サンタは、「昔は、クリスマススピリットだけでそりは飛んだものだが、今ではエンジンが無いと飛ばない。ああ、どうもエンジン落としてしまったようだ。」と嘆いている。其処へ知り合いのエルフ（この映画は彼についてのコメディーであるが）が。エルフを追ってついてきた、男の子が、サンタのそりとサンタに驚いていると、サンタは、サンタのリストを見て、その子のほしいものを当てる。その子はすっかり喜んで、そのリストを持って、実況中継のカメラの前で、そのリストを読み上げる。○○君は、XX.　○○ちゃんはXX.　それをテレビで見た本人は、当たっていたのですっかりサンタを信じる。中継中の女性アナウンサーの望んだものも当たっている。一人の女性（エルフの恋人）がそうだ、クリスマスソングは、クリスマススピリットを高めると思い出し、歌い始める。公園に集まった野次馬たち。テレビを見ている人たち、子供たち、それぞれの場所で歌い始める。

仕事仕事で家族も省みなかったお父さんに向かって、クリスマスリストを読み上げた男の子が「父さんも歌って！」
父さん「歌ってるよ。」
息子「歌ってないよ。口パクだけじゃないか。」
それで父親も気づいて、心から歌い始める。
そのとき、サンタのそりはエンジンなしで人々の頭上舞い上がる。
「そうだ、そうだ。昔は、こうしてクリスマススピリットだけで自由に飛べたものだ。」
と満足げなサンタ。

やはりそれぞれのお祭りにはそのスピリットと言うものがあっての祝日。
それなしのお祭りは、コマーシャリズムに乗って社会を蝕む。

カズ姫は思う、そんなスピリットも無いクリスマスに浮かれるより、
日本固有のお正月。このスピリットを見直して、心からお正月を祝ったほうがいい。

世界中の本来の様々な現象や行事からスピリットが、
目には見えないからと忘れられていく。
物と精神。
コインの裏表。

物が溢れ、スピリットが弱化した社会。
目に見えないものを感じよう。
見よう。
考えよう。

カズ姫、今年は、日本でお正月スピリット、皆さんとご一緒におおいに高めたい。

自然を、日本の美しさを忘れかけた我々に、
優しく語りかける

みきちゃんの俳句日記「奥の細道」

ふうふうと風呂吹きの湯気母と娘と。

冬紅葉一片迷い露天風呂。

暮れの鐘凍てつく音や冬の空。

by　みきちゃん

自然と共に、自然の懐に抱かれて生きるとき、
人間は本当に平安に幸せに生きられるんですね。

みきちゃんの俳句日記覗いて見て頂けたら嬉しいです。
ありがとう御座います。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう