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June 19, 2007
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カテゴリ: 教授はつらいよ



で、これがね・・・結構半端ない数なんですわ。そうですね、少なくとも毎週2冊くらいは新著が届くくらいのペースかな。このままで行くと、年間で150冊くらいは送られてくることになるのかしら・・・。もう、研究室も足の踏み場がないです。

大新聞の書評委員なんかをやっている方の話を聞くと、こういう委員のところには、それこそ一日に何冊というペースで日本中の出版社から本を寄贈されちゃって、たちまち本屋が開けそうなほど新刊本がたまってしまうそうですが、学会の資料室をやっていると、そこまでとは言わないものの、ちょっとだけそんな気分が味わえます。嬉しい悲鳴、という感じですかね。

しかし、時には「?」というような本も送られてくるわけですよ。

例えば『農地改良法大全』みたいな本まで送られてくる。こんなの、アメリカ文学と何の関係もないじゃん! 著者はほんとに学会員なのかなあ・・・? でもね、こういう本でも寄贈されちゃったからには礼状を出し、大切に保管せにゃいかんわけ。キビシ~っ!

ま、そうは言っても、送られてくる本の大半は、私自身の研究分野と多少なりとも関わりのある本ですから、ある意味、贅沢な環境とも言えそうです。

実際、送られてきた本をパラパラめくっていると、「ほ、ほう!」と思うようなこともあります。

例えばアメリカのノーベル賞作家、ウィリアム・フォークナーが1955年に日本を訪問し、当時の日本の若手研究者を集めてセミナーをやった時のことを記録した本が送られてきた時は、思わず熱心に頁をめくってしまいましたよ。というのは、私の恩師がこのセミナーに参加していたのを知っていたものでね。

で、当時の模様を写した写真数葉に目を凝らしたところ・・・、あった、あった! セミナーの参加者がフォークナーに捧げた寄せ書きの中に、私の恩師の名前が! まだご健在であった頃、先生からフォークナーが長野にやってきた時の話は聞いていましたが、実際にその証拠が出てくると、思わず感動しますね。



それにしても、学会員の皆さん、ガンガン本を書いているなあ。この人、一年に何冊本を出しているんだろう?と思うような先生もいらっしゃいます。私も受け取るばっかりじゃなくて、寄贈する側に回らないといけませんね。頑張ろうっと!





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Last updated  June 20, 2007 02:33:12 AM
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Comments

釈迦楽@ Re[3]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  ああ、やっぱり。同世代…
丘の子@ Re[2]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 釈迦楽さんへ そのはしくれです。きれいな…
釈迦楽@ Re[1]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  その見栄を張るところが…
丘の子@ Re:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 知らなくても、わからなくても、無理して…
釈迦楽 @ Re[1]:京都を満喫! でも京都は終わっていた・・・(09/07) ゆりんいたりあさんへ  え、白内障手術…

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