私訳・源氏物語

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佐久耶此花4989

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August 11, 2011
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カテゴリ: ドライブ

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友人の運転で、蓮を見に行った。

去年はちょっと遅かったようで花が少なく、しかも雨降りだったので、
今年こそはと意気込んで行ったのだが、
今度は少し早かったらしく、硬い蕾がちらほら見える程度だった。

蓮は「浮葉」といっただろうか、まず水面すれすれに一枚の葉が開く。

浮葉の光合成で栄養分を蓄えた後、複数の葉が伸びてきて水面より上に開き、
最後に花芽を付けた茎がおもむろに上がって花が咲く。

池の手入れをしていた男性に訊くと、
ここ数日の暑さでやっと蕾がふくらんだけれど、一週間ほど寒かった(!)ので
開花が遅れているのだという。

見れば伸びた葉もまだ十分開ききってはいず、
薄緑色の紙を左右から巻き込んだような、コートの前を掻き合わせたような形をしている。

そこは温泉宿の池なのだが、
去年は見かけなかった物見台やベンチなども数か所用意され、
周囲がきれいに整備されていた。

鴨やあひるまでいたし、
池のふちを歩くと赤・白・黒の大きな鯉が、口を開けてのっそりと寄って来る。

鯉のエサなるものを一袋100円で買って撒いてやると、
泥沼の中からワラワラと集まって来た。

友人は、少しずつ投げる私を横目で見て、
「あなた、ずいぶんケチくさいのね」と言いながら大盤振る舞いするので、
池の中では飛んだり跳ねたり押し合いへしあいの大騒ぎ。

しかも自分でエサをばらまいて呼び寄せたくせに、
鯉の軍団を見ては「気持ち悪ぅ・・・」とのたまうのだ。

撮った写真を後から見ると確かに魚の群れは不気味だが、
蓮の開花を電話確認して、もう一度見に行きたい。

(蓮のかわりに、赤い水連が咲いていた)






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最終更新日  March 6, 2017 05:58:44 PM
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