ランダム読書日記

ランダム読書日記

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

往道はるか

往道はるか

Calendar

Favorite Blog

とんこつQ&A 今村夏子 ホンヤガヤマダさん

継続は剛力なり~前… 前田剛力さん
本の足跡 おさめんぬさん
翻訳学者犬徒然草 賢犬さん
いろを的陶器とちょ… いろをさん

Comments

@ New!
前田剛力 @ 一文豪成って万骨枯れる コメントありがとうございました。 谷…
往道はるか @ Re:中国をとめるのは?(05/24) 前田剛力さん 武装解除した敗戦国からか…
前田剛力 @ 中国をとめるのは? 平松さんの本で中国の軍事戦略を知ると日…
前田剛力 @ 海外で頑張る日本人 先ほどはHP記事のご指摘、ありがとうござ…

Freepage List

2015.03.23
XML
カテゴリ: 文学
144 『図 説 本の歴史』

樺山紘一編 宗村泉・緒方宏大・中西保仁 共著

河出書房新社 126頁¥1800 2011.7.30 初版第1刷発行

[目次] 

第1章書物という仕組みは

第2章本が揺り籠から出る

第3章書物にみなぎる活気

第4章本の熟成した味わい

第5章書物はどこへゆくか



 2頁を1単位として「本の歴史」に関する55テーマを 扱っています。文字、
活字と印刷、書物、読者など、本に関連する歴史的話題が展開されています。編
者は印刷博物館館長で、著者らも同館職 員です。ちなみに印刷博物館は、凸版
印刷株式会社により東京都文京区水道1丁目の「トッパン小石川ビル」に2000年
に設立されました。

[感想]

この本の魅力は、簡潔な内容の文章の中に掲げられている美し く鮮明な写真の
数々です。本好きの人ならこれらの写真を眺めているだけで楽しい気分になるこ
と請け合い。本が提示するものは、単に情報だ けではありません。装丁や紙や
活字体を含めた全体です。読書ののちには、読んだ本の手触りや匂いまでもが記
憶に残ります。


○ドイツ人グーテンベルクが開発した15世紀の活字書体は、当時の西ヨーロッパ
で書かれた典礼書体を模したものである。ペン先を斜めに削った特 殊なペンに
よって書かれたごつごつした書体で「ゴシック体」とよばれた。活版印刷がイタ
リアに伝わると、古代ローマのトラヤヌス帝碑文を 手本とした優雅な曲線で構
成された活字「ローマン体」が造られた。さらに16世紀にアルドゥス・マヌティ

紀になると、タテ線とヨコ線が同じ太さの「サンセリ フ体」が英国で生まれ
た。(20-21頁)

○紀元前213年に秦 の始皇帝は、秦朝が定めた新しい郡県制に異を唱える書籍を
焼却させ、著者を死罪にした。世に言う「焚書坑儒」である。中国では、王朝が
交 替するたびに焚書がくりかえされたので、古代典籍の多くが失われた。欧州
では、ルネサンス期のフィレンツェで、修道士サヴォナローラによ り信仰を冒
涜するものとして芸術作品や著作物の焼却が行われた。さらにドイツでは、ナチ
スの第三帝国支配下において、政権に批判的な哲学 書や文学書が焼却された。
(52-53頁)

○日本での最初のベストセラーは、幕末から明治初めにかけて出版された福沢諭
吉の『西洋事情』(全10冊)である。発行部数は15万部であった。つぎのベスト
セラーは、中村正直が1871年に出した翻訳本『西国立志編』で、100万部を超え
た。(112頁)

 ****************************************************

 ランダム読書日記 

  by 道は るか MICHI Haluka (2015.3.23. No.144)







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015.03.23 14:03:31
コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: