おいしい　千葉　～ponの食べある記～

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玄関で靴を脱ぎ、それを下駄箱にしまってから上にあがる。椅子席は用意されていない。３間ある座敷のひとつに通された。どっかりとあぐらをかいて、腰を落ちつける。スポットライトを多用していて、その飴色の暖色系の明かりが、どこか親戚の田舎家でも訪れたようなホッとした気分にさせてくれる。ジャズピアノが、聞こえるか聞こえないかの微量で漂っていた。

ざるうどんと天むすを注文する。けっこう待たされた。二品それぞれの頃合いを見るようにして、少し間をあけて続けて供出される。

（！）うどんがすごい。豪放なるコシがある。（プリプリ）とかいう、やや軟弱属の表現を一切許さない、剛毛系とでもいうべき強力なコシがある。太打ちのそれを、やや淡目のたれで一気にいただく。一塊が弾丸となって通り抜けていく。それはあまりにもダイレクトでストレート。食したとたん、もうすでに食道に達しているかのようだ。このうどんにとって、口蓋内は無きに等しい。

肝心のつけだれは、けずり節のだしが濃厚至極。まろやかで、こくがあって、しかも後味がすっきりしている。うどんとの相性が抜群に良い。

天むすのほうだが、これはこちらが想像していたのとは少し異なっていた。むすびというより海苔巻だろう。小海老の天ぷらとレタスをはさんだマヨロールというべき小品だった。何もつけずに食べても、じゅうぶん行ける。

この地に開店してすでに２年半ほどになるという。駐車場が用意されてないのが、食べ歩きには痛いが。（現在、用地を交渉中であると聞いた）近くのコインパーキングに停めても、寄る価値は大いにある。お気に入りの一つになってしまうかも知れない。

「手打ちうどん　四万十」
住　　所：千葉市中央区新田３５－３
アクセス：千葉トヨタから市役所に向かい３５７号に出る１本手前を左折
　　　　　　すぐ右側　　（Ｐ　無）　
電話番号：０４３－２４１－７２００
営業時間：１１：３０－１５：００/１８：００ー２１：００/
　　　　　　（麺がなくなり次第終了）
定　　休：火曜日/
座　　席：座敷７卓/
利用種別：個人向き/グループ向き/カップル向き/家族向き/
メニュー：（昼）
　　　　　ぶっかけ定食８５０（ぶっかけうどん、土佐めし）/
　　　　　山かけ定食８５０（山かけご飯、かけorざるうどん）/
　　　　（昼/夜）（冷たいうどん）
　　　　　だいこん７３５/山菜山かけ８４０/冷しゃぶサラダ９４５/ざる６３０/
　　　　（温かいうどん）
　　　　　だいこん７３５/肉８４０/山菜山かけ８４０/カレー７４０/釜上げ６３０/
　　　　（天系）
　　　　　天ざる１０５０/天釜１０５０/天かけ１０５０/鍋焼１０５０/
　　　　　四万十膳１３５０/鍋焼膳１３５０/
　　　　　 ※大盛りは１０５増し
　　　　（ご飯）
　　　　　おにぎり３１５/じゃこめし３１５/山かけめし３１５/天むす５２５/
　　　　（単品）
　　　　　天ぷら盛合せ８４０/カツオのたたき８４０/小鉢三品６３０/唐揚５２５/
　　　　　ぶりかまと豆腐の煮付１５７５/厚焼玉子と山菜あんかけ５２５/
　　　　　さんま煮付５２５/えんどう揚げ５２５/新香３１５/おくらと酒盗３１５/
　　　　　カツオの酒盗３１５/
　　　　（飲物）
　　　　　エビス（中）５２５/エビス生５２５/生しぼりサワー４７２/冷酒５２５/
　　　　　プレーンサワー４２０/熱燗８４０/栗焼酎(高知産)６３０/
評　　価：☆☆☆☆☆
　　　　　（味４．５/量３/サービス４/雰囲気４．５/ＣＰ４/駐車場１）

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