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またブログを放置していました(汗)。前回の続き。2013 ますかっとベーリーAイグレック キューブ(Y cube)(ダイヤモンド酒造)山梨, 日本 - 赤辛口ちょい熟のベーリーA。まさに飲みごろど真ん中。上級キュヴェらしい深みもありピノ化。ダイヤモンドのベーリーAは最高だね。このあとの2本に負けない素晴らしさ。飲み頃/総合:いま~10年/★★★★(トップクラスのベーリーAで、いまが飲みごろ)1998 Auxey Duresses Clos du Moulin aux Moines Vieilles Vignes Monopole(Domaine du Moulin aux Moines)オークセイ・デュレス クロ・デュ・ムーラン・オー・モワンヌ ヴィエイユ・ヴィーニュ(ドメーヌ・デュ・ムーラン・オー・モワンヌ)Bourgogne, France - 赤辛口3,300円、2023年12月購入最近飲んでコスパが高いと思った一本。ACブルでも5千円超えが当たり前になってきた昨今、約20年熟成の蔵出しが安く出ていたので買ってみました。これで4本目。すごくはないけれど劣化もなく上々。お値段以上です。飲み頃/総合:いま/★★★+(コスパ高し)2016 Au Bon Climat Pinot Noir Santa Maria Valley "Isabelle"オーボンクリマ ピノ・ノワール サンタ・マリア・ヴァレー イザベルCalifornia, USA - 赤辛口5,868円、2020年6月購入久しぶりのオー・ボン・クリマ。2000年前後はよく飲んでいた。オーナーのジム・クレンデネン氏は2021年に68歳で死去したことでセレクトしてみました。よく飲んでいた2000年ころより、数年前のほうが安くて不思議。初めてイザベルを買ったのは1999年12月で、カーヴドリラックスで約7千円なり。いまは円高もあって1万円近くになっているけれど、それでも他のワイナリーと比べて安い。味わいは、やはりカリフォルニア。濃厚なそれではないけれど、ブルゴーニュとは方向性が違う(当り前だけど)。トップキュヴェらしい、いいワインだとは思うけれど、好みかと言われると...。ストックは、しばらく塩漬けかな。飲み頃/総合:いま~20年/★★★牛肉の赤ワイン煮込み低温調理ローストビーフ2018 Barsac "Closiot Bonneau"(CHATEAU CLOSIOT)バルサック クロジオ・ボノー(シャトー・クロジオ)Barsac, Bordeaux, France - 白極甘口ソーテルヌ・バルサック地区の貴腐ワイン。ヴェルジェのジャン・マリー・ギュファンが所有するワイナリー。ヴェルジェが南仏を手がけているのは有名だけれど、ボルドーのシャト―も所有しているのは知らなかった。切れ上がる酸と複雑性があり、ソーテルヌ・バルサックの中ではかなり優秀。白ワインの名手は甘口も素晴らしかった。予想を上回るおいしさでした。飲み頃/総合:いま~30年/★★★++(おすすめ)お取り寄せしたパティシエ・シマのガレット・デ・ロワガレット・デ・ロワはビゴの店で買うことが多かったのだけれど、今回はパティシエ・シマをお取り寄せ。値段も違うけれど、こちらのほうがおいしかった。NV Freixenet Itarian RoseNV フレシネ イタリアン・ロゼガレット・デ・ロワに合わせたのがこちら。フレシネといえばカバだけれど、イタリアでも作っているのは知らなかった。美しいボトルもGood。今回印象に残ったのは、パルメ、シャルル・エドシックのミレジメ、ダイヤモンドのベーリーA、クロジオのバルサックかな。
2024.02.05
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前回の続き。2019 Auxey-Duresses Rouge(Louis Jadot)オークセイ・デュレス・ルージュ(ルイ・ジャド)Bourgogne, France - 赤辛口いろいろな理由でよく飲んでいるジャド。次もオークセイなのでセレクトしてみました。ジャドのACブルはよく飲んでいることもあり、その延長線上だと思ったら予想を超えておいしい。きれいな、たたずまいで、ボーヌのやぼったさは皆無。飲み頃/総合:いま/★★★+(ボーヌ1er Cruほどの複雑さはないけれど、普通に飲むなら十分満足)1998 Auxey Duresses Clos du Moulin aux Moines Vieilles Vignes Monopole(Domaine du Moulin aux Moines)オークセイ・デュレス クロ・デュ・ムーラン・オー・モワンヌ ヴィエイユ・ヴィーニュ(ドメーヌ・デュ・ムーラン・オー・モワンヌ)Bourgogne, France - 赤辛口こちらは最近3千円台で購入したもの。このワインのように知名度の低い生産者のオールドビンテージが安く出回ることがたまにあるけれど、これまでの勝率は高め。なかにはビックリするくらいおいしかったこともある。で、こちらは最近2000年を開けておいしかったので安心して抜栓。ピークは越えているけれど枯れてはおらず、古酒らしさを感じられるブルゴーニュ。この値段なら十分満足。あと6本くらい買い足すべきか。飲み頃/総合:ピークは越えているが十分楽しめる/★★★+(古酒好きにオススメ)ムーラン・オー・モワンヌのワインを探すオークセイ デュレス ムーラン オー モワーヌ キュヴェ V V 2007 クロ デュ ムーラン オー モワンヌ (エミール アニック元詰) 赤 辛口Auxey Duresses “Moulin Aux Moines” Cuvee Vieilles Vignes 2007 Clos du Moulin Aux Moines AOC Auxey Duresses価格:4,268円(税込、送料別) (2023/12/28時点)楽天で購入2019 Le Relais de Durfort-Vivens(Ch.Durfort-Vivens)ル・ルレ・ド・デュルフォール ヴィヴァン(シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン)Bordeaux, France - 赤辛口実は、今年驚いたワインの一本。試飲会で飲んで気に入ったワイン。デュルフォール・ヴィヴァンのセカンド。ボルドーのいい香りと、ほどよい凝縮感。そして明らかに上質な質感。これをファーストと言われたら信じてしまうほどの洗練度。絶対値としてすごくはないのだけれど、5千円前後で、このクオリティは素晴らしい。グレートビンテージが続いて濃すぎるブルゴーニュもあるなか、こちらの方が洗練されていると思うのだけどなあ。印象に残ったので、このセカンドに加えてファーストも買いました。飲み頃/総合:いま~15年/★★★★(オススメ)デュルフォール・ヴィヴァンを探す【よりどり6本以上送料無料】 格付け第2級セカンド ル ルレ ド デュルフォール ヴィヴァン 2015 750ml 赤ワイン フランス価格:4,738円(税込、送料別) (2023/12/30時点)楽天で購入2020 LIBERTY CABERNET SAUVIGNON NAPA VALLEY(VINTAGE HOUSE 1811)リバティー・カベルネ・ソーヴィニョン ナパ・ヴァレー(ヴィンテージハウス1811)California, USA - 赤辛口友人の持参品。こちらはカリフォルニアらしい暖かなカベルネ。値段を調べてビックリの9千円台。好み次第だけれど、5千円くらいのベリンジャーのほうがよいかも。飲み頃/総合:いま~15年/★★★オージービーフと黒毛和牛の低温調理ローストビーフの食べ比べ。2倍以上価格が違うので、黒毛和牛の圧勝だと思ったら、オージービーフ大健闘というか、オージービーフのほうがおいしいかも。勢いに乗って、「よなよな」の「ハレの日仙人 2016」。野菜室に保管していたこともあり、コンディション上々。賞味期限切れなんて関係なし。購入当初はアルコール9.5%を感じる強さがあったけれど、少し熟成が進みまろやかになった印象。4人で7本は飲みすぎだけれど、楽しいクリスマスパーティーでした。ごちそうさまでした。
2023.12.24
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友人夫妻を自宅に招いてクリスマスワイン会をしました。今年は4回目の自宅ワイン会なのに、2回分しか書けていません。登場するカリフォルニアワイン2本は友人の持参品。NV J.LASSALLE PREFERENCE BRUTジュール・ラサール プレフェランス ブリュットChampagne, France - 白泡辛口久しぶりのJ.ラサール。ムニエ60%、ピノ・ノワール20%、シャルドネ20%。黒ブドウっぽい味がすると予測したけれど、ムニエのせいか黒ブドウっぽさ控えめ。泡の細かさや香りのボリュームはシャンパーニュを感じ、またバランスも悪くないけれど、8千円近いことを考えるとややこぢんまり。飲み頃/総合:いま/★★★-(もっと期待していたのに)J・ラサール プレフェランス ブリュット NV 750ml価格:7,920円(税込、送料別) (2023/12/28時点)楽天で購入ツマミ系の料理いろいろ。ふるさと納税のエンペラーサーモンで作った低温調理サーモン(画像右下)。43℃で30分。しっとりしながらもホロホロの食感が素晴らしく前回同様好評だった。2018 MACON-VILLAGES TERRES DE PIERRES(VERGET)マコン・ヴィラージュ テッレ・ド・ピエール(ヴェルジェ)Bourgogne, France - 白辛口大好きなヴェルジェ。思いのほか樽が効いていたのは驚いたけれど、ヴェルジェらしい安定感。ボディもしっかりあり、酸も十分。コストパフォーマンス優秀。飲み頃/総合:いま~10年/★★★(樽が効いていたのは意外だったけれど、安心のヴェルジェ) NAVIGAOR CHARDONNAY of CALIFORNIA / PRECISION WINEナビゲイター シャルドネ(プレシジョンワイン)California, USA - 白辛口友人の持参品。こちらの方が濃いと思ったら、まさかヴェルジェのほうがしっかりしているとは。酸が希薄で少し間の抜けた印象。飲み頃/総合:いま/★★(もう少し酸があれば)友人手作りのグラタン。具がたっぷりでおいしい! 白ワインとばっちり。続く。
2023.12.23
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前回の続き。最後に甘口2本。2016 Pinot Blanc Eiswein(Kleinen Fritz/Becker) 375mlピノ・ブラン・アイズヴァイン(クライネン・フリッツ/ベッカー)Pfalz, German - 極甘口白4,000円, 伊勢丹新宿店, 2018年2月購入シュペートブルグンダーで有名なベッカーがプロデュースするクライネン・フリッツ。口に含むと、ピノ・ブランとは思えない切れ上がるような酸。透き通るようなピュアさと、しっかりとした甘さもあり、Theアイスワイン。表現は適切ではないかも知れないけれど、カナダの上質のアイスワインのよう。ハーフボトルで4千円で安くは無いけれど、それだけの価値があるワイン。飲み頃/総合:いま/★★★★(Theアイスワイン)1981 Banyuls(Chapoutier) 500mlバニュルス(シャプティエ)Languedoc-Roussillon, France - 甘口赤2,571円, 松澤屋, 2004年8月購入Top'sのチョコレートケーキと合わせてオールドビンテージのバニュルスをチョイス。なかなかバニュルスを開ける機会は無く20年近く放置していました。アイスワインから一転、こなれた酒質とほどよい甘み。酒精強化で長寿ということもあり、まったくへたるところはなく、若いときの強さだけがこなれた感じ。バニュルスって、こんなにしみじみとおいしかったっけ?今回のデザートに合わせたのもよかったし、もしくはナイトキャップに小さなグラスに一杯。偉大な甘口ワインのようなすごさはないけれど、いま飲めるバニュルスとしては最高の一本だったと思う。飲み頃/総合:いま~20年/★★★++(バニュルスを見直した)シャプティエのバニュルスを探す500ml:[1987] リヴザルト(赤・甘口) シャプティエRivesaltes Vin doux naturel (Chapoutier)500ml価格:4950円(税込、送料別) (2023/2/3時点)M.シャプティエ バニュルス リマージュ 500ml [NL フランス ラングドック・ルーシヨン 赤ワイン 極甘口 2722MC031300]価格:2340円(税込、送料別) (2023/2/3時点)今回の料理一覧・マスカルポーネと丹波黒黒豆のカナッペ・カラフルキャロットラペ・ニース風サラダ・イチゴとチェリーモッツァレラのサラダ・生ハムとカブのおつまみ・牡蠣とほうれん草のクリーム焼き・低温調理器を使ったサーモンのコンフィ・イカとグリンピースの煮込み・黒毛和牛の赤ワイン煮込み・国産牛とオーストラリア牛の低温調理ローストビーフの食べ比べ・チーズ各種・ハモンセラーノ初挑戦でおいしかったのは「低温調理したサーモンのコンフィ」。生なのに火が通っていてホロホロ食感なのは面白い。おわり
2023.01.25
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前回の続き。1973 Beaune 1er Cru Greves(Duchet)ボーヌ・プルミエ・クリュ グレーヴ(デュシェ)Bourgogne, France - 辛口赤3,000円, 松澤屋, 2004年6月購入購入した2004年当時でも掘り出し物だったネゴシアンのボーヌ・プルミエ・クリュ。何本か開けたけれど、どれもおいしかった。20年近くたって、どうなっているのか。色は上々だったけれど、コンディション不良。過去のボトルは大丈夫だったのに、こちらはブショネ。クー。みんなで少しずつ飲んだけれどGive up。その昔、ネゴシアンルロワの1969 Echezeauxが、これ以上にドブ水だったことを思い出す。でも、これは安いから許す。飲み頃/総合:コンディション不良1971 Ch.Latourシャトー・ラトゥール28,500円, 土浦鈴木屋, 2004年6月購入1971年のボルドーでは、もっとも素晴らしいと言われているラトゥール。現在の価格を楽天やwine-searcher.comで調べると15万円前後。ブルゴーニュと比べると全然かわいい。熟成ボルドーらしい、エッジにオレンジが入ったオールドビンテージらしい色合い。森の下草やシダーなど。香りのボリュームは中程度。うーん、いい香り。まだタンニンもわずかにあり、ボディーのコアを失っていない。いままで飲んだラトゥールのなかでは中の上~上の下程度。しかし、約50年前のワインが、これだけおいしく、そして健全に飲めると思うと感謝しかない。飲み頃/総合:いま/★★★★(ラトゥールは安定していますな)国産牛とオーストラリア牛の低温調理ローストビーフの食べ比べつづく。
2023.01.24
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前回の続き。ここから赤編。この2本だけは目的が違って、昨年飲んだなかでコスパのよいオススメワイン。ともにケース買いして残りわずか。あとで知ったけれど、リアルワインガイドの安ウマ大賞を何度か取っているらしい。2007 NEBBIOLO D'ALBA(casa Vinicola NICOLELLO)ランゲ・ネッビオーロ(カーサ・ヴィニコラ・ニコレッロ)Piemonte, Italia - 辛口赤1,529円, うきうきワインの玉手箱, 2022年9月購入たまにイタリアやスペインで出てくる、少し古いのに安いワイン。特にイタリアは当たり率が高いと思っています。安イタリアだと、シャバシャバだったり、濃すぎて飲みづらいものもあるなか、こちらは中庸。ほどよくこなれてスムース。特別に称賛すべき特徴があるわけではないけれど、安心して飲める一本。ちょっとしたワイン通にブラインドで出しても「おいしいね」となるはず。そして値段を聞いてびっくり。1万円クラスだとは思わないだろうけど。飲み頃/総合:いま/★★★+(特別な味わいでは無いけれど、コスパに+追加)2007 LANGHE NEBBIOLO(casa Vinicola NICOLELLO)ネッビオーロ・ダルバ(カーサ・ヴィニコラ・ニコレッロ)Piemonte, Italia - 辛口赤1,967円, フェリシティー, 2022年9月購入こちらのほうが、少しなめらか。価格差は約500円だけれど、比較すると約35%違い。コスパを追求するワインだと思うので、個人的にはランゲ・ネッビオーロ推し。他にバローロやバルバレスコもあります。どれも延長線上の味わいで、値段が高くなるごとに複雑さやなめらかさが上昇。まあ、ひととおり試してみるのもありです。飲み頃/総合:いま/★★★カーサ・ヴィニコラ・ニコレッロのワインを探す>ランゲ ネッビオーロ 2007年 カーサ ヴィニコラ ニコレッロ元詰LANGHE NEBBIOLO 2007 casa Vinicola NICOLELLO LANGHE NEBBIOLO【eu_ff】価格:1639円(税込、送料別) (2023/1/31時点)【よりどり6本以上送料無料】 カーサ ヴィニコラ ニコレッロ ネッビオーロ ダルバ 2009 750ml 赤ワイン イタリア価格:2208円(税込、送料別) (2023/1/31時点)2002 Beaujolais-Villages Nouveau(Georges Duboeuf)ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー(ジョルジュ・デュブッフ)Bourgogne, France - 辛口赤1,950円, 赤坂四方, 2002年11月購入ひそかにストックしていたボジョレーヌーヴォー。1998年くらいから複数本ストックしていて、たまに開けていた。その経験からヌーヴォーでも、上級ワインとは別の熟成の楽しみがあることは知っていた。今回は久しぶりに抜栓。コルクはボロボロ。雑巾のような不潔臭が少しあるものの、1960年代~1980年代前半のブルと言われれば、そうかなと思える、はかない雰囲気。香りのせいもあって、グビグビ飲み進められないけれど、梅カツオなどもあり、古酒好きならばそこそこ楽しめる。7人で飲んで1/4くらい残ったので、量を飲めるワインではないけれど、2千円でこれだけ楽しめれば十分。20年熟成くらいのヌーボーのストックは、あと数本。いつ飲むべきか。飲み頃/総合:はるかにピーク越え/★★+(おいしいワインでは無いけれど、少量なら楽しめるワイン)オリがビンにべっとりこんな感じの色黒毛和牛の赤ワイン煮込みつづく。
2023.01.23
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前回の続き。2019 Bourgogne Cote d'Or Chardonnay(Domaine Boussey Laurent)ブルゴーニュ・コート・ドール シャルドネ(ドメーヌ・ブセイ・ローラン)Bourgogne, France - 白辛口3,267円, 大丸東京店, 2022年10月購入昨年末の大丸東京のワインフェアで印象に残った一本。全然知らないドメーヌだったけれど、今回調べたらコシュ・デュリで修行していた人とのこと。テイスティングしたボトルと変わらず、ACブルとしてはリッチで優秀。5千円クラスとも遜色ない味わい。オススメです。飲み頃/総合:いま~10年/★★★+(ハイコスパ)【ブセイ・ローラン・エ・カレン】ブルゴーニュ・シャルドネ・VV[2019/2020](白ワイン)[750ml][フランス][ブルゴーニュ][辛口]価格:3080円(税込、送料別) (2023/1/30時点)2012 グリド甲州(中央葡萄酒)山梨, 日本 - 白辛口1,800円, ワイナリー, 2013年8月購入2012年はグレートビンテージとはいえ、少し不安になりながら抜栓。しかし、コンディション上々で、全然へたれてない。グレイスの甲州は少し古くても、酸化は少なくフレッシュなものが多い。キリッと酸がある、ちょい熟甲州。ふつうにおいしい感じ。飲み頃/総合:いま/★★★(ちょい熟甲州)2003 Les Plantiers du Haut-Brion(Ch.Haut-Brion)レ・プランティエール・デュ・オー・ブリオン(シャトー・オー・ブリオン)Bordeaux, France - 白辛口5,5063円, エノテカ, 2006年3月購入届かない値段になってしまったけれど、大好きなオーブリオン・ブラン。とくに85年は神がかっていて、いままで飲んだ白でNo1。85は2回飲んだことがあり、ボトル差が大きかった。ファーストは5回以上飲んでいると思うけれど、セカンドは初めて。抜栓に失敗し、コルクがボトルに落ちてしまった。酸化のニュアンスはあるけれど健全。ブルとは違うボルドーブランらしい硬質さ。そこそこにおいしくはあるけれど、ファーストとの差は大きい。手の届く範囲のオススメはド・フューザル白かな。飲み頃/総合:いまも飲めるけれど5~10年前がよかった/★★★+(ファーストに遠く及ばず)[2019] シャトー ド フューザル ブラン 750ml (ペサック レオニャン ボルドー フランス)白ワイン コク辛口 ワイン ^AIFI1119^価格:8490円(税込、送料別) (2023/1/30時点)イカとグリンピースの煮込み。落合シェフのレシピ。煮込みすぎて、ちょい失敗。つづく。
2023.01.22
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友人を招いて自宅ワイン会をしました。飲んだワインはこちら。数回に分けて紹介します。1) NV Veuve Clicquot Rose Label Brut2) NV Veuve Clicquot Extra Brut Extra Old 23) 2019 Bourgogne Cote d'Or Chardonnay(Domaine Boussey Laurent)4) 2012 グリド甲州(中央葡萄酒)5) 2003 Les Plantiers du Haut-Brion(Ch.Haut-Brion)6) 2007 NEBBIOLO D'ALBA(casa Vinicola NICOLELLO)7) 2007 LANGHE NEBBIOLO(casa Vinicola NICOLELLO)8) 2002 Beaujolais-Villages Nouveau(Georges Duboeuf)9) 1973 Beaune 1er Cru Greves(Duchet)10) 1971 Ch.Latour11) 2016 Pinot Blanc Eiswein(Kleinen Fritz/Becker) 375ml12) 1981 Banyuls(Chapoutier) 500mlおまけ) GANDIA FINCA DEL MAR Brut RoseNV Veuve Clicquot Rose Label Brutヴーヴ・クリコ・ローズ・ラベル・ブリュットChampagne, France - ロゼ泡黒ブドウを感じるロゼ。ほどほどの力強さもあり、さすが大手メゾンらしい仕上がり。飲み頃/総合:いま/★★★+(素直においしい)【送料無料】シャンパン クリコ シャンパーニュ ヴーヴ クリコ ローズラベル ロゼ・ブリュット 750ml 正規Champagne Veuve Veuve Clicquot ROSE LABEL Brut Rose AOC Champagne価格:9350円(税込、送料無料) (2023/1/29時点)WINENV Veuve Clicquot Extra Brut Extra Old 2NAMEヴーヴ・クリコ エクストラ・ブリュット エクストラ・オールド2Champagne, France - 白泡12,073円, うきうきワインの玉手箱, 2020年12月購入8種類のリザーブワインから仕上げられたエクストラ・オールド2。古めのリザーブワインを使っていることもあり、しっかりしたゴールドイエロー。きめ細かい泡。緻密で目の詰まった酒質。ほどよい熟成が感じられ、上級キュヴェであることがわかる味わい。飲み頃/総合:いま/★★★++(上質な熟成感)先着オリジナルグッズ&初回限定クーポン 【正規公認店】 ヴーヴ・クリコ エクストラ ブリュット エクストラ オールド3 ギフトボックス入り (シャンパン ブリュット 白 辛口) / VEUVE CLICQUOT EXTRA BRUT EXTRA OLD 3 with GIFT BOX(Champagne Extra Brut)価格:12210円(税込、送料無料) (2023/1/29時点)手前から、低温調理器を使ったサーモンのコンフィ、マスカルポーネと丹波黒黒豆のカナッペ、カラフルキャロットラペ、イチゴとチェリーモッツァレラのサラダ、、生ハムとカブのおつまみつづく。
2023.01.21
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前回の続き。NV GONET SULCOVA Sakura Extra Brutゴネ・スルコヴァ サクラ・エクストラ・ブリュット8,000円くらい, 伊勢丹新宿店, 2018年11月購入訪問したこともあるゴネ・スルコヴァ。味よりもラベルにひかれて購入したけれど、1年寝かせたのがよかったのか期待以上においしい。ロゼらしさを感じつつ、キレイに仕上がっている。値段を考えると仕方ないけれど、ラベルがステッカーなのは残念。★★★++2001 Sauternes(Primo Palatum)ソーテルヌ(プリモ・パラテューム)Sauternes, Bordeaux, France - 白極甘口8,000円くらい, 松澤屋, 2006年購入2004年にワイナート誌で大々的に取り上げられ、一瞬だけプチブレイクしたプリモ・パラティウム。それなりに古いこともあり、かなり茶色。味わいは~、普通。酸もあるし甘さもきっちりあるのだけれど、妖艶感や高揚感に欠け、引きつけるものがない。★★★(まずいわけじゃないけれど、期待しすぎていた)ちなみに、いままで飲んだソーテルヌで、うわーっと思ったのは以下のボトル。Climensは手が届く値段でオススメ。78はとてつもなく素晴らしかった。Ch.Climens 1978, その他のビンテージl`Extravagant de Doisy Daene 2003Ch.d'Yquem 1967, 1975, 1980, 1999毎年恒例のガレット・デ・ロワ(ビゴの店)。写真を撮り忘れて、残り1ピースになってしまった。過去の自宅新年会と目玉ワイン2020年になったので自宅新年会の目玉ワインまとめ。自宅新年会は1998年くらいからやっていて、こちらは2006年にブログを始めてからのもの。◎が桃源郷レベル。○はその次。これ以外にも飲んだ年別ベストワインの記事があります。サボりまくっているので抜けがあるけど。2019年新年会2002 Ermitage "L'ERMITE" Blanc(M.Chapoutier), 2005 Chambertin-Clos de Beze(Vincent Girardin)2018年新年会◎2006 Chevalier-Montrachet(Domaine Vincent Girardin), 1999 Chateauneuf-du-Pape Blanc Roussanne Vielles Vignes(Chateau de Beaucastel), 1998 Chateauneuf-du-Pape Les Cailloux Cuvee Centenaire(Lucien & Andre Brunel)2017年新年会1999 Clos de la Roche(Hubert Lignier), 2004 Griotte-Chambertin(Domaine Fourrier)2016年新年会1996 Chambertin Clos de Beze(Domaine Louis Jadot)2015年新年会1982 Ch.Pichon Longueville Comtesse de Lalande2014年新年会1970 Musigny(Chanson), 1997 Chambertin(Armand Rousseau)2013年新年会1990 Cote-Rotie La Mouline(E.GUIGAL), 1953 Vouvray Le Mont Moelleux(Domaine Huet)2012年新年会1989 Ch.La Conseillante, 1973 Ch.Petrus2011年新年会2002 Richebourg(Gros Frere et Soeur), 1969 Richebourg(DRC)2009年新年会1979 Alain Robert Menil Tradition, 1989 Ch.Haut-Brion Blanc, 1992 Alzero Cabernet Franc(Giuseppe Quintarelli)2008年新年会○1997 Providence Private Reserve, 1983 Ch.Cheval Blanc, ○1953 Ch.Cheval Blanc2007年新年会1986 Mazis-Chambertin Cuvee Madeleine Collignon(Hospices de Beaune), 1985 Romanee-St-Vivant(DRC)2006年新年会NV Jacques Selosse Brut Rose, ◎1985 Ch.Haut-Brion Blanc, 1998 Ch.Haut-Brion, 1962 Ch.Haut-Brion
2020.02.05
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前回の続き。1990 Ch.Pichon Longueville Baronシャトー・ピション・ロングヴィル・バロンPauillac, Bordeaux, France - 赤辛口15,000円, 2000年11月購入メドック2級のピション・バロン。同じ2級のラランドの陰になりがちで、知名度はいま一歩。わたしも、あまり飲んだ記憶が無い。メモを調べたら、トータル8本購入。このワインを買うきっかけが、その昔に何かで読んだ記事。ボルドー好きで5大シャトーのグレートビンテージをほとんど制覇している人が「一番おいしかったワインは何ですか?」という質問に対して答えたのが、まさかのこちら。1990年はピション・バロンのなかでも、最高の1本と評判の高いビンテージ。コンディションがいいことを祈る。グラスに注ぐとエッジにはオレンジが入りながらも、グレートビンテージらしい濃いめの色調。香りは、いかにも熟成したボルドーで、森の下草、腐葉土、シガー、など複雑で香りのボリュームも大きい。口に含むと、へたった感じは無く、果実味も十分にあり、熟成のピークで頂点よりはわずかに手前かも。ラトゥールといわれたらそう思ってしまう。ただ、いままで飲んできた桃源郷レベルのボルドーと比べると、余韻の長さや恍惚感はそこまでではない。じっくり楽しもうと思いグラスに取っておくと、みるみる弱くなってくる(1時間単位での話だけれど)。このあたりも桃源郷レベルでない一端か? 人気投票では全員のNo1で、個人でも2020年のNo1候補だけれど、桃源郷には届かず。★★★★+(いいワインだが桃源郷では無い)あらためて、いままで飲んだボルドー赤で素晴らしかったものを振り返ってみると、こんな感じ(順不動)。自分で買ってないものを含めるともう少しあるけれど...。意外にビッグビンテージが苦戦している。とくに82は相性が悪く、期待が大きいこともあるけれどガッカリ率高し。Ch.Cheval Blanc 1953Ch.Haut-Brion 1962, 1986Ch.Latour 1978 1983Ch.Petrus 1972Ch.Pichon Longueville Comtesse de Lalande 1995, 2000牛肉のタリアータA5和牛の低温調理ローストビーフつづく。
2020.02.04
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前回の続き。2016 VINO ROSSO(BRICCO ERNESTO)ヴィーノ・ロッソ(ブリッコ・エルネスト)Piemonte, Italia - 赤辛口約5,000円、エノテカNHKの『世界はほしいモノにあふれてる「コスパ最高 絶品ワインを探す旅 イタリア」』に触発されて購入したワイン。3本買って2本目(以前飲んだときのブログ)。まだ若さや荒さはあるけれど、どこかひかれる素朴さと力強さ。★★★+2013 Barbera d'Alba(Cascina Francia Giacomo Conterno)バルベーラ・ダルバ(ジャコモ・コンテルノ)Piemonte, Italia - 赤辛口約8,500円一般的には安ワインのバルベーラ・ダルバ。だけれど名匠ジャコモ・コンテルなので、バルベーラとは思えない値段。味わいもしっかりしていて、バルベーラだとはわからない。そして、ちょい熟の複雑さ。この値段の価値があるかは、それぞれの感性に任せるとして、いままで飲んだバルベーラでは最高の一本。★★★++2013 バーダップ樽熟成 鳥上坂 名子山(酒井ワイナリー)山形, 日本 - 赤辛口約3,800円、はせがわ酒店山形でもっともおいしい赤の一つだと思っているのが、こちら名子山。ボルドーとは違う個性で、複雑さも十分。いままで10本以上飲んでいるけれど、期待外れだったことがない。酒井ワイナリーさん、安すぎです。★★★+大黒本しめじ。タカラバイオによって近年栽培が可能になり、市場に出回るようになりました。大黒本しめじとベーコンのソテーカスレつづく。
2020.02.03
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前回の続き。白シリーズ。2017 岩出甲州きいろ香 キュヴェ・ウエノ 無濾過(シャトー・メルシャン)山梨, 日本 - 白辛口非売品だけれどノーマル版は3,500円くらいメルシャン・パスポート会員の限定品のノンフィルターバージョン。ふつうのきいろ香がグレープフルーツ系なのに対し、キュヴェ・ウエノはオレンジっぽい。こちらのボトルも、その系統の味わいで、うまみもたっぷり。甲州でも最高峰の1本だと思う。★★★++2015 北信シャルドネRGC 千曲川左岸収穫(シャトー・メルシャン)長野, 日本 - 白辛口約8,000円(現行ビンテージは値下げされている)日本のシャルドネはブルと比べると南国な雰囲気があるけれど、こちらはより引き締まり、酸も多め。北信シャルドネは日本のムルソーだと思っているのだけれど、好みの味わい。一時期はマンズの小諸シャルドネがいいと思っていたけれど、こちらの方が好み。★★★++2011 Batard-Montrachet(Paul Pernot)バタール・モンラッシェ(ポール・ペルノ)Bougogne, France - 白辛口2014年うきうきの白3本3万円福袋の1本ちょい熟のバタール。スベスベで伸びやか。バタールとしては少し弱いかも知れないけれど、ボディの構成や緻密で余韻の長いたたずまいは、何段も日本とは違う。思いのほか若く、熟成香が出るまでには至っていない。2018年の新年会で飲んだジラルダンのシュヴァリエ2006(そのときのブログ)のようにぶっ飛ぶかもと期待していたけれど、そこまでには至らず。とはいえ、ブルゴーニュの面目躍如。さすが。★★★★ぶりのカルパッチョ友人差し入れのエスニックなサラダオイルサーディンのチーズ焼きOisixのケール・サラダ カスタマイズでパルミジャーノをたっぷりとつづく。
2020.02.02
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年始の恒例になっている自宅ワイン会を開催しました。過去ブログはこちら(2019年、2018年と昔のリンク)。 Amazon Musicを聴きながら準備♪ 俺のベーカリーのマルカルポーネ食パンと、ジャン・フランコのパン 2005 Louis Roederer Cristal クリスタル(ルイ・ロデレール) Champagne, France - 泡白辛口 2013年に買った、うきうきの3万円シャンパーニュ福袋の1本。このころのうきうき福袋はパラダイスだった。 マッシブなイメージがあるクリスタル。こちらはバランスがよく、レーダーチャートで描くときれいな円になる。酒質の上質さにはプレステージを感じるけれど、まだ若く香りはほどほど。マロンフレーバーは出ていないし、クリュッグ・ビンテージのような迫力があるわけではない。 圧倒されることを期待しただけに残念。もっと若いうちに飲むか、さらに熟成させるかのどっちかなのかな。世紀のビンテージ2008は、いつ開けよう。 ★★★++(タイミングは難しいですなあ) クリスタル 2008を探す NV Champagne BARONS DE ROTHSCHILD BRUT バロン・ド・ロスチャイルド・ブリュット Champagne, France - 泡白辛口 ムートン系ロスチャイルドが手がけるシャンパーニュ。ずいぶん昔に飲んだときには、いい印象を持っていなかったけれど、こちらは悪くない。とてもドライでノンドゼといわれたら信じてしまうシャープさ。料理によっては、とても合いそう。 ★★★(+を付けてもいいけれどクリスタルがあるので) ゴネ・スルコヴァは締めで飲んだので、あとで紹介。 つづく。
2020.02.01
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前回の続き。相変わらず遅いブログですみません。ビゴの店のガレット・デ・ロワ やっぱりおいしいね!2014 北海道ケルナー遅摘み(サッポロ)北海道, 日本 - 白やや甘口1940円, 勝沼ワイナリー, 2016/3購入金賞最高賞をとったサッポロのケルナー遅摘み。白い花、蜂蜜、すがすがしいなかにも、かすかに重油香があり、少し熟成感。低価格とはいえ、金賞最高賞と期待を膨らませて飲んでみると、やや甘口から中甘口程度で、グレイスケルナーのレイトハーベストや、マンズの古酒甲州ほどの甘さは無い。またドイツと比べると、酸のきれいさや、繊細さはまったく及ばす。デザートに合わせて、1,2杯飲むのは良いけれど、単独の鑑賞に堪えるポテンシャルは無い。もっとリリースしたてを飲んだ方がよかったのかも。★★NV CRICOVA CRISECCOクリコバ クリセッコモルドヴァ - 白泡辛口2,000円, 伊勢丹浦和店, 2018/11購入泡が飲みたいという応えて、開けたのがこちら。みんなべろべろに酔っぱらっているのでシャンパーニュはもったいないということで、こちらをチョイス。さいたまクリテリウム帰りに伊勢丹浦和で購入したもの。ドライな印象があったけれど、香りはマスカット系のやや甘めの香り。引っ張った、自宅ワイン会もこれで終了。まだ2カ月分のブログが残っているのだけれど、いつ追いつくのだろうか。
2019.02.07
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前回の続き。2006 La Gravette de Certan(Vieux Chateau Certan)ラ・グラヴェット・ド・セルタン(ヴュー・シャトー・セルタン)Pomerol, Bordeaux, France - 赤辛口福袋, 松澤屋, 2016/4購入ヴュー・シャトー・セルタンのセカンド。生産量が少ないポムロールでセカンドをリリースするのは珍しい。10年以上たっているけれど、まだまだ健全で若い。ミドルからフルボディでインクっぽさも少々。悪くはないけれど、5千円オーバーだと思うと少しシンプルかも。とはいえ、次のグリュオ・ラローズがよすぎて、かすんでしまった。飲み頃/総合:もう少し待ちたい/★★★1994 Ch.Gruaud Laroseシャトー・グリュオ・ラローズSt-Julien, Bordeaux, France - 赤辛口5,000円くらい, OKストア, 2013/12購入数年前にインポーターの処分品と思われる価格で売られていたのを購入したもの。何本か飲んでいたこともあり、期待しないで抜栓。腐葉土や森の下草、熟成した良いボルドーの香りがこんこんと上がってくる。色もしっかりしていて、熟成による艶やかさが加わりながらも枯れすぎず、まだグリップもある。2級の意地を発揮した、素晴らしい飲みごろボルドー。いまが飲みごろのど真ん中。1級の素晴らしいボトルにはかなわないけれど、今日イチの声多し。飲み頃/総合:いま/★★★★+(グリュオ・ラローズを見直した)シャトー グリュオ ラローズ [1994] 赤ワイン 750mlフランス ボルド...価格:12291円(税込、送料別) (2019/3/23時点)2005 Chambertin-Clos de Beze(Vincent Girardin)シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ(ヴァンサン・ジラルダン)Bourgogne, France - 赤辛口福袋だけれど今買うと3万円くらい, 松澤屋, 2016/6購入この日の赤の主役。キレイで艶やかな色合いは期待が膨らむ。粘性があり、ぷるぷるの上質な液体がノドに流れ込む。質感はあきらかに上級クリュのものだけれど、まだ若々しく熟成香が出るに至らず。グリュオ・ラローズの香りがスゴかったこともあり、閉じ気味だったのも不利なポイント。ボトルとしてはコンディションもよく、今後が期待できるだけに開け時を間違った。飲み頃/総合:あと10年待ちたい/いま飲んだ点★★★+、ポテンシャル★★★★ローストビーフ2種盛り。黒毛和牛と国産牛。こちらはカットした生ハム。ウメー。つづく。
2019.02.06
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前回の続き。2014 Bourgogne Pinot Noir Songes de Bacchus(Louis Jadot)ブルゴーニュ・ピノ・ノワール ソンジュ・ド・バッカス(ルイ・ジャド)Bourgogne, France - 赤辛口セールで2000円くらい, 2018/8購入ACに、村名とプルミエの格落ちをブレンドした1クラス上のACブル。何度も飲んでいるけれど、差は少ない印象。同一ビンテージを同時に比較して分かるかどうか。とはいえワインとして評価すればジャドの手堅さ。面白みのあるワインでは無いけれど、普段飲みで不満に思うことは無いはず。★★★(安さも含めて、この評価)2011 Beaune 1er Cru Boucherot(Domaine des Heritiers Louis Jadot)ボーヌ・プルミエ・クリュ ブシュロット(ルイ・ジャド)Bourgogne, France - 赤辛口福袋, 2017/1購入こちらはドメーヌもの。ACとは一線を画する酒質だけれど、だからといってよいときのクロデジュールのようなハッとする感は無い。フツーにおいしい感じ。★★★カスレ。自分で言うのも何だけれど、このときのカスレの出来は神がかっていた。ちなみに使っているフライパンは錦見鋳造の「魔法のフライパン」。15年くらい使っていて、なかなかいいです。オール金属だからオーブンにも入れられるし。自分が購入したときも1年近く待ったような気がするけれど、現在の納期は3年9カ月以上! ヒー!ボルシチ。今回は普通かな。つづく。
2019.02.05
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前回の続き。2002 Ermitage "L'ERMITE" Blanc(M.Chapoutier)エルミタージュ・レルミット・ブラン(シャプティエ)Cote-du-Rhone,Bourgogne, France - 白辛口福袋銘柄だけれど今買うと5万円くらい, 松澤屋, 2016/6購入白の主役。シャプティエ白の最高峰レルミット・ブラン。パーカー100点を連発してることもあって、かなり高価。昨年の新年会で開けたボーカステルのルーサンヌVVがピークアウトしていただけに、今回リベンジを喫して抜栓(そのときのブログ)。照りのあるゴールドイエロー。オレンジ、ドライフルーツ、キノコ、さまざまな香りの要素が詰まっている。凜とした酸があり、ボディも力強いが、けっして下品では無く、またニューワールドとも違う。そしてブルゴーニュとも異なる世界観。ブルゴーニュが、ときに甘美なのに対し、こちらは熟成によって柔らかくなっているけれど、本質は硬派で剛。アフターにはモカフレーバ―があり、ねっとりと舌に絡みつく。十分に素晴らしいけれど、昨年開けたジラルダンのジュヴァリエが神がかりすぎていたので、それにはかなわず。いまは飲みごろ後半。★★★★プチトマトと花畑牧場のチェリートマトのマリネポルチーニとマイタケ、椎茸、ベーコン、チーズたっぷりのもち麦リゾット クリーム風味鳥モモとブロッコリーのグリルつづく。
2019.02.04
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前回の続き。2011 Cote de Nuits-Villages "Le Vaucran" Blanc(Domaine Louis Jadot)コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ レ・ヴォークラン ブラン(ドメーヌ・ルイ・ジャド)Bourgogne, France - 白辛口福袋銘柄ハイコスパで知られるジャドのCdN銘柄。こちらは白だけれど、赤もあります。数年前に開けたときには樽がきついと思ったけれど、その後の熟成のおかげで樽もなじんできた。とはいえ樽はしっかりめなので、飲んだメンバーのなかでも好みの差は出た印象。個人的には★★★ or ★★★+の評価だけれど、今回のシャルドネではNo1と言う人も多かった。★★★+(コスパ高し)2011 Meursault 1er Cru Goutte d'Or(Domaine Buisson Battault)ムルソー・プルミエ・クリュ グット・ドール(ドメーヌ・ビュイッソン・バトー)Bourgogne, France - 白辛口5,000円くらい, ひしゃく屋, 2014/8購入こちらはミネラル豊かで、プルミエのストラクチャ。無理していない感じが好印象。★★★+友人差し入れの肉団子のチーズグラタン2012 Solaris信州小諸シャルドネ樽仕込(マンズワイン)長野, 日本 - 白辛口6,800円, 勝沼ワイナリー, 2013/10購入日本のシャルドネではブルゴーニュらしい樽使いと思っているマンズの小諸シャルドネ。マンズでは東山カベルネ、小諸メルロと並ぶフラッグシップ。最近値上げして1万円近くになってしまいました。今回ブルゴーニュと並べて飲んでみると予想以上にまったく違う。ブルゴーニュの冷涼さに対し、こちらはパイナップルなどの南国フルーツでファット。酸はあるのでバランスを崩しているわけじゃ無いけれど、ブル好きということもあり、完全にブルに軍配。もっと冷涼な年だと、また違うのかな。★★★つづく。
2019.02.03
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アップするのが遅れたけれど、毎年恒例の自宅新年会をやりました。NV Zoemie De Sousa Brut Precieuse Grand Cruゾエミ・ド・スーザ ブリュット・プレシューズ グラン・クリュChampagne, France - 白泡辛口7,000円くらい,伊勢丹新宿, 2018/11購入お気に入りのド・スーザ。ドサージュ少なめでキリリとした味わいは毎度好印象。★★★+2003 TARLANT La Matinale Brut Natureタルラン ラ・マルティナル・ブリュット・ナチュール・ミレジメChampagne, France - 白泡辛口10,000円くらい,伊勢丹新宿, 2018/11購入2003年なのに思わぬ安さで購入したもの。酸化したニュアンスが少しはあるかと思ったけれど、最近リリースされたものらしく至って健全。ノンドゼらしいナチュラルさはありながらもドライになりすぎず、熟成によるまろやかさが加わっている。もう少し複雑さがあれば完璧なんだけどなあ。★★★+タルラン プレスティージュ・ラ・マルティナル[2003] [正規品] 発泡/白/辛口 [750ml]価格:9504円(税込、送料別) (2019/3/16時点)左は、フジッコワイナリーでレシピを教えてもらった「丹波黒黒豆とマスカルポーネチーズのカナッペ」。右のシュークリームっぽいのは冷凍食品専門店ピカールのグジェール。久しぶりに買ってしまった原木。前回買ったのは前足のパセタセラーノだけれど、今回は後ろ足のハモンセラーノ。さすがに大きい!とってもジューシー続く。
2019.02.02
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最近はイベント続きで週末は外泊していることが多く、全然ブログが進みません。前回の続き。1982 Wehlener Sonnenuhr Riesling Auslese Gold Capsule(J.J.Prum)ヴェーレナー・ゾンネンウーア リースリング アウスレーゼ ゴールドカプセル(J.J.プリュム)わが家のストックの中でも購入日が古いものの一つ(2000年に8,000円で購入)。プリュムのゴールドカプセルだけれど、セラーで盛大に吹きまくっていて、まったく自信無し。コルクがゆるいのか。色は透明感のある茶色。アウスレーゼとしては中程度の甘みで酸もしっかり。とはいえ、コンディションに問題もあるせいか、超一流のうっとりするような領域にはかなり遠い。飲み頃/総合:???/★★★(楽しめる範囲ではあるけれど、コンディション不良)桔梗ヶ原メルローのマール樽熟していないので、インパクトのあるアタック。そしてブドウをほうふつさせる香り。ナイトキャップにチョコレートと楽しむのによさそう。わたしはブランデー・ウイスキー派だけれど、バーボン好きには、より受けそう。シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー オー・ド・ヴィ・ド・マール 375ml価格:5378円(税込、送料別) (2018/3/20時点)最後はワインでは無くビール。ヤッホーブルーイングの「バレルフカミダス」。熟成させたビールを、さらにウイスキー樽で熟成させるバレルエイジドビール。375mlで1300円もします。同じ高アルコール&長期熟成ビールの「ハレの日仙人」はあまり得意では無いのだけれど、「バレルフカミダス」は樽熟の効果か、はたまたさんざん酔っぱらったせいか意外にイケます。個性的で面白いけれど、ワイン好きなのでリピートはしないかな。これで終了。シュヴァリエが突出した印象を残したワイン会でした。にほんブログ村ワインランキング
2018.02.08
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前回の続き。1998 Chateauneuf-du-Pape Les Cailloux Cuvee Centenaire(Lucien & Andre Brunel)シャトーヌフ・デュ・パプ レ・カイユ キュヴェ・サントネール(ルシアン&アンドレ・ブルネル)マニアには知られた生産者だけれど、一般には有名では無いアンドレ・ブルネル。こちらは100年以上の樹齢のグルナッシュを主体に濾過も清澄もせず、良い年だけにリリースされるスペシャルキュヴェ。かなり昔の持ち寄りワイン会で「ぶっ飛ぶうまさ」だったボトル。たぶん今まで飲んだローヌでは、アンリ・ボノーと双璧。エッジにはオレンジが入りながらも、まだまだ元気な色調。香りのボリュームは中程度で、黒コショウ、インク。そして比類無き特徴は、かみめるような味わいの複雑さ、濃厚さがあるのに、やり過ぎたモダンワインとは違って、けっしてイヤミが無いこと。1ccの液体の中に、どれだけの味わいが詰まっているんだと。きっとローヌが苦手という人にも好まれる味わい。自宅セラーで17年熟成。飲みごろの一端ではあるけれど、へたる気配は無く、恐ろしく長寿の気配。とはいえ、十数年前に開けたときのやんちゃなパワーも捨てがたく、飲みどきは悩ましい。期待が大きかったこともあって、個人的に満点とは言えないけれど、それでもCNDPの素晴らしさを発揮してくれたボトルだと思う。飲み頃/総合:いま~20年/★★★★+(シュヴァリエが無ければ、今回のNo1)【ヤマト運輸で厳重梱包配送!】シャトーヌフ・デュ・パプ キュヴェ・サントネール ...価格:26892円(税込、送料別) (2018/3/9時点)にほんブログ村ワインランキング
2018.02.07
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前回の続き。シャトーメルシャンの水平。2012 マリコ・ヴィンヤード オムニス(シャトーメルシャン)このビンテージのセパージュはメルロー50%,カベルネ・フラン25%,カベルネ・ソーヴィニヨン21%,プティ・ヴェルド 4%。グリップはありながらもハイトーンの力強さ。以前ゲストバルで2012年と2013年を飲んだときには「2012年<2013年」と思ったけれど、このボトルは悪くない。飲み頃/総合:いま~15年/★★★+(桔梗ヶ原メルローとは違う個性)2012 桔梗ヶ原メルロー(シャトー・メルシャン)一昨年の日本ワインコンクールで、もっとも感銘を受けたボトル。おかげでシグナチャーと合わせて4本買いました。今回開けるのは初めて。滑らかで目の詰まった酒質。グレートビンテージらしい充実したボディで、酸もしっかりあり、さすがと感心してしまう出来。オムニスのハイトーンに対し、こちらは真ん中からやや低めのストレート。いま飲んでも、その素晴らしさの片鱗は感じれるし、将来も楽しみ。飲み頃/総合:いま~20年/★★★++(やはり日本のザ・メルロー)1998 Chambolle-Musigny 1er Cru Les Aoureuses(Maison Roche de Bellene)シャンボール・ミュジニー レザムルーズ(ロッシュ・ド・ベレーヌ)こちらも期待の一本だったけれど、あまり記憶に残らず。当然まずいわけでは無いけれど、シュヴァリエの影響が大きい。飲み頃/総合:いま/???(記憶が無いので未評価)東京カウボーイの肉こちらは東京カウボーイと、オオゼキで買った神戸牛を使ったローストビーフ盛り合わせ。ウメー。にほんブログ村ワインランキング
2018.02.06
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続きがあるのに、2週間も放置していました。すみません。前回の続きです。実はシュヴァリエ以上に必殺剣のつもりで出したのがこちら。1999 Chateauneuf-du-Pape Blanc Roussanne Vielles Vignes(Chateau de Beaucastel)シャトーヌフ・デュ・パプ・ブラン ルーサンヌ・ヴィエイユ・ヴィーニュ(シャトー・ド・ボーカステル)ローヌ白で、CdR白やコンドリューを飲んだことがある人は多いと思うけれど、パプやエルミタージュの白を飲んだことがある人は少ないはず。こちらはボーカステルのスペシャルキュヴェでルーサンヌ100%。スタンダードの白は飲んだことはあったけれど、このスペシャルキュヴェは初めて。スタンダードのCNDP白は黒トリュフのような香りが印象的で、けっこう好みだったりします。こちらを注いでみるとウワー。デュック・ド・マジェンタ以上に濃いゴールド。完全に終わっていると思って飲んでみると、いやな酸化のニュアンスは極小で、デュック・ド・マジェンタより全然まとも。骨太で高域の酸までしっかりあり、かみしめるうまみがある。とはいえ、本来の味わいとは違っているので、まっとうなボトルを飲んでみたいな。その昔、コンドリュー以外のローヌ白は苦手だったけれど、いろいろ探すとローヌ白には優秀なものがあると思っています。ストックの中には、90年代の辛口白が少なからずあるので、とっとと飲まなきゃ。飲み頃/総合:ピーク越え/???(評価保留)ボーカステルのCNDPブランを探すシャトーヌフ・デュ・パプ ルーサンヌ ヴィエイユ・ヴィーニュ ブラン[2005]...価格:24105円(税込、送料無料) (2018/2/14時点)キノコとベーコンのパスタ、黒トリュフ風味。やまやで買ったキタッラという太めのパスタが好評。2008 Charmes-Chambertin(Camus Pere & Fils)シャルム・シャンベルタン(カミュ・ペール・エ・フィス)基本的に評判の悪いカミュ。とはいえ、たまにいいボトルがあって、意外においしいボトルを何度か経験しています。だいぶ前のワイナートで、カミュが高得点を連発したこともありましたっけ。こちらはまあまあ。グランクリュの迫力は無いけれど、細身で滑らかな酒質には、好きだと言っている人もいました。飲み頃/総合:いま/★★★(このボトルは悪くない)ラタトゥイユベッコフ前回は神がかった出来だったけれど今回はふつう。前回との大きな違いは使ったワイン。前回は4千円クラスで、今回は2千円クラス。それだけが原因だとは思えないけれど料理は難しい。にほんブログ村ワインランキング
2018.02.05
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前回の続き。2007 Puligny-Montrachet 1er Cru Clos de La Garenne(Louis Jadot(Domaine Duc de Magenta))ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・ガレンヌ(デュック・ド・マジェンタ/ルイ・ジャド)ジャド傘下のデュック・ド・マジェンタ。07としては濃いめのゴールド。飲んでみると不安的中。このビンテージとしては酸化が進んでいて、飲み進められる程度ではあるけれど、プルミエクリュとしては残念な状態。昨年購入したものなので、先天的なものなのか、流通に問題があるのか不明。飲み頃/総合:???/???(コンディションが悪く評価不能)こちらはピュリニーのグラス。だいぶ褐色が入っている。2006 Chevalier-Montrachet(Domaine Vincent Girardin)シュヴァリエ・モンラッシェ(ドメーヌ・ヴァンサン・ジラルダン)ブルゴーニュでは最高クラスの重量級ボトル。上げ底の部分は、子供の手が全部入ってしまいそう。デュック・ド・マジェンタの不調に落胆のなか、こちらを注いでみると健全な色調で一安心。そして先に飲んでいるメンバーから「スゴいよ、これ」との発言。バニラや熟した果実、香りの複雑さはあるものの、香りのボリューム自体は中程度でスゴいと言うほどでは無い。一口飲んでみると、魂が吸い込まれるような永遠の余韻。シュヴァリエ的な厳しさは無く、包み込むような抱擁感と、おおらかにほほ笑む神々に見守られているような安心感。飲み進めるほど、じわじわとよくなってくる。圧巻なのが、香りと味の一体感と、底が見えないほどの懐の深さ。ずっと香りをかいでいても飽きないし、時間がたっても全然へたることが無い。孫悟空が、どんなに逃げてもお釈迦様の手の内から逃げられなかった、という逸話を思い出すほど自分が小さな存在に思えてしまう。派手さは無いけれど、本当に素晴らしいワイン。ワイン会の終わり近くまで、ほとんどの人が残していました。まだ2月だけれど、おそらく今年No1。というか、ここ10年で飲んだ白では1番かも。ジラルダンが、こんなに素晴らしいとは。飲み頃/総合:いま~10年/★★★★★(いままで飲んだ白ではトップ3クラス)ジラルダンの白を探すかきのニンニク炒めつづく。にほんブログ村ワインランキング
2018.02.04
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毎年恒例の自宅新年会。豪華なワインを開けて、ガレット・デ・ロワを食べるのが恒例になっています。とはいえ今年はガレット・デ・ロワを買えなかったのだけれど。参考までに過去のブログリンクを紹介します。2017年、2016年、2006年から2015年のインデックス(ページ末尾部分)かつてはDRCやペトリュスなども開けているのだけれど、ここ7,8年は大当たりに出会わないスランプ中。そんなこともあり近年は大当たりを狙って一点豪華主義というか、価格的にメリハリを付けたリストだったけれど、今回は高額ローヌの赤白や桔梗ヶ原メルローを出したかったこともあって、平均的に高いリストになりました。一番安いのがジャカールの泡で5千円くらい。ボーカステル・ルーサンヌ、ジラルダンのシュヴァリエ、アンドレ・ブルネルCNDP、ロッシュ・ド・ベレーヌのアムルーズあたりが3万円前後(現行価格)。さて、いかに。個人的な思いとしては、ブルやボルドーだけが頂点じゃ無いってことをアピールできれば、とリストを組んでみました。NV Charles Heidsieck Rose Reserveシャルル・エドシック ロゼ・レゼルヴ画像の通り、薄いオレンジ色。ロゼらしい可憐な中にも、ミッドからアフターにかけてはNV白に通じる骨太さ。飲み頃/総合:いま/★★★+(ふつうにおいしい)NV Jacquart Brut Mosaiqueジャカール・ブリュット・モザイクモザイクなしのやつは何度も飲んでいるジャカール。こちらも何回か飲んでいるけれど、ドサージュ控えめの辛口でさわやか。楽天では3千円くらいで売っている店があるので、その値段ではかなりオススメ。こちらのボトルは伊勢丹で買ったこともあり2倍近いのだけれど。飲み頃/総合:いま/★★★+(3千円クラスならば、間違いなく買い)【よりどり6本で送料無料】ジャカール シャンパン ブリュット 750ml白泡【シ...価格:2790円(税込、送料別) (2018/2/12時点)パレタ・セラーノ(白豚の前足の生ハム)芽キャベツとベーコンのグリル、パルミジャーノをかけてつづく。にほんブログ村ワインランキング
2018.02.03
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前回の続き。Part6まで続いた新年会も今回がラスト。辛口は一通り飲み終わって、飲みかけで残っていたクラウディー・ベイ。2011 Cloudy Bay Sauvignon Blanc(Cloudy Bay)クラウディー・ベイ ソーヴィニョン・ブラン(クラウディー・ベイ)New Zealand - 白辛口2,520円、Wassy's, 2012年7月購入トロピカルかなと予想してたけれど、いざ開けてみると、熟成によって落ち着き、派手なトロピカル感は無い。ニューワールドが苦手な人でも受け入れられるくらいのちょうどいい感じの香り。またソーヴィニョン・ブランとしては骨太のボディでかみしめる味わいがあり、予想を超えた複雑さ。まさに飲みごろで5千円と言われても納得。もともと悪い印象はない生産者だけれど、こんなにおいしかったっけ?飲み頃/総合:まさに飲みごろ/★★★+(熟成マジック)クラウディーベイ ソーヴィニヨンブラン 2016【あす楽】価格:2646円(税込、送料別) (2017/2/4時点)2004 Tokaji Aszu 3 Puttonyos(Chateau Imperial Tokaj-HETSZOLO)トカイ・アスー 3プットニョシュ 500ml(シャトー・インペリアル・トカイ - ヘッツオーロ)アペラシオン - 白辛口3,078円、ENOTECA、2016年12月購入コス・デストゥルネルのオーナーが所有するシャトー。コスのイベントで飲んでよかったため購入したもの。コスの関係者が来ていたのでサインボトルです。コスの人も「これは甘いだけじゃ無く、酸がしっかりしているので飲み飽きない」と言っていたとおり、甘さはほどほどで切れ上がる酸が印象的。味わいとしてはソーヴィニョン・ブランからハーブっぽさを取り除いたようなすっきり系。また驚くのは若々しさで、10年以上たっているとは思えないフレッシュ感。デザートに合わせられるのはもちろんのこと、場合によっては食事にも合わせられそう。こちらも人気が高かった一本。もし辛口のフルミントが輸入されたら飲んでみたい。飲み頃/総合:まさに飲みごろ/★★★++(甘口初心者にもオススメ)新年はやっぱりガレット・デ・ロワ。おいしいし、ゲームも楽しい。振り返ってみると、に高額ワインを出したにもかかわらず、ワインよりも料理の日。ベッコフは自分でもびっくりのおいしさで、当然ローストビーフも抜群。友人の差し入れの牛肉の赤ワイン煮込みはおいしかったし、一時は失敗しかけた牡蠣のクリームグラタンもおいしかった。ちなみに人気の高かったワインは、フーリエやリニエは当然として、バシュレ・モノやヴィルマール、トカイあたり。どれもおいしかったけれどね。驚いたことに白好きの人はバシュレ・モノを一番にしていました。コスパ賞は、ドゥニ・ベルトーかトカイ。おわり。
2017.01.19
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前回の続き。今日の主役の登場。ともにリリース時に購入し、自宅のセラーで熟成させていたもの。とくにフーリエはブレイク前だったこともあり安かった。いまの値段だったら、リニエは5万円以上、フーリエは10万円近いはず。1999 Clos de la Roche(Hubert Lignier)クロ・ド・ラ・ロッシュ(ユベール・リニエ)Bourgogne, France - 赤辛口16,800円、松澤屋、2002年1月購入15年以上前のビンテージだけれど、まだ若々しい色合い。エッジに熟成の片鱗はあるけれど、オレンジの要素は無く、黒みがかったガーネット。甘い熟成香はあるものの、香りのボリュームは控えめで閉じ気味。味わいは黒系の果実で、それなりに骨太。ヴォーヌ・ロマネほどの洗練はないけれど、若いワインには無い、複雑でかみしめる味わいはさすが。総合評価としては、間違いなく素晴らしいワインなのだけれど、びっくりするほどでは無く、魅力が内にこもっている印象。10年後、20年後が楽しみなワイン。飲み頃/総合:いま~/★★★★(おいしいけれど、爆発せず)ユベール・リニエのワインを探すユベール・リニエ クロ・ド・ラ・ロッシュ [2004] 赤 750ml【楽ギフ_包装選択】【楽ギフ_のし宛書】【楽ギフ_メッセ】価格:28800円(税込、送料別) (2017/2/4時点)2004 Griotte-Chambertin(Domaine Fourrier)グリオット・シャンベルタン(ドメーヌ・フーリエ)Bourgogne, France - 赤辛口13,000円、湘南ワインセラー、2006年11月購入2006年にブルゴーニュに行ったなかで、もっとも感銘したのがフーリエ。当時はドメーヌ訪問するまで知らず、またそれほど有名では無かったこともあり、グリオットでも1万円台で買えました。そして2004年は、ずいぶん前に飲んだクロ・サン・ジャックが素晴らしかったビンテージ。そんなこともあり期待して開けてみました。むむっー。こちらも閉じ気味。リニエの剛に対して、こちらは柔(比較で言っているだけで、リニエがそんな固いわけではありません)。赤系果実で、ふわっと人を包み込むような抱擁感。複雑で余韻も長いけれど、以前飲んだクロ・サン・ジャックが満開だったのと比べると、あきらかにクローズしている。そういう先入観なしに飲めば閉じているってほどでは無いのだけれど、期待が大きすぎた。点数を付ければどちらも同じくらいだけれど、個人的にはフーリエ。当然リニエの方が好きという人もいました。それにしても最近の新年会は爆発しないなあ。飲み頃/総合:いま~/★★★★(おいしいけれど、爆発せず)グリオット・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ グラン・クリュ [2003] (ドメーヌ・フーリエ)Griotte Chambertin Vieilles Vignes Grand Cru [2003] (Domaine Fourrier) 【赤 ワイン】価格:79862円(税込、送料別) (2017/2/4時点)馬事公苑の裏にあるTOKYO COWBOYの牛肉。こちらはトウガラシという部位で100g 1,200円。牛肉専門店としては安めかな。こちらはTOKYO COWBOYのローストビーフとTOKYO X豚のローストの盛り合わせ。うめー。総合評価ではベッコフだけれど、いい肉はうまいね。つづく。
2017.01.18
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前回の続き。2012 Bourgogne Rouge Les Prielles(Domaine Denis Berthaut)ブルゴーニュ・ルージュ レ・プリエール(ドゥニ・ベルトー)Bourgogne, France - 赤辛口2,154円、フィッチ、2016年4月16日購入ここ数年お気に入りのドニ・ベルトー。裾ものから上までハズレが無い。そしてフィサンだから値段も安め。こちらの2012年は何本か飲んでいるけれど、いつもおいしかった。柔らかで香りもよくて安心の味。ちなみにフィサンは、もっと力強い。飲み頃/総合:いま/★★★+(この値段ならば文句なし)ドゥニ・ベルトーのワインを探すドメーヌ・ドゥニ・ベルトー ブルゴーニュ・レ・プリエル[2014] [正規品] 赤ワイン/辛口 [750ml](ドニ・ベルトー)価格:2430円(税込、送料別) (2017/2/2時点)できればフィサンを試して欲しいところ。フィサン レ・クラ[2010]ドニ・ベルトー価格:3866円(税込、送料別) (2017/2/2時点)2007 Corton Grand Cru Rouge(Louis Jadot)コルトン・グラン・クリュ ルージュ(ルイ・ジャド)Bourgogne, France - 赤辛口久しぶりに買ったジャドのグラン・クリュ。昔はグラン・クリュもノーマルボトルだったけれど、こちらのグラン・クリュは重量級ボトル。同時に買ったクロ・ド・ヴージョも重量級だった。うーん、どんな味だったのか失念。そこそこおいしかった記憶はあるのだけれど、料理と次回のワインのせいで記憶が怪しい。あと何本か持っているので再チャレンジ。飲み頃/総合:いま~まだまだOK/★★★(記憶があまりないので、近日中に再評価の予定)友人の差し入れ。フィレンツェの料理教室で一緒に習った牛肉の赤ワイン煮込み。こちらも、うまーい。つづく。
2017.01.17
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前回の続き。2012 穂坂日之城シャルドネ(山梨マルスワイナリー)山梨、日本 - 白辛口4,000円、東急東横、2013年12月購入マルスワインの白のフラッグシップ「穂坂日之城シャルドネ」。この2012年は、国産ワインコンクールの部門最高金賞を取得したビンテージ。さすが金賞トップ銘柄。新樽100%だけれど、それがイヤミでは無い。また熊本ワインのようなボディは無く、どちらかと言えばバランス志向。ブルゴーニュのような懐の深さ、深遠さは無いけれど、日本のシャルドネのトップグループの一本であることは間違いない。飲み頃/総合:いまでも飲めるけれどもっと寝かせたい/★★★(このあとの赤のせいで順番悪し)2011 Puligny Montrachet 1er Cru Les Folatieres(Domaine Bachelet-Monnot)ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・フォラティエール(バシュレ・モノ)Bourgogne, France - 白辛口9,000円、ひしゃく屋、2014年12月購入近年人気のバシュレ・モノ。正直なところ、このあとの赤のせいであまり記憶は無いのだけれど、白好きのメンバーには人気の高かった一本。さすがプルミエの存在感。とはいえまだ若々しさや樽がけっこうあるので、もっと寝かせたい。飲み頃/総合:5年は寝かせたい/★★★(このあとの赤のせいで記憶無し)バシュレ・モノ ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・フォラティエール 2012価格:12200円(税込、送料別) (2017/2/1時点)初めてチャレンジしたベッコフ(アルザス風、肉の白ワイン煮込み)。大宮シェフのレシピをベースに作ってました。豚肉、牛肉、鶏肉、野菜を白ワイン1本使って一晩マリネ。これが自分でもびっくりのおいしさ。お店でもここまでおいしいのは少ないと思える、会心のヒット作。クローズ・エルミタージュ白を一本投入しているしね。フチに付いているのは練った小麦粉。3時間近くオーブンで焼いているのでカチカチ。つづく。
2017.01.16
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前回の続き。2011 アルガブランカ イセハラ(勝沼醸造)山梨、日本 - 白辛口2,730円、2012年11月購入このころは安かった「イセハラ」。ソーヴィニョン・ブランっぽいイセハラもあるけれど、こちらは甲州っぽさが主体的なボトル。とはいえイセハラらしい個性はあって、柑橘やグレープフルーツなどを感じます。2011年なので、へたをすると熟成感が出過ぎているかと思ったけれど、そんなことはない。少し落ち着き、まさに飲みごろ。バランスの良さが印象に残るボトル。飲み頃/総合:いま~/★★★+2014 アルバニーリョ(カーヴ・ドッチ・ワイナリー) 新潟、日本 - 白辛口4,200円、2016年7月購入最近連発したアルヴァリーニョ。スペインはキリッとさわやか系に仕上がっているのにたいし、こちらはふくよかで、そして紅茶を思わせる香りが印象的。何度も飲んでいるので驚きは無いけれど、カーヴ・ドッチの看板商品の一つだと思う。飲み頃/総合:いま~/★★★+牡蠣のクリームグラタン渋谷フードショーで調達したモッツァレラ・ブッファラ食べ比べ。どちらも800円くらい。あまり変わらないけれど、右の方が人気だったかも。つづく。
2017.01.15
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毎年恒例の自宅新年会です。豪華なワインを開けて、あと近年はガレット・デ・ロワを食べるのが恒例になっています。参考までに昨年の様子と、2006年から2015年のインデックス。まずは泡からNV carras ViNAS Brut Catalunya (Bodegas Felix Lorenzo Cachazo)カラス・ヴィニャ・ブリュット カタルーニャ(ボデガ・フェリックス・カチャソ)Spain - 白辛口小笠原伯爵邸のハウス・スパークリング。ラベルにはしっかりと小笠原伯爵邸の文字があります。スターターにふさわしい、きりっとさわやかな仕上がり。先月、小笠原伯爵邸に行ったときも飲んだけれど、自宅で1年熟成させているためか、こちらのほうが厚みがあり、また複雑でおいしい。そんなこともあり人気が高かった。飲み頃/総合:いま/★★★(カバとしてはいい方)2010 Vilmart 1er Cru Rilly la Montagne "Grand Cellier D'or" Brutヴィルマール プルミエ・クリュ リリー・ラ・モンターニュ グラン・セリエ・ドール ブリュットChampagne, France - 白辛口昨年秋のヴァン・パッションのテイスティングで購入したボトル。サイン入り。かみしめるようなボディがあり、重心は低め。ドサージュはやや多めだけれど、骨太の味わいは立派なもの。先日飲んだばかりなので驚きは無いけれど、うまし。飲み頃/総合:いま~/★★★+(存在感あり)ついに手を出してしまった原木。パレタ・セラーノ(白豚の前足の生ハム)。わたしが購入したのはこちら。台は当然としてナイフや説明書やDVDまで付いています。いま食べたのは1/4くらい。こちらに付いているナイフがいいと書いてあったけれど、結局のところ自宅にあるグローバルの勝利。当たり前か。想像以上にまわりの油を切らなきゃいけないとかあるけれど、今のところ満足です。いつかはベジョータ(ドングリをたくさん食べた黒豚)を試してみたい。送料無料【生ハム生活『パレタセラーノグランレセルバ生ハム原木』セット】 贈り物 ギフト プレゼント パーティー 宴会 忘年会 結婚式 披露宴 新築祝い バースデー 誕生日祝い お中元 お歳暮 クリスマス お正月 母の日 父の日 人気価格:19980円(税込、送料無料) (2017/1/28時点)あとで探してみると、こちらはだいぶ安い。重さが1kgくらい軽いけど。【送料無料】メーカー協賛:年末特典で今だけリング台&ナイフのスタータセット付き!スペイン カンポドゥルセ社 生ハム 原木 約4kg ※リングタイプの台となります【冷蔵のみ】価格:13824円(税込、送料無料) (2017/1/28時点)寒ブリのカルパッチョアルゼンチン赤エビのガーリックソテー。残した頭を230度くらいのオーブンで焼き直すとパリパリでおいしい!つづく。
2017.01.14
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前回の続き。1988 Tokaji Aszu Esszencia(Chateau Henye)トカイ・アスー・エッセンシア(シャトー・エニエ)ハンガリー - 白極甘口セラーをあさっていたら、自分で買ったことも忘れていたトカイを発見。メモを調べてみると、2001年に3本買った残りの1本。約4000円なり。3プットや5プットを飲んだことはあっても、エッセンシアを飲んだことがある人は少ないはず。古いソーテルヌには真っ黒になっているものがあるけれど、こちらも真っ黒。厳密にはカラメルのようなダークブラウン。少し濁っていてヤバい。刺激の無いバルサミコや、黒砂糖のような香り。デザートワインとしては甘さは少なめで、かなり酸がある。カラメル、黒蜜。個人的には飲める範囲だけれど、コンディション不良は間違いない。人気が無くて半分くらい残ってしまった。世界三大貴腐ワインシャトー・エニエ Chateau Henye トカイ・アスー・エッセンシア '08 500...価格:12,500円(税込、送料別)SANTERO Pinot Chardonnay Spumante 100周年サンテロ ピノ・シャルドネ・スプマンテ モトックス100周年記念ボトルItalia - 白泡辛口モトックスワールドワインフェスティバルそのときのブログでもらった泡。プリントではなくて瓶から特注したモトックス100周年記念ボトル。このころになるともう覚えていません。すっきりさせるにはいい泡だったような。それにしてもモトックスが創業100年以上だとは驚き。元はこれ?サンテロ・ピノ・シャルドネ・ヴィノ・スプマンテ・ブリュットPinot Chardonnay Spumanteピノ・...価格:1,166円(税込、送料別)秩父で買ってきたウイスキー入りケーキ日本酒バージョンはサヴァランのようにジャバジャバ感があったけれど、こちらはそれほど水分はない。ほんのりウイスキーの香り。自宅の新年会では毎年いいワインを開けているのに、最近はぶっ飛ぶのようなものには出会えないなあ。と思って過去をリストアップしてみると、けっこう覚えていないものも多い。2008年に飲んだプロヴィダンスとシュヴァル・ブラン53はかなりよかった。そして圧倒的なベストは2007年に飲んだオーブリオン・ブラン85。これを超える白ワインは、いまだかつてありません。2015年新年会1982 Ch.Pichon Longueville Comtesse de Lalande2014年新年会1970 Musigny(Chanson), 1997 Chambertin(Armand Rousseau)2013年新年会1990 Cote-Rotie La Mouline(E.GUIGAL), 1953 Vouvray Le Mont Moelleux(Domaine Huet)2012年新年会1989 Ch.La Conseillante, 1973 Ch.Petrus2011年新年会2002 Richebourg(Gros Frere et Soeur), 1969 Richebourg(DRC)2009年新年会1979 Alain Robert Menil Tradition, 1989 Ch.Haut-Brion Blanc, 1992 Alzero Cabernet Franc(Giuseppe Quintarelli)2008年新年会1997 Providence Private Reserve, 1983 Ch.Cheval Blanc, 1953 Ch.Cheval Blanc2007年新年会1986 Mazis-Chambertin Cuvee Madeleine Collignon(Hospices de Beaune), 1985 Romanee-St-Vivant(DRC)2006年新年会NV Jacques Selosse Brut Rose, 1985 Ch.Haut-Brion Blanc, 1998 Ch.Haut-Brion, 1962 Ch.Haut-Brion おわり。
2016.03.09
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前回の続き。いよいよ主役登場。1996 Calera Pinot Noir SELLECKカレラ・ピノ・ノワール・セレックCalifornia, USA - 赤辛口カレラブームのとき買っていた1本。セレックもジェンセンもそれなりに飲んでいるけれど、個人的な感想は、同格もしくはセレックの方がおいしいかも。そして96年ビンテージは、ジェンセンよりセレックの方が高かった。このセレック96も3本目。期待して飲んでみると、魅力的な熟成香があるわけではなく、また豊かな果実味もあるわけではなく中庸。15年以上前に買ったワインなので、熟成感による柔らかさはあるのだけれど、官能的な熟成香が出るまでに至っていない。そして前回飲んだ9年前にはおいしいと思った陽気で享楽的なボディ。ところが熟成により細り、前回のような印象は残らない。うーむ。決してまずいわけではないし、そこそこのおいしさはあるのだけれど、ワインの各要素がクロスオーバーするときの狭間に当たったというか、すべての要素がおとなしい。次のジャドと共にセラーの一番下にあったので、温度が低すぎて熟成が進まなかったのか。過去2本がいずれも素晴らしかっただけに残念。ちなみに1999年に購入したときの価格は税抜き9,980円。★★★+セレックのコルク。きれいに半分まで染みています。楽天でセレックを探す>カレラ最高峰貴重セレックカレラ セレック 2012 正規品価格:15,780円(税込、送料別)セレックでずっこけたので、こちらこそと思って抜栓。1996 Chambertin Clos de Beze(Domaine Louis Jadot)シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ(ドメーヌ・ルイ・ジャド)Bourgogne, France - 赤辛口個人的にジャドの赤というと、ミュジニー、ボンヌ・マール、クロ・デ・ズルジュルなのだけれど「ドメーヌだし、ベーズだし」と思い、自信をもって出した一本。カリフォルニアとは違う、凜とした酸とミネラルがあり、球体の旋律を描く。すべすべのテクスチャでコンディション抜群ながらも、香りは閉じ気味。赤い果実のミドルボディは、ちょい熟程度で熟成香が出るまでには至っていない。カレラよりは確実においしいのだけれど、グランクリュらしい威厳や、神々しい香りはない。確実によい要素はあるのだけれど、蝶になる前のサナギのようで現時点では中途半端な熟成途上。おいしいのだけれど突き抜けない。★★★★ジャドのクロ・ド・ベーズを探す>送料無料!!ルイ・ジャド シャンベルタン クロ ド ベズ2007 No.92884価格:30,240円(税込、送料込)和牛のローストビーフローストビーフはよく作っているのに、毎回火加減に悩む。肉の大きさによって火の通りがまったく違うので、ジャストに焼けるのは1/3くらいの確率かも。中心まで火は通っているけれど、かなりレアな仕上がり。つづく。
2016.03.08
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前回の続き。今回紹介する2本は主役のための前座。2007 Bourgogne Rouge Reserve(Louis Jadot)ブルゴーニュ・ルージュ・レゼルヴ(ルイ・ジャド)Bourgogne, France - 赤辛口このワインは2007年限定で発売されたレゼルヴ。スタンダード・ブルゴーニュ35%にマランジェ、サントネー、サン・トーバン、ショレイ・レ・ボーヌ、オーセイ・デュレスなどのヴィラージュワインを65%ブレンド。これで2本目。前回飲んだときには「期待よりは平凡」と思ったことを記憶している。2007年らしい、きれいさを持ったブルゴーニュ。上の畑がブレンドされているからと言って特段の複雑さを持っているわけではないけれど、食事を食べながらの普段飲みとしては悪くない。今回のなかでは安いこともあり「コスパ高し」と言う人が多かった。★★★(他の人の評価はもっと高かった)ルイ・ジャド・ブルゴーニュ ピノ・ノワール レゼルヴ [2007]年 750ml【正規品】【フ…価格:2,419円(税込、送料別)2012 フジクレール NOA NOA(フジッコワイナリー)山梨, 日本 - 赤辛口山梨市牧丘隼山地区のカベルネソーヴィニヨン70%、メルロー30%。実はこのワイン、昨年も飲んでいて、年間ベストワインの国産赤部門の筆頭候補の一本だった。あまりのおいしさに、1年後に同じ店で追加購入したもの。そんなこともあり自信満々で出してみると、意外にも固く、いっこうに微笑まない(汗)。前回飲んだボトルは、中程度の複雑さでミドルボディーながらも、一口目から脳髄を直撃する享楽的さ。あのNOA NOAはどこへ? このボトルも3千円と考えれば悪くないのだけれど、期待とのギャップが大きすぎた。★★★-(熟成に期待)こちらはビンテージ違い。2012とはラベルが全然変わってしまった。フジッコワイナリー NOANOA(ノアノア) [2013] 赤 720ml※12本まで1個口で…価格:2,592円(税込、送料別)ボルシチやはり生のビーツを使うと仕上がりが違う。たいして凝ったわけでもないのに、このときは参加者から過去最高の出来と言われた。つづく。
2016.03.07
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前回の続き。2014 Mie Ikeno 月香 Chardonnay "Moonlight Harvest"ミエ・イケノ 月香 シャルドネ ムーンライト・ハーベスト山梨, 日本 - 白辛口昨年リゾナーレ八ヶ岳で飲んで、かなり感銘したミエ・イケノのムーンライト・ハーベスト。飲んだ直後に3本追加購入。あのときはムルソーっぽいと思ったけれど、こちらはオレンジを彷彿させる柑橘系の酸が印象的。ボディもそこそこある。シルキーなテクスチャーも印象的で、近年の好調が想像される。とはいえ、前回ほどの驚きはなかった。あと2本あるので熟成に期待。★★★+2011 Saint-Veran "Clos de Poncetys"(Guffens-Heynen)サン・ヴェラン クロ・ド・ポンセテイ(ギュファン・エナン)Bourgogne, France - 白辛口一時期は毎年買っていたギュファン・エナン。最近、八田からインポーター変更と言うことで安くなっていたものを購入。ミエ・イケノとは対照的に、酸も抑えめ(ゆるいわけではない)で、コーヒーやバニラのような上品な樽香。ギュファンとしては、値段も味もミッドレンジ。今でも飲み頃の範囲だけれど、もう少し熟成した方がいいかも。ミエ・イケノとはスタイルが違うので、どちらが好きかは好み次第かな。★★★+ギュファン・エナンのワインを探す>魚屋でいいホタテを見つけたので、レアに焼いたホタテのソテーを、しそクリームソースで。細切りプロシュートと椎茸のクリームペンネブロックのプロシュートを手に入れたので、パンチェッタのように使ったところ、自分でも驚く奇跡の出来。もう一度つくっても、同じ味にはならなかった。つづく。
2016.03.06
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毎年自宅で開催している新年会。3月になってしまったけれど今年も開催しました。とはいえ、ワインバーで先日同じメンバーと新年会を開いているので、2回目の新年会。NV Vin Mousseux Rose(Rue de Vin)ヴァン・ムスー・ロゼ(リュー・ド・ヴァン)長野, 日本 - ロゼ泡辛口リュー・ド・ヴァンのヴァンムス-。ワイナリー訪問したときに、オーナーの小山さんの熱いトークにはビックリ。将来的にはスパークリング・メーカーとしてやっていきたいとのことだったので、7,300円と高額ながらも購入。アタックは柔らかで酸は控えめ。その柔らかさから想像して味わってみると、けっこう樽が効いていて馴染んでいない。それなりのボディはあるけれど、ミッドからアフターにかけてのこちなさが最後まで気になる。以前飲んだときは、グラスにわずかだったので比較できないけれど、どうなんでしょう。もう少しましなボトルとあると思うのだけど...。★★ヴァン・ムスー・ロゼ[N.V]リュー・ド・ヴァン(泡・ロゼワイン・日本)【02P01Mar16…価格:7,300円(税込、送料別)NV Franc Bonville Les Belles Voyesフランク・ボンヴィル レ・ベル・ヴォアイエChampagne, France - 白泡辛口こちらも伊勢丹新宿店の「ノエル・ア・ラ・モード」で購入した一本。そのとき飲んだなかでもフランク・ボンヴィルは下のクラスからおいしかった。そのことに気をよくしてトップキュヴェを購入。コート・デ・ブラン地区の特級アヴィーズのブラン・ド・ブラン。伊勢丹では1万3千円だったのに、楽天で検索してみると平行ものが9千円くらい。ショックと思いつつテイスティング。先日素晴らしかったモニアルとは、テイスティング状況が違うので比較できないけれど、素晴らしいコンディションと気品。凜とした骨格があり、ピュアで気品高い。今回の中でも、みんなの人気が高かった一本。このキュヴェも素晴らしいのだけれど、下のクラスも素晴らしいので、そちらから飲んでみることをオススメ。★★★★-(モニアルの方が好みだったので。もう一度ゆっくり飲んでみたい)フランク・ボンヴィルのワインを探す>フランク ボンヴィル グラン・クリュ ブリュット ブラン・ド・ブラン NV 白 辛口 シャンパ…価格:4,270円(税込、送料別)ノルウェーサーモンとミナミマグロのづけ、サラダ仕立て差し入れてくれたシャルキュトリーいろいろこちらも差し入れのモッツレラせんべい。薄切りにしたモッツァレラに桜エビをのせてレンジでチンで出来るらしい。いいつまみつづく。
2016.03.05
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前回の続き。今日の主役。1982 Ch.Pichon Longueville Comtesse de Lalandeシャトー・ロングヴィユ・コンテス・ド・ラランドPauillac, Bordeaux, France - 赤辛口パーカーさんが100点を付けているラランドの82。PP100、82年ということも相まって、現在10万円オーバーも当たり前の値段。ラランドマニアとして期待して飲んでみました。で、感想は「高レベルだし、おいしくはあるけれど、少し閉じ気味で、もう少し華やかさが欲しい」。かみしめる味わいはあるし、尋常じゃない複雑さも持ち合わせているのだけれど、ラランドに求めるエレガンスが、このボトルにはなかった。それに30年以上経っているとは思えない若々しさ。ラスカーズの82も2回飲んでいるけれど、こっちは2本とも、もっとハズレでガチガチだった。評価の高い82だけれど、90年代半ば以前のものはリリース時に購入していないので、流通経路の問題もあるのかな。楽天でラランド1982年を探す>ボルシチ2012 RHEINGAU KOSHU Mittelheimer Edelman(Schonleber-Blumlein)ラインガウ甲州ミッテルハイマー・エーデルマン(ショーンレーバー・ブリュームライン )Rheingau, German - 白辛口ラインガウで作っている甲州。前半戦に甲州がたくさんあったけれど、同じ品種とは思えないドイツの個性。良い意味でキリキリするような酸とミネラル。今回飲むのは3回目くらいだけれど、かなりの好み。おすすめです。ラインガウ甲州を楽天で探す>[2010] ミッテルハイマー・エーデルマン ラインガウ・甲州 ショーンレーバー・ブリュームライン価格:3,780円(税込、送料別)2014 Beaujolais Village Primeur Selection Vieilles Vignes de 100 ans Cuvee Hommage a Gerard Canard(Chateau de Blaceret-Roy)Beaujolais, Bourgogne, Francew - 赤辛口時季外れのボジョレー・ヌーヴォー。ちょうど落ち着きが出ているころかと思い開けてみました。評価の高いワインらしく、ヌーボーらしくない存在感。2011 Solaris信濃リースリング・クリオ・エクストラシオン(マンズワイン)長野, 日本 - 白極甘口こちらは国産でトップクラスの極甘口だと思っているクリオ。ドイツほどでないものの、しっかりとした酸と、紅茶を思わせるフレーバーが印象的。毎ビンテージ飲んでいるけれど、バラツキが少ないのも見事。これを嫌いな人はいるのだろうか。シフォンケーキと合わせてみたい。【ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞記念セール開催中!】ソラリス・信濃リースリング・クリオ・...価格:4,622円(税込、送料別)全部で12本は飲み過ぎでした...。
2015.02.02
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ブログが途中だったのに1ヶ月くらい放置してしまいました(汗)。前回の続き。2009 Yoichi Nobori Kyumura Pinot Noir(Domaine Takahiko)北海道, 日本 - 赤辛口現在入手困難となったタカヒコさんのピノ。これを飲むのは久しぶり。少し熟成感があり、なかなかのおいしさ。とはいえ、入手困難さや価格の高さを考えると、ブルゴーニュと比較するのはかわいそう。まあ作り手はブルゴーニュとは違うテロワールを生かそうと考えているんだろうけどね。がんばってほしいです。2010 NACカベルネ・ソーヴィニョン樽熟(井筒ワイン)長野, 日本 - 赤辛口こちらも人気の井筒の樽熟シリーズ。5千円アンダーの国産としては十分おいしいけれど、樽塾シリーズではメルローが一番。井筒は、もっと高いワインもリリースしているけれど、このグレードが一番おいしいと感じる不思議さ。最近飲んだなかでは、リーズナブルなピノ・ブランがおいしかった。井筒ワイン NACメルロー樽熟 2011 720ml イヅツワイン価格:3,690円(税込、送料別)2010 城戸プレミアムメルロー(Kidoワイナリー)ワイン長野, 日本 - 赤辛口今回かなり人気の高かった城戸。最初の雰囲気は井筒と同グレードだったのに、味わえば味わうほどおいしさがあふれてくる。今回のメイン「ラランド」にはかなわないけれど、試しに逆順に飲んでも、おいしさを感じる完成度。これで約5千円とは驚きの完成度。登美、桔梗ヶ原メルローなどと並ぶ、国産トップクラスの赤。ボーペイサージュもトップクラスだと思うけれど、こちらは違う魅力だと思うので。カリフラワーやロマネスコ、根菜の蒸し野菜豚の塩釜焼き豚の塩釜焼きの盛りつけ後つづく。
2015.02.01
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毎年開催している自宅新年会。昔は毎月やっていたときもあるけれど、最近は年に1,2度になってしまいました。そして新年会は毎年目玉ワインを1本出しています。今回は国産ワインを中心に、目玉にラランド82をセレクトしました。2002 Gosset Celebris Extra Brut2012 セレクト(白)(イケダワイナリー)サッポロからインポーターが変わったゴッセ。フラッグシップとなるセレブリスを開けてみました。このボトルについては泡は弱めで、熟成感はそれほどでもない。もう少し若い印象。みんなの評価はそれほど悪くなかったけれど、個人的には2万円クラスに求めるものが欠けていて、こぢんまりとまとまりすぎ。まずいわけじゃないのだけれど、驚きは無い。イケダのセレクトは、国産ワインコンクールで金賞トップを取ったもの。このあとに出てくるグレースとはスタイルが違って、やや甘口というほどではないのだけれど、ピュアで柔らかいふくよかさで独自のワールド。一般的な甲州とは違うスタイル。P.P90点「デカンター誌」のヴィンテージシャンパン特集で5つ星のデカンター賞を獲得。[2002] ゴ...価格:14,580円(税込、送料別)希少数の高級辛口白ワインセレクト【2013】/イケダワイナリー 720ml (白ワイン)価格:2,268円(税込、送料別)グレイス高級ラインの水平。左から順に。2013 グレイス樽甲州 高島屋シングルバレル(中央葡萄酒)2013 甲州鳥居平プライベートリザーヴ(中央葡萄酒)2013 キュヴェ三澤 明野甲州(中央葡萄酒)値段はそれぞれ3600円, 3087円, 5400円。樽甲州は高島屋がセレクトしたもの。店員さんに聞いてみると、樽っぽくないものを選んだらしい。そしてプライベートリザ―ヴはわたしの定番銘柄。最後の明野甲州はデキャンタ誌で金賞を取ったアイテム。みんなでいろいろ批評し合ったけれど、結局のところ品質は同クラス。そのときの温度や好みの差で、同じ人でも時によってばらついた。総じて人気が高かったのは高島屋のシングルバレル。プライベートリザ―ヴはいつもと比べると柔らかめ? 明野甲州は、もっと差があるかと思ったけれど、少なくとも現時点では抜きに出るほどの差は感じなかった。明野甲州は何本かあるので、あと数年寝かせて比較してみたい。いずれにせよ、同社の2千円クラスとは違う品位のある味わい。とはいえ2千円クラスもスタイルこそ違え、すばらしいものなので中央葡萄酒はすごいね。続く。
2015.01.25
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アップが遅れてしまいましたが、自宅新年会の最後。前回からの続き。1970 Musigny(Chanson)ミュジニー(シャンソン)Bourgogne, France - 赤辛口怖くて飲めずにいたシャンソンのミュジニー。かなり液面が低かった(ショルダーくらい)。怖々と注いでみると、ロゼまでとはいかないまでもかなり薄い色合い。味わいも淡いけれど、イヤじゃない、しっかりとした熟成感があり、いい意味で透明感のある古酒。熟成したブルゴーニュには梅・カツオのようなニュアンスがあるものもあるけれど、こちらは赤い花。いい年&いい生産者のミュジニーが持つオーラは無いけれど、40年以上前のワインだと思えばけっこう楽しめるほうだと思う。1997 Chambertin(Armand Rousseau)シャンベルタン(アルマン・ルソー)Bourgogne, France - 赤辛口今日の主役。やや若いかと思いつつ開けてみた。まさに真円。何が突出するのでなく、すべての要素がバランスよく配置され、複雑さも上々。余韻も長い。少したったときの初期の飲みごろ。本領発揮は10年20年後だとは思うけれど、今飲んだ失敗感はない。本日No1だけれど、個人的には優等生過ぎて面白みに欠けるというか、もう少し艶めかしさが欲しい。楽天で調べてみると、ほとんど10万円以上。1万円台で買えたときを経験しているので、現在の値段にはびっくり。まあデュガあたりの値段を考えると当然かもしれないけれど、今のワイン相場は、飲み物を超越していますなあ。シャンベルタン Chambertin [1997] 750mlアルマン・ルソー Armand Rousseau価格:176,400円(税込、送料込)1999 Taurasi Riserva Radici(Mastroberardino)タウラジ・リゼルヴァ ラディッチ(マストロベラルディーノ)Campagna, Italia - 赤辛口こちらは2010年4月にワインエンスージアスト誌によって発表された「イタリアを代表する10本のワイン」に選出されたという評判のよいタウラジ。ワイナートの南イタリア特集で表紙も飾っていた。で、おいしくはあるものの、洗練されたシャンベルタンのあとでは、粗雑さが目立つばかり。順番が悪かった。2010年4月にワインエンスージアスト誌によって発表された「イタリアを代表する10本のワイン」見...価格:4,074円(税込、送料別)米なすのミートラザニアこちらは差し入れ。イワシの料理。それ以外にも、カスレ、ボルシチ、トリュフ入りアランチーニ(差し入れ)などがありました。みなさんありがとうございました。最近ラ・ロマネさんの下山エントリーに感動しながらも、今回は豪華ワインを飲んでしまいました。修行が足りませんなあ。
2014.02.11
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前回からの続き。2008 Beaune 1er Cru "Domaine de Saux"(Chateau de Chorey)ボーヌ・プルミエ・クリュ ドメーヌ・ド・ソー(シャトー・ド・ショレ)Bourgogne, France - 赤辛口最近インポートされてきたDomaine de Saux。どんなものなのだろうと試してみました。マノワで飲んだ2008のトゥーロンには及ばないけれど、4千円という値段を考えれば十分に満足な味わい。2010 Gevrey-Chambertin "Les Crais"(Jean-Michel Guillon & Fils)ジュヴレ・シャンベルタン レ・クラ(ジャン・ミッシェル・ギーヨン&フィス)Bourgogne, France - 赤辛口こちらは、うきうきのブルゴーニュ赤3本セットの1本。まあまあかな。1978 Pommard Vieilles Vignes(Domaine Coche-Bizouard)ポマール・ヴィエイユ・ヴィーニュ(ドメーヌ・コシュ・ビズアール)Bourgogne, France - 赤辛口ビズアールは白の生産者だけれど、赤も好きなのと、グレートビンテージの78ということで購入。液面が高いので、リコルクされたもの。リコルクものは安定感がある反面、おもしろ味に欠けるんだよねと思いつつ抜栓。ひどい酸化はしていないけれど、針葉樹のようなつーんとした香りがあり、ワインとしてはピークアウト。好みにもよると思うけれど、1杯飲めば十分。古酒好きの人ならば、もっとおいしいと感じると思う。つづく。
2014.02.10
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この日は十年来の友人と自宅でワイン会をしました。前日の大雪にあせったけれど、当日は晴れて何とか開催。よかったぁ。NV Laurent-Perrier Champagne “Grand Siecle”Brutローラン・ペリエ グラン・シエクル ブリュットChampagne, France - 泡白辛口ローラン・ペリエのフラッグシップ。自分で積極的に選ぶ銘柄ではないので、飲むのはたぶん2回目。雑味がなく、ピュアでエレガント。いいフリーランを使っているのだろうなとは思いつつ、プレステージとしては、プラスアルファの何かひかれるものが無い。おいしいという意見も多かったので、好みの問題だけどね。ローラン・ペリエ・シャンパーニュ・グラン・シエクル・ブリュット・正規代理店輸入品Laurent-P...価格:13,629円(税込、送料別)差し入れ、いろいろありがとうございました。2011 ハラモヴィンテージ甲州(原茂ワイン)山梨,日本 - 白辛口原茂のEU基準ワイン。バランスがいい。1990 Meursault Blanc(Jean Dupont)ムルソー・ブラン(ジャン・デュポン)Bourgogne, France - 白辛口ACブルが秀逸のデュポン・ファンの先代のワイン。ゴールドイエロー。大きくはないけれど、コンディションがよく、マロン、はちみつ。心地よい熟成香。ピークは越えているけれど、十分に楽しめる。【エントリー&いいね!で、ポイント最大23倍!】(〜2月17日23:59迄)ブルゴーニュ・ブラン・...価格:3,234円(税込、送料別)2005 Chassagne-Montrachet 1er Cru Les Ruchottes(Domaine Ramonet)シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・ルショット(ドメーヌ・ラモネ)Bourgogne, France - 白辛口白の本命ラモネ。さすがル・ショットというべきか、すべての要素が高次元にバランス。しっかりとしたボディがあり、複雑さも十分。あと5年、10年熟成させればさらによくなりそう。つづく。
2014.02.09
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前回からの続き。1953 Vouvray Le Mont Moelleux(Domaine Huet)ヴーヴレ・ル・モン モワルー(ドメーヌ・ユエ)Loire, France - 白やや甘口2000年前後に蔵出しされたユエの甘口。コルクの状態はよく、数十年前にリコルクされているかも。わずかに酸化香があり、きれいな酸と少し線の細いボディで軽い甘口。蔵出しのためか状態はすこぶるよく、60年近く前のワインだとは思えない。ブラインドで飲んだら80年代と言ってしまいそう(50年代60年台のボトルは、私的な経験で若く感じるものが多い)。すごいワインではないけれど、ここまで生きながらえて来たことに感謝し、歴史をかみしめながら飲めば感慨もひとしお。モンドール紀伊國屋のガレット・デ・ロワ。全体の写真を撮り忘れました。今年もフェーブをつかめず。ベッレンダ ロゼ スプマンテ ロザリカ Bellenda rose spumante Rosalica 750ml ワイン イ...価格:1,868円(税込、送料別)NV BELLENDA Vino Spumante Rose Brut “Rosalica”ベッレンダ・ヴィーノ・スプマンテ ロザリカVeneto, Italia - ロゼ泡イチゴの差し入れがあったので、イチゴに合うワインとして選んだのがこちら。赤坂カーヴ・ド・ヴァンの試飲会で気に入ったもの。ベリー系で、ほのかに甘く味わいもしっかり。同じ金ピカボトルのボッテガは、どのグレードを飲んでもダメダメだけれど、こちらはおすすめ。2本しか買わなかったことが悔やまれる(もう全部飲んでしまった)。ベッレンダのロザリカを楽天で探す>最後にペサック・レオニャンのこちら。温度が低くてクローズ。数日後に飲んだところ、だいぶ開いていた。新年会は驚きのあるワインを狙って高額ワインを開けているのに、最近数年はどうも調子が悪い。とはいえ、友人と楽しむワイン会は楽しいひとときでした。ありがとうございます。
2013.01.08
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前回からの続き。いよいよ主役の登場。1990 Cote-Rotie La Mouline(E.GUIGAL)コート・ロティ ムーリンヌCotes-du-Rhone, France - 赤辛口 - 赤辛口パーカー99点。2000年に購入したときでも5万円くらいしたので、かなり悩んだことを覚えている。現在だと10万円以上。うーむ。グラスに注いでみると、まだ元気な色調。ボルドーをほうふつさせる香りで閉じ気味。やばいと思いつつ口に含んでみると、味爆弾というべきか、圧倒的な複雑さで、数え切れない要素が密に詰まっている。それほど味の密度が濃いのに、ワイン自体として決して濃いわけではない。シラーであるとか、そういうブドウ品種の枠を超えて、偉大なワインの系譜。ブラインドでローヌと当てるのは難しい。しいて挙げれば、ラトゥール的か?とはいえ個人的には味よりも香り優先なので、感銘するまでには至らなかった。味は超一級なのだけれどね。ギガル三兄弟。素晴らしいことは理解しているけれど、なぜか相性が悪い。閉じている率高し。グレートビンテージも飲んでいるのに。今までのベストを挙げれば84年のトゥルクか(飲みごろという意味で)。92ほど弱くないし、今飲んでおいしい。コート・ロティ・ラ・ムーリンヌ[1990](赤)E・ギガル価格:135,000円(税込、送料別)コスパを考えるならばダンピュイがお勧め。ビンテージによってはギガル三兄弟と変わらない。コート・ロティ シャトー・ダンピュイを楽天で探す>[2006] コート・ロティ "シャトー ダンピュイ" (ギガル)Cote Rotie "Chateau d'Ampuis"価格:9,030円(税込、送料別)カスレ中勢以の熟成肉(しんしんという部位) 100gあたり2300円を計600g。中勢以の肉と、A4黒毛和牛の食べ比べ「軟らかい肉=いい肉」とは思っていないけれど、中勢以の肉は熟成によってタンパク質が溶けているのか、びっくりするくらい軟らかい。そして牛肉臭さはなく、ほのかにナッツのような熟成香が香る。それに対しA4黒毛和牛は「牛肉!!!」を主張する。どちらも個性があっておいしい。そして、どちらが上かというよりも、そもそも香りも味も違うので、種類の違う肉のような気がする。今回はレア過ぎたので、こんどは違うロースト方法で挑みたい。次回へつづく。
2013.01.07
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前回からの続き。ローストチキンを焼いたので何かブルゴーニュ。と言うことで、ボジョレーとニュイ・サン・ジョルジュが続く。2012 Beaujolais Vin de Primeur(Philippe Pacalet)ボジョレーヌ ヴァン・ド・プリムール(フィリップ・パカレ)Bourgogne, France - 赤辛口昨年のヌーヴォーを飲んでないというメンバーがいたので、パカレのヌーヴォーをチョイスしてみました。元気ハツラツ。ヌーヴォーらしい若さとフルーティーさがあり、バランスもよい。2011年のボトルはイマイチだったけれど(ボトル差だと思うけど)、2012年は素直においしい。パカレのヌーヴォーを楽天で探す>かなり値下げしてますな。人それぞれだと思うけれど、この値段ならあり。自然派ブルゴーニュの旗手、「再生」の願いを込めた日本限定グリーンラベル【4本?送料無料】【...価格:2,436円(税込、送料別)2008 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Damodes(Jayer-Gilles)ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ダモード(ジャイエ・ジル)Bourgogne, France - 赤辛口こちらは持ち寄りのワイン。これまた高級品。久しぶりのジャイエ・ジル。ニュイ・サン・ジョルジュ的な固さはなく、今でもおいしく飲める。最近のジャイエ・ジルは飲んでいないけれど、昔のイメージからすると、ずいぶんと親しみやすい。少しフォーカスが甘いか?ジャイエ・ジルのレ・ダモードを探す>JAYER-GILLESジャイエ・ジルニュイ・サン・ジョルジュプルミエ・クリュ レ・ダモード2010 750ml...価格:10,900円(税込、送料別)Ch.Lagrangeシャトー・ラグランジュSt-Julien, Bordeaux, France - 赤辛口室内が寒いこともあり、抜栓当初はかなり閉じ閉じ。しまったと思い、しばらく放置状態。再び飲んでみると、凜とした骨格がありながらも、少し熟成した液体は、まさしく優良なボルドーそのもの。この店は安っ!シャトー ラグランジュ [2001] 750ml 赤CH LAGRANGE価格:5,649円(税込、送料別)はかた地どりのローストチキン年末に続いて焼いてしまいました。通常はローストチキンにしないグレードの地鶏。ローストチキン用にもっとリーズナブルなものがあるらしいのだけれど手に入らず。仕方なく2kgで4千円弱のこちらを購入。皮はパリパリで、身はしっとり。胸肉もぱさつかず、さすがのおいしさ。中身をポテト&ベーコン&ローズマリーにすると簡単に作れるので、今後のレパートリー入り。タコとジャガイモのジェノベーゼ次回へつづく。
2013.01.06
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早々と自宅新年会をやってしまいました。新年会では毎年豪華ワインを開けています。一昨年飲んだのはDRCのリシュブール1969。そして昨年はペトリュス1973。今年は何にしようかと考えた末、ムーリンヌの90年そしてユエの53年を用意してみました。それ以外にも数本をわたしが用意し、それ以外は持ち寄り形式にしました。NV Blanc de Noirs Grand Cru(Pehu Simonet)ブラン・ド・ノワール グラン・クリュ(ペウ・シモネ)Champagne, France - 泡白アイと並ぶピノ・ノワールの名産地ヴェルズネイの生産者ペウ・シモネ。今まで期待を裏切られたことがない。どっしとした体躯があり、やや低めの重心ながらも、かみしめる味わいがある。素直においしく、余韻も長い。もっとブラン・ド・ノワールっぽいかと思ったけれど、このボトルに関してはそれほどではなかった。また先日飲んだばかりのスタンダードキュベと差は少ないように感じる。こちらが悪いのではなく、スタンダードがよく出来すぎ。ロゼも飲んでみたくなりました。おすすめの生産者。ペウ・シモネのワインを探す>ペウ・シモネ・グラン・クリュ・特級・ブラン・ド・ノワール・ブリュット・AOCシャンパーニュ・...価格:4,914円(税込、送料別)2011 甲州百(マルサン葡萄酒)山梨, 日本 - 白辛口, 白やや甘口, 白極甘口, 泡白こちらは山梨からのハンドキャリーアイテム。ワインツーリズムのときにも、宿で飲んだばかり。昨年飲んだ甲州ではトップクラスの印象。約2ヶ月ぶりに飲んでみると、前回の印象よりもふくよかで、わずかに甘め。シャープではなく芳醇な甲州。食べ物と合わせたくなる。ブドウ狩りの観光客で溢れかえるぶどう園の奥でひっそりと作られる絶品ワイン!!マルサン葡萄酒...価格:1,470円(税込、送料別)1997 Chateau-Grillet(Neyret-Gachet)シャトー・グリエ(ネイレ・ガシェ)Cotes-du-Rhone - 白辛口そしてシャトー・グリエ。こんな高いのを持っていただきありがとうございます。単一でアペラシオンを構成する偉大なワイン。ローヌのモンラッシェ(?)。ずいぶん昔に何度か飲んだことがあるだけで久しぶり。10年以上前のヴィオニエなだけに心配になりながら抜栓(一般にヴィオニエは長熟タイプでは無い)。口に含んでみると、コンディションは上々でひと安心。わずかに酸化した熟成香と、ピークを過ぎた弱めのボディ。またヴィオニエらしいトロピカルさはない。味・香り、ともにピークは越えているけれど、孤高の気品高さがある。シャトー・グリエを探す>コンドリューは好きでいろいろなものを飲んでいる。辛口でもっとも驚いたのはジョルジュ・ヴェルネイのコトー・デュ・ヴェルノン。若いときもおいしけれど、熟成させたボトルはモンラッシェ級で驚いたことがある。熟成しないと思っていたのに、そのボトルは10年以上たってるにもかかわらず明らかな向上が見られた。そして甘口ならばイヴ・キュイロン(辛口赤白も好きだけれど)。エゲは素晴らしいし、一番びっくりしたのは限定生産だったVdT(VdP?)。おそらく今まで飲んだデザートワインの中でトップ5に入る素晴らしさ。ジョルジュ・ヴェルネイのコンドリューを探す>500ml[2006] コンドリュー ”エゲ” (イヴ・キュイロン) 甘口Condrieu "Ayquets" (Yves Cui...価格:9,450円(税込、送料別)生ハムとリンゴ蒸し野菜次回へ続く。
2013.01.05
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前回からの続き。1982 Wehlener Sonnenuhr Riesling Auslese(J.J.Prum)ヴェレナー・ゾンネンウーアー・リースリング・アウスレーゼ(J.J.プリュム)ゾンネンウーアーといえばプリュム。だいぶ吹いていたので不安だったけれど、いやー、うまいっす。重油香はほどほどに、きれいに熟成して、まさに甘露。欠点を見つけられない完璧さ。同じビンテージのゴールドカプセルを持っているけれど、一体どれほどなのだろう。ここ数年、これだと思って開けたドイツワインは、びっくりするほどおいしいものが多い。プリュムのワインを楽天で探す>[2009] ヴェレーナー・ゾンネンウーア・リースリング・アウスレーゼ 750ml ヨハン・ヨゼフ・...価格:5,565円(税込、送料別)フルーツ盛り合わせ飲み足りなくて、さらにこれまで開けてしまった。よく飲んだ1日でした。おわり。気が向いたら投票お願いします→
2012.07.25
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前回からの続き。2009 Gevrey-Chambertin(Domaine Fourrier)ジュヴレ・シャンベルタン(ドメーヌ・フーリエ)今をときめくフーリエ。2006年にドメーヌ訪問するまで知らなかったことが懐かしい。ピュアで凛とした酒質には好感が持てるものの、かなりおいしかったブラニーのあとだけに、さすがに不利...と思っていたのだけれど、時間の経過と共にぐんぐんとよくなってきた。最終的には、こちらの方が好みという人も。まあスタイルが違うので単純な比較は出来ないけれどね。とはいえ、あらためて飲んでみても納得の品質。ジュヴレ村名でも、このレベルだとはさすがフーリエ。村名としては高めだけれど、中身を考えれば買いでしょ。フーリエ2009を楽天で探す>1995 Musigny(Jacques Prieur)ミュジニー(ジャック・プリュール)これまでがよかっただけに、相当に不安になりながら抜栓。有名ドメーヌだけれど、ミュジニーの評判なんて聞いたことないし。ところが飲んでみると、まったく次元の違う液体。妖艶にして、みだら。幾層にも重なる、なめらかな液体が押し寄せる。ひとたび、その深遠をのぞき込めば、心を捉えて離さない。今まで飲んだミュジニーのなかでもトップクラス。今でも熟成感が入りかけた飲み頃だけれど、10年後、20年後が恐ろしい。10年前に2万円アンダーで購入したことを思うと、もっと買っておけばよかったと後悔。ヴォギュエは、なかなか飲み頃にならないしね。ジャック・プリュールのミュジニーを探す>料理の画像が無いけれど、牛もも肉の黒ビール煮と、和牛の厚切りローストビーフ。ビールには初挑戦。簡単に作れるわりにはおいしく仕上がって好評。ほかの機会にも作ってしまった。つづく。気が向いたら投票お願いします→
2012.07.24
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前回からの続き。今までとは打って変わってルフレーブの白赤。2004 Puligny-Montrachet 1er Cru Les Pucelles(Domaine Leflaive)ピュリニー・モンラッシェ・レ・ピュセル(ドメーヌ・ルフレーヴ)今となっては、なかなか手が届かなくなってしまったルフレーヴ。グラスに注いでみると、かなりの黄金色。04なのにおかしいと思いながら飲んでみる。飲めないほどでは無いけれど酸化ボトル。こってとしたボディで、存在感があるだけにもったいない。リリース時に購入して、ずっとセラーで保存していたのに!!!【ルフレーヴ】 ピュリニー モンラッシェ レ ピュセル [2004] 750ml・白【LEFLAIVE】 Puli...価格:16,065円(税込、送料別)1996 Blagny 1er Cru SOUS LE DOS D'ANE(Domaine Leflaive)ブラニー・プルミエ・クリュ スー・ル・ド・ダーヌ(ドメーヌ・ルフレーヴ)今は作っていないルフレーブ唯一の赤。1998年がラストビンテージで、その後はシャルドネに植え替えられてしまった。AOCブラニーはマイナーアペラシオンだけれど、ほぼイコール「ムルソー」。96を飲むのは2度目で、記憶が無いくらい久しぶり。前回飲んだときの印象が残っていないので、きっと普通だったのだと思う。そんなこともあり、それほど期待しないで抜栓。ひとくち飲んで「うめーーー」。しっかりとした凝縮感と、これでもかと思うほどのうまみ。熟成具合は中程度で、果実が感じられる程度のほどよさ。ボーヌだけに、ニュイ(とくに北)のような華麗さは持ち合わせていないけれど、素朴ながらも、グランクリュと言われたら、そう思ってしまう存在感。今がピークの一つだと思うけれど、古酒好きならば、もっと熟成させてもよいだろう。2001年に購入したときの価格が4500円。こんなによくならば、もっと買っておけばよかった。この価格帯で、こんなにびっくりしたのはジャドのクロ・デ・ズルシュール96以来か?残念ながら、楽天でちょろっと調べたところでは在庫無し。クロ・デ・ズルシュールを楽天で探す>モンドヴィーノという名前にひかれ、明治屋で買ったクラッカー。種類によって値段は違うけれど約800円。ちょっと高いかな。試すならば小さいサイズがおすすめ。種類によって、かなり味が違います。モンドヴィーノ バンビーノモロカンシード・ナッツ・クラッカー(45g)【賞味期限2012年10月31...価格:220円(税込、送料別)地鶏モモの塩麹焼きつづく。気が向いたら投票お願いします→
2012.07.23
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前回からの続き。まだ続くソーヴィニョン・ブラン特集。2008 Sauvignon Collio(Villa Russiz)ソーヴィニョン・コッリオ(ヴィラ・ルシッツ)フリウリのソーヴィニョン・ブラン。14度とアルコール度が高いためか、やや浮ついた印象はあるものの、今回のソーヴィニョン・ブランのなかでは高価なほうということもあり、独特の品位感。個人的にはもっとアルコール度が低くていいと思うけれど、ソーヴィニョンのなかでは一番だったという人もいた。あと2,3年寝かせてアルコールがなじめば、というところか。楽天で調べてみると、2千円チョイでディスカウントしている店があった。2千円ならば安い。ヴィラ・ルシッツのワインを楽天で探す>2008 Pouilly Fume “Cuvee L'AUTRE RIVE”(Domaine YVON et Pascal TABORDET)プイィ・フュメ “キュヴェ・ロートル・リーヴ”(ドメーヌ・イヴォン・エ・パスカル・タボルデ)何年か前の夏に飲んで、意表を突く濃厚さに驚いたワイン。しばらくぶりに飲んでみると、熟成で酒質が一体化し、前回ほどの濃厚さは感じない。とはいえプイィ・フュメとしては重心が低く、しっかり。いろいろなトマト盛り合わせ、砂肝のコンフィ。シニフィアンシニフィエのパンつづく。気が向いたら投票お願いします→
2012.07.22
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