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2007/05/22
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カテゴリ: 政治
本日22日、「水産の動向」(水産白書)が閣議に提出され了承されたのだそうです( こちら
それによると、BSE問題による食肉不安のため、世界的に水産物ブームになっていて、水産物争奪戦が世界規模で起こっているのだそうです。
日本の輸入業者が、価格上昇のために手を出せず、「買い負け」が起きているというのでビックリです。
水産物の漁獲量は頭打ちで、需給はさらに逼迫する見通しだ、ということまで書いてあるそうです。

そう言えば、最近、スーパーで売っている刺身が高くて買う機会が減りました。
寿司も1000円近くするので買えなくなりました。

ですが、世界ではBSEが怖くて、魚類にシフトしているんですね。
日本では、BSEの危険があっても日本人はどんどん牛肉を食べてあげますよ、規制緩和をしてでも米国産牛肉の輸入を進めているという感じなのに。


米国の農務長官と16日にパリで交渉した人も、この農林水産大臣です( こちら を参照)。
もっとも、米国の言いなりにはならなかったらしいですが。
3月13日の日記 でも書きましたが、こんな農林水産大臣に任せて大丈夫かと思うのに、マスコミの追及の手は緩いんですね。
安倍首相も、なぜか、一向に農林水産大臣を交代させようとしません。

でも、この農林水産大臣、非常に顔の広い人で、何か不正事件が起こるたびに名前が出てくるんですね。
最近では、独立行政法人「緑資源機構」の官製談合疑惑で、公正取引委員会の強制捜査を受けた公益法人や民間企業から献金を受けていたことが発覚しています。
どこかの政党が必至に追及していますが、'95年~2000年に、熊本県の川辺川ダムの工事業者からも3000万円を越える献金を受けていると指摘されています。
政府のBSE牛肉対策につけ込んで輸入牛肉を国産牛肉と偽装して補助金をだまし取ったハンナンやフジチクといった会社とのつながりを指摘されていたり、ウルグァイ・ラウンド対策の農業振興対策費を農業振興に使わず、土木事業に使ってしまった、とか、疑惑を挙げるとキリがない人です。
利権に群がって利権を業者に配分しては、見返りに献金をもらうというタイプの政治家なのだと紹介しているウェブサイトもあります。

こういう人を大臣の椅子に坐らせたままにしておくのに、教育基本法改悪を強行採決し、憲法改正だ、戦後レジームから脱却だなどと、トンチンカンなことを言っている政権の支持率が50%近くもあるとは嘆かわしいばかりですが、疑惑追及をやらなくなってきた読売新聞にすっかり毒されてしまっていて、仕方がありませんね。





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最終更新日  2007/05/22 10:43:34 PM


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