真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2025年09月30日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類




そこで冒頭画像は、「第82代 後鳥羽天皇」を主祭神として祀る当社の境内裏手にあって、おそらく瀧行をする際に丁度良い佇まいの約6mの瀧を撮影したものである。画像のように、たまたま水流が陽光に輝く時間帯に遭遇、まさしくこの地域が聖地であることを感じさせてくれた。



次に上の画像は、当社の鳥居をくぐり社殿を含む荘厳な雰囲気の漂う御神前の全体像を撮影したものだ。

特に画像の中央から右下にかけて、まるで山上から降りてきた「龍蛇」を彷彿とさせる磐座群は、圧倒的な迫力であった。

この鳥羽院地区には、鎌倉時代の1221年「承久の乱」で敗れ、隠岐島に流された後鳥羽上皇が、ひそかに島を抜け出して身を寄せたという「後鳥羽上皇の伝説」があり、鳥羽院という地名の由来にもなっている。毎年2月22日の「後鳥羽上皇」の命日には、現在でも祭事が行われているとのことである。



そして上の画像は、当社の由緒を撮影したもので、どのような経緯で「後鳥羽上皇」の御一行が、隠岐島から当地に身を寄せることになったのか、その背景が詳しく記されている。

また下のリンク記事にも書いたが、かつて2011年の秋に「隠岐島」の諸島を周遊した際、自身の中で 強く印象に残った体験は、 〔島前〕の 「中ノ島」に存在する「後鳥羽上皇御火葬塚」での出来事であった。

※関連記事・・・​ 「隠岐の島」周遊の思い出(6)

その出来事とは、その火葬塚の前で、当時の造形表現において最高の傑作と実感していた「複合立体」(下のリンク記事に掲載した冒頭画像に映る「五つの正多面体」が一つに和合した造形)に関する啓示を受けたという、言わば”霊的体験”である。

この私的には未曽有の体験も加わって、公の伝承において 『三種の御紋』の統合体 と認識するに至ったというわけである。

※関連記事・・・​ 『三種の御紋』の統合体


今回の当社への参拝は、当日の朝に〈JR博多駅〉へ到着後、とつぜん降って湧いたかの如く決定したわけだが、実はもう一つの重要事項が決定した日でもあった。

それは、明日の10月1日に公開予定の「合同展示会」の告知内容において、展示する自作の”立体作品”の選別や参加次第を決定づける電話連絡を、当展示会の主催者からいただいた日だったということだ。

さらに参拝した「後鳥羽神社」の近くには、延応元年(1239年)2月22日に崩御された「後鳥羽上皇」の山陵と伝わる墳墓があるのだが、当地を離れる前にその墳墓に向かって遥拝していると不思議にも・・・来る展示会では「菱型30面体」(菊花紋章の原型)を基盤とする造形を中心に披露するように・・・との想いが浮かんできたので、やはり当日の動向は〔大いなるもの〕の采配であったと実感した次第である。


そして、その日の締め括りは、当初から訪れる予定にしていた「古湯温泉 ONCRI/おんくり」での入浴であった。当ホテルは”日帰り入浴”ができる宿泊施設で、泉温が38度と「ぬる湯」で知られた心身共にリラックスできるお気に入りの温泉で、今回で三回目の嬉しい湯浴みとなった。

その大きな露天風呂に掲げてあった当温泉の由来を読むと、この嘉瀬川の緑の谷間に湧く温泉は、今から2200年ほど前、不老長寿の薬を求めて”秦の始皇帝”に派遣された「徐福」が発見したという伝説が記されており、この温泉地からも近い佐賀市金立町にある「金立山」の山上に鎮座し、上記の「徐福」を主祭神として祀る「金立神社(上宮)」への参拝や、社殿裏手に屹立する巨大磐座の「湧出御宝石」等を思い出し、ゆったりと湯船に身を任せつつ感慨無量の想いに浸るのであった。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025年09月30日 16時53分51秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

サイド自由欄

《 立体工作のご案内 》「綿棒」で立体を作ってみよう!
http://plaza.rakuten.co.jp/opektal/diary/201209180000/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆【YouTube】『スケルトン立体』を作って楽しもう!
No.1…《綿棒工作》の「準備編」(以下のURL)
https://www.youtube.com/watch?v=uAtddr1KZWU&t=216s
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎【Facebook】(以下のURL)
https://www.facebook.com/yuichi.yamamoto.10485
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*livedoorブログ(造形作品の紹介など)
http://blog.livedoor.jp/tyctm237/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎連絡先
tyctm237★yahoo.co.jp
(ご連絡の際は★を@に)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: