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女子流が載ってるのでもらってきたタワーレコードのフリーペーパー「bounce」。喜び勇んで読んでみるも、ん?!と、感じる。 まずはお読みください。(できれば実物もらってきてね)
どうでした? どう感じました?
まずはその1の記事
「芸人的スタイルがイマドキ」
芸人的って誰だろう?スマイレージが芸人的?AKBが芸人的?(TV番組のこと言ってるわけじゃないっすよね) ぱすぽかな?
と皮肉はおいといて、やっぱり今のももクロが無視できない存在になってるのが伝わってきます。でもこの方も素直に現場来ればいいのにね。
「お茶の間」ってTVのこと言ってるんでしょうけど、TVを見て輝くかどうかなんてすでに勝負あったなわけで、それ以前に各ライブの現場で起こってることを皆さんかぎ分けたいんですよね。
それは別にアイドルちゃんに限らず、例えばどっかのライブハウスから発火し始める様なアーティスト系音楽でも同じでしょう。つまり先鋭的なバンドだろうがアイドルちゃんだろうが「現場」から発火し始める、という現象は同じになった、ってことでしかないと思う。 それだけ業界的仕掛けがだんだん通用しなくなり、本物だけが生き残る時代になったってことなのかな。
ただこの、「ヤング・ソウル感」ってのはなるほどと思いました。
あのディスコなんだかR&Bだか分からない古い音楽をどうやって表現するのかいつも迷ってました。
駄菓子のネーミングにありそうな泥臭い言葉ですが、これからはヤング・ソウル感連呼しようっと。
見た目、高円寺のおやじヒップホッパーのような松井さんのように、今まで割と表に出なかった女子流のサウンドプロデューサーがフィーチャーされて分析されるのは個人的にとても待ち望んでたものです。 やっぱたまには音楽雑誌も読むもんだな~
次、その2の記事。
「楽屋オチや内輪ノリや・・」こちらはAKBを意識してるのかな?
確かに「一推しがうんちゃら」って歌詞のグループが普通に何十万枚売れちゃう時代になっちゃった。それが握手会のためだろうと多大な影響力があるのは事実。事実上そっちがメインストリームとなったらかには、確かに女子流のやり方はオルタナであり、音楽好きからすれば逆にメインストリームに見えて受け入れやすいのかも。
またこれ、ハードに楽曲系の世界観を追う女子流には、メインの代わりに本道を追う求道者「オルタナティブ」って言葉がしっくりくるのかもですね。(でも個人的にはカウンター姿勢を持ってるももクロの方がワクワクするんだな)
この方がおっしゃるように、ベスト盤的要素を持つ女子流アルバム「鼓動の秘密」は傑作です。まさに「門外漢も楽曲そのもののパワーでねじ伏せるには最適なパッケージ」でございます。何が嬉しいって、つんく曲ではそれほど語れなかったこの手の音楽論的ごたくの余地を女子流ちゃんが与えれくれるのが嬉しいんですよ。
そして、CDだけでも豪速球なのに、ステージでやってる女の子たちがあの若年層で、あの全力の踊りを見せてくれる。かつ毎ステージで必ず成長する上達ぶりを見れる。OFFステージではユーストや動画も流してくれちゃって、ファン向けの要望やメッセージも出してくれちゃう。こんな総合芸術のなかでCDだけを論評するのはちょっと虚しくさえ思えます。
だから現代のアイドルちゃんにとってライブは切っても切り離せない。ユーストどころかインターネットもない20年前の想い出と照らし合わせても少々空虚になっちゃうんすよね。 だって楽しむ構造があまりに違いすぎますから。
しっかし、bounceってこんなに皮肉っぽい文面だったかな?
なんかもっとこの音楽は素晴らしい!みたいな論調だったと思うんだけど。このコーナーだけ評論コーナーなんだろか?
この記事を全体的に見ても決して女子流を褒め称えてるわけではない。若干の要望や皮肉も入ってる。
ももクロが単に流行りものとして騒がれるだけじゃなく、音楽方面からも評価される動きがあって、そういう状況を見て、あんなもんくだらねーと素直に受け入れられないながらも文句を言わずにはいられない層があるような気がする。
このbounceはそんな嬉しいようなムカつくような楽しいような記事でした。こうやって巻き起こる静かな嵐は悪くないです。
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