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新元号「令和」についていろんな意見が出てきました。全体的には肯定的な感想が多い
ようですが、厳しい意見もまた多い。
テレビでお馴染みの東大の本郷教授は「1.令』は上から下に何か『命令』する時に使う字。
国民一人ひとりが自発的に活躍するという説明の趣旨とは異なるのではないか。2.、『巧言
令色鮮し仁』という故事。“口先がうまく、顔色がやわらげて、人を喜ばせ、媚びへつらうこと
は、仁(愛)の心に欠けている”という意味。3.『令旨』。これは皇太子殿下の命令という意味
で、天皇の命令ではない。つまり、『令』という字は皇太子と密接な結びつきがあるもので、
天皇の密接な関係があるのは『勅』『宣』などの字。(天皇の生前退位で定める)新元号とは
少しずれている。これらを踏まえ、普通に使うと使役表現となり、『人に命令して仲良くさせる』
となる」と述べている。仲良くさせるかどうかは別として、「国民に命令して」というのが総理の
隠された本音・真の狙いだと考えるのが、そのやってきたことを見れば明々白々。
選定過程の不透明さも、公明党幹部によるとの報道で「あれほどまでして隠す必要があっ
たのか」とあるように、徹底した秘密主義の安倍政権らしい。決して、公明正大、透明な中で
堂々と生まれてきたとは言えない。選定者さえ明らかにしないというのは、お互いを情報遮断
し、全てを闇の中に隠すという狙い。
何より、中立な改元を政治利用した罪は大きい。値上げの4月、統計不正、入国管理法の
不備…のニュ-スは吹っ飛んだ。