全31件 (31件中 1-31件目)
1

(▲■船場ビルディング)。■2017年も無事に終わろうとしている。このブログは、私の個人的なメモとして書いているのだが、多くの方が読んで下さって本当にありがとうございました。コメントやメールもありがとうございました。m(_ _"m)私の2017年の主な出来事をメモ。●■ジムに通い始める。■1月の後半からジムに通い始めた。12月22日(金)ジムのクラスの小さな忘年会。●■ニュージーランドへ。■昨年に引き続き、今年も2月15日から3月15日までの約一か月。去年は、南島だったけれど、今年は北島。●■テレビドラマみをつくし料理帖■にはまる。今朝も、総集編をやっていて、原作を読んだ次女と読みたいと言っていた長女のために録画した。改めてみたら気づく点があった。たとえば、深編笠をかぶった瓦版売り。江戸時代、瓦版を売ることは違法だったそうだ。それで、見つかっても顔を見られないようにと編み笠をかぶっていたのだという。ドラマの続編を希望。●読書熱。■本が読みたい■という記事を書いたのは2016年1月1日。2017年は、本をよく読んだ。きっかけはテレビで見た■NHK土曜時代ドラマ「みをつくし料理帖」■●大阪市内の川と橋を写真を撮りながら歩く。埋め立てられた川なども。写真は、■道頓堀川の水門。■大阪市内の古い建物も見て歩いた。一番上の写真は、■船場ビルディング。■健康面では、●ヒステリー球、薬が減る、胃の痛みがなくなるとよくなったり悪くなったり・・・。8月、9月■不眠。■■10月ごろから■ふらつきと嘔吐など。12月から復活。■12月見た映画■*猫が教えてくれたこと*gifted ギフテッド*火花今年見た映画は■61本■。■書き残したネタ■*東の 野に炎の 立つ見えて かへり見すれば 月傾きぬ*香炉峰の雪*キラキラネームの子どもは成績が悪い。*省エネライフ*白樺の籠*水田と景観*中之島の橋*花かご*本「人はこうして食べるを学ぶ」*てるみくらぶ。*いらっとする言葉。*葛井寺*江戸の人口と明治の人口と移民問題*湖水地方、*スコットランドのエコ。*スモーキング フリー*瀬田川洪水の原因と対策*電気の自由化・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.31
コメント(2)
![]()
■55歳からのハローライフ■1話読みきりの5編の作品からなる小説。5人の主人公は、ごく普通の人々である。ごく普通の人々に起こるごく普通の出来事を、圧倒的にリアルに描いていく。定年後、老後に訪れる困難さは一様ではない。だが、残酷な日常を抱えていることに変わりはない。老いてからの婚活、再就職、家族の崩壊、親友との別れ、ペットの死……。■「結婚相談所」★中米志津子定年退職した夫が、テレビに向かい一日中独り言をつぶやく姿を見て離婚を決意。スーパーマーケットでマネキンの仕事をしながら、人生初めての一人暮らしを始める。夫とは違ったタイプの男性と出会い新しい人生を歩みたいと、結婚相談所に入会するが、道は険しく様々な迷いと悩みを抱えていく。 ■「空を飛ぶ夢をもう一度」★因藤茂雄 勤めていた出版社がつぶれ、工事現場の誘導員をしながら生計を立てている。小説家になる夢は破れたが、毎日の夢日記だけは欠かさない。家族を守りたい一心で腰痛の悪化と戦いつつ懸命に働くが、ホームレスに転落する悪夢にうなされる日々。友人との50年ぶりの再会をきっかけに、予期せぬ事態に巻き込まれていく。 ■「キャンピングカー」★富裕太郎大手家具メーカーの敏腕営業マン。信頼と努力をモットーに足で稼ぐ営業スタイルが旧くなったこともあり、55歳で早期退職を決断。仕事一筋だった人生を反省し、キャンピングカーで妻と全国を旅する生活を夢見る。だが、妻から反対され、再就職活動をすることに。予想だにしなかった厳しい現実に、次第に心を病んでいく。■「ペットロス」★高巻淑子定年後、家に居るようになった夫にフラストレーションを募らせる主婦。一人息子の海外赴任を機に飼いだした柴犬のボビーに愛情のすべてを注いでいる。日々の楽しみは、デザイナーの義田とともにボビーと散歩すること。だが、ボビーを病魔が襲い、心身ともに追い込まれていく。 ■「トラベルヘルパー」★下総源一元長距離トラックのドライバー。60歳で運送会社をリストラされ不定期便のアルバイトをしている。幼い頃に両親が離婚、海女さんだった祖母のもとでお喋り好きな性格に育てられる。現在は、単身のアパート生活で読書を趣味にしているが、天涯孤独の寂しさが身にしみる日々。偶然に彩子と出会い、人生の転機を迎える。 老後を楽しく過ごすには、若い時から、失ってはならないものをしっかりと覚悟を持って暮らさないといけないと思った。●失ってはいけないもの。家族、職、貯金、健康。健康を失うと、職を失い、金がなくなり家族も失う。老人が家族や、健康や職や貯金がなくなると頼るものがなくなる。つくづく、年をとることが大変なことだと思った。先日、買い物に行ったら、80代くらいの老人が一人で買い物に来ていた。封筒を持っていて、中に入った貯金通帳と札を眺めていた。この人は、正月の支度をするために少ない年金の中から、お金をおろして来たのではないだろうか。奥さんは、病気なのか?それとも亡くなったのか・・・。一人暮らしの老人が集まって正月を過ごせるようなところがあればいいのに・・・。ドラマになりそうと思ったら、数年前に■NHK■でやっていた。・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.30
コメント(2)

■とり年ですから■っていうか、とり年も終わりですから、最後に「鶴の絵の皿」の話を。■老前整理■をしている私は、皿が割れても、買わない。食器が好きで、もらいものの皿があるし、なければ、岡山の実家から、持って帰ればいいのだ。(実家は、20年以上前から無人だ。)この「鶴の皿」も、2~3年前に実家から2枚持って帰ったもの。なにか、ぴんと来るものがあったのだ。よく見ると、青みがかった白の部分が羽の形になっている。赤が、鶴の頭で金がくちばし、抽象的な鶴を表している。■ネットで調べたら■「時代物、昭和レトロ」とあった。一枚2000円だそうだ。よく似ているが、私の持っているものは、皿の金縁がない。でも、模様は、ほとんど一緒だから、昭和の初め頃に、祝い用にとできたのかもしれない。皿の大きさを測ってみたら、16センチだった。普段使いにもちょうどいい大きさで重宝している。◆私が持っている古いモノたち◆■国民食器か?緑の二重線の皿■これは、2枚のうち、1枚壊れた。好きな皿だったのに。。。・゚(´□`)゚・。 ■水差し■昭和30年代の映画などに出てくる水差しは、10年ほど前に友人からもらったもの。■金魚の絵皿■今から40年以上前に兵庫県の古い家の倉庫からもらったもの。■塗りの菓子皿■今から10年以上前に行った東寺の市で買ったもの。100円!! 京都のお土産を入れて、パチリ♪チープシックならぬ、チープ漆器♪ ■バショウの葉の小鉢■近所で処分しようと道に出してあったから、断ってもらった。 大小の2つある。■陶器の汁椀■これで味噌汁を飲んだことがあるという人は、結構な年齢だと思う。 私は、覚えているが・・・。これも近所の人が処分しようと道に出していたのを断ってもらった。 「ザ・昭和」しかも戦前~戦後の時代の器。古い食器には、それぞれ、思い出がある。■「わろてんか」の鳥の模様■■昔語り:鶏小屋と卵■・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.29
コメント(2)
![]()
今年は、■映画を61本■見た。そんな中で、よかったのが下の19本。(見た順番に記述。)約2時間の映画を見に行くのだが、電車や地下鉄に乗るなど、体力がない時は、いけない。映画を見に行けるのは、元気な証拠だと思っている。また、チラシに書いてある映画のコピーが好きで、必ず、書き残しておく。昔の映画などで、チラシが手に入らない時は、自分で考えてみるが、もうひとつ、ぴんとこない。コピーライターって仕事に憧れるわ。2017年・よかった映画のタイトルとコピーは、次の19。1■ストーンウォール■ありのままの自分で誰かを愛したい。2■人生フルーツ■人生は、だんだん美しくなる。3■ラ・ラ・ランド■夢をみていた。4■3月のライオン■闘うことでしか生きられない。5■ジャッキー/ファーストレディ最後の使命■ケネディ暗殺から4日間、彼女は、最愛の夫を伝説に変えた。6■LION/ライオン 〜25年目のただいま~■僕は5歳で迷子になった。それから25年間、ずっと探している僕の人生の失われたカケラを・・・。7■美女と野獣■彼は探していた。かけがえのない自分を。彼女は信じていた。かけがえのない自分を。8■メットガラ ドレスをまとった美術館■ようこそ、華麗なる美の祭典へ。9■帝一の国■野心が、とまらない!!!10■突然炎のごとく■男女三人パリ物語11■20センチュリー・ウーマン■母さんは、15歳のボクのことを彼女たちに相談した。1979年、ボクたちの特別な夏がはじまる。12■グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち■あなたに会えて、ほんとうによかった。13■海辺の生と死■ともに沿うて、行きたいと思っていた・・・。運命がそれを許さないなら、見届けてから散ろうと決意した。昭和二十年八月、旧暦文月のことであった。14■泥の河■あの時、少年時代は終わった。いま、痛みの源流へ遡りたい。15■50年後のボクたちは■未来なんて、クソくらえ。16■ドリーム■「1961年、NASA勤務、黒人、女性」これが私たち。私たちの夢は、ロケット打ち上げ!17■女神の見えざる手■彼女がアメリカを「毒」で正す・・・。18■すばらしき映画音楽たち■名作に名曲あり。19■人生はシネマティック■みんなで作る「最高の結末」・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村
2017.12.28
コメント(2)
![]()
■「高慢と偏見(下)」■の後に、解説のあとがきがあったので、書き写しておく。*は、私のコメント。★「田舎の村の三つか四つの家族が小説の題材として最適なのです」(ジェイン・オースティン=以下オースティン)*小さな社会でも、目を凝らせば、いろんな物語がある。ブログでもそうで、なにも事件が起こらないから書くことがないというのではなく、掘り下げてみるといろんなものが見える。★なかでも1995年にBBCで「高慢と偏見」がコリン・ファース主演でテレビドラマ化されたときには、放映時間になるとイギリス中の街角から人がいなくなると言われたほどの人気を博したらしいし、その翌年にはハリウッドでも(略)「エマ」を制作、公開している。 *わたしがはまったのもBBC版だった。「高慢と偏見」の現代版といえる「ブリジット・ジョーンズの日記」も続編ができたくらいにヒット。★「高慢と偏見」はとくに上流階級の人に広く読まれ、ときの摂政皇太子(後のジョージ四世)も普段住んでいる宮殿に一冊、離宮に一冊とあわせて二冊所有して愛読していた。●「高慢と偏見」に描かれる階級●★上流階級・・・レディ・キャサリン・ド・バーグダーシーの叔母は、貴族。フランス風のド・バーグという名前も貴族風。★上流中産階級(特上)・・・ミスター・ダーシー上流中産階級の中でも最も上のクラスの地主。★上流中産階級(上)・・・ミスター・ビングリー年収は、ダーシーの家の半分。とはいえ、一家の財産は商売で作られたもので、ビングリーは、成り上がりの2代目。だから、ジェインと結婚するまでは、持ち家がなく、結婚後に購入。それまでは、自分の土地を持っていなかった。★上流中産階級(下)・・・ベネット一家。ミスター・ベネットは、地主だが妻の実家はそれより下の階級。田舎に土地と館を持っていて、その年収で食べることが出来るのが「ジェントルマン」。★このように「高慢と偏見」で提示される、カントリーハウスに見られるイングリッシュネス(イギリスらしさ)の美的価値というテーマは、その後、<カントリーハウス小説>というひとつのジャンルを穏やかに形成しながら、 ヘンリー・ジェイムズの「ある貴婦人の肖像」(1881)、 E・M・フォスターの「ハワーズ・エンド」(1910)と 「モーリス」(1971)、ヴァージニア・ウルフの「オーランドー」(1928)と「幕間」(1941)、アイヴィ・コムトン=バーネットやイーヴリン・ウォーのさまざまな小説、 そしてカズオ・イシグロの「日の名残り」(1989)に引き継がれていく。■レディの結婚■・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.27
コメント(0)
![]()
子供の頃、岡山の田舎に住んでいた。今から60年以上前のことだ。その頃、野菜は全て、自分の家で出来たものだった。茸など野菜以外のものも、自分たちで山からとってきた。魚や貝は、川からとってきた。 そんな暮らしだったから、卵を得るために、みんな、自分の家で鶏を飼っていた。家の南にある縁側が鶏小屋の屋根になり、その下に金網をはって、鶏小屋にした。よその家の縁側に座ると、鶏に足をつつかれないように気を付けなければならなかった。我が家は、南に縁側がなかったので、昼間は、放し飼いにし、夜になるとものすごく大きな籠を伏せて鶏が逃げないようにした。 ある時、父は「鶏小屋を作る」と言った。家の南の一角に、細めの角材を何本も地面に打ち付けた。そこに、金網を張って、トタン板を屋根にした。細めの角材を地面に打ち付けている時、妹が「お父ちゃん、全部で何本?」と角材を見て言った。「●●本じゃ」と父。「じゃあ、今●◎本じゃから、後、〇本じゃ!」と妹が言った。妹は、まだ小学校にも行ってないのに、二桁の暗算が出来ると父がたいそう喜んだ。 鶏が生んだ、たった一つの卵を、わずかなお金を得るために、近所に売った。自分の家で食べることもあったが、一つでは卵焼きは作れず、ゆで卵には、けんかになるので、溶いて味噌汁に入れ食べていた。小さい頃がそんなだったからか、今、冷蔵庫の卵ポケットに卵がいっぱいだと豊かな気持ちになる。お正月には、卵焼きや、ゆで卵をたくさん作ろうと思う。あの頃の思いを満たすように、私は卵が好きだ。■とり年ですから■・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.26
コメント(2)
![]()
■わろてんか■『わろてんか』の美術すべての分野で、“鳥”がキーアイテムになっているのは、みなさんもお気づきだと思います。衣裳や持ち道具、小道具、セットなどに、さまざまな“鳥”が登場しています。開業する寄席の名前は「風鳥亭」だと決まっていました。だったら、その寄席の名前にある“鳥”を美術全般のキーアイテムにしようと考えました。 第1週から、登場人物の衣裳はもちろん、セットに置かれた小道具などに “鳥”がさりげなくあしらわれていますが、その中でも最も象徴的なのが幼いてんが藤吉からもらった鈴です。その大切な鈴には白文鳥の根付けを付けました。そして、第7週で開業する「風鳥亭」の紋には、その白文鳥と鈴がデザインされています。鈴には、お客さんがいつも“鈴なり”の寄席になってほしいという願いも込められています。 とり年だけに「鳥」がキーアイテム?■とり年ですから■★■てんは道で行き倒れていたお夕(中村ゆり)を助けるが、■近くの食堂で団吾の名をかたって食い逃げしようとした落語家・団真(北村有起哉)がお夕の夫だと知って驚く。てんは、お夕にご飯を食べさせるが、その時の茶碗がはっきりと、うつっていなかったけど、■朝ドラ「カーネーション」■でも使われていたのだと思う。これは、私の幼い頃にもあったものだ。いつ頃からあったのだろう・・・。★■ちろり■酒を燗(かん)するための容器で、酒器の一種。注(つ)ぎ口、取っ手のついた筒形で、下方がやや細くなっている。銀、銅、黄銅、錫(すず)などの金属でつくられているが、一般には錫製が多い。容量は0.18リットル(一合)内外入るものが普通である。酒をちろりに入れて、湯で燗をする。 ちろりの語源は不明だが、中国に、ちろりに似た酒器があるところから、中国から渡来したと考えられている。江戸時代によく使用されたが、現在も小料理屋などで用いているところもある。 ちろりは、■みをつくし料理帖■に出てくるので、江戸時代に酒の熱燗をつけるのに使っていたのだと思っていたのだが、「わろてんか」の万丈目歌子の一膳飯屋「万々亭]で出てきてビックリ。今も使っているところがあると聞いて二度ビックリ。小さいことが気になるので、友人に■校閲ガールか!■と言われた。(⌒∇⌒) ・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.25
コメント(2)
![]()
■高慢と偏見(下)■ダーシーの屈折した恋の告白にエリザベスは反発した。だが、ダーシーの手紙で己の誤解に気づき、数ヵ月後の思わぬ再会で彼への感情は変化していく。そこへ、末妹の出奔、彼の叔母君の横槍が…。恋のすれ違いを笑いと皮肉たっぷりに描く、英国文学の傑作、決定訳登場。■高慢と偏見(上)■ はつらつとした知性をもつエリザベス・ベネットは、大地主で美男子で頭脳抜群のダーシーと知り合うが、その高慢な態度に反感を抱き、やがて美貌の将校ウィッカムに惹かれ、ダーシーへの中傷を信じてしまう。ところが……。ベネット夫人やコリンズ牧師など永遠の喜劇的人物も登場して読者を大いに笑わせ、スリリングな展開で深い感動をよぶ英国恋愛小説の名作。多様に張られた伏線と複雑な物語構成に添って作品のもつ雰囲気と趣を生かしきった、オースティン文学の魅力を余すところなく伝える秀麗な新訳。*は私の感想など。★「なんて見下げはてた真似をしたんだろう!」とエリザベスは叫んだ。「このわたしが、炯眼(けいがん)を誇るこのわたしが!才気を自慢にしているこのわたしが!何事もよいほうに考える姉を小馬鹿にしていたこのわたしが、いたずらに人を疑って己の虚栄心を満足させていたとは。まったく面目丸つぶれの大失態ではないか!とんだ恥さらしだ!*ウイッカムに騙されていたと気づくエリザベス。たいそうな自信家。(■湖水地方■)★エリザベスはすっかり気落ちしてしまった。湖水地方はぜひとも訪れてみたいと思っていた。*叔母たちの旅行で湖水地方に行く予定だったが、都合が悪くなっていけなくなる。「高慢と偏見」は、1813年に出版。この時代から湖水地方は観光地として人気だったのか。★ひとつだけ、間違いなくうれしいことは・・・・ガーディナー夫妻が旅の道連れとしてはもっとも望ましいひとたちだということである。旅のさまざまな不便にも耐えられる健康と気質に恵まれ・・・楽しいことがいっそう楽しくなる陽気さがあり・・・たとえ外に失望することがあっても、それを内々(うちうち)でじゅうぶん補い合う愛情と知性があった。*健康で陽気で愛情深く、知性がある・・・旅だけでなく人生のパートナーとして最高だ。こういう人に憧れるわ・・・。★(略)ふたりは駆け落ち者が結婚できる、あのグレトナ・グリーンに向かうと書いてあった(略)。*駆け落ちした二人が向かう先はスコットランドのグレトナ・グリーン。■グレトナ・グリーン■で最も有名なのは、駆け落ち結婚がされた鍛冶屋である。1753年、ハードウィック卿(英語版)の婚姻法(英語版)がイングランドで可決して以来、イングランドでは両親の承諾を得た21歳以上の男女のみに結婚が制限されるようになった。この法律はスコットランドには適用されず、男性は14歳、女性は12歳以上ならば親の承諾なしに結婚できることになっていた。(1929年より、16歳以上ならば両親の承諾は必要なくなった。イングランドとウェールズでは、現在18歳以上なら同意は不要、16歳・17歳なら必要となっている)★(略)すべての通行料徴収所や、・・・。*駆け落ちした二人を探して通行料徴収所や宿をくまなく探すのだが、今の高速道路の料金システムみたいなのがあったのだろうか。■レディの結婚■・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.24
コメント(0)
![]()
今日、12月23日は、天皇誕生日(84歳)。現天皇の退位に伴って変わる元号。1989年、昭和から平成に変わった時に、職場が大騒ぎしたことを今でもよく覚えている。当時は、今よりももっと元号の使用度が多かったので大騒ぎだった。書類・支払い明細は、機械で作っていたから、元号が変わる前に早々と、西暦に変えた。1989年当時は、パソコンではなく、多くが手書きで封筒の日付欄や、便箋の日付欄、日付のスタンプなど作り替えた。市役所も多くの訂正をしたが、この費用は、もちろん、市民の税金からなっている。田嶋陽子氏が■「官公庁で使うのはやめるべき」■と発言している。「あってもいいし、表現が豊かになる部分はあると思うけれど、日常生活では使う必要がない。主権在民なのに、天皇家のものである元号が私たちの日常生活に出て来るのはおかしい。入れたかったら西暦の後ろにカッコで入れておけばいい。民主主義の観点からいうと元号に振り回されているというのはおかしい。不便だし、少なくとも官公庁では使うべきではない」と主張する。 今の生活の中でも、元号を使うことは少ない。最近の歴史を考えるとき元号を使うのは、明治時代、大正時代、昭和30年代で他は、戦前、戦中、戦後、60年代、70年代、80年代、90年代、21世紀など・・・。戦中の食糧難の時代とか、戦後の混乱期、60年代の音楽、70年代のファション、80年代のバブル期、21世紀以降のような使い方だ。 昭和52年、昭和天皇が高齢になり、改めて元号の存在がクローズアップされることになる。この時、野党からは元号を廃止して西暦に統一するべきだという意見があがり、政府は世論調査を実施した。その結果、「昭和・大正というような年号を使っていますか?西暦を使っていますか?」との質問に、88.6%の人が「主に年号(元号)」と回答。元号は必要と判断され、昭和54年に「元号法」が制定、元号は政令で定めること、皇位の継承があった場合に限り改めること規定されることになった。かつては元号がメインだと答えた人が圧倒的多数だったものの、(今回)番組で10~80代の人たちに街頭で調査したところ「西暦」と回答した人が76人だったのに対し、「元号」と回答したのは24人だった。 また日本最初の元号は、「大化の改新」の「大化」だそうだ。(西暦646年)・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.23
コメント(2)
![]()
■高慢と偏見(上)■【内容情報】(「BOOK」データベースより) 溌剌とした知性を持つエリザベスと温和な姉ジェインは、近所に越してきた裕福で朗らかな青年紳士ビングリーとその友人ダーシーと知り合いになる。エリザベスは、ダーシーの高慢な態度に反感を抱き、彼が幼なじみにひどい仕打ちをしたと聞き及び、彼への嫌悪感を募らせるが…。 DVDで10回以上見た高慢と偏見。本で読むのははじめて。映画やDVDで、会話まで知っていたが、それでも、気になったところなどを書き写した。*は、私のコメント。★「(略)あなたは気づいてないでしょうが、ミス・ベネット、議論には、身の丈と体格というものが大いに影響するんです。もし、ダーシーがこれほどの長身でなかったら、ぼくはいまの敬意の半分も払いませんよ。(略)」*■人は見た目が100%■。長身で見た目がいい人がいうと「なるほど」と思う。★(ミスター・コリンズは)いかめしい顔立ちの長身の青年、二十五歳だった。*エリザベスのいとこで牧師をしている、ミスター・コリンズ。彼は、BBC版のDVDでは、背が低かったので、本を読んでビックリ。しかも、25歳とは・・・。DVDでは、35歳くらいに見える・・・。★「まあ、叔母さまったら、お金が目当ての結婚と、分別がある結婚と、そこにどんな違いがあるというの?どこまでが分別で、どこからがお金目当てなの?*叔母さんから、貧乏なウィッカムと結婚するのは、無分別なことだと言われていた、エリザベス。叔母さんは、金持ちと結婚するようにとエリザベスに言いながら、金持ちの娘と付き合いだした、貧乏なウィッカムを「お金目当て」という矛盾をずばっと言う。■逃げるは恥だが役に立つ■で書いたことをここでも思い出した。1980年代のはじめ頃、知人に「年頃になって、辺りを見回し、適当なところで相手を選ぶ・・・。これを恋愛結婚と言えるのだろうか?」と言い放った人がいて、どきっとしたことがある。そうなのだ!!ほとんどの男も女も、生きるために、暮らすために、適当なところで相手を選んで結婚する。★(略)ご婦人方はあいにく、あたりに残る白い霜柱を踏んで歩るけるような靴をはいていなかった。*3月、3月ですよ、エリザベスが、ミスター・コリンズと結婚した友人のシャーロットを訪ねたのは・・・。改めて、イギリスの寒さを知る。■「高慢と偏見」■■映画:J・オースティン秘められた恋■■映画高慢と偏見とゾンビ■■映画:高慢と偏見2006■ジェーン・オースティン(1775年12月16日生、1817年7月18日没)・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.22
コメント(0)

■とり年■ですから、鳥の話をしようと出した写真がこれ。■鯖(さば)街道・熊川の宿(しゅく)■の前川の石の上に、他の骨董の皿と並べて売っていた鶴の皿。この皿は、いつ頃のもので、どこの窯のだろうと調べたが分からなかった。 実は、これと一緒のを30年ほど前に手に入れた。バザーで売っていて、一枚、70円也で7枚購入。めでたい鶴の模様なので、以来、正月用に使っている。取り皿としてだけでなく、去年は、飾ってみた。おせち料理の取り皿としてあと、ちょっとで、この皿の出番がやってくる。♪■とりネタ■■梅と雛と冬鳥の旅■■蝶の道、鳥の道■■旭山動物園のペンギン■■水郷の町・鳥鎮(うーちん) ■■ごちそうさん歌:酢醤油卵■■本が読みたい:都会の野生オウム観察記 ■■とり年ですから:水辺の鳥と鳥ネタ17本■2017年だけに■とり年ですから:鳥の形の籠■■とり年ですから:絶滅した鳥モア■■燕の歌■ ■ツバメの宿賃■■ニワトリ模様ずくしのB&B ■■コーヒーの模様は鳥の羽?シダ? ■■ツバメ調査:ツバメをみましたか? ■■玄鳥(つばめ)去る■■七十二侯:玄鳥至る(つばめきたる)■■ビッグ・ボーイズ★探鳥大会 ■■パリ:「白鳥の小道」■■ツバメの巣、邪魔ですか? ■■ブラック・スワン★ナタリー・ポートマン ■■カラスの葬送■■鳥に喰われる自由もない憂鬱 ■■器歳時記:つるの皿■■こまどり姉妹がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!★私歌謡曲 ■・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.21
コメント(0)

大正時代の1915年、大阪市の工業化が農村部に拡大していくことにともなって架けられた橋であり、かつて日本一の支間長を誇るアーチ橋であった。しかし、橋梁技術が未熟な時代の橋であったことなどから、想定外の変形が発生し、補修・補強がくり返された。現在の橋は2代目にあたり、1969年から1974年にかけて架け替えられた橋長80mの連続桁橋である。大正橋は、工業地帯として発展していた現在の大正区の区域(当時は西区の一部)と対岸の大阪市街地を結ぶ目的で、1915年(大正4年)に完成した。大正時代に架橋されたことから「大正橋」と命名された。なお「大正区」(1932年成立)の名前は、この大正橋に由来している。初代大正橋はアーチ支間91.4mのアーチ橋で、当時日本最長のアーチ橋だった。幅員は大阪市電の軌道敷を含めて19.0mあった。架橋計画が持ち上がった当時、予定地のすぐ上流側で創業していたガス会社が原料の船運ができなくなって損害を被るとして反対し、当時の大阪府知事に斡旋を依頼するなどした結果、当時としては異例ともいえる支間長の橋が架けられるようになった。 橋長:79.96m幅員:41m形式:桁橋(連続桁)完成:昭和49年行政区:大正区、浪速区河川名:木津川アクセス:JR環状線 大正駅 大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線 大正駅 4番出口 およそ200m 徒歩3分■木津川■木津川(きづがわ)は、大阪府大阪市南西部を流れる淀川水系の下流における分流で一級河川。流域北部は住宅地、南部は倉庫・造船所などの工業地帯を流れる。大阪府大阪市西区中北部で淀川分流の土佐堀川から分かれ、西区中央部を南へ縦断。(▲右が道頓堀川)大阪ドーム近くの大正橋で西道頓堀川が東から合流、西へは岩崎運河から尻無川への流れがある。本流は大正区と浪速区、西成区との境界を成しながらなおも南下し、千本松大橋付近から徐々に南西流、そして西流へ転じる。下流では大正区と住之江区の境界となり、木津川運河を分けて大阪港南部(大阪南港東部)へ注ぐ。*歴史*古くから掘削され、豊臣家の軍船停泊所の建設や中村勘助の木津川浚渫、江戸幕府の船番所、河村瑞賢の難波島中央部切開、泉尾新田への用水導入、舟囲い場、天満屋敷など多くの歴史背景がある。明治20年ごろまで木津川は船の出入りが多く、賑わっていたが、その後、より水運の良い安治川に主導権を奪われた。具体的には、大正元年(1912年)の川筋の停泊数で、安治川が2,221隻で最多、木津川1,336隻、尻無川620隻となっている。第一次世界大戦時の造船ブームや付近の工場の進出で木津川は再び活気を取り戻した。現在も運河としての役割を担っている。大正橋の東詰めの広場には「大地震両川口津浪記」という大津浪記念碑が設置されている。これは1854年(嘉永7年・安政元年)の安政南海地震の後に発生し大阪を襲った津波の被害と教訓を記したもので、安政2年7月に建立された。■大地震両川口津浪記■・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.20
コメント(0)
![]()
■火花■♪音が出ます!笑いながら、もがき倒した10年間。お笑い芸人の徳永(菅田将暉)はスパークスというコンビでデビューするも、まったく芽が出ない。徳永は営業先の花火大会で4歳上の先輩芸人・神谷(桐谷健太)と出会う。「あほんだら」というコンビで常識の枠からはみ出した漫才を披露した神谷に魅了された徳永は、「弟子にしてください」と申し出る。神谷はそれを了承し、自分の伝記を書いてほしいと徳永に頼む。その日から、徳永は神谷との日々をノートに書き綴る。その後、拠点を大阪から東京に移した神谷に再会した徳永は、毎日のように芸の議論を交わし、神谷の同棲相手である真樹(木村文乃)とも親しくなる。仕事はほぼないが、才能を磨き合う充実した日々を送るが、やがて二人の間にわずかな意識の違いが生まれ始める……。 映画を見て、いくつかの?があった。●まず、なぜ、主人公、徳永(菅田将暉)は、先輩芸人の神谷(桐谷健太)に「弟子にして下さい」と言うのか?「常識の枠からはみ出した漫才を披露した神谷に魅了された」というが、はみ出しても、笑いがとれていなかったら、あかんやろ、とツッコむ私。●神谷の「あほんだら」というコンビ名もセンスがない。●彼らは、自分たちに才能があると思っているのか?本当に才能があれば、10年を待たずして売れっ子になるはず。明石家さんまのエピソードを出してみよう。さんまは、まだそれほど売れていない時、当時、売れっ子だった高田純次の代わりにテレビに出た。高田純次は、体調不良で、さんまに、代理でという話が来たのだ。テレビで、さんまは大はしゃぎ。高田純次の体調が治っても、引き続きテレビに出たという。売れないのは、自分に才能がないからだ。最後の舞台で、愚痴って客に文句いうのは、おかしい!! 夢を抱いて、東京に出て・・・という話で思い出すのは、「まんが道」。■銀河テレビ小説「まんが道」■「ドラえもん」「怪物くん」「パーマン」などでおなじみの漫画家・藤子不二雄のふたり、のちの藤子不二雄A(※Aは丸囲み)と藤子・F・不二雄。彼らの漫画家への道のり、自立していく姿をドラマ化して人気を博したのが、銀河テレビ小説『まんが道』(1986年)と、続編『まんが道(青春編)』(1987年)。「まんが道」の二人を、応援したくなるのは、二人が、才能があり、毎日努力し、楽しく暮らしているからだろうか。 「火花」に出てくる「芸人」たちは、飲んだくれたり、現状を嘆いたり、女に貢がせたり、借金したりと腹が立つ。これが芸人だと思っているとしたらおかしい!!漫才に必要なのは、面白い経験ではない。ありふれたことを、どれだけ面白がれるか、その面白さを、どれだけ人に伝えることができるかだと思う。その芸のない人が「芸人」と自称するのは、おかしい。そんな自称芸人が多すぎるから、今年は■M1も■ちょっとしか見なかった。芸人の話というより、芸人になりたい人の話というものだった。だから名曲「浅草キッド」も、ひとつ響かなかった。(ノД‘)■思わず笑う、料理ブログ■・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.19
コメント(0)
![]()
国宝的イケメン、■菅田将暉■が出ていたので見た「おんな城主直虎」がついに、終わった。。。・゚(´□`)゚・。ドラマの内容も面白かったけど、サブタイトルがパロディになっていて、元ネタを考える楽しみもあった。★■1回目■☆■2回目■と書いてきたが、今回で終。最後は★石を継ぐ者。元ネタは「意思を継ぐ者」かと思っていたが★星を継ぐ者。他に、菅田将暉主演の「Wを継ぐ者」というのがあるそうだ。「石」は、「碁石」。万千代(菅田将暉)は、井伊直政となった。「直」は井伊家の「通り名」で「政」は、小野政次(高橋一生)の一字より。■#直虎サブタイトルに関するTwitter■■★「サブタイトル」★「元ネタ」★第43回「恩賞の彼方に」★恩讐の彼方に★第44回「井伊谷のばら」★ベルサイユのばら★第45回「魔王のいけにえ」★悪魔のいけにえ★第46回「悪女について」★悪女について★第47回「決戦は高天神」★決戦は金曜日★第48回「信長、浜松来たいってよ」★■桐嶋、部活やめるってよ■「おとわ、出家辞めるってよ」「直虎、城主辞めるってよ」という案もありました。(Twitter)★第49回「本能寺が変」★本能寺の変★石を継ぐ者★星を継ぐ者元ネタは「意思を継ぐ者」かと思っていた。他に、菅田将暉主演の「Wを継ぐ者」というのがあるそうだ。★■1回目■☆■2回目■☆第1回 「井伊谷の少女」 →「風の谷のナウシカ」 or■「アルプスの少女」■☆第2回 「崖っぷちの姫」 →「崖っぷちの男」(2012年のアメリカ映画) or「崖の上のポニョ」☆第3回 「おとわ危機一髪」 →「007危機一発」 (007第2作「ロシアより愛をこめて」の別タイトル)☆第4回 「女子にこそあれ次郎法師」 → 「次郎法師は女こそあれ井伊家惣領に生候間」井伊家伝記という井伊家にまつわる古文書の中の一節だそうです。★第5回「亀之丞帰る」★父帰る★第6回「初恋の別れ道」★初恋の来た道☆第7回 「検地がやってきた」 →「オーケストラがやってきた」 or「サンタクロースがやってきた」 ☆第8回 「赤ちゃんはまだか」 →「田村はまだか」★第9回「桶狭間に死す」★■ベニスに死す■★第10回「走れ竜宮小僧」★走れメロス★第11回「さらば愛しき人よ」★さらば愛しき女よ ☆第12回 「おんな城主直虎」→「おんな城主直虎」 ★第13回「城主はつらいよ」★男はつらいよ☆第14回 「徳政令の行方」 →「真実の行方」☆第15回 「おんな城主 対 おんな大名」 →「キングコング 対 ゴジラ」★第16回「綿毛の案」★赤毛のアン ☆第17回 「消された種子島」→「消されたライセンス」(007シリーズ第16作)★第18回「あるいは裏切りという名の鶴」★あるいは裏切りという名の犬★第19回「罪と罰」★罪と罰★第20回「第三の女」★第三の男★第21回「ぬしの名は」★■君の名は。■★第22回「虎と龍」★花と龍☆第23回 「盗賊は二度 仏を盗む」 →「007は二度死ぬ」(007シリーズ第5作)★第24回「さよならだけが人生か?」★さよならだけが人生だ☆第25回 「材木を抱いて飛べ」 →「黄金を抱いて翔べ」(高村薫のサスペンス小説)★第26回「誰がために城はある」★他がために鐘はなる☆第27回 「気賀を我が手に」 →「港の乾杯・勝利をわが手に」 (1956年の鈴木清順の処女作)☆第28回 「死の帳面」 →「デスノート」の和訳☆第29回 「女たちの挽歌」→「男たちの挽歌」(1986年の香港映画)★第30回「潰されざる者」★許されざる者☆第31回 「虎松の首」 →「実朝の首」(葉室麟の小説)★第32回「復活の火」★復活の日 →「実朝の首」(葉室麟の小説)★第33回「嫌われ政次の一生」★嫌われ松子の生涯★第34回「隠し港の龍雲丸」★隠し砦の三悪人★第35回「蘇えりし者たち」★■蘇えりし者■☆第36回 「井伊家最後の日」 →「太陽系最後の日」(アーサー・C・クラークのSF)★第37回「武田が来たりて火を放つ」★悪魔が来りて笛を吹く★第38回「井伊を共に去りぬ」★風と共に去りぬ☆第39回 「虎松の野望」 →「信長の野望」 (戦国時代をテーマとしたゲームソフトシリーズ)●なあるほど・・・!!☆第40回 「天正の草履番」 →「天皇の料理番」 (直虎の脚本家・森下佳子の脚本によるTVドラマ)★第41回「この玄関の片隅で」★■この世界の片隅で■ ★第42回「長篠に立てる柵」★戦場に架ける橋・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村
2017.12.18
コメント(2)
![]()
■美女は何でも知っている:林真理子■【内容情報】(「BOOK」データベースより)ついに巡り会った運命のダイエット!?日に日にスリム&綺麗になって、美人偏差値急上昇!!数多くの女性誌グラビアを制覇したマリコさんの華麗なる変身ぶりは、マスコミ業界でも絶賛の嵐。国民的美女作家はいかにして、難攻不落の美女道を極めたのか?アンアン連載のスーパー人気エッセイ「美女人門」シリーズ。★さんざん書いてきたから知っている人も多いと思うが、私の顔がすごく変わったのは、歯の矯正をしてからである。(略)当時大人で歯の矯正をする人などほとんどいなかったが、私はあの金具を三年間つけて頑張った。そして矯正が終わったら、顔はきゅっと小さくない、まるっきり形が違ったではないか(自顔比)。*知らなかった。顔が激変したのは、整形したのだと思っていた。★世の中にはふた通りの女がいる。洋服が好きな女と、買い物が好きな女だ。*林真理子氏は、後者、買い物が好きな女だそうだ。私も、同じく。_| ̄|○特に化粧品など、あっても、「これにすると奇麗になるかも・・・」と思って買ってしまう。■老前整理■の今は買わないであるものを使っている。一生あるわ。。。・゚(´□`)゚・。■下衆の極み■を読んでから、林真理子に目覚めた。ミーハーなところが、私にピッタリ♪・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.17
コメント(0)
![]()
■細雪(上)■■細雪(中)■■細雪(下)■昭和十六年、三十五歳になった雪子は、やっと貴族出の男との縁談がまとまり、結婚式に上京する。他方、バーテンと同棲した妙子は子供を死産してしまい、明暗二様の対比のうちに物語が終る。『源氏物語』の現代語訳をなしとげた著者が、現代の上方文化のなかにその伝統を再現しようと、戦争中の言論統制によって雑誌掲載を禁止されながらも、えいえいとして書き続けた記念碑的大作。 ★と云うのも、余人知らず、「大阪生まれ」と云うことに誇りを抱いていた幸子は、幼少の頃から豊太閤と淀君が好きなので、関ケ原の戦には興味が持てなかったせいもあった。*次女・幸子が関ケ原を案内された時、「もう、面白くもなんともなくて閉口したことがあった」という。三女・雪子と四女・妙子は、東京で暮らすようにと言われても、行かないか、行ってもすぐ帰ってくるなど、関西好きなのである。★「鯖は怖いわ、新しいても中(あたる)時があるよって」。*こいさんが、病気になった時の姉妹の会話のひとつ。「中る」と書いて「あたる」と読む。そういえば、歌手に中孝介とい人がいるが「あたりこうすけ」と読む。後書きのような「『細雪』回顧」というのを谷崎潤一郎が書いている。以下、「『細雪』回顧」。*は私の感想など。★尤(もっと)も先年永井荷風氏にお目にかかった時、氏は長年こくめいに日記をつけて「何年何日に雨が降っていないのに雨を降らすようなことはない」と云っておられたが、私などは到底そこまでは行けない。*「細雪」の中に神戸が水害にあったシーンがあるが、調べたという。 ★(略)もう、「細雪」と同じようなものを書こうとは思っていない。 文章などももっと短く簡略に書きたいと思うようになっている。*本当に、一つのセンテンスが長すぎ!!長いもので、10行ほどあった。(8行だったかも)★変わると云えば大正末年私が関西の地に移り住むようになってからの私の作品は明らかにそれ以前のものとは区別されるもので、極端に云えばそれ以前のものは自分の作品として認めたくないものが多い。★江戸時代の残像をもった日本橋に生まれ(略) 東京を廃墟にしてしまった震災は彼の帰属する故郷を無にしてしまったのであった。なかば「第二の故郷」を求めるように関西に移住した・・・(略)。(後書きの「谷崎潤一郎 人と文学」より。)*谷崎は、江戸の色が残る東京に生まれた。しかし、震災でそれらが無くなり関西に移住。すっかり関西びいきになった。「細雪」の中で幸子が関西がよいと何回も語り雪子も東京の姉の家には居つかないで芦屋の中姉の所にばかりいる。 ★胃鏡、棒紅・・・。*古い作品なので随所に古い言い回しがある。胃鏡は胃カメラ、棒紅はリップスティック。★谷崎は、戦中、戦後の激動期を通じて、おのれの思想を修正する必要のなかったごく少数の文学者の一人である。(後書きの「谷崎潤一郎 人と文学」より。)*「細雪」は主人公たちの華美な服装などが「このご時世になにをやっている。」とばかりに、掲載禁止になる。 「細雪」読むきっかけになったのは、宮尾登美子のエッセイ集■もう一つの出会い■を読んでから。宮尾登美子は、読みながら、あまりの優雅な生活にすっかり驚き憧れたという。読んだ本の影響で次の本が決まることが多いが、「もう一つの出会い」が「細雪」に繋がった。・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村
2017.12.16
コメント(4)
![]()
■あきない世傳金と銀(3)■を読んでいたら、主人公が芝居を見に、天満から歩いて道頓堀まで行くシーンがあった。当時の賑やかさが伝わるシーンだ。道頓堀は、今も昔も賑わっていたのだなと思った。以下、そのシーンを書き写した。紫色が通った道筋。長い長い■天神橋■を渡り、広い筋をそのまま南へ南へ下る。住吉屋町に差しかかったところで東横堀川沿いへ出て、安堂寺橋、末吉橋を右手に眺め、さらに南へと歩みを進める。川の南端まで行けば、そこから西へと伸びるのが■道頓堀川■であった。「まあ・・・」上大和橋(かみやまとばし)の辺りで、幸(さち)は足を止めて周囲を眺める。道頓堀川には幾艘もの船が浮かび、川端に軒を連ねた茶屋へと棹を寄せている。川の南側、立慶町や吉左衛門町の通りに並ぶ芝居小屋からは、離れていてさえ、三味の音や呼び込みの声、芝居小屋の殷賑が耳に届いた。その賑わいに誘われるように、着飾った老若男女が道を急ぐ。 手前の幅広の■日本橋■は紀州街道へ繋がるからか、晴れ着姿の町娘に混じって、綱で繋がれた牛や馬ものんびりと歩いていた。天満で暮らすようになって九年、生まれて初めて目にする道頓堀の情景であった。目を見張る幸に、こっちだすで、と富久が背後から呼んでいる。「川の南はえらいひとで、歩くにも難儀しますよってにな。宗右衛門町の方から行きますで」富久がそう言うと、幸の返事を待たずに上大和橋を急ぎ足で渡っていった。■太座衛門橋■で川南に渡れば、角には「角の芝居」の幟を立てた芝居小屋、雑踏に紛れて西に進めば、今度は「中の芝居」の幟。その先、戎橋に近いところに「筑後屋」があった。(略)小走りで戎橋を渡り始めた富久を、何が起きたかわからぬまま、幸は追った。人波を外れ、宗右衛門町の小路まで戻ったところで、富久は膝を抱えるように蹲る。(以上「あきない世傳金と銀3」より)「悪所(あくしょ)」という言葉がある。江戸時代、芝居と廓(くるわ)は、ある一定の場所でのみ公許され、これを悪所と呼んだ。大坂での悪所のひとつ、芝居は、道頓堀に集められ芝居町を形づくることとなる。この、劇場から道路ひとつ隔てた川に直面した一帯に、往時、芝居茶屋が櫛比(しっぴ)していたのである。芝居茶屋は芝居町を構成する重要な役割を担っていた。たとえば、角座の桟敷(特等指定席)で観劇しようとすると、その席の権利を持つ特定の芝居茶屋に予約することになる。もっとも、芝居茶屋では興行の替わるたびに辻番付(次興行の宣伝チラシ)を贔屓(ひいき)客に届けて予約をうけてしまうほうが多かったらしい。 戎橋を渡って少し行ったところで、五鈴屋の「お家(え)さん」が、蹲って動けなくなった。そこへ、かつての、長男の嫁が通りかかり、気分がよくなるまでと馴染みの茶屋で待たしてもらうことにしたという話の流れがある。「あきない世傳金と銀(5)」は年明けに発売されるというので楽しみだ。■道頓堀川■ ■「あきない世傳金と銀(一)」■■「あきない世傳金と銀(二)」■■「あきない世傳金と銀(三)」■■「あきない世傳金と銀(四)」■・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.15
コメント(0)
![]()
■細雪(上)■■細 雪(中)■東京に居を移した本家に身を置く雪子は、都会の空気になじめず心細い日々を送っている。いっぽう関西では、神戸で大洪水がおこり、四女・妙子が巻き込まれた。この水害から妙子の命を救ってくれたのは、かねてより付き合いを続けていた許嫁の奥畑ではなく、奥畑家に昔丁稚奉公をしていた板倉であった。二人の身分違いの恋に家族が翻弄される中、板倉が病に倒れるー。*が私のコメント。★(略・踊りの)稽古場と云うのは、島の内の畳屋町の狭い路次を這入った芸者屋の二階にあった。*「■“船場は商人の町で、島之内は三者の町”■と、住んでいる人は何か誇りを持っていたような気がする。」三者とは、学者、芸者、役者のことだ。芸者が多かったので踊りの稽古場があった。★(略)東京の魅力は何処にあるのかと云えば、そのお城の松を中心とした丸の内一帯、江戸時代の築城の規模がそのまま壮麗なビル街を前景の裡(うち)に抱え込んでいる雄大な眺め、見附やお堀端の翠色、等々に尽きる。*やはり規模が大きい。大阪は、船場の規模が小さかったので、公共の施設は、武家の蔵屋敷があった中之島におかれた。★(略)それらた置いてあった上本町の家の隈(くま)が幻影のように浮かぶのである。姉がこういうものをわざわざ大阪から持って来たのは、昔の栄華の形見としてこれだけでも身近に眺めていたいのであろう。そして一つには客間と云うには余りに殺風景なこの部屋の装飾にと云うつもりなのであろう。が、どう見てもそれらの物はこの座敷を引き立てる役には立っていないで、反対の効果をもたらしている。それらの調度があるために座敷はひとしお安普請が目立ち、(略)恰(あたか)も姉その人の境遇を象徴しているようである。*船場の大きな屋敷でこそ映える書画骨董。書画骨董と同じに姉の鶴子を思っているのがまさに言い得て妙。★(略)東京の寒さに馴れるまでに三年かかる、(略)。*関西と東京の温度は、そんなに違うものだろうか・・・。★「ふうん そしたら「湯豆腐」も一緒の船で行くのんと違うん?」*「湯豆腐」というのは、ルドルフのことを*妙子*(四女・こいさん)が冗談にそう呼び始めたあだ名。ロシア人のお婆さんの真似をしたりと愉快な妙子と姉妹たち。★「露西亜(ロシア)で生まれて、上海(シャンハイ)で育って、日本へ流れついて来たと思うたら、今度は独逸(ドイツ)から英吉利(イギリス)へ渡るねんな」*四女・こいさんの妙子の生徒にロシア革命で祖国から逃れてきた一家がいる。★(略)彼の握るのは上方趣味のすこぶる顕著なものであった。たとえば酢は東京流の黄色いのを使わないで白いのを使った。醤油も、東京人は決して使わない関西の溜(たまり)を使い、・・・(略)。*東西の食の違いは、■みをつくし料理■でよく分かった。が、昭和になっても大きな違いがあったのだと知った。★「東京はえらい矢絣が流行るねんなあ。」*食も着るものも違っていたらしい。・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村
2017.12.14
コメント(0)

種苗屋は、一年中、根のある生きた木を売っているけど、クリスマスにもよく、かざりつけできるくらいの大きさの、鉢植えのツリーを売る。根のあるツリーは、枯れないし、針のような細い葉も散らさない。クリスマスが終わったら、庭や近くの公園に植えることだってできる。また、鉢植えのままで、次のクリスマスがくるまで、外においていてもいい。根のあるツリーは、ちゃんと世話をしてやれば、きみといっしょに、何回もクリスマスを祝うことが出来るよ。子どものためのライフスタイル「自然と友だちになるには」■ クリスマスツリーの用材には、■常緑の針葉樹のおもに幼木が用いられる。アメリカでは、年間数千万本もの生木のツリーが流通しており、最も生産本数が多いオレゴン州だけでも700万本を超える。これら商業目的で生産されるツリーのほとんどは、規模が大きいため森林ではなく農地で生産されている(アメリカのツリー生産の統計は、農業センサスで集計されている)。この点で環境破壊と指摘されることは少ないが、クリスマス後に一度に大量に発生するツリーのゴミの方が環境問題視されることがある。 このためニューヨーク州を始めとした都市部や住宅地では、2000年代以降、リユース(鉢植えで使用後に農場へ戻す)やマテリアルリサイクルを行う取り組みが見られる。華やかな雰囲気になるから、クリスマスにツリーはいいなと思う、うちは、飾らないけど・・・。■友人からもらったクリスマスカード■など飾って、ツリーはなくても、クリスマスは毎年来る。 ■こんなトナカイいかがですか?■・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・
2017.12.13
コメント(2)
![]()
■細雪■大阪船場に古いのれんを誇る蒔岡家の四人姉妹、鶴子、幸子、雪子、妙子が織りなす人間模様のなかに、昭和十年代の関西の上流社会の生活のありさまを四季折々に描き込んだ絢爛たる小説絵巻。三女の雪子は姉妹のうちで一番の美人なのだが、縁談がまとまらず、三十をすぎていまだに独身でいる。幸子夫婦は心配して奔走するが、無口な雪子はどの男にも賛成せず、月日がたってゆく。 谷崎潤一郎の長編小説。1936年(昭和11年)秋から1941年(昭和16年)春までの大阪の旧家を舞台に、4姉妹の日常生活の悲喜こもごもを綴った作品。阪神間モダニズム時代の阪神間の生活文化を描いた作品としても知られ、全編の会話が船場言葉で書かれている。上流の大阪人の生活を描き絢爛でありながら、それゆえに第二次世界大戦前の崩壊寸前の滅びの美を内包し挽歌的切なさをも醸しだしている。舞台は阪神間だが、本質的には大阪(船場)文化の崩壊過程を描いている。 主な登場人物★蒔岡家鶴子 - 長女、本家の奥様 ★辰雄 - 鶴子の婿養子、銀行員★幸子 - 次女、分家の奥様 -「ごりょうんさん」(船場言葉「御寮人さん」= 若奥様) 谷崎の妻・谷崎松子がモデル。 ★貞之助 - 幸子の婿養子、計理士★悦子 - 幸子と貞之助の娘★雪子 - 三女(雪あんちゃん=きあんちゃん)★妙子 - 四女 -「こいさん」(船場言葉「小娘さん」= 末娘)何回も映画になったのもうなずける。鶴子、幸子、雪子、妙子のうち 芦屋に住む、次女の幸子と三番目の幸子、末娘妙子の日々の暮らしが優雅すぎる。家が芦屋でお手伝いさんが3人!!幸子と雪子はフランス語を習っている。よく外食する。日本舞踊を習う四女。もちろん、子どもの頃からピアノを習っている。まさに、阪神間モダニズム時代の阪神間の生活文化を描いた作品!!映画を見たことがないけれど、ポスターなどで姉妹が京都に花見にいくシーンは名高い。そのシーンの絢爛豪華なこと・・・。★で、常例としては、土曜日の午後から出かけて、南禅寺の瓢亭で早めに夜食をしたため、これも毎年欠かしたことのない都踊を見物してから帰りに祇園の夜桜を見、その晩は麩屋町の旅館に泊って、明くる日嵯峨から嵐山へ行き、中の島の掛茶屋あたりで持って来た弁当の折を開き、午後には市中に戻って来て、平安神官の神苑の花を見る。*瓢亭で早めに夜食って、どんだけ贅沢やねん!!芦屋から京都は、日帰りなのに二日も泊まるって・・・。私も、よく京都に花見に行ったが、泊まったことはない。★以下、気になったところと*私のコメント。★脚気は阪神地方の風土病であるとも云うから、そんなせいかも知れないけれども、・・・。*脚気が阪神間の風土病ってはじめて聞いた。★(略)関西では、未年の女は運が悪い、縁遠いなどと云い、殊(こと)に町人の女房には忌(い)んだ方がよいとされているらしく、「未年の女は門(かど)に立つな」と云う諺まであって、町人の多い大阪では昔から嫌う風があるので、ほんに雪子ちゃんの縁遠いのもそのせいかも知れないなどと、本家の姉は云い云いした。*「未年の女は門かどに立つな」勤めていた時、会社の人から聞いた。★貞之助は、去年この姉妹に悦子を連れて錦帯橋へ花見に行った時、三人を橋の上に列ならべて写真を撮ったことがあって、その時詠よんだ彼の歌に、―――美しき姉妹おとどい三人(みたり)居ならびて写真とらすなり錦帯橋の上、と云うのがあったが、全く、この姉妹はただ徒(いたず)らに似ていると云うのとは違って、それぞれ異なった特長を持ち、互に良い対照をなしながら、一方では紛う方なき共通点のあるところが、見る人の目にいかにもよい姉妹だと云う感を与えた。*長っ!!ここ以外にも、センテンスが長すぎる。「おとどい」という言葉、親はよく使っていた。★先まず身の丈からして、一番背の高いのが幸子、それから雪子、妙子と、順序よく少しずつ低くなっているのが、並んで路を歩く時など、それだけで一つの見物みものなのであるが、衣裳、持ち物、人柄、から云うと、一番日本趣味なのが雪子、一番西洋趣味なのが妙子で、幸子はちょうどその中間を占めていた。顔立なども一番円顔で目鼻立がはっきりしてい、体もそれに釣つり合って堅太りの、かっちりした肉づきをしているのが妙子で、雪子はまたその反対に一番細面の、なよなよとした痩形やせがたであったが、その両方の長所を取って一つにしたようなのが幸子であった。服装も、妙子は大概洋服を着、雪子はいつも和服を着たが、幸子は夏の間は主に洋服、その他は和服と云う風であった。そして似ていると云う点から云えば、幸子と妙子とは父親似なので、大体同じ型の、ぱっと明るい容貌ようぼうの持ち主で、雪子だけが一人違っていたが、そう云う雪子も、見たところ淋さびしい顔立でいながら、不思議に着物などは花やかな友禅縮緬ちりめんの、御殿女中式のものが似合って、東京風の渋い縞物しまものなどはまるきり似合わないたちであった。 いつも音楽会と云えば着飾って行くのに、分けても今日は個人の邸宅に招待されて行くのであるから、精一杯めかしていたことは云うまでもないが、折柄の快晴の秋の日に、その三人が揃そろって自動車からこぼれ出て阪急のフォームを駈け上るところを、居合す人々は皆振り返って眼を欹(そば)だてた。*豪華な着物を着た美しい三姉妹が並んだところを見たい。映画かは何回もされているが、次回するとしたらと思いながら・・・。小雪、桐谷美玲、佐々木希、石原さとみ、武井咲、長澤まさみ、柴崎コウ、綾瀬はるか、竹内結子、・・・。などなど妄想。★貞之助が笑ったのは、鯛とはあまり月並過ぎるからであったが、しかし彼女の説に依よると、形から云っても、味から云っても、鯛こそは最も日本的なる魚であり、鯛を好かない日本人は日本人らしくないのであった。彼女のそう云う心の中には、自分の生れた上方こそは、日本で鯛の最も美味な地方、―――従って、日本の中でも最も日本的な地方であると云う誇りが潜んでいるのであったが、同様に彼女は、花では何が一番好きかと問われれば、躊躇ちゅうちょなく桜と答えるのであった。*姉妹は関西が好きで東京に住むことになった三女の雪子は、一度、芦屋に帰ると東京には、なかなか帰ろうとしない。★***、いつも写す所では必ず写して行くのであったが、ここでも彼女たちの一行は、毎年いろいろな見知らぬ人に姿を撮られるのが例で、ていねいな人はわざわざその旨むねを申し入れて許可を求め、無躾ぶしつけな人は無断で隙すきをうかがってシャッターを切った。*インスタ映えする一行なのだ。★「今日は雪子ちゃんもこいさんもお内にいてやおまへんか」と、昔ながらの船場言葉で云った。 「妙子はこの頃ずっと製作が忙しいて、めったに戻ってけえしえへん。………」と、幸子も古めかしい云い方に釣つり込まれながら、 「………雪子はおりゃっけど、呼んで来まおか」*「今日は雪子ちゃんもこいさんもお内にいてやおまへんか」のおまへんは言わないが「今日は〇〇ちゃんも〇◎さんもお内にいてはらへんのん」は言う。まあ、こいさんは言わんわ。「おりゃっけど」は死語だろう。*全体にセンテンスが長すぎると思う。・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村
2017.12.12
コメント(2)
![]()
今年から、ジムにと思って入会したけど、あまり行けてないっていう、そこの彼女、あなた、ダメウーマン。ジムに通える人が、どれだけいるか知ってますか? 3%、3%。♪♪♪♪ブルゾンちえみネタ曲:音が出ます!♪ 痩せたいからジムに通ってるけど、つい食べてしまうという、そこの彼女。あなた、ダメウーマン。じゃあ、質問です。食べたいけど、食料がない人がこの地球にどれだけいるか知ってますか? ■7億9000■、7億9000。♪♪♪♪ブルゾンちえみネタ曲:音が出ます!♪■ブルゾンちえみ35億ネタ■■5秒に一人■飢餓で死ぬ子どもを救うために。 今年の■ユーキャン新語・流行語大賞■にノミネートされた「35億」。ブルゾンちえみ さん(お笑い芸人) 世界の人口の半分、その半分35億が男ってことでしょ!そんな決めゼリフで茶の間を沸かせたのが、女性芸人の「ブルゾンちえみ」。その個性的なメイクとともに彼女の物真似がネット上に広がった。「35億」という、この異様なほどポジティブな思考が2017年の日本人を大きく勇気づけたことは想像に難くない。 今年からジムに通っているのに3キロ肥った、ダメウーマンは、私です。_| ̄|○時間や料金、体力がないと行けないからジムに行くことが出来るのは、3%だとインストラクター嬢が言ってた。・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.11
コメント(2)
![]()
歳末助け合い募金の季節。作家の林真理子氏は、募金活動に参加しているのだそうだ。先日、読んだ■下衆の極み■でそのことを書いていて面白かった。募金活動といっても、私たちの■貧者の一灯■ではなく、何万円という金額だ。例えば、「有名作家とランチに行く権利」や「女優Aと同じ映画に出ることが出来る権利」を売る。当然、万単位のお金が動きその利益を、震災の被害者に贈っているのだそうだ。参加者たちは、おしゃれして、パーティ気分で参加。★印が本文。*印は私のコメント。★ひねくれ屋のうちの夫などは「ボランティアでこんな派手なことをして」と言うがそれは違う。地味なことをしてもお金は集まらない。着飾って華やかにお金をかき集め、そして使う時は千円単位もケチる。これこそボランティアの本道だと私は思う。*ボランティアが楽しい、参加することが楽しくてたまらないというようなのだったらたくさんの人が参加するだろう。それをやっていることが、羨ましがられるような人というのが、海外のセレブのボランティアの形だと思う。★五年前、(略)震災孤児のために何が出来るか話し合っていた時、会員である歯科医師から「いずれ子どもたちの歯科矯正もちゃんとやりたい(略)」という発言があった。すると他の会員が猛反発。「じゃあ次は整形手術っていうのか。ふざけんな、そんなの支援でも何でもない」と激怒した。*これに作者たちは、抵抗。ここでの論争が面白かったし、考えさせられた。結局、数人が歯科矯正をしたという。・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.10
コメント(2)

◎静夜思◎井伏鱒二訳寝間の内からふと気が付けば霜かと思ういい月明り軒端の月を見るにつけ在所のことが気にかかる。◎静夜思◎■李白■牀前看月光 疑是地上霜 挙頭望山月 低頭思故郷 ◎書き下し文◎牀前(しょうぜん)月光を看る 疑ふらくは是れ地上の霜かと 頭(こうべ)を挙げて山月を望み 頭(こうべ)を低れて故郷を思ふ ◎静夜思◎井伏鱒二訳ネマノウチカラフト気ガツケバ霜カトオモフイイ月アカリ ノキバノ月ヲミルニツケ ザイシヨノコトガ気ニカカル■静夜思(音が出ます!)■■静夜思(静夜の思ひ)の現代語訳と解説■高田郁の小説■ふるさと銀河線軌道春秋■というのがあり、その本の中に「さよならだけが人生だ」という寺山修司の詩があった。唐代の詩人于武陵(うぶりょう)の詩「勧酒」(かんしゅ)を訳した、井伏鱒二の妙訳にインスパイアされたという。その繋がりで、同じく井伏鱒二の■静夜思■を知った。高校の時に習ったこの漢詩は大好き。普通の訳の硬質な感も好きだが、井伏鱒二の七五調も心地が良い。■スーパームーン■12月4日の満月は、迫力があった。次に大きな月が見えるのは、2018年1月2日。12月4日よりも月がさらに地球に近い距離で満月となるという。・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.09
コメント(0)

今年も、後少しでおしまい。今年は、とり年ですから、鳥にまつわる話を・・・。 自転車で家の近くの川を通りかかったら鳥がいたので、思わず降りて見てしまった。私が見ているのを知っているのか知らないのか、じーっと、同じ方向を見ながら、佇んでいる。じーっとしているように見えて、その実、餌をとることに全神経を注いでいるのだろう。なんの苦労もしないで「お正月、何食べよう・・・。」と思案する人間。お金さえだせば、山海の珍味を食べることが出来る人間。季節を問わず、好きなものが、好きな時に食べられる人間・・・。夏に写した鳥の写真を見ながらそんなことを考えた。とり年も後、わずかだ。■とり年ですから:鳥ネタ17本■2017年だけに■とり年ですから:鳥の形の籠■■とり年ですから:絶滅した鳥モア■■燕の歌■ ■ツバメの宿賃■■ニワトリ模様ずくしのB&B ■■コーヒーの模様は鳥の羽?シダ? ■■ツバメ調査:ツバメをみましたか? ■■玄鳥(つばめ)去る■■七十二侯:玄鳥至る(つばめきたる)■■ビッグ・ボーイズ★探鳥大会 ■ ■パリ:「白鳥の小道」■■ツバメの巣、邪魔ですか? ■■ブラック・スワン★ナタリー・ポートマン ■■カラスの葬送■■鳥に喰われる自由もない憂鬱 ■■器歳時記:つるの皿■■こまどり姉妹がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!★私歌謡曲 ■・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.08
コメント(2)

■道頓堀川水門■は、平成13年3月に完成しました。東横堀川水門と対になって機能しています。 建設された目的は、比較的きれいな水が流れている大川の水を、淀んで色もくすんでしまっている道頓堀川と東横堀川に取り入れることにあります。大阪ドームに近いために外観はドームの質感に合わせた近未来的なデザインが特徴的です・・・■水門■は左岸側と右岸側の2門になっていて、左岸側の下流のラジアルゲート型水門と、上流川のマイタ-ゲート型水門の操作で、船を航行させる閘門の機能を持っている。右岸側は、スルースゲート水門になっています。道頓堀川水門に最も近づけるのは、上流側では日吉橋、(日吉橋から通路があるが、普段は通行禁止。)下流側は、木津川にかかる大正橋の西詰です。ゲートの上に水門似つかわしくないような、すっきりとした管理棟を付けて、街中に溶け込むデザインになっています。ゲートの幅は、右岸側・左岸側ともに10m位のもので、コンパクトな設計の水門です。なにわ探検クルーズの川の環状線コースに乗船すると、この、道頓堀川水門と、東横堀川水門の両方を間近に見ることができる。 ■水門のはたらき■(1) 高潮の防御:大雨や高潮により水位が上昇する時は、水門を閉め、浸水被害を防ぎます。(2) 水位の制御:道頓堀川は潮の干満によって水位が変動する川ですが、両水門により、河川水位をほぼ一定に制御します。(3) 閘門機能:水門の前後で水面の高さが違う時に、水門内で水位の調整を行い、船舶を航行させることができる閘門を併設しています。(4) 水門操作による河川浄化:大阪湾の潮の干満に合わせた水門操作を行い、寝屋川の汚れた水の流入を防ぎ、大川(旧淀川)のきれいな水を導き入れています。◆上げ潮時 東横堀川の水門を開け、きれいな大川の水(浄化用水)を東横堀川・道頓堀川に取り入れます。 その結果、道頓堀川・東横堀川には、きれいな水が貯留されます。◆下げ潮時 道頓堀川水門を開け、東横堀川・道頓堀川の水を下流へ流し、水の入替えを行っています。 また、東横堀川水門を閉じ、寝屋川からの汚れた水が東横堀川・道頓堀川に入らないようにします。■道頓堀川の橋■■下大和橋■■日本橋■- 堺筋■相合橋■■太左衛門橋■■戎橋■ ★心斎橋筋・戎橋筋■道頓堀橋■ - 御堂筋■新戎橋(しんえびすばし)■■大黒橋■•阪神高速1号環状線 (以降、通称西道頓堀川)■深里橋 ■- 四つ橋筋■浮庭橋■■住吉橋■■西道頓堀橋■ - なにわ筋■幸橋■■幸西橋■ - あみだ池筋■汐見橋■ - 新なにわ筋■日吉橋■道頓堀川水門・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.07
コメント(0)

■日吉橋■道頓堀川の上流の沿岸部は早くから開けたが、西道頓堀沿岸の本格的な開発は元禄11年(1698)に始まる。南北堀江の開発を機会に道頓堀にも住吉橋、幸橋、汐見橋、日吉橋の4橋が架けられた。日吉橋の周辺は材木問屋が多く、川岸には木津川口から入港する船の船着場があり、廻船問屋や茶屋を兼ねた宿屋などが建ち並んでいた。西道頓堀川の橋は木津川河口に近いことから、津波の被害を受けやすかった。「米商旧記」によると、橋長が31間(61.1メートル)で、幅員は2間(3.9メートル)となっているが、寛政3年(1791)南堀江から出火した火事で焼けている。昭和10年に橋長57.4メートル、幅員12.7メートルの三径間のゲルバー式鋼鈑桁橋となり、現在に至っている。 橋長:57.40m幅員:12.73m形式:桁橋(ゲルバー桁)完成:昭和10年行政区:西区、浪速区河川名:道頓堀川アクセス:南海汐見橋線 汐見橋駅 およそ500m 徒歩8分 大阪市営バス「幸町三丁目」汐見橋から日吉橋の北詰は、鬱蒼と木が茂っている。水位が上昇した時のことを考えて、コンクリートの防水壁がある。その前は鬱蒼と茂っている。道を隔てて、高層住宅があるが、家から川の流れと緑が見える環境は市内では貴重だ。橋の上から見ても緑が多いのが分かる。日吉橋では耐震工事が進んでいる。日吉橋で道頓堀川に架かる橋は全て渡った。残るは、水門のみ。■道頓堀川の橋■■下大和橋■■日本橋■- 堺筋■相合橋■■太左衛門橋■■戎橋■ ★心斎橋筋・戎橋筋■道頓堀橋■ - 御堂筋■新戎橋(しんえびすばし)■■大黒橋■•阪神高速1号環状線 (以降、通称西道頓堀川)■深里橋 ■- 四つ橋筋■浮庭橋■■住吉橋■■西道頓堀橋■ - なにわ筋■幸橋■■幸西橋■ - あみだ池筋■汐見橋■ - 新なにわ筋•日吉橋•道頓堀川水門・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.06
コメント(0)
![]()
■gifted ギフテッド■♪音が出ます!いちばん大切なのは、<愛する>才能。フロリダの小さな町。独身男のフランク(クリス・エヴァンス)は、生意気ざかりの7歳の姪メアリー(マッケナ・グレイス)、片目の猫フレッドと一緒にささやかな生活を送っていた。その小さな幸せは、メアリーの天才的な才能が明らかになったことから揺らぎ始める。メアリーの特別扱いを頑なに拒むフランクの前に母エブリン(リンゼイ・ダンカン)が現れ、孫のメアリーに英才教育を施すため、フランクから引き離そうとする。 「ギフテッド」って「天才」という意味。神からの才能の贈り物ということだろう。天才ってほっとおいても、天才になると思っていたけど、小さいころから、「天才」として育てなければならないと知った。そのことをしっているから、孫の天災教育に口出しするおばあちゃん。もし私の周りの子どもが、天才だったら、私も悪役みたいな扱いのおばあちゃんと同じく、子どもの才能を伸ばすために動くだろうと思う。 7歳の天才少女メアリーに11歳のマッケナ・グレイス。小さいし、前歯が抜けて、現在11歳というけれど、どうみても7歳にしか見えない。金髪なのに、眉毛やまつ毛は少しダークで濃いまつ毛に縁どられた大きな目・・・。マッケナ・グレイスも「美」のギフテッド。大きくなって背も伸びれば、将来どんな女優になるのだろうと期待。・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.05
コメント(2)
![]()
■猫が教えてくれたこと■♪音が出ます!猫の街、古都、イスタンブール。古くから猫の街として知られる地中海の古都イスタンブールを舞台に、生まれも育ちもまったく違う、7匹の個性豊かな猫を追いかける。★虎猫のサリは生まれたばかりの子猫たちにエサをあげるため、市場の食べ物を狙っている。★メス猫のベンギュは、なでられるのが大好き。★レストラン近くに住む義理堅いアスランは、ネズミ退治を仕事にしている。★サイコパスは喧嘩が強く、旦那を尻にしいているくせに嫉妬深い。★デニスは下町の市場に住み、そこで働く商売人や客たちと触れ合う看板猫。★遊び人風のガムシズは周囲の大人たちの心を虜にする。★そして礼儀正しいデュマンは、高級なデリカテッセンにいつも美味しいエサをもらっている。猫たちとイスタンブールの人々の幸せな関係を、地上10センチメートルにカメラを構え、猫の目線でとらえていく。 海外との貿易で栄えた街イスタンブールは古くから海洋交易の重要拠点として発展し、猫はオスマン帝国の頃に貨物船に乗って世界からやってきたとされる。今なお帝国時代の名残を残す古き良き街並みの片隅に生きる猫たち。世界遺産に指定されているイスタンブール歴史地区を眼下に望み、東洋と西洋が融合した独特の建築群、石造りの長屋やカフェのテラス、名物レストラン、古い漁港など、エキゾチックな情景は旅へのあこがれがふくらむ。そんな魅力あふれる街イスタンブールを個性溢れる7匹の猫たちとともに10センチの高さから猫目線で撮影した映像はガイドブックの景色とは違い新鮮で、猫と共に街を歩いているような気分を味わえる。 猫、それも野良猫が主人公の映画。猫には、興味がないけれど、イスタンブールに憧れているので映画を見に行った。日本でも野良猫に餌付けをして問題になっているのを耳にすることがあるが、イスタンブールでも、野良猫に餌付けをする「猫おばさん」、「猫おじさん」の姿が描かれていた。彼らは、傷ついた心を猫との関わりで癒したという。 魚屋の魚を狙ったり、人の家に入り込んだりと、傍若無人な猫。かつて、猫が暮らしやすい畑や地道が多かったイスタンブール。今、高層住宅が建ち始めて、街も変わりつつある。街中が高層化され地道がなくなれば、街の様子が変わり猫の世話をする人がいなくなり、猫の排泄場所である地道や空き地がなくなる。考えてみれば、傍若無人なのは人間第一な街づくりをする人間・・・という猫目線の映画だった。 猫とともに暮らすライフスタイルが世界中で人気が定着しつつあり、今や私たちにとって愛や幸せの象徴となっている。猫を飼うことが出来るというのは、ゆとりがあるということだろう。 映画の中で、懐かしの音楽「ウスクダラ」が流れてきた。■ウスダラ■♪音が出ます!1950年代に世界的にヒットし、日本でも江利チエミの歌唱で知られたトルコ民謡の「ウスクダラ」(Üsküdar'a -「ユスキュダルへ(行ったら)」という意味)の舞台。イスタンブールが舞台だったのか!・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.04
コメント(0)
![]()
【内容情報】(出版社より) 「どうしたらセンテンス・スプリングに書かれずにすみますか?」「センテンス・スプリングの執筆者になることですね」「朝、ハンドバッグを開けたら、中からサツマ揚げが出てきた」。トランプ、SMAP解散、ゲス不倫、母の介護まで、激動の社会を揺るがぬ視点で見つめる。番外編として、漫画家・柴門ふみとの対談『「不倫」はやっぱり文化だ!』も収録。 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 2018年の大河ドラマ「西郷どん」の原作者として、作家活動も新境地に。トランプ、ゲス不倫、母の介護まど、大騒ぎの世の中を揺るがぬ視点で見つめる。相変わらず“持ってる”女・ハヤシさん、今日も時代の最先端を爆走中! 【目次】(「BOOK」データベースより)すごいぞ、センスプ(私のルーツ/トランプと石田家/同じ穴の… ほか)/許される範囲(ヒロインたち/お芝居が始まる/セコいなァ ほか)/いつものようにキーッ(二世の話/景品/ちょっとイヤな感じ ほか)/番外編「『不倫』はやっぱり文化だ!」(柴門ふみ×林真理子) 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 林真理子(ハヤシマリコ)1954年山梨生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年エッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年「白蓮れんれん」で第8回柴田錬三郎賞、98年「みんなの秘密」で第32回吉川英治文学賞を受賞。現代小説、歴史小説、エッセイと、常に鋭い批評性を持った幅広い作風で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)*が私のコメント。((´∀`))★「こんな値段で売られているということは、きっと泣いている人がいるはずだ」*コムデギャルソン・川久保玲の言葉。ファストファッションや百円ショップに対する文章は、私がいつも思っていることだ。★今までは、権力を持つ男の人に寄り添って何かイヤな感じであった。しかし、今回は吹っ切れている。「そう、私、権力大好きなんです。トップに立ちたいんです。それが何か?」*都知事選に打って出た小池百合子に対するコメントが秀逸。★「今、本を読むための、これだけの集中力を持っている人が何人いるだろうか」最近つくづくわかったことがある。本を読むのも修練が必要だということだ。自転車を習うように、文字を長時間読み続け、物語の世界に自分が入っていく力。これは今の若い人たちから失われつつある。*本の面白さを知っている人のみが本を読む力があるといえる。★「成人した息子ついて謝罪しなくても」というおきまりの意見があった。が、私の意見はちょっと違う。あの息子がブレイクしたきっかけはお母さんとの「親子漫談」がきっかけだった。(略)「ボク反抗期、母更年期」というキャッチフレーズはよくできている。*なるほど・・・納得だ。★「ファーストレディー、あの人でいいんですか」。ミッシェル・オバマ夫人といい、かつてのヒラリー夫人といい、最近の大統領夫人はみんな高学歴の知的なひとばかり。ミッシェル夫人は高身長を生かして、お安めのファッションを見事に着こなした。スピーチもうまいし、私はこの方が大好きであった。ところがトランプ夫人のメラニアさんって生きてるバービー人形。あきらかに整形をばっちりしているし、豊胸手術もしているように見受けられる。*生きてるバービー人形。のところ、本当にピッタリ!!★これって昔、土地成金が芸者を落籍(ひか)せて、自分のものにしたのと似ているような。お金で美食を囲うのである。*大金持ちが、名シェフに店を持たせ自分だけのための店にしている所があるのだそうだ。★(略)私は「卒業」という言葉が大嫌い。(略)「今日で卒業させていただきます」とか悲し気に挨拶する。「事務所の力がなくて、今期限りになって口惜しいです」とか「プロデューサーが売り込みのカワイコちゃんを気に入ったんですよ」・・・などと言いたいことは山のようにあるだろう(略)。最近は大人のふつうの世界でも使うから驚いてしまう。このあいだ棒団体の理事をやめる方に対して「今期をもって卒業されます」と言ったので、ええーっと思わず声をあげてしまった。(略)こういう場合は「お退(ひ)きになる」という言葉が正しくて美しいのではないだろうか。*本当に「卒業」という言葉はもの分かりのいい大人の対応でおかしい。★番外編として、漫画家・柴門ふみとの対談『「不倫」はやっぱり文化だ!』*これも面白い!・・・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.03
コメント(0)
![]()
■もう一つの出会い:宮尾登美子■17歳での結婚、やがて訪れた破局、百円玉一つ握りしめての家出、そして再婚・・・。現在の平穏な夫婦生活の中で、自らのたどってきた道のりを振り返りながら語る様々な出会いと想い。愛、結婚、夫と妻、母と子、作家であること、孤独、故郷、なつかしい風景、土の匂い・・・現代を代表する女流作家の細やかな筆致でつづった種語句のエッセイ39編を収録。宮尾登美子のエッセイ集を読んだ。同感したので記録しておく。(★)☆は感想。★(略)妻を索漠たる孤独を地獄に陥らせて気づかないような男は、最初から結婚の資格などないといってもいいのではないだろうか。☆よく言った!!★激務といわれる保育所の保母を七年、その他に編集者、公務員などの務めから始まって、ルポライター、原稿のリライト、ドラマ書きなど(略)☆宮尾登美子の職業。★(萩原)朔太郎夫人稲子は、夫との間に 二女を挙げたのち、ダンスに凝ったのがもとで家も夫も子も捨てて若い青年と出奔した。☆朔太郎の妻もダンスに凝ったのか!娘の葉子も物書きで、ダンスをしていた。(フラメンコだったと思う。)葉子のダンス好きは母親譲りだったのだ!!葉子と森茉莉は親友。葉子の息子、萩原朔美は、美青年でエッセイを書いていた。(1970年代)華麗なる一族だ。★私など、子供の頃から劣等感のかたまりのようなものだったが、世間に対するものは別とし、夫に対し昔から抱き続けている大きなひけめには、私の病弱という点がある。☆私も同感!★このときから私にとっての唯一の救いは、一日のうちたとえ僅かな時間でもノートに向かって文章を綴ることになり、以来三十四年を経た今日では、文章で身を立てる職業作家になってしまった。☆まったく同感。私も40年ほど前から文章を書くことで心を落ち着かせ、生きる希望にしていた。■「ひととき」■今もその名残にblogを書いている。その頃の文章は今もあるので今度アップしよう。ただ違うのは私はプロになる才能がないこと。★(略)人はその生涯で、全エネルギーを燃焼させて何かに立ち向かった期間を持つのは一つの幸福とはいえないだろうか。☆私の40歳から50歳までの(本当は40前から50過ぎまで)の約10年は市街地に奇跡のように残った■一万坪の里山を公園にしよう■という運動にかかわった。■こんな公園あったらいいな・・・。■とチラシを配ったり、対市交渉、会議、イベント・・・。そのため■公園■について学んだり、公園を見に行ったりした。この市民団体を通じて、いろんな人と知り合った事、学んだことは、今も私を支えている。★同じ縞でも玄人が着れば唐桟(とうざん)という呼び名になり、素人のそれはただの縞になるのはやはり着る人の心意気によるのだろうか。☆唐桟は、玄人衆の着物だったのか・・・。 私は、宮尾登美子の作品は、新聞に連載されていた 「きのね」しか読んだことがない。これを機にいろいろ読んでみたい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.02
コメント(0)
![]()
ことしも早や、12月。あとひと月で、お正月だ。そのために、12月中にやらなければならないことがあるので、メモ。■上旬(12月10日まで)■★新しいカレンダーを用意。(済)★年賀ハガキを買って、年賀状を書く。★冷蔵庫の中身を減らすために、買い物はしないであるもので献立を立てる。★不燃ごみなどのチェックをする。うちは、週に2回の普通のごみの他に*12月8日(金)・・・不燃ごみ(壊れた瀬戸物や缶ビンの空いたもの)*12月9日(土)・・・古新聞、段ボール。*12月15日(金)・・・資源ごみ(ジュース、ビールの空き缶、空き瓶)*12月23日(土)・・・古新聞、段ボール。■中旬(12月20日まで)■★冷蔵庫の中身を減らすために、買い物はしないであるもので献立を立てる。★年賀状は出し終える。★ お年玉の準備(うちは、孫くらいだけど、もしもの時に、お年玉袋と診察を用意)。★美容院(私は11月の終わりに行った)。★シーツなどの大物の洗濯を天気の良い日に。★12月15日(金)・・・資源ごみ(ジュース、ビールの空き缶、空き瓶)★医者に行く。■下旬(12月27日まで)■★12月23日(土)・・・古新聞、段ボール。★冷蔵庫の中身を減らすために、買い物はしないであるもので献立を立てる。★冷蔵庫の中身を調べる。★年末普通ごみを出す用意。(12/28)■12月28日~12月30■★12月28日(木)朝、普通ごみ最後の日。正月のため、一回休みがあるので忘れずに出す!!★掃除★正月の飾り。(▲■今年の飾り■)★買い物・・・少なめに。*食料(おせち用)、*花、*雑煮用、★12月31日は、のんびり過ごしたい。・・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・
2017.12.01
コメント(2)
全31件 (31件中 1-31件目)
1