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2008.11.06

前から行きたかった名古屋の徳川美術館に行ってきた。

大曽根の駅は地下鉄，名鉄，JRと乗り入れていて，駅前広場も大きいのだけど，南に200mも歩いただけで何もなくなってしまった。少し不安になりながらたどり着いたのが，徳川園だった。

昔からあるという緑の深さの公園の中を抜けると，徳川美術館の横に出た。平日なので館内は，悠々自適世代と，どこかの医者センセイの団体，という程度で空いている（のだと思う）。

美術館の中の展示構成は，武門の長ということを強く意識したのか，まずは武具から始まるが，江戸時代の大名らしい美麗なこしらえが印象に残る。その後に圧倒されるのは，屋内に再現された書院造の部屋や能舞台と大型の展示だ。その後は，室内装飾品，書画，茶道具，文献がいく部屋も続く。とにかく私立美術館としては驚愕の規模だった。

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美術館からさらに南下し，バスに乗って名古屋城に向かった。

多くの城址が，敷地の中にスポーツグラウンドやら市立美術館やらを抱えているが，名古屋城の場合，名城公園としてほとんど当時の広さのまま保たれていることもあり，とにかく広い。徳川家恐るべしだ。

天守閣は残念ながら大戦の空襲で焼け落ちている。まあ，おかげでエレベータで登ることができた。各階に展示されている名城の歴史を学びながら降りてきた。やっぱり目玉は，実物大の金のシャチホコの模型かな？

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こうして名古屋を満喫した一日は終わった。