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June 4, 2006
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広辞苑で「こうせん」をひくと、まぁ際限もなく色々な言葉が出てきます。口占・口宣・口銭・工専・公選・交戦・交線・光線・好戦・黄泉・鉱泉・・・。しかし、今日私がおやつに食べたのは、漢字で書くと「香煎」と書く奴。別名「はったい」「麦こがし」ですね。

・・・なーんて、知ったかぶりして書いていますけど、実は私、つい1週間前まで「香煎」という言葉も、「はったい」という言葉も、まったく知りませんでした。ま、「麦こがし」と言われれば、「なんか聞いたことある!」という感じはしますが、それが実際にどういうものであるか知っているのかと問われれば、やっぱり知らないと答えざるを得なかったですねぇ。

しかし、先日ブログ仲間のマイクさんのお宅に遊びに行った際、マイクさんが最近この「香煎」に凝っていらして、朝食代わりに食べていらっしゃると聞き、またその話のついでにその実物も一袋いただいてしまったので、否応なく興味を持たざるを得なくなってしまったんです。

さて、ある程度お歳を召した方なら常識としてご存じなのかも知れませんが、私よりも年下の方は、おそらく「香煎」の何たるかをご存じない方も多いと思いますので、一応説明しておきましょう。香煎というのはですね、簡単に言えば、大麦を炒ったものを挽いて粉にしたものであります。見た感じ、きな粉よりもやや粒子が荒目で、茶色味の濃い粉、と言えば、何となく感じが掴めるでしょうか。

で、この香煎、どうやって食べるかと言いますと、一番ポピュラーなのは、砂糖を少し混ぜ、お湯をかけて練る、というもの。つまり「蕎麦掻き」の甘い版、ですな。最近ではミルクや豆乳に混ぜて飲む、という方法もあるらしく、きな粉と同様、健康食品として注目されているのだそうです。

でも、ものの本によると、これ以外に「はったい餅」という食べ方もあるようで、これは香煎の粉を水(ないしはミルク)で練ったものを茹でて、白玉みたいにして食べるというもの。ふーん、こいつはちょっとうまそうじゃないですか。

ということで、今日の夕方のおやつタイムに、この「はったい餅」を試してみたわけですよ。

ちなみに、以前このブログにも書きましたが、私は「白玉」っちゅーものが大好物で、自分でもちょいちょい作って食べることがあります。ですから、それと同じように作ればいいというのなら、わけもありません。ちゃちゃっと練って、ちゃちゃっと茹でればいいのでしょ?

で、本に書いてある通り、香煎の粉に少量の砂糖を混ぜ、ミルクを加えて練り始めたわけですよ。しかし・・・うーん、どうも嫌な予感。何だかコーヒーの粉を練っているような感じで、ちっとも粘りが出て来ないんです。ほんとにこんなのでちゃんと団子になるのかしらと思いつつ、練ったものをお湯に落とすと・・・ありゃりゃ、やっぱりダメです。どんどんお湯に融解してしまう。団子になってくれません。



で、完成した「変則はったい餅」を皿に盛り、白玉を食べる時のように小豆のアンコをのせて食べてみたところ・・・

・・・ビミョ~!

うーん、ま、味自体はそれほどまずくはないんですが、食感が・・・。「モチッ」でもなく「ツルッ」でもなく、「ザラッ」みたいな・・。しばらく家内と無言で食べていたのですが、「これ以上食べたら、確実にお腹を壊すな」という確信みたいなものが生じてきた時点で、二人とも文字通り「匙を投げ」ました。マイクさん、ゴメンなさい! 食べ方を間違えました!

やっぱり「香煎」というのは、オーソドックスに「蕎麦掻き」風に食べるのがよろしいようでございます。聞くところによると、そうやって食べれば、香煎というのは栄養のつまった「完全食品」ですから、身体にはいいらしいですよ!

ということで、今日は料理の腕自慢のワタクシにしては珍しく、大失敗の巻だったのでした。ま、こういうこともありますわ。自分にドンマイ、ドンマイ!


ところで、今日は久々に週末アフィリエイトと行きましょう。「教授の鞄」を刷新しました。今回は「地球の歩き方・キャリーバッグ」や鴻池製作所の極軽量ボストン、そして「ラガシャ」のトートバッグなど、どちらかというと出張・旅行向けのアイテムを入れておきました。そちら方面、興味のある方はぜひ覗いて見てくださいねー。

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Last updated  June 4, 2006 08:39:30 PM
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こうせんの言い分  
教授、そりゃ食べ方がちがいまっせ。
あれは、昔から少量の湯で練って耳たぶくらいのやわらかさになったやつを、もぞもぞ食するのが、正統派なんですぞ。

練ったものを茹でると、たぶんグルテン成分がないので、湯の中でバラバラになってしまうでしょう。

 やっぱり、こうせんは練り物でいただいてください。とにかく手軽がいちばんのウリなのでございますよ。味には期待しないでね。だんごだって、そのまま食べれば、どうってことないですもん。
なにせ、大麦ですから。 (June 5, 2006 10:03:46 AM)

Re:こうせんの言い分(06/04)  
釈迦楽  さん
Mike23さん

そうでした! やっぱり素朴なものは素朴に食べないといかんですね。

 しかし、どうなんでしょう、焼いた餅に絡めて「きなこ餅」風に食べたら?  それなら、香ばしさがあって良さそうじゃないですか? (June 5, 2006 10:22:31 AM)

香煎といえば  
りりり さん
お初にお目(?)にかかります。
これまでROMっていましたが、香煎の文字を見てつい書き込んでしまいました。

Mike23さんもお書きですが、正直白玉粉やきな粉ほど佐藤との相性もいいわけではなく、いまどきの子供のおやつにはとてもかなわない代物です。私は好きで(というか、食べ慣れていますので)平気ですが、駄菓子屋で10円で売っている団子とも飴とも言いようのない、ぼそぼそのお菓子が本来の味です。

あ、間違っても団子やご飯にはまぶしませんよう。 (June 5, 2006 10:20:22 PM)

はじめまして  
釈迦楽  さん
りりりさん

今晩は。コメント感謝です。そうですね、私も今回初めて「こうせん」を食しましたが、40代の私の世代にとっても、やや「素朴」過ぎる味でした。食べ慣れていないので、仕方がないのでしょうが・・・。しかし、基本的に穀物の風味は嫌いではないので、またいずれ適当な食べ方を考案してみるつもりです。クッキーの生地に混ぜて焼いてみる、なんてことも考えているんですけどね。 (June 6, 2006 12:10:39 AM)

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釈迦楽@ Re[3]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  ああ、やっぱり。同世代…
丘の子@ Re[2]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 釈迦楽さんへ そのはしくれです。きれいな…
釈迦楽@ Re[1]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  その見栄を張るところが…
丘の子@ Re:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 知らなくても、わからなくても、無理して…
釈迦楽 @ Re[1]:京都を満喫! でも京都は終わっていた・・・(09/07) ゆりんいたりあさんへ  え、白内障手術…

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