特許の思想体系

特許の思想体系

2005.03.06
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カテゴリ: 01 特許ゲーム
こんちくは。

タイトルにひかれて、ついクリックしてしまったという人、
このページ →  http://plaza.rakuten.co.jp/gimmick/diary/200503010000/
開けてしまった理由がわかります。

それと、ついでに コメント欄 にも一言お願いします。
どれだけ効果があるのか。知りたいのです。

ということで、今回は、特許出願を行う前提である発明をいかにするか、発想の方法について、最近調べたことです。



「研究者・技術者たる者、発想法で発明ができるか!」と考える方もいるかと思います。



これらは十分に活用できると考えます。きっと。



☆ 自分で考えるという覚悟を持つこと

「せいじ616」さんのブログ には「自分で考えること」の重要性が語られています。



人の意見を単純に求めずに、
自分で、考えてみることって重要なのかもしれません。
   ---
情報に翻弄されないように、
体系的に情報を自分自身で整理しなければいけないと思います。
   ---
自分の中に判断基準を持たなければいけない。


自分自身でストーリーを作り、
そのストーリーを検証するための情報収集を行うようにする。

http://plaza.rakuten.co.jp/seiji0616/diary/200502230000/




☆ 常に考えるということ

「はじめて考えるときのように」(著者:野矢 茂樹, 植田 真:PHP文庫)には、「チューニング」と言ってます。気に入ってます。


考えているとは、いつでもそれをつかまえられるように、「チューニング」していること、耳を澄ますこと、研ぎ澄ますこと、すべてをその問題に関係させること。





次に、「ここからはじまる倫理」(著者:アンソニー・ウエストン/訳:野矢茂樹 出版社:春秋社)という本では、倫理ということからは予想外ですが、発想法が述べられています。

「道徳的問題に直面したときに創造的にアプローチせよ」と言っています。

その中で、典型的なものを挙げると(他にもいくつかあります)。

☆ まわりの人に聞いてみること

 「誰だっていい」とあります。「バスに乗り合わせた見知らぬ人、占い師」もありです。「その助言に従えということでなく、新しい見方を与えてくれる」というものです。

 応用として、ネット上にある占いサイトも使えるかもしれません。

☆ ブレインストーミング

 いわずと知れた方法です。アイデアからアイデアへと乗り移っていく。「アイデアのヒッチハイク」とよんでいます。「脳ミソ交換会」というのもおもしろい。

 たぶん、 「Gimmick」さんのブログ のタイトル「相乗り発想塾」も同じ趣旨だと思います。

☆ 不可能からの発想法

「完璧な解決を創造」し、「中間の地点にある可能な解決までゆっくりと戻る」のです。

これと同じやり方を実践したのが、 「TheTocotonist」さんのブログ で紹介している方法です。



●発想のヒント
発想法は「あり得ない」ことを許容して発想して,それから可能なプロセスを検討するといいとのこと
まずありえないものから先に考える
次に何を削ると実現するのか
その際コストが無理,倫理的に無理
★特許を書くときにみんながやる思考訓練ですね!
CPUパワーがないから現実的でないとかの制約は特許には全く関係ない

http://d.hatena.ne.jp/TheTocotonist/20050127



「大胆に 細心に ほどほどに」という過程になるかもしれません。



 実際に、常に発想し続けている人は、どんなことをやっているのか。

ということで、 「Gimmick」さんのブログ には、なんとあのアイデア群を出しているコツが語られています。



私の考えている「アイデアを出すための要件」とは何かといえば・・・・

 1 その時代の要請しているアイデアを求めていること
 2 必要なだけの知識(素材)を備えていること
 3 課題や問題の解決に対する感心を継続させていること
 4 アイデアを記録する準備ができていること

・・・・・などであると考えます。

http://plaza.rakuten.co.jp/gimmick/diary/200502220000/



特に、私は、「発明はいずれ現実化されなければ意味がない(特に他社によって実施)」、と考えていますので、「その時代の要請しているアイデアを求めていること」は重要です。

「アイデアを記録する準備ができていること」の工夫も必要ですよね。
出典はすっかり忘れたのですが、次のようなのがあります。


メモ用紙を探して見つかると、ペンがない。
ペンを探して見つかると、メモ用紙がない。
両方見つかると、アイデアを忘れている。




では、私は、何かというと、

「ほんとに問題なの?」と問うことにしています。現状肯定ということではないです。

解決ではなく、その問題そのものを解消することはできないか。

「前提をこうすれば、問題じゃないじゃん」

これだと、発明につながりにくいのです。そこが悩みのタネ。

あっ、そうだ。私は仕事として発明をする必要がなかったのだ。




なお、今回は、3人の方の記事を引用させていただきました。
「せいじ616」さん
「TheTocotonist」さん
「Gimmick」さん
こころよく引用を許可していただきました。ありがとうございます。

「大胆に 細心に ほどほどに」は、何処かの蕎麦屋の壁にかかっていた誰かの色紙にありました。



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「今宵はここまでにいたしとうござりまする」 (流行語大賞 1988年 流行語部門・金賞)

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最終更新日  2005.03.06 09:43:44
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