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ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーターの1970年に発売された3rdアルバム。邦題は「天地創造」TOOLのライブ観てから一日に1枚はTOOLのアルバムを聴いてるんだけど、ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーターを急に聴きたくなってこのアルバムをじっくり聴いた。TOOLとは何かが近い気がする。音作りとかかなり違うんだけど。1曲目「Killer」イントロが流れた瞬間にうわぁ~70年代!って感じる。「つまりお前は海の底に住んでいるんだ・・・」って歌詞で始まる。訳詞はLPには付いてなかったのでこの紙ジャケリマスター盤はいろんな意味でうれしい。歌詞を読みながら行間を読みながら音の強弱を聴き分けながらこの曲を聴いてると何故か元気が出る。自分も孤独だと言う事を誰もが忘れようとしている・・・必要な物は・・・ひとつ。2曲目「House With No Door」友人にこのアルバムを聴かせた所、プログレじゃないやん!って・・。別にプログレって事で聴かせた訳じゃなかったんだけど・・・。この曲なんか聴いてたら初期のエルトンジョンのようでもあり普通のロックって言いたかったのかもね。プログレなんて定義も難しいしジャンルは適当でいいと思う。この曲はきっとガチガチのプログレを期待してると肩すかしかも。美しすぎる楽曲です。メロディーもアレンジも素直で変拍子も凄い速弾きテクも見せつけない。美しいバラード。「俺には確信の持てない事が多い」ってそこに尽きる。歌詞もメロディーも素晴らしいです3曲目「Emperor In His War-room: The Emperor/The Room」キングクリムゾンのロバートフリップが参加している曲。全編に渡ってフルートが鳴っている。この曲も8分以上を長いけど聴きやすいメロディーと考え込まれたアレンジで長さを感じない。ロバートフリップが出てくるギターソロの部分は多分、すぐに分かる。この部分の後のかなりメロウな部分は最高です。4曲目「Lost: The Dance In Sand And Sea/The Dance In The Frost」プログレって固執するならこの曲はプログレだと思う。自分的はミュージカルナンバーのように感じる。歌も完全に演じ切ってるし突然のサックスのリフとかその後の激しくなって行くホーンセクションとキーボード・・。ミュージカルのようです5曲目「Pioneers Over C」アルバムラスト曲は13分近い大作。重く深い演奏とその上を泳いでるような歌。2セクション目の頭の静かに声を合わせコーラスで歌う部分が凄く好き。「俺たちがどこにいるのか、誰にも分からない 彼らは俺たちに触れないんだ」って歌詞凄いしこの部分がめちゃくちゃ好き。ボーナストラック1「Squid/Octopus」15分もある作品。ライブの定番曲だったらしい。ボーナストラック2「Emperor In His War-Room: The Emperor/The Room (Early Take)」3曲目の別バージョン ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーターってあんまり知られてないかもしれないけど今なら紙ジャケで9枚リマスター再発盤が出ている。多分なくなれば廃盤になると思う。今なら買う事が出来る。ずっと日本盤は出てなくて輸入盤で探すしかない時代が長かったから今はチャンス!
2007年02月13日
仕事中、急にこのウネウネ民族音楽的バンドのサード・イアー・バンドが聴きたくなって帰ってきて選んだのが何故かこのアルバム。いちおうプログレバンドです。民族音楽、現代音楽の世界にもかなり近いものがあるけど。このアルバムは1995年に再結成された時に出したアルバム。デビューアルバムは1969年「ALCHEMY-錬金術」という名盤を発表。「天と地、火と水」「マクベス」等の凄いアルバムを発表している。再結成してからは民族音楽的な比率は少し減ったもののよりうずまくような音楽を創り上げている。1曲目「Gog And Magog」ハンドドラムの音から始まる神秘的な曲。オーボエ、ヴィオラ、フルートに加え60年代~70年代では使ってなかった電子的な楽器も使われている。全てアコースティックで創り上げてほしいと思う人も多く賛否両論みたいです。この曲は聴いててどんどん音に埋もれて行くようで気持ちいい。2曲目「Flight Of The Coven」かなり現代音楽のような音作り。曲的にはビートは激しくアフリカンビートでハンドドラム、タブラが激しく鳴る。このままホラー映画(特にダリオアルジェント系)に使ってもいいような目まぐるしいサウンド。3曲目「Dance Of The Elves」この曲は凄い!この曲も激しいビートから始まり絶頂の盛り上がりへと続いて行く。9分半この音の渦に呑み込まれるのも気持ち良い。4曲目「Atlantis Rising」このアルバムで一番好きな曲。ヴィオラ、タブラがゆったりと壮大に音を広げてソロをオーボエが取って行く。このアルバムで一番聴きやすい曲かも知れない・・。5曲目「Midnight On Mars」ラスト曲はまた激しいリズムで更に重く響く曲。5曲で35分という短いアルバムだけど聴き応えは十分すぎるほどあります。この曲はROCK,JAZZ的なものもSAXソロに感じたりもできる。でも強烈な曲です。サード・イアー・バンドのアルバムは2枚連続で聴くのはちょっとハードかな・・。民族音楽的な現代音楽が好きな人やインストの渦巻くような音が好きな人は何枚でも連続で聴けるとは思うけど・・・。インスト自体が基本的にあまり好きじゃないのでよほど気に入ったものしか聴かない。でもサード・イアー・バンドは昔から何故か好きでよく聴いていた。爆音で聴いてると部屋の隅に急に悪魔が現れそうな・・・・。でもこのバンドの音には何かある・・・。
2007年02月04日
1972年に結成されたフランスのプログレッシブロックバンドのアトールの3枚目のアルバム。どうしてもセカンドアルバムの方がインパクトがあって注目されがちなんですが自分はサードアルバムの方がよく聴きます。最近紙ジャケリマスターで4枚目の「Rock Puzzle」まで再発されました。以外とアトールは日本盤で何度も再発されてて人気があるんだって思わされました。1994年に来日したライブが「Tokyo C'Est Fini」ってアルバムになって発売もされてる。1977年に発売されたアルバムです。1曲目「Paris, C'est Fini」邦題は「パリは燃えているか?」シングルとしてもヒットした名曲。この時代のプログレの匂いプンプンの楽曲です。ハードロック寄りのサウンドでギターが前にかなり出ている。ボーカルもかなり力強く歌っている。2曲目「Les Dieux Meme」邦題「神々」パリは燃えているか?よりもトンネルよりもこの曲が好きです。最初は、ファルセットで歌うボーカルもいいしバックの美しい演奏もタイトル通り神々しい感じです。展開でボーカルは力強くなり「ハレルヤ!」のコーラスと共に楽曲も盛り上がっていく。エンディングのギターソロがとにかく抜群に良い!3曲目「Gae Lowe (Le Duel)」邦題「決闘」シンセのリフが中心の曲。5分弱と短い曲だけどいろんなセクションが組み込まれてて楽しめる1曲。4曲目「Le Cerf-Volant」邦題「天翔る鹿」このバンドはプログレの中でも歌がしっかり聴けるバンドの一つでもあると思う。歌メロはKeyメロやGメロに負けないインパクトがある。メロディーも取っ付きやすくて聴きやすいのも良いと思う。この曲も盛り上がり方なんかもドラマチックで感動です。5曲目「Tunnel Part I」邦題「トンネル 1」この曲が人気あるのは良くわかる気がする。どのパートもキャッチーで耳に残りやすい。6曲目「Tunnel Part II」邦題「トンネル 2」PART2からの展開はマニア心をくすぐるように進んで行く。4分過ぎた頃から始まるギターソロは何度聴いても気持ち良い。ラストの重いコーラスが最後に圧迫感を与えて終わって行く見事な組み立てだと思う。フランスのYESとか言われてたみたいだけど自分はYESっぽいとはあんまり思わないけどなぁ。この時代で好きなプログレバンドはこの「アトール」と「P,F,M」、「エルドン」「アルティ・エ・メスティエリ」「バンダーグラフジェネレーター」とかかな。「ゴブリン」は別格で好きなんだけど・・・。凄いメジャーなプログレバンドはあんまり聴いてなかったりするんだけど「キングクリムゾン」「ピンクフロイド」「ELP」「ピンクフロイド」辺りは一応聴いてる。どれも凄いバンドなんだけどね。再結成後のアルバムってあんまり聴いてないけど久しぶりに聴いてみようかな。特に2003年の「Illian: J'Entends Gronder la Terre」ってほとんど聴いてないかも・・・。まぁ、たまにじっくりプログレに浸ってしまう日があってもいいか・・・。
2007年01月23日
ボーナストラックを6曲追加してこの「Hounds Of Love」が再発された。もうかなり前の事なんだけど・・・特にリマスターしている訳でもないけどボーナストラック目当てで買った。このアルバムはかなり聴き込んでたので今日久しぶりに聴いてまた新たな感動があった。1曲目「Running Up That Hill (A Deal With God)」この曲はホントにかっこいい。PVもあの独特のダンスを踊りまくって凄い世界の中で息衝いている。歌詞がまた最高に好きです。「♪できるものなら神と取引をして立場を交換してもらうのに・・・・」2曲目「Hounds Of Love」このアルバムはケイトブッシュのアルバムの中で一番初心者でも取っ付きやすいと思う。POPな曲が多い。初めて聴いた時は驚いたけど・・。前作がとんでもなくぶっ飛んだアルバムだったから。この曲も聴きやすいメロディーにアレンジも素直に聴けると思う。俺は少し物足りないけど・・・。もっとアレンジをこねくり回してもいいようにも思う。ケイトのボーカルは最高にかっこいい。3曲目「The Big Sky」この曲もPVを作っている。珍しくライブなPVです。この曲もPOPで聴きやすい曲。でも歌詞は独特な世界。4曲目「Mother Stands For Comfort」やっといつもの不可思議な世界のいつもの曲。フレットレスベースがいい味出してます。歌詞は母親を歌っている。5曲目「Cloudbusting」この曲は素晴らしい。PVもドナルド・サザーランドと共演している。ケイトは少年。雲を作る機械を空に向かって打つ。ドラマとしても感動的なPV.6曲目「And Dream Of Sheep」いい曲だぁ~。曲も歌詞もアレンジも凄い。何よりもこの曲のケイトの歌唱は特別凄いと思う。7曲目「Under Ice」短い曲だけど凄い世界です。前作の「The Dreaming」に入っててもおかしくないような曲。8曲目「Waking The Witch」凄いかっこいい曲。これはケイトブッシュ以外には作れないんじゃないかと思えてしまう曲。真夜中にこの曲だけ聴くときっと怖い・・・。9曲目「Watching You Without Me」またまたフレットレスベースが色を添えるように雰囲気を盛り上げている。10曲目「Jig Of Life」アイリッシュ民謡のようなフィドルの音色に引き込まれる。11曲目「Hello Earth」この曲はケイトブッシュの曲の中でもベスト5に入るんじゃないかと思うほどの名曲です。スケールが大きく感動的でドラマチック。この曲だけ聴くためにLPを聴いてた時もあった。何度聴いても素晴らしい。12曲目「The Morning Fog」ラスト曲はPOPで明るめな展開の曲。でもケイトのPOPは他のPOPとは大きく何かが違う感じがする。この曲ではアコギの音が何か耳に残って効果的に使ってると思う。ボーナストラック1曲目「The Big Sky [Meteorogical Mix]」イントロに不気味なSEとコーラスを追加してて、楽曲自体のドラムとパーカッション、コーラス等まったく違う。こっちの方が好きかも。2曲目「Running Up That Hill [12" Mix]」普通のバージョンよりも1分ほど長い。こっちもリズム隊の音作りはまったく違う。重く圧迫感のあるバージョン。3曲目「Be Kind To My Mistakes」この曲は最高に好き!ケイトの歌が凄くいい。4曲目「Under The Ivy」ピアノを中心にしたバラード。美しい曲です。後半になるにつれ地声で深く歌い出すボーカルはゾクゾクします。5曲目「Burning Bridge」ケイトブッシュらしい曲かな。楽曲は聴きやすく特に凝り過ぎてる所もないけど普通のPOPな曲とは大きく違うと思う。6曲目「My Lagan Love」いきなりのアカペラは絶対感動する!神懸かってる・・・。凄い。久々にゆっくりケイトブッシュのアルバムを聴いてたら肩が重かったのが抜けたような感じになった。
2006年10月18日
Demonは1作目、2作目がHR/HM、3作目がプログレ要素が増えKeyを多用し始めた。そして4作目のこのアルバムは完全にプログレ色で染まっている。5枚目、6枚目とプログレバンドと呼べる音作り。7枚目でまたKeyを排除して骨太ROCKって感じのHARDな音を効かせてくれた。Demonってバンドはジャンルにとらわれない活動しているのがよくわかる。そんな所が凄く好きな部分でもある。1曲目「First Class」イギリスの象徴とも言えるタイタニックが沈んでいく様を歌ってるらしい。長いSEに続きプログレ!って思わせる(ゴブリンのような)音が流れ、激しいボーカルが入る。すげーかっこいい!2曲目「Cold In The Air」美しく雰囲気のあるインスト。この曲を聴くとセカンドアルバムと同じバンドかと悩みそうになるくらい。3曲目「Touching The Ice」イントロからゴブリンのDEEP REDのような雰囲気で少しするとフルートがリズムを刻み出しジェスロタルのような雰囲気になったり、そこにDemon独自のオリジナリティが絡んできて素晴らしい楽曲に仕上がってる。4曲目「Second Stage」不気味な雰囲気のインスト。5曲目「Proxima」前の曲の圧迫感を解放するような美しいバラードで始まり力強いボーカルに変わって行く。ドラマチックで素晴らしい曲。6曲目「The Link (Part 1)」7曲目「The Link (Part 2)」技術革新の速さに人間が追いついていけないって事を歌ってる。この曲はかなりHEAVYで1st、2ndのような感じもする。8曲目「New Ground」この曲は最高に好きな曲。イントロの雰囲気から歌が入って来て雰囲気を盛り上る感じなんか素晴らしいです。歌メロも美しいしアレンジも凄い。9曲目「From The Outside」アコギの爽やかなストロークに懐かしい感じのギターソロ。こんな楽曲もDemonは完成度の高さを感じさせてくれる。いい曲だ~。10曲目「Wonderland」ロンドンを「これが本当のワンダーランドかい?」って皮肉っている歌。曲調は明るく8ビートの爽やかな曲。メロディもいいしアレンジも素晴らしい。11曲目「Hemispheres (British Standard Approved)」少し前の中島みゆきさんのようなサウンド。ラスト曲に相応しく感動的な名曲です。ボーカルが何と言っても素晴らしい。ボーナストラック「Wonderland (Remix)」そんなに大幅には変わらないけどアルバム全て聞き終わってこの曲がまた流れるって言うのはミュージカルのカーテンコールのようで気に入っている。このアルバムはホントに何度聴いても飽きないし良く出来てるアルバムだと思う。Demonはどの時代も極めていてただ者ではない。
2006年10月11日
イタリアのプログレバンドでPFM、ゴブリンと並ぶ驚異のバンドです。ヨーロッパ、特にイタリアには好きなプログレバンドが多い。このバンドの特徴はやっぱり凄いドラム!それに美しいメロディ。久しぶりにアルバム通して聴いてみた。1974年作品1曲目「Gravitia 9.81」 聴きやすい美しいメロディです。ブレイク後のSAXソロは大好きです~!2曲目「Strips」この曲もいい!1曲目はインストなんだけどこの曲の歌は郷愁を浴びた美しい歌です。歌後の展開も最高です!3曲目「Corrosione」イタリアモダンホラー映画のバックで流れていそうな曲 SAXとアコギとバイオリンの絡み合うのが素晴らしいです。4曲目「Poisitivo/Negativo」3曲目から美しい繋がりで始まる曲。SAXとアコギとバイオリンの絡み合うのが素晴らしいです。アップテンポになる展開のドラムは凄い。5曲目「In Cammino」気怠い夕暮れのようなイメージで始まって強力なドラムに移っていく。4分の3を経てテーマに戻る所なんか鳥肌。6曲目「Sacco Matto」57秒の短いインスト。7曲目「Farenheit」悲しげなピアノアルペジオとクラリネットが絡み合って徐々にあの凄いドラムが加わって曲を盛り上げていく。8曲目「Articolazioni」14分近い大作。14分という時間を感じさせないほどのスリリングで美しい組み立てで飽きさせない。この曲久しぶりに聴いたけどやっぱり凄い!ドラマチックで最高です。9曲目「Tilt」 電子ノイズのような音から人を不安にさせるような音楽が続く。でもこれはいったい・・・。時間がゆっくりあればプログレもゆっくり聴けるんだけど、なかなかプログレをじっくり聴く余裕がなくて遠ざかり気味。ヴァンダーグラフの紙ジャケの全て買ったのにまだゆっくり聴けてない・・・。連休はプログレを久しぶりにじっくり聴こうかな。
2005年12月25日
買って来てさっそく2回通して聴いた。12年振りの新譜は2枚組16曲という大作!Disc 1を「A Sea of Honey」 Disc 2を「A Sky of Honey」としている。Disc 11曲目「King of the Mountain」 既にケイトのオフィシャルサイトでこの曲のPVを観て聴いてたけど いい曲です!イントロからケイトの世界に引きずり込まれる感じ エルヴィスプレスリーに対してのケイトの思いなのだろうか?2曲目「π」 円周率なんて凄いタイトルだけど曲は美しく、コーラスも「ドリーミ ング」のアルバムの中のイメージを浮かばせる。 延々と円周率を100桁以上歌ってるサビも凄い(汗)3曲目「Bertie」 自分の子供に捧げた歌のようです。楽曲は美しく優しい曲4曲目「Mrs.Bartolozzi」 静かめな曲が続くけど決して怠くなる訳ではなく、スーッと引き込ま れる。5曲目「How to be Invisible」 静かな流れからこの少しノリのある怪しげな曲への流れはケイトブッ シュだぁ~って感じ。6曲目「Joanni」 このDisc 1で一番好きな曲。この曲だけ5回くらい聴いてしまった・・ ケイトのボーカルも演奏も全て完全にこの歌の世界に生きてるようで 聴いてて気持ちよくなる7曲目「A Coral Room」 1枚目ラストの曲は美しいバラード。歌詞も胸に迫る。 アンナカレーニナのミュージカルナンバーを聴いてるような 静かで激しい曲。Disc 21曲目「Prelude」 ケイトの子供にナレーションを語らせたと言われてる1分半の 美しい曲。鳥の鳴き声と鳩の声がリズムを取っている。2曲目「Prologue」 美しい旋律と声の中に少し不気味にリズムを刻み続ける音。 頭の中でグルグル回りそうになる。3曲目「An Architect's Dream」 建築家の夢というタイトルが付いてるこの曲もケイトのボーカルは 美しく声に伸びがある。この曲もドラッグミュージックのように コンガが一定のリズムを叩き続け自然と目を閉じて聴いてしまう。4曲目「The Painter's Link」 鳥のさえずりの中にいきなり男性ボーカル。1分半の曲だけど ドラマチックで素晴らしいと思う。5曲目「Sunset」 ケイトの声で前の曲から繋がるように始まるのも良い! ベースがソロを取ったりバックで気持ちよく動く。 蜂蜜の海、蜂蜜の空・・・ 静かな世界からサンバのリズムへ・・・ 気持ちいい曲です!6曲目「Aerial Tal」 鳥のさえずりと短いインスト。不思議な世界・・・7曲目「Somewhere in Between」 「愛のかたち」の頃の雰囲気を持ってるような感じ。 この曲もかなり1回聴いた時からお気に入りです。8曲目「Nocturn」 8分半もある大作。素晴らしい!!!アレンジも何もかもカッコいい。 ここにも蜂蜜の海、蜂蜜の空が出てくる。 ぜひこの曲のPVを作ってほしいと思う。9曲目「Aerial」 ラストの曲はアルバムタイトルナンバー。 この曲も8分近い大作。この曲でやっと地声の突き抜けた声が聴ける。 全体的に静かな印象が残るアルバムだけど聴き込むときっとこのアルバムの熱さがもっと伝わってきそうな気がする。同時に今までのアルバムが紙ジャケで発売された。これも全部揃えないと・・・・・
2005年11月02日
ゴブリンのアルバムで一番好きなのがこのアルバムダリオアルジェント監督「サスペリア2」(邦題)のサントラ。1曲目のタイトルナンバーはゾクゾクするほどかっこいい!映画の中でも幾度となく登場するこの曲はゴブリンの代表曲と言ってもいいかも知れない。2曲目「DEATH DIES」凄いタイトル・・・マノウォーでもつけないようなタイトル(汗)でもまたこの曲がかっこいい!16のノリでこの映画の中でも効果的に使われてる。3曲目「MAD PUPPET」何かメタリカのようなタイトルのこの曲もゾクゾクする演奏です。冒頭部分からこの曲のテーマ部分に移行するのもかっこいい。4曲目「WILD SESSION」はSAXのカッコいいソロも聴ける。5曲目「DEEP SHADOWS」このアルバムで一番好きな曲。1曲目のテーマ曲も好きだけどこの曲はギター、ベース、ドラム、ピアノ全てがかっこいい!あと2曲小作品があってこのアルバムが完結するけど通して聴いても短いアルバムなので一気に最後まで聴いてしまう。映像を観ずに音楽だけ聴くとまた違ったゴブリンの良さが見えてくる。映像を観ながらだとアルジェントの強力なカメラワークについつい心が入ってしまって音楽は頭の裏側で流れる感じになってしまう。このアルバムは名盤です!
2005年08月26日
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