1
1985年8月発売のBruce Springsteenのシングル。3200万枚以上を売り上げたモンスターアルバム「Born in the U.S.A.」に収録されてる曲。アルバムのB面3曲目に収録されています。A面「I'm Goin' Down」作詞・作曲 Bruce Springsteen派手でキャッチーな曲が多く収録されてる「Born in the U.S.A.」の中では一見、地味な存在に思えてしまう曲です。アルバムから6枚目のシングルカットです。この曲は「Born in the U.S.A.」の一つ前のアルバム「Nebraska」のレコーディング時に作られ結局、「Nebraska」には収録されずに「Born in the U.S.A.」に収録された。その「Born in the U.S.A.」にも結局、収録されない事になってたのですが、「Pink Cadillac」をシングル「Dancing In The Dark」のB面にしてアルバムには「I'm Goin' Down」を収録。「Pink Cadillac」がもし「Born in the U.S.A.」に収録されていたなら、どの位置に入ってたのだろう…。「Pink Cadillac」も当時は凄くよく聴いた曲。「Born in the U.S.A.」からのシングルはほとんどMVが制作されましたが、「I'm Goin' Down」のMVは制作されなかった。シングル盤のジャケットも他のジャケットはラフな服装でROCKな雰囲気の写真なのですが、この曲のジャケットは大人っぽいややフォーマルな感じにも見える落ち着いた印象のもの。ジャケットの写真を見ていると歌詞の中の「彼女と着飾って出かけたけど、早くに帰ってきて口喧嘩してしまい、俺を怒らせる彼女に 疲れてイヤになってきた。俺は落ち込んでいく」って感じの部分を想像するような写真。初めてこの曲を聴いた20代前半の時は惹かれなかった曲だけど、年齢を増すごとにこの曲が好きになってきた。B面「Janey Don't You Lose Heart」作詞・作曲 Bruce Springsteenこの曲はアルバム未発表曲でこのシングルのみに収録。後に「18 Tracks」でCD化されて誰もがいつでも聴けるようになった。アルバム「18 Tracks」何かと重宝する^^;アナログ盤でしか聴けない曲の数々を簡単にCDで聴けるのはうれしい。「Janey Don't You Lose Heart」はノリとか曲の雰囲気はちょっと「Dancing in the Dark」を彷彿させる。Bruce Springsteenのライブ、自分が死ぬまでにもう一度体感したい。2000年代以降の楽曲を生で聴けないままって寂しすぎる。
2024年05月28日
閲覧総数 42
2
アメリカのブラスロック「Chicago」の1975年4月発売のシングル。この曲はアルバム「Chicago VIII」からの第二弾シングル。シングルカット第一弾はアルバムB面1曲目「Harry Truman」です。「Harry Truman」はアメリカ合衆国の第33代大統領の事で、彼を絶賛した内容の曲でした…… バンド構成Peter Cetera – Bass, VocalsTerry Kath – Guitars, lead and backing vocalsRobert Lamm – keyboards, Backing vocalsLee Loughnane – TrumpetJames Pankow – TromboneWalter Parazaider – Sax,Flute, ClarinetDanny Seraphine – DrumsLaudir de Oliveira – PercussionA面「Old Days」(追憶の日々)1975年に書かれたこの曲は昔を「良かったなぁ〜」と想いを馳せる曲。1950年代〜60年代前半の頃の事を言っているような歌詞の内容です。ブラスアレンジが凄く良くてストリングスの印象的なフレーズも頭に残る曲。「Chicago VIII」はシカゴのアルバムの中ではあまり聴かないアルバムですが、この曲は単体で好きでした。「Chicago VI」「Chicago II」「Chicago V」の順でよく聴くアルバム。B面「Hideaway」(邦題「逃亡者」)Heavyなミディアムテンポのロックナンバーです。重いギターのリフが中心になっててBlack Sabbathを意識して作ったように思える曲。かなり似てるリフがサバスにあったので真似たのかも知れないけど。1973年11月発売のアルバム「Sabbath Bloody Sabbath」のタイトル曲の「Sabbath Bloody Sabbath」です。「Hideaway」を初めて聴いた時にすぐに「Sabbath Bloody Sabbath」が頭の中に流れ出したのを覚えています。ソロのあたりもかなり似てる。「Sabbath Bloody Sabbath」は超有名な曲なので自分と同じように思った人も多いと思う。ブラックサバス5枚目のアルバム「Sabbath Bloody Sabbath」は名曲だらけの超名盤!!このタイトル曲はもちろん、超名曲「Spiral Architect」「A National Acrobat」「Sabbra Cadabra」「Killing Yourself to Live」「Looking for Today」ととんでもなくライブ映えする楽曲のオンパレードです!自分は「Vol,4」「Sabbath Bloody Sabbath」「Sabotage」の3枚がサバスの中でベスト3なので子供の頃から聴きまくっててちょっと似たフレーズが他のバンドであるとすぐにわかってしまう。「Vol. 4」に収録されてた「Cornucopia」は「Sabbath Bloody Sabbath」に収録されてた方が埋もれる事なく人気曲になったのじゃないかと今更ながら考えたりする。「Vol. 4」も本当に名盤で収録曲のバランスの良さと捨て曲なんて存在しない名曲揃い。あまり知られてないけど「Vol. 4」収録の「Supernaut」はあのフランク・ザッパがフェイバリットソングだと公言してるし、Zepのジョン・ボーナムのお気に入りの曲として有名。「Supernaut」は「Live at Last」(Past Lives)のライブバージョンも特におすすめ!スタジオよりもテンポが早めで少しビル・ワードが走ってるのも興奮度を感じられて凄くイイ!「Wicked World〜Supernaut」のメドレーの中で演奏されています。フルではないのが残念。「Wicked World」のライブバージョンも本当に最高です!!シカゴの話からサバスの話になってしまってた。サバスを初めて聴いてから50年以上経っても、やはり最高のロックバンドだと思える。死ぬ間際まで聴いていそうな気がする・・・。このシングルのジャケット裏はこのプレゼントの応募広告。レコードの袋がライナーノーツと歌詞に なっていました。1975年4月でCBSソニーというと天地真理さんが4月1日に「愛のアルバム」を発売しました。1975年3月後半に天地真理さんは京都、和歌山、神戸、大阪と関西でコンサートツアーがありました。その時にシングル発売に先駆けて「愛のアルバム」を初披露しました。自分も行ってたのですが、初めて新曲として聴いて一発で好きになった曲。少し前に「初めての涙」の事を書いた時に「愛のアルバム」がちょっと不憫だった事を書きました。日本劇場で1ヶ月間のミュージカル主演が決まった関係でスケジュールがいつもの流れではなくなった。レコード袋の裏表にライナーノーツと歌詞が掲載
2024年05月27日
閲覧総数 53
3
アメリカのBrutal Death「Guttural Secrete」の2ndフル。2006年に1st「Reek of Pubescent Despoilment」を出してから7年・・やっと発売された2ndアルバムです。1曲目「Inhaling Corepulency」最初、映画のセリフっぽいのがSEで流れてる中、突然爆音が。最初に聴いた時にボリュームかなり大きめにしてたので心臓止まるかと思った。音質も良好です。Michael Christian Fitzgerald DrumsJeremiah Blue Jensen Vocals, LyricsRandall James Thompson Guitars, Bassレコーディングはこの3人で行ったようです。ライブでのベーシストはBruno Maciasのようです。2曲目「Stainless Conception」この曲もかなり極悪で強烈です。ボーカルは中低音〜低音のグロウル。緩急の激しいナンバーでゾクゾクできます。3曲目「Serrated Impurities」なかなか複雑なアレンジで疾走するこの曲は、アルバム前半のクライマックス的。かなりエグイですよ。4曲目「Nourishing The Spoil」この曲も強烈なアレンジと演奏で圧倒されます。カッコ良さでは前の曲だけど、集中して聴き込んでしまうのはこっちの曲かな。5曲目「Deadened Prior To Coitus」ドラマチックなイントロにわくわく。ミディアムアップの部分に超極悪なグロウル、ガテラルが乗って曲の重さをさらに増している。6曲目「Coprophilic Asphyxia」この曲が一番のお気に入りかな。バラエティーにとんだ色んなパートがあって曲の世界に引込まれやすい。7曲目「Truncation In Detail」ここまで込み入った極悪サウンドが1曲目から続くと普通ちょっと疲れるけど、音質が良いせいで爆音で聴いてても疲れないから不思議。この曲も強烈です。8曲目「Voyeuristic Engagement」この曲が2番目にお気に入りナンバーです。HEAVYで太いサウンドが最高です!9曲目「Clotting The Vacant Store」ラスト曲はちょい長めの大作。途中、JAZZのようなアレンジが入ってきたりで楽しめます。アウトロはゴリゴリサウンドがF.Oして、ドラマチックなストリングスが入ってきます。
2013年03月31日
閲覧総数 439
4
中島みゆきさんのアルバムの中では比較的あんまり聴かないアルバムだけど久しぶりにじっくり聴いていた。なぜ、このアルバムを発売当時から敬遠気味になっていたかと考えてみた。楽曲1曲1曲は他のアルバムの曲と比べてクオリティーが低いわけではないしいろんなパターンの楽曲が散りばめられているのは他のアルバムと変わりない。まず最初に感じるのがこのアルバムの1曲目とラスト曲。この年の夏に発売された「地上の星/ヘッドライト・テールライト」が最初と最後に配置されているのが聴く気を失せさせるのか・・・。曲順が違ってるだけでこのアルバムのイメージが変わったと思う。ラスト曲がもうシングル曲なので何かガッツリとくる曲が最後の方にある期待も裏切られたような気になった。サウンド面では軽いタッチの演奏の曲が多いのも入り込めなかった理由のひとつ。1曲はHEAVYなROCKが欲しい。ただあれから何度か聴いてるうちに印象は変わる物で「そんなに悪くないかも・・・」から「やっぱりなかなかいいアルバムやん・・・」に変わって来た。物足りなさはいまだに感じるけどこんなのもアリかなって思える。1曲目「地上の星」最近の楽曲では珍しくリズム隊も含めほとんどが日本のミュージシャンを使っている。ドラムは打ち込みでTomtomだけ山木秀夫さん,BASSは松原秀樹さん、Gは古川昌義さん、Keyはエルトン永田さんと瀬尾一三さん。ストリングスも全て日本人が弾いている。シングルのこの2曲は日本でのレコーディングでMIXだけロサンゼルスでDavid Thonenerがやっている。ライブでは2001年ツアーと2005年ツアー、紅白歌合戦、LAライブで演奏されているけど、やっぱり2005年ツアーでのこの曲が最高だったと思う。2曲目「帰省」ライブでは2001年ツアーで演奏された。ツアー中盤で観客からのハガキを読むコーナ-の中で歌われた。中だるみの中で歌ったので印象があんまり良くなかった。このあとツアーでは「ホ-ムにて」だったので余計にダレた感があった。この曲自体はメロディーも歌い方も好きなのでまたいつかライブで歌ってくれる事を楽しみにしてます。3曲目「夢の通り道を僕は歩いている」軽いタッチの軽快な曲。この曲も最初にCDで聴いた印象は薄かったけど2001年ツアーで聴いてメロディー、歌詞ともに凄く好きな曲になった。4曲目「後悔」この曲は何故かまだライブでは歌っていない。ストレートな歌詞のストレートな感情表現で歌い上げるから最初の印象は濃いものだった。ライブで聴けば迫力はもっと増すだろうな。5曲目「MERRY-GO-ROUND」軽いタッチの3拍子の曲。この曲もライブではまだ演奏されていない。6曲目「天使の階段」少し壮大なイメージを持たせる楽曲。かなり深めなリバーブも効果的だと思うし隙間のあけたアレンジも凄く好き。「夜会-ウインターガーデン」の中で歌われた。コンサートツアーでも壮大なイメージのライティングの下で歌って欲しい1曲。7曲目「過ぎゆく夏」軽い軽快なROCK。ライブでは歌っていない曲。8曲目「結婚」コミカルな3拍子の楽曲。この曲もライブでは演奏されていない。9曲目「粉雪は忘れ薬」この曲は大好きな曲。「夜会-ウインターガーデン」でクライマックスに歌われた曲。メロディー、歌詞ともに最高です。10曲目「Tell Me,Sister」少しHEAVYな面もあるサウンドでライブ向きな楽曲だと思うけど、まだライブでは演奏されていない。11曲目「ヘッドライト・テールライト」シングル曲。2001年ツアーで本編ラストに歌われた。イントロから1コーラス目まではピンスポ1本で歌い2コーラス目から少しずつホリゾントが夜明けをイメージするライティングになっていく演出は良かった。
2007年03月06日
閲覧総数 379
5
1990年6月発売の八代亜紀さんと高倉健さんのデュエットソング。意外と八代さんと高倉さんがデュエットしてた事は知られていないようです。八代さんと言えば、石原裕次郎さんと多くの曲をデュエットして発売してるので、そっちの印象が強い。1曲目「挽歌」作詞 荒木とよひささん 作曲 平尾昌晃さん 編曲 竜崎孝路さんこの前、由紀さおりさんの「挽歌」の事を書いてる時に、この曲の事を思い出して部屋を探して、このシングルCDを見つけた^^;買った時に数回聴いただけだったので、どんな曲かも忘れてた。高倉さんはセリフだけのイメージだったけど、歌うパートは少ないけど、歌っています。イントロと間奏に高倉さんのセリフが入ります。「挽歌」と言えば、やっぱり一番に思い出すのは、谷村新司さん1974年発表の「挽歌」です。1stソロアルバム「蜩」に収録されています。子供の頃、もの凄く聴いた曲です。アリスの曲とはまた違う、ブルージーでより大人な世界でカッコ良い曲だと子供ながらに感じてた曲。ギターソロもリズム隊も鳥肌もんのカッコ良さです。多分、一度もライブで「挽歌」を歌った事はないと思う。サビの「♪教えておくれ 教えておくれ〜 哀しい春はもうたくさんさ 重いコートもまだ脱げない〜〜Ah~~」が、当時、ずっと頭に残ってて、よく口ずさんでた。変な小学生でした。「蜩」が聴きたくなってきた。2曲目「放浪雲(うきぐも)」作詞 荒木とよひささん 作曲 平尾昌晃さん 編曲 竜崎孝路さん高倉さんがセリフのみなのは、こっちの曲でした。この曲の方が好きで、こっちばかり聴いてたから、「挽歌」もそんなイメージになったのかも。ブギーのリズムで、アレンジもカッコ良くて、八代さんの歌唱もややROCKっぽさを感じさせます。この曲はA面として出して良かった曲だと思う。1990年2月発売の「花束」以降、シングル発売が1年間出なかったのは、このデュエット曲を挟んだから。そして発売されたシングルが「花束」に続く、名曲「カクテル」でした。両作品とも作詞は阿久悠さんでした。
2018年07月03日
閲覧総数 1635
6
森進一さんの120枚目のシングル。2010年に歌手生活45周年記念シングルとして小室哲哉さんのプロデュースで制作されたシングル。両A面扱い。1曲目「眠らないラブソング」作詞/作曲/編曲 小室哲哉さんレコーディングミュージシャンもかなり豪華です。G 今剛さんB 美久月千春さんD 山木秀夫さんKey 小室哲哉さん小室さん以外は、中島みゆきさんのアルバム「夜を往け」を思い出すメンバー。歌詞もいろいろな経験を経て書けるような深い物を感じます。敢えて売れ線狙いじゃないような所もこの曲の好きな所です。森さんの歌唱も柔らかく包み込むような歌唱です。2曲目「道標」作詞 Kenn Katoさん 作曲/編曲 小室哲哉さん自分の好みだとA面よりもこっちの方が好きです。力強い森さんの歌唱も良いし、メロディも歌詞も良い!演奏もめちゃカッコいい。
2015年10月21日
閲覧総数 105
7
正司敏江・玲児さんの1987年11月発売のシングルですが、片面「とんぼり人生」のみボーカルクオリティを高めるために、1988年2月に敏江ちゃんの歌だけを新たにレコーディングし直しました。1987年11月版はA面が「さすらい港町」でしたが、新たに歌を吹き込み直したバージョンではA面が「とんぼり人生」に変更されました。ジャケットの表は同じですが、歌詞カードは上部にA面「とんぼり人生」が掲載されてます。多くのシングル盤をリリースしていますが、その中でも一番知られている曲だと思う。玲児さんの歌唱力はプロ歌手並みの実力ですが、敏江さんの歌は決して上手くはなく、かなり不安定な歌唱なのに、何枚もレコードをリリース出来たのは、不思議な魅力のある素朴な歌唱だからだと思う。A面「とんぼり人生」正司敏江さん作詞 正司玲児さん、竜鉄也さん 作曲 竜鉄也さん 編曲 京建輔さんA面は敏江ちゃんのソロです。A面、B面で各自がソロ曲として歌ってる事が多かった。「結婚・離婚(くっついたり はなれたり)」なんかは、完全なデュエット曲でしたが・・・。二人でユニゾンとかで歌うと玲児さんはかなり歌いにくそうです^^;この「とんぼり人生」は敏江ちゃんの半生をそのまま歌詞にしたような曲です。リレコーディングされたバージョンは、歌で出しがより「どづかれ」って歌ってるように思う。歌詞カードは「どつかれ」ですが・・・^^;「♪ どつかれけられ 笑わせて 今日も終わった 舞台のかげで そっと押さえた目頭に 女の涙 だれが知る」この後のセリフが凄く良い。敏江ちゃんはどの曲もセリフはいつも抜群に良い!セリフ「そらぁ〜つらかった そやけど漫才やめたら生きて行かれへん 泣いたらあかん 負けたらあかん さぁ 今日も思い直してがんばろう!がんばるで〜」メロディーもさすが!竜鉄也さんです!歌詞が胸に沁みこむように作られた歌メロは素晴らしい。B面「さすらい港町」作詞 正司玲児さん、竜鉄也さん 作曲 竜鉄也さん 編曲 京建輔さん歌手としての玲児さんはいつも二の線です。漫才の時も崩す事なくほぼ二の線でしたが・・・。この曲も良い曲ですが、自分は「花かげろう」の方が好きです。
2019年07月09日
閲覧総数 929
8
ザ・フォーク・クルセダーズが主演した映画^^;「帰って来たヨッパライ」がDVD化されました!びっくり。アヴァンギャルドでプログレな作品だけど、北山修さん、加藤和彦さん、はしだのりひこさん3人の芝居が完全に素人臭くておもしろい。北山さんは自切俳人の時は自切俳人を演じているので、多少不自然でもそれなりの説得力はあった。でもこの時はかなりびっくりするほど棒セリフ^^;「出家とその弟子」の小松政夫を彷彿させる高音でのセリフは何回聴いても笑ってしまう。この曲は杉田二郎さんと自切さん二人の歌う曲。杉田さんが寒風吹きすさぶ中、「あ〜ふんどしの下からきつー吹いて来るなこの風は・・・」と低音で呟いていると 弟子役の自切さんが「せんせー!ねえせんせー、それはあんまりだ! そりゃむごいあんまりだ!」と凄いテンションで杉田さん演じる出家に絡み付いて行く。特に好きなのは自切さんの・・ (かっこの中は杉田さんのセリフ)「僕は、今日まで今日まで(何をしたちゅーねん)耐えてきたんです!(ほれで?)だからせんせー!だから聞いて下さい!(何をやねん?)分てるでしょ?僕の気持ち〜(知らんなぁ)なーんども言ったじゃないですか?(ほお〜か〜)お忘れになったんですか?(おぼえてへんなぁ〜)あ〜〜〜〜〜〜なんとむごい事を!(あほか〜おまえ)またそんな事を!あんまりだ!あんまりだ!あんまりだ!(もう行ってええか?)そんな…私は決して放しませんよ(どうせーちゅーねん)最後に一言!何か一言言ってください!(そうか〜そんなに言うんやったら、これでいくわ)・・・・この後、曲に入っていく^^杉田さんはほとんど声が笑いそうになっているのが聞いてて死にそうになるほど笑ってしまう。ほとんどセリフも歌も覚えてるほど聴きまくったアルバムです。自切俳人のゴールデンアルバム!!!今でも急に聴きたくなるアルバム。自切俳人になってる時の北山さんの芝居心はどれもおもしろい。・・・・ってまったく関係ない話になってしまった。で、映画の話。監督は大島渚さん。フォークル以外の出演者も豪華です。小松方正さん、殿山泰司さん、渡辺文雄さん、佐藤慶さん、緑魔子さん戸浦六宏さん・・・ストーリーは連続夢落ちと夢かうつつかの世界のドラッグムービーみたいな感じ。日本海の何処かでフォークルの三人が拉致ごっこみたいな事をしながら海岸で泳いだり遊んだりしている。大学生3人が旅行に来ている設定。砂浜に服を置いていると、ベトナム戦争に行くのが怖くて逃げ出して来た韓国人の兵隊が3服を盗んで、その代わりに軍服を置いている。もう一人は日本で勉強したかった韓国の学生がこの兵隊に付いてきていた。3人はこれといって慌てる事もなく北山さん韓国軍の服を着て、はしださんはその学生が着ていた詰め襟の学生服を着る。加藤さんだけはグループ・サウンズのような服のまま。そんな格好をしてるのと、怪しげな行動に警察に追われる事になる。途中で服を盗んだ韓国兵が登場してピストルを向けて、その兵士は日本で死んだ事にさせようとする。この辺りも夢オチが続いたりでどうでもいいような感じ。また海岸で拉致ごっこみたいな事をしてる所から始まって、同じ事を繰り返す。夢の中でフォークル3人が韓国へ強制送還され、ベトナム戦争に無理矢理行かされて、そこで撃たれて死ぬ夢を見たり・・・。「帰って来たヨッパライ」の歌のストーリーとはまったく関係がない。中途半端にコミカルでバカバカしかったり、中途半端にシリアスだったりで結局、どうでもいいような・・・・^^フォークルの三人が映画主演したってだけを楽しむためにこのDVD買ったし。天地真理さんが好きで「虹をわたって」や「愛ってなんだろ』の映画を観るのと同じ感じ。これもアイドル映画の一つかな。DVDの帯には「ギャグパロディーの連発!」って書いてるけど、どれがパロディなのか分からないし・・・ギャグもどれ?まあ、映画の内容なんてどうでもいい感じだけど楽しめました。ライブ場面とかあったら貴重な物になったのに・・・。中で鼻歌で「イムジン河」を歌う場面が2回あったけど・・・海岸で3人で演奏しながら歌う場面とかあったらうれしかったのに。そう言えば自切俳人の「母恋岬」も芝居がかった作品でした。「金太郎は今日も海をみていた」(おかーさん おかぁーさん)「海は応える事なく金太郎を見つめていた」(おっかぁ〜 おっかぁ おっかぁ)「海、そして青春どちらもなが〜いドラマだ」(ママ〜ママ〜〜ママッ)「波は帰るが母は戻らない」(母うえさんっ 母さんっ)「しかし金太郎は待っている今日も明日も」(おか〜ちゃん おか〜〜ちゃん)「時は流れる川も流れるそして馬まで飛んで行く」(マミ〜 、マミ〜 マミ〜)「風が吹いていたっていったいそれが何になるのか」(おふくろ〜おふくろ〜)「そして金太郎は歌う母なる海に向かって」(マッザァアア〜〜アア〜〜〜)一人芝居のように演じる母恋岬も大好きな曲。漁師の小松方正さんタバコ屋のおばあちゃんの殿山泰司さんベトナム戦争に行くのがイヤで逃げてきた韓国兵の佐藤慶さん緑魔子さんのDV亭主役の渡辺文雄さんヒッチコックみたいにちょろっと出て来てる大島渚監督
2012年12月24日
閲覧総数 1249
9
花組バウホール公演に行ってきました。芹香斗亜さんの初主演公演です。星組の頃から芹香さんには注目してたけど、花組に来てから更に華やかさを増し、実力も安定してきたように思います。このまま花組の3番手でもじゅうぶんに通用するほどになってきました。蘭寿さん、明日海さん、芹香さん・・・並びは最高に綺麗だと思う。まだ、かなり若手だからそんなに急ぐ必要もないと思うけど、真ん中で輝けるスターなのは今回の舞台でも証明できたと思う。作品は・・・・芝居仕立てのショーって感じで、そう観るとじゅうぶんに楽しめました。ダンスナンバーも多く、ダンスの花組の色をバウホール公演でもじゅうぶんに発揮できてました。曲のアレンジも良かったし、選曲も良い感じでした。ジョージ・ガーシュインの18歳〜亡くなる38歳までの20年間の物語。18歳の時と38歳の時の違いを芹香さんがもっと出せたら、さらに作品にメリハリがついたように思う。でも、芝居は凄く上手くなってると思った。柚香光さん・・・柚香さんの華やオーラは半端ない。凄い若手なのに舞台で自由自在に生きれて観客の目を釘付けにする魅力が十分あった。タップの時の表情や全体の表現力も素晴らしいと思った。課題は歌。あれだけ踊れたら歌もこれくらいでもいいとは思うけど・・・踊ってる時が心の底から楽しそうに見えてうれしくて仕方ないように見えるのは客席で観ていて気持ち良い!若手だと星組のひろ香祐さんのダンスも観ていてこっちが楽しくなってくるほどに心の底から楽しそうに踊ってるのが気持ち良い。柚香さんのダンスを観ていて、ひろ香さんの事を思い出してた。やっぱり舞台上で気持ちが躍動してるのが伝わると、観ている側も気持ち良い!柚香さんはこれからも若手の中で最注目です。天真みちるさん・・・オーシャンズ11のホントにいそうなアウトローから一転!今回はジョン・ガーシュインの兄のアイラ・ガーシュイン。いい芝居する人です。表情が特に素晴らしくて、どんな役を演じるときでも丁寧で、かつ冒険もするので毎回楽しみです。瀬戸かずやさん・・・今回も1曲ソロナンバーがありましたが、瀬戸さんの男役の歌はほんとに魅力的です。声に深みがあるので女性が男を演じてる事を一瞬忘れてしまいそうになる。オーシャンズ11までは瀬戸さんの歌声をそんなに気にした事はなかったのですが、今回の歌声も深く重く素晴らしかった!もう1曲聴きたい!と思わせる歌唱です。役はあんまりちゃんと描かれてなくて中途半端な描かれ方なんですが、瀬戸さんの演技と表情で脚本に描き切れてない部分も感じられて良かったと思う。仙名彩世さん・・・瀬戸さん演じる銀行家のジェームズと結婚しているケイ役。ジェームズが中途半端な描かれ方なのでケイも微妙な感じの役でした。離婚までのプロセスが少しあればおもしろかったかも。ヒロインとして出演してるのを観るのは初めてかも。大好きな舞咲りんさんの若手の頃のイメージと重なる部分が多くて、仙名さんも好きな娘役さんの一人です。舞咲さんのような何でもこなす娘役になっていってほしい。今日も歌ってる姿や踊ってる姿を観て舞咲さんを思い出した。終演後に宝塚で初めて行く居酒屋に!禁煙席もあってなかなか良かった!フォアグラとかトリュフのピザとか・・・めちゃくちゃ安く食べれた^^;お酒はまたまたちゃんぽん。樽酒(日本酒)はやっぱりおいしい。次はまたまた星組ロミオとジュリエット!真風さんのティボルトがまた観られる!!!!!!!!来週は戦国BASARA生・蘭乃はなさんがやっと観られる!でも、ほんとに楽しみなのはその次の大劇場公演なんだけど・・・
2013年06月13日
閲覧総数 1117
10
イギリスのニューウェーブ系バンド「JoBoxers」のヒット曲。メンバー構成Dig Wayne – VocalsChris Bostock – Bass, VocalsRob Marche – Guitar, VocalsDave Collard – Keyboards, VocalsSean McLusky – Drums, VocalsA面「Just Got Lucky」作詞 Dig Wayne 作曲 Chris Bostockこの曲との出会いはFMを流しっぱなしにしてていろんな曲を聴いてたら、この曲が流れ出してすぐにメモしたのを覚えてる。1983年ならほぼMETAL漬けの日々だったように思うけど、8割HeavyMetalで2割いろんなジャンルを聴いてたような気がする。イントロのベースの音がピアノ音なのに惹かれてキャッチーすぎるメロディーと歌詞とリズム。まず、どんな人たちが演奏してるだろうと思った。リードボーカルは黒人のDig Wayneであと4人が白人のイギリスのバンド。翌日、帰り道でレコード屋に寄って買ってきた。早速、針を落としてオーディオのボリューム上げて聴いたらFMで流れてた時の何倍もカッコ良く思えて何どもリピートして聴いた。この曲、アメリカやイギリスの今の若者バンドがカバーして演奏をしているのをいくつも観た。時代越えて残ってるんだと、うれしくなった。ホントにいい曲だから一度聞くと耳に残って聴きたくなるんだと思う。このレコード引っ張り出して来て久々に聴いてたらアルバムも聴きたくなって来た。どこに置いてるか探さないと。CD化もされてるようなので買っとこうと思ってる。B面「Forget Me Love」作詞 Dig Wayne 作曲 Vic GodardB面のこの曲は日本のみで通常はアルバム2曲目の「Crosstown Walkup」です。「Forget Me Love」は12インチのB面のみに収録されてた曲です。アルバムにも未収録です。短い曲ながらジャジーでめちゃくちゃ渋い曲です。「JoBoxers」の事、完全に頭の中の記憶から消えてた人も思い出して聴いてみると懐かしさと今でも新しく思えるような感覚を楽しめるように思う。
2024年05月26日
閲覧総数 37
11
音曲漫才「フラワーショウ」の華ぼたんさんが亡くなった時に放映された特別追悼番組。編集された3本の漫才とぼたんさんの亡くなるまでの歴史が綴られています。ぼたんさんの追悼番組なので、歌唱は全てぼたんさんの物のみです。VHSテープを整理したくてVHSとDVDの一体化されてるデッキを買ったのでジャンルもバラバラで残したい物だけDVDに入れていく作業をコツコツやってます^^;フラワーショウの映像は貴重なので、もちろんDVDに焼きました。最初に華ぼたんさんの歌う演歌流しの歌(タイトルがわからない)で途中、華ゆりさんがギターコードを間違えて、華ばらさんがジロリと睨むシーン^^この後、生まれてからの華ぼたんさんの歴史が映像で綴られます。1978年11月のフラワーショウの舞台。華ゆりさんが一時期、脱退していましたが、復帰した時の舞台です。ゆりさんが脱退した理由を中心ネタにしています。華ぼたんさんが歌う北島三郎さんのカバー「歩」の演奏で今度はバラさんがコードを間違えて苦笑い&照れ笑いしてるのが珍しい。この日のエンディングテーマは華ばらさんがセンターです。エンディングの時はネタによっては、ばらさんがセンターの時も時々あったように思う。2本目は1979年5月放送のフラワーショウの舞台ゆりさんのおっとりいじりの後でばらさんが歌舞伎が趣味だと言う事で「与話情浮名横櫛」の場面を使って掛け声の練習をするネタ3本目は1988年11月放送のフラワーショウの舞台。曲はぼたんさんが歌う三笠優子さんのカバー「女の一生」今度はぼたんさんが歌詞を間違ってしまって、ばらさんが楽しそうに攻めます^^ぼたんさんの魚屋の呼び込みに華ばらさんがツボってしまい、笑いが止まらなくなる珍しい場面も。
2015年12月31日
閲覧総数 8706
12
1969年7月月組公演。月組トップスターの古城都さんと花組からのゲスト出演の麻鳥千穂さん、甲にしきさんの3人が中心になって上演されたジャズ・ショー。旋律をテーマにモダンジャズ、リズム&ブルース、ニューロックで盛り上がる。鴨川清作さんの演出作品です。1曲目「プロローグ」「G線上のアリア」の演奏が静かにはじまって、次第にスキャットが付いてくる。2曲目「アリア.イン.ジャズ」男性コーラスも混ざって盛り上がりが凄い。基本ずっと「G線上のアリア」のメロディをスキャットで歌い上げて行きます。途中でリズムアレンジが変わってノリのいい8ビートに。3曲目「アリア・イン・ラブ」この曲がこのショーの主題歌的な曲です。この曲は聴くと「聴いた事ある!」って思う人が多いと思う。何処かで聴いてる可能性が高いように思う。もちろん宝塚ファンに限るんだけど^^;笹潤子さん、古城都さん、麻鳥千穂、甲にしきさんが唄っています。4曲目「ビート・ゴーズ・オン」古城さん、麻鳥さん、甲さんの3人での歌。軽いロック調のナンバー。5曲目「サマー・タイム」ここからは完全に大人の世界!テンポの速いフリージャズ風のアレンジでまず、笹潤子さんの強烈に上手い歌唱を楽しめます!6曲目「時には母のない子のように」この曲は多分、麻鳥さんのソロ。しぶい歌声で完全な大人の世界です。歌もカッコいいけど、バッキングの演奏のカッコ良さが強力です。7曲目「ムーン・リーバー」月の形の吊り下げられたブランコに座って古城さんが唄ってます。メロディの崩し方もセンスがあってシブい!たまにコブシが回るのもジャパニーズジャズ的で最高です!8曲目「ムーン・ラブ」大滝子さんの軽快なナンバー。9曲目「ムーン・ライト・セレナード」歌声は麻鳥さんなんだけど、客席からが「ミヤコッ!」って聞こえるから古城さんがダンスで出てたのかも。有名なこの曲だけど麻鳥さんの歌声にばっちり合ってます。バンド演奏も素晴らしくシブい!10曲目「Don't Play That Song」甲にしきさんのソロ。Ben E. Kingで有名な曲。日本訳詞で唄ってます。11曲目「ジャズ・サンバ」続いて甲にしきさんのソロ。この曲は後に安奈さんも何かで唄ってなかったかなぁ。安奈さんの歌声で頭の中で再生されるんだけど・・・^^;12曲目「ファンキー・ストリート」古城さん、甲さん、水はやみさん、清はるみさん、大滝子さんの5人での歌唱。13曲目「ノー・ノー・ノー」麻鳥千穂さんのソロ。ロックンロールなナンバーで寺田瀧雄さんのアレンジがなかなか良い!14曲目「孤独を知って」笹潤子さんのソロ。唄い始めなんかケイト・ブッシュかと思う歌唱です。バート・バカラックの曲。凄い歌唱力です。このアルバムで一番好きな歌唱です。15曲目「フィナーレ」コミカルに順番に歌い継いで行く。アリア・イン・ジャズ~アリア・イン・ラブ。古い資料とか読んでると、ゲスト出演してる麻鳥千穂さんと甲にしきさんは7/20で抜けて7/21からはその二人の位置を榛名由利さん、清はるみさん、水はやみさん、大滝子さんらが8/5までの15日間を務めています。8/7からが次の花組公演^^;稽古期間が今よりも少なかったのかも><7/5~7/20まで月組に出演して8/7から花組での主演ってかなりタイトなスケジュール^^;CDに編集して作ったジャケット左から水はやみさん、清はるみさん、榛名由梨さん、大滝子さんムーンリバーを唄う古城さんとダンスの砂夜なつみさんどんどん古い宝塚のLPをCDにしてます。まだLP全体の1割も出来てないけど・・・><
2011年02月18日
閲覧総数 262
13
一昨日の9月6日土曜日に放映された「地球劇場」のゲストがさだまさしさんでした。「地球劇場」というのは谷村新司さんが司会する番組で、一人のアーティストをゲストに迎え、2時間たっぷりとそのゲストの世界を様々な角度から紹介してくれる番組です。正しくは『BS日テレ「地球劇場~100年後の君に聴かせたい歌~」』毎月1回の放送で、翌月には再放送があります。今回のさだまさしさんの回の再放送は10月5日日曜12時〜14時です。さださんは番組が始まって5人目のゲストでした。第1回のゲストは加山雄三さん2回目が森山良子さん3回目が吉田拓郎さん4回目は特別編でゲストなし5回目加藤登紀子さんそして6回目のゲストがさだまさしさん。どの回も通常の音楽番組では考えられないほど深く濃い内容で、ゲストの歌もたっぷりと聴けました。今回のさだまさしさんの回に歌われた曲は1.関白宣言2.精霊流し3.案山子 さださんと谷村さん二人で4.チャンピオン この曲もさださんと谷村さん二人で5.君は歌うことができる さださんの新曲。めちゃくちゃカッコ良かった!プログレナンバー!6.秋桜7.風に立つライオン どの曲もフルコーラスです。もちろんこの超名曲も!8.無縁坂 最後にさださんへの返歌として谷村さんが歌いました。--------------------------------------------------------------------------------そして本題の『桜月夜』さださんとの共演を観てて、この曲の事を思い出して久しぶりに聴いてみました。この曲が収録されてるアルバムはさだまさしさん25枚目のソロアルバム「季節の栖 ~Twenty Five Reasons~」の13曲目に収録。シングルカットもされました。ちんぺいさんの世界そのものな歌詞にさださんがタンゴっぽいメロディを付けてアレンジはリベルタンゴのオマージュのような粋なアレンジ。ちんぺいさんの詞の世界をさださんの曲の世界が包み込んだような優しくもカッコいいナンバーです。このアルバムには他にも名曲がいっぱいです。1曲目は加山雄三さん作曲、さださんが作詞の「素晴らしき夢」。この曲も凄く好き。5曲目には三波春夫さんが作詞した「星座の名前」 この歌詞も胸に沁みます。6曲目の作詞は永六輔さんの「ふ」 おもしろく感動的な歌詞です。ポールサイモンがさださんに書き下ろした「JONAH」は訳詞をさださん。これも良い曲です。さだまさしさんとアリスの関係と言えば・・・・野球大会!1979年と1980年に開催されました。自分は1979年5月3日甲子園球場と1980年4月27日甲子園球場での試合に行きました。後楽園球場でも同様に開催されました。また今度、この野球大会の時の事も書きます。
2014年09月07日
閲覧総数 796
14
凄かった!5時間近いLIVE!38曲も歌ってくれました。ALICEカッコ良すぎ!60歳を越えた3人がここまで熱く激しく演奏できるのは凄すぎる。途中、アリスをリスペクトするアーティストが数人出てきて演奏しましたが、その間もアリスの3人は全曲,一緒に歌っていました。帰って来て生中継されてたのを録画したのを少しだけ見ようと思って流してみるとやっぱり思ってたとおり・・津波警報の日本列島の画像が右に大きく出てた・・・。最後までずっと出てるみたいなので今日は全部を見るのはやめた。明日の再放送ならさすがに津波警報の日本列島もないと思うし・・そっちをゆっくり観よう^^;それに留守番録画だったので7時までしか録れていない。最後まで放送したのかどうかは分からないけど「砂の道」が終わった所で切れてた。東京ドーム セットリストちょっと曲順に自信ない所もあるけど・・間違ってたら、訂正していきます。 第一部1. LIBRA -右の心と左の心-2. 荒ぶる魂 (Soul on Burning Ice)3. BURAI4. Wild Wind-野性の疾風5. あなたのために6. 羊飼いの詩7. 走馬燈8. ライトハウス9. 夢去りし街角10. 涙の誓い11. ジョニーの子守唄12. 冬の稲塚 第二部1. 明日への讃歌2. 愛の光3. 知らない街で4. 街路樹は知っていた5. いい日旅立ち(ベーやん)6. 夏の終わりに(ベーやん)7. カリフォルニアにあこがれて(べーやん)8. あなたがいるだけで(きんちゃん)9. それぞれの秋(ちんぺいさん)====ゲストコーナー=====10.冬の稲妻 11.黒い瞳の少女 12.遠くで汽笛を聞きながら 13.BURAI 14.ジョニーの子守唄15.チャンピオン16. 何処へ17. 秋止符18. 砂の道19. 今はもうだれも20. エスピオナージ21. 狂った果実22. 帰らざる日々23. 遠くで汽笛を聞きながら24. チャンピオン----アンコール-----25. 走っておいで恋人よ26. GOING HOMEとにかくオープニングの「LIBRA -右の心と左の心-」「荒ぶる魂 (Soul on Burning Ice)」はずっとLIVEで聴きたかった曲なので、この時点で気分はMAXでした。特にLIBRAは基本のアレンジは大幅に変えてないけど、よりシンプルなハードロックアレンジになってて感動でした!キンちゃんの才能は凄い!「♪ふーたつの心~」のバッキングのブレイクは新鮮だった!「荒ぶる魂」では1981年8/31後楽園球場ライブを彷彿させるチンペイさんの歌唱にも感動!「WILD WIND」では例のサンバホイッスルをチンペイさんが吹いてこの曲が始まるのも再現!「あなたのために」はシングルバージョンに近いアレンジで!「走馬燈」は1コーラス目をゆったり歌い出し2コーラス目から、あのスリーフィンガーの演奏に。「ライトハウス」が聴けたのも最高です!2001年の時より遥かに素晴らしい「ライトハウス」!!第二部はセンターに作った円形ステージで3人だけの演奏で始まりました。「明日への讃歌」はツアーでは演奏されなかったので、感動もひとしおでした。「街路樹は知っていた」この曲も名曲すぎる名曲なので聴けて最高でした。キンちゃんのブルースハープがちょっと調子悪そうだったので、是非、次はリベンジで!そしてベーヤンだけがセンターステージに残って二人を送る詩^^;ベーヤンが歌う「いい日旅立ち」はチンペイさんとはまた違った情景が浮かぶ歌唱で新鮮でした。「夏の終わりに」は1コーラスだけだったけど、やっぱりこの曲は好きだ!この2曲は二人には内緒にしてたらしいです。そして「カリフォルニアにあこがれて」!!!すっごい感動!最後に「章!聴いてるか?!!」ってベーやんが叫んだ時は泣けまくりでした。キンちゃんは「あなたがいるだけで」を歌ってくれました。「緑をかすめて」聴きたかったなぁ・・チンペイさんは「それぞれの秋」をドラムなしバージョンで聴かせてくれました。ソロのライブではたまに歌ってくれてました。この後にゲストが数人登場。アルフィーのギターの坂崎さんって人や前にミュージックフェアでアリスと一緒に出てた人達が順番にアリスの曲を演奏して歌ってました。あからさまに客席のテンションはおかしな事になってしまってましたが・・・。アリスの3人もずっと舞台にいて一緒に歌ってるのですが、トイレにいく人続出・・・。このゲストがたとえばバンバン、ザ・ムッシュ、シグナル、岸田智史、リンドン・・・辺りだったら盛り上がりも違っただろうなぁ。まあ、今日はアリスをリスペクトしてる若いミュージシャンを呼んだって事なので仕方ないけどグダグダ感は拭い切れなかった。一部で既に歌った曲ならいいけど、この時点でまだ歌っていない「チャンピオン」「遠くで汽笛を聞きながら」をやってしまうのは、どうよ?って感じもしました。ゲストもみんな各自個性があって上手い人たちばかりなんだけどね。何やらお祭り騒ぎが一段落しての「何処へ」!オリジナルバージョンアレンジで演奏されるのは1979年冬のツアー以来か・・。北京でもオリジナルバージョンに近い形で演奏されたけど・・・中国語で歌ってたし。「砂の道」は何度聴いても泣ける名曲です。「エスピオナージ」は2001年の時と近いアレンジで演奏されました。オリジナルアレンジを3人が気に入ってないのかも。でもこの曲が聴けたのは幸せ。ドームで聴く「狂った果実」はいつも以上に感動してしまった。後楽園球場よりも1981年10月18日の横浜スタジアムでの事の方が鮮明に感動が残ってます。あの時の狂った果実は最高でした。アンコールの「GOING HOME」はやっぱり泣けてしまった。今度はやっぱり2000人クラスのホールでアリスの曲を楽しみたい。ドームやスタジアム、アリーナでもALICEは輝くけど2000人クラスでのホールでは最高の輝きを見せてくれます。今度もし全国ツアーがあるのなら、新しくなった神戸国際会館よりも神戸文化ホールでALICEが見たい。2階には「紫陽花」って喫茶店もまだあるし^^震災にも耐えて正面の壁に大きなタイルで描かれた紫陽花もそのまま。この紫陽花を見てチンペイさんは紫陽花って歌詞を書いたとか言ってました。昨年、ベーやんはソロで来て歌ってくれました。あと、自分にとってアリスと言えば大阪厚生年金会館。ここも1978年まではここでよくコンサートしてくれてた。枚方市民会館、西脇市民会館、堺市民会館、高槻市民会館、和歌山県民文化会館、姫路市文化センター・・・まだこんな場所が残ってるなら,昔、よくコンサートしてたこんなホールで再びアリスを聴きたいな。東京ドームを一瞬でソールドアウトさせる60歳以上のバンドなんて他にないかも。客席も10代~70代くらいまで凄く幅広く驚きでした。少し前のアコギブームのせいかもしれないけど、若者もかなり多く来てました。次にALICEが動く時はどんな曲を聴かせてくれるのか、今から楽しみです。新曲を作ってアルバムを出してほしい・・・コンサートグッズもいろいろ買った。でも一番の目当ては東京ドームでのみの特典入り特別パッケージのDVD BOXそれからかなり豪華バージョンのパンフレット!東京ドーム会場限定パッケージDVD BOX2010~2011年の卓上カレンダーや32Pフォとブックレット、ロゴステッカーなど通常版にはない特典の嵐!
2010年02月28日
閲覧総数 1397
15
雪組新人公演観て来ました。今回、新人公演で初めて主演する月城かなとさんに興味津々で楽しみにしてました。月城さんは最後の挨拶では話始めから泣き出してしまい、会場ももらい泣き状態に。最近、ここまで感激する新人公演主演の人を観るのはかなり久しぶり。月城さんの場合はかなりの好印象でした。全体的なクオリティも高く主要人物全て安心して楽しめるメンバーでした。月城かなとさん・・・壮一帆さんの役。初主演なのに落着いてて芝居も歌も安定感があって感動でした。見た目も華があって美しかった。プロローグのコスチュームも凄く似合ってたしダンスも優雅でした。少し前から注目しはじめてたので、今回の初主演はうれしかった。星乃あんりさん・・・早霧せいなさんの役。大人っぽさを全面に出してるのも無理なく観られた。あの役を星乃さんがどう演じるのか、想像出来なかったけど、予想を遥かに上回る芝居で素晴らしかった!歌声も品があってかなり高印象。帆風成海さん・・・夢乃聖夏さんの役。ある程度、凄い事になるのは想像出来てたけど、これまた予想を裏切る凄さでした。帆風さんは雪組の秘密兵器のようで、何でもこなす。コメディのおもしろさだけじゃなく、ダンスも歌も魅力的でした。夢華あみさん・・・愛加あゆさんの役、セリフの声も歌声も全て美しかった。芝居もベテランのような安定っぷりでひたすら感心してた。芝居も歌もダンスも凄いなと感動したけど、今回の公演で退団してしまうようです。永久輝せあさん・・・彩風咲奈さんの役。チャラいホスト役をカッコ良くコミカルに演じ切ってました。永久輝さんも舞台での立ち姿に華があるので、これからメキメキ来そうな予感。彩風咲奈さん・・・彩凪翔さんの役。もう新人公演メンバーとは思えない安定感と存在感。どんどんカッコ良さも増し、人柄の良さそうな雰囲気も弱まる事なく、感じのいい男役さんです。かなり前から注目してるけど、確実にステップアップしてるのを感じられて頼もしさすら感じさせるようになってきてます。4月4日に100周年のイベントに古城都さんが出演するので並んでほしかったような…^^; 古城さんが出るから4月4日のイベントは何とか行きたい・・・。4月4日に特に観たい人が多く出演してて、眞帆志ぶきさん、甲にしきさん、八汐路まりさん、郷ちぐささん、加茂さくらさん、花總まりさん・・・そしてもちろん古城都さん。タイムマップ歌ってほしい。甲にしきさんにはジョイを歌ってほしい。4月6日には安奈淳さん、南原美沙緒さん、一路真輝さん、若葉ひろみさん、水夏希さんが出てるからこっちも観たいけど・・・。たぶん、どの日もチケットが取れる事はないと思うので要らぬ心配ですが…順みつきさんも出るのか・・・観たいな。でもやっぱり、眞帆志ぶきさん、甲にしきさん、古城都さんが揃ってる4月4日が貴重かな・・・。那智わたるさんも出てほしかった。・・・・新人公演と関係ない話になってしまった。久城あすさん・・・鳳翔大さんの役。久城さんはコメディも上手いし間が良い。芝居の安定感は前からずっと感じてたけど、公演ごとに確実に成長してるのが分かる。今回の役は極端な役だけど通常の芝居でも魅力的です。愛すみれさん・・・大湖せしるさんの役。強烈なインパクトとダイナミックな芝居でおもしろかった!大湖さんとはまた違うバーバラで楽しめました。これからどんな感じに成長していくのかかなり楽しみな1人です。花瑛ちほさん・・・透水さらささんの役。これまでほぼノーマークだったけど今回かなり気に入った娘役さんのうちの一人。これまでの作品のDVDとかでチェックしてみようと舞台を観ながら思ってました^^;舞台は爆笑の連続で最後の挨拶では大感動。かなり充実した新人公演でした。
2013年11月26日
閲覧総数 2525
16
秋田県出身のフォークシンガー山平和彦さんの1973年発売の2ndアルバム。かなり前に1stアルバム「放送禁止歌」の事を書いています。1曲目「たまねぎ」このアルバムも12曲中6曲を瀬尾一三さんが編曲しています。スリーフィンガー1本で歌い始め、途中からストリングとウッドベースが入ってきます。リマスターされてるのかアコギの音もストリングスの音も鳥肌立つほど美しい。2曲目「風景」この曲も瀬尾さんのアレンジです。歌詞は9割「♪いちめんのなのはな」ですが、絶妙なコード進行と斬新な美しいアレンジで「いちめんのなのはな」の歌詞にどんどん感動させられていきます。3曲目「蝿」ギター1本で歌う表面上はコミカルな曲。4曲目「秋田草刈唄」民謡をアレンジした作品。5曲目「秋田甚句」この曲も秋田の民謡をアレンジした作品で前の曲同様、フルートとアコギとベースの演奏で歌われている。ベースラインもそうだけど、イタリアのプログレみたいな感じです。6曲目「抱擁」少しエロっぽいファンタジーの世界の歌詞に、あの頃の瀬尾さん独特なアレンジがおもしろい。7曲目「君が好き」少し吉田拓郎さんっぽいメロディとアレンジです。この曲も瀬尾一三さんの編曲。キャッチーな曲なのでシングルカット向きな感じ。8曲目「貝」この曲は凄い好きな曲です。この曲も瀬尾一三さんのアレンジ。「何もないから 生まれることもなければ 死ぬこともない」で始まる、不思議な世界の曲です。コード進行もゾクゾクする。9曲目「秋」ギター1本で歌う生々しい歌声に引き込まれる。10曲目「街の君」作詞、作曲、アレンジとも西岡恭蔵さんのジャジーな雰囲気も楽しめるナンバーです。11曲目「どうやら私は街が好きらしい」この曲がこのアルバムで一番好きな曲です。間奏からのストリングスの入り方もゾクゾクします。12曲目「ぼうやの五寸くぎ」かなりホラーな怖い歌詞を子供たちだけが歌っています^^;ライブ収録なのか観客は笑っています。「♪だれかさんの おなかに 五寸くぎ1本 刺してあげたいな」と子供たちが陽気に歌います。
2015年04月19日
閲覧総数 487
17
1975年10月5日発売の堀内孝雄さんの1stソロアルバム「言葉にならない贈り物」の3曲目に収録されてる名曲です。アリスが好きな人なら知らない人はいないと思うほど有名な曲。ソロアルバムの曲なのに?シングルカットもされてないのに?もちろん名曲という事で有名なのもあるんだけど、やっぱり極めつけは1978年の『アリス武道館ライブ 栄光への脱出』のアンコールの1曲目にこの曲を歌った事です。歌う前に堀内さんは、この曲の作者に向かって話してます。「とっても好きな曲なんですけど、これは昔、バンドをやってまして辞めていったその一人の彼の歌です。彼のためにも今日は大きな声で…こんな大きなとこでお前の歌が聴いてもらえるぞ。カリフォルニアにあこがれて」この感動的なMCと共にストーリー仕立てのこの長めの曲を歌い上げました。この武道館ライブのおかげでこの曲はそれ以前よりもさらに有名な名曲になった。この曲の作詞作曲は徳永章さんという方です。それ以降も徳永さんは堀内さんに何曲も歌詞を書いています。基本的に堀内孝雄さんのソロアルバムでの作曲は堀内さん本人がほとんどです。「カリフォルニアにあこがれて」作詞作曲者の徳永章さんとは・・・アリスと同じく3人組のフォークバンド「ザ・ムッシュ」のメンバーでした。山本雄二さん、土橋広市さん、そして徳永章さんの3人。「ザ・ムッシュ」は1975年6月5日に大阪厚生年金会館大ホールで解散しました。堀内孝雄さんが「カリフォルニアにあこがれて」の収録されてるアルバムを発売したのが1975年10月5日。4ヶ月前のザ・ムッシュの解散コンサートのパンフレットにこの曲の事が既に書かれていました。パンフレットに掲載した時点で堀内さん(べーやん)が歌う事になっていたかどうかは定かではありませんが、この曲はザ・ムッシュと言うバンドを解散して、これからの決意のような物も感じられる曲です。パンフレットにはこの曲の細かいストーリーが書かれています。「これはひとりの若いカウボーイの物語です。名前はロッキーといいアメリカのテネシー州というところで正直者でよく働く父とよく気の付くやさしい母と三人で小さな牧場で暮らしていました。」こんな書き出しで始まる物語です。映画の「ロッキー」は1976年11月全米公開。日本公開は1977年、映画よりこっちの方が先です^^;---------------------------------------------------------------------「ある日のこと、父の友達であるサムおじさんが家を訪れました。彼は父と同じ年なのですが、結婚はしておらず家族もなく一人で放浪の旅を続けていて、ある日こうしてふらっと思いついたように家に来るのです。夕食ではサムおじさんを囲んで旅の話題に花が咲き、ロッキーはもうもう楽しくて仕方がありません。サムおじさんは1年間ずっとカリフォルニアに行っていてロッキーがまだ見た事のない海の青さ、そしてどんなにそこの暮らしが素敵かジェスチャーを交えて話をするのです。若いロッキーにとって、それは夢のような話でした。父はパイプに日をつけながらいいました。「なあ、サム。カリフォルニアもいいと思うけど、このテネシー、良い所だよ。広い大地にどこまでも澄んだ青い空があるじゃないか。」・・・・次の朝、サムおじさんは「生きていたらまた寄るよ」といつもの冗談をとばし笑いながら馬にまたがり旅に出て行きました。その夜、ロッキーはカリフォルニアの事が頭に浮かび眠れずに朝までずっと起きていました。考えた末、彼はカリフォルニアへ旅に出る決心をしました。そう思うとじっとしておられず、すぐに荷物をまとめはじめました。その時ふと、父と母になんて云おうかという想いが頭をかすめ悩みました。夕食が終わってから父はいつものようにパイプを片手にテーブルで本を読み、母はロッキングチェアーに揺られながら編み物をしていました。ロッキーは「話があるんだけど」と父の前に座り、そしてカリフォルニアへ行こうと心に決めた事を話し始めました。父は何も言わずパイプの煙を見つめているだけでした。母は驚いて編み物をやめロッキーに言いました。「今の話は本当なの?ロッキー本当なの?」そして父の方をみて泣き崩れました。父はロッキーの目を見て「よく考えたのか、考えたのならお前はお前の人生をその手でつかめ」とだけ言いました。ロッキーはゆっくりうなずき母の肩に手をやり自分の部屋へ入っていきました。次の朝早くロッキーは長い旅へと出発していきました。別れ際に母は「体を大切に」言葉にならない声で云いました。ロッキーはそんな母の顔を見ると思わず「必ず帰ってくるよ。心配しないで」と云ってしまいました。父は窓辺で小さくなって行くロッキーの後ろ姿をじっと見つめ、その目にはいつしか涙が光っていました。「若いカウボーイの物語 青い海と夢をもとめ テネシーを後にした/ カリフォルニア カリフォルニアにあこがれて 旅は続く」あとがきいま人生のはじまりの歌が聞こえています。 AKIRA---------------------------------------------------------解散コンサートのパンフレットに各メンバーが1ページ、メッセージを書いてるのですが、徳永さんだけはこの物語を書いていました。このパンフレットの時点では若い男が旅立つまでの物語が書かれています。べーやんの歌う「カリフォルニアにあこがれて」は旅立ってから、いろんな人と出会い関わって、最後は病いに倒れてしまう物語です。若い男が旅立つまでのいきさつだけを解散コンサートのパンフレットに載せました。その後のストーリーはべーやんのソロアルバム製作が決まった時点で書き上げたのどうかは謎です。ベーやんのソロ曲の中で徳永章さんはかなりの数、作詞しています。その中で自分は特に好きなのは「懐かしい友のうたう歌」2ndアルバム5曲目収録「Day Break」6thアルバム10曲目収録「俳優」5thアルバム6曲目収録「季節の風」5thアルバム」8曲目収録「海を見ていた少年」6thアルバム1曲目収録「Change Your Mind」6thアルバム8曲目収録中でも特に「懐かしい友のうたう歌」はベーやんの全曲の中でベスト3に入るほど好きな曲です。地味な曲なんだけどメロディも歌詞もベーやんの歌唱も最高です。ザ・ムッシュの事をもっと書こうと思ったら「カリフォルニアにあこがれて」の事で凄い文字数になってそうなので・・また今度。「カリフォルニアにあこがれて」はこのアルバムに収録されてます。武道館ライブ栄光への脱出にも収録。解散公演のパンフ徳永章さんの子供の頃。シングル曲のアレンジは、ほとんどの曲が、あの瀬尾一三さんです!
2013年01月29日
閲覧総数 4137
18
水前寺清子さんの95枚目のシングル。昼ドラ「花王 愛の劇場 ああ嫁さん」の主題歌です。A面「今日から一歩」作詞 たかたかしさん 作曲 浜口庫之助さん 編曲 竜崎孝路さん水前寺さんのシングルで浜口庫之助さん作曲作品はこの1曲です。もっとたくさんの曲を歌ってるように思ってました。この曲が主題歌になったドラマ「ああ嫁さん」は、橋田壽賀子さんの本で製作は石井ふく子さんのゴールデンコンビです。主演は池内淳子さん。赤木春恵さん、小島秀哉さん、大空眞弓さん、角野卓造さん、宮川一朗太さん、市丸和代さんと錚々たるメンバーの昼ドラでした。ドロドロ系の昼ドラの合間を縫うように製作された明るいホームドラマだったようです。曲調も元気が出てくる応援歌です。B面「薄情渡り鳥」作詞 陣吾郎さん 作曲 美樹克彦さん 編曲 竜崎孝路さん「浪花節だよ人生は」路線のアップテンポの明るい曲です。この頃はいろんなアーティストが「浪花節だよ人生は」のような楽曲を多くリリースしてました。水前寺さんは「浪花節だよ人生は」を歌ってた競作歌手の一人です。「浪花節だよ人生は」に関しては、水前寺さんバージョンと木村友衛さんバージョンとこまどり姉妹バージョンが気に入っています。作曲の美樹克彦さんは、自分的には「大巨獣ガッパ」を歌ってた歌手の印象が強いのですが、多くの大ヒット曲を歌っています。美樹克彦さん作曲の「もしかしてPARTII」は、小林幸子さんとデュエットして大ヒットしました。
2019年02月19日
閲覧総数 1110
19
二見颯一さんのミニアルバムが発売されました。デビューシングルから歌い回しと声質が好きで新曲が出ると必ず聴いている歌手。二見颯一さんは5歳から民謡を始めている本格派のボーカリストです。まだ20代なのに一番リスペクトしているシンガーが三橋美智也さんです!そこを目指してたら、そりゃ歌が上手くなるはずです。1曲目「哀愁峠」作詞 たきのえいじさん 作曲 水森英夫さん 編曲 石倉重信さん2019年3月発売のデビュー曲。毎週火曜日の夜にyoutubeで生配信していて、その時に各地の民謡や持ち歌などの生歌が聴けます。最近は民謡をあまり歌ってくれないけど民謡を聴くと凄さがよくわかる。大御所歌手の名曲のカバーも聴けます。この曲もよく歌ってるので覚えてしまった^^;2曲目「望郷ギター」作詞 たきのえいじさん 作曲 水森英夫さん 編曲 伊戸のりおさんこの曲は「哀愁峠」のカップリング曲。3曲目「達者でナ」作詞 横井弘さん 作曲 中野忠晴さん 編曲 斎藤功さん三橋美智也さんの大ヒット曲のカバー。三橋さんの歌い回しで頭の中にしっかり残ってる曲ですが、二見颯一さんの歌唱も伸びやかで気持ちよく違和感なしに聞けた。三橋美智也さんの曲なら「夕焼けとんび」なんかも二見さんの声で聴くと良さそう。三橋美智也さんが少しイメージチェンジした時の「星屑の街」なんかも良さそう。4曲目「別れの一本杉」作詞 高野公男さん 作曲 船村徹さん 編曲 南郷達也さんこの曲は春日八郎さんの大ヒット曲のカバー。20代の人が歌っていると思えないような節回しです。今の若い演歌歌手は半端なく上手い人が多くて本当に驚くことが多い。5曲目「雪の渡り鳥」作詞 清水みのるさん 作曲 陸奥明さん 編曲 斎藤功さん三波春夫さんの大ヒット曲のカバー!カバー3曲の中ならこの曲がダントツに好きです。三波春夫さんの歌の上手さは自分の中で特別って言うか別格です。長編の歌謡浪曲の数々は誰にも真似できない最高のパフォーマンスです。一番有名な「元禄名槍譜 俵星玄蕃」をノーカットで聴いてみたい。「あゝ松の廊下」や「紀伊國屋文左ェ門」なんかも何度聴いても感動する。6曲目「母恋しぐれ」作詞 菅麻貴子さん 作曲 水森英夫さん 編曲 伊戸のりおさんこの曲はこのミニアルバムのみに収録されてる新曲です。古き良き昭和の光景が浮かんで来るような寂しい曲です。7曲目「ところがギッチョン恋之介」作詞 円香乃さん 作曲 水森英夫さん 編曲 伊戸のりおさんリズム演歌系の軽快で明るい曲。この曲もyoutubeで何度も歌ってるのを観ましたが、こう言う明るいテンポの楽曲も似合っている。
2020年11月22日
閲覧総数 166
20
1994年にKSDのイメージソングとして作られ一般発売はなく企業用のCDこの曲の事は、もう何度か書いてるかも知れませんが、この時季になると毎年、自然と頭の中に浮かんでくる曲です。「♪春の嵐が過ぎた後に 芽吹く緑はねこやなぎ」力強い民俗音楽的なイントロも印象的で頭に残っている。 1曲目「沙羅双樹」(さらそうじゅ)作詞・作曲 谷村新司さん 編曲 住友紀人さんちんぺいさんと住友紀人さんが組んで作った曲に「アゲインスト」と「メシアふたたび」がある。この曲も含めどの曲も1994年〜1995年の作品です。「アゲインスト」も「沙羅双樹」のイントロ同様に住友さんの個性でもあるイントロの打楽器の変則的なリズム。「メシアふたたび」もイントロのリズムは個性的です。「メシアふたたび」のカップリング曲「印象派の街」の編曲も美しく個性が光っています。ちんぺいさんの歌声、楽曲にまだ、まっすぐ向き合えない人も自分の周りにはいます。その曲を聴くとその時の自分とその時のちんぺいさんが重なって思い出されて辛いのかも知れない。今日も春が近づいた感触を風に感じて「沙羅双樹」を口ずさんだ。でも、今年はどんな宝箱を開けてくれるのだろうと想像しながら口ずさめない。「沙羅双樹」の木は仏教には欠かせない木です。仏教では聖木とされ、花が咲く事はほとんどないそうです。ちんぺいさんは「♪人はみな 沙羅双樹の風の中」と歌う。聖木の風にまかれていく…と「流星」の歌詞にも通じるように思えてしまう。この曲は年を重ねるごとに感じ方が変わってきた曲。自分に「死」というものが、まったく無関係だと思えてた若い頃は遠い世界のように感じて聴いてた。今では「♪人の命は尽きるけれど 人の想いは消せないから」の歌詞に生きてきた重さを感じて胸が熱くなる。「流星」を聴いてると、この曲が頭に浮かんでくることがよくあった。この曲もコンサートでじっくり聴いてみたかった。「♪僕はまだ 生き急ぐ 僕はまだ 立ち止まらない 僕はまだ 風の中 僕はまだ 沙羅双樹の風の中」1994年のちんぺいさんは、まさにこの歌詞の真っ只中。「♪100年過ぎて残る想いを 伝えるすべはないものか 巡る季節に 負けないように 花の命に 負けないように 人の命は 短くとも 花より熱く 美しく 」春がやってくると国立劇場の桜の木を愛でながら劇場の中へ入っていく・・・毎年の当たり前の事だと思ってたのは贅沢だったのだと。そして、「♪空一面のこの花吹雪 あなたの目にも見えていますか 今は逢えないあなたの背中で 共に見ていた昭和の春を」この「桜は桜」が自然と頭の中を流れる。「♪時は流れて 人は老いても 変わらぬものがあるようです 川の流れに棹さす男が 一人くらいはいるものです」ちんぺいさんがいなくなり、こんな曲が胸に沁みるようになった。
2024年02月21日
閲覧総数 259
21
スウェーデンのブラック/デスメタル「Non Serviam」の1stアルバム。多分、今はもう解散してると思います。1曲目「Temptation Of Blood」普通のメタルのバッキングにデス声が乗ってる感じ。サビもクリーンボイスのコーラスが爽やかに入ってくる。これはこれで楽しめるからいいんだけど。2曲目「Obscurity Unveiled」イントロはミディアムでボーカルの絶叫とともにファストモードへ。ブラストも炸裂してます。ボーカルは中高音絶叫系。ブラック色が強めな曲。3曲目「Between Light And Darkness」Ozzyの「Lightning Strikes」を少し速くしたようなリフ。1曲目同様、爽やか系ナンバー。4曲目「Satan's Spree」この曲が一番好きかな。アップテンポでぐいぐい攻めて来る感じやクリーンボースが急に入って来たりアレンジもおもしろい。5曲目「The Enchanting Dance Of Mischief」ミディアムでイントロはちょっとラップ調^^;ブラスト炸裂してからは少しだけ邪悪な感じになっていきます。6曲目「Face Behind The Mirror Wall」このイントロはかなり・・・。この曲もちょっと爽やか系ナンバー。軽く明るい曲。7曲目「Infernal Spirit」構成とアレンジが凝ってる。でもそんなに惹かれるものも少ないんだけど。8曲目「Queen Of Beauty」ファルセットの美しい声がいきなり出てきてギョッとする。その演出も活かせてて、その後のアップテンポパートが冴える。9曲目「Sins And The Embracing Of Shades」高音シャウトボイスで絶叫しまくりのファストナンバー。10曲目「Throne Of Mendes」ミディアムの普通のメタルっぽい曲。11曲目「Sense Of Whithering」ファストナンバーだけど心なしか楽しげ・・・。ブラック/デスって感じよりジューダスとかそんな感じ。12曲目「Melody Of Grief」この曲も少し凝ったリフでカッコいいけど明るい感じ。13曲目「Witches Sabbath」シンフォニックなインスト。
2009年10月04日
閲覧総数 124
22
1978年2月発売のシグナルのシングル。同じ事務所の「アリス」が1977年10月発売の「冬の稲妻」を大ヒットさせた影響からか、「シグナル」もそれまでのフォーク色強めの楽曲からイメージチェンジした作品。A面「黄昏のあらし」作詞 小泉長一郎さん 作曲 住出勝則さん 編曲 惣領泰則さんシグナルがアリスのオープニングアクトで出演したライブを見た記憶はない。同じ事務所の新人アーティストをアリスのオープニングアクトで出演させる事が当時多かった。多分、シグナルはデビュー曲がヒットしたので誰かのオープニングアクトでライブに出た事は少ないのかも知れない。当時は「リンドン」「ララバイ」「岸田智史さん」等がよくアリスのオープニングアクトで出てた。シグナルは1979年1〜3月「ALICE HAND in HAND CONCERT」ツアーのゲストとして全国回った事はあった。ほとんどが体育館などの大きな会場で開催されたコンサートでした。ゲストは地方によって多少異なってましたが、大阪府立体育館公演はシグナルと岸田智史さんでした。シグナルと岸田智史さん4曲ずつのステージで、その時は、この「黄昏のあらし」を最後に演奏。その時点での最新シングル「雪のひとひら」は2曲目の演奏でした。2曲の激しい目の楽曲に挟まれてた美しいバラード「愛に捧ぐ」が、凄く効果的な良い構成で感動しました。1980〜81年のフルセットのライブでは、「黄昏のあらし」と「BGMはため息で」が連続でよく演奏されてました。「黄昏のあらし」は売り方次第では大ヒットしたと今でも思ってる。イントロのEギターの音色だけいつも残念な気がしてならない。「冬の稲妻」のような、一瞬で惹きつけるインパクトがあったらと思ってしまう。曲や構成が素晴らしいのに・・・。「黄昏のあらし」「ためらいに縁を切れ」「雪のひとひら」「BGMはため息で」と立て続けにリリースしたロック色強めな楽曲の中なら、「雪のひとひら」が一番気に入ってます。「ためらいに縁を切れ」もライブ映えするカッコ良い曲です。B面「雨の別れ」作詞 小泉長一郎さん 作曲 住出勝則さん 編曲 シグナルシグナルと言えば、美しい3部のハーモニー。この曲はハーモニーを前面に出した美しく、別れの歌ですが少し可愛い曲です。3rdアルバム「デイ・ドリームス/シグナルIII」のB面2曲目に収録されてます。「黄昏のあらし」の広告。写真のチョイスが・・・。ジャケット写真のカット違いとかもあったのに。せっかく、少しHARDな面を出して売り出してるのに、楽曲とこの写真のアンバランスさが…
2019年02月17日
閲覧総数 589
23
「ポーの一族」4回目観劇。13時公演観劇後、大阪に行って買い物してから、神戸で朝まで飲んでた^^;久々にてっちり食べたけど、そこの店のは、かなりガッカリな物だったので、近々、もう少しマシなてっちりを食べに行こうと話しながら^^;2軒目でずっと飲んでました。昨日は3人で観劇。自分以外の二人は初めて「ポーの一族」を観劇。二人とも大満足だったようで良かった。やはり明日海りおさんと柚香光さんの二人の美しさや演技力が特別良かったようです。そしてメリーベル役の華優希さんに惹かれたようで、自分と同じ感想だった。明日海りおさんのエドガーの美しく妖しいオーラは、1/3に観劇した頃よりも何倍も輝きを増して、完全体になっている。完全体のまま東京公演は初日を迎えてさらに凄いことになりそうな…^^;柚香光さんのスターオーラもハンパなくフィナーレでも自信に満ち溢れた余裕の表情が良い!昨日はブーツか床が滑りやすくなってたのか、一瞬ヒヤッとする場面もあったけど、歌いながらだったのに、声が途切れたり、揺れることもなく完璧にその場をこなしてたのは凄かった。老ハンナ役の高翔みずきさんの役創りにも毎回感動しています。この作品のクオリティーをさらに高めてるのが楽曲の数々。原作者の萩尾望都さん作詞の主題歌「ポーの一族」、そして同じく萩尾望都さん作詞「時の輪」はここ数年の宝塚歌劇のオリジナル曲の中でも特に秀逸な楽曲だと思う。「哀しみのバンパネラ」も、アレンジをいろいろ変え、何回か歌われますが、この曲も名曲です。座付き作曲家の太田健さんの才能は海外の有名作曲家よりも遥かに才能があると、ずっと前から思っています。場面を活かす楽曲、メロディーがここまで完璧に書けるのは宝塚歌劇を100%分かり切ってるからだと思う。同じようなメロディーにならずに、引き出しの多さがハンパなくて作品ごとの世界を確実に創り上げています。小池修一郎さんの新作で久々に本気で気に入った作品です。小池さんの近年の新作の中で一番気に入ってた「レディ・ベス」の完成度を超えたと思う。明日海りおさんと柚香光さんが奇跡的に同じ組に揃っていたので、ここまでのクオリティになったとは思いますが・・・。
2018年01月30日
閲覧総数 1771
24
いやぁ〜!ショーちゃん凄かった!敢えてショーちゃんって言いたくなるほど素晴らしい舞台を観せていただけました!(ショーちゃん=榛名由梨さん)前に榛名さんのブログで体調が悪い時もあるって書いてた事があってちょっと心配だったけど、始まって10分でその心配は飛んで行きました。歳を重ねてさらに深く松五郎の生き様を演じ切った榛名さんの底力に感動でした。そして花總まりさん!もう何も言う事はありません!素晴らしすぎます!最後の吉岡夫人の号泣でそれまでもずっと泣けてたのに嗚咽が漏れそうなほどに感動しました。花總さんの日本物の芝居は「望郷は海を越えて」の由布姫役ぶり?ずっと思ってたけど花總さんは日本物もどんどんやってほしかった。宙組時代は芝居もショーも洋物ばかりだったのが残念。昨夜から「永遠(とわ)物語」の「永遠(とわ)」と「あたりまえのように」を聴いてたのでこの曲が流れて来るとジワッと胸が熱くなった。花總さんの「♪今、全てを失って 初めて気がつくの〜 当たり前である事がどれほどに素晴らしいかを〜」の部分の歌唱は素晴らしすぎて震えてしまった。この作品で最初に泣けるのは松五郎が吉岡夫人に「今日からおいは 永遠に吉岡家の番犬をつとめますたい!よろしゅーに」のセリフでグッと来てしまう。1幕の吉岡家に初めて松五郎が来た夜の事から2幕最後までずっとウルウルしてしまう場面だらけで、観終わったあとグッタリしてしまう。多分、松五郎を演じてる榛名さんもラストシーンが終わると全身全霊全力で出し切ってカーテンコールに応える力が残ってないのかも知れない。何度も劇場アナウンスが「公演は終了しました」と告げても鳴り止まないカーテンコールの拍手に自分も感動してしまった。楽屋にきっと鳴り止まない拍手は届いてたと思う。榛名由梨さんの舞台生活50周年記念で上演されたこの作品は1982年の初演、1988年の再演、1998年の再々演、そして今回2013年の再々再演。自分は1988年、1998年に一度づつ観劇しましたが、今回がダントツに泣けたしストーリーに入り込めました。自分が歳をとったせいもあると思いますが、こんなに切なくてやるせない人生を前向きに生きている松五郎に勇気をもらえたようで観終わった後もずっと胸が熱いままでした。それから今回、大きく今までと違うのは男性キャストも多く入ってる事。宝塚の舞台に男性が混じって違和感はないのか?とか思ったり、逆に凄い楽しみでもありました。しかし、まったく違和感なし!誰が本物の男性なのか分からないほどにバウホールの舞台に馴染んでました。吉岡敏雄役には花柳寿楽さん!と同時にこの公演の振付けも担当!そして子供役は劇団ひまわりの本当の子供達が演じています。また、子役もみんな初日なのに安定してて上手くて感動でした。劇団ひまわりの青年も5人出演。そして宝塚OGやOSKのOGの方も出演。萬あきらさんと星原美沙緒さんの存在感も強力で観ながら、まだまだ専科現役で宝塚の舞台に立っていてほしいと思いました。二人の出演は今回の舞台をさらに深い感動に誘ってくれます。よね役の邦なつきさんもインパクト強烈な芝居で素晴らしかった!京三沙さんのイメージとはまた違ったよねで、これも今回の収穫です。あと2回、この作品は観劇します!また、詳しくいろいろ書いてみたいと思います。時間が出来ればもう1回増やそうかな...^^;この大変な松五郎という役を千秋楽まで体調を崩す事なく乗り切ってほしいと願っています。他の出演者全員も集中力の凄く要する作品なので日に日に進化してより深くなる事を楽しみにしてます。永遠・・・いつまでも永遠・・・生きてる限り永遠・・・変わらんもの永遠・・・命、はてるまで 「姿が消えると心が見えてくるものよ・・」姿が消えると心が見える永遠に変わらぬ心が残るはら…はらと はら…はらと 心はつもる貧しいけれでも心ばあげる永遠に変わらぬ心ばあげる 「私からお願いします。おりがあれば、どうかあの子を鍛えてやって下さい」今日からおいは 永遠に 吉岡家の番犬をつとめますたい!よろしゅーに永遠・・・いつまでも永遠・・・生きてる限り永遠・・・変わらんもの永遠・・・命、はてるまで永遠・・・いつまでも永遠・・・変わらずに永遠・・・命、はてるまで宝塚歌劇の100年の歴史の中の大きな宝でもあるこの作品。ぴあでは完売になってますが、バウホール入り口では当日券と前売り券を少しずつ売っていました。宝塚歌劇ファンなら観ておくべき作品だと思います。
2013年03月30日
閲覧総数 1994
25
天地真理さんの10枚目のシングル。前年の夏に発売して大ヒットした「恋する夏の日」を彷彿とさせる軽快なアップテンポナンバー。A面「恋と海とTシャツと」作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん子供にも受けそうなノリの楽曲でしたが、小学生だった自分は前のシングル「恋人たちの港」の方が断然好きだった。「恋する夏の日」よりも「若葉のささやき」の方が好きだったし、派手な曲よりもじっくり歌が聴ける曲の方を子供の頃から好んでた。1974年までの楽曲でもシングルよりアルバム曲の方が好きな曲が多かったと思う。「素晴らしい青春」「さびしかったら」「青春」「牧場の乙女」「幸福に向かって」「愛になやむ頃」「さくら貝」「遠い夏」「さよならは心をこめて」「幸福な時間」……アルバム曲なら挙げきれないほど好きな曲は山ほどあります。アップテンポなシングル曲なら「ふたりの日曜日」は、凄く好きな曲だった。「恋と海とTシャツと」は、アップテンポな曲調に合った派手な歌振りもあって、子供ながらに大ヒットするだろうって初めて聴いた時に思った。自分が好きだった「恋人たちの港」は、オリコン4位にまでなったけど、「恋と海とTシャツと」はベスト5に入らなかった。この歌を歌ってる時に、天地真理さんはサモアとハワイで真っ黒に日焼けしてて、子供ながらにそれも少しショックだったように思う。日焼けして健康的なイメージで売ろうとしたプロダクションとレコード会社の戦略だったのかも知れないけど・・・。「恋と海とTシャツと」は、ライブバージョンは残っていません。1974年9月15日収録の「天地真理 オン・ステージ」の中ではきっと歌ってたんじゃないかと、子供の頃は思ってた。その時点での最新シングルの一つ前のシングルだし。その日のセットリストがどうだったのか謎です・・・。「思い出のセレナーデ」のライブバージョンがオフィシャルとして残してくれた事や、アルバムの曲なども収録してくれた事でじゅうぶん、ありがたいアルバムですが。1974年夏の梅田コマ公演での「恋と海とTシャツと」は、スタジオバージョンとほぼ同じテンポで2コーラス歌われました。1975年春のツアーでは、少しテンポアップして2コーラス。1975年夏の梅田コマはさらにテンポアップしてメドレーの中で1コーラスのみ。翌年1976年の夏の梅田コマでは、ラスト曲前に2コーラス歌った。「恋と海とTシャツと」を生で聴いた最後が1976年梅コマ公演だったので、凄く良い印象で残っています。ぶつ切りメドレーにせずに「ひとりじゃないの」「ふたりの日曜日」「若葉のささやき」「恋と海とTシャツと」と立て続けてきっちり2コーラスずつ歌ってくれたし「矢車草」もしっかり聴けたので1976年梅コマ公演は好きな公演だった。1975年梅コマは「初めての涙」「君よ知るや南の国」「さよならこんにちわ」の3曲を生で聴けて凄く感動した公演。B面「花嫁の友だち」作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さんこの曲は多分、コンサートでは一度も歌っていないように思う。天地真理さんのシングルはB面に名曲が多いので有名なのですが、この曲はそんなに好きではなかった。B面曲なら一番好きな曲は「空いっぱいの幸せ」のB面「もの想う季節」です。「想い出のセレナーデ」のB面「わたしの場合」、そして「若葉のささやき」のB面「海にたくした願い」、「ちいさな恋」のB面「ある日私も」、「愛のアルバム」のB面「京都でひとり」、「木枯らしの舗道」のB面「ブランコ」もどれもこれも名曲だらけです。一番しぶい曲は、デビュー曲「水色の恋」のB面「風を見た人」です。この曲は1975年〜1976年に、もう一度レコーディングしてほしかった。1976年頃の天地真理さんが歌うのを聴きたいと思う初期の曲です。1974年夏 日焼けしてた頃の天地真理さん大きいダンボール箱の中に天地真理さんの切り抜きとかポスターとか、いっぱい出てきた。日焼けしてる天地真理さんも悪くない・・・1972年の天地真理さん。こんな切り抜き持ってるのを覚えてなかった。初めて観たような気がした。
2019年06月22日
閲覧総数 1169
26
ザ・ムッシュの1973年発売シングル。この曲が一般的に一番知られてる曲だと思う。これまでに書いてなかったザ・ムッシュの事を。3人の出会いの事を書いてある記事があって、ほとんどギャグだと思うけど・・・『1968年8月淡路島のとある村で開かれた盆踊り大会で、飛び入りで山本雄二さんがヤグラの上で河内音頭を歌っていた所、やぐらの下で二人の男が揉めていた。(徳永さんと土橋さん)足を踏んだ踏まないでもみ合っている、喧嘩だと思い山本さんが仲裁に入っていつの間にか3人でバンドを結成する事に。。。^^;』淡路島の盆踊り大会に3人がいる事なんて考えられないし、ウケ狙いの作り話だろうなぁ。雄ちゃんなら、やぐらの上で河内音頭を歌いそうだけど…^^;『それからもーれつに張り切って、ヤングタウンで高石友也を見かけて必死でつかまえてオリジナルをみてもらった。 「ごく一部だけ気に入ったよ」と褒められた。』と、書かれているけどこれは本当っぽい。この頃、少し流行っていたプロテストソングについても山本雄二さんが語っている「プロテストソングを歌うにしても公害とかいろんなアクシデントとかをキャンペーン的に歌って行きたい。ただ、聴く人にバサッと一方的に押し付ける歌ではなく、一緒になって考えていけるような歌を歌っていきたい」何が正しいのかもわからないのに、押しつけのようにメッセージを吐き出すのはやりたくないと谷村新司さんも同じ頃に語っていた。ザ・ムッシュは公害と向き合う楽曲を実際に作っています。「ゴジラ対ヘドラ」も公害の恐ろしさを描いてる映画。1970年代前半は何よりも公害問題が一番だったような気がする。A面「泣き虫ロポポ」作詞 山本雄二さん 作曲 土橋浩市さん 編曲 瀬尾一三さん昭和フォークらしい優しく柔らかい応援歌です。こういう曲って子供の頃に聴いた感覚のまま、今でも聴けるのが良い。時代を切り取った思い込みだけのメッセージソングは、大人になってからは聞けないなぁ。若い頃にそんな歌に心動かされてた自分が少し恥ずかしいし。山本雄二さんの歌詞は温かさと優しさに包まれてる所が一番良い!B面「あなたのすべてを」作詞 山本雄二さん 作曲 堀内孝雄さん 編曲 瀬尾一三さんこれは大好きな曲です!堀内孝雄さんの1stソロアルバム「言葉にならない贈りもの」のA面ラストにも収録されています。(1975年10月5日発売)1978年のべーやんの1stソロコンサートでも歌われた。ザ・ムッシュのオリジナルは軽快なテンポで突っ走るようなアレンジですが、べーやんの方はテンポを落としゆったりと歌詞を聞かせるようなアレンジになってます。アレンジは断然、べーやんのソロの方が素晴らしい。たまにこんな曲もソロコンサートで歌ってほしい・・・ギターコード書き込んでるって事は弾いて歌ってたのかな。覚えてないけど。
2020年05月16日
閲覧総数 825
27
1987年4月21日発売の島倉千代子さんの大ヒットシングル。130万枚を売り上げた。1958年発売「からたち日記」、1955年発売「りんどう峠」の2枚も130万枚の入り上げで並んだ。1番売れたのは「この世の花」で200万枚を超える売り上げ。2番目は155万枚売り上げた「東京だョおっ母さん」3番目が「人生いろいろ」「からたち日記」「りんどう峠」の3枚が130万枚。他にも売り上げ100万枚超えのシングルが4枚あります。A面「人生いろいろ」作詞 中山大三郎さん 作曲 浜口庫之助さん 編曲 竜崎孝路さんこの3人の作家陣を見るだけで、名曲が生まれるのが分かる気がする。アレンジは当時、演歌やフォークのアーティストが傾向してたニューアダルトミュージックです。シンセドラム多用とKeyのループやリズム隊はほぼ打ち込み。テレビなどで島倉さんが歌ってる時の演奏は生ビッグバンドの演奏なのでスタジオ録音の印象とはかなり違って聞こえた。ゆったりと強弱の少なく淡々とした演奏のスタジオ録音に比べ生演奏だとまったく違っていて別の良さが感じられて良かった。島倉さんの歌唱もスタジオ盤ではやや無機質に淡々と歌っている。それと大ヒットの要因はキャッチーでインパクトのある歌詞が凄く良い。その歌詞に完璧にハマってる歌メロ。今日、改めてアナログ盤でこの曲を聴いてみて、ほんとに名曲だと実感した。B面「花ごよみ」作詞 中山大三郎さん 作曲 浜口庫之助さん 編曲 竜崎孝路さんタンゴ調のアレンジのニューアダルトミュージック。作詞家の中山大三郎さんはこっちがA面のつもりで書いていたそうです。B面には「人生いろいろ」の元になった「笑いばなしにして」を作っていたようです。この「花ごよみ」もA面になってもおかしくないキャッチーな曲です。
2021年05月15日
閲覧総数 917
28
1983年2月21日に発売されたアグネス・チャン19枚目のアルバム。このタイトル曲はアルバム発売から約1ヶ月後にシングルカットされて発売された名曲です。作詞、作曲は山崎ハコさん。1曲目「小さな質問」作詞・作曲 山崎ハコさん 編曲 石川鷹彦さん2曲目「ふるさと」作詞・作曲 アグネス・チャン 編曲 石川鷹彦さん3曲目「しゃれた気分で」作詞 麻丘めぐみさん 作曲 太田裕美さん 編曲 鷺巣詩郎さん4曲目「ウ・フ・フ」作詞 CYNTHA(南沙織さん) 作曲 森山良子さん 編曲 鷺巣詩郎さん5曲目「時の河」作詞 神津カンナさん 作曲 森山良子さん 編曲 石川鷹彦さん6曲目「雨の蜃気楼(ミラージュン)」作詞 尾関昌也さん 作曲 尾関裕司さん 編曲 穂口雄右さん7曲目「やさしい関係」作詞 鈴木隆子さん 作曲・編曲 穂口雄右さん8曲目「あなたの肖像」作詞 山上路夫さん 作曲・編曲 馬飼野康二さん9曲目「愛しきスウィート・ハート」作詞 山上路夫さん 作曲・編曲 馬飼野康二さん10曲目「水の中の太陽」作詞 鈴木隆子さん 作曲・編曲 穂口雄右さんボーナストラック11曲目「愛の呪文」作詞 アグネス・チャン 作曲 森田公一さん 編曲 天野正道さん12曲目「絹の娘」作詞 岩谷時子さん 作曲 森田公一さん 編曲 天野正道さん13曲目「愛の呪文」カラオケ12曲目「絹の娘」カラオケ「小さな質問」2022年リマスターで発売されたCDですが、以前に出てた「ゴールデン☆ベスト SMSイヤーズ 」の音質もかなり気に入ってたので、この曲に関しては音的にはあまり違いを感じられなかった。前から何度も書いてますが、この曲はアグネス・チャンのシングル曲の中でもかなりな名曲だと思う。自分は全シングルの中で2番目に好きな曲です。1番は「心に翼をください」がダントツに好きな曲。この曲は山崎ハコさん自身もセルフカバーしています。そちらのバージョンも最高に良いので聞いてほしい。「ふるさと」アグネス自身の作詞、作曲です。何らかの理由で不本意に故郷から離れ、違う土地で暮らしてる哀しさを歌ってる曲。どんな背景があって書いた曲なのかはよく知らないけど、迫ってくる気迫を感じる。「しゃれた気分で」は、同年代を生きたアイドル歌手の二人によって書かれた曲です。麻丘めぐみさんの詞と太田裕美さんの書いたメロディー。おしゃれなアレンジでしっとりと作り上げられた曲。「ウ・フ・フ」も同年代のアイドル歌手仲間の南沙織さんが歌詞を書いています。メロディーは曲作りのベテランの森山良子さんです。ヨーロッパの匂いを感じさせるような美しい曲です。「雨の蜃気楼(ミラージュン)」すごい早口で歌う曲です。話す時よりも綺麗な発音で早口で歌っています。メロディがついてるから早口で日本語を歌えてるのだと思う上質な歌謡曲な印象の楽曲。「あなたの肖像」は静かなドラマチックなバラードです。「水の中の太陽」はアルバムラスト曲。美しいメロディーとアレンジに惹かれる。柔らかい曲です。ボーナストラック「愛の呪文」はシングル「小さな質問」の2つ前のシングル曲。
2023年03月01日
閲覧総数 299
29
Bruce Springsteenの5th「The River」のリマスター盤を聴いていました。音圧の違いはほぼ変わらないけど「Independence Day」「The River」「Wreck On The Highway」等は違いが分かりやすい気がします。このアルバムはリマスター効果云々よりもアルバム自体が本当に好きなので、聴き始めるとついつい2枚目の最後まで聴いてしまいます。(このアルバムは2枚組のオリジナルアルバムです。)多分、前にも何度もこのアルバムの事は書いてるように思うけど、今の感想で簡単に書きます。Bruce Springsteenの全アルバムの中でこのアルバムはいつの時代でも一番好きなアルバムです。動と静のコントラストをわざと強く付けてる所も好きだし、歌詞の世界もコミカルな物から深刻なアメリカの苦悩を感じさせるような曲や哀しいストーリーの物、そして力が湧いて来るような歌詞もある。LPの歌詞カードが手垢で汚れるほどにいつも歌詞を読みながら聴いてました。回りの友だちにブルースが好きな人は一人もいなくて、(姉はブルースの大ファンでしたが)いつもブルースに関しては一人で楽しんでました。メタル好きやアリスや中島みゆきファンは回りに多かったんだけど・・・Disc 11曲目「The Ties That Bind」一発目のスネアの音だけでワクワクしてしまうほど大好きな曲です。この曲のライブを初めてブートレッグで聴いた時の感動も忘れられない。日本には来てくれないと思ってたからブートが唯一、ブルースのライブを聴く手段でした。自分が最初に買った「The River」ツアーのブートではこの曲が2曲目に演奏されていました。そのブートでは1曲目は「Out In The Street」!何てカッコいいセットリストなんだ!とホントに震えて聴いてました。2曲目「Sherry Darling」クラブでのライブ風にレコーディングしてて、コミカルでついつい歌ってしまうナンバーです。歌詞カードみなくてもすらすら英語が出て来てしまう曲。あの頃、このアルバムの楽譜を買ってギターとピアノで弾き語りして歌いまくってからだろうな。楽譜も洋書で見つけて、このLPと同じくらいの値段だった事を思い出す。紀伊国屋の洋書コーナーで見つけた時は心底喜んだ。3曲目「Jackson Cage」このアルバムの1曲目からの流れは35年経った今でも鳥肌が立つほどカッコいいと思う。「解決はいつも究極の解決ではない なぜならいつも明日がある」ってこの曲の歌詞を教科書に書き込んでたのを思い出した^^; ちょっと痛い子だったのかも。4曲目「Two Hearts」この曲まで一気にぶっ飛ばす感じでロックンロールに浸れます。ライブで大盛り上がりする曲の一つ。5曲目「Independence Day」ここでじんわりと何かわからないものに包まれる曲。当時、歌詞カードを何度読んで自分に置い変えてみたりして聴いてたのを思い出す。6曲目「Hungry Heart」この曲はシングルカットされて大ヒットした曲。日本でもこの曲に似たような曲が次々に溢れ出したのを思い出す。ブルースを聴きまくってた人なら良く分かると思うけど、日本のロックアーティストの多くがブルースの曲に影響を受けてるのがよくわかる。敢えて名前をあげないけど、ソックリそのままってのもいろいろあって、それはそれで楽しかったけど^^;日本ではブルースはそこまでメジャーじゃなかったけど影響は大きいのだとうれしかった。7曲目「Out In The Street」この曲も大好きな曲。クラレンス・クレモンズのソロがカッコよくてCDを聴いてるだけで吹いて表情や姿が浮かんで来る。8曲目「Crush On You」ここの7曲目〜9曲目の流れも鳥肌ものです。馬鹿騒ぎ系のロックンロール!9曲目「You Can Look (But You Better Not Touch)」この曲もアップテンポのライブ映えする曲。10曲目「I Wanna Marry You」ここで少し落ち着いたメロウで柔らかいナンバー。甘いラブソングです。11曲目「The River」イントロのブルースハープだけで涙腺が緩くなってしまう。自分にとっての1980年頃の風景が凄く浮かんで来る曲。いつ聴いてもホントに良い曲だと思える。時代の流れも何もかも関係なく感動できる。Disc 21曲目「Point Blank」2枚目のこの始まり方のカッコ良さは強烈です。静かにシブく歌うブルースがかっこ良過ぎる。1967年のリー・マービン主演の同じタイトルの映画に触発されたとか・・・2曲目「Cadillac Ranch」めちゃくちゃ好きな曲!軽快で明るくコミカルなナンバー!ライブでも舞台上も客席も異様に盛り上がる曲。3曲目「I'm A Rocker」この曲もコミカルでノリノリなナンバー。「俺は007の時計を持ってる」で始まる歌詞にはジェームスボンド、コロンボ、コジャックも出て来る。4曲目「Fade Away」再びしっとりとブルースの歌に浸る曲。日本盤のタイトルは「消え行く男」。男の失恋の曲です。5曲目「Stolen Car」この曲も静かで寂しい曲です。発売当時はあんまり好きじゃなかったのに、年を重ねて聴くと胸に沁みる。6曲目「Ramrod」ストレートなロックンロールナンバー。7曲目「The Price You Pay」この曲もめちゃ好きな曲。昔はそんなに好きじゃなかったのに。この曲のようなブルースのメロウなナンバーが無性に聴きたくなる事がある。8曲目「Drive All Night」このアルバムで一番じっとりとスローに聴かせる曲。9曲目「Wreck On The Highway」この曲はブートで聴いてから更に好きになった曲。聴いてるといつも胸が熱くなって来る。歌詞ももちろんそうだけど、ブルースの歌唱が凄く良い。Bruce Springsteenの「The River」のツアーのブート。The Riverのツアーのブートが出ないか、出ないかといろいろなブートレッグを扱ってる店を休みごとに回ったりしてました。そして、このツアーのブートで最初に手に入れたのがこのアルバム!後にもっと音が良く内容も良い物が出てきたけど、最初に聴き込んだこのブートへの思い入れは強い。梅田のはずれにあった「HOGG」で見つけたブートです。3枚組なので少し高かったけど、買って帰る時のワクワク感を今でも思い出す。セットリストBruce SpringsteenのLPのブートレッグの入ってる棚を見てたらこんなのも出て来た。本革のこの袋の中にピクチャー盤が3枚。これ、何だっけ?あとで聴いてみるけど。曲のタイトルはブルースのオリジナルにはないものばかりで、カバー曲を集めたものなのか?革の袋の中にレシートも入ってた^^;ワルツ堂のエスト1梅田店はメタルも充実してたし、ブートも高かったけど揃えてた。12500円かぁ・・・高いなぁ。1984年12月21日に買ってる。これを買った日の事はまったく覚えてない^^;ワルツ堂の近くにメタルの缶バッジやパッチとかTシャツ売ってる店もあってそこでもよく買い物したような記憶がある。でも、ブートと言えばHOGGかな。関西テレビの近くにあった頃にも良く行ったし、駅前ビルに移転してからもよく行ってた。LPコーナーのおっちゃんとも顔見知りになっていろいろ新譜やら7インチ、12インチやブートの情報を教えてもらったりしてた。OZZYとサバスに関しては言わなくても置いてくれてたりしたのを思い出す^^;レシートの写真載せようと思ったら容量オーバーで載せられなかった。明日、また載せます。
2015年01月04日
閲覧総数 525
30
北炭生さん(きたずみ せい)の1977年発売のシングル。タイトルを見てアリスファンならすぐにわかると思う。1977年3月5日発売の堀内孝雄さんの2ndソロアルバム「忘れかけていたラブ・ソング」に収録されている名曲です。アリスのライブアルバム「エンドレス・ロード」でもライブバージョンが聴く事ができます。A面「ページ99」作詞 中村行延さん 作曲 堀内孝雄さん 編曲 馬飼野康二さん1977年10/25発売の北炭さんのアルバム「ページ99」からの先行発売シングルで1977年9/5に発売。オリジナルの最初のヴァース部分を半分カットして、「♪本棚の片隅の いろあせたダイアリー」と、短めのカントリー調のイントロのあとに歌い始めます。カットされたヴァース部分の歌詞は「♪どうして 別れてしまったのか 忘れてしまった そして 多くの時を燃やし 別れたわけを思い出すの」このあと「本棚の片隅の…」北炭さんのバージョンはシングル向きのキャッチーなアレンジで心地よく凄く良い!堀内孝雄さんの1980年ソロコンサートツアーの時のヴァージョンに近いような気もする。たしかムーンライダーズがバックバンドで入った時のソロツアーだったと思う。シングルとしては最初をカットして4分45秒でも少し長い方です。べーやんのオリジナルは5分12秒。北炭さんの歌唱は声質の美しさもあり、この曲を爽やかな印象にしています。アルバムではA面1曲目に収録されています。堀内孝雄さんがライブで歌ったのは1977年春〜の「エンドレスロード ツアー」で歌ったのが最初で、その後のソロコンサートツアーでもこの曲がセットリストに入る事は多かった。1978年秋の1stソロコンサートの時にも歌いました。が、その前に1978年春〜夏のアリスのツアーでも歌っています。この時のツアーはちんぺいさんが入院して二人のアリスとしてのライブ。最初のヴァース部分をべーやん一人の弾き語りをフリーテンポで。「♪どうして別れてしまったのか〜あの時の思い出」まで。この曲のドラムをきんちゃんが叩いているのもかなり貴重。後半の盛り上がり前のフィルインはきんちゃんらしく派手でカッコいいものでした。「♪君の冷めた声が…」のあと。1980年ソロツアーのヴァージョンはボサノバのリズムを強めに入れて軽快なアレンジにしてました。1981年ソロツアーはギター1本で歌ったと思う。そしてアリス活動停止後初めてのソロツアー1982年「DAY BREAK」ツアーの時はローズ系のエレピのみの演奏でヴァース部分を歌って、バンドが入ってきてからはややロック調にハードにアレンジされてました。1982年春から始まった「DAY BREAK」ツアーの後半になると、この曲のアレンジが変わりました。ローズっぽいエレピから生ピアノの音に変え、バンド演奏が入ってからもかなりメロウなアレンジになりました。後半はボトルネック奏法のギターが印象的なアレンジ。自分はこの時のアレンジが一番好きです。NHK-FMで放送されたスタジオライブでこのヴァージョンは残っています。「ページ99」だけでもまだまだ書きたい事はあるけど、めちゃ長くなったので・・・。B面「すきま風」作詞・作曲 北炭生さん 編曲 馬飼野康二さんアルバムではA面ラストに収録されてます。フォーク色強めで物悲しく美しいメロディです。アルバムには北炭さんが作った作品はA面3曲目「ひねくれ唄」、B面1曲目「都会」、3曲目「居酒屋酔唄」、4曲目「僕等の人生」、5曲目「ラスト・ソング」の6曲が収録されています。その他、2曲作曲のみの楽曲もあります。アルバムのチラシシングルの広告の所に編曲が渡辺俊幸さんになってるけど、EPやLPの歌詞カードは馬飼野さんになってるので、チラシが間違ってるのか・・・。それとも、渡辺さんアレンジのヴァージョンもレコーディングされててどちらかを選ぶのがチラシ印刷の段階ではっきり決まってなかったのか・・・。LPの裏ジャケLPの歌詞カード
2016年07月15日
閲覧総数 1193
31
堀内孝雄さんの1995年発売のフルアルバム。どうしても良く聴くアルバムは「Day Break」「忘れかけていたラブ・ソング」「言葉にならない贈りもの」「デラシネ」「ソング・フォーエヴァー」「ブラウン」「あいつが死んだ晩」の順で回数聴いてる感じ。全アルバム持ってるけど90年代のアルバムは特に聴く回数が少なくなる。2000年代からのアルバムは90年代のアルバムよりもよく聴きます。で、久しぶりに「東京発」と「風のレジェンド」を聴いてました。1曲目「東京発」「はぐれ刑事純情派」の主題歌の中では好きな方です。この時のべーやんの歌唱が心地良い。メロディラインもロックっぽい感じで聴きやすい。2曲目「ブランコ」この曲もメロディが凄く良い。ボブ佐久間さんのアレンジもメロディを活かし切ってて凄く良い!3曲目「愛されてチャチャ」ライブ録音っぽい演出はいらないように思う。軽快なラテンナンバー。歓声とかがイライラするので曲は好きなのに飛ばしてしまう曲。4曲目「岬から」このバラードはこのアルバムで一番好きな曲。波音とかもめのSEはイントロだけにしてほしかったけど。5曲目「愛は炎のように」この曲も前の曲と同じくらいに好きな曲。アレンジがカッコいいしキャッチーなサビもお気に入りです。べーやんの歌唱も凄く良い!6曲目「夢酔枕」インパクトのあるイントロはドラマ主題歌にはバッチリ。「はぐれ医者 お命預かります」^^;の主題歌。7曲目「音無橋」フォーク色強めのナンバー。「忘れかけていたラブソング」の頃のメロディを感じる。8曲目「言い古されても」ニューバージョン1986年にシングルで発売したこの曲のリレコーディング。自分は1986年バージョンの方が好きかな。9曲目「白髪の少年」タイトルが何となくホラーっぽいんだけど内容はそんな感じではないです^^;10曲目「アメリカ橋トワイライト」アルバムラスト曲もメロディも良いしベーヤンの歌唱も素晴らしい。
2015年02月11日
閲覧総数 244
32
フランスのBLACK METAL「Deathspell Omega」の6枚目のフルアルバム。どれがフルアルバムで、どれがEPなのか解らなくなるほどに、一瞬考えてしまう^^;このアルバムは4曲入りだけど、フルアルバム扱いです。ちなみに前作は10曲収録の「Paracletus」です。「Paracletus」は比較的楽曲が全てコンパクトで(Deathspell Omega比)、フルアルバムはこんな感じにして、EPで長尺難解な楽曲を数曲収録するのかと思ってた。やっぱり違った・・・^^;1曲目「The Synarchy of Molten Bones」4曲入りなので、凄い長尺曲で構成されてるのかと思いきや、そうでもない。何か不思議なアルバム。この曲は約7分で特別長いわけじゃない。それに、比較的聴きやすい曲だと思う。前作「Paracletus」も聴きやすいイメージでしたが、あのアルバムの流れを感じる部分も多い。2曲目「Famished for Breath」この曲もそうだけでど、1曲目にしてもイントロの頭から曲に入り込みやすいアレンジでそのまま、暗黒の渦巻く世界に自然と入っていけます。完全にイってしまってる世界のDeathspell Omegaが好きな人には物足りなさもあるのかも知れないけど、楽曲自体、演奏も歌唱も最高にカッコイイ!3曲目「Onward Where Most With Ravin I May Meet」全4曲のうち、この曲が一番、難解で凝ってるように感じますが、10分13秒を感じさせない、ワクワクする構成とアレンジです。邪悪度、最強のDeathspell Omegaなので、期待を裏切られる事はありません^^;4曲目「Internecine Iatrogenesis」このアルバムの中で一番好きな曲。胸が苦しくなってくるような圧迫感と威圧感を楽しめる。このCDを買って、最初に聴いた時からこの曲にハマってます。最近、ちょっとこのアルバムを聴いてなかったけど、やっぱりメチャ凄いわ。
2017年05月23日
閲覧総数 286
33
アメリカのDoom Metal「Trouble」の2ndフルアルバム。この時のバンド構成Eric Wagner VocalsRick Wartell GuitarsBruce Franklin GuitarsSean McAllister BassJeff Olson Drums1stアルバムの事は前に書いたように思うけど、2ndの事は書いてなかったような気がする。2006年に当時のライブのDVDと2枚組で発売されたものです。DVDの画質、音質はブートDVDのかなりレベルの低い物って感じです。それでも、当時のライブの様子が観られるだけでも貴重。1曲目「Pray For The Dead」このアルバムは1stほどじゃないけど、初期のサバスの影響をかなり感じられる部分があるように思う。歌メロは、このアルバムが出る1年前に出てるメタリカの2ndの影響が感じられる所もあるように感じる。2曲目「Fear No Evil」この曲はライブDVDでもライブ映えしてるミディアムアップの曲。「Fear No Evil」と聞くと、グリムリーパーの2ndがまず頭に浮かぶ。あれもたしか同じ1985年だったと思う。3曲目「The Wish」長尺の11分36秒の大作。少し中だるみしてしまう所もあるけど、ドラマチックな展開で楽しめる曲です。4曲目「Truth Is / What Is」この曲もライブバージョンの方を聴くと、曲の良さがさらに分かるような気がする。5曲目「Wickedness Of Man」当時からこの曲がこのアルバムで一番好きです。DVDのライブバージョンも凄く良い。6曲目「Gideon」この曲はミディアムアップの軽快なパートで押し通すストレートなナンバーです。7曲目「The Skull」ラストのタイトルナンバーも久しぶりに聴いたけど、緊張感と怪しさがじわじわ来ます。この曲もライブDVDにも収録。アンコールでサバスの「Children of the Grave」をカバーしてます。DVDの画質はかなりしんどい。音も客席の中でカメラに付いてるマイクで収録してると思う。観客の騒ぎ声の方が大きかったりする。寄りの映像よりもこんな感じの引きの映像の方がかなり多い印象。
2017年03月09日
閲覧総数 325
34
1971年に発売された「三上寛の世界」が発売禁止になって1972年に新録曲を加え問題のあった楽曲をカットし曲順も大幅に変えて発売された「三上寛のひとりごと」が2ndアルバムだとしたら、このアルバムは3rdアルバムって事になるけど・・・。自分は2ndアルバムだと思ってますが・・・まあどうでもいい事で・・・^^;このアルバムはかなり強烈です。1stに収録されてて問題になった曲「ピストル魔の少年」よりもこのアルバムの楽曲の方が、かなりキツい曲だと思うけど。今日久しぶりに聴いて懐かしさはもちろんですが、新たな発見もあったりして新鮮でした。1曲目「あなたもスターになれる」イントロのSAXの音が強烈^^;灰汁の強い音色です。この曲は歌詞は大好きだししぶいROCKアレンジもたまらなく良い!2曲目「ひびけ電気釜!!」この曲は有名曲なので知ってる人は多いと思う。この曲もアレンジがめちゃくちゃカッコイイ。オリジナルの歌詞で聴けます。リレコーディングバージョンは歌詞をかなり変えています。3曲目「痴漢になった少年」この曲の歌詞も哀しい。この歌詞は大丈夫なんだ・・・^^;この曲もノリのいいアレンジが更に哀しさを感じさせます。4曲目「股の下を通りすぎるとそこは紅い海だった」この曲も中学生の時に聴いた衝撃は大きかった。哀しすぎる歌です。5曲目「パンティストッキングのような空」この曲は中学生の頃によくギターで弾き語りしてた^^;ちょっと変な中学生だったのかも知れない・・。この曲も哀しさと怒りを感じる名曲です。6曲目「一人の女のフィナーレ」好きな男に刺されて死んで行く女の歌です。この曲はさすがに中学の頃に弾き語りはしなかった^^;強烈な三上さんの歌の世界にすぐに引込まれてしまいます。7曲目「昭和の大飢饉予告編」「たかが言葉のオリンピックじゃねぇか」って子供の頃に凄く納得して感銘して聴いてた記憶がある。この曲の歌詞は表現が強烈過ぎる所も多々あるけど、感動できる大好きな曲のひとつです。8曲目「誰を怨めばいいのでございましょうか」この曲の歌唱は素晴らしすぎます。間奏から入ってくるフルートが大好きです。いつ聴いても凄い曲です。9曲目「夢は夜ひらく」藤圭子さんの歌った曲の三上さんバージョンです。歌詞はもちろんまったく違うけどこっちの歌詞の方がしっくり入ってきます。10曲目「故郷へ帰ったら」この曲でかなりホッと気持ちを休められる。軽快なアレンジだけど歌の中の哀しさは変わりませんが・・・。歌唱とアレンジがちょっと爽やかなので気分がホッとするのかも。11曲目「気狂い」ボーカルがダブルトラックで録音されてて、かなり効果的です。ずらして歌ってる部分とか大好きです。歌詞は強烈すぎます。これを聴いて涙してた中学生も怖いけど・・。12曲目「夜中の2時」この曲も哀しい歌です。辛辣な歌詞だけど何度聴いても感動できます。13曲目「五所川原の日々」カルネドールとかツルツネ書店とか変なリアル感があって頭の中でその場所を想像したりして聴いてました。14曲目「青森県北津軽郡東京村」歌詞の中の「酔っぱらいババアがギャーギャーわめいてた」って子供の頃によく行ってたさびれた繁華街でいつも見る光景だったのでリアルに想像できた。3コーラス目はその繁華街の横にある女衒の光景を浮かべて聴いてた。子供の頃にさびれた繁華街や女衒が家から歩いて10分もしない場所にあったのはいろんな経験が出来たり、いろんな人が見られて良かったと思う。15曲目「葬式」サビは津軽弁で「わいかつくつどしだ~」の連呼です。昔はまったく意味が分からずに、何か怖い言葉なのかと思ってた。「むしゃくしゃする」とかそういう意味なのかな。今でもハッキリとした意味は分からない・・・。
2009年09月17日
閲覧総数 1339
35
今日はきんちゃんが作詞か作曲したアリスの楽曲を一枚のCDにまとめてたのを聴いてた。きんちゃんの作る曲は中学生の頃は難しくて弾き語りなんて到底無理な感じでした。分数コードなんて当たり前で、びっくりするような転調や展開・・・C#m7-5(シーシャープ マイナーセブン フラットファイブ)とか普通にどの曲でも出て来るからフォークギターを弾き始めたばかり頃は完全に諦めてた。転調が激しいからカポタストなんて意味なかったし^^;でも、きんちゃんのおかげで微妙な響きのコードの美しさやカッコ良さが分かるようになった。ピアノでなら弾けたので、きんちゃんの楽曲はピアノで弾き語りするようになってました。テンションコードやディミニッシュなんかも中学生の頃、きんちゃんの作る曲から教わったと思う。アリスの楽曲で最初に「矢沢透」の名前がクレジットされたのは「ALICE II」のA面ラスト「白い夏」です。『白い夏』(ALICE II A面5曲目)1973年6月作詞 堀内孝雄さん・矢沢透さん 作曲 矢沢透さんこの曲はかわいい曲です。でもその頃のフォークソングにはなかったような、やや複雑な展開や構成。子供の頃はこの曲の良さがあまり分からずに飛ばしたりしてたけど、凄さやカッコ良さが分かってからはドップリはまって聴いてました。ライブバージョンは「アリス・ファーストライヴ」の5曲目の「きんちゃんのコーナー」で聴けます。べーやんの助けを借りて二人で歌っています^^最後の べーやん「♪書いてあげよう」きんちゃん「♪ぉお〜〜」は、何百回も聴いたのに今でも笑ってしまう^^自分が生で聴いたのは一度だけです。1975年4月20日神戸文化ホールでのライブ。きんちゃんが歌い出すと客席から「きゃあ〜〜〜」って声が上がったのが小学生だった自分は強く印象に残ってる。次のきんちゃんの作品は『雨降りは大好き』(ALICE III A面5曲目) 1973年12月作詞 谷村新司さん 作曲 矢沢透さん 編曲 青木望さんアレンジのイメージはきんちゃんが青木さんに伝えたらしい。この曲のライブ音源を持っていない・・・ライブではトイピアノのようなエレピをきんちゃんが弾いてべーやんがほとんど歌ってきんちゃんもコーラス部分などを歌ってたと思う。1974年12月29日神戸国際会館で一度だけ生で聴いたと記憶しています。スタジオ盤通りにバンドアレンジでいつか歌ってほしい。 『レンガ通り』(ALICE IV A面4曲目) 1975年5月作詞 谷村新司さん 作曲 矢沢透さん 編曲 矢沢透さんプログレのようなイントロダクションはゾクゾクするほどカッコいい!この曲もめちゃくちゃ大好きな曲です。ホンキートンクピアノが凄く効果的です。べーやんの柔らかい歌唱も最高!この曲もライブ音源がないのが残念。ライブでは1975年4月20日にアルバム発売前なのにセットリストに入っていました。「ALICE IV」発売の15日前のこの日のライブでは「黒い瞳の少女」「やさしさに包まれて」「太陽に背を向けて」も歌われたと思う。「ALICE IV」の楽曲は初めて演奏されたのはレコードが発売される約3ヶ月前のラジオライブ中継で「太陽に背を向けて」のみ演奏されました。歌う前のMCでレコーディングしてる最中で8割ほど出来上がってると話してこの曲を演奏しました。1コーラス目はちんぺいさんとべーやんのギターのみの演奏で、1番終わりの間奏からきんちゃんのコンガが入って来るめちゃくちゃカッコいいアレンジです。この曲のリフをちんぺいさんが弾いて、べーやんがリードを弾く2番の後の間奏も最高です。『想春賦』(ALICE IV B面3曲目) 1975年5月作詞 矢沢透さん 作曲 矢沢透さん 編曲 青木望さんもうこの曲は超名曲です。複雑な構成、アレンジですがこの曲の魅力にハマってしまうと取り憑かれたかのように聴きまくってしまう。スタジオ盤ではちんぺいさんが歌っていますが、ライブではべーやんとキンちゃんで歌っています。アリスのオリジナル全曲の中で確実にベスト5に入るほど好きな曲です。子供の頃から文句なしに大好きな曲です。ライブで生で聴けたのは1975年12月30日大阪フェスティバルホールと1976年1月31日神戸国際会館での2回。この曲のライブ音源は2種類持ってます。1975年12月23日神田共立講堂 クリスマスリサイタルのラジオ中継音源とヤンタン生ライブ。まず、神田共立のは自分が12月30日のライブで聴いたのと同じアレンジです。バックバンドありのリサイタルでの演奏です。でもスタジオ盤でのアレンジとは大幅に変えてます。「♪初めて出会った時のこと〜時を打つ昼下がり」まできんちゃんが一人で歌い、「♪あなたは春風に髪を〜約束するかのように〜」までをべーやん一人で歌います。その後ですが、「♪共に歩む事は出来ず〜」の部分はスタジオ盤通りにEM7に行くコード進行です。このコード進行の場合、もの凄い高音を歌う事になります^^;でも、べーやんは美しいファルセットで完璧に歌い切っています。後にライブではEM7に行かずにD7に行くアレンジに変え、メロディも変えていました。バックバンドのいない通常のコンサートツアーでの演奏パターンは1976年夏のヤンタン生ライブではガットギターをきんちゃん、アコギをべーやん、ピアニカをちんぺいさんが演奏して3人のライブ用のアレンジを作っています。この時から「♪共に歩む事は出来ず〜」の部分をEM7に行かずにD7に行くアレンジに変えています。きんちゃんにこの事を聞いた所、D7に行く方がしっくり来るので変えたと言っていました。スタジオ盤ばかり聴いてると、久しぶりにこのライブ音源を聴くと一瞬ひやっとするけど、こっちばかり聴いてると、3人ライブ用のアレンジもなかなか良い!ちなみにこの時に歌ったのは「今はもうだれも」「想春賦」「熱い吐息」の3曲1976年冬のヤンタン生ライブでは「七つの水仙」「サンセット」「今はもうだれも」の3曲。『僕の想うこと』(ALICE V A面5曲目) 1976年7月作詞 矢沢透さん 作曲 矢沢透さん 編曲 アリスこの曲も、この曲のカッコ良さが分かるようになったのはかなり時間が経ってから。全国縦断リサイタル「エンドレスロード」でスタジオ盤に近い演奏で歌われました。ライブ盤にもなっているのでライブ音源は聴けます。白い上下を着てハンドマイクでマイクのコードをくるくるさせながら歌っていたのを鮮明に覚えてる。この歌、一度声に出して歌ってみたらわかると思うけど、かなり難しいメロディと符割りです。音域もかなり広いので誰でも歌える曲ではないかも。それ以上に「想春賦」はもっと難しい・・・『音の響き』(ALICE V B面1曲目) 1976年7月作詞 矢沢透さん 作曲 堀内孝雄さん 編曲 アリスこの曲の事をこの前きんちゃんに聞きました。「ALICE V」の内容が最初に発表された時にこの曲は「通学路」と言うタイトルでした。きんちゃん曰く、タイトルは未定にしてたそうですが、いつの間にか「音の響き」ってタイトルに決まっていたそうです^^きんちゃん、その話の時にちょっと酔ってたから不確かですが・・・^^;「時の響き」にしたかったとか。「時の響き」って曲はきんちゃんのソロアルバム「バラエティー・ツアー」に収録されていますが、このタイトルの曲を作りたかったので後に作り直したのかも。この辺の事もまた聞いてみようと思う。「バラエティー・ツアー」の「時の響き」って曲はめちゃくちゃカッコいい曲です。『夏の終わりに』(ALICE V B面3曲目) 1976年7月作詞 矢沢透さん 作曲 矢沢透さん 編曲 ボブ佐久間さんこの曲も文句なしに大好きな曲です。この前の再始動ツアーで日比谷野音のみで演奏されました。レコードではべーやんが歌っていますが、日比谷野音ではきんちゃん自ら歌いました。それまでにアリスのライブでは聴いた事はなかったのですが、べーやんのソロコンサートでは何度か歌ってくれました。1本のミュージカルを観たようなドラマチックな構成やアレンジはいつまで経っても新鮮に感じます。「想春賦」に負けないほど大好きな曲です。『最後のアンコール』(シングル「さらば青春の時」のB面)1977年3月作詞 矢沢透さん 作曲 堀内孝雄さん 編曲 矢沢透さんこの曲も思いで深い1曲です。「エンドレスロード」の時に生で初めて聴いて、ライブ映えするカッコ良さに震えた曲です。きんちゃんのフリードラムソロを間に挟んでのアレンジでした。ライブ盤「エンドレスロード」にももちろん収録されています。そして武道館ライブ「栄光への脱出」でも演奏されています。この曲はアリスのライブではメドレーとして演奏される事が多かった曲です。単独で演奏されたのは「栄光への脱出」だけかも。(べーやんのソロでは単独で演奏された事は数回ありました。)1978年武道館ライブ以降にこの曲が演奏されたのは、1979年12月のクリスマスコンサートツアー。「スナイパー」〜「最後のアンコール」でした。「スナイパー」でティンバレスを叩いてたきんちゃんが「最後のアンコール」のイントロのオルガンソロの間にドラムセットに戻って、例のフィルインと共にこの曲がスタート!2コーラス目後の間奏は一人ずつ紹介するメンバー紹介になっていました。1980年夏前からは「スナイパー」〜「南回帰線」のメドレーに変わりました。『センチメンタル・ブルース』(ALICE VI A面4曲目) 1978年4月作詞 谷村新司さん 作曲 矢沢透さん 編曲 矢沢透さん・大浜和史さんちんぺいさんのファルセットがカッコいい楽曲です。武道館ライブ「栄光への脱出」ではきんちゃんが歌っています。シングル「ジョニーの子守唄」のB面にも収録されました。この曲は武道館でしか歌われていないと思う。武道館3daysのすぐ後の通常コンサートツアーではセットリストから外されました。『ある日の午後』(ALICE VI B面3曲目)1978年4月作詞 矢沢透さん 作曲 矢沢透さん 編曲 大浜和史さんこの曲も凄く好きな曲です。メロディの美しさと歌詞の柔らかさが心地よく何百回聴いても飽きない楽曲です。ライブでは3人揃ってるアリスのツアーでは歌われませんでした。ちんぺいさんが倒れてべーやんときんちゃんの二人で回ってる時のセットリストに入っていました。その時のライブではきんちゃんがギター弾き語りで歌いました。これはかなり感動でした。難しい曲なのでギターをミスったりもしましたが、きんちゃんの歌唱と楽曲の良さでコンサート会場が優しい空気に包まれました。『逃亡者』(シングル「夢去りし街角」のB面)1979年4月作詞 谷村新司さん 作曲 矢沢透さん 編曲 石川鷹彦さんこの曲は1979年夏のアリーナツアーでのみ演奏された曲。それも途中に「YMCA」を挟んでの演奏でした。ライブ盤「限りなき挑戦」に収録されています。1979年8月大阪フェスティバルホールでライブで初めて聴いた時は「YMCA」が挟み込んでてかなりガッカリしたのを覚えてる。普通にスタジオ盤のままライブで演奏してほしかった。ライブ音源もそれしかないのが残念すぎる。『ゴールは見えない』(ALICE VII A面5曲目)1979年6月作詞 谷村新司さん 作曲 矢沢透さん 編曲 石川鷹彦さんこの曲もライブであんまり演奏されなかった勿体ない曲のひとつ。「逃亡者」と同じく1979年夏のアリーナツアーで演奏されました。1979年9月半ばからの通常全国ツアーではセットリストから外れました。1980年夏のツアーで一瞬復活したのですが、大阪公演の2日目からセットリストから外れました。何があったのかきんちゃんに聞いたけど、1980年ツアーでセットリストに入ってた事も忘れてた^^;サビのべーやんの上のパートのコーラスが高音の一本調子で、よくMCでその事をべーやんは話して観客を笑わせていました。その辺のMCはライブ盤「限りなき挑戦」ではカットされています。「♪はやくーかけーぬけるーことよりーただー」って何度もMCの中で歌ってました^^;『ルートサンシャイン』(ALICE VII B面3曲目)1979年6月(ALICE VII A面5曲目)1979年6月作詞 谷村新司さん 作曲 矢沢透さん 編曲 芳野藤丸さんこの曲は一度もライブで演奏されていない勿体ない曲。きっとライブだとスタジオ盤よりもかなりハードになりそうなロックンロール曲。「ALICE VII」の中で唯一、一度もライブで演奏されなかった曲でもあります。『緑をかすめて』作詞 矢沢透さん 作曲 矢沢透さん 編曲 青木望さんこの曲は伝説になってると言っても過言ではない曲。ライブではきんちゃんが歌っていました。1979年秋のツアーの途中から「あなたがいるだけで」に変わってこの曲がセットリスト入り。この曲を歌うきんちゃんはそれまでになかったほどに感情を込めているようでした。自分は1979年10月の神戸と明石、1979年12/25 12/27 12/28の大阪3daysで聴きましたが、どのライブでもきんちゃんの歌唱は素晴しかった。間奏のオーボエの音色のようなKeyソロも凄くこの曲に合ってました。この曲を歌う前のMCもしんみりした感じのMCできんちゃんのMCにしてはかなり珍しい。感情が入りすぎて泣いてしまって歌えなくなった事もあったそうです。ライブで歌ってほしいけど、泣いてしまうからダメらしい・・・スタジオバージョンのようにべーやんの声でもライブで聴いてみたい。何か凄い長いブログになってきたので、1980年ポリスター時代以降はまた今度に。東芝EMI時代までのきんちゃんがアリスに作った楽曲でした。1976年春のツアー。岡山へ向かう新幹線のホーム。1976年 新居に引っ越したきんちゃん道頓堀を歩くアリス(ALICE VI B面3曲目)1978年4月(ALICE VI A面4曲目) 1976年7月
2016年09月26日
閲覧総数 3763
36
松任谷由実さんの37枚目のアルバム「POP CLASSICO」の11曲目に収録されてる曲。「シャンソン」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんギター Dean Parksベース Leland Sklarドラム 河村智康キーボード 松任谷正隆ヴァイオリン 9人 ヴィオラ 4人 チェロ 2人指揮 David CampbellCD買って初めて聴いた時から好きな曲でした。その時は全ユーミンの曲の中でベスト20に入るぐらいに思ってたけど今ではベスト5に入る好きな曲になってる。この時のツアーには行かなかったのが悔やまれる。たしかチケットまったく取れなかったように思う。後にBlu-rayを買って数え切れないほどこの曲の場面を観て聴いた。ユーミンの熱唱に泣けるし、それ以上に優しい気持ちになれる。荒井由実時代や90年代のユーミンには書けないメロディーだと思う。デビュー当時から天才だったユーミンの作曲能力は今の方がさらに数段凄いと思ってる。このアルバムの曲もそうですが「宇宙図書館」と最新アルバム「深海の街」の楽曲の凄さに感動する。この曲の歌詞も全て素直に受け入れられる。最近のユーミンは良い曲が多すぎる。「POP CLASSICO」TourのBlu-ray 「シャンソン」を歌ってる所このツアーも想像を絶する豪華さ。装置も次々と変わっていく。
2021年03月31日
閲覧総数 646
37
「真理ちゃんシリーズ」の第4弾「アタック!真理ちゃん」の♯11が放映されました。(♯5は放送されず) (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映)現在、CS「ホームドラマチャンネル」で放映中です。『アタック!真理ちゃん』 ♯10 (1974年6月6日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さんあのねのね浅田美代子さん前半のコントは、テレビ局がヌー坊と小やじを取材に来るという設定。ディレクター役に桂三枝さん、カメラマンにあのねのねコントの前に番組に届いたヌー坊と小やじへの質問ハガキを天地真理さんが読み、二人が答える。セットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「ヌー坊・小やじのうれしじゃないか」 ヌー坊・小やじ3曲目「虹の架け橋」 浅田美代子さん作詞 安井かずみさん 作曲 都倉俊一さん 編曲 高田弘さん4曲目「赤い風船」 天地真理さん・浅田美代子さん作詞 安井かずみさん 作曲・編曲 筒美京平さん5曲目「恋と海とTシャツと」 天地真理さん作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん6曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん「虹の架け橋」は6枚目のシングル。「赤い風船」は天地真理さんと浅田美代子さん、2人で歌った。今回も「恋と海とTシャツと」は2番までで、サビの繰り返しをカット。振り付けは、完成まであと一歩。親衛隊コールは完全版になってた。
2023年08月23日
閲覧総数 330
38
昨日、道頓堀に角座が復活すると発表されました!これはうれしいニュースです。でも・・・松竹はもっと早くに難波に寄席を復活させてほしかった。観たい漫才師はほとんど解散してたり亡くなったり・・・。せめて演芸の浪花座は細々と続けてほしかった。でも、角座の復活で往年のスターの再登場などあると最高です。レツゴー三匹の再結成とかあればうれしいんだけど・・・(解散したわけじゃないようですが)角座にはよく行ったし、演芸の浪花座にもよく行った。新開地の松竹座には小さい頃から何度も行ってるし、やっぱり松竹のお笑いが自分には思い出深い。なんば花月やうめだ花月にもよく行ってたけど、その頃は吉本新喜劇を目当てに行ってたように思う。南喜代子さん・山田スミ子さん・花紀京さん・船場太郎さん・伴大吾さん楠本美枝子さん・平三平さん・岡八郎さん・室谷信夫さん・藤里美さん・・・こんなメンバーが出演していた頃はよく観に行ってた。角座でよく観た好きな漫才師上方-柳次・柳太宮川左近ショー若井はんじ けんじ若井ぼん はやと浮世亭 三吾・十吾はな寛太・いま寛大吾妻ひな子さんレツゴー三匹暁伸・ミスハワイ正司 敏江・玲児 ちゃっきり娘そして一番大好きなフラワーショウ!!フラワーショウの写真、いっぱい載せるつもりだったのに・・・一日に掲載出来る画像の容量を越えてしまった^^;また、まとめてフラワーショウの画像だけ載せます^^;
2013年02月24日
閲覧総数 3477
39
日本のScreamo/Emo/ROCKの「MY FIRST STORY」の2015年発売のシングル。4thフルアルバム「ANTITHESE」からシングルカットされた曲です。ボーカルのHiroさんは森進一さんの三男の森内寛樹さんです。森進一さんのアルバムや楽曲の事はよく書いてるけど、森さんの三男のバンドを書くのは初めて。1stから聴いてるので、バンドの進化やアルバムごとの違いなど楽しんでます。森進一さんのボーカルは文句なしのソウルフルな最高の歌唱ですが、長男と三男の歌唱も個性があって惹かれる歌です。ジャンル的にも結構好きなジャンルなので普通に洋楽聴くように楽しんで聴けます。1曲目「ALONE」4th「ANTITHESE」を初めて聴いた時に、またワンランク上になったように感じた。3rd「虚言NEUROSE」も気に入って良く聴いてましたが、この4枚目のアルバムが出るまでは2nd「THE STORY IS MY LIFE」が一番好きなアルバムでした。この「ALONE」って曲はイントロからいきなり鳥肌もんのカッコ良さです。アレンジも演奏も歌唱も文句なしです。前にA Skylit Driveの事を書いた時に、A Skylit Driveの曲を聴いてると、MY FIRST STORYが妙に聴きたくなると書いたけど、そんなに似てるわけではないけど何か感じる物が近いように思う。特にアルバム「Identity On Fire」を聴いてると、そう感じる。似たジャンルのバンドでは「The Used」「Poison The Well」「Fall Of Troy」をかなり聴いてました。そんなバンドほどハードコア寄りじゃないけど近いものを感じる部分もある。MY FIRST STORYはかなり独自も音や歌唱で個性が凄くあると思う。2曲目「失踪FLAME」この曲はアルバム未収録曲。この曲もアレンジがカッコいい。4枚目のアルバムからボーカルも存在感をより増したように感じる。3曲目「21 Miles」アコギの演奏で歌うバラード。ギターの音のMIXも絶妙で気持ち良い。Hiroさんの歌唱は耳を傾けさせる力があると思う。森進一さんもそろそろニューアルバムを出してほしい。シングル「あるがままに生きる」「私の恋」を含む、ベスト盤ではないオリジナルアルバムが聴きたい!「私の恋」以外は全曲、森進一さん自身の作詞・作曲の楽曲で構成しても良いと思う。アルバム「北国神話」や「劇場の前~野口雨情作品集~」のような企画アルバムでもいいので、新曲を多く聴きたい。さりげない逆十字がブラックメタルっぽくて良い^^:このシングルはDVDと2枚組で「ALONE」のMVとメイキングが収録されてます。4thアルバム「ANTITHESE」もDVDと2枚組で、このDVDはドッキリカメラ的な映像が収録されています。前にもあった、ベースのNobさんにドッキリを仕掛ける、かなり凝ったDVDです。1回目のを観てから、これを観るとかなり笑えます^^;
2017年01月05日
閲覧総数 393
40
待ちに待ったBruce Springsteenの「リバーBOX」が先週、届いてから幻のアルバム「The Ties That Bind」や「THE RIVER Outtakes」をじっくり楽しんでます。未発表曲はこれまでに何らかの形で発表してた物も多いんだけど、改めて最新リマスターで聴くと感動もまた違って来る。オリジナル2枚組アルバム「THE RIVER」は2014年リミックスです。BOXで発売された物と同じ。いやいや一番の目的は映像2作品!ブルーレイ2枚にぎっしりと入ってる貴重な映像。1枚は「ザ・メイキング・オブ・ザ・リバー」そして2枚目は「ザ・リバー・ツアー1980」!!とりあえず、このライブ映像の事を。こんな良い音で、そして美しい映像でTHE RIVER TOURのライブ映像が観られるとは思ってなかったのでうれしすぎる。オーディエンスブートなら何種類か持ってるけど、今回のオフィシャルとはほど遠い画質。ブートはブートでじゅうぶん楽しめるけど・・・。そして、この日(1980年11月5日アリゾナ)のセットリストがまた最高です!「Independence Day」「Fade Away」「The Ties That Bind」「Wreck On The Highway」「Point Blank」の5曲がセットリストに入ってないのは残念だけど、それ以上に好きな曲が目白多しで満足です。1曲目「Born To Run」2曲目「Prove It All Night」3曲目「Tenth Avenue Freeze-Out」4曲目「Jackson Cage」5曲目「Two Hearts」6曲目「The Promised Land」7曲目「Out In The Street」8曲目「The River」9曲目「Badlands」10曲目「Thunder Road」11曲目「No Money Down」12曲目「Cadillac Ranch」13曲目「Hungry Heart」14曲目「Fire」15曲目「Sherry Darling」16曲目「I Wanna Marry You」17曲目「Crush On You」18曲目「Ramrod」19曲目「You Can Look (But You Better Not Touch)」20曲目「Drive All Night」21曲目「Rosalita (Come Out Tonight)」22曲目「I'm A Rocker」23曲目「Jungleland」24曲目「Detroit Medley」(「Devil With The Blue Dress On」~「Good Golly Miss Molly」~「CC Rider」~「Jenny Take A Ride」~「Devil With The Blue Dress On」)ボーナストラックにリハーサル映像!1曲目「Ramrod」2曲目「Cadillac Ranch」3曲目「Fire」4曲目「Crush On You」5曲目「Sherry Darling」1982年〜84年頃によく行った梅田の阪急ファイブの横の狭い道にあったロック喫茶「キューピット」でBruce Springsteenをリクエストすると少し縦長のアスペクト比がややおかしい映像で「THE RIVER」と「Rosalita」の2曲だけライブ映像を観る事ができました。同じ物ばかり何度、観た事か…^^;(この2曲合わせると20分弱あってかなりお得ではあったけど)キューピットのマッチ。堂島地下センター店も出来てるのでかなり後期の物。ファイブ横の店もあの螺旋状の階段の店ではなくなってからの物だと思う。最初のマッチも持ってたはずだけど、見つからない。こんなLIVE丸ごとノーカットの映像が存在してたとは当時夢にも思ってなかった。ブルースは映像を撮るのが嫌いでライブ映像はほとんど撮らないって噂もあったほどで、「Born In The U.S.A.」のアルバムからPVを作りまくったのが信じられないほどでした。「The River」を歌ってるブルースリハーサル映像も予想以上に美しいです。
2015年12月28日
閲覧総数 353
41
ノルウェーのBlack/Viking「Enslaved」の2枚目フルアルバム。初期の作品の中では今はこのアルバムが一番好きかも知れない。音質は3rd「Eld」から急に良くなった印象ですが、楽曲はこの2ndの曲が気に入ってます。このアルバムの事は多分、書いてなかったように思う。1曲目「Frost」毎日の猛暑の中、ちょっと寒々とした音で気分をよくしたいと…^^;このイントロダクションは美しく妖しげです。2曲目「Loke」音質はシャリシャリだけどのめり込んでしまうような疾走感です。初期のEnslavedは粗いけど不思議と引き込まれる。洗練されきったような「In Times」も好きですが…。3曲目「Fenris」この曲、冒頭の呪文のような語りはゾクゾクする。この曲は初期の名曲ベスト5に入れてもいいように思えるほどドラマチックでゾワゾワする曲です。後半の超高速ブラストパートも最高です。4曲目「Svarte Vidder」この曲も好きだった曲。マノウォーの速い曲っぽい雰囲気もある。5曲目「Yggdrasil」初期の名曲には入らないかも知れないけど、このアルバムの中で一番お気に入りの曲。アコースティックで重暗いボーカルが映える不気味さもじゅうぶん楽しめる。この曲では全編、ボーカルはクリーントーンで歌っています。6曲目「Jotunblod」不気味な楽曲の次は超高速のファストナンバー。邪悪度高めでカッコいい!7曲目「Gylfaginning」ミディアムスローのズッシリ系のイントロからドラマチックに展開していく大作です。この曲も5曲目に負けないほどお気に入り曲。8曲目「Wotan」邪悪度高めな印象の曲。ファストナンバー。9曲目「Isoders Dronning」寒々としたイントロに引き込まれる。3連ミディアムナンバー。
2016年08月11日
閲覧総数 300
42
Simon & Garfunkelの5枚目のスタジオアルバム「Bridge Over Troubled Water」アルバム通して聴くのはめちゃ久しぶり。発売40周年記念で2010年に発売されたCD2枚+DVD1枚で聴いてました。DVDも久々に観ました。レコーディング風景のドキュメントや当時のライブの映像など貴重な映像で編集されている物です。CDはオリジナルアルバムと1969年のライブです!このライブも良かった!とりあえずオリジナルアルバム。Simon & Garfunkelはかなり好きなのにあんまりブログに書いていないような気がする。1曲目「Bridge Over Troubled Water」このオリジナルのイントロのピアノの音だけでゾワゾワっとくる。アート・ガーファンクルのクリスタルのような透明感のある声にも鳥肌です。3コーラス目からのポール・サイモンとのハモリとストリングスの盛り上がりといい、リズム隊の入って来るタイミングのカッコよさといい、これは文句なしに誰もが認める名曲!2曲目「El Condor Pasa (If I Could)」この曲は日本語タイトルが有名。「コンドルは飛んで行く」です。この曲も物悲しくてなかなか良い曲です。3曲目「Cecilia」この曲も大好きな曲!「いとしのセシリア」シングルカットもされてヒットした曲です。4曲目「Keep The Customer Satisfied」フォークロックのかっこいい所が凝縮されてるような曲です。この曲も大好きな曲!5曲目「So Long, Frank Lloyd Wright」美しいメロディがフルートやアコギの音でより美しい響きになっている静かな名曲。6曲目「The Boxer」この曲も静かで美しい曲。ハモリの美しさも強烈です。7曲目「Baby Driver」軽快なブルージーナンバー。8曲目「The Only Living Boy In New York」このアルバムの中で一番メロディが好きな曲。この曲ばかりリピートして聴いてた事もあった。9曲目「Why Don't You Write Me」軽快なコミカルなナンバー。10曲目「Bye Bye Love」ライブレコーディングされて収録されてます。この曲も70年代日本のフォークグループがよくカバーしてました。11曲目「Song For The Asking」ラスト曲は短くあっさりした静かなナンバー。「Bridge Over Troubled Water」のレコーディングリハーサル映像1969年LIVEドキュメント映像
2014年06月13日
閲覧総数 235
43
北山修さん25歳のバースデーコンサート。1971年9月にライブ盤として発売されました。35才のバースデーコンサートと2枚組廉価版CDで現在発売されています。今日はLPを引っ張り出してきて聴いてました。ゲストも豪華で、杉田二郎さん、はしだのりひこさん、加藤和彦さん、ザ・ムッシュ・谷村新司さん・・・ちんぺいさんはまだロック・キャンディーズをやってて、ちんぺいさんの頭の中でアリスが形になり始めた頃なのかも。北山修さんとちんぺいさんは1970年にカナダからメキシコまでアメリカ大陸縦断ライブツアーで一緒に司会や余興的なコメディパートで組んだりしてた仲。二人が英語で歌う「おたまじゃくしはカエルの子」はアメリカでのライブ盤に収録されています。アメリカツアーはロックキャンディーズとして参加していますが、島津千津子さんは不参加で山本峰行さんとの二人のロックキャンディーズとして参加しています。その時のライブ演奏はめちゃくちゃカッコいい!海外のロックのカバーを中心にオリジナルも数曲演奏しています。作詞は全て北山修さんA面1曲目「気らくに生きよう」 作曲/筒美京平さん2曲目「美しいものたち」 作曲/加藤和彦さん3曲目「ピンクの戦車」 作曲/北山修さん4曲目「海はきらいさ」 作曲/端田宣彦さんここまでは北山さん一人で弾き語り。端田さんのモノマネや加藤さんのモノマネも含めおもしろい。ただ、この頃のライブ盤は客席の酷い野次やアイドルの応援団のような黄色い歓声が気になってしまう物も多く、あんまり聴く事はない。客席を録ってるトラックだけ全て消してリミックスしてほしいと思うほどです。アリスのファーストライブでも観客の叫び声や話し声が気になってせっかくの良い演奏と歌唱が台無しになっている。アリスのセカンドライブの頃から少しずつ観客はちんぺいさんに教育されてきたので音楽を聴く姿勢が出来てきています。演奏中に叫んだり話したり笑ったりは1975年の時点では関西ではほとんどいなかったと思う。1978年頃からは、ちんぺいさんが直接その場で注意してくれるようになったので楽曲を静かに集中して聴けるようになった。ポンポンやペンライトに対しても厳しく注意してくれていたので気が逸れる事なくアリスの曲に集中して聴けるようになっていました。5曲目「ふたりだけの旅」 作曲/端田宣彦さん6曲目「花嫁」 作曲/端田宣彦さんこの2曲は「はしだのりひことシューベルツ」の演奏。「花嫁」は大ヒット曲で有名ですが、「ふたりだけの旅」も好きな曲です。7曲目「あの素晴しい愛をもう一度」 作曲/加藤和彦さん北山さんと加藤さん二人で。B面1曲目「サムの朗読」 ギター演奏/谷村新司さんちんぺいさんのギター演奏に合わせて北山さんが10分近く半分即興で詩を朗読。ちんぺいさんは一切、声を発する事なくギター演奏のみに撤してます。2曲目「夕陽よおやすみ」 作曲/杉田二郎さん 北山さんと杉田さんの二人でこの曲を。ここも何人かの観客の野次や笑い声がひどい・・・。3曲目「青春のわかれ道」 作曲/杉田二郎さんジローズの演奏。凄い久しぶりにこの曲聴いた。杉田さんの声は若い頃も今もやっぱり凄く良い声。4曲目「戦争を知らない子供たち」 作曲/杉田二郎さん北山さん、ジローズ、ザ・ムッシュ、ちんぺいさんでの演奏。5曲目「いなかへ行こう」 作曲/北山修さん「北山修とザ・ムッシュ」の演奏。山本雄二さんと土橋広市さん(どかちん)の声もよく分かります。6曲目「風」 作曲/端田宣彦さん北山さん、ジローズ、サ・ムッシュこの曲の後、北山さんに向けてのハガキや手紙を読みますが、ほとんどが北山さんを否定するような物です。こんなハガキを選んで読むのも北山さんらしい・・・。久しぶりにこのライブ聴いたけど、聴いてる方が胸が痛むような。7曲目「さらば恋人」 作曲/筒美京平さん北山さん一人で弾き語り。このライブ盤聴いてて何かもやもやした物が、最後のこの1曲で全て救われる気がする。この時、この曲を歌いながら北山さんは考えてた事があったそうです。それを35才のバースデーコンサートで歌う事になります。35才のバースデーコンサートはナターシャー・セブン、ヒューマンズーが中心となって開催。客席の雰囲気も落ち着いて非常に聴きやすくなってます。その時に歌った「This Island (Is Your Land)」は大好きな曲。そして、「25才のばあすでい・こんさあと」のエンディングの時に強く感じた事を初めて歌にして、この35才のコンサートのラストに歌っています。坂庭省吾さんの付けた曲も素晴らしくて何度聴いても感動します。「そんな事を感じながら最後の「さらば恋人」を歌ってたのか・・・」と。ちんぺいさんのギターをBGMに詩を読む北山さん35才バースデーコンサートのチケット自切俳人として撮った写真だったと思う。昔のサンケイホールはZ列のあとにZA、ZB、ZCまであったのか・・・。チケットの裏に印刷されてた座席表。この頃、北山さんやナターシャーセブン関係のチケットは「七人の会」で先行予約で買ってたと思う。「七人の会」で取ると、いつも良い席だったのに、この日はさすがにSS席もハズレてT列。プラチナチケットになってたから入れただけで満足。
2015年12月06日
閲覧総数 1099
44
宝塚月組公演 ミュージカル・アドベンチャー 「イフ…」の主題歌シングル盤。この公演は古城都さんの退団公演で、「秋の宝塚踊り」と2本立てでした。A面「もし」作詞 岡田敬二さん 作曲・編曲 吉崎憲治さん1973年9月29日〜10月30日まで宝塚大劇場で公演されました。まだ若手演出家だった岡田敬二さんを中心にヤングパワーで製作された作品だとプログラムにも書かれています。もちろん観た事のない作品ですが、主題歌や各雑誌などの舞台写真と脚本などで雰囲気を楽しんでいます。古城都さんの退団公演で、男役、女役合わせて15変化する事も話題だったようです。ショーの主題歌らしいキャッチーで覚えやすい良いメロディ。リズムアレンジも軽快で宝塚歌劇らしい。B面「レティシア」作詞 岡田敬二さん 作曲・編曲 吉崎憲治さんこの曲もショーの中で歌われたバラード曲。吉崎憲治さんが作るメロディは宝塚歌劇が、どうあるべきかを分かり尽くしてるような気がする。古城さんの歌唱も素晴らしく聴き入ってしまいます。この曲の後に退団する古城さんのメッセージが収録されています。「わたくしの宝塚生活の中には いろいろな事があり、いろいろな思い出がたくさんあります。 でも今、わたくしには新しい旅路が待っています。さよならみなさま、さよなら楽しかった宝塚、 わたくしは決してあの輝かしい日々を忘れません。」月組公演 ミュージカル・アドベンチャー 「イフ…」 右は千草美景さん左は榛名由梨さん 右は大滝子さん相手役の初風諄さん。この公演では初風諄さんが男役で王子様の扮装もしました。1967年カレンダー。安芸ひろみさんと。古城さんは10月です。この年のカレンダーは、全員舞台メイクでの撮影です。1969年カレンダーも全員舞台メイクでの写真ですが、古城さんは、舞台メイクで鳥取砂丘っぽい所で撮影しています。1967年の方が良かったので、この写真を。右端が古城都さん。1965年カレンダーの10月。この年のカレンダーは男役もみんなスカートで撮影しています。7月(4人写り)の甲にしきさんは水着での撮影です。左端が切れてしまってますが、如月実和子さん、次が千波淳さん、高城珠理さん
2017年12月28日
閲覧総数 534
45
ドナ・サマーの1978年発売のシングル。A面「Heaven Knows」この曲は組曲「MacArthur Park Suite(マッカーサー・パーク)」の中の1曲。「MacArthur Park Suite」は大きく分けて3部作になっていて、その最後のパートが「Heaven Knows」です。1978年のアルバム「Live And More」に収録されてる18分に及ぶ大作です。「Heaven Knows」は Joe "Bean" Espositoとの掛け合いの歌唱で盛り上がっていくアップテンポのディスコナンバーです。2003年に2枚組になってリマスターされて発売されたアルバム「Bad Girls」には「MacArthur Park Suite」12" Singleバージョンが収録されてます。B面「Only One Man」この曲もアルバム「Live And More」に収録されてるライブバージョン。2分ほどの小作品ですが、JAZZ色強めでじっくり聴いてしまう。もっと長く聴いていたくなる歌唱です。
2020年07月27日
閲覧総数 363
46
ブラックサバスの4枚目のアルバム『Vol.4』のスーパーデラックス盤が発売されました!CD4枚組で大満足な内容です。2021年リマスターの「Vol.4」本編、1973年3月のライブ盤、ノイズだらけのブートでしか聴いた事がなかったアウトテイクや別テイクなどもたっぷり。BLACK SABBATHの中で一番好きなアルバムなので、こんなデラックス盤が生きてるうちに発売されたのは嬉しい限りです。1972年9月発売だったこのアルバムが50年近く経って再び甦るのは最高です!このデラックス盤はアナログ盤でも発売されます。予約してるので届くのが楽しみ。Disc 1『Vol. 4 2021年Remaster』1曲目「Wheels Of Confusion / The Straightener (2021Remastered Version)」2曲目「Tomorrow's Dream (2021Remastered Version)」3曲目「Changes (2021Remastered Version)」4曲目「FX (2021Remastered Version)」5曲目「Supernaut (2021Remastered Version)」6曲目「Snowblind (2021Remastered Version)」7曲目「Cornucopia (2021Remastered Version)」8曲目「Laguna Sunrise (2021Remastered Version)」9曲目「St. Vitus' Dance (2021Remastered Version)」10曲目「Under The Sun / Every Day Comes And Goes (2021Remastered Version)」2021年リマスターは、硬質で輪郭をよりはっきりさせた音。2012年リマスターの方がアナログ盤でずっと聴いてた者にしては違和感が少なく懐かしさも感じられるように思う。けど、今回のリマスターで聴く「Cornucopia」は尖ってて最高だった。今回はこれまでとかなり違うので聴き比べたら楽しい。Disc 2『Outtakes, New Mixes』1曲目「Wheels Of Confusion/The Straightener 」2曲目「Changes」 3曲目「Supernaut 」4曲目「Snowblind 」5曲目「Laguna Sunrise 」6曲目「Under The Sun (Instrumental) 」Disc2も貴重なものが多い。歌詞違いも多く含み、歌メロも固まっていない状態の物もある。どれもめちゃくちゃカッコいい!「Wheels Of Confusion」のイントロはGソロなしのアルペジオのみのバージョン。このバージョンがこんな綺麗な音で聴けるのは奇跡。「Supernaut」はリフも試行錯誤してる段階のようです。歌詞はまったく違います。メロディラインはほぼ出来上がってる感じ。例の間奏はもちろんパーカッションはまだ重ねていない状態のドラムソロ状態。「Snowblind 」は完全にDemo音源のような荒い音です。歌詞もまだまったく出来上がっていない状態ですが、このOZZYも最高にカッコいい。Disc 3『Alternative Takes, False Starts & Studio Dialogue』1曲目「Wheels Of Confusion(False Start with studio dialogue) 2曲目「Wheels Of Confusion(Take 1)」3曲目「Wheels Of Confusion(Take 2)」4曲目「Wheels Of Confusion(Take 3)」5曲目「Wheels Of Confusion(Take4)」6曲目「The Straightener(out tekes)」7曲目「Supernaut(out takes)」8曲目「Supernaut(False Start )」9曲目「Snowblind(Take 1 incomplete)」10曲目「Under The Sun(False Start with studio dialogue)」11曲目「Under The Sun(Guide vocal)」Disc3はほとんど聴いた事がなかった貴重な音源だらけ。改めて名曲だらけだと実感した。「Cornucopia」のバージョン違いが1パターンでも入ってたらなぁ。Disc 4『Live in the UK 1973』1曲目「Tomorrow's Dream (Live in the UK 1973 - 2021 Mix)」2曲目「Sweet Leaf (Live in the UK 1973 - 2021 Mix)」3曲目「War Pigs (Live in the UK 1973 - 2021 Mix)」4曲目「Snowblind (Live in the UK 1973 - 2021 Mix)」5曲目「Killing Yourself To Live (Live in the UK 1973 - 2021 Mix)」6曲目「Cornucopia (Live in the UK 1973 - 2021 Mix)」7曲目「Wicked World (Live in the UK 1973 - 2021 Mix)」8曲目「Supernaut / Drum Solo (Live in the UK 1973 - 2021 Mix)」9曲目「Wicked World (reprise) (Live in the UK 1973 - 2021 Mix)」10曲目「Embryo (Live in the UK 1973 - 2021 Mix)」11曲目「Children Of The Grave (Live in the UK 1973 - 2021 Mix)」12曲目「Paranoid (Live in the UK 1973 - 2021 Mix)」1973年3月のUKでのライブです。1980年に発売された「Live at Last」やリマスターの「Past Lives」で満足してましたが、1973年のライブがここまで臨場感のある最高な音で2021年に聴く事が出来るとは思ってもみなかった。今までMCのカットされてた部分もほぼ収録されています!「War Pigs」も曲紹介からイントロまでもノーカット^^;「Cornucopia」「Wicked World 」「Killing Yourself To Live」「Supernaut」は特に貴重。1973年3月〜8月頃のブートは数種類出ています。どれもオーディエンス物の音質があまり良くない物が多いのですが、すごく好きなツアーなので音が悪くても何十回も聴いてるブートばかりです。ブックレットもかなり豪華!ポスターも付いています。アナログ盤BOXの方はこのブックレットもさらに大判で豪華なので楽しみ。ポスターサイズもCDBOXよりも大きいのかな。楽しみ。
2021年02月13日
閲覧総数 894
47
Bruce Springsteenの1985年6月発売のシングル。超大ヒットアルバム「Born in the U.S.A.」からの第5弾シングルカット。感動の初来日公演の興奮が続く中でのシングルカットでした。日本でのライブでももちろんセットリストに入っていたし「Born in the U.S.A.」からの曲はどの曲も凄い盛り上がりでした。自分は「The River」と「Darkness on the Edge of Town」からの曲の時に一番興奮したけど…。今日、Bruce Springsteenのアルバムを5枚聴いてからライブBlu-rayを観た。昨日、強烈に嬉しいニュースが入って来た!6年ぶりにワールドツアーに!それもEストリート・バンドとツアーすると公式発表があった!日本に来てくれる可能性はかなり低いように思うけど、新しいライブがライブ盤や映像作品で聴けると思うと今から楽しみ!2023年2月〜全米を回り、4月〜ヨーロッパを回るとのこと。それに向けてのアルバムも発売されるのかも気になるところです。2020年発売の20枚目のアルバム「Letter to You」がコロナでツアー出来なかったので「Letter to You」のツアーになったとしても最高にうれしい。「Letter to You」は世界20カ国以上で1位になりトップ5入りした国は数え切れないほどです。2023年ヨーロッパツアーの広告今日は初来日大成功記念盤を銘打って発売されたシングル「Glory Days」を17cm45回転アナログ盤でショートバージョンが聴きたくなった。アルバムバージョンよりも20秒ほど短いだけですが^^;A面「Glory Days」初来日公演で大興奮の「Prove It All Night」に続いてこの曲のイントロが鳴り出すと異様な盛り上がり!しかし歌い出さずに観客との掛け合いが始まった。自分が覚えてるのは「Prove It All Night」を生で!本物のブルースの歌声で!聴いて泣きまくりで「Glory Days」の掛け合いも上の空だったような気がする。色んなブートで聴きまくったライブバージョンの「Prove It All Night」が今、生で聴けている興奮で頭が真っ白だった。「Badlands」「Out In The Street」「Darkness On The Edge Of Town」「The River」と夢のような嘘のような時間が続き、そしてメガトン級の感動が「Prove It All Night」!やっぱり「闇に吠える街」「ザ・リバー」「明日なき暴走」からの曲が始まると自分でもわかるほど異様な興奮だった。「青春の叫び」も「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」ももちろん好きなアルバムだけど、あの3枚からの楽曲は特別だった。「Glory Days」の歌詞は、その頃ちょうど自分が置かれてる年齢で考え始めるような内容なので歌詞を読みながらよく聴いてた。20代になったばかりの頃だったように思う。ブルース・スプリングスティーンは絶えず毎日聴いてるわけじゃないけど、聴かない時期もあったりするけど結局は新作が出るたび、何かニュースがある度に聴き込む。そして毎回、新鮮な気持ちで感動できる。B面「Stand On It」アルバム未収録でしたが、1986年にMel McDanielがレコーディングしてシングル発売して大ヒット。1992年には「57Channels(And Nothin'On)」のUK盤のシングルにカップリング曲として収録されました。超シンプルなロックンロールです!でも普通じゃないカッコよさです!初来日大成功記念盤としてシングル盤としては豪華な3面見開きジャケットツアーのデータなどが掲載されています。初来日公演全公演のセットリストも掲載
2022年05月26日
閲覧総数 246
48
1986年11月に発売された初のライブ盤「Live/1975-85」からのシングルカット。A面「Fire」この曲は1977年に4thアルバム「Darkness On The Edge Of Town(闇に吠える街)」のレコーディング時に録音された多くの曲の中でアルバムに収録されなかった曲。この曲をポンター・シスターズがカバーして1978年10月に発売。大ヒットしました。結局、その後もしばらくブルースはレコードとしてリリースする事はなかった。その代わりに1978年5月23日から始まり1979年1月1日まで続いた「Darkness Tour」でほぼどの会場でもセットリスト入りしました。このシングル盤のバージョンは1978年12月16日サンフランシスコ、ウインターランドでレコーディングされたものです。このバージョンは初のライブ盤「Live/1975-85」をリリースする前からかなりの高音質でブートとして流通。ブルースファンなら必ずと言っても良いほどの確率でこのブートに熱狂してたと思う。自分も黒のボックス仕様で黄色い紙が一枚表紙についてるだけのブートを買ってきて毎日のように聴いてた。嘘のように良い音で(もちろんサウンドボード物)、頑なにライブ盤を出してくれなかったブルースだったけど、ファンは多くのブートを聴いてライブの雰囲気に浸っていました。この曲のブートでお勧めはこの日の前日1978年12月15日のバージョンも超高音質で残っています。生々しいこの時のMIXの方が好きです。1980年11月1日Los Angelesでのブート盤の「Fire」も好きでよく聴いてた。「Darkness Tour」の時よりも「RIVER Tour」の時は前半にかなり溜めを意識的に派手にしててテンポも遅め。これもサウンドボード物。他にも「River Tour」のブートには素晴らしい歌唱と演奏のバージョンが数多くあります。スタジオ収録バージョンは2010年11月発売の「The Promise」のDisc 2に収録!この「The Promise」はクラレンスクレモンズとの最後の共演「Save My Love」が収録されています。「The Promise」は1977〜78年レコーデイング「Darkness On The Edge Of Town」の未発表曲を中心にまとめた2枚組アルバム。B面「For You」この曲もライブバージョンで収録されていますが、ライブ盤「Live/1975-85」には入っておらず1978年7月7日LAロキシーでのライブが収録されています。この曲は1stアルバム「Greetings From Asbury Park, N.J.(アズベリパークからの挨拶)」のB面2曲目に収録されてる人気曲です。1973年1月に発売されたスタジオバージョンはかなり荒削りな演奏が生々しくてあれはあれで大好きです。続いて大大大好きな曲「Spirit In The Night」に繋がる流れもゾクゾクします。1980年12月8日のフィラデルフィア公演を収録したブートはオーディエンス物ですが、臨場感が半端なく演奏が気持ち良い。このバージョンはかなり好きです。
2022年06月08日
閲覧総数 252
49
ブルース・スプリングスティーンのブートLPで忘れてはいけないのがこの5枚組BOX5枚組のカラー盤で3時間45分ほぼこの日のライブがノーカットで収録されています。ライブ中に年明けを迎える。1980年12月31日〜1月1日にかけてのライブ。(Live at Nassau Veterans Memorial Coliseum, Uniondale, NY)この頃、特にブルースのライブは長くて3時間超えるのは当たり前でした。なので、ブートレッグLPでは3枚組以上の物ならノーカットで収録されてる可能性が高かった。このBOXの紙質も凄く良くて表面は光沢感のある上質紙。この5枚のRed Vinyl(赤盤)BOXは当時まだ高校生だったので、かなり奮発して買ったように思う。12000円は超えてたと思う。それでも絶対に買う価値がある物だと事前に資料なので知ってたので、予約できると聞いた時は即、予約した!これも梅田のHOGGで買ったような気がする。梅田のHOGGにはかなりお世話になった。欲しいライブのブートが手に入りやすかったし予約もさせてくれた。途中で梅田の第二ビルか第三ビルに移転してからの方が商品が豊富になったような印象がある。元々の太融寺だったかにあった時の方が怪しげで雰囲気はあったので好きだった。まだ中学生〜高校生の頃だった。あの頃、自分の学校内で洋楽RockやHeavymetalのブートレッグの存在は誰も知らなかったと思う。神戸では買える店がなかったし(この5年後になれば輸入盤屋でブートを扱う店も出てきた)、やっぱり大阪の梅田か難波に行かないと欲しいライブのブートは買えなかった。当時はブートの通販とかあるわけないし、足で探し回らないと見つけられなかった。その頃、探し回ってたブートはBruce Springsteen、Black Sabbath、QUEENを中心に探してEagles、Judas Priest、Whitesnake、Scorpionsなども欲しいライブがあれば買ってた。1982年以降になるとOzzy OsbourneのソロのブートやACCEPTを必死に探し回った。(ブルー盤やグリーン盤もあるようです。赤は少し珍しいのかも知れない)ブルース・スプリングスティーンの「リバー」ツアーならこの1980年12月31日ニューヨーク、Nassau Coliseumでのライブと1981年5月7日スウェーデン、ストックホルムでのライブ、1981年11月5日Los Angelesのライブ1980年12月8日フィラデルフィアでのライブの4本が特に気に入ってるライブ。このナッソーコロシアム以外は全てオーディエンス物ですが、どれも高音質で臨場感も半端ない。特にストックホルムのライブ「Follow That Dream」は超名盤だと思ってる。ライブ内容はもちろん、Wジャケットで見開き写真がたまらなくカッコいい!外側も内側も良い写真が使われてます。CDが出てからまた買ったけどやっぱりLPで聞く「Follow That Dream」の方が数倍良い!Disc1 A面1曲目「Night」2曲目「Prove It All Night」3曲目「Spirit In The Night」4曲目「Darkness On The Edge Of Town」B面1曲目「Independence Day」2曲目「Who'll Stop The Rain」3曲目「This Land Is Your Land」4曲目「The Promised Land」5曲目「Out In The Street」Disc 2A面1曲目「Racing In The Street」2曲目「The River」3曲目「Badlands」B面1曲目「Thunder Road」2曲目「Cadillac Ranch」3曲目「Sherry Darling」4曲目「Hungry Heart」5曲目「Merry Christmas Baby」Disc 3A面1曲目「Fire」2曲目「Candy's Room」3曲目「Because The Night」4曲目「4th Of July, Asbury Park」B面1曲目「Randezvous」2曲目「Fade Away」3曲目「The Price You Pay」4曲目「Wreck On The Highway」Disc 4A面1曲目「Two Hearts」2曲目「Ramrod」3曲目「You Can Look but you better」4曲目「Held Up Without A Gun」5曲目「In The Midnight Hour」〜Count Down6曲目「Auld Lang Syne」B面1曲目「Rosalita」2曲目「Santa Claus Is Coming To Town」Disc 5A面1曲目「Jungleland」2曲目「Born To Run」B面1曲目「Detroit medley」Devil With A Blue Dress - Good Golly Miss Molly - C.C. Rider - Johnny Take A Ride 2曲目「I Hear A Train」3曲目「Twist & Shout」4曲目「Raise Your Hand」全39曲の超ボリューミィな内容。いつも、「あの曲が入ってればな」とか「この曲があの曲だったら」とか1ヶ所は思ってしまう事が多いのですが、このセットリストは文句つけようがない完璧な物。自分にとっての完璧だけど。それでも・・・・・「Drive All Night」「Crush On You」「Jackson Cage」「Backstreets」「Factory」「Stolen Car」が入ってれば・・・とか言わない^^;この6曲入れたら45曲でキリがいい数字だけど。4時間超えになるのは必至。「Crush On You」「Jackson Cage」はリバーツアーのブートなら歌ってるものもいくつもあるので、それを聴いていればいい。「Crush On You」「Jackson Cage」はアルバム「The River」発売時から凄く好きな曲です。オフィシャルで初めて出した5枚組のライブ盤「Live 1975-1985」よりも自分はこの5枚組のナッソーコロシアムのライブの方が昔から100倍好きだった。Disc4、A面5曲目「In The Midnight Hour」のあと、すぐにブルースが新年を迎えるカウントダウンを始めます。そして年が明けると「Auld Lang Syne」の演奏が始まります。「Auld Lang Syne」は日本でいう「蛍の光」をロックアレンジにしての演奏。この日の「Jungleland」は泣くから。この曲を聴くと映画で見たような埃と油の匂いするようなアメリカの街が浮かんでくる。SAXソロにも良すぎて泣けてしまう。この日の「The Promised Land」「Racing In The Street」「Spirit In The Night」「Sherry Darling」「Out In The Street」「Night」「Prove It All Night」「Thunder Road」も特に素晴らしい。「The River」ツアーはどの日のライブも買って損しない内容だと思う。音質は酷いものからサウンドボード物のオフィシャルライブと変わらないほどクオリティの高いものなど、さまざまですが内容という点では確実にどれも良いと言える。ハズレのセットリストの日が存在しない。
2022年11月06日
閲覧総数 353
50
ブルース・スプリングスティーンが動いてる映像を初めて観たのが、この「Rosalita」のMVこの曲は1973年9月発売の2ndアルバム「青春の叫び」に収録されていた曲。(オリジナルタイトルは「The Wild, the Innocent & the E Street Shuffle」)MVはライブ映像で収録されています。収録されたライブは、1978年の「Darkness Tour」から1978年7月8日「Arizona Veterans Memorial Coliseum」のライブを収録。アルバム発売から5年後なのでアルバムのPVって役割はまったくなく、特に日本では幻のライブ映像だったBruce Springsteen。パワフルにパフォーマンスする姿をファンに紹介するには十分すぎるカッコいいライブでした。テレビではベストヒットUSAで1度流れました。MTVが放送を始めた頃にもテレビでよく流れてた。でもそれは1983〜85年頃の事。ビデオデッキが普通の家庭に普及し始めてからは録画で観られるようになったのでそこまで貴重でもなくなりましたが、1980年前後はかなり貴重な映像としてフィルムコンサート的なイベントなどでも流してた。そして動いているブルースを観るのには、ロック喫茶という手があった。何度も書いてるけど梅田の「キューピット」や難波の「ビートルズ」などに通って自分が観たいアーティストのライブ映像を涙しながら観てた。自分はBLACK SABBATH ,OZZY、QUEEN、JUDAS、SAXON、そしてBruce Springsteenをいく度にリクエストしてた。その時に選べたのが、この「ロザリータ」と1979年9月21日のノー・ニュークスで収録された「The River」の2曲から選べた。そりゃ10分近くある「ロザリータ」を選ぶ。好きな曲度合いでいうと「The River」の方が好きですが長く観られるから。この「ロザリータ」のMVを観る度に「キューピット」の店内の様子や、量は少ないけど意外と美味しいコーヒーの事など思い出す。ちょっと愛想の悪いバイトのロックねーちゃんのぶっきら棒な接客も思い出す。でも、のちにそのロックねーちゃんとは友人になるのですが。1978年の「Darkness Tour」の一部分が観られるのは本当に毎回感動してた。この曲の訳詞を読みながら、アメリカの10代〜20代の青春を想像しながら聞いてた。自分が高校2年〜3年の頃にロック喫茶によく通った。6時間目が終わると制服から私服に着替えて電車に乗って週に1度か2度、梅田に行くのが毎週の楽しみ。輸入盤屋と中古レコード屋、ブートレック専門店、そしてロック喫茶。あの頃、やりたい事や好きな事を我慢せずに自由に生きてて本当に良かったと今、特に思う。クラレンス・クレモンズのテナーサックスがあってこそのブルースだった。
2023年12月09日
閲覧総数 168