ランダム読書日記

ランダム読書日記

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

往道はるか

往道はるか

Calendar

Favorite Blog

とんこつQ&A 今村夏子 ホンヤガヤマダさん

継続は剛力なり~前… 前田剛力さん
本の足跡 おさめんぬさん
翻訳学者犬徒然草 賢犬さん
いろを的陶器とちょ… いろをさん

Comments

@ New!
前田剛力 @ 一文豪成って万骨枯れる コメントありがとうございました。 谷…
往道はるか @ Re:中国をとめるのは?(05/24) 前田剛力さん 武装解除した敗戦国からか…
前田剛力 @ 中国をとめるのは? 平松さんの本で中国の軍事戦略を知ると日…
前田剛力 @ 海外で頑張る日本人 先ほどはHP記事のご指摘、ありがとうござ…

Freepage List

2008.12.18
XML
カテゴリ: 文学
104 「文字の文化史」 藤枝晃 (ふじえだ あきら)
(1911-1998)
岩波書店 293頁¥950 1991.10.15 初版第1刷発行

[目次] 

1. 殷人の絵文字
2. 神々との対話
3. トウテツの背面
4. 皇帝の文字
5. 政治の文字

7. 絹
8. 紙の出現
9. 巻物の尊厳
10. 古文書
11. 新しい書物のかたち
12. 漢字の周辺
13. 印刷のはじまり
14. 不滅への願い
15. 木版印刷
16. 活版印刷
あとがき


ここで扱われる文字は、東洋の文字です。
3500年前に刻まれた甲骨文・金文・漢字の誕生は、神をまつり、
神託を聞く儀式と深い関連がありました。このような聖なる文字
が、やがて万人のものとなる過程を丹念に追い解説しています。
象形文字からはじまり印刷技術が出現するまでの漢字の歴史

のに用いた道具なども含めて、その変化を語っています。敦煌
出土のペン字写経など貴重な図版も102点載っています。
(表紙裏の文章を参考にして)
(なお西洋の文字については、ブログ24(2007.8.8)の
「文字の歴史」(GeorgesJean)を参照下さい)


[感想]

著者は敦煌学および西域出土の古写本研究の第一人者で、
中国で研究した際に「敦煌は中国にあるが、敦煌学は国外にあった」
と賛嘆された、とWikiに書いてあります。
専門家による本ですが、とても読みやすく書かれています。

中国には敦煌の古文書は別として、通常の社会での古文書は
ほとんど残されてこなかったということに驚きました。

[頁のかけら] 

○亀卜に使うのは実は腹の甲であって、背中の甲羅ではない。
甲羅の方は固くて文字など刻れないし、亀裂も注文通り出ない。

○文字についての始皇帝の(焚書坑儒に加えて)もう一つの処置は、
皇帝が公式に宣言する言葉をしるすための文字と、皇帝以外の
者が使う文字とを区別したことである。皇帝用の文字は「篆(てん)書」
という書体、臣下用は「隷書」という書体。

○秘書とは、本来の意味は文字通り「秘要の書」であって、実質は
「天子の書」を指す。書とは、書物も書類も含む。従って秘書省とは、
天子に所属する書き物一切を扱う役所である。のちに書物が印刷
になり、「秘要の書」ではなくなって、書類だけを指すようになり、今日
の日本の秘書官、秘書役となる。


****************************************************
 ランダム読書日記 

 by 行道はるか YUKUMICHI Haruka (2008.12.18 No.104)








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.12.19 11:46:18
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: