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2008.11.05
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「森博嗣作品でも異色」と思っていたけど,実は森博嗣ワールドの理解に一番重要な作品かも知れない。

○ストーリー
水柿助教授は,発表したミステリがベストセラーとなったため,裕福となる。だが,彼と奥さんの生活は以前と変わらず,のんびりとしたものだった。そんな毎日に,入り込んできたのが,1匹の犬だった。

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何億円という印税を手にし,高級住宅街の邸宅,模型機関車を走らせるための土地とリモコン飛行機を飛ばすための土地を手に入れたけど,毎日マイペースでノンビリ暮らしてる,というブログ日記的な作品だ。

森博嗣的と言えば,それまでなのかも知れないんだけど,全体的に『この生き方って素晴らしいでしょ』というニオイがただよっているのが鼻につく。

ナニナニを買うために何百万円も使った,という報告も,『けれどもボクは変わらずマイペースです』と言いたいだけの前フリなんだと思う。でもそれが何回も繰り返されると,結局は読んでいて腹が立ってくるなあ。

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森博嗣本人をベースにした水柿助教授というキャラクターが,ベストセラーになる,という物語だったのだが,この巻ではそれ以降が語られるだけで,とにかく物語に変化がない。ミステリ要素も消え,大学生活の描写も消え,ひたすら個人的な生活が描写される。



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脱力系のダジャレなら一冊分は十分入っているからいいか。






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Last updated  2008.11.09 17:00:18
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