読書の部屋からこんにちは!

読書の部屋からこんにちは!

2009.12.16
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カテゴリ: 今月読んだ本
昨日、近くのスーパーに行ったら、びっくりしてしまいました。

そして、かずのこのパック一つ一つに、きらきらした「迎春」という文字が。

え?もうそんな時期なの?!
よく考えてみたら、もうあと半月でお正月なんですねえ。
そういえば、昨日のニュースで、年賀状の受付開始とか言ってったっけ。
開始したその日に年賀状を出す人がいるってことに、毎年驚くんだけど、
うちなんて、まだクリスマスツリーすら飾ってないよー!!

家に戻って、さっそくクリスマスツリーやいろんな飾りを出しました。

飾り付けを楽しんだものだけど、今ではなんだか義務でやってるだけ。
外国で買った大きなツリーは、何年か前に近くの公民館に寄付したので、
今うちにあるのは、二十数年前娘が生まれた年に買ってきた、小さなものだけです。
いろいろな思い出を懐かしみながら、一人で明かりをともしました。
静かにまたたく光を見ているって、なんだか気持ちの落ち着く、いいものですね。


ドイツのクリスマスは、この世のものとは思えないくらい美しかった。
毎朝一つずつ開くアドベントカレンダー。
中から出てくるナッツやチョコに、子どもたちは大喜び。
日曜日ごとにろうそくの灯りをふやす、モミの枝のアドベントクランツ。
町の広場にはクリスマス市がたち、焼きソーセージや焼き栗、ワッフル、
温かくておいしかったなあ。

イブは大聖堂の深い鐘の音。静かなミサ。

イギリスの小学校のクリスマスフェストは、村の人がみんな集まるお祭りでした。
子どもたちの聖劇が終わり、たくさんの歌をみんなで歌ったら、さあお祭りです。
バザーあり、PTAの準備したお菓子や飲み物あり、広いホールは人でいっぱい。
薄暗い小部屋に太ったサンタクロースが座り、入ってくる子どもたちを抱き上げて、

小さなチョコを一個くれました。
小さな子たちは、怖がって泣いちゃう子もいたし、
大きな子は「今年はお肉屋のおじさんだ」なんて噂してた。
イギリスでは、イブの夜寝る前に、ドアの外にミルクとにんじんを置いておくんです。
遠い国から来てくれたトナカイさんのために。
うちでは娘が、ケーキも一切れ、外に置きました。

うちの子どもたちは、こんなクリスマスを過ごしたこと、覚えているのかな。
今年のイブは、子どもたちはそれぞれ友人と過ごすらしいし、夫は忘年会。
ぱぐらは一人で、ツリーの明かりのそばで、静かに読書するつもりです。




11月に読んだ本をご紹介するのを、すっかり忘れてました。

1「睡蓮の長いまどろみ」 宮本輝
2「レクイエム」 篠田節子
3「ボトルネック」 米澤穂信
4「美神解体」 篠田節子
「あんまりな名前」 藤井青銅
6「オロロ畑でつかまえて」 荻原浩
「無理」 奥田英朗
「淋しいのはおまえだけじゃな」 枡野浩一
9「思考の整理学」 外山滋比古
10 「綺麗な人と言われるようになったのは四十歳をすぎてからでした」 林真理子
11 「ポプラの秋」 湯本香樹実

いちばんのオススメは、荻原浩の「オロロ畑でつかまえて」です。
どっかで聞いたような題名だけど、なかみは抱腹絶倒、これ、どうやってオチをつけるんだろう、はらはらしながら読んでいったら、思いがけない方向から、胸のすくようなオチが。
もしお正月休み用に、肩の凝らない楽しい本をお探しでしたら、絶対これいいですよ!





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Last updated  2009.12.16 13:54:42
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