真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2008年07月21日
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風水でいう「四神」は東西南北の四方を護り、それぞれ「北=玄武(山)」・「東=青龍(川)」・「西=白虎(道)」・「南=朱雀(海)」の役割分担があって、例えば「平安京」の建設にも、この「四神相応」に基づく地所選別がなされたということだ。


私も今まで「四神」には馴染みがあったものの、この『麒麟』の守護する方位については、今回初めて知ることになった。つまり『麒麟』は、それら東西南北の「四神」を越えた「中央」に位置する聖獣ということである。

そこで、この『麒麟』を調べてみると・・・混沌とした世の中が続くと、これを平安に導く「聖王」が必ず現われるはずで、その出現の前触れを告げるのが幻の聖獣『麒麟』・・・ということであった。

また「麒」も「麟」も、それぞれ鹿偏であるように、元々は動物の「鹿」をモデルにしたもので、毎年生え変わる「角」を持っていたことから、「再生・復活」のシンボルとして神聖化する信仰が、『麒麟』という聖獣を生んだそうだ。


聖獣『麒麟』・・・何だか、一大転換期にある今の社会に、その出現を望まれているかのようである。


さて今日の画像は、東京は「日本橋」の『麒麟』の像を映したものである。『麒麟』といえば、あのキリンビールのラベルに描かれた図柄のように、その「羽根」は小さいものが一般的だが、この日本橋の『麒麟』のものは肩から生えたようになっていて、かなり大きい羽根だ。

それは、この「日本橋」が江戸時代から東海道をはじめとする五街道の起点であり、また明治以降も日本全国の道路の起点なので、「ここから羽ばたく」という意味が込められているとのことで、やはり「中央」を意識してここに置かれたことが伺えるのである。


実はこのたび、この「中央」たる『麒麟』を意識したことで観えてきたものがある。まだ今の段階では、その文章化は難しいのだが、おいおい取り上げていけたら・・・と考えている。






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最終更新日  2008年07月21日 18時37分50秒


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