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2006.04.13

絵画をめぐるスペインの旅パート1

テーマ：ヨーロッパ旅行(4252)

カテゴリ：国内、国外美術館を巡る旅

　ワインシリーズから離れ、ロシアとイタリアに続く世界美術館の旅の第3弾。今回から8回にわたって2005年の春に訪問したスペインについて書こうと思う。

　スペインを訪問した目的は、プラド美術館とサグラダファミリア。また複数の友人から
「スペインに行くなら、絶対に南も行くべき」
というリコメンドもあり、結局、バルセロナ、グラナダ、ミハス、ロンダ、セビーリャ、コルドバ、トレド、マドリッドをまわることになった。

1日目　2005年4月某日プロローグ

　仕事が遅くなり、寝たのは2時間強。やや遅刻しながらも、何とか荷造りをすませ出発。

　なんとここで大事件勃発。

　駅の改札を通ってカードをしまおうとしたら、財布に入れていた日本円と米ドル紙幣が地面に落下。金額にして日本円10万くらいと、400米ドルくらいの合計30枚以上。電車が近づいていたこともあって風が吹き、改札内部は一面のお札。まさにお金をぶちまけたような状態。ヒー！

　あわてて集めようとしたけど、無情にも風にあおられて階段まで落ちていく。蒼白になりながら集めていると、周りの人も手伝ってくれて何とか事態は収集。1万円くらい紛失したような気もするけど、一時は大部分のロストを覚悟していただけにほっと一安心。

それにしても階段中程までお札を追っかけていたわたしのところまで、わざわざお金を届けてくれたみなさんありがとう。

　前回のイタリアに続いて今回もJAL。12時の便で成田から出発。前回と同様に10チャンネル以上のビデオプログラムがある。前回はあまり見なかったけど、今回はブリジット・ジョーンズやMr.インクレディブルなど魅力的な番組満載で見まくってしまった。でも睡眠不足のためか途中で寝てしまいエンディングを見ないことともしばしば。帰りの便でリターンマッチを誓う。

　それにしても機内食は苦手。空港の良質な弁当のほうがはるかに洗練されていると感じるのはわたしだけだろうか。

　スペインへは直行便がないので、ロンドンのヒースロー経由。ヒースローでは、前回時間不足でお店を見れなかったので、ひととおり散策。期待していたけど、少なくともわれわれのターミナルに魅力的なワインはなかった。

　ほかのものについても、ユーロ高に引きづられたポンド高でまったく魅力なし。でもシーフードバーがおいしそうだったので帰国時に寄ってしまうかも。

　無事バルセロナ到着。現地時間は23:30(日本時間6:30)。ドアtoドアで23時間。やっぱり経由便だと遠い。とはいえエコノミーの長旅でもあまり疲れない体質なので、それほど疲れなかった。

　空港近くのホテルにチェックイン。ちょびっと高いツアーだけあってホテルも一流。日本から持っていったワインで晩酌。

2002 Perlato del Bosco Rosso(Tuarita)
大好きなトゥアリータ。バットビンテージだが結構おいしい。でも若い。

次回パート2に続く>

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