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2008.04.11
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テーマ: 洋楽(3560)
カテゴリ: 80年代洋楽
オンデン1970さん がヒントをくれた。
つーコトで、ふたたびBack To 80'sだ


アメリカ製のワゴン型自動車から名前を取ったという REO(アール・イー・オー)スピードワゴン は、'68年にイリノイ州で結成された。
デビューは'71年。毎年1枚づつアルバムを発表し、 年間300本 のライヴをこなすというツアー生活で実力を養っていったが、70年代はまったくといっていいほど芽が出なかった。
評論家たちには 「アメリカで最も売れていないが長続きしているバンド。ワンパターンで、傑出したボーカリストもいなければ、これといった曲もない。永久にヘッドライナーになれない、万年前座グループ」 などと言われたりもした。


'80年暮れに発売したアルバム 「Hi Infidelity(禁じられた夜)」 は、翌年15週間チャートの1位を記録(年間チャートでも1位)。
アルバムからは 「Keep On Living You」(全米1位) 、「Take It On The Run」(同5位)、「In Your Letter(涙のレター)」(同20位)など、数々のシングルヒットが生まれた。
特に「In Your Letter」は、日本のラジオでもよく流れたという。

その後、安易な二番煎じと酷評された「Good Trouble」('83年)を経て、REOはふたたび会心のヒットを放つ。それが 「Can't Fight This Feeling(邦題『涙のフィーリング』)」 だった。
13枚目のアルバム「Wheels Are Turnin'」(上写真)に収録。
作者は「Keep On Loving You」同様、ヴォーカル担当のケヴィン・クローニンである。
他のメンバー言うところの 「ばかげたバラード」 であるこの曲は、'85年に 三週連続全米1位

この当時、僕はちょうど 洋楽を聴き始めたばかりのころ で、ドラマティックで甘酸っぱいイントロを持ったこの曲と、赤ん坊のショットから始まるそのPVに 大きな衝撃 を受けた記憶がある。

ケヴィンのハイトーン・ボーカルとピアノをメインにした弾き語り部分がなんとも美しく、 ちょっぴり気恥ずかしい

うーむ、 まさしく産業ロック(←誉め言葉)
ツボをおさえたギター・ソロといい、起承転結のくっきりした構成といい、 ヒット曲のお手本 のような作りだ。
同時期にヒットしていたフォリナーの「I Want To Know What Love Is」と並んで、80年代を代表するパワーロック・バラードと言えよう。
この曲は Live Aid でも演奏されたほか、日本でも「夜のヒットスタジオ」で披露されていた。

彼らの本質は、 ストレートで男気あふれるロックン・ロール だと思うのだが、REOといったらこの曲や「Keep On Loving You」などを思い浮かべる人が多いだろう(実際、ヒット曲はバラードが圧倒的に多い)。
それもまたこのバンドの 宿命 か。
ちなみに僕が一番好きなREOの曲は、'78年に発表された 「Roll With The Changes」 だ。

また、彼らのヒット曲の邦題はこの曲の他にも「In Your Letter(涙のレター)」、「In My Dreams(涙のドリーム)」など、やたらと が多いのだが、そのエンギをかついでか'88年に発表された新曲「I Don't Wanna Lose You」には 「涙のルーズ・ユー」 なんていう冗談なのかマジなのか分からない邦題がついていた。
で、今年の2月に発売された新作の邦題は 「涙の道標(みちしるべ)」 だ。
おいおい演歌かよ、って。
そういえばバンド結成が'68年だから、REOの歴史も今年で 40年 になるんだなあ。。。


あれはバブル真っ盛りの頃だったか。
街角で「Can't Fight This Feeling」が流れてきた時、一緒に歩いていた女の子が 涼しい声で こう言った。

「あ、私コレ知ってるぅ~♪  レオ・スピードワゴン っていうんだよね?」

冗談なのかマジなのか。
どっちとも取れるし、 どっちでもイイや と思った僕はとりあえず
「まあね」
とだけ答えておいた。
そういえば、あの頃は 西武ライオンズ も強かった。
「ジョジョの奇妙な冒険」 も読んでいたっけなあ。

クダらなくも懐かしい思い出。
REOを聴いて思い出すのは、 楽しかった80年代 と生意気で青春まっさかりだった頃の自分だ。

つーコトで「「Can't Fight This Feeling(涙のフィーリング)」を聴くには ここ をクリック。
PVは こちら
結婚式で流すのにオススメだぁ\(´ー`)ノ

ついでに、燃え上がるようなギターと、さわやかに盛り上がるコーラスがかっこいい 「Roll With The Changes」 もどうぞー。
ここ をクリック。





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Last updated  2008.04.11 05:37:23
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