小さな不動産会社のBOSS日記

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墓参の為に日帰りで帰省してきました。

私にとっての郷里というものは、6万人足らずの人口と、古くから歴史の街に委ねた、ただそれだけの、観光以外これといった産業もなく、地理的なものも関係し、ある種、世の流れとは無縁に、街の風景は黙々と年月を流れていっているかの様に思えます。

この町では、高校を卒業する者の大半は県外へ流出します。
私も当時県外へ出た後、こうして何十年も、そして毎年二度、三度と帰省しながら、しかしこの街が含有する風景も人の顔も、今も少しも変らずに存在しているように感じます。

ただ、細い碁盤の目状の路地に立ち並び、ほとんど手を入れられずに多く残る、子供の頃見ていたままの、低い家並の住宅群だけは、板塀も瓦もさすがにくたびれて、過ぎ行く年月にもほとんど変らぬ町全体の風景のなかで、まるで古い写真がセピア色に褪せていくように、ぽつんと過去に置き去りにされているかの様です。

真夏の青空も白い雲も、そして今では県外からの海辺客で賑わう砂浜も、その風景とは裏腹に、いつも何故かどんよりとした沈鬱さを持って、郷里を離れた後の、私の心象風景のなかにあるのです。
人それぞれ、長き年月のなかで、郷里も家族にも様々な思いがあるものです。

静かに、そして黙々と人と街は息づいて・・
今では、帰省して楽しく再会する友人もなく。


今日も立ち寄った海岸で、海を眺めながら、潮の香りのする空気を静かに吸い込みながら、私は今も離れた地で黙々とこの郷里の様に・・
多くの様々な事があった故の、特別な思慕を持って私のなかの郷里は、不変に胸の内に存在するのです。

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Last updated  2006年08月16日 09時50分34秒
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