真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2015年03月05日
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まず日本神話の世界から紐解くと、「ひな祭り」で飾る「雛壇飾り」の、その最上段に置かれた「男雛」が「スサノヲ」であり、「女雛」は「アマテラス」であるとのことである。

「スサノヲ」と「アマテラス」が誓約(うけい)を行った際、スサノヲの『剣』をアマテラスが噛んで吹き出した霧から生まれた「三柱の女神(宗像三女神)」、これが雛人形の「三人官女」となり、次にスサノヲがアマテラスの『勾玉』の珠飾りを噛み吹き出した霧から生まれた「五柱の男神」、こちらが「五人囃子」なのだそうだ。

「ひな祭り」が「宮中祭祀」を原点とするなら、この見方は実に妥当性があり、一般の人々も納得のいく説得力を持っていると言えよう。


さてここからが本題だが、上に登場する《神話の神々》を、冬の星座を彩る《天空の星々》に擬える見方がある。

それに則れば「スサノヲ(男雛)」が「おうし座」に、「アマテラス(女雛)」が「オリオン座」に見立てられ、また「三柱の女神(三人官女)」は「オリオン座の三ツ星」に、そして「五柱の男神(五人囃子)」は古くは「五ツ星」と称された「おうし座のすばる(プレアデス)」に見立てられるということである。

簡単な解説となったが、以上のような背景を思い浮かべながら子供達と「ひな段飾り」を眺めてみるのも、想像力が喚起され感受性も豊かになって、毎年の「ひな祭り」に親しみが湧いてくるのではなかろうか・・・。


今までより、より強く「旧暦」を意識し始めた今年、やはり「桃の節句」とも詠われる「ひな祭り」は、やはり華やかな「桃花」の咲き薫る旧暦3月3日が相応しいと、改めて感じる今日この頃である。ちなみに平成27年の旧暦3月3日は、新暦では4月21日(火)の大安吉日となっている。

以下のリンクは、今まで何度か取り上げた「ひな祭り」に纏わるブログ記事だ。参考になれば嬉しい。

リンク

☆2009年3月3日の日記・『ひな(型)まつり』⇒ リンク

☆2010年3月4日の日記・『 陰陽和合の「ひな型」』⇒ リンク





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最終更新日  2015年03月05日 12時14分34秒


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