私訳・源氏物語

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February 2, 2006
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カテゴリ: キリスト教関係
何年か前のことです。


「もうお仕舞いですか。今日は一日、良い日でしたか?」
思わず振り返ると、そこにはモルモン教の若い伝道師が自転車に乗りながら、にこにこしていました。

「良い一日ということは、どういうことかしら?」と返すと、
彼は
「そうですね、お客さんがいっぱい来て、たくさん売れたとか・・・。」
『まあ、なんて俗っぽいことを!』と私は思いながら、
「あなたが私におっしゃりたいことは、自分が心から満足できる一日であったか、ということでしょう」と言いました。


私は、洗礼を受けてはいないけれど、この世界を創造された「大いなる力」の存在があること、そしてその存在に謙虚でありたいと思うことを話しました。
彼は、その「大いなる力」というものに謙虚になることは「信仰」なのだ、信仰を日常生活の中で生かしていくとは、謙虚になることだと言いました。

そして「ここでこんなことを考えている人がいるとは思わなかった」とも。

それらの言葉のどこまでが、彼の「体現した言葉」なのかは分かりません。けれど、若い彼のどこかに「優越感」があり、それが彼の言う「信仰=謙虚」、つまり自らの言動が日常生活に生かされていず、いかに観念的すぎるかに気付かない無神経さも、感じました。





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最終更新日  March 8, 2017 06:31:34 PM
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