仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2006.02.05
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テーマ: 私のPC生活(7434)
カテゴリ: 雑感
歓喜復帰さん

実はこれまで10年間、ダイヤルアップ環境で過ごしました。メールもさほど頻繁にやりとりするわけでもなく、ブログの書き込みや調べモノも、早朝に最初と最後(文章を送信)につなぐという感じでやっていました。それ自体、不都合といえば不都合なのですが、光に転換した最大の理由は、電話代がかさむようになったこと、です。けして長電話などしないのに。

つまり、何か調べようとHPをブラウズすると、画面が現れるまで時間がかかってしょうがない。こっちはきれいな映像や動画はいりません、画像なしのテキスト分だけのHPにして、と言いたいが、ジッと我慢して待つしかない。そういうHPが増えてきたように思います。その「待ち時間」が問題なのです。何でもないことを調べるのに、数分から10分かかることも。

そこで、NTTと大手プロバイダのキャンペーンで、12月に申し込みました。電話代を含めて総経費をみるとさほど変わらない上に、接続時間を気にしないで済むのだから。実際につながると、安心感とテンポの速さもあって、結局パソコンに向きある時間がグッと増えそうです。

申し込んだ後何度か別の担当者から確認の電話があって、やっとNTT側の配線工事とルータ設定が来た後に、プロバイダの側で無料出張(訪問)設定サービスがあるのですが、これが申し込み殺到のためか、何度フリーダイヤルに電話してもなかなか連絡がつかず、ちょっとした作戦で何とか通じて、それでも1週間待たされて、やっと先日来てもらいました。
実際には、脇で見ていたら実に簡単なもので、それならオレでも出来たのに、と言いたくなりましたが、せっかく来てもらったので、そのあとは1時間以上懇談の時間。同年代で話の長い人。当日は私の家が最後ということもあったのか、まあ、楽しい異業種交流がでした。

この方によれば、だいたい一日5軒くらい回るのだそうです。意外と少ないですね、と思ったら、岩手、福島などもエリアだそうで、だったら相当大変ですね、と逆に同情してしまいました。さらに、東京のコールセンターで受け付けた順番に勝手にスケジュールを組むから、地域的事情などお構いなしで非効率になることも多い。福島の浜通りと会津に行って、また翌日も福島が入る、とか。ウイルス感染の除去などサービス外(有料)なのに現場で言われれば断れない、とか。とにかく時間が読めないのだそうです。話を聞いていると、結構面白い、いや失礼、実際の仕事は大変ご苦労様です。

NTTへの申し込みから始まって、何度か確認の電話、工事下請け業者、今度はプロバイダ側のコールセンター...と分業化されて、その間、話する相手は顔も見えずにコロコロ変わり、顧客である私の方は無味乾燥なデジタル情報と化して転々流通。そして最後の段階、やっと人と人の対面。「いやー、お互い大変ですね」てな具合で。

古典的ワンストップ商法や職人気質は衰退しつつある昨今ですが、やっぱり人と直接対話するのが一番だと実感しました。






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最終更新日  2006.02.05 06:32:48
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