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やっぱ山だから夜は寒いな。0時半に目が覚めました。ダブルキャンドルが消えてました。消えてすぐに目が覚めたやつ。夏の寝室のエアコンと同じ。タイマーが切れた瞬間目が覚めるやつ。 パラフィン交換。3時間ちょっともつからちょうど起きるころまでもちます。 ラジオは・・・、雑音交じりだけど1053kHzをキャッチ。CBC放送か。ここまで届くんだな。音量を絞ってもうひと眠り。 4時前に目が覚めました。小さめのサイズのパラフィンのほうが消えてました。それで目が覚めたか。もうひとつパラフィン交換。今回のツーリングでは4つ消費。5個目を使用。覚えておきます。 さて、クイックに朝食。ゆで卵にコーンビーフ。 コーンビーフは好きですが、これだけネロネロ食べると悪酔い。ゆで卵がなかったら食べきれなかったです。コーヒーを飲んでモーニング終了です。 テント内で撤収に入ります。キャンピングマットも寝袋も丸めなくて済むようにしたので楽ちんです。 テントの外に出ると、フライシートも結露なし。助かります。何かが転がった音。 うへ、麦茶のペットボトル。あぁ、中の温かいものが冷えたんでベコベコに凹んでました。哀愁。 無心で麦茶を捨てながら天気を確認。今日の夕方、夜から愛知は雨。早めに帰ることにします。 バイクに行って荷物を積みます。よかった、転倒とかしていない。出発するかな、 いや、その前に思い出のトイレを。 これが使い方がわからなかったトイレ。あ、いや、やっぱ漏れてる。みんな注水しすぎでは。怖くて蓋を開けることはできませんでした。 この手動ポンプの使い方がわからなかったのです。マリントイレか。覚えておきます。 5時半出発です。 いろいろあったキャンプ場。たぶんほんと開設間もない私設キャンプ場なんでしょう。数年後には育成が進んで快適になってくれてるといいな、と思います。オリジンをみた、経験した、そういうことです。 といいながら、今朝はトイレを我慢してきたので、雁坂トンネルの手前の道の駅にピットイン。 ふぃー、快適トイレ生活。すっきりです。行先は秩父方面。 この先有料トンネルがあります。タンクバックに千円札を用意。出発です。 出てきた料金所。日本一長い一般国道トンネルとのこと。 いざトンネルへ。この中に山梨埼玉県の県境がありました。久しぶりの秩父方面に侵入です。 先に見えるのが秩父?結構山深いな。下手すると長野なんかで目にする光景より山が連なります。 お、行先の看板が出てきた。今回の目的地、三峰神社です。峰?峯だったような。まあ、大丈夫かな、そんなに似たような神社はないでしょう。 6時近くなのに結構クルマが前を走ってます。そんなに観光地なのか? クネクネ上っていくと、まだあちこちに桜が。満開は過ぎてるけど、期待していなかったのでラッキーです。 頂上に到着。ここは有料駐車場。ずいぶん広い駐車場です。だけどまだ料金所が開いてない時間帯。ゲートは閉じていないので停められました。 さて、ここからはホルガでいきます。きちんと撮れてるかな。 駐車場から山並みをパチリ。ホルガで風景を撮るのは難しい。やっぱり広角レンズが欲しくなります。予想した通り、家で取り込んだら山の連なり感はナッシン。今後の課題です。 三峯神社到着です。早朝なのに結構参拝の方が多いです。街中の熱田神宮とかはひとがいてもおかしくないです。朝の散歩ルートみたいなかんじでしょうから。でもここは山頂。超有名なのかな。 たぶんホルガじゃ撮れてないと思ってスマホで撮った山並み。広大です。なんか秋空チック。 ほんと重要なところ以外はスマホ撮影を我慢しました。ここからホルガの画像が多数ですが、家で取り込んで思ったのがピンボケの多さ。最近はホルガでの撮影も慣れて、そんなに手振れはしなくなったけど、神社はぶれやすい。なんでだろう。去年の卑弥呼の古墳伝承がある神社でもルミックスがバグりました。なんかあるのかな。 鳥居の先には赤い山門みたいなのがあります。参拝順路はこの門から。 おぉっ、すげ、ゴージャス!手振れひどいな。 だけどたまにまともに撮れてたり。鶴が輝いてるようだ。 参道の木々も立派。こういうところは露出補正-1にすればよかったかな。 手水舎が、というか、手水舎ですら豪華絢爛。って、盛大にブレてるな。 これはスマホで撮ってました。 さて神社のほうに。これまたゴージャス!って、ブレブレ。これが神的パワー!なのか? 保険のスマホの1枚。すごいな、この神社。いろいろ神社に行くけど、圧巻です。 ホルガだとやっぱりピンボケ、ハイキー気味に。特にセンサーとかないはずなんですが、神社では特に。不思議です。 懇ろに、懇ろにお参り。 で、これを見に来たんです。脇に「龍」の看板。下に矢印が。 見ると石畳に龍が浮かび上がってる!完全に日本昔話のOPに出てくるやつ。すごいな、こんなことってあるんだ。ありがたや、ありがたや。お賽銭も追加です。 12年前の2012年辰年に現れたんだとか。今年も辰年。北野誠のお前ら行くなで紹介されてたのを知ったから、ずーっと来たかったんですがなかなか北東が出なくて。今年やっとお参りできました。 この神社は・・・、感じる、感じる。感じる類の神社です。 やっぱりホルガだと全景をとらえにくいな。スマホでパチリ。サンクチュアリ。聖域です。 小さなお社に八百万の神様の名前っぽいのが。露出補正をしたらもっと味が出たかも。この辺りは嗅覚を養う必要がありそうです。 試しにホルガで朝日をパチリ。ぐは、全然だめでした。 ぐるっと回ってきて、気づいた石碑。日本武尊の銅像があるって?なんか奥に見えるな。 ピョンヤンにありそうなやつ?失礼しました。 よし、お参り終了。龍も見れたし、満足。こういうところでは地場のものを体に取り入れるといいらしい。らしいんですが、食べ物屋さんも開いてないのでホットコーヒーで温まるかな。 ふぅ・・・、後はひたすら走るだけです。 休んでたら、料金所が開いたみたい。バイクを思いっきり目の前に停めてたので、目が合っちゃいました。先入りしてたけど、どうなんだろう。声を掛けたら210円です、とのこと。タダでもいけたかもだけど、ま、これもお布施かな。 7時半前に三峯神社を出発。折り返しに入ります。下からクルマがどんどん上ってきます。 だけど自分は下りを快走です。まだ帰る人はそういない時間帯。でも、うわ、 前に出た。ノロノロ進む青いちいさいやつ。無理に追い越しはしませんが、頼む、せめて制限速度は出してくれぇ。あれかな、逆あおり運転なんだろうな。 スライムと別れて、帰途につきます。大まかなルートはR299で佐久方面、茅野へ出て南下します。早朝の県道を快走。この辺はナビ任せ。 出てきたR299の看板。これをたどっていきます。 おおまかには十石峠、メルヘン街道の麦草峠とつなぎます。 祝日、いい時間帯になってきてずいぶんバイクが増えたな。 道端の桜もまだ残ってる。なんだ、この赤い花。 そして、御巣鷹を通過。この辺りを走行して、かなり山深さを感じました。あの航空機事故は当時子供だったけど強烈に残ってます。お盆前にお墓の掃除から家族で戻ってきたら、テレビでやってて。今でもいろんなことが語られてますが、本当に多くの犠牲者の方々に黙とうです。 ここから十石峠に向かいます。R299も群馬側はどことなく寂れた印象を受けます。なんだろうか、生命にあふれてないというか。 うひゃー、山海。心細くなるな。左に落ちたら終わるやつ。ガードレールないところも。 十石峠を下って、いったん人里に降りてきました。 つぎに、麦草峠方面へシフト。ここからはメルヘン街道。茅野へ抜けます。 22年秋に麦草峠を走ろうと思いましたが、時間があわずパス。今回は早い時間帯なので行けます。信号待ちで無理に前に出てきたマスツー集団。 白煙噴くオフ車。2ストか。まだ動けてるんだ。自分もR1-Z乗ってたけど、こんなに白煙噴いてたんだろうな。 マスツーをパスするとそこから先のメルヘン街道は、ほぼ峠手前まで貸し切りロードでした。あらためて4ポッドキャリパーいいな。ぐーっとタイヤがつぶれるのがわかる。白樺も増えて高所の雰囲気です。 標高もだんだん上がってきて、1800mの看板を超えたあたりから冷蔵庫のような冷えを感じ始めます。道端には残雪です。 麦草峠を通過。国道第2位の高所峠です。去年の夏の志賀草津道路は雲の中でダメダメでした。ここはクリアです。 R299を降りてきて、茅野という地名が見えてきました。だんだん天気が悪く。夕方前には愛知に着いて、雨をかわしたいところです。 茅野からR152へシフト。いつもの昼食処の道の駅に向かいます。自分も空腹ですが、峠でアクセルを開けたので、給油警告灯も道の駅近くで点くはずです。 杖突峠を上っていきます。いつもとは逆方向からアプローチ。こっちから走った方が急峻さがわかります。 道の駅へ。今回ナビは県道をチョイスしてくれました。はじめて使う道ですが、山頂に残雪の山並みが。(これはあれじゃないか。この光景だったか。) いつもの道の駅田切の里に到着。 この前使ったときはラストオーダーギリギリでしたが、今日は12時。時間は余裕があるけど、めちゃくちゃ忙しそう。なかなか食事が出てきません。 外をみていると、あの山並み。伊那に入ってからかなり風が出てきて嫌な感じでした。前線でも近づいてるのかな。雨に出くわさないといいけど、曇天。 出てきた、かき揚げ丼+冷やしそば。 朝はゆで卵だったので、がっつりいただきます。うまっ!うめぇー。生き返ります。 さて、締めの缶コーヒー。自販機の拡大jpgラッピングは健在かな。大丈夫、健在でした。来る時見た山々なんだろうな。 缶コーヒーをグビり。ふぅ・・・、生き返る。 家まで150km切るくらい。たぶんここからノンストップ。最後の休憩になります。曇り、強い風のおかげで肌寒いくらい。でも日差しで体力を失うよりマシです。 セルフが出てきたら給油しようと思ってたけど、ガソリン代高いな。住んでる近所よりハイオク20円近く高いんじゃないか。パス、パス。お、ちょっと安い。ここで給油です。 車検整備のためにガソリンを減らしておこうかな。でも朝晩の結露で錆も嫌だからすりきりいっぱい給油です。 これでもう家まで止まることはなし。ノンストップです。相変わらず飯田市内は流れが悪く。 そこを過ぎたら特に見どころのないR153を延々消化。唯一のみどころはどんぐりの里?またバイク群れてんのかな、チェック。少ない方か。 心配してた足助の渋滞もそんなにひどくなく。ここまでくれば1時間かからないエリア。視界に雨雲なし。勝ち逃げ確定です。 無事到着。心配した雨になんとかつかまらず帰ってこれました。日、月でバタバタ出発したけど、明日はまだ火曜日。そう思えば早出してよかったかな。連休を2回使える感じです。 荷物を降ろして、宅内に。 このペットボトルは・・・、インシデントのエビデンス。捨てる?but、中原中也の月夜の晩のボタン。どうして捨てられようか。 宅内にペットボトルを持ちこんだらひと騒動。みんな察した。「それ、アレでしょ!」 下の子は大ウケしてくれましたが、嫁さんは、「ほんと最悪・・・。」とほめてくれました。「いや、ちゃんとすすいだから。」「そうじゃなくて!」 まあ、まあ、あの苦しい夜のことは自分とこのペットボトルしか覚えてないんだから。戦友です、ってフィクションなのにな、何信じてんだろう、まったく。 Anyway、念願のパワースポットに無事いってこれました。とんでもキャンプ場にも泊まれたのも、今にして思えばいい思い出です。 連休の中日は天気が悪いので、どこかで晴れたらテントなんかを干してクロージングしたいところ。なかなか刻まれるツーリングになってくれました。
2024.05.01
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さて、テントを設営して汗をかきました。さっぱりしたいところ。14時半すぎ。最寄りの入浴施設まで片道3kmちょっと。往復80分、入浴、休憩30分で2時間弱程度?戻ってきて17時前。ちょうどいい感じか。 気温27℃くらい。来た道を下っていくかな。 こんなところ歩くなんて、それなんてプレイ?晒しすぎ。自意識過剰?いえいえ、自分が見たら「なんかトラブって困ってるんだなぁー、どうすんのかなー、この人」、って思うので。ハイカー、バックパッカー偽装ギアもないしな。 確かにこんなところを歩くのって、普通じゃない。黄昏どきなら狐狸妖怪の類。夜ならお化けですよ。バイクを出せればなぁ、なんの問題もないけど転倒だけは嫌だしなぁ。 憎々しいほどお天気。暑い。のどが渇くけど虎の子の持参した水を飲むのも怖いので、入浴施設に自販機くらいあるでしょ、と期待します。 おー、バス停か。バス運行してるのか。これ、下っていける? みると1時間おきか。単線だから経路とか関係ないと思うけど、降り口わからんしな。待つか?いや、ほぼ歩いて到着しちゃう時間だな。歩くか。 行きはいいけど、帰りは乗るのも手かも。お風呂上りにまた汗をかくのも嫌だし。 再出発。 ・・・。 歩いていくけど、あれ?反対車線側にバス停が出てこない??こっち側だけ?そんなことある。ん-、謎。 しばらく歩いていくと、看板発見。あ、ツーリングマップルに載ってた史跡。バイクで上ってくるときは気づかなかったな。 時間もあるしのぞいてみます。ひとの気配がない。スポットじゃないのか? ガラス張りのなかにリアル人形2体。なるほど、再現が目的なら放置展示でいいかも。 再出発。 さらに下っていくと、 地獄に仏、自販機ーーー!やった、水のペットボトルもある。売り切れ・・・、ではなさそう。入浴施設に自販機がないかもだから、ここで水を購入。いや、マジで助かった。 ふぅ・・・、さすがにのどが渇いたな。何か飲もう。ダイドーか。梅よろしがいいな、自分のツーリング先の定番。 ・・・、ないか。最近見ないな。じゃあ、これ。炭酸はきついのでアップルジュースで。 一気にがぶ飲み。これも通過するドライバーに晒してます。「なに、あの人、なんで歩いてるの。やだ、カブのみしてる。こんな暑い日に歩いてるのって、おかしくない?なんかトラブってるんじゃない。ダッさー。」 はい、その通りです。自意識過剰?いいえ、自分ならそうプロファイリングします。あれかな、見せつけハラスメントかな。ほんと申し訳ない。 来るときは気づかなかったけど、旅館というかホテルが。へぇ、日帰り温泉って書いてある。ま、こういうの信じて入るだけ宿側の迷惑でしょ。感じ悪い応対されて嫌な思い出にするだけリスクだな。パス。確実な入浴施設に行きます。ブレない。思考がすげーネガティブになってます。 時計をみると出発して30分。だいたい3kmくらい歩いたはず。ナビでみると目的地まであと400mないくらい。もうすぐ。 あれ?向こうからバスが。バス停、そっち側にあった??見落としたのか?どこかで折り返すのか。またまた謎。 お、入浴施設の看板発見。よかったぁ、トンネルの手前で曲がればいいんだ。来るときトンネルはみたから、分岐がトンネルの手前ならいいな、って心配してました。トンネルの中ひとが歩いてたら、そりゃー怖いでしょ。もう完全スポット。そのあとでドライバーに噂されます。「昨日トンネル歩いてるひと見てさぁ・・・、あれって絶対・・・。」 怪談誘起ハラスメントするところでした。てか、入浴後に日が陰ったくらいでも自分も歩きたくないです。 曲がって少し歩いたら入浴施設がありました。中に入ったら、スタッフさんが発券機の前で待ち構えてるスタイル。「県外の方ですか?」 県外です、って答えたらJAFカードはお持ちですか、って聞かれて、ラッキー。持ってる。JAFカードで割引になりました。 あー、会話できただけでなんか現実世界に戻ってきたようなうれしさ。ほんと、人気もなくて歩いていて心細いのなんの。 だいたい長ーい有料トンネルがあるってことは、これができるまではそのエリアの最深部ってことのはず。そんな隔絶感がどこかあるんですよね。歩いてみた感じです。バイクで走ってるときは風光明媚って印象でしたけど。 心もほっとしたところで、入浴。 先客も何人かいます。 ふぅ・・・、腰を伸ばしてリフレーッシュ。 ・・・。日本昔ばなし的演出をするなら、狸に化かされて、実際は肥溜めに浸かってる、みたいな?いや、さすがに不適切な揶揄でした。でも、歩いてたらこんなイメージが湧いてくるのは自分がオカルト好きだからです、きっと。 はい、とってもいい温泉でした。さっぱり。 施設内には自販機はあったけど、紙パック飲料のみ。ペットボトルは扱ってなかったです。よかった、来るとき買っておいて。 さて帰るか。 人が集う施設だからバス停がある。 これが気になる。AIを活用したデマンド型交通。 なんとなく想像するに、近隣の住民の利便性と運行するバス会社の効率を両立させるための、柔軟でフレキシブルな公共交通機関なのか。下手したら呼べば来る、みたいな。 数年前、引佐の奥でバイクが死んで図らずもバスに乗って帰ったことがあるけど、その時は普通に整理券が発券されました。もしかして、こっちはさらに進んでいて、市町村発行のなんちゃらパスがないと乗れないとかだったら、乗ったはいいけど降りるのに苦労、とかノーサンキュー。 スマホで調べるか。 ・・・、くっ。こんな時に限って「サーバーが応答しません」だと!圏外ではないけど。 見放されてる。まあバス停も帰りの車線側には見当たらなかったし、30分くらいのウォークだから帰るか。 少し歩いたら役場みたいな、出張所みたいな施設がありました。日曜なので誰もいないけど、ここにも自販機が。念のためもうひとつ水のペットボトルを購入。これだけあれば、洗い物はしない、できないから大丈夫のはず。 風が心地いい。4月末だけどまだ道路わきの温度表示では24度。湯冷めするほどじゃない。行く時より快適です。 で、とある直売所をみると、うわぁー、 この巣はやべぇ。駆除しなかったのかな。 山だから日が沈むのが早い。 大きな国道沿いで、歩道もなくなるパートがあります。クルマの迷惑になるかもなので、ちょっと側道にそれて集落の中を抜ける道に入ります。 集落に入ったらバス停がありました。なるほど、反対車線にバス停がなかったのは集落を通ってたんだな。そりゃそうか。 帰りは上り。さすがに疲れた。下を向いて無心で歩いているので、思考停止気味。目に入ってくる情報は脳内でスルーしてたんですが、ほんとたまたま、木の枝?枯れた草?なんだろう、って立ち止まりました。 木の枝にしては曲がりすぎ。 長いな。靴ひもみたいな?いいえ! まさか毒蛇?? え?ひかれてんの?外傷なさそう、生きてるのか?いや動いてない。蟻がたかってる。死んでる。南無。 はあ、ぼーっとしてたけど踏まなくてよかったぁ。踏んでたら、リアル踏んだり蹴ったり、泣きっ面に蜂。お?踏むとか蜂とか、今の行程にオールインワン。プリモニション。 苦行だ、苦行すぎる。キャンプ場が普通ならこんなことには。 そんなキャンプ場にやっと帰ってきた。トイレ行く?どこかわからない、まあちょっと横になろう。 足を伸ばしてる画。 じゃなくて、実際には右足の脛の筋肉が攣った!!!悶絶中の状態。あたたたたた・・・、北斗百裂拳、くー、痛ってー!日ごろの運動不足か。1時間歩いてこれとは。 もう、明日行くパワースポットの神様から拒否られてんのかな。いろいろありすぎ。 そうだ、食べ物のチェック。最悪出直せばいいと思って、途中で夜食とか買い足してない。これで朝までか。洗い場はないからクッカーは使い回せないし、スープなんかも捨てれない。晩飯、朝食用にもってきた棒ラーメンはやめておこう。 軽い熱中症かな。なんか頭痛を感じるような。そのせいか食欲がないので、食べ物の量はこれでいいや。晩飯はコメとベーコン、朝食はゆで卵と塩気にはコーンビーフ。これにコーヒーがつけば悪くない。 家族に無事到着メール。「やべぇ。遭難中。」 これで事故ってないことはわかったでしょう。いや、逆に心配かな。 よし、これで落ち着くか。肉声が必要だな。携帯ラジオ。プリセット開始。さて、何局キャッチできるかな。 ・・・。 外為法みたいは響きだな。えー、どういうこと。 AM、FMともオートプリセットでキャッチしなかった。1局もないなんてある?スマホで山梨のラジオ局の周波数を確認。強制的にチューニング。アンテナも伸ばして、どうだ? ザザザザザ・・・。 ノイズしか聞こえない。山に囲まれて電波が届いていない可能性。FMならまだしもAMもなのか。そのかわりSWバンドはすげーキャッチ。でも聞き取りにくいレベル。いやいや、そんな山奥なんですか。 なんか疲れた。 少し仮眠しよう。昼のテント内は暑かったけど、寒くなってきた。さすが山、日中気温があがってもヒートアイランドとか無縁だからすぐ気温が下がるんだろうな。 19時起床。 さて、晩飯。水が貴重なのでライスパックの温め時間を使ってゆで卵も作っておこう。食中毒とか嫌なのでしっかり固ゆでに。 次はベーコン。ほんとは目玉焼きもほしかったけど、ベーコンだけ焼きます。 焼けた、焼けた。 うまそう。凝った料理とか要りません。ほんとこんなんでenoughです。 大盛りのライスパックにしておいて良かった。それなりにお腹も膨れて満足。 じゃあ、尿意心配だけどコーヒーで締め。 あぁ・・・、コーヒーがうまい。 コーヒーをちびり、ちぼり。尿意来ないな、妊娠かな、じゃなくて、こりゃ熱中症なのか。こんなに尿意が来ないならもう寝ちゃおうか。いや、やっぱトイレ行っておいた方が安心。 トイレどこだろう。あの物置みたいな建物の中か?トイレマークとか付けておいてくれればいいのに。 テントを出て、物置小屋みたいなところに行ってみる。 ドアオープン。 スマホ持ってきてないから、写真なし。テキストでの説明になるか。 便器低っ!座れないよ、これ。まあ、慎重に立ちションだな。蓋を開けると、 満水!あふれそう。 これ、大とか女性とか座ったらお尻水に沈むでしょ、てか、溢れるでしょ、これ。えぇ・・・、いろいろわからない。 まあ、いいや。おしっこだけだし。 放水・・・、ストップ!その前に流し方を確認しようかな。ひねるコックとかないし。どうやって流すんだ?使ったままにするなんてできんしな。なんか、戦闘機のコクピットにありそうな操作取っ手があるな、無意味にかっこいい。どうやって使うんだ?蓋の裏には説明書きが。 どれどれ・・・、んだよ英語かよ。いや、英語はいいんですが、説明書きが省略され過ぎてて順番の確証が持てないというか。カンマで区切りられすぎ。and,then,afterとかオーダーを示す言葉があれば追いやすいんだけどな。「バイオトイレ・・・。」 そうか、バイオトイレ、っていうのか。 説明書きに従って操作してみる。シュコシュコ・・・。お、水が出てきた、え、えっ、減らない。増える一方。排水される気配ナッシン。やめておこう。あふれたら大変。 いったんテントに撤収。 なんだったんだ。さっきまでなかった尿意がトイレを意識しちゃせいか、行きたくなってきた。こりゃ朝までもたない。下がってきた気温もあるのか、コーヒーの利尿作用のせいか。 こ・れ・は、人間の尊厳を損なう予感。そうだ、嫁さんに訣別電を打っておこう。送信。 お、レス早いな。 なんと、調べてくれるとは。 さすがに画像は送れないし。いろいろやり取りしてたら、嫁さんのスマホで遊んでた下の子がレスしてくれてました。ありがとう、だけど言葉じゃ仕様を説明できないよ。自分で調べてみたら、あれだな、バイオトイレじゃなくて、マリントイレっていうんだな。なるほど、小型船舶とかに積むやつか。なんとなく使い方はわかったけど、注水、排水のコック操作、ドレン切替レバーとかちゃんと操作しないとダメそう。 少なくても、多分便器内に満水は間違った使い方っぽい。みんな、水洗トイレは水が張られてるからそうしてるのかな。てか、みんな使い方わかるんだ、すげーな。レベチ。 とも思うけど、気にしてると、みんなトイレに入ったと思ったらすぐに出てくる気配。排尿にしても短すぎ。あきらめてるのかな、やっぱり。その後結構な確率でクルマで出ていく音。こんな夜中に、そんなに出ていくもんか?多分あれだ、この先に道の駅があるからそっちを使ってる説。クルマならイージーでいいよな。バイクはうるさいし、装具もあるし、ここ、停めなおしできないし。 気を紛らわすためツーリングマップルを開いて、明日のルートを検討。 ポチポチっと。あっという間に終了。そろそろ寝るか。明日4時前には起きたいしな。木陰で立ちション?外灯もないけど、隣のキャンパーはまだ語らい中。23時近いけどな。放水音聞かれるのも。 テント内を見渡すと、 もうあれだ、尿瓶しかない。エマージェンシー。状況、道具、自己正当化の理由がそろうと人間は不正を冒したくなるので。立ちションよりいいでしょ。 あぁ・・・、手に伝わるぬくもり。人間の尊厳を失ったション感、いや瞬間。なんてこと、この令和にただトイレに行きたかっただけなのに。 思ったより出ないな、やっぱ熱中症なんだろうな、って、えぇっ!この色はー、 どんだけコンデンス。かなり濃いめ。よかった、こんな濃いやつをバイオトイレにしなくて。絶対ばれるやつ。 やっぱ尿意がなかったのは水分を体から逃がさないためだったか。砂漠横断のサバイバルもので、自分の尿を飲んでサバイバルしてた某御仁。こんな濃いやつでサバイバルか。尊敬します。麦茶をテントの外、フライシートの陰に隠してみなかったことに。一件落着。 就寝前の暖房はダブルキャンドル。 眠りの前に神に祈りを。ホーリーナイ。 いや、ホーリーとか言って、なんて記事でしょう。アップしていいんでしょうか。大丈夫、フィクションですから。こんな前哨戦がありましたが、明日は本命のパワースポットへ。走行距離は短い日でしたがタフな一日でした。
2024.05.01
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4/28日曜日。予定より1,2日早くGWのツーリングに出発することになりました。行先は4月の自分の恵方の北東へ。北東が出たらずーっと行きたかった場所があります。今年そこが出たのラッキー。絶対行きたい、でもGW前半の天気は月曜夕方から雨の予報。なので急遽日曜出発になりました。 キャンプ場も土曜日に急遽予約したところ。なんかホームページでみてもイージーなキャンプ場じゃなさそう。地図にもナビにも出てこない。航空写真でみても施設が確認できないという不穏さ。現地でドタバタがあると困るので早めに出ます。ということで4時半スタートです。月明かりがきれいです。さすがにここはスマホで撮影。 今回の目的地はそんなに遠くないです。急遽キャンプ場も手前側にシフトしたので、走っても300kmちょい。 まずは山梨に向かいますが、諏訪、茅野あたりから南下するか、静岡側から北上するか。 帰りはR299メルヘン街道で帰りたいです。そこは快走したいので交通量が少ない午前中に通過したい、ならそっちは2日目。行きは静岡方面からにします マイルールは基本、高速を使わないってことですが、静岡を横断する手ごろなくねくね3桁国道がありません。ちょい酷道、遠回りすればなんとかつなげられか。 ということで今回はいままで走ってなかった県道63と川根本より東サイドのR362を使って清水方面に抜けてみます。ここを走破するのが今回ツーリングの目的。通行止めがあるためかわからないけど、ナビがどうしてもつなげてくれません。万が一の通行止め等に備えての早めの出発でもあります。 関東圏へ下道で行こう、それも酷道をなるべくつなげて。ほんと頭おかしいです。だんだん感覚がマヒしてきてます。 今日は場所によっては真夏日。だけど・・・、2日目も考えて3シーズンジャケットで出発。 朝はまだまだ寒い。ちょうどいい。交通量が増え始める前に郊外へ逃げ込みたいです。 1か月前に給油して放置してました。2日目の早朝、R299を走ることになるので、GSがない区間。逆算すると、今日ガソリン満タンで終わっておきたいです。キャンプ場までたぶん給油タイミングギリギリ。できるだけ余裕をもって近づきたいので、郊外パートに入る手前のR1号で給油してから山間に入ります。1か月で揮発したのか、結構給油できてしまいました。でも逆に言えば、しっかり満タンに。これで安心して静岡横断に入れます。 新城、引佐、天竜と進みますが、いつもの第一休憩ポイント、道の駅鳳来三河三石付近は濃霧でした。 尿意はあまりないけど、この先は酷道。トイレがないので排尿は済ませておきます。ここで今回のツーリングのお供ホルガでパチリ。うまく撮れてるかは家に戻ってからのお楽しみです。 すぐにピットアウト。引佐方面へ。ダム沿いのいい道なんですが、早朝の東進の悪いところ、朝日の逆光。ほんと目がくらみます。実際はこの光の中にクルマがいます。怖いです。 今回の走破したいルート、まずは県道63号。なんですが、ナビ任せで走っていったんですが、どうも思ってるルートと違って南寄りのルートを選定してるみたい。ナビには経由地を10か所しか入れられないので、前半部分を少し間引きました。そのせいで街よりに流されてしまい、信号につかまります。出てきた標識をみると県道40号か。やっぱりずれてる。 それでも森、川根本町なんていう見知った地名が出てくるので、だんだん大井川、寸又峡方面へシフトして行っているのは間違いなし。 今回ナビのおかげで初めて走った県道パートだけど、川沿いは気持ちいいな。これはこれで快走です。 やっと三倉地域から想定の県道63に合流。川根本まで39kmか。地味に距離があります。クネクネしてるからかな、距離だとそこまで離れていないように思えますが。 いつも東進に使うR362西サイドよりは比較的走りやすいかな?あっちは左手パンクするので。 うっ、県道63号は集落を貫いているのか。こういう道か。たまにある。飛び出しに注意。 集落を抜けると、微妙に路面が荒れてきた感じがします。なんかペースがあがりません。 川根まで14km。これは応援かな、それか慣れてない人には絶望なのか。個人的には交通量がない貸し切りロードのほうが楽しいと思えます。 ふぅ・・・、街に降りてきました。ここで尿意。どこかに寄らないと。この辺には道の駅が何個かあるので寄るにして、それにしても寸又峡に近づいているのが不本意というか。たまにツーリングでくる寸又峡。そんなに近いイメージはないし、今日は駿河湾方面に近づきたいのに南アルプスの山麓に向かってるという。まあ、R1号とか高速使うのも面白味はないけど・・・、なんだかなぁ。 お、塩郷の吊橋を通過。ほんとパンツ丸見え橋。いいのか、これ。もっともスカートなんかで渡る人はいないと思います。てか、低いな。クルマによってはヒットしないのかな。 ここで大井川を少し遡上。快晴!最高のごちそうです。 トイレ休憩はやっぱりいつもの道の駅で。 道の駅なんとか茶茗館に到着です。 ここ、自分が来る時間帯がいつも早いってのもあると思うですが、人にあったことがないという。お茶推しなので自販機もなし。缶コーヒーで一服、ってのができないポイント。ま、トイレだけです、いつも。 トイレで排尿中、すぐ後ろから鳥の鳴き声。近っ!振り向くと大の個室の間仕切りの上に燕が。あれか、トイレの中に巣を作ってしまってるんだな。 よし、ホルガで撮ろう。 撮った、撮った。燕の接写。これは面白いに違いない。 家で確認したら真っ暗。ありゃー、レンズカバーしたままシャッターを押してたか。素人あるある。ま、こんな失敗も彩りです。 そろそろ出発するかな。 ゆるキャン発見。パチリ。見たことないけど、たぶん面白いんだろうな。そういえば、英語のネイティブの先生もこのGW、箱根でキャンプする、って言ってたな。 ずーっと「YURU CAM,YURU CAM」って言ってた。2次元、ゲーム大好き先生。自分より日本のサブカル史に詳しい。ま、いつか見てみようかな。 道の駅を出発です。 寸又峡方面に少し北上。そして今日の第2走破ルート、R362東サイド。こっちは走ったことないです。とあるひとから聞いたら、ナビで寸又峡を入力すると、大井川遡上ルートじゃなくて、こっちが出るんだそう。東京方面から来るなら、島田、金谷まで引っ張るより早々に北上させるんだろうな、とは思います。どんな道か確認です。 ガレてはいない、けど観光客がたくさん通行するにはよくないなぁ。ブラインドも多いし離合も大変そうです。 この道の特徴は、ツーリングマップルにもコメントあるけど勾配か。自分は下り側だけど、なるほど結構な勾配。上りヘアピンで停車とか、バイクなら嫌なシチュです。 そんなR362も無事通過。今日の酷道パートは終了です。まずは山梨方面に行くので、R52で富士川を遡上します。ここから清水付近まではバイパスで移動です。静岡市をパスします。高速不要。ナイスです。 お、はるか彼方に富士山の山頂が見える。GoProには映ってないかー。 雪解け中の山頂。青白のストライプ模様がとっても浮世絵ライクで、なんていうのかな、個人的に好きじゃないビジュアルの富士山なんです。どこか禍々しいというか。とがり気味?? バイパスの宿命。終点の交差点では渋滞です。ファンがガンガン回ります。さすが30℃に迫る予報の日。暑い。 こっちも熱いな。ひさしぶりに見た、ゾッキー仕様。時代感はあれだけど、各パーツ、ボディ足回りはピカピカ。自分なんかよりきれいに乗ってる。負けました。 なんかついさっきまで寸又峡付近にいたのに、今が海沿いってのがわけわかりませんが、こっからR52号を遡上。甲府方面に上がっていきます。 富士川を遡上開始。大井川もそうだけど大きな川沿いを遡上するのは開放的で、道も適度にくねくね。信号も少ないし快走エリアです。 道を走っていると、しまった!GoPro撮ってなかったけど、大きなタケノコを竹籠に入れて背負った人を発見。 なんだぁ。あのバカでかいタケノコ。あんなのあるだぁ。 お、道の駅が出てきた。10時半近く。レストランとかやってるかも。家を出て6時間。お腹も空いてきたので道の駅とみざわに入ります。 結構混んでるな。一番奥に駐輪です。お、あれは・・・、 なんとタケノコがシンボルの道の駅か。たけのこの里なのか、来るとき竹林もよく見たような。たけのこの里派のひとは狂喜。残念、自分はきのこの山派です。そういえば、マップルか何かでこの辺のエリアで竹取物語云々、って見た気も。竹が多いからそういう縁の地なのかな。 トイレをすませて、中をのぞくとレストランは営業中。よかった、ご飯を食べられる。空腹だとろくなことないので。 じゃあ、これにします。牛丼たけのこ盛り。いただきます。 ホルガ、映りが悪いねぇ。牛丼にも見えないし、たけのこも見えない。 あぁ、空腹。牛丼は飲み物、なんて聞きますが、なるほど。シャカシャカ飲み込める。 ぶっ、鼻に米粒入った。最近あるなぁ。歳かな。後でトイレで鼻をかんだら、無事米粒摘出。やれやれです。 ふぃー、今日一発目のコーヒーブレイク。 よし、リフレッシュ完了。出発です。富士川を右に、 左に快走です。 うわ、この堤防沿い、キレイだな。なんか部活の生徒さんとか走りそう。絵に描いたような青春?いや、最近はスポコンとかNGだろうからやらないのかな、ロードワークは必要な気もするけど。 と、ここでスマホのゲームのイベント開催時間。しっかり遊ばないと。出てきた道の駅に寄ります。 スマホゲームを消化。あと、キャンプ場まで残りわずか。予定より相当早く着きそう。ガソリンも減ってる。いつ給油警告灯が点いてもおかしくないです。 近場のガソリンスタンドやキャンプ場近くの入浴施設なんかをチェック。そうだ、今日はどこのスポットにも寄らないけど、あそこを通過してみよう。 ナビの経由地に追加。行ってみます。 道の駅を出発です。少しだけR20号を走ります。 なんか前方にスライムみたいなオブジェが見えてきました。アラジンに出てきそうなお城の屋根というか。 ゆっくり通過しながらちらり。とってもBスポ臭。ここは石和温泉にあった旧秘宝館です。当然ですがとっくに閉鎖。その後ドン・キホーテに。そのドンキも閉鎖みたい。今はなんの商業施設が入っているのか。 今回のツーリングはバタバタ出発してきたので完全にリサーチ不足です。キャンプ場も当初の目的地よりかなり手前になり、散策もしないので早めにキャンプ場に着きそうです。 さて、今日のキャンプ場、明日の目的地である秩父方面に通じるR140に入ります。笛吹市を北上。笛吹・・・、ほの暗いハーメルンの笛吹き男の話を思い出します。看板も日本一長い一般国道トンネル、雁坂トンネルの案内が出始めました。今日はその手前までです。 キャンプ場まで残りあとわずか。ガソリン警告灯も少し前から点き始めたので、ここで給油です。溢れるギリギリ給油。明日に備えます。 いつもより早いけどキャンプ場を目指して出発。白い路面が夏を感じさせます。 面白い郵便局。結構雪が降るのかな、雪国で見かけるシルエット。自分の母方の実家が豪雪地帯。川沿いの谷筋、こんな屋根の家。子供のころ、いつかみたような景色です。 と、ここでナビはキャンプ場到着を知らせます。しかし、看板とか出てないし。一応それっぽい方に曲がってみます。なにか看板、管理棟、駐車場とかあるかも・・・。 低速で進入。チェック、チェック。 ・・・。目立った施設はなさそう。クルマは停まってるけど、土っぽいし傾斜地。これ、大型バイクを停めるのは怖いな。ほかのクルマの邪魔にもなりそうだし。てか、ここがキャンプ場でいいのか? チラッとみるとテントが見え隠れ。キャンプしてるな。ってことはここがキャンプ場でOK?アスファルト、もしくは整地された平面駐車場がないのは結構痛い。 ぱっと見入口案内とか出てこなかったので素通り。 下って行ったらUターンできそうなスペースがもうなさそう。空き地を見つけてなんとかUターン。いったん国道沿いの路側に戻ってきました。 エンジン停止、思考停止。やべぇ、なんかやべぇ。人はいるけどキャンプ場というより、ただの林の中、って感じ。確かにホームページにはサバイバル感を味わう、なんて謳ってたけど。そんな遠くないから、ここにバイクを停めたほうが転倒とかのリスクからしたら安心。だけど、防犯のリスクからしたら放置もなんだか。 とりあえずバイクをここに停めて歩いてキャンプ場に向かってみます。管理棟、受付で聞いてみようかな。林間をうろうろしていたら男性から声をかけられました。 受付どこですか、って聞いたら、「これです。」みたいな回答。管理人さんか。とりあえず、そうだ、使用料を払って、バイクですけど、停めれそうなところがなくて・・・、と確認。「どこでもいいですよ。」 いや、傾斜面はちょっと・・・。 ならここに、って案内されたところも土の面。恐る恐るスタンドをかけたら、めり込む、めり込む!怖っ!おー、やべぇー、止まった。危ないな、ここ。 石の埋まっているところを見つけて駐輪しようとしたら、後からまだクルマが来るかもしれないので、もう少し奥に停めてほしいとのこと。奥って言われても、良さげな石が埋まったそうな場所はもうなくて。 近くに落ちてた空き缶をつぶして、小さな石の上に敷きました。かんじきを急造。よし、安定していそう。 急いで荷物を降ろして軽量化。あ、そうだ、クルマが来るなら、朝出しやすいように転回しておこう。不整地のなか、苦労して転回。ラッキー、ここにもなんとか石が。ここならいいか。 困ったな、まだあとからクルマが来るのか。入浴施設にバイクで出かけようと思ったけど、戻ってきてクルマがいたら、もう石がありそうなところに停められない恐れ大。転回もできないか。ジ・エンドです。この場所を死守かな。 いきなり不穏。 荷物を持って設営場所を探します。幸い場所はそこそこ。だけど、見渡して募る不安。(なんかトイレとかなさそう。物置小屋みたいなのがあるけど、あれなのか??炊事場もないな。水道もなしか。水がないのは参るな、家からは500mlしか持ってきてない。最低限、水くらいは現調できると思ったけど、甘かった。) 管理人に聞く?なんか苦手。ご自由にどうぞ、っていう体。駐輪問題もバイクに乗らないから詳しくないのはあっても、親身とは思えない。聞くだけ野暮だな。なんとかするか。 とりあえずテントを設営。 心の動揺が写真にも。フライシート、表裏逆。慌てて掛け直し。 とりあえず荷物を放り込んで、テントの中で軽く着替え。軽装に。とにかく暑い!新調したインナーシュラフ。薄くて寒いかも、って心配したけどこの気温なら大丈夫かな。 14時半か。いつもよりキャンプ場入りはめちゃくちゃ早いです。でもバイクは出さないほうが無難。それなら歩いて入浴施設に行く?まぁ、時間はたっぷりあるから問題はないけど、ナビで調べると片道3kmちょっと。うへ、この天候のなか往復6kmオーバーは嫌だな。それより飲用水の確保をどうしよう。 土地勘のないところで、いろいろ確保しないといけないことが多数。しかもよりによってザ・山中。使えるソース、インフラがそもそもない。思いがけない初日の第2パートが始まりました。
2024.04.30
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ツーリングからなんとか帰宅。ねらっていたキャンプ場を予約できなかったので、1日目と2日目の距離の配分がかなり狂いました。そのせいで、2日目はそこそこ走る羽目に。距離は400kmちょっとなので多くはない方ですが、初日ちょっとトラブルがあって?体力を失っていたんだと思います。 心配してた雨にはつかまらず、なんとか帰宅。 いや、でもなんか疲れました。ボロボロです。 ツーレポ書く気力のチャージに時間がかかりそうです。かかりそうですが、思えばまだ月曜!マジか。無理して日曜日に出発した甲斐があったというものです。後半の家族ドライブ旅行まで数日。写真、動画なんかを整理しつつツーレポ作成したいと思います。
2024.04.29
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さて、やっとテントに潜り込みましたがこのキャンプ場、レベル高すぎ。なんでもok、あなたの思うがまま、というコンセプトですが逆に言えば何もない…。トイレはまだ使ってないけど仮設?水は汲み置き。洗い場もないしな。水なんて持って来てないし、洗えないのは気持ち悪いし捨てれないからラーメンは諦めるかー。ふぅ…、何食べよ。早速やられ気味です。
2024.04.28
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始まったGW。後半は家族で恒例のコテージに行こうと思ってます。だけど前半はどうも天気が悪いです。ツーリングにも行きたいけど、確実な晴れをねらうと家族旅行と連続になっちゃいます。 それだとなんか、ただの忙しい4連休です。お得感がない。 前半は行き帰りの2日間連続で晴れてるところがない・・・、しいて言えば日曜は確実に晴れ、月曜は帰りの愛知が次第に雨の予報。帰りが雨なら家に着けばいいので、まだなんとか。なんか帰りに雨と競争、って毎回の気がします。 本当は巷が連休を避けて月曜出発にして、土日でゆっくりツーリング準備をしたかったんですが、仕方がない、日曜出発を検討。なら、急いでマシンの準備を。 なんか心の準備が・・・。まるで初心者みたいなこと言ってます。ちょっと何言ってるかわからない。アレだな、初めて行くところでうまくルートもつながってないし、酷道の通行止めも確認してないし、何時に着くか読めない不安もあるんでしょう。 まずは貧乏くさいサイドバッグ養生用のクイックリリースシート。面ファスで装着。 あとは、この前気づいたカウルへの擦過傷。サイドバッグのバックルが当たってるらしい。 ここにはクリアフィルムを貼っておきます。これは常設に。 タイヤの空気圧チェック。前後ともOK。 バッテリーチェック。エンジン始動。お、鋭いセル音。一発始動。排圧が心地いい! 少し暖まったところでアイドリングの確認。ちょっと高目かもだけど、前回みたいに1000回転を切るくらいに落ちてないのでOK。 ヘッドライトもチェック。持病の接触不良がひろがっていないか心配だったけど、HI/LOとも点灯OK。 テールランプの確認。LEDにしたので切れてたりしないか確認。5W、21Wとも点灯。大丈夫です。 あと、ここは問題になったことないけどちらっと見えたので確認。リザーブタンクの量も下限OK。9Rのときは走行中にクーラントが漏れて、補水しながら帰ってきた思い出が。なにごとも事前確認です。古いバイクなので。 それと、これもチェックするか。ホルガの写り具合。装着したレトロソフトフィルター。これでバイクを撮ってみます。パチリ。 下が先月桜見ツーリングから戻った時のホルガでの写真。フィルターなし。タイヤのパターンやサイドカウルのSUZUKIロゴステッカーの辺りをみると適度にボケていそうです。 ここでお昼を食べて、英語に。レッスンの合間に、そうだ、あれも確認しておかないと。 最近のキャンプ場は「予約」なんてホームページに出てます。フリーサイトなら予約なんて必要ないと思うし、予約したからと言って、混んでいても早い者順なんだろ、って思います。思うけど、はるばる行って、予約ないんで受付できません、なんていうのも避けたいところ。 電話をしてみると、「こちらはNTT DOCOMOです。お客様がおかけになった電話番号は、」 うっ、マジ?営業期間外、時間外で出ない、とかならまだしも固定電話を撤去とは。閉鎖されたのか、新番号のアップが追い付いていないのか。 いきなり不穏。地味に困る。レッスン終わって帰ったら、大体夕方。キャンプ場の管理棟もいつまでやってるのか不明。帰ってから調べてたら間に合わないかも。 出先でツーリングマップルもなしに、記憶を頼りに、だいたいこの辺に別のキャンプ場があったような・・・。あれ、ネットで調べるとマップルに載ってたキャンプ場が出来ない。あまり選べないな。 あー、ちょっと目的地の手前すぎるかー。でも、いろいろ調べてる時間もないし。ネットで予約受付できるんだ。ポチポチっと予約。あっさり予約できたけど、支払いへ進むボタンを押したのに、支払いを受け付けてくれたのかどうか、微妙な表示?怖いな。 結局電話。そうしたら現地支払いでお願いします、とのこと。 ふぅ・・・、なんかバタバタで嫌だな。これで出発必至になったけど、天気が悪化するようでも行くのか。どうすんだ? ほかに食べ物も用意したりしたいし、あ、バッテリー類も充電しないと。てか、ルート決めてないぞー。そこそこ早く寝ないと行けないし。出発前からプリモニション、but、宇多田ヒカルも歌ってます、 I have to go。Anyway、GW始まりました。
2024.04.27
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この土日は急に気温が上がる予想。東京のほうは夏日になるとかならないとか。いつもは桜を見にいくと、ややピークを過ぎてる時期なんですが、今年は桜の開花が遅れていそうです。毎年、寸又峡あたりに行って大井川を遡上しながら桜を楽しむんですが、今年はまだ咲いてないんじゃないかな。 ということで行き先を急遽変更。ほぼ県内というか、県境。そんなに遠くない場所なのでいつもより遅めの出発にしました。6時スタートです。 昨日アイドリングを調整したけど、また昨日の回転数とは違ってきていて、今日は1600回転くらいまであがってます。信号待ちでうるさい、うるさい。これ、どこかで休憩したときに要調整です。 今日の行き先は、寸又峡とまでは言わないけど、その手前の天竜方面の上のほう。いつもは引佐へ抜けるけど、今日はR420、473で設楽方面、東栄町方面に抜けていきます。足助側のR420は陰鬱な雰囲気。いつもより遅いけど早朝なので冷えます。 やっぱ山は冷えます。腹筋がわらってきます。軽い痙攣なのか。 なんだ、前のライダーは足が笑ってるのか。そこまで投げだしたら曲がらんだろうに。バイク版の新手の煽りかな。 いつもは山間を走っていると、普段何気ない木々が桜なんだ、って気づいて、日本は桜にあふれている、なんて書いてるんですが、さすがに今年は桜に気づかないです。まだ咲いてないだろうな。 一部では見ごろの桜も。 もう3桁国道はいたるところ流水。マシンが汚れます。(まあ、こんなのは序の口でした。) 1時間ちょっと走って・・・、まだ尿意はきてないけどこの先道の駅はでてこないエリアになります。ということで道の駅したらによりました。 放尿を済ませて、すぐに出発。ふたたびR473を行きます。R257は川沿い、ってのもあってか開放的な雰囲気だけどR473は陰鬱。東三河、東栄町方面に向かいます。 お、出てきた、懐かしいとうえい温泉。東洋のナイアガラといわれる瀑布?いや滝があります。大昔、だまされてツーリングできました。うそでしょ。うそでした。懐かしのBスポを通過です。 お、立派な桜。すげぇな、樹勢を感じます。 よーし、今日のエリアが近づいてきました。佐久間方面です。愛知に引っ越してきてすでに半生以上過ごしてますが、佐久間ダムに来たことがないです。初訪問です。 走行中にちらっとみえた不穏な看板。うげ、自分のツーリングあるある。通行止めで断念のパターン。またダメか。いや、きっと分岐があって、自分が行く方面は通行できるに違いない。いつものように都合よく考えて進みます。 げ、いきなり素掘りのトンネル。なんかイメージ違うぞ。ダム湖畔なんで、適度なクネクネ道が続くのかと思ってました。 この先がお目当ての県道1号。佐久間ダムを渡ります。 すぐに現れたトンネル。侵入した瞬間、不意打ちの水たまりが。うぉ、沈む!と思ったくらい盛大にシューズに水をかぶりました。冷てぇ!つま先浸水。カメラはその瞬間をとらえていました。すごい水しぶきです。 と、途端に真っ暗な通路に。無照明のトンネル区間は不気味すぎ!無機質。先が見えない。どこまで、どう続くかわからない不安と、なんつーか、安全は何事にも優先、っていうご時世に、堂々の無配慮。時間が止まったような、というか取り残されてるというか、そういう異世界に迷い込んだような感覚で、進んでいいのかドキドキします。お化けのような怖さじゃなくて、誰もいない世界のような怖さ。 ハイビームにしてみます。ハロゲン云々の前に、照らすものがないのか、真っ暗。闇。すげーな。 照明があるところは素掘り区間のところが多いような気が。もう気分は地下壕。秘密基地。上からも水滴。いろいろ不意打ち、ライクお化け屋敷。 これは長い無照明区間だぁ。下も見えないし、夜に通過したら、この出口も見えないのか。どうなるんだ、これ? ありゃ、前からクルマが。自分はバイクなのですれ違えましたが、クルマ同士だと大変そう。待避スペースも見えないし。てか、前からクルマ?やべぇ、このパターン。通行止めだったから切り返して戻ってきてるやつじゃね? トンネルが続くエリアを出たら、なかなかの悪路。穴ぼこ、水たまりだらけ。 採石場なのか、その前は泥だらけ。落ち葉、落ち枝も多数。ほんとペースが上がらないルート。まあ、ダートではないから、道が続く限り進入できるはず。通行止めの看板もその後出てきてません。 がー、それは突然に。ゲートがありました。くー、やっぱり通行止めか。そりゃそうか、そんなに分岐路線があるエリアじゃないので。 ここで今年一発目のツーリングは中断です。この前もR152分断国道遡上は通行止めで中断。このエリアはやばそうです。通行止め情報とかのリサーチが足りませんでした。 今日目指していたのは、秘境駅?の小和田駅です。某解説チャンネルでやってました。それこそきさらぎ駅なんか見てたら、紹介されてた駅。 ほんと、まわりに何もない駅、みたいな説明でした。それを確かめたかったんですが、 引き返そうとナビを見ていて気付いたのが、ナビもこの駅の前までは案内してませんでした。対岸の県道1号地点が目的地になってました。クルマじゃ行けない、ってこと? 後で家でストリートビューでチェックしたら、なるほど・・・、歩くのがせいぜい、って道です。 いや、こんなこと書くと失礼だけど、誰が乗るんだろう・・・。 ふぅ・・・。気を取り直して帰るか。本当は北上して長野エリアから南下しようと思ったんだけど、基本、来た道を引き返すしかないです。黄砂なのか、ガスってるけどいいお天気です。気温も上がっていたのに、無念。 東栄町に引き返す途中で、赤い橋が目に留まりました。ちらっと激流みたいなのも。 なんかBスポの香り。緊急ストップ。 秘境駅でホルガを試そうと思ってたのが空振り。ここでホルガを使ってみます。バス停もある。有名スポットなのか? 煮え渕ポットホール?桜の木も。これ、満開だったらすごそうです。 赤い橋は・・・、吊り橋っぽい。 吊り橋に進むと、あれ、結構揺れる。怖いな。真ん中まで進めない。奥に女の人が立ってたりしたらどうしよう。怖すぎ。 滝っぽいのをパチリ。家で取り込んでみたら真っ白。さて、露出時間が長いのか。ホルガにはそんな機能ないですが。その辺、アバウトなのかな。 下流方面。きれいな川。愛知にもまだまだ知らないところってあるんだなぁ。 家に帰ってみるまで写真の出来はわからないけど、なにか差が出るのか確認するためにアスペクト比を切り換え。減光部がトリミングされたくらいの差でしょうか。特に隠れ機能、隠れエフェクトはなさそう。 それにしても輝く花びら。これはこれでいい感じです。こっちはちょい滝が写ってる。エメラルドグリーンというか翡翠を溶かしたような色です。 秘境駅は逃したけど、知らないスポットを堪能。ホルガ、写ってるのかな。全滅は悲しい。帰ったら早くチェックしないと。帰るまでが遠足、みたいな感じです。 と、ここで尿意。近くのトイレスポットはあそこしかない。道の駅じゃないけど、とうえい温泉。東洋のナイアガラがあるところ。寄る気はなかったのに尿意には勝てず。 前に来たときは・・・、覚えてないけどVTRの時だった気がします。(後で調べたら2015年に来てました。)まったく見る予定はなかったけど、せっかくここまで来たから再確認。東洋のナイアガラ。あ、奥三河の、か、ツーリングマップルでは東洋の、だったような。この表現ならOK。 少し歩いてパチリ。うっ、写ってないな。滝に弱い?ま、ナイアガラ、ってことはない。さすがに。 シャッタースピード遅くなるのかな。てか、そんな機能ないはずだけど。ただ、EXIF情報をみると結構写真毎に違います。ここで絞りというか露出補正-1?撮る前には素人なのでわからないな。念のため9年前の写真も。 ちなみに取説にはバルブモードにするにはシャッターを3秒間長押し、なんてあります。ホルガに慣れようといろいろ試すためにシャッターを長押ししてみた写真。露出時間はどうなる?なるほど、確かに真っ白。枠線入れて画像がある体にしたけど、枠線がなければただのブランク。変化はあったけどコントロールできる代物じゃなさそうです。夜景には使えるのか?手振れがひどそうです。 戻ってきて、出発しようかな、と思ったけど食事処の旗が気になる。五平餅、そば、うどんの旗。五平餅は嫌いだけど、そば、うどんは食べたい。おなかすいてる。出発前、菓子パンしか食べてないので。 中をのぞくと何人かお客がいて食べていそう。五平餅、コーヒーくらいか。まだ軽食だけなのかな。おばちゃんたちが開店の準備か、外をうろうろ。ちょっと聞いてみる。「もう、そばとかうどんとか食べれますか?」「多分、もういいとおもうよ、ちょっと待ってね。」 中に入って行って、厨房の奥のひとに「○○ちゃん、もうそば出せる?」「いいよー。」「大丈夫だって。」 いや、店内に「シルバーかあちゃんの店」、なんて書いてるけど、まんま婦人会。お、この表現は今の時代問題か。でも、まあ、そんな感じなのです。 渡された受付札は1番。今日初のお客かな。待ってるとき気づいたけど、貼り紙に9:30開店と。10分くらい早いだけだったか。東三河にきたら使えそうなお店発見。 お、頼んだ山菜そば。具沢山。いただきます。 気温は上がって来たけど、早朝から走ってるので、いや、ほんと胃が温まります。 ほかのお客さんはコーヒーを飲んでるな。自分も。どうせ空振りツーリングで時間はあります。300円。コメダのモーニングでトーストも、ってことはないけどゆで卵がついてきた。いや、全然うれしい。アジシオうめぇ!塩気でシャキっとします。コーヒーも旨いな。 ありがとう、とうえい温泉。覚えておきます。 気力回復。まだ少し距離を走れるから、帰りがてらこれをやって再度調子の確認をします。アイドリング調整。出先で調整なんてなれたもんです。 マシンを隅に移動。整備開始。 お店を開いていたら、おばあちゃんがひとり向こうから寄ってきた。 やべ、怒られたりするのか?「どっからきなすった。」 よかった、ただの観光客でした。今年は桜が遅くてー、とか、よくバイク壊れるんですよー、この前なんか山の中でバイク止まって、数十年ぶりにバスに乗って帰りましたわー、などなど。 おばあちゃんは、「そういうのがいいよねぇ。」 ま、まぁ、振り返れば、ですけど、確かに。おばあちゃんは連れの方に呼ばれて戻っていきました。そう、こんな出先での調整、山中でパンク、遭難した経験からしたらなんてことない。 暖機して確認。1350回転くらいか。まだちょっと高い気もするけど、低すぎるとまたナーバスになるのでひとまずこれで。家に戻るまで安定してくれていたらOKです。 それにしてもマシンは砂まみれ。佐久間ダムでやられました。 もう山道はやめよう。 新城、豊川へR151でまっすぐ南下することにしました。険しい山の岩肌を見ると鳳来、って気がします。街道沿いは暖かいのか、結構桜が咲いてくれてました。 桜はまったく詳しくないけど、種類によってはこんな地上すぐで枝分かれするんだ。葉っぱ以上の花びらの数?きれいだけど、こんなに咲かす必要ある?とも思えるし。 新城を通過。ちょっと停止してナビを再設定。豊川にはお参りでよく来ます。その帰りによく使う抜け道。冬に来たときは通行止め。この前家族で来たときは通行できました。まだナビで探さないと使えない道です。暗記できるように今日も使うことにします。 峠越え開始。この前クルマで来たときは速度を作るのも大変。クネクネ上るのにヒーヒー言ってましたが、バイクなら楽勝です。 たまにブラインドからクルマが飛び出してきます。カーブミラーがあるので先読み、先読み。キープレフトが大切。 クルマだと長く感じた峠。バイクだと嘘のように一瞬でした。峠を下って快走県道区間に。R1よりは距離は伸びるんだろうけど、信号もないし平均速度は絶対こっちが上。 と、ここでいつものトイレによります。最後のトイレ休憩。とあるお寺の駐車場だけどきれいなトイレがあります。さすがお寺。救世の心の表れ、としておきましょう。まさかお寺に御用の方のみ!なんて言わないですよね。 最後の休憩地を出発。R1の渋滞にあわず県道で岡崎IC近くまで快走です。 この道を走ってると見かける看板。スタンレー。スタンレーって、あのヘッドライトバルブなんかのスタンレー?字体は、それっぽい。しかし昭和テイストな字体です。 昼を過ぎたころから曇天に。今日は快晴じゃなかったのか?垂れ下がった黒い雲も。雨雲っぽいな。なんだかんだ、早めに戻ってこれてよかったのか。 急な予定変更で距離は伸びず。給油警告ランプが着く前に家につきそうです。まだ朝晩寒いので、タンクの錆防止にガソリン給油しておきます。 お昼過ぎに無事到着。アイドリングも安定していました。昨日高めて、今日戻して。結局調整つまみの位置はあまり変わらず。昨日がちょっとおかしかっただけなのか。 そう、この前換えたUSB変換器も問題なし。当たり前だけどちゃんとスマホを充電できました。新バッテリーも元気そうなのでしばらくは出先でも不安はなさそう。 ホルガも取り込んでみたら、使える写真のほうが多かったです。オイル漏れ止め添加剤もクルマで感じたような粘度の上昇もなし。もっと走って処理を進めたかったけどそれはGWで。あとはGW前に洗車とチェーンの注油。マシンは問題なさそうなので次はGWです。
2024.04.01
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今年初めてのツーリングにやっと行ってきました。 3月は週末に雨が多かったり、寒の戻りがあったり、あまり天候に恵まれなかったし、ほんとどうでもいいパーツだけど、EC5コネクタの防塵キャップが届かなかったりで、シーズンスタートが遅れました。 今日やっと、天候、環境がそろってツーリングに。もちろん桜を見たかったんですが、ニュースで見ても開花したところ。ましてや山間だとちらほら。 まあ、桜だけじゃなくて、いろいろ思った通りいかなかったんですが、そんななか9時過ぎの遅めの朝食はおいしかったです。 今日のお供はホルガ。今、画像や動画を取り込んで確認中。 ま、当然ハズレ写真なんか多数。これはGWの前哨戦です。さすがにこの写真は当然スマホですがキレイだ・・・。マシンもドロドロに。洗車もしないとだけど、思えばあとひと月でGW。インナーシュラフのテストもしてみたいし。これからの週末でいろいろ詰めていきたいと思います。
2024.03.31
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昨日洗浄したスロットルボディ周り。ちょい乗りで調子を確認したけど、もう少し走ってアイドリングの復調ぶりを確認です。 お昼は冬休みの子供たちと外食しようと思うので、ほんと近場まで。9時スタートです。 今日の午前中は寒そうなので、山は避けて南下。行き先は決めてないけど、三河湾を一望しようと西浦温泉方面に。 とある公園を目指したんですが、なんかクルマの進入禁止看板が。なんだ、西浦温泉の宿泊客向けの公園なのかー。 そこでコーヒータイムでも、と考えていたけど思いっきり空振り。まあ、早めに帰って、昼ご飯を食べに出たほうが家族的にはうれしいでしょう。 うわ、久しぶりに通ったガマフォルニア。バイクやら自転車やら、路駐して一生懸命写真撮ってます。盛りすぎ。これが続けば・・・。それでも、青空が美しい。 風もなくて穏やかな海。ブルーブリッジを渡って、そのまま帰途につきました。ノートイレ休憩の散歩でした。 アイドリングはビシっと安定。これならGWまではいけそうです。やっぱりスロットルボディを洗浄すると直るみたいです。特にこすったりもしなかったし自分でもやれそうなレベルでよかったです。 あと今年は、あれかな、やっぱりスクリーンを換えようかな。黄ばみ問題からノーマルスクリーンに戻したけど小傷が目立ちます。風景はいいけど、光がダメです。 段付きじゃない、中華のスクリーンって見つかりません。安物でいいので、こまめに交換できた方がまだいいんですが。GW目途に探してみたいと思います。ほんと散歩程度だけど24年の走り初めになりました。
2024.01.05
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昨日バッテリーを交換したので恵方参りを兼ねてツーリングに出てみます。12月だけど日中は20℃近くまで気温は上がる予報。オーバーパンツはなしにしました。最低気温はバッテリーの始動性を確認するにはちょうどよく、6℃。 エンジン始動。セルを回すとあっけなく始動しました。さすが新品、駆です。 幸い真冬の最高気温くらいはあるので?いつも通り早朝の早出です。あと早出をしたわけは、正午前くらいから黄砂が降ってきそうなので。その前には黄砂が降りそうなエリアからこっちに帰ってきていたいです。 4時半スタート。 バッテリーを換えたせいか、加速がなめらか。よく回ります。なんだ、着火力に影響していたのかな。今日の行き先は北西。滋賀県湖東エリアを目指します。大きくは関ヶ原、米原方面に向かいます。 桑名あたりから北上したいですが、名四でいくか、R1でいくか・・・。加速がいいので名四をチョイスです。 さすがに12月の早朝。暖かい朝でもまだ夜に近い。交通量は少なめで快走。交通量が少ないからできる、右折専用レーンなしの名四での右折。通常の交通量なら追突されそうな所業です。 このナビは県道をよくつないでくれるので、愛西市経由で木曽三川方面へアプローチすることが多いです。そこまで寒くないけど鼻水が垂れてきます。やっぱ寒いのかな、寒いといえばスマホのバッテリーはどうかな、今日は生きてるかな、と確認すると、うわ、今日も充電されてない。もう減り始めてます。しかも充電マークも出てないし。 今日は初めて行く場所が一か所あります。そこに着くまではバッテリー、持ってほしいです。 走っていると道の駅ふれあいの里立田がでてきたので寄ります。早朝の道の駅によると感じますが、キャンピングカーの多いこと。ここも盛況でした。 ここでUSB変換器を確認。2口あるのでスマホとGoProを入れ替えてみました。そうしたらスマホに充電マークが表示されました。ケーブルが原因ではなかったか。じゃあ、2口のうち1口死んだ?いや、GoProにも電気はきてます。スマホだけだめか。あれかな、2Aでなくなったか?USB変換器も寿命そうです。 ちゃんと充電されるようになったので、先を急ぎます。今日の本来の1回目休憩ポイント、道の駅月見の里南濃を目指します。 道の駅を目指して揖斐川を北上。対岸の灯りがきれい。画像には映ってないけど、背後の山並みのシルエットが怖ひ・・・。それにしてもハロゲンバルブ、暗いです。 まだ尿意はそれほどでもないけど、この先道の駅もないので休憩です。ここもキャンピングカーとか車中泊していそうなクルマが多いです。 駐輪して、夜空を見上げるときれいな三日月と惑星っぽい光。6時前だけど、すこーし東の空が赤みがかってきています。幻想的。さすが月見の里。シーイングがいいです。 トイレをすませて、道の駅を出発。先を急ぎます。いつもの養老経由で関ヶ原方面に抜けていきます。やっと空が明るくなってきました。この辺の気温も表示板をみると7℃前後。よく、この辺りだけ寒いことがありますが、今日の冷えは厳しくありません。ただ、路面は夜露のせいか。ところどころウェットが続きます。 この気温の高さの影響か、米原から濃霧でした。これが結構濃い。米原ではゲリラなんちゃらによく遭う印象なので、てっきり霧も米原エリアだけかと思ってたんですが、ずーっと、ずーっと濃霧です。晴れてくる気配がありません。 これ、どこまで続くんだろう。 彦根市内を通過。市内は少しだけ霧は薄かったけど、郊外に出たらまた濃霧。ナビをみると目的地まで10キロないくらいです。その10キロのうちで霧が晴れてきてくれるといいけど。 せっかくのお参りなので、すっきり晴れてくれていたほうが気持ちいいです。 あと4キロくらい、さすがにダメか、と諦めたら視界の先は明るいです。霧はなさそう。どうだ、目的地は霧の外か中か。 目的地に到着。 いきなりハイキー気味でピンボケ写真。 今日のカメラは発掘したトイカメラです。この小ささ。 場所は、よかった、ちゃんと写ってた。ちょくちょく来る、胡宮神社です。前からたまに来てたんですが、歴史ミステリー番組で平清盛出生の秘密が書かれた古文書がここにある、と知ってからランキング上位に浮上です。 でもそれだけじゃなくて、ここは紅葉がきれい。まだ残ってるかな、うー、まあ今年の暖冬のおかげもあって雰囲気は残っていそうです。ピークはさぞゴージャスだったんでしょう、ひとも多そうですけど。 鳥居横の紅葉。きれいじゃないの。 拝殿に向かって階段を上っていくと、常夜燈に明かりが。雰囲気いいな。最近早い時間帯に神社に着くので、7時台は常夜燈が点いていることが多いです。8時までは境内の掃き掃除なんかで巫女さんに会えることも。神社は早朝がポイント高し。 拝殿です。よーし、懇ろにお参りお参り。 ここの展望台から近江の平野を見渡すと霧があるなぁ。だめだ、トイカメラだと何が何だかわからない。 わからないけど、今まで走ってきた北方面をみると、もっと濃霧に覆われています。神社手前2キロくらいから晴れてきてくれて、ラッキー。これは歓迎されてる、いい兆候ということにしておきます。 境内に残っている紅葉たちをパチリ、パチリ、していきます。ファインダーも背面ディスプレイもないので、ちゃんとフレームに収められているか不明。取り込んでみたら、まずまずねらい通り撮れてました。だんだんこのカメラに慣れてきました。 紅葉をアップで撮ってみる。 橙色の紅葉を撮ったつもりが、なんか蛍光ピンク。苔むした幹もなんか光ってそう。変なテイストだけど、こういう予想外の出来がトイカメラの面白さなのかな。 さて、胡宮神社を後にします。竜王、栗東方面に南下開始。するとまた霧のエリアに突入です。霧のエリアの境界。不思議な光景。 ところがこの濃霧はひどかった。全く前が見えない。GoPro画像ではまだ見えてますが、肉眼では視界はこの半分くらい?交差点侵入ぎりぎりまで信号が何色か見えないくらいです。 今日の第2スポットを探してうろうろ。ナビに登録してあるのに、見つからない、たどり着けない?入り口らしきものがない、ない?ありえないと思うけど、まさかこっちかぁ?なんかあぜ道レベル。絶対違いそう。 唐突に行き止まりに。駐車場とかじゃなさそう。ゲートは鎖で閉ざされてる。公園名が書かれた石碑があるので間違いじゃなさそうだけど、裏口というか、とっても拒絶感。さっきの霧が晴れた神社とは真反対の感覚。なんか鳥肌立つな。 ちょっとしたスペースがあるので駐輪。パチリ。 すげ、水田エリアの中にいきなり丘というか、山。色づいた山に流れ込んだ白い霧のコントラストが美しいです。 着いたのは船岡山というところ。とあるものを見に来たんですが、思ったより広いな、どこにあるんだろう。よく見てるつもりが見つけられない、とりあえず右に進んでみます。その先に広場っぽいのがあるので。 小道に侵入。散策路にしては荒れてます。ひとはほとんど通ってない感じ。なんか足が重い。山の中あちことからパキペキ音が。獣?結構いるのか。 なんか気が進まないぞ。はるばるやってきたのに。お、こんな時期に花が咲いてる木を発見。 写真を撮ってみる。少しでも気分を和らげようかな。 すると、先になにかオブジェが見えてきた。あれか?炉端にもなんか小さな石が並んでる。 進んでみると、 あぁ、呼ばれてしまったんだな。怖いので引き返します。写真撮り魔の自分が撮れなかったです。 やっぱり裏口についてしまったんです。もう1回バイクを停めたところに戻ってきました。実は目の前に鳥居と階段があって、そっちにありそうな確度が高いとは感じてたんですが、右に行ってしまったのは、この鳥居もきつい。どうしても足が進まなくて。 だけどぐるっと回っても駐輪場とかなさそうだったので、行くしかない。鳥居の先には急な石階段。その先に祠。ちゃんと祀られてるんだけど、これも、おるおる、おるなー、感じるなー・・・。横を失礼して先へ。 ここの船岡山には神社があって、この祠は奥の院とかなんでしょうか。決して大きくない山ですが、止まるとぞくぞくします。なーんか気配がするってのはオカルトすぎ? 山を越えてやっと広場に下りてきました。ここが間違いない、目的地側です。 万葉の森 船岡山。 もう、自分が万葉といったら、女流歌人のスーパーヒロイン、額田王なんです。 今回、湖東方面に来るのでナビの経由地点登録のために道の駅を探してて、見つけたのが竜王かがみの里。額田王は鏡氏の出らしいので、この辺がルーツ?なら自分の知らない彼女のゆかりの地がこの辺にあるかも、と検索して見つけたのがこの公園です。 彼女の歌の中でも傑作。いろんな説がありますが、そのまま受け取ればやっぱり天智天皇、大海人皇子との三角関係はあったんだろうし、壬申の乱の遠因になったひと、というと属性がずるいです。 この歌の場所がこのあたりなんではー、ということらしいです。 だからこのレリーフがあります。そう、これを見に来たのです。 立ってるほうが多分、額田王。 額田王関連の場所はちょくちょく行ってます。もうストーカーでしょうか。その怒りの拒絶からの墓地誘導なんですかね。 東屋にはこんな旗が。 今風にアレンジ。なるほど、こんな感じか。こんな感じならいいな、なるほど。 いろいろあったけど、歴史のワンシーンを垣間見たような。脳内満足です。 そして今日のナビの最終目的地に向けて出発しました。ここも霧。昼近くにはこの付近も黄砂が降りそうなので早めに離脱したいです。 おもむろに高速に。竜王から名神に乗ります。 そしてすぐのPAに到着。 菩提寺PAです。 ここに来たのはお腹が空いたから。9時すぎ。ずーっと昔、VTRのころ、ここで朝食セットを食べておいしかった記憶が。その追憶でやってきました。 その当時は10時半まで朝食セットが食べれる、ということだったので急いでやってきました。食券販売機をみると、お、朝食セット発見。オーダー。500円です。 アルバイトかな、女の子の声がかわいいじゃないの。かわいい声に呼ばれて、出てきた、出てきた・・・。あれ?10年近く前と、 以前はこんな民宿っぽいメニューだったんです。目玉焼きが食べたかったのに、 いきなり つれぇ。TKG、食べれるけど、別に好きじゃない。気持ち悪いじゃないですか。 ツーリング中にお腹くださないといいな、と思いながらシャカシャカ完食。加減わからず入れた醤油が濃すぎ。しょっぱかったです。でも大きな豚汁はよかった。蓄熱できました。 脱脂はしたかったけど、ここでのコーヒーは我慢。先を急ぎます。 栗東で降りてまた下道に。晩秋の木立のなかを行きます。望外の陽光のなか秋を満喫。 帰りはあれです、気温も高いので大丈夫でしょう、鈴鹿スカイラインを久しぶりに抜けます。今日は名四とか単調な道が多かったので、ワインディングで少しタイヤのプロファイルを整えます。 いいぞ、いいぞ、木々に紅葉は残っていて、遅れたけど秋本番。先月、秋葉神社に行ったのが今年の紅葉ツーリングだと思ってたけど、暖冬のおかげで図らずも2回紅葉を楽しめました。 時間帯もあってか、目の前の交通量は皆無。楽しいコーナーが続くけど、ペースはぎりぎりに抑えました。前のクルマに追いついても嫌なので。 速度管理のおかげで、峠を下るまでクルマに追いつきませんでした。完全貸し切り!そして眼下にいつもの四日市エリアの平野。いつみてもいい眺めです。 そのまま道を下って、いつもの道の駅菰野に到着です。 ここでやっと我慢してたホットコーヒーを。 プシッ、ぐびり・・・、ふぅー、うめぇー。真冬のコーヒーもいいけど、暖かい屋外で飲むコーヒーもうまいのです。これ、ほんと12月?いい天気です。 道の駅菰野を11時過ぎに出発。あとは家路を急ぎます。目標は13時前。黄砂に捕まる前に圏外の愛知に戻ります。 今日は天気はいいけど、12月ってこともあってか、交通量は少なめ。快走、快走であっという間に桑名に。このギロチン工場をみると戻ってきた感じがします。 名四も特に渋滞はなくて、するするっと流れてくれました。ただ、菰野からアイドリングが急に下がりました。なんだろう。またいつかメンテです。 280キロくらいで給油警告灯が点灯。給油を済ませて無事帰宅です。 朝食からまた時間が経ったので、軽くお昼。今日は食べて帰る、って言ってたので、自分のお昼は用意されてませんでした。みつけたのがチキンラーメン。 また、生卵。卵食べすぎです。 はー・・・、お腹いっぱい。いやー、朝は寒かったけど、鈴鹿あたりは最高に気持ちよかったです。心配だったトイカメラも没写真はほとんどなくて、十分使えました。まあ、画質は難ありですが。 あと一回、走りおさめにどこかに行こうかな、と計画中。晩秋のTKGツーリング、完了できました。
2023.12.11
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急に寒くなってきてそろそろ早出するのは最後になりそうです。今日はお参りツーリング。清々しい早朝に現地入りしたいので5時に出発したかったんですが、予想通り?バッテリーがあがって始動できませんでした。 一応ひと晩充電したので、セルは弱々しく回りましたが着火まではいかず。 ジャンプスターターのお世話になりました。 10分くらい遅れてスタート。気温は6度くらい。 街は真っ暗です。 新しいグローブは防水透湿フィルムがあるので、装着感はほぼウィンターです。あたりまえだけどまだまだ固いです。指先の冷たさを感じないのでやっぱりウィンター。使えてGWまでっぽい。 今日は東に行くのでまずはR1号で東進。少し朝焼けが始まってきてました。山々のシルエット、スカイラインが・・・、どうも好きじゃないんです。美しいというより怖い気がするのは自分だけ? R1から県道で新城へ移動。R257に入って、道の駅鳳来三河三石を通過。寒いけどまだ尿意なし。先を急ぎます。そこから天竜方面へ向かいます。いつもの道ですが、いつも通過するたびに思い出す遭難ポイントを通過です。レギュレーターが焼けていて走行不能になった、第1回目遭難ポイントです。 今日は東進なので、これが嫌なんです、早朝がゆえの朝日の逆光。まったく先が見えない。いい道なんだけど残念です。 さみしい山間部が終わって街区に入ってきました。天竜です。ここでさすがに尿意が限界。 この先に経由地に登録している道の駅があるのでそこへ急ぎます。その途中に出てくるダムなんですが、この前も走って感じる、湖面の近さ。ちょっと荒れたらあふれそう。どことなくロック・ネスを感じます。 その先のトンネルんの脇に側道が。一瞬看板に見えた「月」とい地名。それを撮るライダー。 あ、いつかテレビでやってた、やってた、ポツンと一軒家系の番組。ツーリング先の宿で見た記憶があります。ここだったか。 月まで3kmの看板も興味深いけど尿意が勝ります。 道の駅相津花桃の里に到着です。早朝なのに並ぶ人多数。ここにあるカフェの開店待ちでしょうか。自分はトイレだけです。 今日試しているスマホバイザー。雨をしのげるかどうかはそのときじゃないとわかりません。今日のところ分かったのはGoProと干渉する、ということ。スマホの取り付け角を変えて対応。今のところ風で動いたりしないけど、マグネットの吸着力が弱いです。要改善。 道の駅をスタート。目的地は天竜スーパー林道の先。そちらへ折れると巨大常夜燈。ずっとこの巨大オブジェが疑問でしたが、看板にちらちら出てくる秋葉神社。その総本山がここと知って来てみました。 天竜スーパー林道に入ります。舗装林道なので楽勝。 初めはこんな感じか。よくある道です。やや落ち葉はありますが車両が走る部分は大丈夫です。 ところが、路面状況が一変!全面落ち葉、落ち枝に。今まで少しの落ち枝だったのでかわしてきましたが、これだけあると不可避です。 枝を踏まないようにだけ注意して進んでいきます。横切るように通過するなら多分OK。進行方向に落ちている枝は、下手すると刺さるかもしれないので、それは回避、回避。 残り5kmくらいが長く感じます。頂上が近づくと落ち枝も減ってきました。多分駐車場に到着です。 8時前に到着。素晴らしい青空に紅葉がきれい。風が強いけど、清々しい空気。お参り日和。 鳥居がデカい! 先客のライダーが帰ろうとしています。125ccの若い女性ライダーでした。こんな落ち枝、落ち葉だらけの道を来たかぁ。トラウマかそういう属性ウェルカムか、ってソロか。尊敬します。 駐車場から本殿までの階段が結構長いです。よく整備されているので歩きやすいですが、思ったより遠いです。 何か見えてきた、と思ったらすげー立派。神門、って書いてました。 神門を通って先に進むと周りが開けて黄金の鳥居が見えてきました。あともうすこし。 本殿到着。まだ早いので参拝者は自分含めて4名ほど。順番待ちをしてゆっくりお参り、お参り。祈禱場がガラス張り。いやぁ、お金かかってる。立派です。 さて、戻るかな、と振り返って なんだぁー、この絶景!すごっ!圧巻。言葉を失うというのはまさにこれ。 しばらく立ちすくむ。これは・・・。もうほんと、小さな悩みなんて消し飛ぶ、消し飛ぶ。 うー、神様が見る光景なのか。鳥居からも遠望が。海のほうはまだガスってるけどほぼパーフェクトな快晴。来てよかった、まさに浄化される気分です。 総本山、ってこともあってか、この山頂にしては立派な建築物がずらり。時間がたてばカフェも開くようです。 いやいや、ほんと驚き。 じゃあ、そろそろ折り返します。昼には家に着かないといけないので。また落ち枝だらけの道を降りていきますが、時間が進んだので下から登ってくるクルマも増えました。 中には観光バスも!バイクはいいけど、クルマは離合がきついです。あぁ、早めに参拝してよかったです。 心は満腹、満腹。でも胃袋はちょっと空腹。どこかでわざとらしい食事がしたいな、ということで南下します。普段高速は使わないけど浜松から東名に。 で、三方原PAに到着です。今年の2月、東に行こうとして雨で断念。帰りにたまたま寄ったら24時間レストランがあることを知って、今日も再訪。 メニューは定番が多数。でも、やっぱりこれにします。朝定食。久しぶりに納豆が食べたいのです。10時のおやつ、ごちそうさまでした。 ご飯も食べたのでまた下道に戻ります。三ケ日で降りて新城方面に向かいます。 うわぁ、久しぶりに走った浜名湖の湖畔。なーんか浜名湖はウキウキしないのです。どこ走っても生活道路、みたいな?なんででしょう。 R1方面にでてR23で帰った方が流れはいいかもだけど、タイヤの真ん中使うのも気が引けるのでR301で多少なりともクネクネいきます。ま、交通量が増えてきてるので気休め。 そこから県道で岡崎に抜けます。やっぱ県道とかのほうが貸し切りで爽快。紅葉も多少楽しめます。だけど11時近くでも作手付近は7℃とかでした。今日は体が硬くてクネクネを楽しめないです。 この県道走行中にスマホがブラックアウト。バッテリー切れです。え、充電ケーブルは差してるのに。道端に停車。通電マークは出てます。しばらく走ると、充電中なのにガンガン減ります。 ありゃ、今度はUSB変換器が死んだか?それかライトニングケーブルのほう?いろいろ壊れるなぁー、と考えながら走っていると、だんだん残量が増えてきました。R1号に入ってから。自分も少し暖かく感じるので、あれか?寒冷状態でバッテリーが働かなかったか? 寒い中スマホ使ってるとバッテリーがすぐ減るんですがそれか?それならまだいいけど。 そんなこんなで岡崎の渋滞の中で給油ランプが点灯。260kmで点いたからアベレージです。給油して帰宅。 ふぅ、寒かったな。鼻水が出るとかじゃなくて、体が硬かったです。 それでも目的のお参りは120点満点。大満足のお参りでした。これ、また家族とドライブで行ってもいいかもです。 今日の散歩でいろいろ気づいたので、それも追々改善要です。そろそろ近所の散歩ツーリングがメインになる時期です。今年の紅葉ツーリングは完了です。
2023.11.19
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朝4時起床。去年のように寒くて眠れなかったようなことはなくて、爆睡、とまではいかないけど、慣れない外泊先で寝た感じ、くらいには休めました。 それでも就寝後1回目が覚めて、それはキャンドルが消えた瞬間だったようです。危ないけど、枕もとでキャンドルを点けっぱなしにしてました。これ、微妙だけど室温キープに役立ちました。それが消えて冷え始めたので目が覚めたのかと。キャンドルを触ったらまだ温かかったので消えてすぐだったようです。体は快適に敏感。 パラフィンを交換して着火。また眠れました。キャンドル、使えます。 ラジオで天気予報を聞きながら棒ラーメンを作ります。通り過ぎた雨をしっかり遠ざけるため、いつもよりは遅めにスタートした方が良さそうです。 コーヒー用の水を補給しに外に出ます。テントのフライシートに触れるとびっしょり。深夜の雨か結露か。こりゃあ天気悪そう、と思って外に出ると目の前はややガスってます。 だけど上空は満点の星空! メガネで矯正しても乱視気味でピントが合わないけど、オリオン座、スバル、おうし座、冬の大三角が見えるなぁ。明けの明星かな、スマホでパチリ。点にしか映らない。残念。 コーヒーでひと息。 洗顔、歯磨きに出るけど真っ暗。もう少し明るくならないと、収納忘れとかしそうなので、まずはテント内でガサゴソ撤収開始。5時半過ぎ。やっと周りが見え始めました。 撤収中気づいたのが補修テープのはがれ。設営時は大丈夫だったのに。雨の湿気とかがよくないのかな。帰ったらまた補修しないと。 ヘルメットとか邪魔になるものをバイクに運んで行ったら、雨と朝露で真っ白でした。 路面が起きたばかりの時はウェットだったけど、うろうろしてる間に少しずつ乾いてきてる。7時まで待てばだいぶ乾きそうだけど、のぞいてきた青空をみて出発することに。 エンジン始動。 キュルキュル・・・。セル、弱ぇ!10℃下回るくらいかもだけど、昨日走ってきたばかりにしては弱すぎ。名もなきメーカーのバッテリーはガッツがない、ダメだな。怖いです。 6時半スタート。 帰り道は、来た時のダートに比べたら天国。そうそう、こんな道だった。ダメもとで撮影を試みたけどやっぱりなんにも映ってないのでした。 帰りは日本海側を通るのでいったん北上。鳥取方面へ。だんだんスクリーンが晴れてきました。朝日を照り返す白い雲がまぶしい。にしても結構入道雲ライク。にわか雨、やっぱり来るかも。 北上すると鳥取砂丘の案内。鳥取砂丘を通過。 そこから行くと、見えた!海。日本海。 いいねぇ、岩礁。やっぱ、日本海はこうじゃないと。荒れた海、岩礁ざっぱーん、松。完全偏見です。 帰りは基本的にナビ任せ。だからあまりマップルとか見てないけど、自動車専用道のような高規格道路がちらほら。豊岡方面へ快速アプローチです。 今日のエンジンフィールは昨日とまた少し違います。アクセルの重さは少し解消されて、巡航特性が向上。アクセルに手を当てているだけで進むというか。ひねれば、グオーっと加速。添加剤、溶けて回ってきたかもです。 なんですけど、尿意。歳だな、頻尿。すぐに下道に下りて道の駅に向かいます。 西に向かって少し走りましたが、向こうは結構な雲量。なんだぁ、西から新しい雨でも来てるのか??やっぱ日本海側は天気不安定かもです。 道の駅あまるべに到着。トイレで素敵な貼り紙発見。おいしそうな軽食を提供していそう。起きて4時間。小腹が空きましたが、提供は9時から。まだ8時。先を急ぐので出発します。 日本海を進みます。これもいかにもー。洞門なのか?洞門なんだろ? クネクネ峠を降りてきたら、山車?なんかのお祭り? お、通りにたくさんの山車。 浴衣客がうろうろ。唐突に昭和にタイムスリップしたような風情のある通り。こんな中をクルマが普通に通行しているのがなんか不思議。お祭りだし交通整理したほうがいいんじゃないか? ここ、夜来たら、雰囲気いいところ。あれだ、 城崎温泉なんだろ? 城崎温泉でした。おいおい、いろんな温泉郷あるけど、マジ素敵。これ、いつか泊まりに行きたい!名前しか知らなかったのでギャップにやられました。 そういえば、その昔、城崎温泉に行った不正支出かなんかで号泣してた政治家さんがいたような。 うん、ここなら行きたいかもな、と思ったのでした。読んだことないけど、小説、城の崎にて、と号泣政治家さんのイメージしかなかったです。反省です。 城崎を過ぎると京丹後市、宮津、なんていう見慣れた名前が出てきて、少し安心します。宮津に出て、つまり天橋立付近の海。 エメラルドグリーンのオーシャン!若狭湾は美しい・・・。これ、ほかの日本海が嫉妬します。偏見です。 帰りはナビをセットしてないので、どのルートを選んでいるか不明。いつもならトイレスポットを組むんですが今日はいつトイレに寄れるかわからないので、急遽出てきた道の駅宮津に入ります。 え、駐輪場めちゃ少ない。あとから大挙してきたマスツーリング組に囲まれて、出れなくなるところでした。 あとは小浜を抜けて、琵琶湖北部とつなぎます。 と、ここで唯一の今日の寄り道箇所が見えてきました。ひさしぶりの再訪。 レトロ自販機の聖地、ドライブイン ダルマです。10時過ぎなのでおやつです。 あいかわらずの店内。よかった、維持してくれてます。 何組かのお客さんがいて、毎回会話からBスポ巡りが好きなひとなんだろうな、とわかるひとがいます。 うどんにします。300円自販機に投入。少し待つと自販機からすっと出てきます。 塩気が絶妙。決して熱々ではないが、なのですぐにずるずるっといけます。天ぷらがうまいわぁ。 相席のテーブルにはコアなBスポ巡りのグループ。他には冷やかしと思われる、新生児を抱っこした若い夫婦が店内をうろうろ。旦那さんはそのまま出て行こうとしてましたが、奥さんが、「ちょっと食べたいかも、食べて行っていい?」 お、奥さんの目が光った、今。へぇ、光るんだ。そう、ひとが食べてるのをみると美味しそうに見えます。 食べ終わったし、若夫婦が座る場所を空けるためにダルマを出ます。7分のピットインでした。 自分のお腹を満たした後はバイクのほうも。今日も300km手前で給油警告灯点灯。調子いいです。 時間は12時前。ドライブインで軽食を食べたのが食欲をずーっと刺激。お腹すいた。気温も上がってきて喉も渇いてきたので出てきた道の駅若狭おばまに寄ります。 今回のツーリングで初めての冷たいコーヒーです。 さて、何か食べれるかな、と道の駅に向かうと、雲が嫌な感じ。黒い雲が奥に。これ、雨が近づいていそう。そういえば風も強くなってきてます。 急いで出発。東に逃げ続けたいけど、ここから南下に移ります。雨、かわせるか? あぁ・・・、空が黒い雲に覆われていくー。ちょうどルートは青空と雨雲の境界っぽい。逃げ切れるか? ぐ、ボツボツっと降ってきた。うー、一気に土砂降りに。いやいや、まだ右は青空。そっちのルートに流れて行ってくれ、頼むー! うそ、ルートは雨雲側に向かうのでした。結構強い雨。 グローブはずぶ濡れ、袖も肌まで濡れてきた。つま先も湿ってる気が。胸元も冷たくなってきた。 マイルール、お尻の割れ目に雨水が伝ってきたら負け。ナビに駅を発見。駐輪場くらいあるだろう。そっちに向かいます。 駅の近くの鉄道高架の下に逃げ込みました。雨宿り。お尻は無事でした。 土砂降りなのに、向こうには青空も。変な天気です。北陸側はところにより雷雨、って言ってたけど、これか? レインでも着るかな、遅いけど。 いや、でも青空も見えてるし。雨雲レーダーで確認。今まさに土砂降り。 30分後、雨はもう通り過ぎるようです。1時間、2時間と進めると、自分が進む方面は雨も止みそう。これならレインはもう必要ないか。走行風で乾かします。 同じ高架下にアメリカンのライダーも。その人もレインを出しましたが、着替えず、そのまま収納してました。 これだ、恵方以外に行くとこういうプチ不運に合います。これ、恵方に行ってたら、境界の青空側を逃げ切って、勝ち逃げになってたんだろうな、と思います。 10分くらい雨宿りしていたらすっかり雨は止みました。 気を取り直して再出発です。心なしかスクリーンがきれいになった気がします。 凍えた、凍えた。出てきたパーキングでヘルメットを被ったまま放尿。 放尿もそうなんですが、さっきの大雨にあったせいか、FI警告灯が点きっぱなし。このパーキングで5回くらい再始動をしてみましたが、FI警告灯は消えませんでした。呪われてます。 国道R8、戦国ロードR365とつないで南下していきます。濡れた服が乾きだしてめちゃくちゃ冷えます。 雨で昼時を逃しました。濡れネズミなのでちゃんとしたレストランとか使うのもハラスメント。行きと同じ、ドライブインやくのみたいな立ち食いファーストフードに寄ります。道の駅南濃です。 ふぅ・・・、疲れた。ここがラスト休憩ポイントになると思います。 3時前なのでお客も少なめ。シンプルなラーメンをいただきます。立ち食い。enough。うめぇ・・・。生き返ります。 道の駅を出てR258を南下中、サイレンの音。ミラーで後方を確認すると消防車が何台か走ってきます。近くで火事かなんか? と思ったら道端にエンジンフードを開けた外車。フェラーリか? ミラーで見ていると消防車はこのクルマのところで停まったようです。ただのオーバーヒートとも違う、やばそうなトラブルだったのかな。 そこから名四に合流して愛知入り。こっちも雨降ったのかな。行楽への出足が鈍ったのか、渋滞が始まる前なのか、特に渋滞もなく名古屋を抜けることができました。 うわ、国家権力が軽微違反を摘発してる、多分。いや、運転してたのが他意のなさそうな女性だったので。 んで、無事到着。荷物積んでワインディングを走ってみたけど、4ポッドキャリパーでも特に問題ないことがわかりました。スコールみたいなのに遭遇しましたが総じて秋の行楽ツーリングになったと思います。 駐輪しようと、ヘルメットを物置に置こうと思ったら、まさかの珍しい昆虫。なんだろう、カミキリムシかぁ? 普段いない場所でめずらしい虫との遭遇、スピリチュアル。さすが禁忌を冒して凶方位、陰陽師の里に行っただけはあります。普段、昆虫なんかいないし、それもこんな立派なやつ。かつレア。 カミキリムシを見る意味はいろいろあるようですが、 穏やかじゃない。一体なにと?転じて新しい出発みたいな意味もあるらしい。 部屋に入ってひと心地。やっぱ部屋でゴロゴロするのは最高。 なんですが、びっくりしたのが手。 濡れたレザーグローブからの色移り。真っ黒です。 グローブ、穴も開いたし、さすがに買い替えです。これか、断絶? 久しぶりの中国地方ツーリングでした。次はどこか紅葉ツーリングにしようかな。さすがに日帰り。週末には洗車。今回は相当洗い甲斐がありそうです。いろいろやることも見つかったツーリング。またひとつずつ解消していきます。
2023.10.19
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名田庄を後に南下。美山エリアは茅葺民家の里。おー、すげー立派。これだけの材料、今でも手に入るのかな。 ちょっと予定より遅れたので、どこかショートカットルートを探そうかな、と思っていたところで綾部手前でまさかの渋滞。工事か、事故とかなのか。 ノロノロと進んではいますが、距離が。3,4km進んだら自然と流れ出しました。どこにも原因らしいものは見当たらず。 綾部を過ぎて福知山方面に到着。時間があれば大江山の酒呑童子の里へ寄りたかったけどパス。ここもどうしても寄れない場所です。 見覚えのある三段池公園の案内。結婚してしばらくしてから復活させたキャンツーの記念すべき初キャンプ場でした。墓地に囲まれていて、いきなり雨の夜だった覚えがあります。 福知山からさみしい国道R9号で西進します。このころになると青空は消えました。 早めのお昼にしようと思ってたんですが、普通のお昼時間になってしまいました。R9号を通ったら使うドライブインに寄ります。 ドライブインやくのに到着。この奥に道の駅もありますが行ったことはありません。いつもドライブインで軽食です。久しぶりに寄ったのでスナックレストラン、潰れてなきゃいいけど。 お、よかった。営業してました。食券でなににしようか・・・、カレーうどんをチョイス。小さなセルフレストランなのでカウンターの奥はすぐ厨房。ふふっ、きれいなお姉さんが調理してくれました。最高のご褒美。 ひと口。うめぇ・・・。トイレが心配だけどスープまでごくり。完食。ごちそうさまでした。 ドライブインやくのを出発。これまでずーっと点いていなかったガソリン警告灯が点灯。今日は燃費いいな。いつもは260kmくらい走ると点灯するんですが、今日は約300kmで点灯です。 ここでいよいよ新しい添加剤、風雷益を試します。15リットル給油するから15cc持参したけど、燃料タンクは18リットルだから18cc持ってくるべきでした。 給油前に添加して撹拌したかったけど、セルフスタンドがなかなか出てこなかったので、後から添加です。 添加後20キロくらい走行したらだんだんフィーリングが変わってきた。 アクセル、重っ。グリップ感を得るためにタイヤの空気圧を思いっきり下げたような感じです。トルクはありそうな。R9方から離れてクネクネ県道で宍粟市方面へ。ブレーキにもすっかり慣れました。4ポッドのほうが扱いやすい気がします。 県道からR29号へ合流。鳥取へ通じるルートです。ここまで来ればキャンプ場も分岐一本。ついたも同然です。 出てきた道の駅若桜に入ります。ここも以前GSXできた時に雨宿りした道の駅です。今日も曇りです。先日、NHKの鶴瓶の家族に乾杯で放送されてました。 その放送をみたから、というわけじゃないですが若桜で休憩を決めてました。バイクいないな。このあと雨になるはずだからみんなそろそろエスケープしてるんでしょう。 ふぅ・・・、ホットコーヒーでブレイク。この近くに入浴施設があるので、本当は寄るつもりでしたが、時間が微妙。ばっちいがまあ、汗もかいてないので、お風呂はパス。雨が降らないうちにテント設営を優先です。 コーヒーを飲みながらうろうろ。お、往年の車両が展示されえているのか。若桜鉄道。え・・・、結構外装がひどいな。 塗膜が剥がれ、錆から赤い血が流れ出てます。朽ちてきてる。 休憩終了。キャンプ場を目指します。本当は鳥取砂丘のキャンプ場を目指す予定でしたが、ネットでみたらリニューアルのために閉鎖中とのことでした。 じゃあ、あそこ。 安徳の里姫路公園。壇ノ浦のあと、実は安徳天皇は落ちのびていたー、という伝承は各地にありますが、この地にも。 広々としたフリーサイト、きれいな設備、ウォシュレット完備。自販機もあって、最近華美になりすぎているキャンプ場が多い中、穴場的キャンプ場では、と思います。令和元年以来の再訪です。 前回は1回でたどり着けませんでした。ナビ任せにしてたら、すごい道に案内されて断念。鳥取砂丘に行く途中、案内板を発見。さっきの酷道とはまったく違う、整備された快走路でたどり着けました。 こんないい道があるなら、ナビも案内を間違えることはないだろう、と残りのルートを確認してなかったのが間違いのもとでした。 見覚えのある案内板を探して進んでいくと、右手の山肌が崩落。すげ、木がない。これは新しい断層か、最近の地滑りかなんかか?(前に来た時、こんな断崖、断層あったっけ?) 進めど進めど見覚えのある案内板が出てこない?交差点にあったので見落とすことはないはずですが・・・。そのうちナビが示す方向に右折。この右折箇所にローソンがあったんですが、ローソン+ポプラ!へー、ポプラってまだ名前、残ってるんだ。 そんな感慨のなか、どんどん奥へ。 んー、なんか違うな。 前は道端に、安徳の里、安徳の里、って案内が出てきたんですが、今日はまったく出てきません。このナビ、また酷道へ案内してるんだな、きっと。参った、だいぶ鳥取砂丘よりに北上してしまって、戻るにもかなり時間がかかります。 さすがに不安になって、停車。ナビでルートを確認すると・・・、 うっ、赤線ルートがこの先に。このナビの赤線はやばい、酷道以上です。というか、本来は道じゃないと思います。 5年前も赤い酷道に導かれて1回引き返しました。同じ道なのか? 当時の画像を引っ張り出すと、こんな道でした。この先が落石で埋まってました。またこの道? 問題の赤線ルートはもう目と鼻の先。現認して同じ道なら引き返そう、そう思って前進。毎回思う、こういう判断が遭難の元。 問題のエリアに到着。あれ?明らかに前回と違う。道は狭いけどバイクなら行けるか・・・。ついつい侵入してしまいました。 すぐに嫌な気配。道端の草木がのびのび。交通量、ないんだろうな。先日行った神坂峠に雰囲気が似てます。 路面が土で覆われ始めました。引き返すか、だけど、そんなスペースもないので、どんどん深みにはまります。 今度は砂利が路面に。ほんと整備されてない気配ですが、まだ表面はあれですが、道路自体はそこまで荒れてないので信じて前進。これ以上、荒れてこないでくれ・・・。祈ります。 おっと、停車。 急に路面が荒れ放題に。割れまくり、穴ぼこだらけ。大丈夫か、これ?穴ぼこがあるとラインを縛られるので自由度が減ってシビアになります。まだ、このくらいなら・・・。 あぁ・・・、もうアスファルトがほとんどない状態に。ひどい凸凹。凹に落ちると車体がぐらっと揺れます。荷物を積んでいるので、リアが凹を通過後の挙動が不安定、読めない。想像以上に大きく振られます。それがハンドルにも出て、ねらったラインから外れて、また凹に。どんどん揺れが大きくなるというか。 くー、尾根筋かな。周りは山だなぁ。こんなところで転倒したらジ・エンド。切り返すにもわだち、足場が悪くてそれも無理そう。もう限界。 詰んだ?詰むのか??早く終わってくれー。 無情にもまだまだクネクネ、つづら折りが続きます。 ま、まあ、これくらいなら遭遇したことがあるコンディションですが・・・、 げっ!初遭遇、砂利、ダートとはー。しかも深いわだち。もうわだちなりにまっすぐ進むしかないです。 その先に砂利、わだち、陥没のコラボ。中央際際にタイヤ一本のルートをトレースしてクリア。もう、ほんとGSXのページに載る画じゃない。オフ車、アドベンチャー乗りからしたら笑われるレベルですが、固い足、ラウンドタイヤ、重い車体、ネガしかないです。 しかしナビの赤線セクションもどんどん消化。お、やっとアスファルト区間に到達です。助かったぁ。 とんだ災難に。これだ、恵方以外に行くと大変な目に遭うようですが、こういうことかな。それなのに陰陽師の里は反作用大なのでした。でも事故らずとりあえずよかったです。 気力もなくなって、トロトロとキャンプ場に向かいます。 おー、見覚えのある光景。キャンプ場に到着。プチ紅葉がきれい。まだ雨も大丈夫そうです。 駐輪。やっと安堵。これ、もっと荷物満載だとやばかったかも。 タイヤも車体も泥まみれ。 気が付いたらグローブに貼った補修シートは剥がれてました。ダメだな、このグローブも。 2度目の安徳の里です。 駐車場目の前の橋を渡って管理棟で受付をします。2千円でした。今日は他にもうひと家族いるとのことでした。 荷物をもって、フリーサイトに。通り過ぎがてら、ファミリーにご挨拶。にぎやかだけど、マナーは良さそうな家族で安心。少し離れてテント設営です。夜から雨かもなので、ほぼ貸し切り。 あの奥の蔵が安徳天皇ゆかりの品々の資料館。前回は中を見学。耳なし芳一の絵とかビビりました。高貴な方の品っぽいのが多数。この地域に不似合いな誰かが隠棲してたのかな、と思います。 今日のお試しはレジャーシート。全然これでいい、暖かい。テント内にぴったりです。 GW時にバーナーで燃やしてしまった穴の補修箇所。これも大丈夫そうです。 テント内でひといき。さて、あの魔の区間はなんだったのか。ナビで見ると、 これ、春の桜花見ツーリングでもあったなぁ。毎度素直にたどり着けないこのキャンプ場。下賤の身なので安徳天皇はお怒りです。 さて、標高をチェック。500m未満。去年のキャンプよりは凍えないかな? あー・・・、疲れたのでひと眠り。持ってきた麻布も毛布代わりになりました。 起きてキャンドル点灯。 7時前だけど、遠くからにぎやかな声。もうひと組の家族が晩御飯を用意してワイワイやってます。いやぁ、前回は耳なし芳一の倉庫があるサイトにひとり。今日は心強いわけです。 自分も用意。といってもご飯のパックを温めるだけ。 今回はお手軽にコーンビーフ。 焼き物を減らした代わりに持ってきたのが卵。100均のエッグケース。よかった、割れてないです。 簡単に目玉焼きを。蓋があったほうが良かったです。次回の改善点として覚えておきます。 汁物の代わりに棒ラーメン。ここのキャンプ場の水はきれい。去年のキャンプ場は砂が残ったので・・・。 お腹も膨れたので食後のコーヒーです。凝りもせず、バーナーでテント内昇温です。 今のところ降雨なし。鳥取は曇りマークだったけど、現時点の雨雲レーダをチェック。ぎりぎり雨雲の外。深夜に少し雨雲がかかりそうな感じですが、もう夕食も終わったのでテントの中にいればOKです。 あとはナビに明日の経路を入力。ラジオからはSKEメンバーの放送。いいねぇ、華やか。 たまに入る全国の天気予報。音声だけだと想像が難しいけど、明け方雨になるのは関東方面。中国地方は概ね好天。ただ、北陸付近はところにより雷雨。 さてさて、今日は丹波エリアを来たので、明日は日本海沿いを若狭方面に抜ける予定ですが、そっちは雷雨かもしれないのか。まあ、基本的に雨は今晩には東に抜けるでしょう。日本海側を通ることに決定。 21時には隣のテントの家族連れの声は聞こえなくなりました。早いな、就寝。GWは隣のテントからの話声で2時には起こされたので大違い。 22時に自分も就寝。0時ころ、パツパツっとテントを叩く雨音。来たか。ひどくなるかな、と聞いているとすぐに雨音は収まりました。大雨だったらやばいな、と心配してたけど浸水もなし。明日は帰宅一本。この辺の日本海側を走ったことがないので、景色が楽しみです。 その3に続く。
2023.10.18
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7月から9月まで続いた暴力的な忙しさもひと段落。そんななか、土曜日貴重なノーレッスンなので久しぶりに土日が使えます。なのでキャンツーを考えていたんですが、土曜日から天気は下り坂。西に行けば夕方から雨、東に行けばキャンプの夜から次の日の午前中は雨。どこで雨をやり過ごすか、というのが悩みどころ。 本当は10月の恵方開運ツーリングにしたかったので、南西に行きたかったんですが、いつも行く熊野方面は降水確率100%。日本全国の天気予報を数日前から眺めていて、傘マークが土日ないのが鳥取方面。そこからの帰りなら、雨は通り過ぎているはずなので、雨上がりを走ることにはなるかもだけど、レインは着なくても済みそう、ということで鳥取を目指すことにしました。 ぎりぎりに決めたのでキャンプ場は決めたけどルートはぼんやり。夕方ほど天気は下り坂なので早めにテントの設営をしたいところだけど、寄りたい施設が9時からなので、逆算して4時半にスタートしました。 セルを回すと、弱々しいなぁ。確かに3週間ぶりではありますが寒くなってきたからか、有名ブランドじゃないからか。 西に向かいます。大きくは関ヶ原方面経由、琵琶湖北部で京都を超えて、丹波エリアを抜けていきます。まずは給油。今日は新しい添加剤を試すので、ここでは何も入れません。いま入っているFUEL1を薄めて使い切ります。 そこから名四へ。ノーマルスクリーンは磨いたけど街灯の散光具合をみると小傷はありそうです。 5時くらいなのに交通量多し。赤色灯が見える、と思ったら朝から事故でした。気を付けます。 名四から堤防沿いで大垣方面へ。ここで朝日が昇ってきました。きれいな朝焼けです。はるか遠くに御嶽山?その右に山頂フラットな恵那山が見えます。 養老経由で関ヶ原に。その堤防下に、先月のお彼岸あたりに来た時も咲いていた彼岸花がまだ咲いていました。てっきりお彼岸の時だけ数日咲く、霊的カレンダー内蔵だと思ってたので意外です。あとで調べると10月上旬まで咲いているようです。 関ヶ原を通過。このあたりが11℃。先月は同じ時間帯で15,6℃あったと思うので季節は進んだようです。 出発してから寒さの中を走ってきたので尿意。いつもの浅井三姉妹の郷によります。 道の駅に到着。名四、弥冨のあたりから感じていたグローブの違和感。 先日グローブに空いた穴を合皮補修シートを使って埋めてみたんですが、あっという間に剥がれてきてました。穴が開くほど擦過するってことだから粘着剤くらいじゃ負けるみたいです。 ここは小谷城のすぐ近く。いやいや、落城の周年とか嬉しくないでしょ。築城何年とかならわかるけど。だいぶ前に途中まで登りましたが、さすが難攻不落と呼ばれた山城、大変でした。 もうひとつの旗が戦国の聖地。戦国の〇〇。戦国ロードと名付けたのは自分が先です。 体も冷えたし、小腹もすきました。なので、これ。食事です。コーンがシャキシャキ、うめぇ。 お腹から蓄熱。エネルギーチャージで気力回復。まだ今日の行程の1/4です。賤ケ岳を超えて、ちょっとだけ脇道にはいります。 早朝のメタセコイア並木。この時間帯は観光客も少なく、交通量も控えめ。マイペース走行で絶景を貸し切りでした。 そこからいったん若狭湾方面へ北上します。ほんとトイレが近いもんです。出てきた熊川宿へ。来る途中、下りフル漕ぎのロードバイク多数。なんか、ここでタイムを読み上げてる女性が。大学か何かのサークルでしょうか。 下り、スピード出てるなぁ。ちょっと思ったのが、あんな細いタイヤからの転倒とかないのかな、と。車道側に倒れてきたら、なんて思うとぞっとするのでした。 停めたバイクに近づいて、面ファスで貼り付けているレインの固定具合を確認。一応落下防止もしてますが、このくらいのツーリング負荷では問題なさそうです、と、目に入ったカウルの曇り? うっ、サイドバックのバックルがカウルに当たっていたのかぁ。それでの擦過傷。自家塗装のダミーカウルではありますが、これ以上傷つくのも嫌。 荷物を降ろして、シートカウルの中から、携行している黒ガムテープを取り出します。 ペタっと貼って養生完了。持ち歩いていてよかった。ハロゲンバルブのロービームが切れた時の、ハイビーム減光用テープでした。 熊川宿を出て、R27号に合流。Yes,we can!の小浜方面へ。 そしてすぐに、名田庄へ南下します。〇〇庄、かっこいいな。 丹波、特に美山エリアは快走ロード多数。どこを走っても楽しいエリアです。 9時半。今日の寄り道スポットに到着。オーブ多数。さっそくスピリチュアル。うそ、ルミックスのレンズの傷です。 いつもこのエリアを通過するとき寄ってみたいと思っていた暦会館です。 校倉造り、ってこんな感じ?古っぽい。しかも変なものが。 らき☆すた?五芒星。 そう、ここ名田庄は安倍晴明を祖とする安倍氏が応仁の乱を避けて移り住んだ土地見たいです。ここでは土御門の姓になったようです。 陰陽師、陰陽道ですが、天文学に通じ、暦を作るのが生業だったようで、その暦の資料、歴史がずらり並んだ資料館。入館料200円です。 渾天儀。中心が地球。天体の動きを模してるんでしょうが、ぱっと見解読できず。少なくても太陽、月の動きはわかるんじゃないかな。 水時計。最下段の水槽にフロートがあって、その上下で時間がわかるというもの。 ぐっと時が流れて大名時計。 香時計や水時計、レート一定のものを使って時を測りたいという叡智というか、情熱を感じます。二十四節気、太陰暦、太陽暦の解説など・・・、難解。読んだ以上のことは不明。館内のスタッフさんは、お分かりにならないことがありましたらお声掛けください、とのことだったけど、多分わからないのでご迷惑をおかけしないように静かに閲覧。 太陰暦のデメリット。だんだん季節が合わなくなってくる。そりゃ日数が足りないので。13か月ある年とか。明治時代に太陽暦に切り替わった当時の庶民の混乱エピソードが、なるほど。 お、安倍晴明肖像画。陰陽道は学問と思うけど、まじないごともあったのでどこかスピリチュアル。いや、式神もいるなぁ。 きれいな青空。庄という言葉がなんとなくイメージできる風景。 さて、もう一か所。自分が見たかったのが、案内板にある、土御門家の天壇?いろいろな儀式をするための神聖な空間です。大地のパワーを得られるパワースポットなんだとか。 歩いていけるか・・・、な。ナビで見ると500mくらい離れてます。ちょっと時間がもったいないので、バイクで移動します。 草に埋もれた案内板。史跡なんだ。 鳥居があります。 この上に天壇。おー、いかにもー、な空間。天壇、祭壇での儀式なんて、赤壁の戦いで風を呼ぶ孔明の儀式しか浮かびませんが、畏まった場所です。 白の鳥居は白虎神。四神それぞれの鳥居。 立ち入り禁止ではないみたいですが、今回は恵方に来ていないので、立ち入りはやめておきます、って十分こんなところに来ているのでシュバルツシルトの半径内です。 まあ、こういうのが積もって午後は狐につままれた感じに?いや、ナビに騙されたんですが。 ちょっと名田庄の散策で時間を使ってしまいました。到着が遅くなるほど、西の天気は下り坂。先を急ぎます。陰陽師の里を出発しました。 その2に続く。
2023.10.16
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全国雨だけどキャンツー決行しました。したんですがー、バイク人生初の嫌な汗をかきました…。今はまだ雨は降ってないけど、深夜が怪しそう。また凍えるかな?紅葉も始まってました。
2023.10.14
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この土日は1泊ツーリングに行こうと思ってたけど日曜の夕方には仕事の連絡が入れば、少し仕事をしなければならなくなったので、1泊は取り止め。 昨日はブレーキキャリパーを換装。今日は午前中だけ、ブレーキのフィーリングになれるために日帰りの散歩に行くことにしました。昨日ひと晩、インシュロックでブレーキに圧をかけていたので、出発前に液漏れなんかの有無を確認。 右キャリパー、OK。 左キャリパー、OKです。タッチも、まあ、異常なさそう。 4時半スタートです。 行先は琵琶湖湖北方面。大垣、長浜辺りに向かいます。第一経由地は道の駅月見の里南濃。揖斐川を遡上。そこまで・・・、名四はちょっと割愛。R1でストップ&ゴーしつつ、パッドに当りを付けていきます。 だんだん4ポッドの感覚にも慣れてきたので名四にシフト。愛西市方面に寄せていきます。 堤防付近で朝日が昇ってきました。最近の日の出時間は6時近く。だんだん早朝出発が辛くなってくる時期です。 経由地にセットしたけど、まだまだ疲労感もないので道の駅南濃をパス。養老エリアを抜けて、戦国ロードR365に合流して関ヶ原に。大河もそろそろ関ヶ原になってくるのかな。 ほんとカレンダーでも内蔵していそうな彼岸花。お彼岸にぴったり合わせてくる。いや、陰なイメージが先行。それもin 関ヶ原。入ってる。 この伊吹山付近が凍える温度。16℃か。冷えます。 米原、長浜、姉川を通過。よし、ここで休憩。いつもの休憩スポット、道の駅浅井三姉妹の郷に到着です。 まだ喉も渇いてないのでトイレ休憩だけ。旗に、「戦国の聖地」とか書いてました。自分もR365を戦国ロードと呼んでますが、ほんと古戦場、城跡やら点在してます。 今日の目的地に向けて道の駅を出発。よく使う道の駅の近くによさげな峠があるのを知って、今日のブレーキ慣熟トライに選びました。ブレーキを換えたら行こうと思っていたスポットです。このペースなら7時過ぎには着けそうです。 山越。早朝。夏の志賀草津高原道路で、完全に霧中になって景色を楽しめなかったんですが、今日は快晴。これはいい景色が楽しめそう、と道を進めていると、前からバイク。 7時にこんなところで、峠方面から降りてくるなんて、このひとは何時に家を出てるんだろう。近所からのライダーかな、いや、この先にキャンプ場があるから、そこから来たライダーに違いない。 ちらっとすれ違いざまにマシンをみると、パッキングなし。そうなると早出ライダーか・・・、と思ったら、まさかの通行止めでした。 あらー、さっきのライダーも引き返してきたのか。 ぐー、ここまで走ってきて収穫ゼロ!ついてないなー。 いや、このあたり、ほかのスポットを考えてきてませんでした。仕方ないので峠はあきらめて普通の3桁国道で帰ります。徳山ダム方面に向かいます。 帰りは基本ナビ任せ。うっ、雰囲気あるトンネルに誘われました。入り口に墓地とお地蔵さん。こわひ。 そのさき、ほんの少しだけクネクネ道。ここでブレーキを試します。こういうルートをよく使うのでテストです。本当は延々続くシーンでテスト、慣熟をしたかったんですが。 お、慣れると4ポッドも悪くない。いや、こっちのほうが総じていいかも。ガツンと来ないので、タイヤをぎゅーっと押し付ける感じがつかみやすいというか。6ポッドは思えば忙しいです。 あと、フロントからの突き上げも格段に減りました。今までがドン、ドン、と来ていたのがポン、ポン、くらい。言い過ぎかもだけど感覚はそんな感じです。 ただ、思ったよりコーナーが深いとブレーキをかけなおすんですが、やっぱりそういうシーンでは効きにくい。しっかりブレーキしないと。 もっと慣らしたかったけど下山。どこぞの盆地。見事な秋晴れです。 ここからはゆっくり帰るだけ。片側交互通行の信号が赤だったので待っていたら、自分の前に進んで止まるバイク。後ろからちんたら走ってるのを見てお気に召さなかったか。 青。すげー飛ばしてく。後追いは気楽。ちょうどいいので、中高速でのブレーキも確認。1本掛けの操作でも悪くないフィーリング。フロントはほんと静かになりました。 久しぶりにアクセルを開けて巡航したけど、毎回思う、FUEL1添加するとエンジン爆裂する印象。ナプロとも違う。GA-01のように燃えにくくなってる感じもないし。メインはPEAだろうけど、ほかの混じり物がいい仕事してるのかな。 出てきた道の駅に到着。 ここまで走ってきたので再度ブレーキ周りをチェック。変な液漏れとかなし。大丈夫そうです。 ここで家までのルートを再設定します。家に着くころには走行300km弱。できれば無給油で帰りたいところ。次は10月中旬にツーリング予定なので、その時給油したい。最近のガソリンが高すぎて入れるのは次のお給料日のあとに・・・。 ここからはエコランします。 いつものマイペース走行に戻ります。さっきのエキゾーストの咆哮に比べると、まるでアイドリングしてるような静けさ。排気デバイスキャンセル、もしかして一番いいチューンだったかも。 帰りは交通量が増える時間帯に市街地に向かっていくので渋滞が気になります。幸い堤防沿いも流れはスムーズです。 お、ここにも彼岸花。 9時。4時間以上走ってお腹が空いたので、早めの昼食というか、2回目の朝食がとれないかな、とレストランのある道の駅クレール平田に到着です。 9時はさすがにレストランはやってないかな、と思ったら8時からやってるとの貼り紙。ナイス。 店内をのぞくと、ありゃ、雰囲気変わってる。なんか、パティシェリー? げ、カフェっぽいやつになったのか、だめだ。おっさんライダー入れねぇ・・・。 メニュー。 PUDDINGTとか書いてる、PUDDING・・・。定食くいてぇんだが。 まあ、流れもいいうちに帰ろう。 堤防沿いに下って、長島、そこから名四に。 これがまだ午前中といっても10時をまわって、さすがに交通量が増えてくるころですが、信号のタイミングもよくて、2回信号に捕まることもなくて名古屋を抜けることができました。すげ、今日1回もラジエターのファン、回らなかった。運がいい。 運はいいけど、でた、いつもの名四のネズミ捕り。合流に隠れてる白バイ。2か所で仕事してました。働きすぎ。 11時前に到着。今日の給油警告灯は280kmで点灯。ガソリン、余裕を残して帰宅です。 装具を外していて気づいたのがグローブのほつれ。 マジ?この夏から使い始めたばかりなのに。縫わないとあっという間に広がってきそう。確かに安いやつではあるけどさすがに早すぎ。 そういえば、3シーズン用のレザーグローブも穴が開いてた。そろそろ寒くなるのでそっちも用意しないと。あんまり時間がないし、お金もない。ふぅ・・・、ため息です。 ブレーキは・・・、今日少し乗り回したので、もう一度エア抜きをしてみるのもいいかも。いや、来年車検だからその時やってもらえば楽かな。 4ポッド化、思ったよりネガはなかったです。もう少し制動力を高めれば安心感アップ。ここでパッド選びのニーズが。これはこれでまた楽しめるネタになりそうです。
2023.09.24
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疲れてるから早寝できるかな、と思ったら隣の部屋のおっさんグループの談話が夜遅くまで。結局0時くらいに寝て、4時に起きてしまうという。 2時間くらいスマホゲームを遊んで、パッキングを済ませて、朝から何回か天気予報をみて2日目のルートを検討。6時のニュースでは昼までは愛知に雨の降る気配なし。 夕方も降水範囲が愛知にかかることはなさそうです。17時までに帰れれば・・・。 見えた、快晴ルート。 今日のエリア天気予報も南信州は快晴。軽井沢方面が終日降ったりやんだり。西よりルートで帰ればレインのお世話にならずに済みそうです。 おなかが空いてたまらないので、館内放送が鳴る前に食堂に。お、食事が用意されてます。これまた1品で1膳はいけそうな食事です。 昨日は遅かった子供連れのファミリーも食堂に。2,3歳くらいの女の子姉妹の朝食をみてのはしゃぎよう。食堂に集まった宿泊客のみんなも頬が緩むいい光景だ。 いい光景なんですが、こういうの、話しかけると事案扱いなんでしょうね。世知辛い時代です。 窓の外は青空に白い雲。今日も天気良さそうです。 7時半から朝食。出発の準備は済ませてあったので8時には出発です。バイクを見ると昨晩の雨か、しっかり濡れてました。 荷物を積んでいると、たばこを吸いに出てきた他の宿泊客の方が話しかけてきました。しばしお話。 まあ、どうしても天気の話になるんですが、この時は天気予報をみて、降雨の心配のないルートを決めていたので、濡れずに帰れる予定でした。その方に、「今日は台風も来るので、急いで帰ります。そうすれば雨に降られず勝ち逃げできるので。」「勝ち逃げか、ええな、それ。あんま急いで事故らんようになぁ。」 見渡す限り、黒い雲はなさそう。いけるはず。 8時過ぎに出発です。快晴。だけど雲が低いな。結構標高がある場所なんでしょうか。 数キロ行ったところに道の駅があったので、まずはそこに寄ります。 なにはともあれ、水分補給。昨晩、あまり水分をとれていないので、のどが渇いて仕方がない。ぐびっと一気飲み。 この道の駅ですごい自販機発見。ふるさと納税自販機とはー。その場で返礼品が出るのか?なんとも手順を簡略化して、ふるさと納税のしきいを下げようとするアイディア? 大都市からの税の流出、止まらないか。 ここでGoProのミラーマウントベースの取り付け角を調整。なんか、GoProが上を向き過ぎにみえるので。スマホのプレビューで確認。良さそうです。やっぱりメットをミラーにかけるのがよくないのかな? ここに来たのは10年前に来た志賀草津高原ルートを再訪するため。あの時から月日は流れ、黎明期ではありますがFI化され高所の燃調もなんのその。走行動画も撮れるし。 クリアな画像を撮るために、ミラーもK2用に交換してやってきました。心配はなぜか気づくと上を向くGoPro。メットのせいじゃないかも。あれか?走行中の振動なのか。 志賀草津高原ルートに侵入開始です。 で、家で動画を取り込んでわかったのが、また上を向いてたぁー。なんでだぁ?再調整後から変な力は加えてないんだけど。 まあ、それは帰宅後わかったこと。走行中はなんか雲に隠れてる高所が早々に晴れ始めてくれるのを祈りながら、速度も落としてアプローチ開始です。 雲が目の前。ほぼ同じ高さを走ってるんでしょう。 まだ標高がそれほどでもない区間は緑と青空のきれいなコントラストを楽しめましたが、 だんだんガスってきた。この前の神坂峠もそうだったけど、早朝の山頂にシーイングを求めるのは期待過剰なのかもです。 ヘルメットのシールドに水滴がびっしり付着し始めました。こりゃあ完全に雲の中。気温も15℃くらい。それなのに水温がガンガンあがります。 だって、20キロ台で走るN〇Xが前に。観光しながらなのか。いや、でも景色真っ白だし。あれか、慣れないマニュアル車だからとか?それか幅広高級車を傷つけたくないから慎重になってるのか? いや、この速度、しんどい。死語スーパーカーなんだろ、頼むわぁ。 お、道を譲ってくれそう。じゃあ、遠慮なくぶち抜く。排気デバイスをキャンセルしたスリップオンマフラーのエキゾーストは下品になりました。 これ、低速の逆煽り運転だったんだろ?追っかけてくんだろ? ・・・。 こねぇのか。後続車も迷惑そう。バイクならすっと追い抜けるけどクルマの上りオートマゼロ加速からの追い抜きは難儀です。 さて、視界はどんどん悪化。 休憩撮影ポイントに選んだ横手山頂ヒュッテに到着です。 バイク駐輪場に停車。バイクゼロとは。斜面なのでギアをいれて停めておきます。 ところが、風が強い。暴風とまではいかないけど、強風。怖い、風が吹くとバイクがぐーっと動くのが見えます。あわわ、転倒したりして。こりゃあ長居はできそうもないです。 視界もゼロだし、急いで写真をパチり。 スマホナビの高度表示は2067mです。看板の標高は2100m。このナビの高度表示は道路標識のそれより2mくらい低い表示が常ですが、30m近くの開きが。まあ、どっちが正しくても、2000m超えの高所です。 マシンを倒さないように慎重に乗車。走ってる方が安心。早々にスタートです。 走ってる方が安全かと思ったら、視界ゼロに近い濃霧。トンネルの中も暗くて、カーブが見通せません。壁に激突しそうに。 今更身構える視界のなさ。これはやばい。前のクルマも見えないし。尾灯も届かないな。かといってそれが見えるくらい近づくのも危ないし。 最近、YouTubeで山岳登山の遭難史をみたばかり。山の天候は怖い、と見ながら思ったけど、こんな視界で行動したらそりゃあ道を間違えると思います。これにもっと風、低温が加わったら・・・。遭難、マジありえると実感です。 そんな自分にはナビがあるので助かります。でもナビの注視もそこそこに。よそ見は危険。まずは路面のトレースが先決。展望台付近では急に人が横断してきたり、怖い。 もう前のクルマについていくことに集中します。お、硫黄の香りが。そういえば以前来た時も匂ってた。白根山の湯釜なんて今日は論外です。 しばらく行くと、いきなり荒涼としたいかにも火山地帯という光景が広がってました。あぁ、GoProは水滴で動画はダメダメでした。 それでもこの光景、すごいな、と思いながら頭にクエスチョン。(いかに10年前に来たとはいえ、こんなインパクトがある光景、見覚えがあるはずだけど・・・。) 1500mくらいに下りてきたら視界は復活しました。そうしたら急に街並みが。あれ、人もたくさんいる。渋滞もしてるし。 看板に出るはずのない東京の文字。ちょっと何言ってるかわからない。 あちゃー、あれだ、道なりに進んで草津に着いちゃったな、こりゃあ。言われてみれば大きな温泉ホテルっぽい建物多数にお土産屋さんみたいなお店が何店も。 遭難に気を付けようと思った矢先、乗り物ではあるけど遭難してたとは。万座ハイウェイに入ろうと思ったんです、予定では。 やばー、雨のリスクの高い東方面に流されたか。確かにぽつぽつ降ってる。急いで元のルートに戻らないと。まずは看板で、長野、上田、小諸、そんなエリアのほうにシフト開始です。 先の雲の色は降ってる色。どこで雨のエリアに飛び込むか。この先の長野方面のほうが天気がいいことは期待できるので、先を急ぎます。 走る予定になかった嬬恋村を爆走。周囲に広がる高原野菜畑の光景も楽しむ余裕ナッシン。 ウェットかぁ。図らずも新しいタイヤのウェット性能も試せることに。ウェットとは思えない、エキゾーストの咆哮です。 と、いよいよ雨に捕まりました。結構降ってきた。 田代湖というあたりが一番本降りでした。グローブが濡れ、インナーのスリーブも濡れました。太ももは大丈夫。シューズもまだOK。ここまではOK。 マイルール。 雨が伝ってお尻の割れ目まで侵入したら負け。さて、そこまでなるか。 急げ、急げ。 上田市の標識を超えたあたりで、一瞬空気が変わるのがわかりました。今までの冷たかった空気から、生暖かい湿った空気に。向こうの空は少し青空が見えます。 やった、やっぱりこっちは天気いいだな。上田市辺りは白い雲がダイナミックに流れ天気が急激に回復してそうです。 帰りはR153でまっすぐ南下しようと思ってるので、だんだん諏訪方面に寄せていきます。その途中でよく見かけた看板。 サンリン。あぶねー、サ〇リンにしか読めない。今の若い人、この手の事件史、もう知らないんだろうな。あの当時、松本ナンバーを検問で止めるとかやってた。思えばなんかすげぇ時代です。 時間は正午過ぎ。しまった、ミスルートで予定より1時間ほど遅れてます。経由地に登録していた道の駅、カリメロ、じゃなくてマルメロに寄ります。 ふぅ・・・。のど乾いた。 自販機、自販機・・・。 ねぇ!自販機ねぇ! そういえば数年前、ここの近くにツーリングで泊まったことがあって、この道の駅を使ったことがあったけど、なんか時間つぶせない印象が残ってました。自販機がないだとぉー。 食事処とコンビニはあります。もう、こんな濡れネズミが寄るところじゃないです。 時間をロスしているので長居は無用。水分補給したかったけど、まさかの放尿マイナスでこの駅を出発しました。 と、ここで一旦停止。 道の駅でやろうと思っていた作業。急いで進もうと思ったので忘れてた。 これをもってきてました。チェーンルブ。 雨の中をしっかり走ったので、潤滑用というより錆止めに吹き付けておきます。 水分補給できなかったのに、炎天下での注油作業。噴き出す汗。ほんと持ち出しが多くて困る。 でも滑らかになったチェーン。 もう一度再スタート。次の目的地はR153の伊那方面。ほんとこのナビは県道をよく使ってくれます。おかげで心配してた諏訪の渋滞もパス。 県道14号、19号で伊那、駒ケ根付近まで順調にやってきました。 ここで給油しておきます。最後の給油です。 ここからは単調にR153を南下して愛知まで。 で、毎度の食事地点、道の駅田切の里に到着です。13時すぎによる予定が1時間は遅れてます。 昨日、今日はライダーをあまり見てません。台風を避けてツーリングしていないのか、自分の休みが遅いのか、行った方面が人気がなかったのか。 レストランに行くと、ラストオーダー14:30。スマホの時刻14:30。 急いで食券機で発券。券を手渡したら自分が最後になりました。 あぶねぇ。この先まだ長いのに、空腹とかろくなことない。注文を待ってる間、雨雲レーダーで帰宅する時間帯の降雨予想をみると、R153号もところどころ雨が降っているよう。 今から数時間後の話。自分が通過した後に降り始めるか、止んだ後に突入できれば問題はないけど、台風の影響が出始める時間帯だし山間だし、にわか雨もあるかも。 だいたいの天気をインプット。 お、運ばれてきました。ウーロン茶もつけてまたざるそばにしました。 手延べそばだとか。色白。 ・・・。悪くはないけど、そば感、薄っ!上品すぎ。川中島で食べたそばのほうが好み。 おひとり様なので、談笑とか一切なし。失礼に当たるんじゃないかと思うほど早食い。ごちそうさまでした。 水分補給はウーロン茶でOK。でも毎度気になる自販機のラッピングテクスチャーに変化がないか確認。 よかった、安定のJPG拡大テクスチャー。これからも寄るたびにウォッチしていきます。 道の駅を出発。この青空はどこまで続くのか。ここから先は休憩の予定なし。一気にR153を南下します。 逸る気持ちに交通事故現場目撃。 事故は嫌だな。安全運転、安全運転。 飯田でいつも通り流れが悪くなり、その先はだんだん青空が減ってガスがかかったような空模様に。おかげで気温は25,6℃。体力的にこの気温は助かります。 愛知に入ると路面がウェットに変わりました。多分、雨が上がったあと。 道の駅どんぐりの里を通過。ここはライダーであふれている道の駅だけど、うーん・・・、1台しかいない。ほんと今年の夏はバイクを見てないです。 足助のあたりでスクリーンに雨がぽつぽつ。空は明るいけど来てるのかな、雨雲。 ここまでくれば家に戻ってしまっても変わりないけど、道端の自販機に緊急停止。見つけたダイドー自販機。今年あれを飲んでない、梅よろし。ここにあるのか・・・、 ない。やっぱりない。物価高の影響とかなのか? ネクターにして水分、エネルギーをチャージして気力をリセットです。 家に着いたら、シャワーを浴びる前に台風の準備をします。バイクカバーも結んで、自転車にもカバーをかけて紐で結んで。もうそれを考えただけで脱水症状になりそう。なので、心が折れないようにエナジー補給。 残りちょっとのライディング。きれいな夕日。自分の家のほうは明るい空。ちらっと北のほうをみると、雨のカーテンが目視できます。あの雨のカーテンが流れてこないうちに台風準備をしないと。家までラストスパート。 ふぅ・・・、なんとか雨に降られず無事帰宅できました。 いやー、草津に流されたのは失敗でした。嬬恋から上田まで走ったウェットの痕跡がこの砂。 あのリアの変なカーボンパーツを外したせいで砂の飛散は盛大になりました。休み中に洗車したいところです。 安物の非メッキノーマルチェーンは錆びた? よかった、錆は浮いてませんでした。これも洗車時にメンテします。 ここで家に入ってそのまま休みたいけど、台風の準備まで済ませてやっと今年の夏のツーリング、クローズです。 志賀草津高原ルートは残念ながら悪天候で何も見えず。また天気のいい時期にアタックするのもネタ切れにならず良さそうです。いろいろマシンで確認したいことも見えたので、これも確認していきたいと思います。 台風7号発生からずーっと気をもんだツーリングでしたが、ちゃんと行けたのでおなか一杯にできました。次は・・・、秋にキャンツー行けたらいいな、と思います。
2023.08.16
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今年のツーリングの行先は、数年来行こうと思っていたエリアです。10年前にVTRで行ってますが、まー、ツインでは疲労困憊。ちょっと躊躇する乗り心地です。 マルチに乗り換え、軽量滑らかな乗り心地は最上のツアラーです。これまでの実績で下道で十分行けます。駆動系も刷新。今が一番ネガなないので10年ぶりに楽しみにしていたエリアに。 台風も微妙に足踏み状態。予約した宿をキャンセルしなくて正解でした。 宿に入る前に散策したいエリアが何個かあるので、早めの4:40分スタートです。 行先は長野。なので北上します。途中木曽まではR19号で行きます。先日の神坂峠ツーリングで試した瀬戸から恵那まで抜けるルートが豊田市街を抜けないのでストレスがありません。 瀬戸R363から県道69号、66号とつないでR19に迫ります。県道は適度にクネクネ。多分?国道みたいに直線化整備されないのか、ストレートも長くないので単調にならず◎です。 いつもなら道の駅らっせいみさとに寄るんですが、尿意、疲労もまだ大丈夫。今日はR19もそこそこ走るので道の駅はたくさん出てきます。休みたくなったところで休憩。R19を進めていきます。 先日、神坂峠に行くときは右折した交差点。今日はR19をトレース。これより木曽路の文字。たまに走りたくなる木曽路。 左手に木曽川。左右前方に山塊。いやぁー、木曽路です。まだ日が昇りきらないので道路は陰って陰鬱な雰囲気。どこか薄暗い木曽路のイメージです。 木曽路を走っていくとたくさん出てくる看板。日本酒は嫌いなのであれですが、こういうのを飲むと故郷を思い出したりするんでしょうか。飲む、涙。濃いです。 道の駅賤母も通過。大きなところは早朝でもそれなりの賑わい。まだ7時。早朝感を味わいたいので、もうひとつ先の道の駅大桑で休憩にしました。 出発前に取り換えたミラーも問題なしです。 今年は暑すぎ。40℃とか珍しくなくなってるので、水分補給をしていきます、が。毎回思う、最近の缶ジュース高けぇ!ミニしか飲めないという。嫁さんが水筒を持って行ったら、と言ってたけど最近はそれがクレバーかも。自転車のひとたちは携行してるし。 飲みながら、今日走っていて気になったこと。それは手のしびれ。めちゃくちゃしびれる。この前神坂峠に来たときは気になりませんでした。その時からの変化点は・・・、まさかミラー?軽くなって、固有振動数とか変わったとか?それか排気デバイスキャンセラーのおかげで巡航の回転数があがりました。それで振動でも増えたのか。グローブも先日と同じだし、謎です。バーエンド、もっと重いやつとかあるのかな? ここでGoProのマウント位置を変えます。明日の撮影に先駆けて、どんな風にシーンが撮影できるかトライ。いったん宿で撮影結果を確認してみます。 で、走りだしてすぐに感じたこのマウント位置の嫌なとこ。遠くなって撮影ボタンを押しにくくなったのは確かにあるけど、アクセルを操作していない左手でボタンを押そうと思ったら、右じゃなくて左ミラーに設置した方が操作は楽かも。左側から撮影すると撮影範囲になにか影響が出るかはわからないけど、左ミラーが問題少ないかな。右ミラーだとメットを掛けるとマウントに当たります。もしかするとマウントベースも動いちゃってるかも。左への移植、要検討です。 そんなこんなで取り込むまでどんな風に撮れているかは不明。今、ブログを書くために取り込んでみましたがスクリーン越しじゃないので画質はシャープに感じます。ただ、振動はやはり気になります。 この前白馬へツーリングしたときは開田高原を抜けて野麦峠経由、松本入りをしましたが、今日は初めてのルートを試します。 それが県道26号。R361が圧倒的にメジャー。でも行楽者のクルマが多いのも難点。その点県道はそこまで交通量はありません。ぱっと見、良好なルートそうです。 いやいや、全然楽しい。この開放感はR361に負けてない? コーナーで空に飛び出すような感じも味わえます。前半は特に良好な区間でした。後半はややガレ気味。それでも酷道というわけじゃないので、今後松本へ抜ける際の選択肢に入れたいと思います。R19で塩尻にあがっても楽しくないんだよなぁ。 結果、ミラーに付けてちゃんと撮影できてたけど、ボタン操作に辟易。信号待ちでいつものマウント位置に戻しました。 松本に入って、驚きのものを発見。ガソリン高けぇ!ハイオク200円オーバー、初めて見た。あれかな、内陸まで陸送する輸送費とか反映されてるのかな。 うー、どこかで給油しないといけませんが、行きも帰りも信州エリアで給油になります。排気デバイスキャンセラー、燃費に凶とでるか、凶と出るか・・・。 気を取り直して松本の北部、安曇野を快走。広がる水田。彼方に山脈。自分の田舎に似ている雰囲気です。 単調な主要国道を走らなくて済むように、ナビの経由地に入れていた道の駅ほりがねの里。行き過ぎようかと思ったけど、2時間くらい走って、のどが渇いて我慢できず。寄ってみたら、 隣がひまわり畑でした。信州でひまわりを見れるとは思わなかったので不意打ち。いやー、いい光景に出会えました。 ひまわりはすき好んで太陽を見上げますが、人間様はまじ熱中症のおそれ。ここでも水分補給。 毎年楽しみにしてるダイドーの梅よろし。今年見かけてないです。 休憩室で少しルートを確認。そろそろ給油警告灯が点いてもおかしくない頃。 今は安曇野。行先は長野方面。もうひとつ東です。まずは千曲に出ないといけませんが、峠を越します。ガソリンを今いれるにしては少し早いし、かといって山越え区間も結構な距離。 ・・・。 千曲、長野で給油することに決定。最悪いま警告灯が点いてもなんとかたどり着けるはず。 道の駅をスタート。 近隣の商店街ではお盆祭りの準備でしょうか、提灯が。夜だと雰囲気良さそうです。 安曇野経由で塩尻、松本をパス。R19号に合流して、 R403に出て、千曲を目指します。ここで給油ランプ点灯。ここからなら峠はありますが、千曲までなら大丈夫。 聖高原、千曲高原を抜けて下りになります。おー、眼下に千曲の街並み。盆地にびっしり。 交差点まで下りてきて、今日の目的地、松代に到着したようです。しらなかった、松代は真田の城下町だったのか。てっきり上田だと思ってました。 目的地に向かう途中の交差点に、松代といえばの、松代大本営跡。象山地下壕。もちろん、ここも見たいけど、今日の第一目的地はもう少し先です。 ナビに従って、出発前にストリートビューを使って調べまくった、手ごろな撮影スポットに到着です。 山です。 皆神山です。 なんではるばるここまで来たかというと、 ということらしいです。この皆神山が、なんと日本最古どころか世界最古、世界のピラミッド信仰のオリジンだから?いや、今回あんまりリサーチしてないです。たしかそんなことを言ってたと思います。 でもツーリングマップルにもコメントがあるので、少なくてもピラミッド説はあるんでしょう。 この山、50年以上前の松代群発地震の際、発光現象が目撃されてます。出典:気象庁ホームページhttps://www.data.jma.go.jp/eqev/data/matsushiro/mat50/disaster/luminous.html 特にオカルト現象とかではなくて、圧電効果によるプラズマ現象と最近の学説ではなってるようです。地脈とかかなり条件が整わないと起こりえない現象みたいですが、地震の前兆として正式に認知されてるものらしいです。 ただ、昔のひとたちからしたまさに神の威光、信仰の対象になっていったのは自然だと思います。 ガソリンがやべぇですが、皆神山、神社に向かいます。 入り口の案内板にもしっかりピラミッドとあります。調べると神社にはそれはそれは興味深いものがありそうでしたが、今日はここまで。 えっ、登らないの、って感じですが、今回のツーリング。実は8月の恵方じゃないので、ガチガチのパワースポットは避けます。いや、もうシュバルツシルト半径に入ってるようなもんですが、あえて尻尾は踏みますまい。 いつも正月にオカルト見立てをもらいますが、パワースポット、行けばいい、っちゅうもんではなく、時宜を得ないと逆効果。それでも8月にツーリング、旅行に行きたかったのでここ数か月、行く先々の神様にねんごろにブーメランが返ってこないようにお願いしてました。これ、ダメージコントロールに効果的とのこと。 また行くべき時がきたら、世界最古のピラミッド。登ります。ここ、UFOの目撃情報も多数。夢があります。 皆神山を後にして、次は象山地下壕に向かいます。 ・・・。 不安。至るところに駐車禁止のコーンとかが置かれています。かといって駐車場の案内もなくて。それっぽいスペースにはクルマだけ。バイク、ないぞ。バイク不遇スポットの匂い。 行き止まり、大本営跡受付まで来ちゃいました。わずかな駐車スペースしかなくて、クルマで埋まってる。停める余地はなさそう。 あれか、松代城近くの駐車場に停めて歩いてくるのが正解なのか?確かにたくさんのひとが歩いてます。この暑い中、出直すのも。てか、髪の毛汗でべたべた。これはハラスメント。今日はやめときます。 このあたりをうろうろしたせいでガソリンも心細くなりました。久しぶりに走行300キロオーバーで給油しました。そういうシーンに限ってガソリンバカ高。燃費、リッター20に届かず。 長野ICそばのGSからすぐの場所が今日の本命スポットです。 八幡原。 はちまんぱら。やべぇ。奮い立つ地名。 メインじゃない、裏駐車場っぽいところに駐輪です。 やってきたのは博物館。 広大な敷地ですが、庭になにやら武田四菱。軍議でも開いてそうな状況。 そう、ここは第4次川中島古戦場です。武田・上杉激突の八幡原。ここにあの有名な銅像があります。 そうそう、これを見に来た。史実ではないですが、伝説の信玄、謙信一騎打ち像。 剣を振るう馬上の謙信。 軍配で受ける信玄。3太刀受けた、なんていうけど、指、飛びそうです。 思えばこんな拮抗した隣国同士の、しかも同時期のライバル、ってそういないんじゃないかな。だからこその一騎打ちの伝説まで生まれたんでしょう。 最近、解説系のYouTubeチャンネルがあふれ、いろんな定説が覆されてきてます。川中島の戦いも5回もあったのかどうか、とか。姉川の戦い、長篠の戦いもそこまで致命傷じゃなかった、などなど。 史実は確かに大事だけど、やっぱり語り継がれてるエピソードは、当時のひとびと受けするように脚色された、見たい、聞きたいストーリーなんだと思います。判官贔屓でもいいじゃない、心打たれるんだから。 戦わずして勝つを是とした軍略家信玄をもってして、上杉を滅するため戦術的大勝利を戦略目標に置いた第4次川中島。キツツキ戦法で上杉勢を挟み撃ちにしようとした武田。 ところが朝、霧が晴れるとそこにはすでに山を下りた上杉の大軍勢が展開していたー。 それがこの八幡原だったかぁ。 挟み撃ちしようと別動隊を割いたので武田側が寡兵。上杉の車懸の攻撃。武田が鶴翼の陣で対応。前半は上杉の勝利、後半は駆け付けた別動隊の加勢で武田が優勢に。 そんな舞台なので、敷地内には首塚も・・・。 念願の川中島はここだったか。地味に遠いのです。それにしても暑い。 敷地内には食事処がありました。名前が龍虎。いいねぇ・・・。ちょうど正午。だけどテーブルは空き空き。ひとりで座っても問題なさそう。 暑いのでざるそばとアイスコーヒーのセットで。さすが信州、そばうめぇ!そばはいろんなテイストがあって、好き嫌いでるけど、今日のそばは好みのそばでした。 食べ終わって12時半すぎ。 ここに来たのはもうひとつねらいがあって、それはプラネタリウム。13時、14時から上映。 最近、必ず、じゃないけど機会があればツーリングに組み込んでるプラネタリウム。前半のツーリングの疲れをリクライニングシートと最上の天体プログラムでヒーリング。しかも涼しい。 上映プログラムはなんでもOKです。 エントランスに入って発券機でチケット購入。大人250円。それをここの館内の職員さんかな?おねえさんに渡して入場。 ここのプログラムでよかったのが、あれなんですね、ナレーションがこの職員おねえさんの肉声生語りというのが、感じるというか、ポイント高し。この中のプログラム内で知ったリゾートアイランド?ジープ島。South-ing Jeep island [ 吉田宏司 ]価格:2,750円(税込、送料無料) (2023/8/15時点)楽天で購入 怖い、海抜ゼロ。海とか荒れないのかな。ぼっちで泊まるの心細すぎ。そう思っちゃうのは夢がない中年だからです。 ふぅ・・・。40分のクールダウン。すっきりしました。 ダメ押しでもう1杯。せっかくダイドー自販機をみつけたのに梅よろしは売ってませんでした。 松代大本営跡を見学できなかったので時間に余裕があります。せっかく博物館に来てるので300円で見学。常設展と特別展。特別展は川中島の戦い。 この館内、撮影OKともNGともなかったので、撮影はしませんでしたが、知らないことたくさん。長野って、その昔海だったとは。山深い印象でその発想はなかったです。あと、なかなかの火山帯、地震多発地帯。言われてみれば浅間山、草津も近いし。 当時の甲冑類、裃なんかも展示されてましたが、ひとこと小さい。昔の日本人はやっぱり小柄だったんだな。 しっかり見学。体力を回復できました。 あとは宿に向かいます。ま、その前に野尻湖によってナウマン象資料館をのぞく予定。 で、川中島を出発して想定外の長野市内の渋滞に遭遇。交通量、というよりことごとく信号に捕まります。 もう水温も106℃キープ。こりゃあたまらない。宿手前の最後のコンビニにエスケープです。 今日泊まる宿のお客様の声で、近くにコンビニとかないので買いこんでおいたほうがいいですよ、というコメント。確かに。 ということで夜食とペットボトルのお茶を購入しました。(思えばもっとお茶を買っておけばよかったことが判明します。) コンビニを出て野尻湖に向かいます。さすがに郊外になって快走、快走。気持ちよく流していると、 左前方に突如雲の中から大きな山。近づくほどにデカさが、威容、異様。こわひ・・・。連峰っぽくない、独立峰なのか。雲海からして相当高い山なんだろうな。ラスボス登場。全弾発射必至。 あとで調べよ。何山なんだろう。 10年前もそうだったけど、野尻湖に近づくにつれ強風が。台風の影響なのか、夕方特有の海風山風なのか、あのでっかい山から吹きおろす風なのか。 野尻湖に到着。 くー、長野市内の渋滞で時間ロス。ナウマン象は今回パスです。 宿に向かうためにまたひと山超えます。 ・・・。 まあ、いいんだけどミニバンとかのクネクネ上りの後ろに着くのは自分もマシンもげんなり。信号もないから巡航できてるのに、水温がじりじり上がるという。 ミニバンたちが宿泊エリアに入って行ってくれたので、残りのわずかな区間を刹那的に楽しみます。水平線を右に左に倒してジェットコースター。 そんな峠も終わってまた盆地に下りてきました。もう夕方。どこか斜陽です。 あとはナビに従って本日の宿泊先に到着しました。 今日の宿泊客のなかでは1番乗り。おかみさんの勧めでお風呂にザボン。くー、生き返ります。 ・・・。 で、気づいた。ここのお宿には飲み物の自販機、部屋の冷蔵庫、お茶、お冷のポットなんかがないということに。そうと知っていればもっと飲み物を買い込んでおくんでした。洗面所の水を飲めばいいんだろうけど。 幸い夕食は早めの18時から。麦茶をたくさん飲んでやっとひと息。さて、お楽しみの夕食。いや、これはうまかった。魚介、焼き魚、豚カツ、それぞれでご飯おかわり何膳もいける。いやー、食べた食べた。 ビールも頼めるけど我慢。飲み水がないと脱水症状になりそうなので。 すげ、外はきれいな夕焼け。こんな早い時間にご飯をいただくなんて贅沢。マジ贅沢です。 部屋の戻って明日のルートを検討。今のところ2種類。天気予報次第で変更します。 そういえば来るとき見えた山はなんだったのか。なんとなくマップルで検討。走ってた道に一番近くて、その方位に存在する山は・・・、黒姫山? ネットで山容を確認すると、似てる。多分これ。火山のようです。2千メートルオーバー。 これを調べていたら、外から雨音。雨雲レーダーで調べたら、確かに降ってる。 明日はより台風の影響が出ると思います。早く帰宅するのが一番大事。散策するようなスポットは明日はないので、ひたすら走って台風前に帰宅予定。今日のところは夏を満喫できました。2日目に続く。
2023.08.15
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接近中の台風7号の間隙をついた13、14日ツーリングから帰ってきました。発生当初より足が遅くて、宿を予約していた13日はほぼ影響なし。 夏らしいツーリングとなりました。 2日目は・・・、台風の影響というより、単純に高所、ということもあって、本命スポットがまさかの視界ゼロツーリングとなってしまいました。 ナビでルートが出ているにても、よそ見なんかしてる余裕なし。目をこらして前の道路の行先を見定めるのに精いっぱい。前のクルマのテールランプを追っていたら、まさかの遭難?いや、遭難は大袈裟ですが、ルート逸脱。今日、雨の予報エリアに漂着してしまいました。 雨を完全にさける2日目のルートを考えたのに、このミスルートで結構濡れました。でも面倒だからレインは着ず。袖とグローブはびっしょり濡れたけど、腿とパンツは濡れなかったので、ひとまず勝ちとします。 適度に濡れてくれたアイテムのおかげで、気化熱で冷える冷える。台風で曇天ということもあって、体力的にはかなり余裕をもって帰宅です。 今回のツーリング中にいろいろ改善したいところも新たに見えてきました。また暇つぶしネタをゲットです。ふぅ・・・。画像、動画の編集に時間がかかるので、家族旅行に出かける前にツーレポアップしようかな、と思います。
2023.08.14
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今日はノーレッスンデー。毎年この時期、1回あります。もう少し早ければ1泊ツーリングにするんですが、もう7月末。お盆休みには1泊ツーリング予定があるので日帰りの散歩にしました。 行き場所は峠。なんとなくいろんな属性の人たちが集まるスポットと思える場所なので、早めに到着したいです。 なので4時にスタート。 もう4時でも暗くなってきてます。暗いおかげで交換したヘッドライトバルブの色味もチェックできました。確かに少し白っぽくなった気がします。中のリフレクターの模様が視認できてしまうのが、仄暗くなった証? 暖機中、排ガスが目にしみます。排気デバイスがなくなって、バルブが全開になってるせいでしょう。 行先はこっちに引っ越してきてからずーっと行ってみたかった、神坂峠です。 万葉集にも登場する古い峠。旧中山道?の東山道の難所のようです。 スタート。ヘッドライト、特に明るくもなく。街灯が点在する街中ではあまりチェックできないレベル。ただ、FI警告灯が点いている! この前キャンセラーを取り付けた後のエンジン始動チェックでは点灯しなかったのにー。再発。それか、もうキャンセラーが壊れたとか? 前のアクチュエーターの時はエンジンを1回切って再始動すると消えてくれました。今回もそれで消えてくれるのかな? 満タンではなかったので、出てきたGSで給油がてらエンジンを切ってみることにしました。 給油後にエンジンを始動するとFI警告灯は消えてくれました。 良かったけど、解せぬ。メカならゼロ点だしに失敗、エラーというのはわかりますが・・・。 気を取り直して恵那方面にアプローチします。今回は瀬戸まで上がって東進します。天気は・・・、曇天。ただでさえ早朝の峠は雲がかかっていそうなのに、日差しがなかったら雲の霧散にも時間がかかりそう。早出のネガな部分ではあります。 瀬戸からR363で東進開始。そのあと県道66で道の駅らっせぃみさとに抜けます。最近新しい県道を探してますが、今日試した県道は当たり。快走ルートです。 加速は以前より音量増。いつもの感じでアクセルを開けるとリアが落ち着かない感じです。これは慣れが必要です。 県道66号に移ったら路面がウェット。雨があがった後?これも早出の山間部のネガ。気温22度。空気は湿気を含んでひんやり。走行風で体が冷えます。凍えそう。今の時期、ちょっと何を言ってるかわからない。 トイレ休憩で道の駅によります。路面のウェットは解消されたけど、今度はスクリーンに水滴が。雨か霧か。目の前の恵那方面の山はガスの中。雨、ウェットじゃないことを祈ります。 6時前にR19号手前。7時前には峠に着きたいので、トイレだけ済ませて早々に退散です。 そこからR19号へ。早朝だけの特典?赤信号だけど直進と左折は進行OKの矢印表示。流れは順調だったけど、さらに先に見えてきた山はやっぱり雲の中でした。 R19号から馬籠方面の県7号へ折れて、神坂峠入り口の目印、クアリゾート湯舟沢をパスします。 ・・・。 前のクルマもクアリゾートをパス。このクルマも神坂峠に向かうのか??この先、特に目的地もないだろうし。 クアリゾートを過ぎてしばらく進むと、神坂峠なんかの看板が。右に折れます。この手前で先のクルマは道を譲ってくれました。ということは、あのクルマも峠方面に来るのかー・・・。ミラーで確認するとやっぱり曲がってきた。 峠ルートに入ってすぐの部分は路面コンディションも悪くないけど、だんだん雰囲気を出してきた。酷道としては走りやすいほうだけど、クルマだと嫌だろうな。そんなクルマの後ろに着くとお互い災難。 場所によってはヘアピンで高度を上げていきます。 路面はちょいウェット。アクセルを開けると、おぉ、リアが流れる。排気デバイスがなくなった酷道シーンでのネガです。 薄暗い区間もあれば、ぱっと開けたり。 それでも基本的には狭い。交通量が少ないためか、葉っぱが道路にはみ出してる量が多い道です。クマザサが多いな。長野県道8号、大平街道にどことなく似てる植生。 峠に近づくにつれて、ガスってきました。雲の中に突中です。 ナビが示す峠まであと少し。 あー、手前の駐車場はすでにクルマで埋まってます。富士見台へのハイカーか恵那山の登山者とか?山に登る人も出立は早いだろうと、早出してきたけど遅かったか。 峠に到着。 見事にガス。なんにも見えない。 停めるところもないな。路肩で様子見。 ダメだ、真っ白。 こんなところに恵那山登山道入り口が。 山歩きなんかはしないので、富士見台に行くとか、そういうのはいいんですが、神坂峠遺跡には寄ってみたい。もうひとつ奥の駐車場をのぞくと、クルマがずらり。みんな早いなぁ。 奥の山小屋まで行ったら駐車場はあるかもだけど、500mくらい先。そこから戻るのも微妙。 よし、目的の峠には到達できたし下山します。 登ってきてみて、確かに歩きだとしんどい山越え。最大の難所だった、といわれるだけはあります。 7時前に下り始めたけど、タッチの差。結構クルマとすれ違います。今は登ってくるクルマが多いだろうけど、昼近くになるとすれ違いが発生してくると思います。クルマだと嫌な道です。 10台くらいとすれ違ってやっと下山。 あとは気温が高くなる前に帰宅します。 帰りは基本県道をつないで帰ります。3桁国道ももうクルマであふれてるので。その途中、初めての道の駅に寄ってみます。 道の駅土岐美濃焼街道。このUFOみたいな建物、ロックガーデンひちそう臭い。 今日1本目の缶コーヒー。うまい。消費税もあがって、物価高もあって、どんどん小さくなる飲料類。130円でがぶ飲みできた時代が懐かしい。 さて、最後のトイレと水分補給完了。 さすがに全行程抜け道県道、とはいかないので豊田市内で信号に捕まり、ファンが盛大に回ります。本日の最高水温は108℃をマーク。 9時を過ぎてくると青空に白い雲。こういうシーンで黙々と走りたいけどそれは夏休みに。 10時前に到着。近場の恵那山でもなんだかんだで往復で6時間弱はかかるんだな。 今日はノーレッスンデーなのでシャワーを浴びて気兼ねなく昼まで朝寝。 FI警告灯は、メカから電子デバイスに置き換えても、やっぱり初回始動時にエラー。その原因は不明ですが、まあ、メカじゃないので突然死はあるにしても、悪化はないと思います。 もう1点、やっぱり気になるところも再確認できたというか。 ほんと、些細な点だけどロングに出るなら調整しておきたい部分です。しかし、この炎天下でやる作業ではない・・・。不要不急だし、10月くらいにやるかな。 排気デバイスキャンセルしてそこそこ走ってみたけど特に問題なさそう。あとはお盆休みの本番まで軽くマシン整備して待機です。
2023.07.29
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今日は昼前に嫁さんのクルマの車検出しにディーラーに行きます。早朝は使えるので、昨日換装したレギュレーターとノーマルエアクリーナーエレメントの様子を見にちょろっと散歩に出ることにしました。 エンジン始動。始動性は良好。マフラーのフランジに挟んだ紙ガスケットからの排気もれはなさそうです。FI警告灯は相変わらず点灯します。 走りだすと、加速は力強い。常用域までは特に違和感なく引っ張れます。力強く引っ張る、って感じは吸気抵抗があるおかげ?逆に吸気音がよく聞こえるようになった気がするのは気のせいなのかー。 東から朝日が昇ってきました。 今日の目的地は時に決めてません。足助まで行ってコンビニで休んで帰ってくる予定。それだけだと面白みがないので、いままで使ったことがないルートで行ってみます。 マップルでみると何本か県道があります。どれもおすすめ色はついてないルート。快走ルートではなくとも、交通量がなければ使えます。 今日試すルートは県道77号です。 77号に突入。 ありゃ、予想以上に狭路。この辺のエリアは岡崎、豊田からも時間的距離は近いので、まだまだ郊外エリア、山じゃないでしょ、と思い込んでました。嫌な雰囲気。 このルートはハズレ。 まずトレースが大変。よくある酷道、半舗装林道みたいに、延々黙々と走れる、っていう感じじゃなくて、山中で似たような道がクロス。どっちが目的の県道だぁ?即座に看板に反応要。 で、十字路になってないところも。左に曲がって、すぐ右に、とか。クランクみたい。表情がころころ変わるルートで、ペースが作りにくいというか。 とにかく予想より狭いルート。本当にトレースできてるか心配になります。出てきた看板。一応ルートからは外れてなさそう。 うわ、落ち枝、落ち葉、中央に苔とか。うまく言えないけど、よくある酷道とも違う窮屈さを感じます。中途半端にガードレールなんか設置されているから離合が困難そう。退避スペースがない道です。 民家の軒先を走るようなところも。私道まがい。 軽トラなんかも。これ、クルマ同士だとどうなるんだろう。 ガレてはない、けど砂が浮いていたり安心できないし、民家もちらほらあるので、道の真ん中に犬の散歩者がいたり。なーんか、ペースが作れないルートです。走りにくい、危険。これは開拓ルートとしてはない感じです。 そうはいっても、一応終点、足助まで抜けてみます。 ところが走っていると通行止めの看板。山深いんでしょうけど、観光スポット香嵐渓も近いし、こういう未整備なところがあるのが違和感というか。 ふぅ・・・、まさかの収穫ゼロの折り返しになりました。 6時半に帰宅。ただガソリンを無駄にした感じ? まあ、昨日のマシン整備の確認も目的なので、マシンに不具合がなかったのは〇です。アイドリングも安定していたし、レギュレーターもちゃんと13V後半から14.1Vくらいで安定してました。 MOS-FETの仕様かどうかわからないけど、こまめに電圧が変動する感じです。 ノーマルエアクリなのか、マフラーの排気漏れ修理による変化なのか、アイドリングの回転数がもとに戻ったせいなのか、信号待ちなんかしてると今までよりアイドリングの音が大きいです。気のせい?GSでエンジンを切ったら、あまりに周囲が静寂になったので驚きました。 バイクはひとまず大丈夫そう。 ということでひと眠りします。 10時から今度は嫁さんのクルマの車検出し準備。警告が出まくってるオイル残量。さすがに今日はオイル交換してもらえるので、最終確認すると・・・、 おー、警告も正しいんだな。もうほぼ下限値。ギリギリ持たせました。 11時のディーラーにクルマを預けます。知らなかったけど、2週間前に入庫した際にプラグ交換は済ませてくれてたみたいです。 まったく気づかなかった。やっぱ、そういうの換えて、すげーとか叫ぶのはプラシーボ?今回のプラグ交換は取説推奨距離4万キロを超えたからの自主交換。何か不調を感じて、とかいうわけではないけど、不要だったのかな? さて今日の代車はパッソでした。よく走る、走るけどブレーキの効き具合にはやっぱり慣れない。遊びが多いのか、踏んでもすーっと前に進みます。 そんなぎくしゃくした運転で、ドラレコをピーピー反応させながら、忘れてた、大事な恵方参りに行ってきました。 代車で遠出もあれなので、当然県内に。今朝ツーリングで近くを通った、岩津天満宮に久しぶりに参詣。基本的には学問の神様だけど厄除けももちろん。 たまに来るけど、ほんと立派な神社です。 お昼を食べて休憩。買い出しから戻ってきたところでディーラーから連絡。車検整備完了とのことです。5時に引き取りに行きます。 クルマをみると、お、タイヤが黒々。新品になってます。 中で支払い。 くー、タイヤがやっぱ高いな。 さて、そのタイヤのお味は・・・、 柔らかーい。今までの突き上げとかが減りました。スタッフさんはコンチ、ピレリは固いかも、って言ってたけどそんなことないです。でも、それは今までの韓国タイヤはひび割れるほどカチコチ。溝も減ればフィールもさすがに変わるか。新品同士比べてないので意味ないですが、新品タイヤはいいな、乗り心地。これがコンチの味かどうかは不明。 エンジンが伸びるのはオイル交換したからだと思うけど、プラグの件もあるのでプラシーボの可能性も。 タイヤの確認はまた後で。 これで怒涛の車検、整備ラッシュの6月は終了しました。来年は自分のバイクが車検。それまでにFIをなんとかするのが残り1年の課題です。みんなどうやって解決してるのか。チャットGPTに聞いてみようかな、謎です。
2023.06.18
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2日目の朝。キャンプ場を5時20分に出発しました。ちょい暗めの写真。旅のお供、中古のルミックス。これには露出を変えて3枚連続で撮影してくれるモードがあります。 カメラは素人なので、カメラ、写真について語ることなんてゼロですが、取り込んだ写真をみて、なんかあの時のイメージと違う、というのはしばしば。オートで撮ってくれてるので多分最適解なんでしょうけど・・・。自分は数値より感覚に合うほうをチョイスしたいので、この露出違いの撮影は助かります。 出発の朝は、この印象。もう少し実際は明るいけど、印象はこっちです。 通常連続の3枚は等間隔で機械的に撮れるんです。微妙な露出時間の差はあっても微差のはず。このあと、この撮影モードで問題が起こったので脇道説明でした。 今朝の起床は午前2時・・・。 寝る前に作ったコーヒーをぶちまける惨事。写真撮り魔の自分にしては珍しく、残してないのが慌てぶりの具合がわかります。 そのあとひと眠り。寒くて2時に目が覚めました。キャンドルランタンはとっくに消えてました。もう一回キャンドルをセットするのも面倒なので、バーナーを使用。 ふぅ・・・、暖かくなってひと息。 もうひと眠りするかぁ、と思ったところでとなりのテントから女性の声。 どうも夫婦のよう。旦那のいびきは聞こえてきていましたが、執拗に女性の声。「ねぇ、ねぇ・・・。」 はじめは寝ぼけて切れ気味に応対していた旦那もしっかり目が覚めてしまったようで、ふたりの会話が始まってしまいました。こっちは音を立てないから、どれくらいの些細な音が届いているか、ましてや話し声がしっかり聞こえて迷惑レベルかー、なんてわかんないだろうな。 なんとかもう一度寝ようと思ったけど、無理!会話が途切れない。すっかり目が覚めちゃいました。 あっちが音を出してるから、こっちも遠慮なく4時から朝食準備、撤収準備。こっちの音で気づいたか、やっと静まってくれました。 でも衝撃的事実発見。明かりをつけたらテントのインナーに穴が開いているのを発見。あれだ、バーナー最大火力がダメだったかー。 道理で朝食を食べているとき、蚊が飛んでいると思ったんです。やらかしました。 そんなこんなでキャンプ場を出発。 海から朝日が昇ってきました。 キャンプ場は香川県だったけど、今回のツーリングの目的地は徳島です。たいてい2日目はナビ任せ。このナビ、学習するのかそういうロジックなのか分からないけど、よく県道をチョイスしてくれます。 徳島までの県道41号は貸し切りロードでした。ご褒美かよ!睡眠不足の起き掛け一発の峠越えです。 目の前に目的地が見えてきました。 駐車場に迫ると奥に竪穴式住居が。予備知識なしで来たので、竪穴式住居はサプライズ。でも、そうかぁ、そのはず。 駐車場に到着。目の前に広がる古代の再現集落に気分が高まるなぁー。 装具を外しているとき見えた、隣のクルマの近くにある黒い点。 蓄熱中のキャットでした。高まる自分。ドライな表情のキャット。逃げる気ナッシン。 ここは徳島の阿波史跡公園です。なんでここまで来たかというと、 しかも、 と言われているからです。なんでも信じるオカルト人間ですが、邪馬台国の存在した場所、北九州説、畿内説、どちらもピンときませんでした。両説とも魏志倭人伝通りの場所にない、というか。無理やりのこじつけを必要とします。 数年前、YouTubeでみかけた歴史解説チャンネルで見かけたのが徳島説。 これが妙に腹落ち。魏志倭人伝に記載されている距離、行程を当時の人々が理解していた天体からの測量単位なんかで換算しなおして、方位、コンパスで位置を特定するとなんと徳島。 徳島も古墳なんかが特出して多い地域なんだそうです。機内、北九州ありきだとノミネートもされないかもだけど、ここは解釈に大きな矛盾を必要としない候補地です。近年のgoogle earthなんかの普及も古代史解読の新たな武器になってきてると実感しました。 邪馬台国が徳島なら卑弥呼の古墳も近くに? これは別のテレビ番組でやってたけど、面白かったのは古事記、日本書紀をさかのぼっても卑弥呼という名前は出てこない、なら、日本の古文書に登場する女性権威で候補は誰?というアプローチ。卑弥呼はあくまで魏が記した記載、名前で倭国ではそう呼んでいなかったはず。 女性天皇含め数人を比較。未婚であったこと、祭祀を操る神格的な能力があったこと、これに合致するのはただひとり、天照大神。それを祭神とする神社が、この阿波史跡公園にあるらしく、不思議な古代の祭壇も残ってるらしい。これは確度高し、ということでオカルト人間の自分はロマンをもとめてここまでやってきました。 だけど、神社はどこ? ナビで調べるとまだまだ山頂方面。そっちに進むと案内板発見。 あった、八倉比売神社、約500m。 いやな立て看板。どっちも危険です。 結構歩くな、これは。 参道の脇に露出している石垣のような遺構?人の手で作られた感じですが、中世のお城の石垣とは違います。もっと昔の時代のものなのかな。 やっと鳥居に到着。これが、ここからの階段がとんでもない段数。10年後にきてたら、きっと登れないレベルです。 マジ久しぶりに息が切れました。神社に到着です。昨日の温泉へのウォークと今日の登山?もう靴擦れが気になって、気になって。 だけど不思議な祭壇があるのはさらにこの奥。 さらに階段が。あぁ、足がもつれる。 やっと山頂に到着! おー、古の祭壇っぽい。不思議な五角形の石積み祭壇。 これ、スマホで撮影したやつなんですが、 ルミックスの露出3連ショットではボケボケ。露出時間とかもあって、手振れもするからなんでしょうが、とにかくボケます。 露出補正ゼロはきちんと写りますが、 露出プラス1は、まずシャッターが下りない。考え込みます。なのでハイキー気味。何度撮っても同じ現象。 露出補正なしでは撮れてます。 だめだ、露出補正ありは盛大にぶれます。こんなこと、いままで起きなかった現象。不思議。これが神秘パワーなのかー。 この頂上付近の地中をレーダー測定したところ、石棺っぽい反応が出てました。だれか高貴な方が眠ってるのは間違いなさそうです。 ホルガにしてもそうだけど、神社で撮るとなんかハイキー気味に。木々の木漏れ日とかの影響なのか、なんなのか。 でもカメラ詳しくないほうが、不思議ロマンを感じることができてお得。こういうの、理詰めで考えても楽しくないです。 本当にここが卑弥呼の墳墓なのか。出がけにYouTubeで調べなおしたら、けちょんけちょん。もー、夢がない学者です。 去年来の念願達成です。自分はここに邪馬台国があって、卑弥呼もここに眠っている、で情報更新ストップさせておきます。こんな光景が大昔広がっていたのかも。 せっかくなので出発前に竪穴式住居もパチリ。とっても立派です。 ここからは気楽な折り返しです。四国を脱出します。 朝の徳島内のプチ渋滞を抜けて高速に。思いがけない山登りが昨晩の睡眠不足に影響。 眠い、眠すぎ! まだ折り返し始めたばかりなのに、今からこの睡魔。やべぇ。そもそもこの卑弥呼めぐりは、去年からプリモニション出まくり。マシンは電気系トラブルで遭難断念。今朝はテントがボヤの危険に。足は靴擦れでイタタタタ・・・。無理すると事故りそう。 体力温存に変更です。 淡路島は高速で通過することにしました。 だけど、単調な高速。猛烈な睡魔。あと寒さからの尿意。PAに入ります。 室津PA。朝もまだ早いのでバイクもいません。天気はいいなぁ。背伸びして少しストレッチ。お、体が覚醒しました。もう少し先に進めそうです。 再出発。淡路島を抜けて、対岸に明石の街並み。ここで給油ランプ点灯。昨日と同じ260キロ付近で点灯しました。上陸したら給油ポイントを探します。 帰りは大まかな経由地として道の駅を数か所設定しているだけ。ナビ任せです。 学園都市を抜けたあたりで路肩に白バイ。なにか書類を書いてます。検挙直後でしょうか。嫌なもん見た。安全運転で帰ります。 ガソリンをいれたポイントが昨日とほぼ同じ付近。ということは家に着くころにもう一度給油ランプが点く予定。無給油で帰れそうです。三木あたりが今回のツーリングの給油的ラグランジュポイント。 ナビのおすすめ県道。新緑がまぶしい。ご褒美かよ! 今日は丹波より少し南の、神戸北部を抜けていきます。 経由地、道の駅いながわに到着しました。 トイレだけの予定が、思ってたより大きな道の駅。レストランも営業中だったので早めの昼食にしました。昨日は昼食難民になったので。 フライ定食。ご馳走様でした。 さて、食後の一杯。 こんなにダイドー、ジョージアの写真を載せてるので、なにかノベルティくらい届けてほしいと勝手に思っています。 お腹も満たして再出発。一庫ダム。昔は土日祝は2輪車走行禁止。去年の夏から解除されたようです。いい道だったけど、北野誠のお話なんかにも出てくる心スポ?妙見山もすぐ近く。 亀岡に入って、そのまま京都に。今回も北部を抜けます。 金閣寺付近。思ったより観光客がいないです。GW期間といっても平日だからなのか。 京都をぬけて大原経由、琵琶湖大橋に戻ってきました。 ここでまたまたトイレ休憩。 あと水分補給。ジョージアで脱脂です。 まだ琵琶湖。体力的にはどうかなぁ・・・。自問。 員弁あたりを通過するときに高速に乗るかどうか再判断。まだ大丈夫そうです。琵琶湖大橋を通過。近江に入ります。 湖岸を北上。今日はたくさんのライダーとすれ違います。手を振ってすれ違います。みんな最高の天気を満喫してます。 近江の交通量が増えた中をのろのろ進んで、見えてきたR421桑名、員弁方面の案内。だんだん土地勘があるエリアに入ってきたので安心もするけど、渋滞エリアに入るのでうんざりもします。 もうひと頑張り。 ダム、きれいだなぁ。 員弁に降りてきたけど・・・、まだいける、桑名で名四に合流。目印のギロチン工場。この先の新川、庄内川の渋滞が心配です。 心配だった名四の渋滞は・・・、ギリ許容内。なんだかんだ流れていたので、そのまま下道で帰宅しました。琵琶湖から休憩なしは無茶しすぎ。ふぃー、なんとか睡魔から逃げ切ることができました。 久しぶりの四国、思ったより遠かったです。高速でつなげば楽だけど面白味ナッシン。めずらしく快晴の丹波エリアも楽しめました。とにかく天気が最高でした。去年来、縁がなかったオカルト探訪ツーリングでしたが無事終了。正直トラブルが起こるんじゃないかとビビってました。GW後半は天気も悪そうなので、メンテはまたしばらく後になるかも。走行、知的探求心満腹ツーリングになってくれました。
2023.05.05
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2023年のGW、ツーリングの行き先を前日に急遽変更というバタバタの出発になりました。日本全国おおむね晴天、なんですが上空に入りこんだ寒気の影響で東北、北陸は天気が不安定予報。 本当は能登を目指していたんですが、雷雨の予報で急遽快晴確定エリアに行き先を変更しました。去年のGWに行こうとして遭難した四国を目指します。 快走区間を伸ばそうと阪神エリアは極力通らないようにして、京都をパス、篠山から三木、明石に南下して淡路島を抜けるルートにしました。キャンプ場まで400kmオーバー。管理棟とかない、チェックイン不要の無料のキャンプ場を選定しましたが、もろもろ手間がかかるキャンプ。午後4時には着きたいので、下道メインを考えて、4時50分、早めの出発です。 GWだけど一応平日。この前の桜花見ツーリングでは朝の渋滞ラッシュに巻き込まれて時間をロスしました。みんなが起き始める前に郊外パートに飛び込みたいです。 今日は西進。朝日を背中に浴びて逆光と無縁の快適走行です。まずは名四で四日市まで進みます。 京都をパスするとき、琵琶湖大橋を使うことが多いです。琵琶湖に抜けるには鈴鹿山脈を越えないといけません。タイヤも新しいし鈴鹿スカイラインを使おうか悩んでましたが、目の前に険しそうな鈴鹿山脈がみえてきて、凍える寒さから気持ちが折れました。楽ないつものR421で近江へ抜けることにします。 いつもの休憩ポイント、道の駅菰野に到着です。 ダメだ、寒すぎ。お、まだホットコーヒーがあります。 コーヒーを飲むと利尿作用からの尿意は気になりますが、次は琵琶湖大橋の道の駅で休憩予定なので、安心して蓄熱。指先あったか。 先を急ぎます。R421は気温6℃。こっちのルートのほうが展望が開けていて開放的です。 近江から守山へ湖岸を南下。ほんと今日は雲一つない青空。快晴です。 いままで気づかなかったけど、琵琶湖大橋に行くのにピエリ守山の横を通過していたらしい。昔、空き店舗が多くて、閑散とした廃墟ムードが話題になったけど今は普通に店舗も入っていそうな看板群です。 ETC化されて楽になった琵琶湖大橋。久しぶりに使います。 湖上を快走です。 この先京都越えがあるので、トイレ休憩。トイレだけじゃなく、マップルを取り出してちょっとだけルートを再考します。 京都に入らず、R477でパスするか、京都北部を抜けるか。市街地を抜けないR477は渋滞はないですが、酷道パートがあります。路面が悪いだけなら問題ないですが、1か所、いやな急カーブというか、ヘアピンがあります。これが、来るとわかっていると備えられるですが、不意をつかれるともう曲がり切れない具合。 ・・・。 最近、運が悪いから酷道はやめておとなしく街路を抜けます。 金閣寺を通りながら南下して、R9号に合流です。R9で快走エリアとして選んだ丹波方面、亀岡に向かいます。 今日、山間を走って気づいたのが、藤の花の多さ。桜の季節に思う、日本は桜にあふれている、と同じことを藤の花にも思います。こんなに藤の木って多いんだな、と。桜も藤も、花が咲かないと認識できません。 R9はまだまだ交通量が多くて、快走とは言えなかったけど、最高の天気。個人的に来るときはいつも天気が悪い印象の道の駅ガレリアかめおかに到着です。 天気がいい亀岡、変な感じです。大雨だったり、濃霧だったり、くらーい印象が植え付けられてます。10時20分。先はまだまだ長いです。ここから丹波、淡路島を抜けないといけないので、ここでもトイレだけ。先を急ぎます。 亀岡から篠山方面へR372で。とっても開放的なエリア。元茅葺屋根のような家々も点在するエリア。日本の原風景っぽいと勝手に思っているので好きなエリアのひとつです。 この辺で走行距離が満タンにしてから260キロに近づいてきました。いつもならこの辺で給油ランプが転送するころ。260キロが健康のバロメーター。 それより早いとエアクリが汚れてるとかメンテ時期が近いときもあるし、酷道、極寒コンディションとか、心当たりがあること多数。 今日も260キロくらいで給油警告灯が点灯しました。プラグは変えたばかりだから、やっぱりエアクリをちゃんとメンテしないとだめかもです。今回のツーリング、エンジンのフィールは決してよくないです。アイドリングも弱弱しい。高めに設定しなおしたのにダメダメです。 セルフのGSを探しながら走行していると、東経135度子午線付近の看板が。明石北方に到着です。 三木付近で給油。マシンは満タンになったけど、時間は12時過ぎ。ちょうど看板が出てきた道の駅みきに緊急ピットインしました。 混んでる。昼時ってのもあるか。自分もレストランをのぞいてみますが、 平気で2千円弱。 食べてもいいかな、という値段のものはお子様ランチでした・・・。レストランもおひとり様ライダーが入る雰囲気じゃないかな。トイレだけ済ませて出発です。 さて、いよいよ淡路島へ。垂水から乗ります。 明石海峡大橋。20年ぶりくらいでしょうか。 淡路島に到着です。お金をケチって下道で縦断します。出てきた大きな道の駅をのぞくと、すげー満車。もう入るまでもなくパスします。 そこを抜けると海沿いの区間に。おー、豪快な景色です。 そろそろ14時近く。さっと寄れそうな食事処も出てこない感じです。そんな空腹ってわけじゃないけど、これ以上遅くなると夕飯の時間に影響してきそうです。 お店の看板やらを見ながら走っていると、予想していなかった看板の文字。静の里公園。これ、明日の帰りに寄ろうと思ってました。テントのなかでルートに入れようと思っていたので、具体的な場所はわからなかったけど・・・、ここだったか。 明日早い時間に通過しちゃうと、開いてない時間帯になるかも。 急遽寄り道することに。もう少しR28で南下しようと思ってたけど、県道にルート変更です。公園が近づくとナビにセブンイレブンのマークが。 ちょうどいい、がっつり食べるほどお腹も空いてないのでコンビニでお昼を済ませます。 これこれ、地べたリアンで昼飯。地熱岩盤浴。お尻がいい感じで気持ちいい。明日の朝食も調達です。 飲むようにお昼を済ませて、行き過ぎた公園に戻ります。 なんか金色の塔。Bスポの香り。 思ったより小さいな。昔はちょい有名スポットだったと聞いてます。あのベッカム選手も2002年に来たことがあるというのに! 公園内の立派な木。青空に映える緑。GW特有の輝く緑。いいコントラストです。 ところが、休館日かー。中の展示物、みたかったなー、バスガイドさんの「私もこの手でさわりました。」写真。いかがわしすぎ。いや、今も掲示されてるのかわかりませんが。 でも、自分が寄ってみたかった理由はこっち。 静御前の墓。 ちょっと何言ってるかわからない。 静御前、源義経のあれなんですね、妾さんだったんですね。正室さんはまた別に。彼女の最期の地は各所に伝説がありますが、ここにも。 ここの公園には、あれです。彼女を憐れんでか義経の墓碑も。もちろん義経の最期は平泉だと思います。 歴史探訪の欲求を満たして、休憩しようと東屋に移動して目に入ってきたのが世界一の大金塊の文字。 そう、ここがBスポの地として有名だったのは1億円の本物金塊があったから。それに触れる場所として有名だったそうです。 それが「私もこの手でさわりました。」なんですが、いまじゃ換金され、名残は池に? 確かに金色の鯉が泳いでます。高級鯉は固定資産なのかな。 この公園で休もうと思ってたから、コンビニで未脱脂。よかった、思ったより小さな公園で何もなさそうだったし、休館日でもあったけど自販機発見。 100円。静御前様、ありがとうございます。 やっと一息。ふぅ・・・。 スマホで先をみると、淡路島の下道縦断、なかなか大変です。沿岸沿いは遠回りそうだし、R28は交通量が多そうだし。 ちょっと心配になったけど、脇道にそれたこの県道66号は当たり。淡路島快走縦断路でした。南下中、五色町を通過。20数年前、五色町のあちこちで強い石鹸のような芳香を嗅いだ、なんて日誌に書いてました。今回はルートも違うのでその香りに出くわさないかな、と思ってたんですが、とある交差点で強い芳香。やっぱりなにかあるんだな。 県道66号のおかげでスムーズに淡路島の南端に到着。ここから有料道で四国に渡ります。 鳴門海峡を通過。 あれ?その昔はヘルメット越しにも聞こえた渦潮の轟音。今日は聞こえない。耳が悪くなったか、バイクのマフラーの騒音?いやいや、前の9Rの時のベビーフェイスマフラーのほうが轟音と思います。 潮の時間の関係かな、残念。物足りないです。 渦潮は感じれませんでしたが、久しぶりの四国上陸です。今日の目的はキャンプ場に早く着くこと。寄り道せず目的地の香川県を目指します。 だんだん斜陽に。キャンプ場を目指して沿岸を進みます。 東かがわ市の海沿いのキャンプ場に到着です。そのまま海に出るかと思ったら、ちょい寂しい山道の向こうにキャンプ場はありました。 無料キャンプ場、田の浦野営場です。遅めの到着でテントサイトは結構にぎわってます。駐車場も満車。ぎりぎり整地されていそうなところに駐輪です。 いい場所は取られちゃってます。なるべくほかのテントと離して設置したかったけど、やや近めの設置になりました。(これが大失敗。奥に写ってるオレンジのテントのキャンパーにやられる羽目になりました。) テントも設営し終わって、最寄りの入浴施設に向かうことにします。 バイクに向かうと・・・、後から来たバイカーに囲まれてしまっていて、バイクを出せそうもない。困った。ナビで見ると3キロ以上。歩くと30分弱?どうすっかなー、と悩んでいると買い出しにでるのか、囲んでいたバイクの一団が走っていきました。 今ならバイクを出せる。 出せるけど、帰ってきたらこの狭いキャンプ場。整地されたスペースを取られるかも。それも嫌だな。ぎりぎり整地されている端っこにバイクを移動。ここなら再度囲まれる可能性はないでしょう。 だけどこの場所もとられたら嫌だな、ってことでまさかの3キロウォークに出てみることにしました。 日が沈みます。 よし、日没までにキャンプ場に戻ってくるミッションを設定。出発です。 風が強い。これ、今はいいけど帰りは湯冷めするかも。 いや、3キロはなかなかの距離でした。速足で20数分で温泉に到着しました。 ここの温泉、400円だったのはラッキーでした。温泉とはなってるけど銭湯みたいな感じです。ま、ツーリング先での入浴なのでenough。 入浴を終えてキャンプ場に戻ります。 夕日を浴びて輝く白い雲がどこか夏の終わりの雰囲気。ひぐらしの鳴き声でも聞こえてきそうです。 キャンプ場に到着。ぎりぎり日没に間に合いました。 足に違和感。靴擦れかな?怖いので現認しないことにします。往復6キロオーバーはやりすぎでした。 眠くなっちゃう前に夕食の準備。屋外でバーナーを焚きますが、消えそう。 夕方の海風か、陸風か、強風です。フライシートも煽られるくらい。 テント内でもビュービュー。換気十分ということで?テント内でぐつぐつ。 夕食は問題なく終了したけど、後から思えばやっぱりテント内でのバーナー使用はNGだったのでした。 日が沈むと気温がぐんぐん下がってきました。キャンドル点灯。明かり目的よりはプチ暖房です。 マップルを眺めながら今回のひさしぶりお楽しみアイテムを使ってみます。携帯ラジオ。20数年ぶりにスイッチをいれてみたら、問題なく受信、聴くことができました。 本当は能登半島にいって、韓国、北朝鮮のラジオでもキャッチできないかな、と思って用意したんですが、調べると北朝鮮のラジオの周波数帯域は日本のAMより高い域。日本のラジオじゃ受信できないのでした。 そういう意味では企画倒れだったけど、受け身のアイテムってのもいいもんだな、と。WEBコンテンツだと、どうしても自分の好きなものを調べていくので、能動的にならないといけません。聞き流し、作業用としては邪魔な面も。 女子アイドルグループの拙いトークもむさ苦しいキャンプ生活のなかでは彩り。今日の各地のニュース、天気予報なんかも必要十分な情報なのでした。 さすがに疲れたな。スマホゲームのルーチンを済ませて、寝落ちしたんですが、深夜に起こされる羽目に。翌日はまさかの睡魔との戦いになるのでした。 翌日に続く。
2023.05.05
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2000年のGWに行ってから、ツーリングでもプライベートでも、仕事ですら行ってない四国に、23年ぶりに渡ってきました。 1泊なので奥地には行けませんでしたが、天気には恵まれ、今朝はきれいな朝焼けでした。 20代で行った過去。今は当然体力ダウン。 そんな無理もたたってか、損傷多数。 これ、よいこはマネしちゃダメな、テント内でバーナー使用。頻度をおさえて、スポット、スポットで使う代わりに火力全開で使ったんですが、気づいたらテントのインナーのメッシュ、溶けてました・・・。 慣れない、ってほどでもないですが、ライディングシューズで歩き回ったり、ひーひー、階段を昇ったら、足に違和感。皮がむけてました。 ほかにもテント内でコーヒーをぶちまける、などなど。 今日はもう帰ってきただけでぐったりなので、ツーレポは週末にでも間に合えばアップしたいですが、あれです。去年も行こうとしてマシントラブル。今年は行けたけど、少々身の回りのものにダメージ。 障ってます? まあ、それでもやっぱり青空は最高のごちそうでした。マシンも気になるところ多数。梅雨入り前にしっかりメンテしたいところです。
2023.05.02
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すげー久しぶりに四国入りしてみました。中国地方から南下したのでルート的には遠回りになりました。四国に入ってからが地味に長く感じました。風が強くてテントの中は激寒。明日の帰りも長そうだぁ。
2023.05.01
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この前の桜花見ツーリング。それで気になった吹け上りの重さとパワーフィールの違和感、あとアイドリングの低下。 ダメもとでエアクリをブロワーで簡易メンテしました。 マシンはどうなったかな、ということで試走に出ました。 本当は日曜日のほうがよかったけど、今日土曜日は英語がない春休み期間中。土曜日丸まる使えるのは今日が最後。明日は用事があるので、雨上がりの早朝でコンディションは望めませんが土曜日早朝に散歩に出ることにしました。 まだ月が残ってます。 軽く散歩なので、県内をぐるっと回れるルートにしました。 県北部瀬戸から東三河設楽に抜けて足助方面に戻ってくるルート。以前やってみた県道33号走破ルートです。 エンジン始動も少し禍々しさが復活。走りだすとぎゅーんと伸びます。今日はよく回る感じ。ギア1速は下げれる感じ? やっぱエアクリだったのかな。電圧計の針も14Vを超えてます。12V台はやっぱりラジエターファンの酷使からだったと思われます。 北上中、朝日が昇ってきました。 瀬戸が近づくにつれて指先が痛くなってきました。今日の最低気温は2桁はあったはず。シールドも曇るし、あげると頬が冷たいです。 寒いな・・・、と思ったらやっぱり寒かったです。路面もところどころウェットです。 この前のツーリングから戻ったとき、エアクリをメンテしたかったのでタンクを軽いままにしておきました。瀬戸に入ったところで給油しました。 給油後再スタート。 そうしたらFI警告灯点灯。ここで点くか。暖まった後はまず点灯しないけど。再始動すると消えるので、信号待ちでエンジン再始動してみようと思ったけど、この前GS内で始動困難に陥ったので躊躇。休憩ポイントまで走ることに。 すると、感じる、感じるぞ、パワーフィールの違和感。気のせいか?低速域でトルクが細いなぁ。回してもついてこないというか。 これ、エンジンを再始動すると消えるから、単なる電気系の誤作動かなにかと思っていたけど、本当に排気デバイスが動いていないとか?ちょっと心配になりながら、トイレ休憩ポイントの道の駅に到着です。 6時半くらいなのでまだまだ寒い。この時期はホットコーヒーがまだあるのでひと息。 ここの道の駅、初めて使いましたがこの時間帯で駐車場は満車。奥にキャンピングカーの展示場みたいなのもあって、もしかして車中泊のメッカ?ジャージ姿でうろうろしてるひとが目についたので。シャワーとかなにかいい施設があるんでしょうか。 自分はここから県道33号をトレース開始です。 朝日の光線が美しい。美しいんですが、いつもの失敗。東進すると逆光でブラインドになります。早朝なら西進がベターです。この県道、瀬戸パートは悪くなかったんですが、 足助を超えると予想通りのコンディション。昨日の雨、天気予報では春の嵐と言ってたし、確かに傘を差すのも大変な強風。 落ち葉、桜の花びらみたいなのがあちこちに。 おびただしい水たまり。洗車した瞬間、またドロドロ。 物理的、逆光からのブラインドの先に突如現れるウェット落ち葉、水たまり、流水。バンク・・・、やーめた、次のコーナーは・・・、ここもかぁ。楽しめず。 やっぱコンディションはダメダメでした。 そろそろ県道33号も終点のR257合流が近づいてきました。 と、ここで通行止め看板。 なんか看板を読んでみると通行止めは6月からとも読み取れるけど、バリケードはあるし。いけるのか、いけないのか、どっちだ? う回路が示されていたので、せっかくなのでそっちを試してみる気になりました。 う回路のほうは気持ち急こう配。しっかり回さないと失速します。 だけど今日のエンジンは低いギアでもよく回ります。悪くない道でした。 抜け道でしたがR257に合流。道の先にはまだ桜が咲いてました。いや、まだというか、今年が早すぎた気もします。 R257は気持ちのいいルート。だけど多くのコーナーに縦溝、グルービング工法が施工されていて不快です。 本日のナビ的終着点、道の駅したらに到着です。 おー、なんか新しい感じ。数年前にはなかったような?バイク専用の駐輪スペースがたくさん。これ、場所的にもあれか?シーズンだとライダーであふれるスポット? 今日は貸し切りでした。 トイレに向かう途中、古い車両の展示が。厚塗りの塗装がレトロ。説明をみると90年近く前の車両、とのことです。90年前ならSLの時代?電車のご先祖様でしょうか。 ここからは気楽な折り返し。 R420は相変わらずの快走路です。ここもまだ桜が残ってました。風もそこそこあったので、ところどころで花吹雪も楽しめました。 途中からほんと久しぶりのR473へシフト。こっちは梅?道端にたくさん咲いていました。梅は梅で趣があります。気温、まだ8度です。 今使ってるスマホナビ、ほんと個人的にツボにはまるルートを提示してくれます、今日も面白みにない後半戦になるなぁ、と覚悟してたんですが、家の生活圏までほぼ渋滞のない、それなりのクネクネ道の県道を教えてくれました。 これは使える・・・。 覚えておきます。 でも、さすがに郊外に近づくとそれなりに信号に捕まります。だんだん下がっていくアイドリング。エアクリ以外にもなにか原因があるのかな? 上空の雲がなんだか怪しい色。今日は上空に寒気が流れ込んでくる、って言ってたからその影響かな。うすら寒いです。 ちょうど尿意を覚えたところで帰宅です。 家に入る前に、エンジンが暖まってるうちにあれをやってしまいます。給油も我慢したので、タンクも軽いうちにアイドリング調整。気持ち高めに再設定。 これでまたアイドリングが下がってくるようなら、ショップでスロットルボディ周りをまたクリーニングしてもらいます。とりあえずGWまではこれでしのぎます。 自分の英語のない土曜日は今日でおしまい。なので次にしっかり乗るのはGWツーリングになると思います。FI警告灯。もしかすると本当に不調なのかも。ちょっと真面目に調べてみたいと思います。
2023.04.08
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桜が咲く時期になると行きたくなる場所があります。大井川。SLでも有名。大井川沿いに咲く桜を眺めながら寸又峡まで遡上するのが花見ツーリングのコースになりつつあります。 で、今年の目的はついでに温泉に入ってみること。荷物はミニマムで。先日取り付けたサイクル用フレームバッグだけで入浴できるか。キャンツーに備えてトライです。 寸又峡温泉の公衆露天風呂は10時半から。そんな遠くないので出発時間に悩みます。それでも今日は平日。通勤ラッシュで渋滞が始まる前に山間部に入りたいので5時半くらいに出発です。 今日は日中の気温は20度を超える予想。それでも朝はまだまだ寒いです。心配だった低温時の始動。プラグ交換のおかげか、1回で始動できました。 寸又峡まで東進開始。R1なんかで行っても味気ないので、引佐、天竜、左手パンク無限酷道、川根経由で寸又峡を目指します。いつものコース。クラッチワイヤーを交換して軽くなったクラッチ。その効果も酷道で確認したいわけです。痛んだ左手を温泉で癒すのも目的です。岡崎で朝日が昇ってきました。 給油しておきたかったのでいったんR1号に出て給油です。 ここでトラブル! 給油後エンジン始動。で、よくあるFI警告灯点灯。これ、原因はわからないけど、いったんエンジンを切って再始動すると消えます。 なので、エンジンを切って、再度キーオン。 そうしたらセルが回らねぇ!なんで??つい数秒前までエンジンかかってたのにー! セルを回してもキュルキュル言わない。ジジジジ・・・、みたいな。相当電圧が低い時の音。電圧計をみると11V前半。何が起きた?? 給油塔から隅っこにバイクを押して移動。 なんか変なことしたかな?思えばちょっとキーを再オンするまでの間が早すぎたような。いつもはもう少し溜を設けるですが、慌てすぎたか?放電、蓄電、なにかそういうタイミングがあるものなのか。こんなトラブルは初めてで対処の仕方がわかりません。 そうはいってもなんとかしないと。 さて・・・。やってみるかジャンプスターター。真冬の早朝はだめだったけど、今は暖まったエンジン。いけるのか。図らずも出先でエマージェンシー対応の実地練習に。 このワニ口がでかすぎてバイクには不向き。なんとか接続。 恐る恐るセルを回すと、弱弱しいけどエンジン始動に成功。写真に撮り忘れたけど、このジャンプスターター、つなげると12V弱でした。意外に電圧が低いので心配しましたがなんとか。この前クラッチワイイヤーを交換したとき、オルタネータからのカプラを外してるので接続不良とか起きてないか心配はしてました。何度か試走して発電できてるのは電圧計で確認してたんですが。少しアクセルをあてると14V超えます。いつも通り。 怖かったけど、ここはGS内。もう一度エンジンを切って再始動。特に問題なくエンジンがかかったのでひとまず大丈夫そう・・・。 行くか、帰るか・・・。 ・・・・・・。 シンキング。あぁー、思い出すなぁ、ちょうど1年前のレギュレーターカプラ焼損遭難。またかなぁー。 帰る??? ・・・。 今は電圧計もあるし、行くか!ダメダメな遭難者になるひとの判断パターン。 GSを出発。時間をロスりました。7時前だけど豊川~新城へ抜ける間ですでに通勤ラッシュ。桜はきれい。 まあ、のんびり行きます。マシンも微妙かもしれないのでテンション下がり気味。 天気はいいんだけど。 ユアサかな、やっぱYUASAに変えようかな。彩誘因のために試したチープバッテリー。怖いなぁ。電圧計は14V示してるけどこれは充電電圧?例えばバッテリーの内部が傷んでたら充電されるの?よくわからない。とりあえず電圧が下がってきたら引き返します。 道の駅鳳来三河三石を通過。いつもは寄るけどまだ尿意なし。時間もロスしてるので先を急ぎます。 引佐へ向かう途中も桜満開です。 天竜まででるとまた渋滞かもなので、いつもの酷道で天竜北側、渋川を抜けます。渋川をぬけて、道の駅くんまでトイレ休憩かな、と思ってたら視界に公衆トイレの文字。 緊急ピットイン。多分?多くのライダー、いや、自分だけ?道端のトイレを探して走る癖があります。目ざとく発見。 で、トイレ前なんですが、向こうは桜満開並木。 ふぅ・・・。すっきり。 エンジンも無事始動。 よし、ここから酷道に。冬季の落ち葉、落ち枝で路面はあんまりだけど、タイヤもプロファイル復活でラインのトレースもスムーズ。クラッチも楽々な感じです。 軽くなったクラッチのおかげ?で難なく狭路区間をパス。いったん広々道路に出ます。次の通過点、秋葉神社方面へ。その入り口の石灯籠は高さ9mだそうです。青空最高。このあたりから少し暖かくなってきました。 看板に川根本の文字。あと44km。その間に左手キラーの延々酷道パートがあります。ツーリングマップルにも果てしなく続く、とあるのでそういうイメージなんでしょう。 春野エリアも桜満開。春以外に走るとどれが桜の木か、なんて気づきません。毎回思う、日本は桜にあふれているなぁ、と。美しい。 と、ここから狭路区間。脇の電光掲示板にも片側交互通行とか災害とか不穏な文字が。 この道も前半はまだいいんです。後半15kmくらいがきつい印象。 おわっ、結構大きなクルマも来ます。 いつだ、いつ左手の限界がくるだー、と構えていたら広々とした道に。狭路酷道パート終了してました。クラッチワイヤーの徹底注油すげー。左手が悲鳴をあげることなく、いつもの苦行区間を気づいたら抜けてました。 よーし、こっから寸又峡までは快走区間。大井川沿いの桜を眺めながら遡上です。 その前に道の駅でトイレ休憩。 フォーレなかかわね茶茗館です。大きな桜の下の東屋でひと休み。 ここで10時。寸又峡の温泉にはちょうどいい時間に着きそうなので、入浴料とか確認しようとしたら、衝撃の事実。 いや、この発想はなかった。毎日やってる、は利用者の勝手な期待というか、思い込み。確かに。 えー、じゃあ、接阻峡温泉は? う、はやりのカルテル?申し合わせたかのようにねらう温泉は木曜定休。ひとつ、水曜定休日の入浴施設を発見。でも、ここから近すぎ。開業前についちゃうので、調べてて見つけた、面白そうなレトロ駅、接阻峡温泉駅を目指します。 気を取り直して北上開始。 千頭駅を通過。お、トーマスたちがずらり。残念、目の高さでは見えたんですがGoProの設置高さからだとよく映ってないですが、人面機関車、不気味すぎ。 赤い鉄橋に桜のアーチ。 今日は寸又峡ではなく接阻峡方面にシフトです。 接阻峡方面にはあまり来たことがなく。数年前、奥大井湖上駅にはいきましたが、今回はそのひと駅先に侵入です。え、接阻峡温泉駅は左?木々の中ですが。 この先に駅なんてある? え?思ってた感じじゃない。ちょっとしたロータリースペースくらいあるかと思ったけど駅が行き止まりか?手前で止めます。駅舎の前でパチリしたかったなぁー、 したかったけどなんだ、なんだ、結構な人だかり。お?ラッキー。トロッコ列車も停まってます。 うへぇー、駅舎の前で写真なんて無理そう。ましてや駅舎の中なんて。桜、大井川、トロッコ列車。なかなかの観光資源とは思うけど、この人気はいったい。 ホームをみるとトロッコ列車。 丸目ライトがレトロでかわいらしいデザイン。アプト式という、歯車と歯車レールで急こう配を登れる列車みたいです。 この駅の真ん前にある民宿?ここ、露天風呂だけも入れるみたいだったんですが木曜日定休でした。 時間調整も完了。今から千頭駅方面に戻ります。その途中に入浴施設があるので。 戻る途中、眼下に奥大井湖上駅がちらり。こりゃあ映えるな。でも結構歩くしなぁ。今日は温泉優先。 でもせっかくなので昔の写真を一枚。 放水中のダムなんかも眺めながら目的地の入浴施設に到着です。 入浴施設もりのいずみです。定休日は水曜日。 車載してきたサイクル用フレームバッグ。大丈夫、落ちたりしてなかったけど泥でよごれてました。白文字だった部分は染めQでブラック塗装。質感アップです。 これだけで温泉にGO。 入浴料は、うへ!強気の1000円ではあります。 そこまで大きな風呂場じゃないですが、平日午前中。お客さんは少な目でゆっくり入浴できました。温泉はぬるめです。露天風呂もあったけど、外に出て断念。寒すぎ。 もういちど温泉で腰を伸ばします。左手は無事です。うー、気持ちいい、湯冷めしないようにしっかり蓄熱。 自分としては長風呂でした。小さめの温泉タオルも十分。このフレームバッグ、男のお風呂セットには十分です。 あとは折り返し。途中どこかの道の駅でお昼にしようかな、と思ったらさすが入浴施設。食事処が営業中。なかなかのテーブル数。休日はにぎわうのかな。 腹減ったので唐揚げ定食に。 いただきます。 うめぇ・・・。 B級グルメとか探訪しないツーリングなのでお昼なんてコンビニで済ませることもよくあります。それにしたら十分な食事でした。ごちそうさまでした。 ちょうど12時。外に出ると陽気。雲が近い。高所の雰囲気です。 ここから本格的に折り返し。 帰りはあんまりルートを考えていません。ひとまずガソリンを少量入れたいのでセルフがありそうな金谷まで大井川を下ります。 ところがこのエリア?バスが多い、多い、大井。大名行列。いや、それにしてもバスすら頻繁にブレーキランプ。なんだろう? なんとその先にはダンプをけん引するレッカー車。こりゃあ走らないはずだ。大型同士ですれ違えないちょっとしたカーブでも譲りあいで停止。遅々として進みません。こりゃあ、帰るの遅くなりそう。 そんなレッカー車も待避所に入って道を譲ってくれました。バスはいるもののなんとかペース回復。 あ、塩郷の吊り橋。 今日は国道上を歩いてる人影はありませんでした。これ、知らずに県外とかからやってきたドライバーは、空中に人影をみてぎょっとしそうです。 そんなバスも気づいたらいなくなってました。(実はわけがあった) 道なりに進んでいくと、道端にたくさんの歩行者、見事な桜並木が。どうも桜観光スポットらしい。そんななか目の前に桜のトンネル。 おー、すげーな。残念、ピークは過ぎちゃってるけど、不意打ちなので圧巻でした。花吹雪とかすごそうです。 そこから交通量が一気に激減。いままでの交通量はこの桜目当ての人たちだったんだな、と思っていたら、なにやら通行止めの看板が。 なんだ、そういうことか。道理で交通量がなかったみたいだ。〇〇までは行けます、なんて書いてるけど土地勘もないので悩みます。まあ、戻るかぁ。 バイクならいけるかもだけど、トラブっても嫌だし。 引き返していったらまたバスが。やっぱりう回路に入っていきます。さっきバスが消えたのは通行止めだったからなんだな、またバスと一緒か、うんざりだな、と思ってバスに続いて交差点に入ったら、 目の前を左折していったのがさっきのダンプレッカー車! げーっ、また前に入られたかぁーーー。この迷走の間に追いつかれちゃいました。ついてないです。 金谷まで我慢の走行。 ふぅ・・・、この我慢もこれまで。ここからは地味な県道を抜けるので大型バスは走ってないでしょう。帰宅前の最後の給油をしました。 ここからはあまりナビに頼らず、地名看板、おおよその県道名をたどって帰ります。 基本ルートは県道81号、40号で天竜へ向かいます。 落ち着く県道。快走です。 だけどいきなり通行止め。 いや、道なりっぽい右方面は通行止めで、直進方面は狭路区間だけど続いてるのか?一旦停止。 看板をみると、この先が81号で間違いなさそうだけど、なかなかの警告ぶり。 3トン以上禁止、道幅1.7m未満の箇所あり、などなど。 相当の難所のよう。 さっきナビを頼らず、といったのは実はどう経由地でトレースさせようとしてもこの県道81号をつないでくれなかったから。 ナビだと太い81号の区間は途切れてます。拡大すると線のような道は続いてますが、ナビ的には通れない判断なんでしょう。 ・・・。 行くか、戻るか・・・。 あとちょっと走破すれば向こうの81号に出れるんだな・・・。 侵入開始です。 うほっ! すぐ後悔。 酷道はよく走るけど、趣、毛色が違うぞ。ひとことでいうと走るな危険! 道幅が狭いとかじゃなく、R157みたいに、落ちたら死ぬ、的?バイクに相性が悪い。中央はコケや砂利で狭いキープレフトを余儀なくされ、その左側はガードレールもないし崩落気味。自由度がない。 毎度思う、GSXのページに出る画じゃない。オフ車、アドベンチャーならまだしも。 よーし、なんとか対向車にも出くわさず対岸の81号に抜けました。 先を急ぐぞ、というところで急ブレーキ。 自分の脳に機械学習されて蓄積されてる特徴に一致する建物を発見。 掘っ立て小屋、入り口2つのシンメトリーデザインは公衆トイレの匂い、臭い。嗅覚です。 駐輪。ふぅ・・・。放尿完了ですっきりです。 まだまだ先は遠いな。2時過ぎ。いつもなら帰宅してそうな時間です。 県道を進むとやっと見覚えのある地名のエリアが出てきました。 ここからは来た時と同じルートで。引佐、新城、豊川と抜けていきます。 斜陽が迫る中、お、この待避所、見覚えあり!去年遭難して退避した場所です。ここにレッカー車を呼んだなぁ。思えば今日もバッテリートラブル。呪われてる。 トラウマスポットを通過。道の駅鳳来三河三石によります。 夕方が近づき、気温も下がってきました。そういえば今日はまだ脱脂してなかった。 ガソリン給油のお釣りで小銭太り。ホット缶コーヒーで10円玉大放出。 ふぃー、うめぇ。 豊川に入って高速でジャンプするか少し迷って、下道続行。このナビ、閑散とした県道をよく教えてくれます。これなら17時前に岡崎に入れるか?帰宅ラッシュに捕まらず脱出できるか?と期待したけど、 だめだ、市内は大渋滞。 始まった帰宅ラッシュと。運悪く桜満開の岡崎城があって、臨時駐車場からも次々にクルマが割り込んできます。まーったく動かず。しかもあれかな、今年は大河効果で、岡崎城に来るひとも多いのかもです。 渋滞に1時間以上つかまって、まさかのここで左手がパンク。 水温計も108度をマーク。新記録です。またラジエターキャップが変形してるかもだなぁ。 日没です。 やっと到着しました。 なんだか満腹だけど満足じゃない感じ? 吉凶混合のツーリングとなりました。 クラッチが軽くなったのは〇。お風呂セットがこれでよかったのも〇。でもバッテリーが怪しい感じなのは×です。 それでも桜街道は満喫できたのでそれは◎。つぎはGWツーリングの行先を決めたいと思います。
2023.04.01
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今日は休みをとって、平日の花見ツーリングに行ってきました。 天気は最高。 だけど、とあるアクティビティを織り込んだため、到着時刻を遅めにしました。これが通勤ラッシュにヒット。帰りも某所の帰宅ラッシュに巻き込まれ1時間以上渋滞に。 おかげで走行距離の割に丸1日使ってしまう、自分的には珍しいツーリングになりました。明日も仕事。写真、動画の整理で今日は終わり。記事は明日にして・・・、うーん、いろいろ吉凶混在のツーリングとなりました。それでも今年のシーズン、始まりました。
2023.03.30
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昨日交換したプラグ。そのときエンジンをかけてみたらアイドリングは下がるし、マフラーから微妙に異音がする気がしました。 ということで、午前中ちょっとだけ散歩してみることにしました。 エンジン始動。 マフラーあたりからした、キンキン、という異音は今日はしません。 暖機していくとだんだんアイドリングがあがって1300くらいまで上昇。昨日調整したより気持ち高めです。 出発。 ありゃ、またクラッチが渋いような。どうも安定しないなぁ。 しかし、エンジンは好調!トルクモリモリ。合流へのスロープも力強くなりました。アクセルに余裕があるというか。 今まではアクセルを開けても進まない、という感じでしたが、今日はアクセルを逆に抑える感覚。掌の下にパワーを温存しているというか。もともとアクセルはダイヤフラムとか勝手に開いていかないように抑える目的なので、自然なフィールに戻ったってことかもです。 街中の右左折も楽になりました。 タイヤのプロファイルも復活。今までどうもぎくしゃくしてたけど、1発でねらったラインをキープ、アクセル開度で起こしていけるのでとても楽ちん。 今日は街乗りだからそんなにコーナーには出くわさないけど、それでも旋回中はスイングバイ気分。寝かせて開けて、見える、見えるぞ向心力! と、あっという間に目的地に到着です。 お寺?寄りません、散歩なので。通過するだけですが、 旗がたくさん並んでました。 三河一向一揆とかの文字。「若き家康と戦った三河一向一揆」 そう、今大河でやってる家康。お話がまだ初期なので三河エリアがメイン。評判、意見は分かれるようですが、自分的にはよく知ってる地名が出てくる、ってことと有村架純さんがめちゃいいのでついつい見てます。(逆にいうと後半は見ない必至) 個人的に描写、演出が中世感というか、洗練されてないメッシー、カオス感があって惹かれるですが、そんな世界の中にあると強い求心力になるんだろうな、というのが宗教で、お話がちょうど一向一揆。 一向一揆って戦国時代後半のお話かと思ってたら、三河に関しては結構初期からあった事案?自分が知らないだけでしょうけど。 その一向一揆の拠点としてたびたび登場する本證寺です。それがこのエリアにある、って知ってやってきました。 大河で紹介された映像で驚いたので来てみたんですが、櫓があるとは。もうお城です。初め放送を見たときは西尾城址かと思いました。 周囲には堀まであります。当時のままとは思えないので、後世のどこかで建てられたものかもですが、お寺の立ち位置がみえるというか。 この道、それこそ西尾方面に抜けるときそこそこ通る道。でもいままで全くこの櫓に気づきませんでした。 お寺の前の道には、たくさんの人、人、人。 多分大河便乗ツアー。ま、ひとのことは言えません。自分も通りすがりでも来てしまってるので。 本證寺をあとにして、もう一か所通過してみることに。 安祥城址あと。 ここはいま歴史博物館になってますが、ここの催事も今は家康と一向一揆。このエリアは今大河推し。 この安祥城も合戦説明動画なんかをみていると、なかなか熱い場所でした。織田、今川の衝突の最前線。今川も1万の軍勢を仕立ててるから小競り合いではない、ガチの合戦。 どうも合戦というと桶狭間以降の戦いがメインになりがちだけど、各地にこういう戦いがあったんだなぁ、と感じた散歩となりました。 スパークプラグは問題なさそう。アイドリングも高めだけど、夏は下がる印象なので今はこれで。だけどクラッチワイヤーは改善の余地あり、です。急にナーバスになりました。
2023.03.12
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今日は平日ですが、午後お休みをいただきました。 2月から嫌な忙しさが続いて、先週は土曜日も出勤に。もうヘロヘロ。ということでリフレッシュです。 午後お休みにしたのは、気温が上がってくるから。最近は春の暖かさ。朝はさすがにまだまだ冷えますが、昼間はもう十分暖かいです。 ということで先日交換したタイヤの皮むきに出かけました。 もちろん昼間なので交通量大。スピードもバンクも出来ないけど、まあまだ低温なのでゆっくりペースで安全に。 出発前に空気圧を測ったら、リアは3.2くらいに跳ね上がってました。このところの暖かさの影響?少し空気圧を抜いて適度に調整。 ハンドリング、慣れない、慣れない。リアステア感?強し。これはミシュランとピレリの差なのか、空気圧の影響なのか。 だんだん郊外へ。交通量も減ってきたので、いろんな感触を確かめながら路面をトレースしていきますが・・・、なんかクリッピングポイントというかの脳内補正がまだまだ。ガードレール近けぇ! でも脳内と違うのはタイヤだけじゃなくて、エンジンのフィール? 爆ぜてない感じ。伸びない、苦しい感じ。信号で止まると久しぶりにアイドリングが顕著に下がってます。これはプラグもダメそうです。 もうひとつの違和感はクラッチ。 渋さはだいぶ解消されましたが、今度はレバーの遊びが多い。おかしい、ケーブルのアジャスターは同一なことは確認済みです。 信号で止まるたびにレバー側のアジャスターを調整。 これが変で、多めに調整しても遊びが変わらないときもあれば、ちょっと回して激変とか。もう、いいところの目途付けが出来ない感じです。 どうもアジャスターの調整量というより、ケーブルのベント部がアジャスターに収まる微妙な角度が影響度大の模様。 そういう意識で探ったら、なんとか今まで通りのクラッチレバーのフィーリングポイントを見つけることができました。 そんなこんなで目的地に到着。 大正村、明智駅に到着です。 タイヤのキャラクターってのは明らかに違いが分かるけど、チェーンとスプロケ、ダンパーは正直変わらないなぁ。まあ、マメにメンテナンスしてたので摩耗してなかったんでしょう。 駐輪してパチリ。 全然端なんて使えてない。寝かさなくても曲がってくれるから仕方ナッシン。 チェーン、スプロケ。体感効果より見栄えはグッド。 スチール色でまとめて個人的に正解でした。 缶コーヒーで一服。 この物価高。100円ホットコーヒ。ありがたいです。 退社前に職場の自販機で買った携行食糧?で遅めの昼食。 帰宅渋滞が始まる前に家に着きたかったので、ご飯も抜いてエスケープしてきました。 ぼそぼその食糧をコーヒーで流し込み。 出先で缶コーヒーを飲むと、シーズンが始まったなー、と実感です。 さて、トイレを済ませて帰宅です。 帰りのほうがアイドリングが下がってきて弱々しいフィールに。やっぱ爆ぜてないな。 幸いクラッチワイヤーは完全復帰。微妙な位置調整が重要だったか。ち〇ポジみたいです。 給油して渋滞前に到着です。 タイヤのプロファイルの常用域は皮むき出来たと思います。シーズンが始まったらまた早朝出発が増えます。早朝に新品タイヤの酷道は勘弁なので、無理して日中に散歩してきました。 シーズン前にやらないといけないのは、次はプラグ確定です。
2023.03.07
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2月の開運方位が東。東と言えば去年からずっと行きたいところがあります。残念ながら山中じゃなくてほぼ東名高速沿い。高速を使うかどうかは別にして、峠をつないで、というルートが組めないエリア。 そうするとただタイヤが平らになるだけなので悩んでいました。 だけど今はタイヤ交換直前。タイヤを温存する必要はなし。 で、待っていた暖かい朝。金曜日は関東でも積雪しましたが、土曜を挟んでならもういいでしょう。 最低気温7℃くらいの予報だったので、下手すら寒い日の日中並み。早朝出発可能です。相変わらず午後には戻ることが条件なので早朝出発です。 心配してたバッテリー上がり。先週も乗ったし、気温も高いので無事かかってくれました。この日のために用意したジャンプスターターはまた次回。 暖機しながら一枚。 うぉ!盛大な手振れ。ルミックルさんが長露光モードにしたせい。とっても心霊現象。今回のオカルトスポット?行きの予兆でしょうか。気になるのは降雨の跡。地面とかクルマとか濡れてます。 4時半にスタート。まだ真っ暗。たまにライトに写る雨の筋。 ちょっと立ち止まって雨雲レーダーを確認。昨日ざっと調べたら目的地は晴れだったと思ったけど、早朝は違うのか? ・・・。 目的地は降水エリアに。6時間後も微妙。強い雨じゃないけど、到着時も降ってる可能性あり。まあ、一番薄い降水量の色なので行ってみます。 路側に出てくる気温表示は7℃とか10℃とか。十分暖かい。冬装備は特になし。オーバーパンツもなし。アンダーパンツとネックウォーマーだけですが、風が無いのが幸いです。 東名には牧之原から乗ることにして、そこまではR23、R1浜名バイパス、R150でつなぎます。 R23。幸田あたりは真っ暗。心細いです。星空をみながらナイトラン、を期待してたんですが雲が多いです。ちょっと月の周りがぼんやり明るい程度。 豊橋あたりでスクリーンにしっかり水滴。確かに雨雲レーダーも静岡方面に行くほど降っていそうだったので、降雨エリアに追いついちゃったか。 空が暗くて、先の雲の色が不明。黒い雨雲なのか薄い雲なのか。不思議な雨。頭上の雲は切れていて、星もひとつふたつ輝いているんですが。 暖かいってことは、暖かい空気が流れ込んでいて冷たい空気の境目で雨に変わってるのかもです。 第一経由ポイント道の駅潮見坂。尿意なし。疲労なし。先を進みます。 潮見坂。あまりいい印象がないエリア。昔VTRに時代を先取りして?カメラを付けていた時がありました。 眼前に海が飛び込んでくるビューイングは圧巻!多分クルマ、バイク問わず人気のスポットだと思います。実際、ここの道の駅はいつも渋滞してる気がします。 家に戻って動画を再生したら、この先のバイパスを走ってる間にどんどん視界が真っ白に。多分海から吹き付けてくる風に混ざった海水、塩なんじゃないかと思ったわけです。 この時のツーリング記事に、その後洗車した水を舐めてみたらしょっぱい!って書いてあったので塩です。 それ以来あまり近づいてないけど、この時は風も強かった気がします。今日は無風。時間的にも早朝は陸風だろうと進入したわけです。 浜名バイパスを抜け、R150へシフト。路面がしっかりウェットに。スクリーンに水滴がびっしりと付着し始めました。霧雨です。 神社なんかに向かう際、途中の小雨は歓迎のサイン、なんて聞きます。禊の雨。 お、これは歓迎モード? 先に進んでいくとどんどん雨が強くなってきました。コンビニで雨雲レーダーを確認。周囲薄いけど降水マーク。この先延々と。いや、この強さ、しっかり降り始めてる気が。 レイン持ってきてないし。 少し明るくなった空を見ると決して雨雲には見えません。先の空も黒くはないけどこの降雨量。もうレーダーも当てにならない感じです。越えたい箱根辺りが突入時間的に悪そうです。 ナイロンのダウンコートも表面はビッショリ。胸元も少しひんやり。染み込んできてます。 ・・・。 今日は帰ろう。 磐田市で東進断念です。うー、あのスポットは縁がなかったか。 心が折れたので帰りは高速で。北上して東名に向かいます。 天竜川を横断。やっと空が明るくなってきました。 浜松ICへ。案内表示には浜松から磐田まで雨の表示。スポット降雨なのか。どうしよう、東に行く?名古屋方面に戻る?? いや、今回は出直し。名古屋方面に。 あー、このまま家に帰ろうかな、と思ったけどかすかな尿意。街中に入って尿意に悩むのはついつい事故なんかの焦りのもと。出てきた三方原PAに寄りました。 東の空に朝日が。 トイレによってすっきり。PAなんで簡易な休憩施設かな、と思ったら24時間営業のレストランが。 出発前にそこそこ食べたけど、軽く運動したので腹ごしらえ。朝日を見ながらの、 朝定食。 ふぅ。ご飯が旨い。 出先で和食モーニングとは。これがやりたかったわけじゃないけど、ま、これはこれで彩です。 さて、出発。 このまま帰って寝てもいいけど、一応東参りをしないといけないので、どうしよう。寄り道しました。 滝山東照宮。 今、大河が家康だから、というわけで?日本三大東照宮です。です! ここでもいろいろ懇ろにお願い、お願い。 よし、本日のミッション終了です。 岡崎市内が今日一番寒く感じた不思議。200キロ走ったので給油して帰宅。 家に入ったらまだみんな寝てました。 これをやろう。雨で濡れたのでグローブのケア。 そのあと、浜名バイパスを走ったし、ずーっと洗車してなかったので少し暖かくなったお昼に洗車して終了になりました。 気持ち、大きな汚れは落とせました。昨日バイク用品店に来てたバイクたちのきれいなこと。あんまり汚いと適当に扱われそうなので? さて、今日のスポットはいつになるか。新幹線でもいいかな。別途リベンジです。
2023.02.12
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美しい花魁?遊女さんの等身大人形。クオリティ高し。まるでお人形さんのよう、というかお人形さんです。 今日は昨日のジャンプスターターを試そうと思ったんですが、比較的暖かったせいか、弱々しいながらもエンジンがかかってしまいました。 せっかくなのでそのまま散歩に。ちょっと思うところがあってカジュアルライディングで寒さをチェック。ダウンコートは全然ライジャケより暖かくて着心地良好。 グローブとシューズの隙間は防寒要。 行先はもう少し暖かくなったら自転車で頑張って行ってみようと思っていたスポットに向かいます。 思えば今年初乗り。そこそこの気温。トルクの乗りもイイ感じです。 バイクだと散歩みたいな距離で目的地に到着です。 大きな錦絵みたいな看板が目印の建物。以前から来てみたかった、高浜にある「高浜茶屋吉貴」さんです。ここの売りは等身大の人形による、江戸時代の芝居小屋の再現コーナーです。 中に入ると、おぉっ!リアル人形のお出迎え。 でも、蝋人形みたいな違和感はないし、いわゆる生き人形みたいなどぎつさも漂わない、優しい感じがします。 店内に入ったら女将さん?が簡単な説明をしてくれて、お目当ての2階、再現芝居小屋へ案内されます。椅子がありますので、前方真ん中へお座りくださいとのこと。 展示コーナーの拝観料は500円です。 いざ2階へ。昇っていくと、まだ灯が入る前でしたが、うぉっ!おる、おる、おるなー、観客が。ここは江戸時代か、って思えるエキストラ人形のみなさんのお出迎え。 すげぇ。 席に着くとちょうど照明が点灯。一気に華やぐ芝居小屋。 おー、ここの席はお殿様かお代官様の席?VIP席かぁ?着物、ゴージャスです。 上の席もお武家様の奥方さまっぽい。 館内のアナウンスが流れて、舞台上には多分?有名な歌舞伎演目の名場面を再現した等身大人形が、左右からスライドインしてきます。 歌舞伎とか全然知らないけど、ザ・歌舞伎!だめだ、なんか頭の中は能楽と混ざってしまうけど、歌舞伎だな、歌舞伎。 人形たちはスライドインだけでなく、奥の緞帳が上がっていくと、 次の歌舞伎演目への早変わり。 上に鐘が。道成寺、と札にあります。安珍・清姫のお話なのかな。当時の芝居の演出とかわからないけど、後ろの三味線楽団。 芝居、歌、楽曲。なるほど、立派な演出をもったステージだったんだろうな、と想像できます。 そこで館内のアナウンス。部屋の後ろ上方をごらん下さい、とのことで、見上げると石川五右衛門登場。「絶景かな、絶景かな~」の大見得を切る五右衛門。 ここの茶屋吉貴さんはスマホ撮影OKとのことなんですが、顔認証しまくり。他の人形展でもするかもだけど、この認証の出方も圧巻です。 2階での公演は10分ないくらい。その後1階へお戻りください、と案内が流れます。 1階に戻る前に、気になる淫靡な部屋が? 中で裸体をさらした女体人形がー。なんだろう、遊女とのお楽しみタイムの再現シーンですか?いや、しかし男性は白髪。さて、どんなシーンなんでしょう。 もうひとつの部屋は・・・、これまた裸婦と筋骨隆々の男性。 これはさすがにいたしてしまうのかー。 説明書きをみると、「三助」さんのマッサージとあります。 聞いたことないな、三助。その場でググると、当時あった、銭湯なんかで背中を流してあげるサービス業の役職みたい。ただ、女湯への出入りも自由という。 腕のいい、イケメン三助さんは女性客から引っ張りだこの存在だったみたいです。今も昔も癒しのサービス業はあるんですね。この三助さんの職業は2000年過ぎまで存在していたらしいです。それも驚き。 他には…、町娘さんの売店コーナーみたいなのも。 1階にもどると女将さんがお茶を用意してくれてました。 しばしお茶をいただきながら、お話。「いやいや、ほんと圧巻でした。」 からいろんな、ほんと尽きないお話を。この展示、人形たちへの熱い想いをうかがえました。コロナだけじゃないけど、遠退いたお客さんたちにもう一度興味を持ってもらいたいですねー、という切なる願い。 こんな圧巻な展示、ご近所さんも知らないひとがたくさんいるとのこと。最近はSNSのおかげで、むしろ遠方からの若いお客さんも増えてるようです。 ふらっと来るのが、自分みたいな世代の男性か、逆に若い女性の方だとか。やっぱり着物の魅力を再認識する若い女性も多いそうです。 確かに。金糸銀糸の刺繍がふんだんに織り込まれた着物が、世界トップクラスのドレスなんじゃないかというのが持論です。 そんな女将さんが近々インスタにアップしようとしてるのが、この鎧。自分も店内に入って一番最初に気づいた鎧。徳川家康が若い頃に身に着けていた鎧。 まさに今の大河1話で松潤が着てた、着てた。 この鎧はずーっと展示してあったようで、別に大河が始まったから作ったとか、用意したとかではないようです。たまたま大河を見ていたら、出てきたので驚いたといってました。 そのほかにも館内には歌舞伎の錦絵なのか浮世絵なのか、今でいうところの宣伝用のポスター、パネルです。名古屋の御園座にも入れてる絵師さんの作品とか言ってたような。 ちょっとの散歩のつもりが、なかなか長居をしてしまいました。 想像を超えた異次元ワールド、高浜茶屋吉貴さんでした。 最近昭和レトロとか流行ってるから、こういうトラディショナルな方面も再評価されてほしいです。ネットへの露出はウェルカム、ということだったので同じ三河エリアの住民として応援アップです。 望外の邂逅にお腹いっぱい。昼ご飯を食べに家路を急ぎます。おー、遠くに真っ白な御嶽山。まだまだ真冬だなぁ。 給油して次のトリップに備えます。さすがにタイヤもどんどん減ってきました。 来週日曜日が雨っぽい。雨っぽいけど行きたいところが。こんなタイヤじゃないと行きたくないところです。マジ、天気勝負です。それにしても今日は妖艶なパワーをゲットできました。
2023.02.05
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今日から冬休み。昨日嫁さんから、バイク乗るなら明日にしてよ、と急なリクエスト。30日、31日は大量に買い出ししたいから外出NGとのこと。 30日に行こうと思ってたから、まだ行先を考えてない、ない、ない・・・。 まあ、タイヤもダメだし街中の近場に行くことに。エンジンに火を入れるのが目的みたいなもんです。 ということで今日はゆっくり準備。10時過ぎにマシンを出します。 今日は近場の散歩なので思い切って・・・、ブーツイン! これはハラスメント。見てて痛いんですが、ショートにしたら乗車時ブーツアウトだとパンツが抜けちゃって、隙間風で寒かったんです。 なので20数年ぶりにブーツイン。 お、そうだった、エンジン始動前にひと月以上乗ってないのでバッテリーの電圧をチェック。冬場での放置、どんな感じか見てみたら優秀、優秀。12V後半でした。春に換えたばかりなので評価しておきます。 よし、ってことでセルを回したら、 きゅる、きゅる・・・、うぅん・・・。 3回目のセルはもう回らず。 あっという間に電圧計は11V前半。 おいおい、今年の春に換えたばっかりでしょうが。 せっかくなので有象無象の商品がある鉛蓄電池からチョイス。あえてFUNを得るために一流メーカーをさけて選んだんです。シェアがない、と言っても1年未満。ひと月くらいならギリギリ始動してきてほしいところでしたが・・・、 おいおい、出発できねーじゃねーか。ブーツインまでしたのに。近くに立ち話のご近所さん。羞恥。 急遽エンジンかけたクルマから始動です。当然あっさり始動です。絶倫。 うわべだけの電圧があってもセルを回すだけのスタミナはなかったか。 帰宅後、バッテリー交換時の記事をみたら、ユアサがCCA180A。今回積んだAZバッテリーは160Aでさすが?冷間時の始動能力はユアサのほうが高いです。 ま、こういう彩、ハプニングを期待してのバッテリー選びだったのでありがとうございます、です。 暖機も終わって、出発。 ほんと街中を行きます。オーバーパンツは履いてこなかったけど今日は無風で大丈夫です。ギュムギュム言ってたグローブは静かになりました。100均のレザーオイルが効いた?でも寒さのせいか、クラッチ操作は重いです。 あっという間に目的地に到着。走り納め、年の瀬なのでジャパン!を感じたくてお城にやってきました。岡崎城とかだと年中観光客が多いと思いますが、ここの駐車場はガラガラです。ねらい通り。 ここは三河の小京都、西尾城址。荷解きしていると、バズーカーを装着したカメラで撮りまくってる観光客の方が。 そう、自分もこれを観に来たんですが令和2年に新しい櫓と土塀が復元されました。 外に回ってみると、おー、白漆喰の壁が日本のお城!って感じです。 ちょうど24日だったかな、朝、NHKで天守閣を扱った番組があってたくさんお城を見たあと。近所なので西尾にも行ってみようと思ってたところでした。 番組では、もちろんそうだと思いますが、櫓、天守閣の板張り仕様はオールドファッション。戦国末期の無骨さを残したルックスとのことでした。 土塀の裏には銃と矢のための狭間。戦うお城の姿。要塞です。 城址内を散策。 中央の天守閣っぽい櫓は登れるんですが、今日は年末年始で開放されてませんでした。 遠方からパチリ。堀に囲まれて小さいけどちゃんと城郭してます。 ということで近所の散歩でしたが、今年の走り納め。昨今、城郭ブーム?らしいのでエキスをチャージできました。 帰りは急に風も出てきて、暗雲に。雨もポツポツ。気温も下がり始めました。給油して急いで帰宅しました。 今日走っていて気になったのがブレーキの鳴き。特に前。ちょっとレバーを握ると、フィー、フィーっと軽く鳴きます。 そういえば、リアはパッド換えてもらったけど、フロントは換えてない。前、ショップが次回の車検時には交換したほうがいいですね、ということでした。 まさか、ライニングがなくなって、ディスクローターをパッドのプレートでガリガリしてないよなー。確認します。 うー、ギリギリ。良く見えないけどパッドの溝はもうないかも。危ない危ない。交換しないと。 反対側も確認。ピストンが片側固着してたりすると怖いので両側確認。幸いギリギリパッドは残っていそう。 反対側のキャリパーも大丈夫でした。 リアは1回換えてるので大丈夫です。 リアは測ってないけど、フロントは以前ディスクの厚みを測ったら使用限度でした。長く乗るなら交換しておいた方がいいけど・・・。ま、これも追々残量を確認します。 走り終わってバッテリーの充電具合を確認。 13V以上。とりあえずは良さそうだけど、次乗るときもバッテリーは上がってると思います。 バイクをしまう前に嫁さんを呼んで恥ずかしいブーツイン写真をパチリしてもらいました。 ・・・。 ま、まあ、ありかな? デニムのジーンズが楽なのでついつい履きがちですが、ブーツインするならもっと黒系がいいな。コミネのライディングパンツもあるけど、あれなんですよね、シャーリングとかまで入っちゃうと、バイクを下りてうろつく時に痛さが増すんですよね。でもブーツに合わせるならコミネかな。 と、まさかのバッテリー上がりなんかありましたが2022年に走り納めが出来ました。タイヤ、チェーン、スプロケ、ハブダン、ブレーキパッド、もしかしてローターも?来年は大変です。
2022.12.29
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今日は雨のはずだったのに、夜中に天気予報を見たら終日曇り。じゃあ、外出しよう、ってことで久しぶりにお参りに行くことにしました。 10月は神無月。出雲大社の集会は終わったはずですが、古い神社は旧暦でみるようです。旧暦で神様の集会が終わるのがまさに11月20日付近。微妙。 ・・・。 基本的にお参りは神社にしてますが、たまにはお寺に行く? ってことで、愛知に住んで相当経ってますが、はじめて大須観音に行ってきました。 でけぇ!立派、圧倒されます。商店街も雑踏。コロナ、コロナですが盛況でなにより。 ちょっとのぞくと美味しそうなお店がちらほら。独身の頃使ってた、大須にあったなんちゃらキッチン。今もあるのかな。 帰宅して嫁さんの買い物の留守番。 4時前に外を見るとまだまだ降りそうもないので、ちょろっとバイクで散歩に出かけることにしました。昨日充電していて、バイクのほうも充電しないとなー、と思ってました。もうひとつは魔女っ娘ブーツの習熟。履きならして次のシーズンに備えます。 急に決めたので行先は未定。 渋滞は嫌なので、自動車専用道で移動。缶コーヒーツーリングにします。いつもの海にしようか、と思ったけど、出てきた道の駅を通過して、目的地を変更。もうひとつ先の道の駅にしました。 そのままバイパスで行くのも味気ないので、残り距離は少ないですが下道におります。 下りて気づいた、道の周囲の柿、柿、柿。これから行く道の駅の名前が筆柿の里幸田。最近はもっぱらバイパスを使うのであんまり通らないし、走ってもこの時期通ったことがないんだろうな、本当に柿が生ってるとは。 道の駅に到着です。 サイドスタンドをかけようとして、やっぱり失敗。まだこの魔女っ娘ブーツでスタンドを見ずにかけるには慣れが必要。 名四上にあるので、なんかSAの面持ちです。 熱々の缶コーヒーをいただきます。 ふぃー・・・。旨い。 休憩室で休んでたんですが、変な掲示物を発見。 幸田・蒲郡オールロケの全国ロードショーとはー。 この宇宙人、どこかでみたことがあるような。フラットウッズで撮影された身長3~5mの巨大生物に似てる。 他には町内の小学生の俳句??確かにそうかも、と感じた作品。干し柿、太陽に透かすと明るく見える気がします。 よし、カフェインも回って気力回復。今日はスーパーアナログウォッチを付けてきましたが、ジャケットに完全に隠れます。ツーリングでの使用は厳しいか? 道の駅に寄る前に、スクリーンに霧雨状の水滴がついてたので急いで帰宅。 柿色、美しいアンバー色のコクピット。電圧はOKです。 街に下りて、数か所寄り道。どこかイルミネーションを飾ってないかな、ないかな・・・。結婚式場とか通ってみたけど真っ暗。まだ早かったのかも。 信号待ちで気づいた、車高の低さ。真新しいブーツで、ソールが減ってない、ってのもあるけどかかとまでぺったり。だいぶタイヤが減ってきたと思います。 忘年会、あるかどうかわからないけど、大出費しなければなんとかタイヤ代は貯まりました。ただ、チェーン、スプロケ、ハブダンパーも同時の換えたほうが長い目でお得。やるかどうか。まだまだ貯金が必要です。
2022.11.20
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今日バイクで散歩中に遭遇したもの。シカでした。ニュースではクルマとシカが衝突し、大きな事故にー、なんて見聞きしますが、特に早朝、山間をツーリングしているとよくシカに遭遇します。 今日は運よく撮影タイミングで遭遇。 こういうのをみると、事故も道路にいたシカが悪いのか、彼らの領域に行動圏を広げている人間が悪いのか。悩ましいです。 先日ツーリングから戻ってきて、荷物の積載関連なんかを考察中。次のシーズンまでにはアレをやろう、コレをやろう、なんて考えてました。 荷物だけじゃなくて、マシン自体も要整備箇所が。一番はタイヤ交換ですが、そういえばふにゃチンになったブレーキ。ツーリング先でふにゃチンになって、それから回復後はリアブレーキも使えましたが、しばらく放置した今、リアブレーキはどんな感じに? 2週間ほど経ったので、感覚もリセットされたころ。今乗って違和感がなければ元通りになったと言えるんじゃないかな、と。 昨日深夜思いついたので、急いで仮眠。数時間休んで、いつもより遅いですが6時過ぎにスタートしました。財布には千円しかないので、これで満タンにできるところが行動限界。家のみんなが起きてくる9時には戻りたいので、行先はあそこに。イエロービーム! 暖機中、マフラーのフランジから結露した水滴がブシブシ。 ガソリン千円。6リッターとして、燃費20の往復120キロ。遅めの出発なのですでにクルマが多数。ブレーキは特にいつも通り?気温は7℃。2週間前は二桁はあったので、急激に季節が進みました。指先が痛いです。 交通量が少ない県道にシフト。まあ、ブレーキのタッチは良さそう、でもタイヤはダメダメ。 意識しているのと気温が低いのもあるけど、リアが流れたりするな。ブレーキタッチは違和感ないけど、制動力は低下してる印象。止まらない。乗り心地も悪化。段差通過の衝撃も増えたし、未補修部分の溝なんかにもタイヤがとられやすいです。 コーナーもラインをトレースできなくなって、タイヤはいよいよジ・エンドの様相です。 あぁ、それでも色づき始めた木々は美しいです。 目的地に到着。大正村、明智駅です。 これを飲みにきました。ホットコーヒー。ふぅ・・・。うまい。 で、足元を眺める。 そう、今日はブレーキタッチだけじゃなくて、魔女っ娘ブーツ、ショートブーツも試しにきました。緊急調達したライディングシューズはソールが厚くて、どうもスムーズがペダル操作ができません。しかもシューズなのに、いいのか悪いのか、くるぶしあたりのホールド感が強すぎ。ギブスみたいで、痛いし脛に靴擦れも未だにできます。 この魔女っ娘ブーツの方がソールは薄いのでペダル操作には適していそう。でもギブス感はどうだろう。まだ真新しいので硬さがあって心配でした。 走り出した時の印象は、・ペダル操作はシューズより違和感なし・あれ?窮屈感はこっちのほうがないです。 総じてシューズよりこっちのほうが良好。 なんだ、シューズを買わないくてもよかったじゃないか、という感じでした。 まー、ただ、魔女っ娘、ショートブーツにしてる理由もあって、ほんとしょーもないですが、ツーリング先の入浴施設や宿なんかの靴箱に入れにくいから。そういう点ではショートでも難しいのは難しんですが。 もう少し馴染めば問題なさそうな感じですが、少々仕様から来る問題も。まずヒール裏の謎の半透明プラスチックガード。これがヒールガードに当って弾かれます。ヒールでステップをホールドできない感じ。 あとソール。材質か硬さからか、滑りやすいです。マシンをとりまわすとき滑ります。これ、いざというときマシンを支えきれず倒しちゃうかも。 もうひとつ、このガードが邪魔で、乗車した状態でスタンドをかけにくいです。スタンドから突き出ている足かけ棒?のところに踵を入れられないです。いままで足元を見なくても操作できていたスタンド掛け。しっかり見ながら操作が必要でした。 と、いろいろ現認するための散歩だったわけです。 ・・・。 ツーリングブーツが最高だな、という結論。この辺りはもう少し履きなれると違ってくると思います。Anyway、ライディングシューズよりは快適そうです。 9時には着きたいので折り返します。 で、冒頭のシーン。 なんか道路上に立ってるなぁー、と近づくと、 シカだったわけです。カナダのヘラジカ、ムースとか立ってたら卒倒します。 帰りは下り方向。交通量少ないので家路を急ぎます。対向車線は、そろそろシーズンオフということもあってたくさんのバイクとすれ違いました。 家に到着前にGSで給油。千円で6リッター弱。走行125キロ。 うー、ぎりぎり満タンというところでした。 ちょっと早いけど100キロオーバーの散歩は終わりな気がします。今日何回か冷や冷やしたので。タイヤがなんともなりません。次の大型出費に備えます。
2022.10.30
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寒っ! 12時くらいに目が覚めてしまいます。やっぱ防寒用のシートを忘れたのが敗因。どうあがいても持ってきてる装具以上には暖かくなり様がなく。最悪レインを着こむとかすればだいぶマシだと思いますが、朝収納するのも面倒。って、枕にしてるので。 お風呂に行くとき、大きすぎて持って行くのをあきらめた、中サイズのタオルがあったので肩口に掛けてみたらグッと暖かくなって眠ることができました。 ・・・。 でも、4時には目が覚めちゃいました。 外をのぞくと真っ暗。月夜にオリオン座。満点の星空、とはいかないけど、月夜じゃなかったらもっと壮大だったかも。 5時半くらいまでは夜。真夏なら5時前くらいからウロウロしても、大きな物音さえ立てなきゃ許容されそうですが、夜の雰囲気では睡眠妨害の非常識人扱いかも。 テントの撤収とか、物音を立てるのは5時半くらいからにします。それまではテント内で細々片づけていきます。 にしても寒い、寒すぎ。トイレに行きがてら、自販機でペットボトルの水を購入。コーヒーを沸かして暖をとります。あー、一気にテント内が温まります。 朝ごはんはコレ。昨日、道の駅で買った栗あんパン。もそもそと食します。 5時過ぎくらいから歯磨き。洗顔は困った、水場の水を使うのをためらったので、髭剃り用のフォームでいきなりジョリジョリ。温泉帰りの濡れタオルで拭って終了。ま、思ったより爽快にはなりました。 5時半過ぎくらいからテントを撤収。 とんでもなく結露。寝袋もマットも湿ってました。この頃になるとさすがに明るいです。 また重いサイドバッグを持って駐輪場に向かいます。 その前に久しぶりのぼっとんトイレ、さようなら。うー、この距離でも目にしみます。 オートキャンプ場とかは望まないけど、トイレは大事だなぁ。その点、数年前に行った、安徳の里キャンプ場はウォッシュレット!マジ安徳天皇に感謝したのを覚えてます。 いつもより遅い6時過ぎにバイクに向かうと、すでに登山客が大勢来てました。ここは甲斐駒ヶ岳登山口なので、その登山客と思います。今ぐらいが一番いい季節なのかな。 荷物を積んで、エンジン始動。このキャンプ場は思ったよりライダーは居ませんでした。他に2台くらいです。 6時半スタート。ちょうど朝日が山からのぞいてきました。 甲州街道へ向かう途中、変なものが視界に。 飛行機。練習機かなにか?なんでこんなものが唐突に。なんとなく公園ぽいけど・・・。 保育園でした。はー、こりゃあ園の子供たち喜びそうです。 思わぬ展示物でした。 先を急ぎます。無給油で愛知に。警告灯が点く前に帰宅出来たら自分の勝ち。そんなルールを設定して、木曽路R19号を目指して北上。塩尻を目指します。 7時前の甲州街道はまだまだ快適です。 今回はGPSでよく標高を見ながら走ってますが、この辺りも地味に標高は高いです。800m前後?そんなことを考えながら走っていると目の前にガスの塊。 ヘアピンを抜けて高度が上がっていくと、目の前に雲が流れ始めました。 そしてあっという間に真っ白!今、動画の映像をみると思ったより視界があるように感じますが、体感的には視界数十メートル。2台先のクルマは見えないです。とてもスピードなんて出せない、だせない。 しばらく、ジリジリ行くと茅野市でやっと視界が開けてきました。 茅野市を通って諏訪に。せっかくだから諏訪湖を眺めて帰ります。諏訪湖なので諏訪大社があります。そのためか、こんな素敵な名前の交差点。 神宮寺、意味も響きも感じる。もうサクラ大戦しか思い出せない。諏訪湖に泊まった時の花火大会はよかったなぁ。また来たいもんです。 そして諏訪湖に。琵琶湖に比べると小さいけど、武田とくれば諏訪氏。ここから武田の躍進が始まります。そんな信玄を苦しめた村上清正もすげー。いつか清正巡りもしてみようかと思います。 諏訪から塩尻までは曇り。もともと雨の予報だった日曜日が、雨じゃなくなっただけでもありがたいので贅沢は言いません。 塩尻でR19号に入ります。 なんとなく先の空は青空です。 R19号に入ると、木曽っぽい?風景。そんな高くない山々が左右に開ける光景が、ほどよい郷愁感なのです。 木曽路にはいったら、「是より南木曽時」の碑を探すんですが、見当たらない。まっすぐ進んでトンネルに入ったんですが、一瞬、左のルート上にそれっぽい看板があったように見えました。 トンネルで旧道はバイパスされちゃったかな。いつか、旧道に入って確認してみます。絶対忘れるやつです。 R19号を南下していくと、白バイがたくさん出動してきました。狩る気満々。 そろそろ出発して100km。トイレに行きたくなってきたので道の駅を探します。この辺りは、毎回思うけど木曽義仲挙兵の地。ここから京都か。なかなかの大望です。初めはうまくいってたんですけどねぇー。 道端にも義仲と巴御前。 戦闘力だけじゃなく容姿も美しかったとか、ずるい属性です。それ、なんてアニメ?そういえば義仲の家臣の自害方法が、エグっ!です。そっちしか思い出せないほど・・・。 この前も寄った、道の駅日義木曽駒高原に到着です。 装備を外していると、停めた隣のクルマの運転手さんが話しかけてきました。よくある会話の入り口。「そのバイク何cc?」 みると品の良さそうなおじいさん。ほんとよくある会話。ちょっとした興味で話しかけてくるひともいますが、この方は、「むかしコレダ乗っててさ。それからハーレー乗って。白バイだったやつのさ。」 ハーレーが白バイか。そういうイメージないなぁ、自分には。 小学校に原付で行った話とか。先生に怒られるかと思ったら、「お前いいもん乗ってんな、先生にも乗せろ。」 とか大らかな時代。「バイクはよかったなぁ。クルマから始めたけど、バイク乗りだしたら断然面白くて。もう一度乗りたいけど、もう78だからなぁ。」 この方が小学生なら60数年前。戦後復興期。そのころバイクは珍しかったのか、クルマ普及の前の足として珍しくなかったのかはわからないけど、いい環境で育ったのかな。 この方も断然下道派。やっぱりバイクで下道の楽しさを知ったようです。「大阪に住んでるけど、子供たち住んでるところを回ってきた。金沢、富山、新潟まわって、今ここまできて、昨日はここでひと眠りして。」 いいなぁ、自由で。 自分としては珍しく長話。自分も先を急ぐ身。会釈して道の駅をスタートしました。 引き続きR19号を南下。 御嶽山入り口をパス。昔は結構通ってたんだけどなぁ。噴火して以来行ってません。 なんでだろう、R19号はR41より飽きません。R41はなんか単調で睡魔との闘いです。そんなR19号も中津川までくると交通量が増えて街区に。あー、ツーリング終わった・・・、と感じる光景です。 それでもいつも使う抜け道、県道66は快走路です。 ここですごいお金持ちを目撃!すげー、リッター777円のガソリンを入れる富豪。大盛況です。マジかぁ。 ここまで来たら休憩なしで帰ろうかと思ったけど、道の駅そばの郷らっせいみさとで最後のトイレ休憩をしておきます。さすがに嫁さんも起きるころなので、メッセージを入れておきます。 昼過ぎの買い物に間に合わないと、機嫌が悪くなるので。お昼があると嬉しいな、これも聞いておきます。 よし、家に向かいます。 自分の勝手なイメージですが、県道66号はいつも曇っていて暗いんですが、今日は快晴!うひょー、青空につながる白いアスファルト。気温も上がってきて、ちょい夏気分です。 無給油で帰りたいので、敢えてナビ通りで進みます。そうするとR419号をチョイスしてきました。この道はいい道だけど、交通量が増えたらダメダメです。ただフラストレーションが溜まるだけです。 自分はツーリングの終盤。お腹いっぱいなので、そんな光景にも失望しませんが、反対車線の下り方向は、これからツーリングに向かうバイクの群れ。クルマなんかについていってもつまらないだろうに。 豊田市内は相変わらずの渋滞でした。今のところ給油警告灯はまだ点いてません。家まで警告灯が点く前に到着できるかー。ラストスパートです。 家の近所のコスモス畑は満開でした。 給油警告灯が点く前に、GSで給油完了。ちょうど12時に到着です。 3時までは干すのに十分な日差しを期待できそう。家に入ってしまうと腰が重くなりそうなので、その場で荷解き。 テント、シート、寝袋を広げて一気に干しました。 これも買い物に出るときには撤収。しっかり乾いてくれてました。 秋の1泊ツーリングは無事終了です。分断国道を走破できなかったのは残念でしたが、また来年にでもビーナスラインとか合わせて、佐久、野辺山辺りを走ってみたいと思います。 次回の1泊ツーリングはGW?うー、GWだとまたキャンプに良さそう。でも据膳ビールも恋しい。それはまた行先次第、です。
2022.10.20
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茅野市到着。反対側の野辺山方面は時間の都合で断念。じゃあ、原村付近を走って高原の雰囲気を味わおう!ってことに。視界に八ヶ岳をとらえ快走。 いいなぁ、この雰囲気。 けど、来た、食後の尿意。ほんと頻尿。寒さなのか歳なのか。歳です。 このエリアに入っちゃったらコンビニとかどこ? 最寄り駅は?茅野駅とか。多分大きな駅。路駐も困ります。ローカル駅が休憩にはベストなんですが。じゃあ、公園とかは?ナビで調べると近くにありそう。 ナビにしたがって爆走。ほんと、どんどん奥に入って行きます。見つけた、弓振公園! 遊具も整備された大きめの公園。でも目的は公衆トイレ。もう2度とは来ないであろう、弓振公園。ありがとう。 ここで少しルート設定。八ヶ岳の麓をぐるぐる回るルートを設定です。 よし、再出発!再び原村エリアへ。 雲が低いー、高所のテイスト。空が近いです。見渡すまでの地平線に八ヶ岳。いいねぇ・・・。 中央高原を目指して、 富士見高原方面へ。紅葉、ってのにはまだ早いけど、微妙に色づき始めた木々。下手にシーズンよりは交通量も多くなくて、景色を貸し切りです。 いやぁー、高原のテイストをたっぷり堪能。次回は是非反対側の野辺山にも。 そろそろキャンプ場の様子を見に近づいてみます。R20号に合流。山梨方面にシフトです。 甲州街道を山梨方面に。出てきた道の駅で、あれをしよう、あれをしようと意識集中。 そんな最中、出てきた道の駅が信州蔦木宿。 あんまり喉は渇いてなかったけど、下剤?としてブラックを購入です。 買うときの自販機のラッピングに驚き。きれいな八ヶ岳のラッピング。この解像度、今どきはこれくらい普通でしょ。田切の里の自販機にみせてあげたいです。 ベンチでコーヒーをのみながら、歩く人の影の長さが気になります。まだ2時半前なのにどこか斜陽。やっぱ秋が近いんだな。迷わずキャンプ場に向かうこと決定です。 道の駅を出る前に、高めた意識と下剤コーヒー効果で強制ス〇トロ。これをやっておかないといけない理由があるのです。 さ、出発です。 山梨県に入りました。 ナビに従ってキャンプ場を目指します。 口コミをみると、玄人好みであんまり、みんなに知ってほしくないキャンプ場です、みたいなところ。設備、施設は最低限らしいので、山深いのかな、と覚悟していたらたくさんのクルマが。 施設っぽいところの前に停めたら、中から係員さんが出てきて、「キャンプする人?」「はい。」「キャンプ場の受付はこの先の奥だから、そっちに行って。」 と案内されました。 そっち?って言っても行き止まり。関係車以外進入禁止ですが。もっともダートなのでやめておきます。 この手前がバイクの駐輪スペース。ここに停めます。 この先が受付。どこまで行くんだろう。重いバッグを手に持って、てくてく歩きます。向こうからハイカー、登山者っぽいルックスの方々とすれ違います。そう、登山道の入り口でもあります。 みんなどうやって荷物の搬入をしてるんだろう・・・。 で、受付に到着。 そうそう、この昭和感あふれる建屋を見に来たのです。アイスボックスとかいい味出してます。自販機があるのが〇。 売店兼、キャンプ場の受付。 中に入って受付を済ませます。1500円。クルマを乗り入れますか、って聞かれて、いいえ、って答えたけど、どうやってこんなところにクルマを入れるんだろう? テントはお好きなところに、ってことでした。 結構巨岩がゴロゴロ。 川の音はうるさいけど、周りのキャンパーからも距離をとって、適当に設営しました。前のキャンパーのかまど跡も。上からの落ち葉がフライシートに当ってうるさい感じ。場所、失敗したかな? 夕食を調理しているときに、中に落ち葉が入ったら嫌な感じではあります。 水場も確認。うーん・・・、お世辞にもきれいとは言えないかな、と。 この水場まで臭う、アンモニア臭というか、刺激臭。近くにトイレがありますが、ぼっとん式なんですよねぇー。 これが玄人好みの所以。ひとを選ぶのです。若い女性とか無理ゲーと思います。なにしろ、男性女性共用&ぼっとん。というわけで道の駅で大の方を済ませてきたわけです。 次はお風呂に。近くに入浴施設があるのは確認済みです。熊野に行った時みたいに、時間もあるし歩いて行ってみようかな、とナビで検索。 3.4km。 さすがにバイクで行きます。タオルを忘れたので電話で聞いたら250円で売ってるとのことでした。 入浴施設、尾白の湯に到着です。駐輪場からテントまでそこそこ歩くので、結構時間が経ってました。4時前。いい頃合いです。 中には露天風呂もあったけど、そっちには敢えていかず、内湯でのんびりしました。脱衣所もかごがないくらいの盛況さ。洗い場も埋まってたし、人が多いです。内湯から露天風呂エリアをみてたけど、裸のひとが大勢うろつく様は、まるでヌーディストビーチかな、と失笑。内湯でいいです。 湯冷めしないようにしっかり蓄熱。 キャンプ場にもどります。ついでに給油。早朝に出発すると、給油したいときにはまだGSが開いていない可能性があります。これで早朝出発の懸念なし。 途中、八ヶ岳とバイクをパチリ。 また駐輪場からテントまでてくてく。テントサイト横にはクルマがたくさん。バイクもあったけど、どっから乗り入れてるんだろう。不思議です。 テントに入る前に目の前の河原を眺めます。 恐ろしいほどきれいな水質。川底が透けて見えます。 やっとテントに潜り込みました。 あー・・・、疲れた、疲れたー。 家にメールを入れて、ひと休み。川のせせらぎがうるさいくらいだけど、いつの間にか眠ってました。 うぉ、起きたら真っ暗。18時でこれかぁ。さて、夕食を用意します。水場から水を入れてきて、お湯を沸かします。その中に保存用のお米パックをどぼん。24分間温めます。 先日買ったキャプテンスタッグは持ってきませんでした。他にみつけた残量がおおいカートリッジを持参。こっちを使い切りたいです。これも何年前のガスか不明。心なしか火力が不安定です。 何かハプニングでも起こしてくれるかな? 期待したけど、特に何も起こらず。 中のお湯を捨てて、クッカーの底の残留物に気づいた。 これ、なんだろう。お米パックからなにか溶け出た??いや、さすがに。屋外だったので木々から落ちてきた何かか、水場の水道水に入ってたやつとか? ま、とりあえず食べ物を調理するときに使う水は持参した水にします。 お米の次はハムを焼きます。 今日のハムはハロウィン仕様です。 お米と焼きハムが完成。締めのラーメンの前に軽くいただきます。お腹が空いていたので飲むように完食!ハムうめぇ。 続いて締めのラーメンを。手元にあるきれいな水はペットボトル1本。500ml。チキンラーメンを煮て作ると450ml。最後にコーヒーも飲みたいので、煮るんじゃなくてどんぶりに放置の調理法で作ります。それなら400mlで済みます。 丼じゃないけど、クッカーにいれて、蓋をして待つこと3分。 3分して蓋を開けると、よし、ちゃんと出来てました。 チキンラーメン・・・、うめぇ。 お腹もいっぱい。 食後のコーヒーを作ります。今回はゴミを出したくなかったので、スティックのインスタントコーヒーに。家から満タンにした水を持参したんですが、550mlは入ってたのかな?400ml使ったはずなのに150ml残ってました。ジャストコーヒー1杯分です。 コーヒーを飲んで、水場でクッカーを洗って、テントの外で乾かしていました。そろそろ乾いたころだし、中にとりこうもうかな、と中をみると虫! いやいや、虫は大丈夫なほうですが、うっかりテント内に持ち込むのは勘弁。こういうの、下の子はダメなので阿鼻叫喚ものです。 そろそろやることもないし、寝るかなぁ。だんだん寒くなっていました。標高は約800m。朝は寒そうです。保温シートを持って来なかったことを後悔。やばいかも。 最後に明日のルートを考えます。 富士山方面に向かって、富士山を眺めるのも良さそうだけど、そのあとは高速になっちゃいそう。そんな面白みのないルートにするくらいなら、塩尻まであがって、R19号、木曽路で帰った方が旅情があるかな、自分的には。 ナビで検索すると250km程度。 ちょうどいい。無給油で帰れる範囲。昼には戻って買い物に付き合う約束なので、明日は寄るところはなし。昼までに無給油で帰る、をミッションに。明日も天気は良さそう。最後に臭うトイレに。目に染みるアンモニア臭で目が冴えちゃいましたが、周りのキャンパーが静かなのはプラス。 ゲームをしながら寝落ち。明日はノンストップです。その3に続く。
2022.10.19
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愛知に住んでからずーっと行ってみたいルートが何本か。ひとつは天下の酷道157号。もうひとつが天竜川を遡上する分断国道R152号です。 マップルをみていて、こころ踊る「日本のトンネル技術が敗退」という煽り文句の青崩峠。R152号はもう一か所分断されていて、飯田市のパートも未開通。どちらも舗装林道で結ばれています。 青崩峠はヒョー越林道で。飯田市側は蛇洞林道でつながります。ヒョー越、兵越。兵越峠は自分が大好きな武田信玄が遠州に向かって兵馬を進めた峠、とあります。さらに酷道をよく走る自分は行っておきたいルートです。 ルートは分断国道R152。目的地は、八ヶ岳。あの雄大な八ヶ岳を久しぶりに堪能したい。その麓をぐるっと回って、野辺山、清里、その前に高所の麦草峠をパスしてー、こんなルートです。 キャンプ場も目星は付けてあります。強気の料金設定が多いエリアの中では割安なのです。 ナビでルートを設定しようとしますが、どう経由地をいれても、分断部分をつないでくれず、走行距離500Kmオーバーの算定。さすがにそこまでは走らないと思うけど・・・。日暮れも早いので早朝出発です。購入したヘッドライトを付けて撮影するとこんなに明るく撮れるんだ。5時前にスタートです。 日の出も6時近くになってる時期。街はまだ寝てます。連なる青信号が若い星団のよう。 R1号を東進。東三河、天竜方面を目指します。 茅野市まで上がれば確実に給油できます。そこで入れれば、八ヶ岳をぐるっと回っても十分キャンプ場に着けます。でも、南アルプスを縦断する行程。GSはないだろうし、先日、日の出モーニングツーリングをした時の燃費が激悪。リッター11キロ台。なにか悪いところでもある?こんなコンディションで山間部に入りたくないです。 なのでガソリンは満タンにしてあったけど、念のため燃費を確認するために20キロちょっと走って、早々に給油してみました。ここでさらに満タンにしておけば、生存率はあがります。 燃費はだいたいいつもどおりの20前後。OK、問題はなさそう。ということで気を取り直して、東三河のトイレスポット道の駅鳳来三河三石へ向かいます。 いつもの県道で新城経由長篠入り。道の駅手前のR257は気持ちのいいコーナーが続きます。フロントタイヤも偏摩耗気味。リアも荷物を載せているので、なんかリズム狂うけどやっぱり気持ちいいのです。 それなのに、土曜日早朝にもかかわらず、ダンプカーが多いこと、多いこと。このダンプは天竜エリアまで出現しました。どこかで大型工事してるのかな。6時半に道の駅に到着です。 トイレだけ済ませて先を急ぎます。 県道をつないで天竜へ向かいます。この辺で4月に遭難。嫌な記憶がよみがえりますが、電圧計はOK。換えたクラッチも問題なし。まったく変わらない重さと振動。まだまだ換えなくてもよかったのかも・・・。 天竜に出てR152号に合流。ここから北上していきます。天竜川遡上開始。この辺は寸又峡なんかに向かうときにも来るエリアですが、純粋に北上したことはありません。 兵越峠手前の街、水窪を目指します。 左手の天竜川、とっても水量が多いです。ダムっぽい。水上にかかる幾連のアーチ橋。長い橋です。 R152号をトレースさせるために登録した道の駅なんですが、気温も12℃から14℃くらいで、尿意がハンパない。道の駅天竜相津花桃の里に滑り込みました。 喉は渇かないのでここでもトイレだけ。 ここに案内板があって「夢のかけ橋」と。案内の地図を見るとさっきのアーチ橋っぽい。行くか、行かないか・・・。先は長いかもなので今回はパス。 寸又峡にも夢の吊り橋。静岡県には夢の橋が多数。 遡上再開。 雲ひとつない快晴!まさに秋晴れ。最高のごちそうです。 眼前いっぱいの山塊。多分南アルプス?だんだん山深くなってくるけど、次々に現れるダンプカー。狭路区間までお付き合いされるのは勘弁。 ぱっと周りが開けて水窪エリアに到着しました。この先は青崩峠。ここが自動車圏としてはいったん北限でしょうか。ダンプカーもこの辺で見えなくなりました。峠までお付き合いはしなくて済みそうです。 電車が水窪駅を出たようで、北上していきました。飯田線と思われます。 ネットで調べたら、青崩峠ギリギリまでクルマで行ってみてるサイトがありましたが、なかなかの荒れ具合でした。荷物満載のロードバイクではやめておきます。 走行していると右に「青崩峠」の看板。R152号の本来の端点はそっち? 自分は林道目指して北上します。 お、それっぽくなってきました。 林道だけど舗装されていて、広くはないけどヘアピンとか少ないし、バイクなら問題なし。 それこそ数年前、この分断国道を縦断するYAMAHAの公式ツーレポかなにかを見ました。女性ライダーがレポーターだったので、そんな悲惨なルートではないだろうな、と思いましたが、その通り。ただ、秋なので落ち葉は多めです。これからはもっと増えると思います。 木々の向こうに、山々の尾根が見え隠れ。真横に山頂が見え隠れするなんて、雄大な気もするし、その高さに心細くなる気も。 ナビのGPS高度計は1000mオーバー。高いわけです。 兵越峠が迫ります。 ナビでどうしてもつなげてくれないのが、この峠とその先。ナビ情報でも別に通行止めのマークは出てませんでした。道として認識してないとか? どんな具合なんだろう・・・。不安になります。 そうこうしているうちに、ナビ的兵越峠に到着、というか通過。見落としたかもだけど、兵越峠、とかいう看板はなかったような。その代わり飯田市の看板と青崩峠への看板。なんかたくさん看板が立ってました。 ここから下りに。 ナビが案内しないなんて、大丈夫かな、と心配したけど崩落とかしてなくて、普通に走れました。ナビの高度計もゆっくり、ゆっくり降下していきます。 R152との合流はどんな感じ? あまり明確な看板とか見かけなかったけど、やたら案内看板の多いカーブが。ここが合流点?バイクから降りて看板の確認とかすればいいかもだけど、走り出すと降りるのが億劫で、億劫で。 多分ここ。日本のトンネル技術敗退の現場です。 しばらく工事区間が続いて、嘘のような快走路に。道端にもR152号の標識が再び。 ここで道の駅が登場。 ちょっと狭路で疲れたので、身体を休めるために寄ります。 広い駐車場。だーれもいない。貸し切りです。奥のきれいな山が抜けてきた山? 道の駅遠山郷。目の前の山塊。 こういう光景をみると、いつぞやのツーリング先で見かけた光景を思い出します。こんな光景の駐車場に停めたクルマから降りてきた、家族ドライブについて来たっぽい女子高生くらいの女の子のひと声、「やま近っ!」 相模原ナンバーだったかな。俺もそう思う。 休憩終わり。ひとつ目のヒョー越林道をクリア。次の蛇洞林道を目指します。 家で調べていた蛇洞林道。実は走ったことがあって、しらびそ高原から飯田に降りてくるときに一部走る区間でした。その道はVTRをレッカーしてもらって降りてきた道。そんな道だからひどくない印象です。 懐かしのしらびそ高原を目指します。 R152号を北上していくと、下栗の里、しらびそ高原といった懐かしい文字が案内、看板に出始めます。最近行ってない。 ツインのVTRのときは、航続距離、乗り心地の悪さから、この辺が日帰りのリミットでした。マルチは快適、快適。しらびそ高原の案内。イコール蛇洞林道方面。そっちに向かいます。 一瞬嫌な看板を目撃。全面通行止め?この先?ちらっとしらびそへは行けます、の文字。〇〇へはいけません、と書いてあったけど、土地勘がなくどこのことかよくわからない。 速度も出ていたのでそのまま通過してみました。(これが間違いだった・・・。) 蛇洞林道を行きます。見覚えのあるルート。なんだ、全然快走じゃないか、通行止めってのは、何か所か行先のある分岐のうち、ひとつがダメってことだろう。自分が行きたい方面は、しらびそみたいに行けるに違いない。 そんな都合よく考えてたけど、甘かったー! こんな縦走ルート、そんなに行先があるわけナッシン。純粋に通行止めでした。あー、ナビがどうしても繋げてくれなかった兵越峠をパスしたら、狭路だろうが道なりで行けば茅野まで行けると思って、ナビを設定していなかったのが仇となったか。ナビに入れていたら通行止めマークが出てくれていたかもです。 とりあえず停車。 案内には「大鹿村方面には当面の間通り抜けできません」の無情なコメント。 右に行けばしらびそ高原。 風光明媚、ハイランドしらびそはオシャレ。久しぶりに見てみたいけど、先も長いし。てか、行っても下栗を抜けて、またR152に出るだけ。北上できません。引き返すしか選択肢がないです。 ここでUターン。R152が進めないなら隣のR153に出ないといけない。うーん・・・、微妙にロス。八ヶ岳ぐるっと周遊は難しいかなー。 それにしてもしらびそ高原はVTRでパンク遭難したことを思い出します。2014年。もう8年前。 超がっかり。先のこともあるので、急いで下っていきます。 R152号へ戻ってきて、路肩に停車。ナビで変更した行先を入力。 よし、再スタート。コーナーに入って、リアブレーキ・・・、 ちょっと何言ってるか分からない。 けど、一瞬そう思った。 なぜって、右足首が曲がるはずのない角度まで曲がったから。なんどやっても曲がる。ほんと、救急車呼ぶの!とか焦った。でも痛みはないし・・・。てか、減速しねー!リア沈まねぇ! あれだ、足首の関節が外れたんじゃなくて、ブレーキペダルが異常に踏めるんだ! 何度踏んでもフニャフニャ。芯を感じられず、マジふにゃチン。 路肩に緊急停車。 ブレーキペダルを押してみる。フニャフニャ。 ・・・。 踏んでも踏んでも芯がない。リアブレーキ効かない。 終了。マジ終了。 こんなブレーキでワインディングロードを行くのか、ムリー!いや、帰宅するのも怖いぞ。高速近いから、高速で帰ろうか・・・。 いやいや、ほんと日頃の行いが悪いというか。電装系の次はブレーキか。 途方に暮れる。 液漏れとかしてるのかなー、してなさそう。フルードレベルも正常。ペダルをスコスコ。エア漏れもエアを吸い込むような音もしません。 ピストン、動いてるかなー。 のぞき込むとき何気に触れたディスクローターが、 あれか?ベイパーロックとか??ディスクローターがこれくらい熱くなるのはあります。 念のため、引きずりとか起きてないかマシンを押してみるけど、特に重くもなく。 さっき、ナビで検討中、マシンに乗ったまま、念のためリアブレーキをずーっと踏んでいたので、ローターの熱がパッド、ピストン経由でフルードに伝わったからかも。 ベイパーロックだとして、冷えれば元に戻るもんなのかー・・・。 どうしたもんかと考えていると、対向車線に軽トラが停車。(お、なんだ?トラブルを心配してくれてる優しい人か?) 窓から顔を出したのは80歳くらいのおじいさん。メットを被ってるのもあるけど、何言ってるか分からない。「に?か?どっち?」 とか繰り返してる。 何度か聞いていると、どこかの場所を探してるらしい。この辺は初めてだからー、とのこと。 人間の脳は言葉を想定して聞いてるんだな、と再認識。予想しない言葉は脳が反応しない。てっきり自分は、「転んだ?怪我でもしたか?」 とかいう問いかけを想定。それが自分も聞いたことが無い地名を投げかけられ、勝手に心配してくれてると思い込んでいたら、その実、おじいさんは迷子の自分を心配しての必死の会話。もうベクトル180度反対。伝わらないわけだ。「すんません、自分もこの辺のひとじゃないので。とりあえずそっちは通行止めでしたよ。」 そんな会話で別れました。 ふぅ・・・。 さて、自分も半分迷子の身。どうしたもんか。 試しにペダルを押してみると、お?少し硬くなった??ふにゃチンの奥に芯が! 我は行く。決定。 ベイパーロックだったんでしょう。冷ましながら行きます、 こんなときに、前を楽しそうに流すバイク。 ・・・。 あぁ・・・、アクセルを開けていってしまう性。リアは?8割がた復調。だんだんペースを上げていきます。車間は保ちつつ、あまりプレッシャーを与えず、ブレーキングしまくりにならない程度に。 ここでベイパーロックとか起きたら・・・。考えると怖い、怖い。 DOT5とかの存在意義。 前を行くバイクは広いルートへ。 自分は、こんなルートへ。相変わらず辺鄙なところを案内してくれるナビ。自分の設定する志向とか学習するのかな。まあ、確かに嫌いじゃない。 山間を抜けて盆地みたいなところに出ました。 松川あたりかな?あまり土地勘はないエリアだけど、この風景、高遠城址の桜を見に来た時のイメージっぽい。 200キロちょっと走って、まだ伊那の手前。目指すは茅野。R153を北上は味気ないので、もう一度R152へスライドします。今のR153経由は完全予定外。茅野まではガソリンが心細いので出てきたセルフで給油しました。 奥に見える山々は駒ケ根辺り? 職場の隣の席の子が、大学の同期と今日、駒ケ根、伊那の辺りでキャンプするって言ってました。彼らもそろそろ向かってる頃なんだろうなー。リア充。コミュ障のボッチな自分はソロ。 バイクも満タン。 自分もおなかが空いたので出てきた道の駅に入りました。道の駅田切の里です。 レストランに向かうと開店は11時から。11時前だけど中にお客さんは居そう。やってる。食券機は見覚えアリ。価格設定はひと声高めで何を食べようか迷うけど、カレーにしてみました。 待ってる間、外を見て昔の記憶がよみがえります。そうだ、CBかなんかに乗ってたソロ女性ライダーを見かけたのはここだったような? お、カレーが運ばれてきました。 いただきます。 うー、なかなかのボリュームでした。でも今日はテントのなかで寂しく過ごします。空腹はさらにみじめになるので、お腹に詰め込むのは大事。 じゃあ、食後の脱脂。あ、この雑なラッピング自販機は完全に見覚えアリ。やっぱ寄ったことがある道の駅です。それにしてもほとんどホットコーヒーに入れ替わってました。 冷たいのはこれだけ。ま、食後の液状デザート。たまには甘いコーヒーもいいもんです。休憩室で座りながらいただきます。 で、室内の展示があれっぽい。戦時期の発行物。なんでこの道の駅に。なにか大戦中にこの辺であったかな?それか道端にもたくさんあったけど、ロシアの侵攻に反対する看板。その反戦企画の類でしょうか。 12月9日、開戦翌日の新聞かぁ。今のご時世、まさにロシアの暴挙を目の当たりにしてますが、この新聞は当事者の日本のもの。当時の国民はこんなのを、なんの疑問ももたず、本当に日の丸振って、旦那、息子たちを戦地に送ってたんだろうか。 今でこそ戦争の実態もネットでさらされる時代ですが、昔はこういう一方的な情報を信じるしかなかったんだよなぁ。むごい戦争の是非は問うまでもなく、でもそれとは別に、この艦船、かっこいいなぁ。 2連砲塔は重巡っぽい。洗練された艦橋のシルエットは利根型っぽい。 食べた、食べた。 お土産コーナーで栗あんパンを発見。2つ購入。明日の朝食にします。これでコンビニに寄らなくて済みます。 コンビニに寄る時間もケチり始めたのは、もう時間がないから。3時過ぎにはキャンプ場に入るとすると先を急ぎたい。 急ぎたいのに工事渋滞、ガッデムー! 野辺山、清里方面はしらびその行き止まり、ふにゃチン回復待ちで諦めました。 麦草峠に行ってUターンくらいはしたかったけど、この渋滞でさらに微妙に。高所なので1時くらいには着きたかったのです。 ナビで見ると麦草峠は2時前。こ、今回は見送りに。 かといって、このままキャンプ場に直行だと少し早すぎ。どこかで調整するにして、まずは先を急ぎます。伊那からR152へスライドです。 桜の名所、高遠城址。1回家族で来たけど大渋滞でした。にしても、高遠ってこんなに遠かったっけ? 武田と信長の激戦の地。寡兵の武田側は籠城し全員討ち死に、なんて読んだ気が・・・。 R152の後半クネクネパート、杖突峠を抜けて、やっと茅野市へ到着しました。 この時点で予定のメルヘン街道、麦草峠行きは断念。宿をとってるんだったら行ってます。今回はキャンプ。そうは言っても八ヶ岳の雰囲気は味わいたい、ってことで原村近辺へ向かいました。その2に続く。
2022.10.17
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土日が空いたら行ってみよう!と思っていた1泊ツーリング。本当は宿で据膳がよかったんですが、クルマの修理費がすごいことになっているので、なんでも節約、節約。 なので秋の1泊キャンツーに変更。 ずーっと直近まで日曜日の天気が優れなかったんですが、直前で土日晴天になってくれました。雨には降られなかったんですが、企画していたことは空振りで、淡々と走っただけになってしまいました。 逆に帰りもスイスイ進んで、12時前には帰宅できました。午後は買い物に出かける約束だったので、嫁さんの機嫌を損ねることもなく、まあ、1泊も出来たし良かったかな。青空が最高のごちそうです。 まだまだ気温も高くて、日照時間も期待できるので、家に入る前にいそいで装備品を干すことにしました。 これからどんどん秋っぽくなっていくので、やれることはやれるうちに。家に入っちゃうと疲れてるので、絶対先延ばしにしちゃうので。 今回はクッカーを新調してみました。コンパクト化の効果は絶大でした。でもパッキングに関しては、もう少し工夫したい点も見えてきました。これも脳内で、ああしようか、こうしようか考えるいいネタそう。 距離は控えめだったけどいい息抜きになりました。あとはゆっくりと写真、動画の確認。これはコーヒーでも飲みながらゆっくりやりたいと思います。
2022.10.16
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今日は久しぶりの土日フリーデイ。だからツーリングに出かけたのはいいんですが、最近、出先でトラブル誘引体質に。今日もトラブル。いきなり出先でふにゃチンに。マジ怖いです。ノートラブルで帰ります。
2022.10.15
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先週、先々週とグリップとクラッチワイヤーの交換を実施。大事なところなので、ちゃんと問題なく動くか確認することにしました。 行先は近場。その代わりそこで朝食をとりたいと思います。 なので、早朝出発。 今日は、久しぶりにFI警告灯が点灯。しかもなかなか消えない。点いたまま5時スタートです。 乗り出して、ハンドル周りの感じをチェック。 マジ、 特に振動が減ったとか、クラッチが激的に軽くなったとか、なし。クラッチミート距離も同じ。まあ、同じに仕上がったことは大事かな、と。 途中の信号待ちで、エンジン再始動。やっとFI警告灯が消えました。 寒さは感じないけど、もう5時過ぎでも夜。日の出前に着けるように目的地を目指します。 電圧計も14V以上。クラッチワイヤーを交換したとき、ジェネレーターからのカプラーを抜き差ししたので、差し忘れとかないか心配でした。大丈夫そう。 郊外エリアからさらに山越えしていきます。 愛知で有名な廃墟?心スポ?なんちゃら学園脇を通過。木々に囲まれた県道は薄気味悪いです。 麓に降りたところで東の空が明るくなってきました。 目的地に到着。なぜかサイドバックを持参。 朝の海は穏やかでひと安心。朝日が昇るのを見ながら朝食でも、と思ってきましたが、思ったより朝日は真横から。チラッとも見えない感じです。ちょいと不発。 気を取り直して、持参した菓子パンと、 毎夜TKGだった残りの卵!よかった、割れてない。今日が期限。食べきります。 サイドバッグを積んできた理由はクッカーをもってきたから。ベーコンでもあればさぞ美味しかっただろうに。冷蔵庫をのぞいても肉類が見当たらなかったので卵だけ。 シーズニングは洗い物を出したくないので手っ取り早く塩コショウをつかんで持ってきたんですが、賞味期限がまさかの7年以上前! から揚げ食べるときの魔法の調味料。家で使うのは自分くらいなので、確かにずーっと使ってるけどまさか7年落ちとは。買ってから10年弱? ま、特に味に変なところはなし、です。いや、変な風味に慣れてるという説も。 空腹だったので飲むように完食。 よし、食後の締め。コーヒーを頂きます。ミルを持ってきたので豆から挽きます。海を見ながらひと手間。ガリガリっと。 ちょうどケトルのお湯が沸いたので、ジョボジョボっとドリップ。 キャンプに行くときのマイカップは軽量カップ。使い勝手がいいのです。 ふぃー・・・、濃いめの味。 食後の脱脂。うめぇです。朝晩はホットコーヒが合う季節になってきました。 食べた、食べた。撤収です。 お、東はあっちだったか。朝日が昇ります。 今日のミッションは完了。 駆動系は問題なさそう。これで遠出ができます。交通量が増えてくる前に家路を急ぎます。いい秋晴れ。 家に着く前に、ちょっとしか走ってないけど給油。 げ、5リッター以上入ってしまった。燃費激悪。しっかり計算してないけどリッター11キロ台かぁ。次回遠出するときの給油タイミングはちょっと注意したいです。 そういえばGSで同じ給油機の向かいで給油していた隼はご近所さんのマシンでした。娘さんも乗ってるご家族です。 7時過ぎに帰宅。駐輪する前に、夏のツーリングからずーっとやってなかった洗車をします。 今回はアウトドア用のシャワーを使ってみます。この前の台風で、ものが飛ばされないように重石として使ったポリタンクの水。 もったいないので、これで。洗えるけど、ホースの長さが短いのは、洗車には不向き。いちいち重いポリタンクを移動しないと届きません。 外装はアウトドア用シャワーで。汚れがひどい足回りは水栓からのホースで。スクリーンもバリアスコートでピカピカにしておきました。 洗車で濡らしちゃったので、チェーンにオイルを塗り足し。洗浄はしないので、ずぼらして押し歩きでオイルを塗り足しておきました。 よーし、今日もちょいとバイクをいじれました。 夕方、涼しくなったのでまた子供とホームセンターに。なくなったカーシャンプーとキャンツーで使いたい装備を探しにいつもの遠出。夕方はほんと涼しくなって快適です。 帰りは月も輝いてすっかり夜。1番星まで。交通量も増えてきたので、交通量皆無の耕作エリアを抜けていきます。線路沿いを子供とキコキコ。街の灯がほどよい郷愁感。 家に入る前に、あれをやっておこう。バイクのタンクに毛布を。 朝、出勤時、クルマの窓ガラスの結露がひどくなってきました。タンクの中も同じでしょう。またタンク内が錆びると嫌なので。 今日、今のクッカーを使ってみたけど、やっぱりもう少し小さいサイズで十分そう。小さな鍋にサトウのご飯とか入るかは微妙ではあります。10月、ノーレッスンデーの土日があるので、ここでどこかにツーリングに行きたいところ。マシンの準備は完了です。
2022.10.02
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初日就寝後、泊まりのうち1家族が深夜11時過ぎから、盛大に会話をはじめ目が覚めました。12時過ぎまでガヤガヤ。話し声だけならまだしも、調理器具なんかも片づけ始めたので、その金属音で眠れず。 やれやれです。 夜はちょい寒いくらい。知らなかったスマホナビの表示。標高が出てたんですね、気づきませんでした。ナビ的には標高60m。低いなー。盆地か。それでもこの涼しさ。ヒートアイランドって良くないんだな。その後、トイレに行って最就寝。 アラームで4時前に起床。 外をみると、暗い、真っ暗。自販機の灯だけ見えます。 早めに出発したいので朝食づくり。残りの棒ラーメン。 美味しくいただきました。 周りが起き始めて、出くわすと嫌なので、調理器具を洗って歯磨き洗顔。あとはテント内での作業です。やっとぼんやり明るくなってきました。 テント内で悪戦苦闘したのがエアマット。空気が抜けきらない!狭いところで空気を抜いているので、マットを広げきれてないのが敗北の要因。どこかに残ったエアが収納を妨げます。豚パッキングでぎゅうぎゅうに詰め込みました。 まだテントの方が来るときよりコンパクトに収納出来たくらい。 なんだかんだで起きてから2時間くらい経ってました。サイトから離れたところにバイクを押し出して暖機します。 天気予報でも降雨はなさそうだけど、大丈夫、朝もやの向こうに青空が少し見えます。 メットを被ろうとしてハプニング。 メットに黄色い蜘蛛がくっついてました。息でひと吹き。どこかへ飛んでいきました。 6時前にスタート。折り返し開始です。前回GSXで来た時は龍神から戻りましたが、今日は久しぶりのR168を北上します。この川は熊野川?2015年に来た時は落石で通行止めでした。 熊野本宮大社を通過。お参り・・・、パス。ご利益はありそうだけど、お礼参りするにしては遠すぎです。八咫烏、かっこいい。 R169より好きなR168十津川エリア。山の腹にウネウネ続く快走路。テンション上がります。山深い日本らしい景観とも思うし、蜀の桟道ライク。程度は雲泥の差ですが。 左コーナーを抜けると、落差のある見事な滝。あった、あった。昔はバイクを停めてパチリしました。十二滝。せっかくの早朝。寄り道せず、交通量が増えてくる前に貸し切りロードを楽しみます。車載カメラのおかげでガンガン進めます。走りだすと、どうも停まるのが億劫になります。 R168はやっぱり楽しい。アクセルオンオフでスパスパ曲がります。低年式のGSXはいいツアラーです。 そうだ、R168に入って、というか、今朝乗り始めて気づいたのが、ライディングシューズを履いての操作性。ホールド感にはまだ慣れないけどギアチェンジはシフトパッド付近で行えるように。寝てる間に、脳内で座標系の補正が働いた?昨日よりは走りに集中できます。 R168は道もいいけど、街並みも出てきたりメリハリが効いていて飽きません。このまま走り切りたいけど・・・、やっぱり別ルートでさらにもうひとアクセント。天川方面へシフトです。イメージはこれ。【中古】 天河伝説殺人事件/市川崑(監督),榎木孝明,財前直見 【中古】afb価格:2530円(税込、送料別) (2022/8/20時点)楽天で購入 もう、映画の主題歌が頭から離れない。 天川村へダッシュ。この辺はキャンプ場が多数。マップルをみるとこの川沿いは関西屈指のキャンプ場天国とあります。 しかも川の名前が天ノ川です。 ここに来たら、ここにお参り。熊野本宮はスキップしたのに? 日本三大弁財天、天河大弁財天社です。9年ぶりの再訪です。 7時半前だけど、作務衣を着た女性が掃き掃除中でした。 赤の太鼓橋がきれいです。こんな早い時間なのに本殿には大勢のひと。あとで家で調べたら、毎朝7時半くらいから始まる朝拝らしいです。参加自由と思われます。 ここは神様多数。仕事も健康、商売、厄除けなんでもござれのALL IN ONE。 お賽銭も自分的にリッチに。 最近、いろいろ大変。懇ろにお参りしました。 本日の寄り道は以上。ここからは交通量も増えてくるし、街中をつないでいくので盛り下がりエリア。逃げ道はないんだよなぁ。残り少ない快走路を味わいます。日も昇ってきれいな青空になってきました。 8時くらいに下市町を通過。気にしていた通勤渋滞はさほどでもなく。2時間以上トイレ行ってないので、ナビの経由地。道の駅宇田路大宇陀に向かいます。 で、走行中にスクリーンの縁を動くあるものを発見! うへー、走行風に煽られて宙をふらふら。 ひゃー、ジャケットにくっついたら厄介。と、そのものはスマホホルダーに着地。隙間に挟まって動かなくなりました。 出てきた道の駅に緊急ピットイン。 宙をふらふらしていたのは、まさかの蜘蛛。朝、ヘルメットについていたやつを息でブローしたけど、走行風でも切れなかった糸。吐息なんかで切れるわけないです。 蜘蛛は殺しちゃいけないので、 近くの物体に移してあげました。 前の住処から100キロ以上移動。帰巣本能とかないだろうから、新天地でも気にせず暮らしていってくれるはず。 とんだハプニング。昆虫はOK。甲虫はなおさらOK。蜘蛛はどうもダメです。潰しちゃいそうで。 ふぃー。 クイックにエナジーと水分補給。缶コーヒーです。 さて、ここからのルートはあんまり決めてません。コーヒーを飲みながらシンキング。 で、名阪国道は面白くないけど最短ルートではあります。ナビで家までの距離をチェック。 ・・・。 もしかして無給油でたどり着けるかも?もう帰るだけの道。ミッション設定。熊野から家まで無給油で。燃費20、タンク18リットルなら航続距離360キロ。全部使えないにしても340キロはいけそう。 熊野から家まで今日のルートで310~320キロ。300キロ以上無給油はやったことがないので、チャレンジです。 ただ、名阪国道は面白くないので、旧道の一般国道の25号をトレースして帰ってみます。 針から旧道の25号へ進入します。トレース開始です。 バイパス25号の脇を並走。隣ではキャノンボールごっこしてるんだろうな。こっちはピースフル。 アベレージは下がるけど、こっちもそんなに信号はないし、適度なコーナーが続いて貸し切り。悪くないルートです。断然こっちが好み。 ただ、ナビはバイパスへ誘導しようとするし、頼みの看板は分岐になかったり。農道に入ったり、県道80号に入ったり。団子区間もあるかもだけど、ナビで先読みしていないとトレースは困難です。 それでも、下道25号を快走。関、亀山まで行けるかー、と思っていたらまさかの通行止め。 ガッデムー。だめかぁ。残りはバイパスしかないです。 引き返す途中で、ヘルメットに何かがヒット。 目の前に広がる赤ワイン色の液体。低速コーナーでヒットして砕けました。速度20キロくらいで、この潰れよう。なんだろう、カナブンとかもっと固そうだけど。 とにかく不快、キモイ。もしかして鳥糞?? ヒット場所が地味に視界を妨げるなかで、名阪国道に合流。 単調でつまんねぇなぁ、って思ってたら前にかっこいいやつ。 悪魔のZ!色は違うけど。オーバーフェンダーまで。これ、絶対意識してる。色を敢えてミッドナイトブルーにしなかったのは、周囲を不用意に挑発しないため? テールビューを堪能してたら、嫌だったんでしょうね。左に寄ってくれました。 おー、雰囲気あるなぁ。 って、白T! アキオっぽい!アキオさんですよね!? エルニッパチツインターボキタミチューンですよね!!!600馬力行ってますよね!!!!! なぜここまでしてミッドナイトブルーにしないのか。もったいないです。 つまらないと思った名阪国道でプチ渋いもの見れたので、まあ無駄ではなかったかな、と。 名阪国道ともお別れ。1号とかも信号とか多そうなので、巡見街道で鈴鹿、四日市をパスします。道の駅菰野へ。 と、ここで11時。朝ごはんから5時間近く。腹減った。もう我慢できず、出てきたコンビニにエスケープです。 先日出来なかった、お行儀の悪い地べたリアンで昼食。はぁー、疲れた、疲れた。 お行儀悪く昼食ペロり。働いていると、やれコンプライアンス、SDGs、カーボンニュートラル云々。肩凝り過ぎ。休みくらい全力脱力。 で、ヘルメットへのヒット痕を確認。糞ではなさそう・・・。 コンビニトイレで洗おうかなー、いやー、メット持ち込みは不自然でしょ。 休んだばかりだったけど、予定通り道の駅菰野へ寄って、メットを洗うことにしました。 道の駅菰野に到着。相変わらず停まってるクルマの少なさ。やっぱ平日なんだな。 トイレでシールドを洗って、すっきりです。 ここから家までの距離を見ると、なんとか無給油で行けるかな。 あ、っと。 大事なことを思い出しました。そろそろオドメーターが4万キロを迎えます。残り40キロで4万に。写真とか撮りたいけど、ちょうど名四のバイパス区間に当りそう。そうすると脇に停めるのも困難。残り数キロになったら名四からいったん外れたほうが良さそうです。 また新たなミッション追加です。 道の駅菰野をスタートです。 直後でガソリン警告灯が点灯。家まで60キロ。残り4リッターで点灯のはずだから、燃費リッター20なら3リッター消費。バカみたいな渋滞にはまらなければ、大丈夫? けど、名四の十一屋交差点辺りからいつもの渋滞。空に近いタンクの熱いこと、熱いこと。火傷しそうです。ちょっとガソリンも心配になってきたところでオドメーターも残り3キロで4万に。 ちょうど交差点が出てきたので通常幹線道路にエスケープです。 で、無事その時を目撃。 水温、高いな。 キリ番撮ってますが、こういうの特に感慨持つ方じゃなく。 正直、ただ過走行車になって経年劣化進んでるだけだなー、という感じ。機械は壊れるもの。次は何が逝くか。コンディションの維持がさらに重要になってきます。 バカみたいな渋滞を抜けて、水温も80℃近辺に下がりました。 あとは、無給油で家に! 渋滞でどれくらい無駄にガソリンを消費したか分からないので、ちょっとドキドキ。これも無事GSまで到達です。熊野から家まで2リッター残して帰って来れました。 エアクリメンテ前は燃費も20下回っていたから、ツーリング前にメンテしておいて良かったです。出発前はシューズも合わず、ロングに多少不安がありましたが14時、無事家に到着です。 今回は雨上がり直後の走行で、スクリーンの汚れが気になりましたが、それで気づいてしまったのが、スクリーンの黄ばみ。紫外線で変色してきたかな。傷は注意できても紫外線はさすがに無理です。 あとはタイヤ。摩耗が顕著に。スリップサインもそろそろ出ます。しかし、クルマの修理代優先で、今年は我慢・・・、かぁ。 タイミングが許せば晩秋、初冬1泊ツーリングを行いたいですが、それでとどめ。来年のGWまでには交換必須です。 さて、汗だくになったので、家でシャワーを浴びてすっきり。 そのあとこっちもシャワーですっきりさせます。 洗車とテント干しなんかしたいけど、それはまた週明けにでも。しばらくはお腹いっぱいなので、それくらいのおさわりで過ごします。仕事も忙しいし。 急遽決めたキャンツー。ハプニングウェルカム、というのはありましたが、秘めたねらいは10年近く前のことを今も楽しめるかー、という確認でした。体力が落ちていたり、楽しめる余裕がなくなってたりしたら寂しいです。10年成長なし、ともいえるけど、まあ、やっぱりバイクはさび落としになります。 やっぱりキャンプした方が、いろいろフラグが立つもんです。新しいテントも悪くなかったし、GWもこの調子でキャンツー、いけるかもです。
2022.08.20
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今年の夏休みは水・木でツーリングに行こうと思ってましたが、水曜の天気が悪そうだったので、木・金で行くことにしました。宿はキャンセル。休み的には世間とずれているので宿はまだまだ直前でも予約できそうだったけど、せっかくだから久しぶりのキャンツーに変更。 コロナ前にテントとかいろいろ新調したのに、行動規制とかで行けず終い。 キャンプするなら、行ったことがあるキャンプ場が良さげ。特に入浴環境。ということで行先は熊野川湯温泉方面へ。16時くらいにはキャンプ場に着きたいので遅くても7時には出発したいところ。 でも天気予報は朝まで雨。前の夜から雨雲の動きをチェック。少し前線の通過が早まればいいな、と期待してましたが、5時前にチェックすると、微妙に遅れてます。こりゃあ、下手すると9時過ぎにスタートかも。 7時半に予報をみると、8時にザーッと降ったら、降雨はなさそう。ご飯を食べていると8時にザーッときました。その後ピタリとやんだようです。 急いで準備していた荷物をパッキング。路面が乾くのを待ってたら10時くらいのスタートになりそうだったので、レインを着ずに済むならOK。路面はどこで乾いてくるかですが、8時半過ぎにスタートしました。 そうはいってもいつもより出発がかなり遅いので、三重まで高速でジャンプします。伊勢湾岸に。メンテしたエアクリーナーのおかげで絶好調。やっぱりエアクリーナーの詰まりだったんだ、吹けあがりの重さ。アイドリングも調整後は高めで安定しています。不安なし。 でも、ライディングシューズは全然ダメ。ゴツイ、固い、厚い。脳でイメージする位置にシフトパッドが来ません。座標系の補正が必要。操安も若干リアの荷物のせいで、変わりました。この辺も慣れが必要です。変化点を増やしたくないので、グローブだけは慣れたやつにしておきました。 結構バタバタとスタート。 今回キャンツーを強行?したのは、ちょいと生活に喝をいれようかな、と思い立って。ありがたいことに欲しい情報をいつでも手軽にゲットできる時代。 なんつーか、やろうと思えばどこまでもクレバーに立ち回れてしまって、心地よい環境がついて回るのが当たり前に。ハプニングが少ないんだよなぁ。食、住がセルフならなにか起きるでしょ。 宿なら部屋に入って、カギ閉めたら終了だからなぁ。快適だけど。 大まかなルートは吉野からR169で南下。先月明日香に行った時とアプローチは同じ。県道15号経由、御杖方面行き。県道15号なら起点の久居まで飛びます。東名阪も一部ウェット。亀山以南からドライになってくれました。開始早々、前の走行車からの水しぶきでスクリーンドロドロです。 久居で降りてすぐに給油です。出発時に満タンにしてから出てもよかったけど、そうするとエンプティが点くのが熊野手前。紀伊の山深さは怖いので、ぎりぎりまで引っ張りました。最近はツーリング終わったら満タンにして終了してます。タンク内の錆で苦労したのと、エアクリーナーのメンテをしたかったのもあるけど、クレバー、スマートすぎ。夏場は点いたら入れりゃあいいんだよ。ガソリン残量を気にしながら、山間との間合い取りです。 ガソリン満タン。これで熊野までは問題なし。熊野の本宮大社周辺にはGSが数軒あるし、多分観光地だし、平日だし、どこかやってるでしょう。 この前とは違って、青空ののぞく県道15号を行きます。 平日だからか、遅めの時間ですが交通量も多くなく、快走です。 雨上がりの打ち水効果か、雲量が多いものあって、まだまだ涼しいです。GW並み。 美杉エリアを抜け、この前も使った道の駅御杖に到着。ここが初休憩。高速使うとすげー楽。トイレ休憩だけ。まだ水分補給は不要です。 ここから吉野方面へ南下したいですが、大きな国道に沿って走ると榛原付近まで上がってしまうので、交通量を避けたい自分的にはパス。 VTRのときチョイスした県道28号は、当時の記事でもうんざししたような酷道気味。 幸い?今日は途中に県道28号通行止めの案内。昨今の雨でひどいコンディション?もっとも今回は榛原手前の普通の県道でエスケープしました。 2013年以降、数年に一度通ってる方面。酷道で失敗したり、バーナートラブルでご飯抜きだったり。望んでる?ハプニングがいい思い出。その思い出をトレースするのも今回の目的。 じゃあ、ということでナビでのルート矯正もかねての経由地を目指します。なるべく大きな3桁国道は避けていきます。細い県道へ折れます。 東吉野村の村役場付近へ到着。 久しぶりのニホンオオカミ像前。 ニホンオオカミ最後の捕獲地、東吉野村。1905年。説明書きをみると明治初期までは各地に結構いたらしいですが、明治38年に最後の捕獲。たった40年弱で。 大英博物館に標本としてあるみたいです。今の技術ならクローンの複製とかできそうですが。どこかでまだ生息していたら、と思うとロマンがあります。 さて、ここからR169で熊野方面へ南下開始です。 川沿いを行きます。谷沿いなんだな、左右に山が生えてる。思えばすごい景観。 そろそろ12時をまわったので、お昼に。 ねらってるお店の目印は・・・、確か鍾乳洞?前回鍾乳洞をのぞきに入ったら、食事もできたので覚えていました。停めにくい狭い道の駅川上より使い勝手がいい感じ。出てきた見覚えのある看板にひかれてシフトです。 苔むす感じ。ネイチャーです。 鍾乳洞入り口、兼食事処。店内に向かうと2組の家族が出てきました。子供連れだから鍾乳洞客。前回も食事していると、あとからあとから鍾乳洞目当てのお客さんが入ってきました。 店内に入ると、検温器。36.1℃。OKだけど、ここまできてNGとかでもなー。そこへ男性スタッフが。「鍾乳洞ですか?」「いえ、食事を。」「空いてる席の方へどうぞ。」(なんか雰囲気変わったな。) グランドメニューが置いてある。前はドライブインみたいな雰囲気だったけど・・・。 ありゃ、前のカレー、ラーメン、そばみたいなメニューがない。洋食っぽい。 店内に流れるジャズ。なんかおしゃれ。ふぇー、多分オーナー変わったんだな。 他のお客さんも、会話、雰囲気からすると若奥様のランチ感。ふふっ、ジャケットはバイクに置いてきたけど、いかにもライダー。鍾乳洞派と決めつけられたようです。 メニューは5種。ガチのディッシュのみ一律1,500円。このクオリティなら高くはないけど、ファーストフード的エネルギー補給を考えていた自分には、面食らうシチュエーション。(そう、こういう突発性を期待してたんじゃねーか。) あー、涼しいランで良かったです。もっと汗だくで髪の毛ベタベタだったら、とんだ羞恥プレイ、周囲客へのハラスメントです。 キーマカレーをチョイス。その間、スマホゲームで時間つぶし。後から入ってきたお客さんも、雰囲気変わったね、とひそひそ。そうなんですね。 お、運ばれてきたキーマカレー。サラダ、スープ付き。サラダだなんて。自分のブログには2度と登場しないツーリング先での食事と思われます。 旨い! おいしゅうございました。 お会計時に、「鍾乳洞は見て行きませんか?」 そこは、変わらず推すんだな。「いえ、前にみましたので。」 30分ちょい休憩。アイスコーヒーもいただき、エネルギー補給完了です。 よし、先に進みます。次のポイントは下北山のJA。ここで明日の朝の朝食を調達予定。 青空も広がってきて、大迫力のR169を淡々と南下します。無心になれるルートです。 下北山のスポーツ公園に到着。デイリーをチラ見。 シャッターか。お盆休み?定休日? さて、JAで買い足しして、ジュースでも飲むかな、と進入しようとして驚き。 げー、閉まってる。駐車スペースにはロープも張られ停めることも出来なさそう。デイリーと言い、お盆休みなのか、はたまた閉店とかなのか。 熊野本宮、川湯辺りって食料品売ってるお店あったかな? ・・・。 まあ、2食入りの棒ラーメンあるから朝はそれでいいか。気を取り直して前進。 次の休憩ポイント、道の駅を目指します。このあたりのトンネル、素掘りはいいけど、とにかく狭い。前のトラックは天井とギリギリ。これ、前から同じようなトラックが来たらどうなるんでしょう。カーブしているトンネルもあって侵入の判断が難しそうです。 道の駅おくとろを目指します。この付近は快走路。筏下りができるようなので水量は豊かです。 道の駅おくとろに到着。が、全然クルマもバイクも人もいません。マジただの平日の午後です。いつ来ても快晴炎天下のイメージの道の駅。 真夏のツーリングの友、梅よろし。クエン酸とか書いてあるので熱中用予防にいいかな、とチョイスしてます。ことしもいただきます。 休んでいると、ひとりの観光客の若い男性が、写真を撮ってウロウロしています。その撮る枚数、頻度は相当なもの。自販機とかまで撮ってます。この道の駅のすべてを撮りつくそうという勢い。 まあ、メモリーカード、ストレージも大容量化してるので、肥やしにするのもあり。 水分補給して、トイレに入って放水中びっくり。 その男性がトイレに入ってきてカメラを構えるもんだから。さすがに、ここはトイレか、という感じで出ていきましたが・・・。いや、マークでわかるでしょ、さすがに。 あれか、撮りたい本命はトイレとかだけど、トイレだけ撮ると怪しまれるから、まずは撮り魔演出からの、トイレも撮る、的な布石?芸が細かいな。なかなかの性癖。 もう一度座って、ライディングシューズをみて嘆息。ダセぇ。ごつすぎ。まだ座標系の脳内補正が出来ず、つま先でギアチェンジしちゃいます。 ひと休み完了。 熊野、川湯方面へ進みます。が、狭路区間はクルマ、特に大型車にとってはやっかい。すれ違い、離合もギリギリです。 あとトンネルも次から次へと出てきます。似たようなトンネルなので惰性で突入して、違和感。 あ、またメーター類ブラックアウトした? と思ったほど真っ暗。メーターをみると生きてます。じゃあ、ライト死んだ? いや、これが、確かにハロゲンバルブの12Vくらいしかかかってない、ぼんやりライトですが、暗すぎ。周囲をみて、分かったのがトンネル内の照明がない! よく見るとライトは点いてそう。ライトの明るさ云々もあると思うけど、周囲に反射するものがないからか、灯は吸い込まれるだけ。これ、トンネル内でカーブしてたら壁に刺さりそうです。 真ん中過ぎからトンネル照明がチラホラ。やっと周りが見えるように。闇は怖かったなぁ。 熊野川沿いに合流。広い川底のおかげか開放的。視界の青空の領域が広がります。 あとは看板をたどって川湯温泉方面へ。その先にキャンプ場があります。 3時半過ぎにいつものキャンプ場に到着。最近名前が変わったようです。川湯野営場木魂の里から田辺川湯キャンプ場に改名されてました。 チェックイン前に小さな駐車スペースに誘導されます。で、検温。熱があったらこの先のキャンプ場に入れない仕組み。 むぅ、正しい手続きだけど、これ、こんな遠くまで来て微熱だったら、家まで戻る気力ナッシン。 熱も平熱で無事利用手続き完了。いつものように芝生サイトギリギリに駐輪です。 木陰の下にササっと設営。家族旅行の時に設営練習していてよかったです。木の下が正解かどうかは微妙。 9年前は同じところに設営して、夜に2匹のナメクジの襲来を受けました。今年は・・・。 荷物をドカドカ入れてエアマットを膨らませます。お、良かった、足は延ばせました。 200キロちょっと走ったので、熊野本宮方面へ給油にひとっ走り。GSがありそうな五條、吉野まで残りのガソリンで走るとなると心細いです。早朝出発予定なので、給油しておきます。 ところが、ハイオクが高けぇ!リッター183円は強烈。輸送費とか含まれてるのかな。スクリーンの付箋はバイクのナンバーを記載したキャンプ場のチェックイン証みたいなやつです。入出場管理用です。 着替え、タオルも持参してきたのでその足で、近場のクアハウスを目指します。川湯温泉街を通過。この川の河原を掘れば温泉が湧くらしく、仙人風呂になります。数家族、プライベート風呂を楽しんでました。 目的地のクアハウスに到着。 うっ、ここもやってなさそう。2017年のGWに来た時も改装中で入れませんでした。その時は改装中だったけど、なんか、閉館の佇まいでは?なんかやってるオーラがないです。 ・・・。 汗は流したい!あのキャンプ場、シャワー施設とかないので。2017年のときはさらにこの先にある大露天風呂を案内されて、そこまで歩いていきましたが・・・、 ここまで走ってくるときに、川湯温泉街で気になるものを発見。 公衆浴場、ってあったような。チラ見してかなり年季の入った感じでしたが。スマホで調べると入浴料250円。安い!そっちに行ってみることに。 いったんキャンプ場に戻ってきました。温泉街には駐停車スペースがなさそうだったので。 ナビでみると600mくらい。陽も傾いてきて、少し涼しくなってきました。どうせやることないし、散策がてら歩きで行ってみます。キャンプ場出たところは寂しい雰囲気。道端のお地蔵さんが・・・。 てくてく歩いていくと、出てきた。うっ、入るのをためらってしまいます。でもお客様の評価は3.8。悪くはない。こういうのこそ、反スマート。突撃です。 250円。中はシンプル。下駄箱、男湯、女湯の入り口。脱衣所のみ。心配してたコインロッカーもあって、なんら問題ナッシン。浴槽はひとつ。 こんな安くて成り立つのかな、とも思うけど、河原風呂から出たひとが身体を洗いに来たりするのかも。幸い、5時前なので脱衣所で何人かにあっただけで、貸し切り風呂でした。 お湯は温泉。ただ、なんかお湯のシャワーも温泉臭。さら湯のシャワーも見当たらず。冷水は水道水っぽいが・・・、髪を洗うのはちょっとやめときました。すすぎが困りそう。それでも最後に真水で身体をすすいだ時は声が出そうなほどの冷たさ。さら湯、どっかにあったのかな。 ふぃー、さっぱりしました。影も長く伸びるようになってもう秋っぽい。 キャンプ場に戻ったら、ひぐらしの鳴き声。いい感じの郷愁感。アレに時間がかかるから少し早いですが晩飯作り入ります。 お湯を沸かします。この五徳、テーブルも新調したやつです。 バーナーの調子は良好。5年前はバーナーが途中で沈黙。ご飯が食べられなかった思い出が。 今回火は点いてますが、風よけもないので、火力はどうでしょうか。良い子はマネしちゃいけない湯加減チェック。火力は絞り気味ですが、十分熱い。沸かせそうです。 最近楽なレトルトライスを湯煎。めし袋はうまみが抜け出てNGでした。24分湯煎。レンジに慣れちゃうと長いです。ガスの残量が心配。 ライスの次は、これまた楽なハムをパンでグリル。十分旨い! 最後に食後の締めに棒ラーメン。残り1食は明日の朝食です。 ふぅ・・・。エネルギー補給完了です。食べ終わった調理器具を洗い終わって8時。 他のお客も2家族、ライダーひとりだったので静かな夜です。自販機で缶コーヒーを買って、飲みながら明日のルートをナビに設定します。 あとはスマホゲームで時間潰し、と思ったら電波が弱い?何度も切れてとても遊べず。ということで9時過ぎに就寝。夜はまあまあの涼しさ。ナメクジなんかの侵入もなく、あっという間に眠気が。 朝の雨は強かったけど、後半は天気も回復。道路もおおむね貸し切り。お店の改廃もあって、適度なハプニングも。まずまずのツーリングとなってくれました。
2022.08.20
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1泊ツーリングから帰宅。木、金のツーリングでしたが、やっぱり世間は夏休み終了?うちの会社の夏休みが遅いんだと思いますが、ほんとバイクを見ませんでした。 昨日は雨上がりで涼しかったし、今日も名古屋で渋滞にハマるまでは快適でした。 これが、帰宅後声が出ない。声枯れ。 調べると熱中症の症状。気づかないうちに干上がってたようです。ひとまず写真、動画の整理。休みも残り少ないので早めに記事を書いてしまいたいですが、アレだ、アレもやらないと。 下の子の自由研究。工作をまずはやっつけます。紙粘土を使うので失敗しないか、ドキドキです。
2022.08.19
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今日はノーレッスンデーの貴重な土曜日。例年なら土日1泊ツーリングとかにするんですが、今年はちょっと遅い7月末のノーレッスンデー。1泊はお盆休みにとっておいて、今日は日帰りツーリングです。 行先は、久しぶり?の奈良です。明日香と奈良公園に行きます。400キロちょっとの行程なのでいつもより早めの4時出発です。会社があるときはいつも5時くらいに家を出るんですが、その時はもう明るいので4時でもそこそこ明るいかと思ったら、まさかの星空でした。 今日のカメラはルミックスです。 街も真っ暗です。 名四上で三重方面に見えてきた入道雲。こんな少ない光量で白く輝いてるなんて、なかなかの密度、水量なんだろうなー、きれい、神秘的だなーとかこの時はそんな深く考えてませんでした。(これが嫌なほうに的中・・・。) まずは道の駅菰野で休憩。トイレだけ済ませて南下を急ぎます。津まで下がって、西進します。 R306を南下。亀山方面を目指します。このころになると太陽も姿を現して、周りの水田、森の木々もみずみずしいグリーンです。 この前のGWに遭難したポイントを通過。電圧ok。電圧はいいんですが、思い出したアイドリングが低すぎる件。低すぎてナーバスなので、お盆休み前のツーリングまでには調整しないと、です。覚えておきます。加速もなんか鈍い。エアクリ?これもいつ洗浄したか確認要です。 津に近づいてスクリーンに水滴がポツポツ。 おっとー!行先の天気予報確認忘れてた。昨日ざっくり確認したときは、九州以北はおおむね晴れ、くらいの雑なチェックしかしてませんでした。通過エリアの天気くらいチェックしておけばよかった・・・。見ると道路わきはまだ濡れてます。雨が上がったばかりかー。なら・・・、雨に追いついちゃうか、それか前線が向かってくるかー。 どっちだろう、と思ってるうちに豪雨のエリアに。あわわ・・・、レイン持ってない。早朝だけど気温はそれなりのあるので、冷たくはないけど、だんだん胸元の下着が濡れてきてるのがわかります。 あ、靴も冷たくなって、あちゃー、パンツまで浸水。ジーンズの表は言うに及ばず。 スマホを手で覆いながら、少しでも防水の助け。ワンハンド操作。ウェット、いやー、楽しくないです。朝の6時台からずぶ濡れ。きっとここは青山高原とか近いから、天気が悪いだけ、と言い聞かせるけど、今日は山を抜けていくので、こんな天気が続くんだろうかー、奈良も雨だったら、もう今日の計画は丸つぶれです。 前方の雲は明るい。明るい?晴れてくるに違いないと信じて我慢のライディングです。 で、なんとか小康状態に。よーし、これまた久しぶりにこの辺で雰囲気のいい県道15号を走れます。 県道15号に合流。ここでアクシデント?雨の中、ナビを隠しながら走ってたせいか、ナビをあんまり見ずに、思い込みで走ってたんだと思います。なんと県道15号をしばらく逆方面に走行。いつもと逆サイドに線路が走ってるから変だと思ったんです。 ナビがリルートしまくるので、変だと思って、出てきたコンビニで確認したら逆走でした。あー、往復で結構時間を無駄にしました。ちなみに、雨雲レーダーで30分前くらいの情報を確認したら、真っ赤な降水量。やられました。 グローブを絞って少しドライに。気を取り直して久しぶりの県道15号を行きます。思えばツーリングでのGoPro初撮影ルートでした。 もう降ってほしくない、と思ってたけど、そこは山間部。霧雨くらいは続きます。美杉エリアはずーっと霧雨でした。 ふぅ・・・。やっとR368に合流。この辺から路面はドライに。いやー、雨で冷えたので、道の駅御杖でトイレ休憩。もう気化熱を奪われて走ると寒いのなんの。尿意が近いです。喉、まったく渇きません。 道の駅御杖に到着しました。 そのあとはやっとドライ。濡れたグローブ、ジャケット、ジーンズを乾かすため大股開き走行。マッハ系ライダーみたいな?感じ。 曽爾村で見えてきた山容が尖がりすぎて、怖いです。神々しいというより、禍々しい?あとでマップルでチェックしたら、屏風岩というものかもしれません。 宇陀市あたりは晴天。気温も上がって、濡れていたものがどんどん乾いていきます。眼下にちらりと盆地が見えたような?この辺、そんなに標高が高いんでしょうか。 橿原までやってきて、明日香の文字。なんか好きな奈良、天平時代。万葉の里。5年ぶりくらいかもです。 いやー、飛鳥。いつきてもとってもピースフルなオーラ。こりゃあ、人も集まって都も生まれます。甘樫丘を通過。あまかしのおか、なんかかっこいいです。 高松塚古墳、石舞台なんかも近くにありますが、 自分がいつも行くのは、ただの造林? 到着しました。5年ぶり?野口植山古墳、額田王の墳墓と言われてます。 万葉歌人の額田王が本当に絶世の美女だったかどうか、それは想像の楽しみですが、ひょんなことから大学時代の般教で受講してみた万葉集。これがひじょーに面白かったんです。平安時代の和歌は技巧にすぎるというか、それはそれでうなるんですが、万葉の歌は心情をストレートに歌ってます。 そんな中でもやっぱり額田王はこの時代のヒロインだな、と思うわけです。思い出せば昔実家で姉貴が所蔵していた少女漫画。以前、もう一度読みたくなって古本で探して購入したやつ。ヒロインは額田王。大海と中大兄との三角関係。 いや、少女漫画なんでロマンス方面をフォーカスしてますが、歴史ものとして十分面白い。大化の改新、今は違う呼び名ですが、そこから壬申の乱までの壮大な流れは、ほんと国家を生み出すパッションというか、熱量がすごいなぁ、と思います。 そんな額田王墳墓。この古墳の頂上には、歌碑があります。 少し離れて撮影。しみじみ。いやぁ、ただの林なんですが、自分はまたいつか、寄りたいな、と思ってしまう歴史ロマンスポットなのです。脳内補正たくましすぎ。ふぅ・・・、数年来の渇きを満たせました。またいつか。 ということで飛鳥の里を出発です。今度は奈良を目指して北上します。 9時近くで気温も上がってきましたが、まだ全身乾き中で、気化熱を奪われて冷え冷え。たぶん、何もなければ汗ばむ陽気なんでしょうが、夏を感じられず残念なのか、体力を消耗しなくてすんでいるのか。 30キロくらい北上して奈良公園に。いつもの駐車場に到着。 バイクは300円。8時半から開いてる駐車場だけど、1番乗りでした。差しだした千円札の端っこが濡れてました。やっぱ朝の雨は強烈だったようです。 まずは春日大社、東大寺とかじゃなくて、住宅方面に。お、いきなり歩道に寝そべる鹿。まだ人が少ないから、やる気を出してないのか、暑いからなのか。こんな風に寝るんだな。なんか不用心です。 住宅街の中に入っていったら、奥の路地からいきなり鹿。公園から近いといえば近いけど、ほんと気ままに過ごしていそうです。 そしてやってきたのは、これは3年ぶり?新薬師寺そばの比賣神社。 祭神は十市皇女。誰?漫画でいうと、この子。 額田王と大海人皇子の間の娘さん。大友皇子の正妃となります。ということは、壬申の乱では父と夫が戦うという、壮絶な経験をしてしまいます。 ここにもともとあった塚も、実際は誰の塚かは不明みたいで、ただ高貴の方の塚という伝え。まあ、それでもロマンです。このお社も、ほんと華奢で柔らかいオーラです。縁結びの神社。 ほぉ・・・。ここにもまた訪れることができました。これでさらに渇きを満たせました。満足です。 ということで、少し散策。 今日はルミックスで露出補正をかけたやつ含めて、イメージの近い写真を選んでますが、いや、違うものです。今回はイメージ通りか、を優先で選んでるけど、面白いテイストに振って選んでもテーマによっては合うかもです。 森を抜けて参道に。春日大社内の鹿たちもまだエンジンがかかってない様子です。 中には立派な角が生えた鹿も。 奈良公園をぐるっとひとまわり。今まで数回来てるけど、気づかなかったきれいな丘。京都とは違う風情が奈良にはあります。 小腹も空いたので、公園内で何か食べていきたいけど、11時から開店、と書いてあったのでまだ30分以上あります。 うー、まあ、ご飯はどこか通り道で。 ということでガソリンを給油して、10時半に奈良を出発。折り返しです。帰りは県道80号を使って北上しようと思ったんですが、 バスかーーー。 さらに、 パトカーーー。 これは焦れる。このパトカー、どっちに行く?差し掛かった交差点を県道80号へ。 くー、県道80号は断念。名阪国道にシフト。面白味皆無の道だけど、パトカーの後ろをついていくよりストレスはないでしょう。 針ICへ抜ける途中、あ、バイクこけてる。事故?ではないみたい、場所からして握りゴケ?後ろから仲間のマスツーメンバーが何人か駆け寄ってきてたので、引き起こしは大丈夫でしょう。 さらにその先、ペースが遅く。あー、ダンプカーだなぁ。砂利積んでるから遅いんかなー。針までもうすぐだから、我慢、我慢、とみていると、大きなカーブじゃないとダンプの陰で視認できないほど車間を詰められたセダンが。 ザ・煽り。 なにがあったか知らないけど、前のクルマも図太い。これ、道を譲った方が正解。それかそもそも後方確認しないドライバーなのか?? 最近は煽られる側の行動も問題視されてきてるけど、順法してる我に正義アリ、もなぁ。それも立派な悪意なんではー。 いや、順法最高です・・・。そう言っておきます。それにしても怖い光景。ブレーキ踏まれたら、大事故です。 で、名阪国道の乗ったところで、またまた雨が降り出しました。ついてないです。せっかく奈良公園をふらふらしてる間に、着ているもの全部乾いたというのに。またじわじわと湿ってきました。 あー、お腹空いたぁ。でも、こんな濡れネズミで飲食店もなぁ・・・。レインがないのが痛恨。 ちょうど昼前だったので、名阪を降りてコンビニへエスケープです。ここで軽食。雨が降ってるので軒先で。別にコンビニでも構わないけど、地べたに座りたかったな、と。 ここで、雨雲レーダーを確認。うぉ!朝ほどの真っ赤はないにしても、前線がありそう。逃げ道なし。幸い、ここを抜ければ雨は止んできそうです。ただ、先はもっとひどそうです。 ・・・。 買い換えたばかりのスマホ。今日ツーリングデビューだったけど、いきなり降られてるなぁ。早々に水没判定かも。 腹をくくって出発。レーダー通り一気に雨足が強まります。それでも朝とは違いパンツは無事。不思議と、乾いてこない分、冷えは感じません。ただ不快なだけ、すこぶる不快です。 名阪を降りたら雨は止んで青空です。ここから最後の休憩地、道の駅菰野へ向けて北上します。 が、R306に入ってまた大粒の雨。少し走ると止んで、信号待ちでまた降り出して。大粒の雨だけど、行く先々の路面は乾いています。空を見上げると、黒い雲の帯がちょうど上空を横切ってます。前線と追いかけっこ?目の前は青空が見えるのに。 だんだん辺りが暗くなってきて、雨が止む間がなくなってきました。目の前に赤の大鳥居。鈴鹿IC。 ・・・。 タイヤもったいないけど、一気に前線を振り切ろうと高速にチェンジします。 鈴鹿以北はきれいな青空。ふぃー、こういう景色を想像してたけど、今日は三重で散々降られました。大股開きで衣服を乾かします。冷える。くしゃみが止まらない。襟のあたりがいつまでも乾かず、とにかく不快です。 下道に降りたら焼けるような暑さ。それでもグローブはまだ濡れてます。すごいな、今日汗をかいてないなんて。雨で良かったのは、ヘルメットにこびりついた羽虫がきれいに取れてくれたくらいです。 高速を使ってジャンプしたので、1時半には家に到着。 幸い?高速を使ったので少し元気が残ってます。 ガソリンも減った状態。エンジンも温まってるのでアイドリング調整をします。1000回転。マニュアルをみると下限が1050なのでやっぱり低いです。 タンクを持ち上げます。 アイドリングのスクリューを回して少し高めました。燃費や渋滞のことを考えると低い方がいいんだろけど、アイドリング不調が持病なのでこれくらいに。 これで今後も安定してくれるといいけど、次回乗ったときもまた下がりそうな気がして心配です。 まだ乾くと思うので雨で濡れたジャケットを水洗い。 まさかの再洗車。先週洗ったばかりなのに。チェーンも給油しないといけないけど、これは明日。水分が飛んだら、洗浄はせず、油だけ上塗りで足しておきます。 今日の雨のひどさが、これ。ジーンズの色移り。洗車でも取れませんでした。これ、なにで落とそう。 あと、地味に急務なのがライディングシューズ。雨で盛大に濡れたせい?ソールが完全にはがれてしまいました。前も剥がれて、ボンドでくっついてくれたんですが、あの雨はとどめになったようです。 魔女っ娘ショートブーツはあるけど、固すぎ。遠出する夏のツーリングにはなじんだやつじゃないと不安。ネットで調べると地味に高い。高いけど、十分履いたし、買い替え時ではあります。 自分の足もそうだけど、バイクのタイヤもそろそろ交換時期。夏は自分のツーリング記事を振り返っても雨につかまることが多いです。今日も微妙に怖かったけど、峠での雨。レイン性能、ほしいです。 と、とにかくそれくらい雨に降られました。目的地の明日香、奈良は快晴だったので目的は達成できました。家族ドライブでもいいけど、予備知識、興味のない人からしたらただの奇行?またいつか渇いたら訪ねてみたいと思います。
2022.07.30
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先週路面がウェットで断念した散歩。今日も雨上がりだけど、先週よりは早く上がったので路面の乾きは早いかも、ということでリベンジです。 先週いろいろ仕込んだので、その確認もかねて。・スリップオン装着・ウィンカーリレー交換・チェンジペダルラバー交換・ライディングシューズ補修・ホルガの練習・FUEL1使い切り このあたりの確認と実施です。 貴重な梅雨の合間の晴れ日曜日、散歩に出ます。いつもの制約でお昼には帰って来ないといけないので、4時半前に出発です。 撮影は基本オールホルガ。撮ってみてはいるものの、帰宅して取り込んで結果がわかるので、ドキドキ。お、出発の写真はOKでした。手振れによるライトの残像?が鬼火ライク。憑りつかれ系。怖いです。 家の前は乾き始めてるかな、と思ったけど西進する1号はウェット気味。第一休憩ポイント、道の駅クレール平田までR23でいくか、R1号か。 しばらくR1を進みましたが、路面のウェット傾向が強かったので、途中からR23へシフト。 結果、R23号の方がドライで快走でしたが、目の前に嫌な車両・・・。 前後周辺の車両は、みんな焦れる、焦れる。メーター誤差?範囲で徐々にエスケープ。 R1号のほうが早かったかな?失敗しました。弥冨を抜けて長良川の堤防沿いに。前方に見える伊吹山方面は雲の中。早出は交通量は少ないけど青空は望めません。スリップオン、いいなぁ。絞り出す推力。モリモリです。 クレール平田に到着。朝焼けがきれいです。 ホルガ、マシン全体が入ってないです。 今日の行先は琵琶湖北端。湖岸を下がって帰宅する予定。なので、養老を抜けてまずは関ヶ原へ。戦国ロードR365を進みます。 VTRのときは石田三成の陣にも行ってみました。今日、チラッと見えたのが大谷吉継の陣跡。関ヶ原ICからちょっと奥でした。有名大名の案内にしては一番後に出てきたかも。 経由地までの細かなルートはナビ任せ。今使ってるスマホナビは県道、農道をよく使います。今日も使ったことがない農道を走らせてくれました。 農道から道の駅浅井三姉妹の郷手前でR365に戻ってきました。信号待ちしていて、見えた変な名前の山。「金糞岳」(変な名前の山があるんだな、でも、ウンコもりもりは嫌だけど。それが金ならウェルカム?金がモリモリって意味かな、きんぷんだけ。まあありがたい名前かも。) 通過時に読み方を確認したら、まさかの「かなくそだけ」 ひどいネーミングもあるもんだぁ・・・。 浅井三姉妹の郷はパス。次の経由地も道の駅なので。小谷城を通過です。 ここから琵琶湖湖岸を目指して左折。左折してすぐに、石灯篭とかたくさん並んでる石工メーカー。これだけ並ぶと、怖い・・・。夜いきなりライトで浮かび上がったらチビります。 西進してT字路。先がないのは琵琶湖到達の証。目の前に広大な琵琶湖。おー、曇りだけど圧巻。 でも、 潮の香り、ではなく、生臭いというか、青臭いというかー。 目の前に見える島は、この前渡った竹生島と思います。 トイレ休憩地、道の駅湖北みずどりステーションに到着です。 今日の目的地は近江八幡方面。湖岸を南下しようといったん北上してきました。晴天、青い空!なら最高のビューイングなんでしょうが、朝も早いので高望みはしません。 湖岸ロードを南下します。 長浜城を通過。竹生島へはここからわたりました。 竹生島への渡船の中で聞いた話だと、琵琶湖は世界でも屈指の古代湖のようです。湖は川が運んでくる土砂で消えてしまうのが普通のようですが、これだけ存続している湖は珍しいんだとか。 右手に広がる琵琶湖。ほとんど海。 彦根を通過して、広い田園風景が広がる近江エリアを快走。水産あり、農地あり。浅井長政の肖像画が丸顔なのは美味しいもの食べてたから、といわれてますが納得。 コロナ前はよく、恵方参りのドライブでこの辺まで来ていました。その時使ってたスーパーがフレンドマート。ここのお弁当が美味しかったのを思い出します。なので来たついでにここで買って帰ってました。このチェーン店をみると近江エリアに来たなぁ、と感じます。 どんどん南下。ここも以前来た、河内の風穴。川がエメラルドグリーンで恐ろしくきれいだった記憶があります。 本当の目的地の手前に、これまた久しぶりのスポットがあるので寄ります。 ホルガでパチリ。いい味出てる。ハイキー気味。神々しい? ここでの撮影は広角レンズを外して、素のレンズで撮ってみます。 神々しいのはそのはず。神社です。胡宮神社。駐車料金、お気持ちプリーズ。100円入れておきました。 紅葉緑の天井。これは秋はすごそうです。 社殿へ。おー、ハレーション?神降臨っぽい。 今年は恵方は教えてもらってないので、お参りまではしませんが、社殿にかるく会釈。 お参りでもないのにここに寄ったのは、歴史番組で興味深い文書がここにあると知ったから。ちょくちょくお参りに来ていた時は知らなかったので、知ったあと改めて来てみました。 その文書の内容は、確か、平清盛はなんとか天皇の子供だったー、みたいな系図がここにあるそうです。清盛異例の躍進、権勢の裏にはやっぱり、そういう理由があったようです。興味深いです。 ここにアップしてるホルガの写真はまだ成功写真。胡宮神社のホルガ写真はなぜか失敗率が高かったです。他で撮ったのは、ほぼ100%ブレなしだったんですが。 歴史好奇心を満たして、今日の目的地を目指してさらに南下します。東近江市に入ってきました。目的地はすぐそこ。ランドマークとしては分かりやすいし、周りは田畑なのですぐ視界に入るはず。 ・・・。 ・・・・・・。 ナビが示すポイントを通過してもなんにもない!ちゃんと検索でもヒットしたのに?? 道端に緊急停車します。 メジャースポットではないので、多少の住所は違っても、この辺ではないかと周囲を確認するけど、田んぼだけ。 ん-、神社は寄れたし帰ってもいいけど、ここまで来たんだし・・・。 で、思った。 目立つランドマークなので、ナビを航空写真モードに切り替えて探してみることにしました。 周囲を確認、確認・・・。 あった!間違いなさそう。ここから1.2km。ナビに入ってた住所はもしかして番地までは入ってなかったから代表近隣エリアを示していたのかもです。 ナビに従って向かいます。 左折! 到着です。 石積みピラミッド。 いいえ、古墳です。多分復元古墳。 蒲生あかね古墳公園です。 サイドに回ると階段が。 階段を正面にすると、マジピラミッド、祭壇っぽい。墳墓なんで祭壇とかに使われることはなかったかもだけど、神聖というか、なんかオーラ、威厳を感じます。 登っていいのかなー、どうするかなー、とシンキング。よし、登ります。中段にぐるりと並べられた埴輪というか素焼きのオブジェ。 仁徳天皇陵関係の番組をみたら、当時のイメージはやっぱりこの石積みで覆われ、埴輪やらなにやらが並んで置かれていました。発掘結果の考証から、こんなイメージだったんでしょうか。 頂上からもうひとつの古墳が見えます。あっちはマジピラミッドの形です。向こうにも行ってみます。 その途中に見つけた説明パネル。 おー、人工的に作った造成したレプリカ古墳じゃなくて、本物の古墳だったようです。 方墳のほうに来てみました。オーブが撮れました? 階段前に、カップ麺?誰かが食べていったゴミ?? いや、未開封。もしかしてお供え物?? 階段を撮ると、マヤっぽい。映画、アポカリプトを思い出します。 うっ、石室・・・。生々しいです。 向こうの円墳を眺めます。古代の景色。それにしても熱い。早朝は寒いだろうから、とメッシュで来なかったんですが、9時前で汗だく。 円墳の方のトイレ前に自販機がひとつ。 ここでエネルギー補給です。うめぇ! さて、ここから帰宅。ここからだいたい100kmちょっと。今180km。280kmなら無給油でいけるはず。どこで給油警告灯が点くかが燃費のバロメーター。いつもは260km付近で付きます。 可能なら警告灯が点く前に帰りたいところです。 9時に古墳をスタート。お昼までに帰れるか、山を下りてからの渋滞次第。いい勝負です。 東近江から桑名までいつものR421で向かいます。ここからは汗で尿意なし。ノンストップで帰ります。紅葉スポット、永源寺をパス。 石榑トンネルを通過、下りに入ります。自分は街への帰宅方面。反対のこれから行楽に向かう方面は交通量多し。 桑名、名四と思いのほかクルマの流れは順調でした。名四でラジエターのファンが回ったのは1回だけ。でも市街に戻ってくると上りも下りも交通量がそれなりに多いです。 しかし、燃費はあんまり良くなさそう。桑名当たり、250kmで警告灯が点灯しました。帰宅前に最寄りのスタンドで給油。280kmちょっと走って、15リットル以上入りました。ガソリン代3千円弱。 震える値段。 このところ毎週乗ったし、梅雨だから少し乗るのセーブしよう・・・。ガソリン代、高すぎです。 11時半前に到着。お昼に間に合いました。これもホルガ。うまく撮れれば、そんなおかしくない写りです。 しかし、アイドリングは低いです。安定はしていますが1000回転ちょっと。やっぱりもう少し高めたいです。 チェンジペダルラバーは換えたけど、まったく変化を感じれず。ライディングシューズのほうも違和感はありませんでした。ひとまずはうまくくっついていそうです。 汗で蒸れた感じがするので、ジャケットを放水ウォッシュ。昼からの日差しで乾くと思うので、ざざっと丸洗いです。 体が熱いので、昨日買っておいた冷麺にします。 冷麺、冷やし中華、冷やしうどん、この辺りは自分が作ります。嫁さんが作るとぬるくなるので・・・。 ふぅ・・・。つるつるっと完食です。 来週は晴れたら洗車したいと思います。もう、羽虫のヒット痕がひどいです。 GW、マシントラブルでツーリングできませんでしたが、ここのところ午前中だけだけど、連続散歩ができたので、気持ち的にリベンジ完了です。
2022.06.19
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GWの一番いいシーズンをマシントラブルで棒に振ってしまいました。幸い?不具合は特定されて直ってきました。でも、トラウマ。また電装系が落ちるかも、という不安は頭から離れません。 先週、確認チェックしようと思ってたんですが、早起きしたら雨上がりで地面がウェットだったので、知多半島へ行って100km走行チェック。 電圧は14Vをキープ。問題ありませんでした。ただ、給油から走行180kmちょっとで給油警告灯が点灯。いつもの燃費からしたら激悪。なんか、新たな懸案が出始めてるのかもー。 ということで、先週行こうと思っていた場所へ行ってみることにしました。燃費がいつも通りなら、給油警告灯が点かないうちに帰ってこれる距離です。低いアイドリングも気になるし、ということで梅雨の晴れ間の今日、テストトライです。 下の子が起きたら、もしかすると出かけるかもしれない場所があるので、午前中の帰宅を目指します。 いつも会社があるとき、無駄に早起きしてるので、平日と同じ時刻に起床して準備。 4時半に出発です。今日は、最初からライトは点いてくれています。この辺も、どこかのタイミングで要確認です。 今日は北上。岐阜を目指します。走っていると朝日が昇ってきました。眩しすぎ。 だいたい恵那方面を目指します。足助方面から北上する予定が、ついついR419を使う羽目に。早い時間帯だし、いい道なんですが、早朝には早朝の問題があります。朝日による目つぶしでコーナーが見えないことも。R419は微妙に東進ルートなのでその辺りは失敗でした。 今日は30度を超えて真夏日になる、とのことだったのでメッシュジャケットで来たのが失敗。道路わきに気温計が出てこないので、何度あるかわからないけど、腕が冷えて微妙にしびれを感じます。 当然、尿意も。 ナビルートの経由地として入れていただけの道の駅ですが、緊急ピットイン。らっせぃみさとでトイレ休憩です。 トイレだけ済ませて目的地を目指します。今回は初めて中野方峠を抜けてみます。ツーリングマップルではお勧め色。確かに、快走路!6時を過ぎて太陽も高度を上げて、開放的な雰囲気になってきました。 県道68号から県道62号へ。これまた以前来た時、いい雰囲気だなぁ、と感じた東白川方面へシフトです。 日は昇ってきて、新緑、路面も白く輝きを増して、眩しいくらいですが、腕はジンジン。 出てきた気温計12度。これは暖かくないなぁ。早くも微妙に尿意。頻尿気味。 白川のあたりは、お茶が有名でしょうか?茶畑も点在。川沿いのルートはとても開放的。そうそう、こんな感じだったような、以前来た時も。寸又峡に向かう感じにも似てます。この先に目的地があるはず・・・、 お、あった、あった。前回とは逆方向からアプローチなのでナビの指示がなかったら、素通りしてたかも。緊急イン。まだ7時ちょっと前。当然だけどだーれもいません。貸し切り。 駐輪。 来たのは、ここ。2016年、GSX購入後初のロングツーリングで寄った場所です。約6年ぶり。 つちのこ館です。ほぼ6年前のイメージと変わらずなによりです。 「います!」は煽りすぎ?たぶん展示室のつちのこのことだと思います。 この記念撮影用のパネルも前回ありました。5月3日の日時も変わらず。つちのこフェスタは毎年同じ日の定例イベントでしょうか。 窓辺につちのこカップル。 7時なので当然開店前。店内では軽食もいただけました。早朝に到着なので、もともと入る計画ではなかったんですが、コロナで閉館、とかになってたら寂しいなー、と現況確認での訪問です。やってるみたいでひと安心です。 トイレは、外にもありましたが営業時間以外は施錠、とのことで使えませんでした。尿意はありますが、この先に道の駅があるのでそこで。 それより、このしびれる寒さ、なんとかしたい。 ダメもとでホットコーヒーを探すと、あ、あった!もしかして、5月までとか?? ためらわずホットコーヒーをゲットです。 ふぅ・・・、旨い・・・。冷えた指先も温まります。 前回も裏手が川なのは知ってたけど、今日は、誰もいないので降りてみます。 もしかすると、草むらにUMAとか・・・。こういうUMAの目撃情報って、このスマホ全盛時代に、どういうわけか、たまたま持ってなかった、老人だった、一人だったー、とかで撮影すらされず。 逆に、今はひとり。通りすがりで拡散する動機もない属性?何かを目撃するとかなら、今日の自分?フラグ的には立ってるかも。 岩陰とか、UMAの気配に注意しながら降りてみます。 水が驚くほどきれい。 終了。 残念、草むら、岩陰から謎のいびき声が!なんてことはありませんでした。 7時過ぎ。目的達成。折り返しに入ります。 これから交通量が増えてくるので、さっさと先を急ぎたいんですが、尿意には勝てず、つちのこ館すぐ先の道の駅によります。 いやー、快晴、快晴。ここも貸し切り。道の駅茶の里東白川です。 出発しようとマシンに近づくと地面に何か目立つものが。ゴミかなんかが落ちてるのかな、と思って確認すると、 ん-、蛾?初めてみる蛾。蛾、というとなんとなく茶色で地味な印象がありますが、こんな鮮やかな蛾もいるんだぁ。つちのこエリアの蛾、なにか珍しい蛾とか? 家に帰って調べたら、日本全国に生息するオオミズアオという普通の蛾でした。でも、自分は初めて見たので、記念に覚えておきます。 ここからはいつもの道で消化ルートです。恵那、岩村、明智とつないで帰ります。帰りは気持ちぽかぽか。たまの気温計は25度とかでした。 R19、R257、R363とか8時を過ぎるとだんだんクルマもライダーも増えてきます。ペースはあがらず。でも自分はすでに帰途なのでリラックス。 気温もかなり上がってきてくれたんですが、やっぱり尿意再来。これまたいつもの明智駅で最後の休憩です。ほんと雲ひとつない快晴。 ここから県道11号で南下。 で、行く時から気づいてたんですが、今日のGSXはビンビンです。荒々しい怒号のフィール。なんか、こう、アクセルをひねると噴射を感じます?ダッシュ力がいつもと違う感じ。 ノーマルマフラーってのもあるけど、先週の知多散歩では感じなかったフィール。 まさかFUEL1の洗浄効果が出た?それか、ショップから引き取ったときは、FUEL1の添加率が濃そうだったので、今回はガソリンだけ給油して薄めた感じにしてます。純ガソリンに近づいてのフィール変化なのか、洗浄が進んでの相乗効果なのか。 とにかく、なかなか熱いフィールでした。 帰途の途中、たくさんのライダーを見かけましたが、気温も路面も暖かいコンディションは今の時間帯がうらやまししけど、この交通量はフラストレーションだろうなー、と。 家がだんだん近づいてきて、走行距離は230km、240kmを越えました。ここまで給油警告灯の点灯はなし。ってことは、燃費はいつも通りくらいに戻ってる気がします。 252kmで給油です。 ここで持参した残りのFUEL1を添加しました。今日のフィールだと、次回はナプロは加えず、ガソリンだけで希釈がよさそうです。 給油後は今日一番のアイドリングの低さ。やっぱりFUEL1の濃度が関係してるのかな?そんなことを思いつつ、給油して10時チョイ過ぎに無事帰宅です。電圧計は終始大丈夫そうでした。 部屋に入ると、子供はまだ寝てました。これじゃあ、例の場所に今から行くのは無理。今週はスキップ。天気が良ければ来週にでも。 ガソリンの消費もだいたいいつも通りです。 ということで、250kmのトライも終了。電圧計を見ていれば、異常はキャッチできそうなので、トラウマ加減は少し低下してくれました。 注文中のクラッチワイヤーなんかもあるけど、続いて確認したいのが、ライトのハイロースイッチのメンテ。今日は点いてたけど、いざ早朝出発、とかでライトが点かない!なんてなると慌てます。来週晴れたら、どこかでちょっと分解してみるかもです。
2022.05.29
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まるで中古バイク販売サイトのような画。某ガソリンスタンドにて撮影。スタンドでこんな近影を撮ることは普通ないです。素通りが普通。 そう、こんな写真が撮れたのは緊急事態が発生したから。 なんと、まさかの再レッカー! 雨のなか、頑張ってツーリングに出たんです。結構雨はひどかったけど、目的地に近づけば近づくほど、天気は回復するので、それなりにわくわくしながら西に向かってましたが、鈴鹿で死亡。 メーターをみるとまたデッド。クラッチを切ってみると案の定、ストンとエンジンが死亡。セルも回らず、再始動は不可能でした。 今回は3桁国道沿いでしたが、スポット的に街中で、対向車線側にあったガソリンスタンドに避難しました。スタッフさんに事情を説明してレッカー車を待たせてもらいました。 うーん・・・、前回のトラブルはバッテリーだけじゃなかったかぁ。レギュレーター、レクチあたりが怪しそうです。 前回の遭難からひと月。レッカーされる手順、今後の手続きなんかは覚えているので、今回は比較的冷静でした。ただ、これでGWの前半は空振り終了が確定です。 あー、またなんの対価もなしに、宿代含め2万くらい吹っ飛びました。 家に戻ると、みんな揃って、「やっぱり!」 やっぱり、ってほどじゃないはずだったんだけど。 とりあえずバッテリーの電圧を測ると、12V未満。前回遭難したときも11V台。 発電、充電系が怪しい、怪しい・・・ レッカー手続きより、宿のキャンセル手続きのほうがトラブル。ネット上でキャンセル料の支払いができないという。こういうの、早く済ませてすっきりしたいのに。 宿に電話して、楽天トラベルにも電話して、宿からの手続き指示に従ってください、とのこと。電話待ち、面倒です。でも、この手続き性の不備は宿側の責任みたいで、楽天トラベルさんの好意で、楽天ポイントを付与してもらいました。毎度ありがとうございます。 とりあえず空っぽになったバッテリーを充電。 明日は少し各部をチェック。ゆっくりバイクをいじれるのはGWっぽくはありますがー。いろいろあるもんです。
2022.05.01
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レッカーされるGSX・・・。いったい何が、って、そういうことなんですが、今日ツーリングに出かけて、その途中で完全DEAD。走行不能になりました。 今日は英語がない土曜日、&桜満開ウィーク。ってことでツーリングに出かけることにしてました。数週間前から準備。といっても上がり癖がついたバッテリーなので、始動を容易にするためにコンスタントにエンジン始動させることと、タイヤの空気圧補充くらいの準備でした。 で、今朝本番。ちょっと寒の戻りらしいので最低気温予想は5℃。この温度は弱ったバッテリーには厳しい?バイクを出してセルを回すと、セル音が弱ぇ! 3回くらい始動トライ。ダメ。ヘッドライトのカプラを抜いてバッテリーの負担を減らしてみたりしましたがダメでした。 うーん・・・、出発が遅くなるけど、朝からプチ分解。クルマからブースターケーブルでつないで始動!エンジンをかけてないクルマのバッテリーでしたが簡単に始動できました。 相当バッテリーが弱ってそう。思えば、ここでツーリングを断念してればよかったかも。ブースターケーブルを取りに家に戻ったら、起きてた嫁さんから、「そんなバイクで遠くに行くのやめたら?」 って言われたけど、「1回かかれば帰って来れる、って。」 と言い残して、慌てて出発したのでした。コールドスタートじゃなきゃ耐えられると思ったわけです。甘かった・・・。 20分遅れて5時20分スタート。ノーマルヘッドライトバルブ、十分な明るさです。 今日の行先は富士方面(でした)。行きも帰りも高速か直線メイン。偏摩耗したフロントタイヤの真ん中を減らせば、少しはプロファイルのつながりがラウンドに近づくかな、という淡い期待もかねて東進。 でもさすがにいきなりは高速に乗らず、浜松、天竜方面までは下道で行く計画。途中の岡崎公園は桜満開でした。 浜松北方面に入る前に、トイレ休憩。オーバーパンツ、ネックウォーマーといった冬装備なので凍えるほどではなく、尿意も特になかったですが道の駅鳳来三河三石でトイレだけ済ませます。(思えば、ここでトイレを済ませておいて良かった、良かった・・・。) 4分でピットアウト。天竜方面へ向かいます。森あたりから新東名で富士を目指す予定。気温は5℃。まあ、暖かくはないですね。 早朝、曇りってのもあって青空に映える桜!とはいきませんが、早朝の桜もどこか発光するような感じで幽玄です。 いなさインターを超えて県道68へ。まだまだ交通量も少なくて、適度なコーナー。楽しいロードですが、偏摩耗したフロントタイヤは切れ込むような感じで違和感バリバリ。 いまいち楽しめないなー、と思ってはいたんですが、ちょっと他にも違和感。 パワーフィールが変??排気音も細いなー。空気を吐いてるイメージ。アクセルを開けてもマシンが起きてこない、というか。ノーマルマフラーに戻してるけど、さすがにそこまでは。 FI警告灯とか出てるのかー、とメーターを見ると、メーターが完全にDEAD! タコメーター沈黙。デジタル速度計非表示。(あー、電装系、逝ったっぽい、ぽい!) DEADなメーターを撮ろうとGoProのスイッチを押すけど一切反応なし。なんだろう、GoProも死んだ??スマホには充電マーク。電気は来ていそうです。 メーターのヒューズだけなのか、他の電装系トラブルか。一番怪しいのは死にかけのバッテリー。死にかけというか、とっくに死んでたんだ、きっと。 VTRでレギュレーターがパンクして山中で死亡したトラウマがよみがえります。(まだエンジンが動いているうちに帰ろう!) 切り返せそうなスペースを見つけて、減速、クラッチを握った瞬間、エンジンがストン、と止まりました。(あー、完全に電装系っぽい。弱ったバッテリーにムチ打って来なきゃよかった・・・。) とりあえず道路の端に停車。 キーをオン、オフさせてみるけどDEAD。 うーん・・・、詰んでそう。でも何度かキーをオンにしてたら、反応あり。でも、今までに聞いたことがない異音が各所から。排気デバイスのサーボモーターの音も、ウーウー、弱々しくうなって止まりません。カチカチ、リレーの音が数か所から。 セルを押しても、うんともすんとも言いません。リレーからカチ、カチって音がするのみ。 何度か試してたら、やっとまともにメーターが表示されました。直った?とメーターを見るとCHECの警告。あー、これはショップ直行サイン。重症。オワタ感じ。 電圧とかが不安定なのか、キー操作だけじゃなく、キルスイッチを操作しても、クラッチレバーを操作しても、リレーがカチカチ。いったい何が。 シートを外してバッテリーターミナルを一応チェック。今朝ブースターケーブルをかませたので、強力なワニ口の影響でボルトでも緩んでるかもー、と疑ったんですが、そんなイージーモードじゃなかったです。ターミナルに配線はしっかり固定されてました。 シートを開けた感じ、VTRの時みたいな、バッテリーからの蒸気、異臭、異音はありませんでした。ただ単純にバッテリーが死んでるだけならいいんですが。 こりゃあレッカー車を呼ばないとダメだなぁ。まだ7時過ぎ。ちょいと早いです。 呼ぶにしても場所を伝えることができるのかー、という問題も。ダムの近くの県道沿い。ダムの名前を記憶。スマホって便利だけど、画面を見ながら話せないのが難点です。 レッカーを呼ぶにしてもここは上りのカーブ地点。場所的にはあまり良くない感じ。ここより見通しの良い場所に移動することに。これ以上上っていけないので、来た道を下りながらベターなポイントを探すことにしました。 もう一度装備を装着。マシンにまたがって下り始めます。 結構な下りで速度が出たので、ダメもと2速クラッチミート。 ボ、ボ、ブゥーンという音とともに少しのパワーフィール! アクセルを開けてみると加速出来ます。メーターは相変わらずDEAD。ゆっくりでも走って帰れれば・・・。せめてもう少し街中に近づきたいところ。 でもその望みも早々に絶たれることに。クラッチを切った瞬間にエンジンストール。とてもタイトコーナーを抜けて街中に戻れる自信はないです。勢いがあるうちにまたクラッチをミート。エンジンを生かせます。 カーブを抜けたら目の前に広い退避スペースが!レッカーをするにもここよりベストなポイントは山間部にはもうない!!と判断してここでストップ。 死亡確定しました。 レッカーを呼ぶかぁ。バイクで出かけるときは携帯している、バイクロードサービス付きクレジットカード。実は今日は財布を換えようと思ったんですが、いつも通りの財布で出かけてきてよかったです。 裏のロードサービス番号に電話。 このサービスを使うのは2回目。VTRでハイランドしらびそでパンクしたときも使いました。思えば、VTRを買ったとき、ETCを積むためにバイク屋さんで作ったカード。特典を付けておいて良かったです。 まだ早い時間だったけど、24時間ということで無事つながりました。 案の定遭難場所を伝えるのに苦労したけど、県道68号のいなさインターとダムの中間付近の退避場にいます、ということを伝えたらなんとかサービス業者さんに伝えてみてくれるとのことでした。 クレジット番号から氏名、配送先の住所も当然分かるんですが、問題が搬送距離。このカードのサービスは50キロまでは無料だけど、その先は1キロ600円か700円かかるとのこと。応対してくれたオペレーターの方が言うには、任意保険の特約で同様のレッカーサービスがある場合は、そちらのほうが無料搬送距離が多い場合がありますよ、とのこと。 うーん、付いてるかもだけど手元に証書がない。これは反省点。連絡のしようがないので、そのままお願いすることに。50キロ超えた先の高速料金も請求されるとのことでした。 痛い、けど、帰ることが先決です。3万くらい請求されるのかなー。ビビります。でも、最終確認の前に、もっと不穏なことをオペレーターが伝えてきます。「お客様にレッカー車に同乗していただいて、自宅への移動は出来ません。最寄りの交通手段のポイントまでの同乗となりますが、よろしいですか?」 説明ではコロナのせいもあって、長時間の同乗をお断りしてるんだとか。(酷道とかではないけど、民家とかナッシン・・・。どうやってここから家に帰れと?) 一瞬面食らったけど、他に手段もないし、スマホのバッテリーも無駄にできないので、了承しました。レッカー業者さんが見つかったら、また連絡します、とのことだったのでひとまず電話を切りました。 エンジンはかからないけど、USB変換器は使えたので待ってる間にできるだけ充電しておきます。 しばらくして着信。 FROM秋田。 普段は心当たりがない番号には出ないけど、このタイミングならロードサービス関連の連絡だと思います。出ると、やっぱりそう。業者さんが見つかった連絡。40分くらいで来てくれるとのことでした。 オペレーターの方は、レッカー業者さんが最寄りの交通手段まで送ってくれることを了承してくれましたので、ご安心ください、と言ってくれましたが、この風景をみると心細いです。 とりあえず帰る算段はつきました。 なんか桜を見るツーリングから趣旨がだいぶ変わって、知らない場所からどうやって帰るかー、という体当たり番組みたいな感じになってきました。変な路線とかだと調べるスマホ電力も必要。暇だけど、スマホなしで時間をつぶします。 バイクを置いて単身で帰るのは久しぶり。 ほぼ新入社員のころ、冬にツーリングで出かけて、鈴鹿あたりから大雪に遭遇。あっという間に積雪して、木曽、揖斐川を越えたあたりで、当時あったドライブインにバイクを置いて帰った記憶を思い出します。 あの時はライダージャケットを着て、ヘルメットを持ちながら名駅を歩いて電車に乗る、という羞恥プライに。 今日もそんな目に?ジャケット、ヘルメットはレッカー業者さんに預けられるか確認するにして・・・、ブーツか・・・。 シャーリング、シフトパッドがなければ普通ですが、まあジャケットとヘルメットは勘弁です。 待つこと30分。レッカー車が到着してくれました。 簡単に状況説明。ロードサービスのオペレータの方も、レッカー業者さんもガス欠を疑ってましたが、セルも回らないのでー、ということでレッカーしてもらうことに。満タンから80キロくらいしか走ってないので、ガス欠はないです。 ふたりで押してレッカー車に運びます。手際よく緊縛固定していきます。 固定完了。荷台にリフトアップされるとき、かなり傾斜したのでハラハラ。ギアをローに入れておけばよかったです。途中で転倒することもなく、無事荷台に乗ってくれました。 自分も業者さんの横に座ってスタートです。 業者さんに聞いたら、すぐ近くにバスターミナルがあるとのことで、そこまで乗せてくれるそうです。1時間に1本くらいだけどー、という状況。そりゃあそう思います。(バスかぁ・・・。) 一番縁遠い公共交通機関。最後に路線バスに乗ったのはいつだったか。多分新入社員でクルマをまだ持ってなかった時。変に電子化が進んでなきゃいいけど。 業者さんの話だと、自分が遭難した道路も昔はバスが走ってたようだけど、過疎化で廃線になったんだそうです。今から行く路線は、浜松駅行きの一択みたいなので、迷うことはないよ、とのことでした。 ふぅ・・・。ハードルがひとつ下がります。大学生のとき、よく路線を間違えて大変だった覚えがあります。 そんな話をしてたらあっという間にバスのターミナルに到着です。 煙草を吸っている運転手さんと思しきスーツ姿のおじさんが。レッカーの業者さんが、「このバイクの旦那、乗っけてってよ。」「レッカーついでに送ってあげれないの?」「いや、レッカー業はタクシー、バス業じゃないし、途中事故とかあると大変だから。」 まあ、そりゃそうです。 運転手さんに、次は何分発ですか、って聞いたら、「24分に出るよ。」 とのこと。時計を見ると9時20分。ラッキー、4分しか待たなくていいです。でも、今日は土曜日。9時24分を逃したら次は11時台。ここでスマホバッテリーなしの2時間待ちは辛い。最高の乗り継ぎです。 停留所で待ってると、一足お先にバイクが旅立っていきました。満開の桜を背景に哀愁。 煙草を吸っていた運転手さんがバスに乗り込んで、運行表示板が点灯。自分もスタートです。 もうすっかりバスの乗り方なんて忘れてます。整理券、出るのかなぁー。ビビりながら乗り込むと、昔ながらに発券されてました。 始発から乗車なので自分一人貸し切り。 車窓には桜が。まあ、これはこれでプチ旅行。こんなトラブルでもなければ、こういうシチュエーション、旅なんてないのでこれはこれで、アリなんでしょう。 そう、レッカー業者さんが気を利かせて、ジャケットとヘルメットも運んでくれる、と言ってくれました。良かったぁー、羞恥プレイは最小限。やや肌寒い軽装が若干浮き気味。でもライジャケに比べたら・・・。 バスに乗ること1時間ちょっと。バスは安いイメージがあるけど、さすがに1時間分走るとどんどん料金があがります。浜松市内に入ると次々に乗車客が乗ってきます。立ってる人がいるくらい。 あー、両替機に行くタイミングを逸しました。手持ちの小銭百円玉7枚、10円玉5枚。 こそこそっと、スマホでバスの運賃を調べると700円。あれ、しばらく700円のまま。どうも上限設定があるみたいです。 ふぅ・・・。 浜松駅に到着しました。1時間乗って700円か。やっぱりバスはエコ。 鉄道駅に着けば、あとはどうにでも。 浜松・・・。 新幹線が停まります。自宅最寄りの駅まで新幹線でジャンプするか、普通のJR線で帰るかー・・・。 新幹線で豪快に帰るのも面白いけど、少しでもバッテリー買い換え代に充てたいので、JR線で。 これもあまり待たずに乗れました。 豊橋までは各駅停車に乗って、豊橋で特別快速にチェンジ。 とんとん拍子に乗り換えが進んで、正午前に最寄り駅に到着。あまり早く進みすぎて、嫁さんの送迎の方が遅れました。 車内で散々、トラブル抱えて無理にツーリングに出たことと、そのせいで迎えに出ないといけなくなったことをなじられました。 これはぐうの音も出ない。小一時間、ブーツで歩かなくて済んだし、感謝、感謝。 ついでに買い出しを済ませて、1時前に到着。遭難してから5時間半でなんとか帰宅できました。バイクの方は11時には着いたようです。 請求は後日。請求額はいかほど?家の前に放置で帰るかと思ったら、駐輪場まで業者さんが入れてくれたようです。 家に入る前にキーオンで確認。なぜか、異音も減って少し症状が改善された気配がします。でもセルはうんともすんとも言いません。最近電圧計を外してるから、充電電圧を見れてないけど、オルタネーターとかレギュレーターの故障じゃないといいけど、なんとも。 スマホ充電、セル始動トライで放電してるかもだけど、バッテリーの電圧を測ると、11V前半。低い! エンジンが死んでからは、そもそもセルが回ってないので、そんなにバッテリーを消費したとは思えません。スマホ充電といっても30分もしてないからここまで下がるのかー。 いずれにせよ、6年近く使ったバッテリーなので、トラブルの切り分けのためにもバッテリーは新調します。車検後に自分で気持ちよく交換、と粘ったのが間違い。最近のバッテリーは徐々に劣化するより、突然死が多い、っていうので、バッテリー上がりの兆候があった時点でかなりヤバいのかもです。 高い勉強代になったけど、事故ったわけでもないし、自分もマシンも帰って来れたし、まあ、こんなことよくあることです。こんな酷道で死亡しなくてよかった、それだけです。
2022.04.02
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昨日の夜から仕掛けておいたバイクのバッテリー充電。午前中には充電が完了していました。最近充電完了が早くなっている気がするのは、マメに充電しているからなのか、バッテリーの容量が減ってきているからなのかー。 今日は英語はなし。久しぶりの土曜日フリーデーなんですが、それを当てにされて、いろいろ雑用が。それらをやっつけてご飯を食べたらもうすっかり昼過ぎ。 行こうと思っていたエリアに行ったら、夕方子供と自転車の練習ができないので、行先を近場に。 その前に、そもそもエンジンかかる?この前は雪が降ってました。今日は、朝方は冷え込みましたが、日中の気温は2桁の見込み。 トライ1発で問題なく始動しました。 グローブ以外は冬装備を着込みます。予想外に汗ばみます。 日中、ってこともあって暑い。無風、日差しってのは大事です。行先は、考えたけど・・・、特になし。本当は渥美半島に行って菜の花祭りをのぞいてみたかったけど、急遽知多半島1周に変更。 正直気は進まないけど・・・、今日は久しぶりにオイルを回すためと割り切ります。 社会人なりたての頃、やることもなかったので、週に何度か知多半島を夜1周してました。そんなんで食傷気味。ここ数年バイクでは知多半島に踏み入ってないと思います。 久しぶりの侵入。いろんな景色を見ては、フラッシュバック。あった、あった、そういえばー。この喫茶店も既視感。どこかドクタースランプの喫茶店にも・・・。 知多半島は交通量が多いし、言うほど海が見えない印象です。グルメスポット、観光スポットが点在しているので、来訪客が多いのかと。そんな中、師崎を抜けた一瞬は自然の半島美を垣間見ることができました。 今日は一周することにしてたから、海辺を通ったけど、やっぱりこのペースに巻き込まれるんだったら、昔よく通った原野を抜けるクネクネロードをつないで反対に抜ければよかったです。ちょいと後悔。 お約束の野間灯台が見えてきました。画像にはうまく撮れてないけど、灯台の後ろには真っ白い鈴鹿山脈。美しい。それにしても相変わらずカップル多し。 その先は、野間大坊。個人的に怖いなぁー、と感じるスポット。ま、一度も寄ったことないですけど。 常滑手前でちらっと菜の花。渥美へ行ってたらこの数百倍?の圧巻だったと思います。渥美半島の菜の花祭り、もう10年近く行ってない気がします。 セントレアあたりから知多の原野へ抜けます。下手に観光地化されたエリアより自分にはこっちが合います。だんだん影が伸びてきました。 また市街地に戻ってきて信号につかまります。 前のクルマの背面に写ったハロゲンバルブ電球色。時代に逆行するテイスト。むしろ破廉恥。ギラツキは今のほうが多い感じも?光量が増えてくれてるならありがたいです。 ちょうどいい時間に帰宅です。 ガソリンも給油して満タンにしたけど、燃費悪すぎ。今日が寒い、ってのもあるんだろうけど、やっぱり放置中に減ってる気がします。とりあえず、またしばらく休眠。 空気圧を思いっきり高めにして走ったけど、フロントタイヤの違和感は、なんとか許容内。GWもこの作戦で乗り切ろうと思います。 あと、これも試しました。新しい軽量メガネ。結果は良好。走行中、重さでずれ下がってくることもありませんでした。度もあってるし、何度も走行中にメガネの位置を直していた苦労から解放されました。 着替えて、ちょっとコーヒーで一服。 よし、次はいよいよ新しい自転車の初乗りへ。真新しい各部のメカは大人もワクワクします。 ギアは7速。ライトもオートじゃないけど、左手でグリップのところでON/OFFできるのかー。もうバイクです。 公園での初乗りはなんとか無事終了。タイヤが大きくなったのでこぎ出しが大変そう。これは、シートが一番低くしてあって、ハンドルとポジションが合ってないのもあるかも。あと、ギアもなぜか1速にはいりません。ずーっと2速。しばらく乗っていると1速にやっと入ります。これはなじみの関係なのか。 明日も乗れて練習できるといいけど、雨です。明日は宅内でゆっくりしようと思います。 あとひと月ちょっとで桜も咲き始めます。もうそろそろ冬が終わりそうです。
2022.02.12
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